JP2645169B2 - 絶縁試験装置 - Google Patents

絶縁試験装置

Info

Publication number
JP2645169B2
JP2645169B2 JP2121128A JP12112890A JP2645169B2 JP 2645169 B2 JP2645169 B2 JP 2645169B2 JP 2121128 A JP2121128 A JP 2121128A JP 12112890 A JP12112890 A JP 12112890A JP 2645169 B2 JP2645169 B2 JP 2645169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
terminal
disconnector
voltage generator
electrical connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2121128A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0419577A (ja
Inventor
節之 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2121128A priority Critical patent/JP2645169B2/ja
Publication of JPH0419577A publication Critical patent/JPH0419577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2645169B2 publication Critical patent/JP2645169B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Relating To Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、絶縁試験装置に関し、特に、例えば500k
V級、1000kV級のガス絶縁開閉装置などのガス絶縁電気
品の絶縁試験装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は、例えば特公平1−55426号公報に示された
従来の絶縁試験装置で、図中、(1)は供試電気品の例
を示すリアクトルであり、(2)は交流試験電圧発生
器、(3)はインパルス試験電圧発生器、(4)は接続
切換器である。接続切換器(4)は、SF6ガスなどの絶
縁耐力のすぐれたガス充填した接地タンク(5)に、供
試器(1)と接続する第1の端子(6)、交流試験電圧
発生器(2)と接続する第2の端子(7)、インパルス
試験電圧発生装置(3)と接続する第3の端子(8)を
設け、内部に切換接点(4a)(4b)(4c)(4d)を備え
ている。
このように構成された装置を用いると、インパルス試
験と交流試験を行う場合、それぞれの回路を組んで試験
を行っていたのに対し、供試品(1)を一度試験装置に
接続すれば、接続切換器(4)を切換えることにより、
インパルス試験や交流試験を引続き行うことができ、試
験の能率が非常に良い。さらに、部分放電試験を行う場
合には、供試器(1)は交流試験電圧発生装置(2)に
のみ接続され、空気中に出ている端子(8)(ブッシン
グ)は切離されて課電部は全ての接地タンク中にあるた
め、外部の電気的ノイズに妨げられることなく、感度の
よい部分放電試験ができる。また、交流試験電圧発生装
置(2)と接続切換装置(4)が接地タンクの中にコン
パクトにまとめられているため、試験に要する面積も小
さくなっている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の絶縁試験装置は以上のように構成されていたの
で、リアクトルなどの試験のためには有効であったが、
500kVや1000kV用の遮断器や断路器のように、開極状態
で、片方の端子から交流試験電圧を加え、反対側の端子
からはインパルス試験電圧を加えるという絶縁性能試験
を要求される場合、上記構成のままでは試験が不可能で
あるという問題があった。
この発明は、上記のような問題を解消するためになさ
れたもので、リアクトルなどの試験とともに、遮断器や
断路器などの開閉機器の交流電圧とインパルスを同時に
加える試験も装置の簡単な組直したより、余分の装置を
加えることなく、行うことができる絶縁試験装置を得る
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る絶縁試験装置は、第1の断路器と第2
の断路器とからなる接続切換器を備え、前記第1の断路
器は、第1、第2および第3の端子の3つの端子を有し
ているとともに、前記第2の端子を介して交流試験電圧
発生器との電気的接続を可能にするとともに、前記第1
の端子を介して供試電気品との電気的接続を可能にし、
また前記第3の端子および第2の断路器を介してインパ
ルス試験電圧発生器との電気的接続を可能にし、また、
前記第2の断路器は、第1の端子および第2の端子の2
