JPH08111772A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08111772A
JPH08111772A JP24803494A JP24803494A JPH08111772A JP H08111772 A JPH08111772 A JP H08111772A JP 24803494 A JP24803494 A JP 24803494A JP 24803494 A JP24803494 A JP 24803494A JP H08111772 A JPH08111772 A JP H08111772A
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JP
Japan
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image processing
signal
control signal
bar
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JP24803494A
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Masami Amamiya
正己 雨宮
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像再生時の画像処理により生じた主走査ラ
イン単位での遅延を適正に補正することができる画像処
理装置を提供する。 【構成】 CCD入力部1よりの画像を処理する場合に
は、制御信号生成回路8にCCDの読取る原稿の原稿有
効区間信号の有効期間外の領域においても各制御信号が
出力され続けるようにしておくことにより、追加制御信
号生成回路9を用いなくても、画像遅延補正を行うこと
が可能である。画像再生出力時には、画像データ伸長回
路16は原稿有効区間信号の有効期間内でしか制御信号
群を生成できないため、追加制御信号生成回路9が不可
欠である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関するも
のである。
【0002】さらに詳述すれば本発明は、例えば、光磁
気ディスク等の媒体に一旦蓄積記憶しておいた画像デー
タを再生し、画像処理を施して再度媒体に記憶し、さら
に別の装置に転送するのに好適な、画像処理装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】従来より、原稿画像をCCD等のリニア
・センサを用いて読取り、A/D変換器でデジタル化
し、画像処理を施した後、2値化して光磁気ディスク等
の媒体に蓄積記憶し、必要に応じて再生し、表示あるい
はプリント・アウトする電子ファイル装置が実用化され
ている。
【0004】電子ファイル装置においては、画質向上等
を図るために、デジタル化後の多値信号さらには2値化
後の白/黒2レベルの2値信号において、デジタル画像
処理を施すのが一般的である。そして、これらの多くの
処理は、注目画素の周囲画素を参照する2次元デジタル
・フィルタを構成し、さらに処理の高速化を図るため
に、画素クロックに同期したハードウェアによる逐次処
理で行うのが常である。
【0005】以上のように、2次元デジタル・フィルタ
を用いて画像処理を行った場合には、処理後の画素出力
に対して、画素クロックおよび主走査ライン単位の遅延
が生じる(例えば、5×5画素の2次元デジタル・フィ
ルタを用いて中心の画素の処理を行った場合には、2画
素クロック分および2主走査ライン分の遅延が生じ
る)。
【0006】かかる遅延(特に主走査ライン側の遅れ)
は通常ごく僅かであるため、従来これを無視してしまう
か、あるいはスキャナの読取り時に複雑な画像処理を行
い、無視できない程の遅延量が生じた場合には、あらか
じめ原稿を読取る際に物理的に補正することが行われて
いた。あるいはスキャナのCCD駆動時には、水平同期
信号や有効画素区間信号が通例フリーラン状態で出力さ
れている期間(すなわち、原稿有効区間信号が無効であ
る期間)においても、前述の制御信号が出力され続けて
いるため、これらを用いて出力画素の必要な主走査ライ
ン分の遅延処理(すなわち、原稿有効区間信号自身を、
出力画素信号が遅延したライン数に等しいライン数分だ
け遅延処理させること)を行うことは容易に可能であっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、光磁気ディスク等の媒体あるいはメモリ内に