つの端子を有しているとともに、前記第2の断路器の前
記第1の端子を介して前記インパルス試験電圧発生器と
の電気的接続を可能にするとともに、前記第2の断路器
の前記第2の端子を介して前記供試電気品の一方の端子
との電気的接続を可能にし、また前記供試電気品の他端
の端子と前記交流試験電圧発生器との電気的接続を可能
にするために供試電気品の他端の端子と前記第1の断路
器の前記第1の端子とを電気的接続を可能とするように
なっているものである [作用] この発明においては、リアクトルなどの試験時には2
台の断路器を隣接して接続して一体として用いる。開閉
機器において片端子に交流電圧、他端子にインパルス電
圧を加える試験の場合には、2台の断路器を切離し、開
閉機器の片端子に一方の断路器を介して交流試験電圧発
生器を接続し、他の端子に他方の断路器を介してインパ
ルス試験電圧発生器を接続する。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、(1)は供試電気品で、ここではリアク
トルを例として示した。(2)は交流試験電圧発生器、
(3)はインパルス試験電圧発生器であり、(10)(1
1)は第1および第2の断路器、(6)(7)(15)は
第1の断路器(10)の第1、第2および第3の端子、
(8)(30)は第2の断路器(11)の第1および第2の
端子である。第1の断路器(10)の第1の端子(6)は
リアクトル(1)と電気的接続が可能になっており、第
2の端子(7)は交流試験電圧発生器(2)と電気的接
続が可能になっており、また第3の端子(15)は第2の
断路器(11)との電気的接続が可能になっている。ま
た、第2の断路器(11)の第1の端子(8)はインパル
ス試験電圧発生器(3)に電気的接続が可能になってお
り、第2の端子(30)は第1の断路器(10)と電気的接
続が可能になっている。また、SF6を充填したタンク(1
2)(13)の内部にそれぞれ接点(10a),(10c),(1
0d),(11b),(11c),(11d)を備えている。(12
a),(13a),(12b),(1a)はそれぞれタンクのフ
ランジで、Oリングなどを挟んで気密にボルトで接続さ
れており、必要なときは分離することができる。(14)
はリアクトルの端子、(16)は摺動接触子、いわゆるチ
ューリップコンタクトで、電気的接続を導体の押し込み
のみで簡単に行うためのものである。
第2図は第1図の装置の供試電気品であるリアクトル
(1)の代りに(17)で示す供試電気品として断路器が
用いられた場合の試験装置の組立変更状況を示し、
(2)〜(16)、(30)の符号で示す部分は、第1図と
同じ部分で、同じ働きをする。(18)はタンクである。
(19)(20)は接地装置であり、通常、断路器などの開
閉機器には共に設けられている。(21)はめくら蓋であ
り、断路器(10)のタンク(12)を気密に保ち、内部に
絶縁用のSF6ガスなどの絶縁媒体を封じ込めている。
第2図の場合は、第1図で一体に接続されていた2つ
の断路器(10)(11)の間をフランジ(12a)(13a)で
切り離し、断路器(11)と端子(8)よりなる部分はフ
ランジ(18a),(13a)と摺動接触子(16)により供試
電気品(17)の反対側の端子(14)に接続されてある。
導電部の接続や分離は、摺動接触子(16)が用いてある
ので容易に行うことができる。
次に作用について説明する。第1図における、リアク
トル(1)の絶縁試験の場合は、断路器(10)(11)が
一組になって連動することにより、第4図の接続切換器
(4)と同じ働きをする。すなわち、第4図では、接点
(4a)(4b)が閉じ、(4b)(4d)が開いて交流試験が
行われたが、第1図の場合は、第1の断路器(10)の接
点(10a)(10d)が閉じ、第2の断路器(11)の接点
(11b)(11d)が開くことにより交流試験が行われる。
部分放電試験もこの状態で行われるので、課電部分は空
気中に露出しないため、外部の電気的ノイズの影響が無
く感度の良い測定ができる。また、断路器(10)(11)
を上記と逆に開閉すれば、簡単にインパルスの試験に切
換えることができる。
第2図のように、断路器(17)を供試電気品とする場
合は、次のように試験が行われる。第1の断路器(10)
の接点(10a)(10d)を閉じ、交流試験電圧発生器
(2)と供試電気品(17)を接続し、第2の断路器(1
1)の接点(11b)(11d)の開く。供試断路器(17)を
閉じ、接地装置(19)(20)は開いた状態で交流の対地
絶縁試験を行う。このあと、部分放電試験も行う。課電
部は全てタンク中であり、、気中の電気的ノイズの影響
を受けないため感度良く測定できる。次に断路器(10)
(11)を上記と逆に開閉し、インパルスの対地絶縁試験
を行う。次に供試品の断路器(17)の接点(17a)(17
d)を開き、断路器(10)(11)の接点(10a)(10
d),(11b)(11d)を共に閉じる。そして、供試電気
品(17)の片方の端子には交流試験電圧を加えておき、
交流電圧のピーク値でそれと逆極性のインパルス試験電
圧を他の端子から加え、断路器の端子間の交流−インパ