一旦に読込んだ画像データを、再生出力する際に、前述
のような2次元デジタル・フィルタを介して画像処理を
行い、主走査ライン単位の遅延が生じた場合には、再生
側デバイス(例えば、画像データ伸長デバイス等)が出
力する水平同期信号や有効画素ライン信号等の、主走査
ライン側の遅延の補正に必要な制御信号が、原稿有効区
間信号の有効区間に包含されている(すなわち、その有
効期間外では出力されない)ため、前述の遅延補正を行
うことは不可能であった。
【0008】よって本発明の第1の目的は、画像再生時
の画像処理により生じた主走査ライン単位での遅延を適
正に補正することができる画像処理装置を提供すること
にある。
【0009】また本発明の第2の目的は、画像遅延を生
じる画像処理部が不要とされる場合には、その画像処理
部をバイパスさせることを可能とした画像処理装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる第1の目的を達成
するために、本発明は、画素クロックに同期して逐次処
理により画像処理を行う画像処理装置において、入力さ
れた原稿有効区間信号内に包含された、必要なタイミン
グ制御信号を、該原稿有効区間信号の終了後においても
付加出力する補正手段と、前記補正手段により生成した
補正制御信号群を用いて、画像処理を行うことによって
生じた画像信号の主走査ライン単位での遅延分を補正す
る手段とを具備したものである。
【0011】また、第2の目的を達成するために、所定
の画像処理手段による画像処理が必要な場合には、当該
画像処理手段を有効とし、他方、画像処理が不要な場合
には、当該画像処理手段を無効とするか、あるいは当該
画像処理手段自体への信号供給を迂回する選択手段をさ
らに設ける。
【0012】
【作用】本発明の上記構成によれば、画素信号の主走査
ライン側の補正に必要な水平同期信号や有効画素ライン
信号等のタイミングを、それらの信号が前段のデバイス
より出力されている期間(すなわち、原稿有効区間信号
の有効期間)内に記憶し、原稿有効区間信号が終了した
後も前述の記憶したタイミングに基づいてそれらの信号
を再現し必要区間出力する機能を設けることで、次段の
デバイスの画素信号の主走査ライン側の補正に必要な各
タイミング信号を確保すると共に、必要であればこれら
を用いて自身の画像処理による生じた出力画素の遅延を
補正するために、原稿有効区間信号に主走査ライン単位
での遅延をかけ、次段に出力することで画像再生時の画
像処理により生じた主走査ライン単位での遅延補正が可
能となる。
【0013】また原稿の読取り時に、後処理の画像処理
で生じる画像の主走査ライン単位の遅延分を考慮した原
稿区間信号を予め生成しておき、画像遅延を生じる画像
処理部が不要とされる場合には、それをバイパスさせる
手段を設けることで、同様の効果を持たせることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】実施例1 図1は、本発明の第1の実施例による回路構成を示すブ
ロック図である。本図において、1は原稿画像を光電変
換するCCDと、その出力を所定のレベルに増幅する増
幅器とで構成されるCCD入力部である。CCD入力部
1で生成したアナログ画像信号は、A/D(アナログ・
デジタル)変換器2により8ビットのデジタル信号列に
変換され、画像処理部(1)3によりシェーディング補
正処理・ガンマ補正処理および画像輪郭(エッジ)強調
処理等の必要な画質改善処理が施される。
【0016】画質改善処理を施された画像信号は次に、
デジタル・コンパレータ等で構成される2値化回路4に
より白・黒レベルの2値化信号に変換される。2値化さ
れた画像信号は入力画像切換回路5を経て、画像処理部
(2)6より、孤立点除去(ゴミ画素除去)処理等の画
質改善・圧縮率向上処理を施される。ただし、画像入力
時(原稿読取り時)は画像処理部(2)6内の画枠処理
フィルタはOFF状態とし、CCD入力部1で読取った
画像信号をそのまま何も加工せずに次段へ送る。
【0017】以上の各処理時には、各々の回路を駆動す
るための制御信号群はCCD入力部1を駆動するための
制御信号生成回路8より供給されており、追加制御信号
生成回路9により、原稿有効区間信号(バーIPAG
E)終了後、必要ライン分各制御信号が追加出力され、
これを用いて画像遅延補正回路7は、原稿有効区間信号
(バーIPAGE)を遅延補正して補正原稿有効区間信
号(バーCRC・IPAGE)を作成し、次段以後に供
給する。