ルスの重畳試験を行う。なお、交流単独の端子間の絶縁
試験を行うには、供試品の断路器(17)の接点(17a)
(17d)間は開き、接地装置(20)を閉じ、第1の断路
器(10)の接点(10a)(10d)を閉じて交流試験電圧発
生器(2)から電圧を加えればよい。また、インパルス
単独試験は、接地装置(19)を閉じ、第2の断路器(1
1)の接点(11b)(11d)を閉じて、インパルス試験電
圧発生器(3)から電圧を加えればよい。このように種
々の試験が、断路器(10)(11)や供試電気品(17)の
開閉を行いながら効率よく行うことができる。
なお、供試電気品(17)として遮断器、断路器、接地
装置、計器用変成器、母線など多くの機器・要素から構
成されるガス絶縁開閉装置も、遮断器、断路器を閉じれ
ば導体と同じ働きをするので開閉の組合せにより各々の
機器の試験を行うことができる。
第3図は別の実施例を示し、この場合の各部の符号
(1)〜(21)、(30)は第2図と同じで、同じ働きを
する。ただ、供試電気品(17)として全く同じ2台の断
路器が、中間に接続タンク(22)と接続導体(23)によ
りこの部分を中心として対称に接続した場合である。
このようにすると、片方の供試電気品(17)を閉じそ
の接地装置(19)(20)を開けば、その供試電気品(1
7)は導体としての役目を果すことができるので、2つ
の供試電気品(17)の接続導体(23)と接続する側の端
子からも、反対側の供試電気品(17)を介して試験電圧
が加えられるので、2つの供試電気品(17)がそれ自体
の電極形状が(両側の端子から見て)対称に作られてい
ない場合でも、両側から試験電圧を加えることができ、
一度の組立てで両端から、交流とインパルスの試験電圧
の試験を行うことができ、効率的である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、第1の断路器と第
2の断路器とからなる接続切換器を備え、前記第1の断
路器は、第1、第2および第3の端子の3つの端子を有
しているとともに、前記第2の端子を介して交流試験電
圧発生器との電気的接続を可能にするとともに、前記第
1の端子を介して供試電気品との電気的接続を可能に
し、また前記第3の端子および前記第2の断路器を介し
てインパルス試験電圧発生器との電気的接続を可能に
し、また、前記第2の断路器は、第1の端子および第2
の端子の2つの端子を有しているとともに、前記第2の
断路器の前記第1の端子を介して前記インパルス試験電
圧発生器との電気的接続を可能にするとともに、前記第
2の断路器の前記第2の端子を介して前記供試電気品の
一方の端子との電気的接続を可能にし、また前記供試電
気品の他端の端子と前記交流試験電圧発生器との電気的
接続を可能にするために供試電気品の他端の端子と前記
第1の断路器の前記第1の端子とを電気的接続を可能と
するようになっているので、小さな試験場面積において
交流とインパルスの試験を簡単に切換えて効率良く行う
ことができ、感度のよい部分放電試験が可能である。さ
らに、開閉機器における、片方の端子から交流を加え他
の端子からインパルスを加える試験も追加の装置を設け
ることなく、経済的に行うことが可能となり、試験の適
用範囲を大きく拡げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図は第1図
のものの作用説明のための断面図、第3図は他の実施例
の断面図、第4図は従来の絶縁試験装置の断面図であ
る。 (1)……リアクトル(供試電気品)、(2)……交流
試験電圧発生器、(3)……インパルス試験電圧発生
器、(10),(11)……第1および第2の断路器、
(6),(7),(15)……第1の断路器の第1、第2
および第3の端子、(8),(30)……第2の断路器の
第1および第2の端子、(17)……断路器(供試電気
品)。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】絶縁試験装置
  1. 【請求項1】絶縁媒体が封入された接地タンク中に交流
    試験電圧発生器と接続切換器を収め、この接続切換器の
    一端に前記交流試験電圧発生装置が接続され接続切換器
    の他端にインパルス試験電圧発生器を結合した絶縁試験
    装置において、 第1の断路器と第2の断路器とからなる前記接続切換器
    を備え、 前記第1の断路器は、第1、第2および第3の端子の3
    つの端子を有しているとともに、前記第2の端子を介し
    て前記交流試験電圧発生器との電気的接続を可能にする
    とともに、前記第1の端子を介して供試電気品との電気
    的接続を可能にし、また前記第3の端子および前記第2
    の断路器を介して前記インパルス試験電圧発生器との電
    気的接続を可能にし、 また、前記第2の断路器は、第1の端子および第2の端
    子の2つの端子を有しているとともに、前記第2の断路
    器の前記第1の端子を介して前記インパルス試験電圧発
    生器との電気的接続を可能にするとともに、前記第2の
    断路器の前記第2の端子を介して前記供試電気品の一方