【0018】以上の処理を施された2値画像信号の一方
は、画像データ圧縮回路10により画像圧縮(符号化)
が施され、圧縮画像データ転送コントロール回路11の
制御下で、圧縮画像データ一時記憶メモリ12を経て光
磁気ディスク装置10内の媒体上に蓄積記憶される。
【0019】また2値画像信号のもう一方は、表示/出
力インタフェース回路14を経てLCD(液晶表示装
置)15にリアル・タイム・モニタ画像として表示され
る。
【0020】一方、光磁気装置13内の媒体上に蓄積記
憶された画像の再生出力処理時には、圧縮画像転送コン
トロール回路11の制御の下で光磁気ディスク装置13
から読み出された原稿1枚分の圧縮画像データは、一時
的に圧縮画像データ時記憶メモリ12に一旦記憶された
後、画像データ伸長回路16により、元の2値画像信号
に復号され、入力切換回路5を経て再び画像処理部
(2)6に入力される。
【0021】画像処理部(2)6においては、画質向上
のための孤立点除去(ゴミ画素除去)処理や、必要な場
合には画枠処理フィルタをON状態として画枠付加処理
を行う。
【0022】画像再生時には、各々の回路を駆動するた
めの制御信号群は画像データ伸長回路16より供給さ
れ、追加制御信号生成回路9により、原稿有効区間信号
(バーIPAGE)終了後、必要ライン分各制御信号が
追加出力され、これを用いて、画像遅延補正回路7は、
原稿有効区間信号(バーIPAGE)を遅延補正して補
正原稿有効区間信号(バーCRC・IPAGE)を作成
し、次段以後に供給する。
【0023】先のCCD入力部1よりの画像を処理する
場合には、制御信号生成回路8にCCDの読取る原稿の
原稿有効区間信号(バーIPAGE)の有効期間外の領
域においても各制御信号が出力され続けるように設計し
ておけば、追加制御信号生成回路9を用いなくても、画
像遅延補正を行うことが可能である。しかし、画像再生
出力時には、画像データ伸長回路16は原稿有効区間信
号(バーIPAGE)の有効期間内でしか制御信号群を
生成できないため、追加制御信号生成回路9が不可欠で
ある。
【0024】以上の処理を施された2値画像信号は、表
示/出力インタフェース回路14を経て、LCD(液晶
表示装置)15上に可視画像として表示され、また必要
に応じてLBP(レーザビームプリンタ)装置17によ
りプリント出力される。
【0025】図2および図3は、本実施例の回路構成の
詳細を示すブロック図である。以下、この回路ブロック
の動作を具体的に説明する。
【0026】まず、原稿先端エッジ検知回路27は原稿
有効区間信号(バーIPAGE)の先端エッジを検知し
て垂直同期パルス(バーIVHSYNC)を発生し、こ
れにより3個の16ビットFF(フリップ・フロップ)
28a〜28cを$FFFF($は16進数を表す)に
プリセットし、不用意に補正水平同期信号(バーCRC
・IHSYNC)および補正有効画素区間信号(バーC
RC・IAVA)が有効にならないようにする。
【0027】次に、原稿有効区間信号(バーIPAG
E)が有効になると、同時に、水平同期信号(バーIH
SYNC)および有効画素区間信号(バーIAVA)が
出力されるので、第1水平同期パルス検出回路20およ
び第2水平同期パルス検出回路21により、第1番目と
第2番目の水平同期信号である第1水平同期パルス(バ
ー1stSH)と第2水平同期パルス(バー2ndS
H)を抽出し、16ビット・カウンタ23および16ビ
ットD型FF28aを用いて両パルスの間の画素クロッ
ク(ICLK)数をカウントし記憶しておく。
【0028】また一方で、ネガ・ポジ両エッジ検出回路
24により、有効画素区間信号(バーIAVA)の立下
りおよび立上りエッジを抽出し、さらに第1エッジ検出
回路25および第2エッジ検出回路26により第1エッ
ジパルス(第1番目の有効画素区間信号(バーIAV
A)の立下りエッジに同期したパルス)および第2エッ
ジパルス(第1番目の有効画素区間信号(バーIAV
A)の立上りエッジに同期したパルス)を抽出し、16
ビット・カウンタ23および2個の16ビットD−FF
28b,28cを用いて、各々のパルスの発生位置の画
素クロック(ICLK)数をカウント記憶しておく。
【0029】以上説明してきた原稿有効区間信号(バー
IPAGE)の第1ラインでの各信号のエッジ位置の記
憶が終了すると、それ以後は、16ビット・カウンタ2
3はフリーラン動作を開始して、3個の16ビットD−
FF28a〜28cに記憶されたカウント値と、3個の
16ビット・デジタルコンパレータ29a〜29cを比
較し、両者の一致信号を用いることで、原稿有効区間信
号(バーIPAGE)が終了し、水平同期信号(バーI
HSYNC)および有効画素区間信号(バーIAVA)
の入力が跡絶えた後も、各々を補正水平同期信号(バー
CRC・IHSYNC)および補正有効画素区間信号
(バーCRC・IAVA)として出力させ続けることが
可能である。
【0030】30は、補正水平同期信号(バーCRC・
IHSYNC)が第1ライン目より出力されるようにす
るため、第1水平同期パルス(バー1stSH)と第2
水平同期パルス(バー2ndSH)も含めて出力させる
論理和ゲートである。
【0031】31は、2個のコンパレータ29b,29
cの一致パルスより補正有効画素区間信号(バーCRC
・IAVA)を生成するためのセット/リセット型FF
であり、32aおよび32bは各々の出力信号を画素ク
ロックに再同期させるためのD型FFである。以上によ
り生成された各補正出力信号(バーCRC・IHSYN
C/バーCRC・IAVA)と、元々前段より入力され
た制御信号(バーIHSYNC/バーIAVA)を若干
の画素クロック分のズレを補正した後に合成すること
で、原稿有効区間信号(バーIPAGE)の先頭ライン
よりその終了後の任意の時点まで連続した信号群を、次
段に供給することが可能となる。
【0032】図4は、追加制御信号生成回路9により生
成した追加分を含む水平同期信号(バーIHSYNC
a)を用いて、1ライン分の画像遅延の補正のために、
原稿有効区間信号(バーIPAGE)を1ライン分だけ
遅延させる例を示す。
【0033】なお、図6は本発明を適用した画像処理装
置が取扱う画像信号(5画素×nライン)の例を示す図
である。
【0034】以上説明したように、第1の実施例におい
ては、追加制御信号生成回路と画像遅延補正回路を用い
ることにより、光磁気ディスク装置等より再生した画像
信号に対しても、2次元画像フィルタを用いて画像処理
を行った結果生じる画像の主走査ライン単位での補正が
可能となる。
【0035】これにより、光磁気ディスク装置等に一旦
蓄積記憶させた画像データを再生させ、画像編集した
り、画像の圧縮符号化方式を変更したりする目的で画像
処理信号を複数回、同一画像処理用2次元デジタル・フ
ィルタ回路を通過させた場合にも、原稿画像の欠落が生
じない画像処理を構成することが可能となる。
【0036】実施例2 図5は、本発明の第2の実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。本図において、図1と同一の番号を付した
構成要素は、図1と同一の機能を有する。また本実施例
の全体的動作も第1実施例とほぼ似ているので、以下に
第2の実施例の特長的な部分についてのみ説明する。
【0037】3aはCCD入力部1が読取った画像デー
タに対して、シェーディング補正処理・ガンマ補正処理
および画像輪郭(エッジ)強調処理等の必要な画質改善
処理を施す。これらの画像処理を行うのは第1の実施例
と同様であるが、ここではCCDを駆動する制御信号が
前述のように原稿有効区間(バーIPAGE)以外でも
連続出力可能であることを利用し、同時に画像処理によ
り生じた画像信号の遅延補正を行うように構成してあ
る。
【0038】5aは入力画像切換回路であるが、第1の
実施例のものに加えて、表示/出力/転送インタフェー
ス回路14aからの2値化画像データを入力可能とする
ように構成してある。19はCCD入力部が読取った画
像データまたは/および光磁気ディスク装置からの再生
出力された画像データを、原稿1枚分一時記憶するため
の表示/出力画像グラフィック・ビデオRAMである。
14aも第1の実施例と同様の表示/出力/転送インタ
フェース回路であるが、表示/出力画像グラフィック・
ビデオRAM19内に一時記憶されている2値画像デー
タを、画素クロックに同期したシリアル信号として入力
画像切換回路5aを介して再処理可能とするように構成
されている。
【0039】6aは孤立点除去、画枠処理等の2値画像
に対して2次元フィルタを用いて画像処理を行う画像処
理部(2)であるが、第1の実施例とは異なり、画像処
理により生じた主走査ライン分の遅延を補正せずに、画
像の遅延分だけ原稿有効区間信号(バーIPAGE)の
先頭部分の有効画素信号(バーAIVA)を無効とする
処理を行うように構成されている。したがって、本実施
例においては画像処理部(2)を通した場合には、ライ
ン遅延分だけ次段に送られる原稿長さが短くなることに
なる。
【0040】18aおよび18bは画像信号切換回路で
あり、上記の画像処理が不要な場合には、画像処理部
(2)6aをバイパスさせる機能を有する。
【0041】本実施例においては、CCD入力部で画像
を読取る際に、予め画像処理部(2)6aで生じる画像
遅延分を考慮して原稿有効区間信号(バーIPAGE)
を生成しておき、画像処理部(2)6aは必要な時に一
回だけ通過させる。また、2値画像処理が不要な場合、
例えば光磁気ディスク装置より画像を一旦表示/出力画
像グラフィック・ビデオRAM19内に読み出して画像
編集し、再度光磁気ディスク内に記録するなどの場合に
は、画像切換回路18a,18bを用いて処理中の画像
信号をバイパスさせ、画像処理部(2)6を通過するこ
とにより、無用な画像遅延が発生するのを防止すること
ができる。
【0042】以上述べた第2の実施例においては、CC
D入力部での読取り時に後処理で生じる画像遅延分を考
慮した原稿区間信号を予め生成しておき、不要時には2
次元デジタル・フィルタ回路をバイパスさせる機能を設
けることで、第1の実施例と同等の機能を実現すること
が可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、画
像再生時の画像処理により生じた主走査ライン単位での
遅延を適正に補正することができる画像処理装置を得る
ことができる。
【0044】また、画像遅延を生じる画像処理部が不要
とされる場合には、その画像処理部をバイパスさせるこ
とを可能とした画像処理装置を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における回路構成を示す
ブロック図である。
【図2】第1の実施例の回路構成の詳細を示すブロック
図である。
【図3】第1の実施例の回路構成の詳細を示すブロック
図である。
【図4】遅延補正用制御信号を用いて補正原稿有効区間
信号を生成した例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明を適用した画像処理装置が取扱う画像信
号(5画素×nライン)の例を示す図である。
【符号の説明】
6,6a 画像処理部(2) 7 画像遅延補正回路 9 追加制御信号生成回路 18a,19a 画像信号をバイパスさせるための信号
切換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/20 G06F 15/68 400 J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素クロックに同期して逐次処理により
    画像処理を行う画像処理装置において、 入力された原稿有効区間信号内に包含された、必要なタ
    イミング制御信号を、該原稿有効区間信号の終了後にお
    いても付加出力する補正手段と、 前記補正手段により生成した補正制御信号群を用いて、
    画像処理を行うことによって生じた画像信号の主走査ラ
    イン単位での遅延分を補正する手段とを具備したことを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、所定の画像処理手段
    による画像処理が必要な場合には、当該画像処理手段を
    有効とし、他方、画像処理が不要な場合には、当該画像
    処理手段を無効とするか、あるいは当該画像処理手段自
    体への信号供給を迂回する選択手段をさらに設けたこと
    を特徴とする画像処理装置。
JP24803494A 1994-10-13 1994-10-13 画像処理装置 Pending JPH08111772A (ja)

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JP24803494A JPH08111772A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 画像処理装置

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JP24803494A JPH08111772A (ja) 1994-10-13 1994-10-13 画像処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064361A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Canon Inc 画像処理装置及び方法

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