    の端子との電気的接続を可能にし、また前記供試電気品
    の他端の端子と前記交流試験電圧発生器との電気的接続
    を可能にするために供試電気品の他端の端子と前記第1
    の断路器の前記第1の端子とを電気的接続を可能とする
    ようになっていることを特徴とする絶縁試験装置。
JP2121128A 1990-05-14 1990-05-14 絶縁試験装置 Expired - Fee Related JP2645169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2121128A JP2645169B2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 絶縁試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2121128A JP2645169B2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 絶縁試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0419577A JPH0419577A (ja) 1992-01-23
JP2645169B2 true JP2645169B2 (ja) 1997-08-25

Family

ID=14803576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2121128A Expired - Fee Related JP2645169B2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 絶縁試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2645169B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6173105B2 (ja) * 2013-08-02 2017-08-02 三菱電機株式会社 絶縁試験装置
CN110927534A (zh) * 2019-11-06 2020-03-27 国网天津市电力公司电力科学研究院 一种干式空心电抗器匝间绝缘劣化在线监测装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53116637U (ja) * 1977-02-25 1978-09-16
JPH07101054B2 (ja) * 1987-08-24 1995-11-01 松井ワルタ−シヤイド株式会社 軸継手

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0419577A (ja) 1992-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1135389A (en) Metal clad switchgear
US4130850A (en) High speed fault diverter switch for gas-insulated systems
JP2001013197A (ja) 電気機器の試験装置
JP2645169B2 (ja) 絶縁試験装置
JP2936946B2 (ja) 絶縁試験装置
JPS5826245B2 (ja) 密閉形開閉設備の絶縁耐力試験装置
JP2000050441A (ja) 接地開閉器
JPH0578245B2 (ja)
JP3339705B2 (ja) ガス絶縁開閉器
JPH06265580A (ja) ガス絶縁開閉装置の全電圧遮断試験装置
JPH032431B2 (ja)
JPS6341789Y2 (ja)
EP0058961A1 (en) Gas-insulated electric equipment with earthing switch
JPH0155426B2 (ja)
JPH07222315A (ja) ガス絶縁開閉装置
Gentsch et al. Three position switch based on vacuum interrupter technology suitable for disconnecting and earthing purposes
JPH0923518A (ja) ガス絶縁開閉装置
Telander Vacuum circuit breaker metal-clad switchgear
JPH02119509A (ja) 高圧回路用遮蔽型配電盤
JPS63247670A (ja) 主回路抵抗の測定方法
JPS6311631B2 (ja)
JPS6020156A (ja) 絶縁試験装置
JPH08111918A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH11299022A (ja) ガス絶縁開閉装置内の変流器の試験装置
JPH01239718A (ja) 竪切形断路器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees