JPH08110425A - 光導波路及びその製造方法並びに光伝送モジュール - Google Patents

光導波路及びその製造方法並びに光伝送モジュール

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JPH08110425A
JPH08110425A JP24543994A JP24543994A JPH08110425A JP H08110425 A JPH08110425 A JP H08110425A JP 24543994 A JP24543994 A JP 24543994A JP 24543994 A JP24543994 A JP 24543994A JP H08110425 A JPH08110425 A JP H08110425A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バッファ層及びコアガラス膜形成後のSi基板
の反りを極めて小さくし、さらに、クラッド層形成後の
Si基板の反りも極めて小さくする。 【構成】Si基板20の表面にバッファ層21を形成
し、その上にコアガラス膜22を形成する。バッファ層
21及びコアガラス膜22を形成することによって生じ
たSi基板20の反りを矯正するために、バッファ層2
1と同一組成で構成される石英系ガラス膜23をSi基
板20の裏面に形成する。次いで、コアガラス膜22を
加工してコア24を形成し、コア上に多孔質ガラス層2
5を形成した後、多孔質ガラス層を透明ガラス化してク
ラッド層26を形成する。クラッド層26を形成するこ
とにより生じたSi基板20の反りを矯正するために、
Si基板20の裏面に形成した石英系ガラス膜23上
に、さらにバッファ層21またはクラッド層26と同一
組成で構成される石英系ガラス膜27を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信部品分野に広範
囲な応用を持つ光導波路及びその製造方法並びに光伝送
モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】光導波路素子を形成したSi基板上に、
半導体光源や半導体光検出器等の半導体光素子を搭載で
きるようにしたSiベンチをもつ光導波路が開発される
ようになってきた。図4は、そのような光導波路の製造
方法を示す工程図である。
【0003】まず、Si基板1(図4(a))上に光導
波路素子を形成する手順から説明する。この光導波路素
子を形成するために、最初に電子ビーム蒸着法により組
成SiO2 のガラス膜をSi基板1の全面にバッファ層
2として形成する(図4(b))。次に、バッファ層2
上に電子ビーム蒸着法により組成SiO2 −TiO2
コアガラス膜3を形成する(図4(c))。次に、コア
ガラス膜3をフォトリソグラフィ及び反応性イオンエッ
チングで加工してコア4を形成する(図4(d))。さ
らにコア4を含むバッファ層2上に、火炎堆積法により
SiO2 −B23 −P2 5 系多孔質ガラス層5を3
00〜400μm堆積させる(図4(e))。これを電
気炉内に移してHeガス雰囲気中で熱処理を施し、多孔
質ガラス層5を透明ガラス化してSiO2 −B2 3
2 5 系ガラスで構成されたクラッド層6を形成し、
これにより光導波路素子7を形成する(図4(f))。
熱処理の温度は1330℃である。ここで、B2 3
びP2 5 のドーパント材は透明ガラス温度を下げる目
的で添加するものであり、また、クラッド層の屈折率は
光学特性上、バッファ層2と同等にする必要がある。
【0004】次に、このようにして光導波路素子7を形
成したSi基板1上に、半導体光源や半導体光検出器等
の半導体光素子を搭載するためのSiベンチ10を形成
する。このSiベンチ10を形成するためには、Si基
板1上の光導波路素子部7以外の部分のSi表面を露出
させる必要がある。これには、まず、クラッド層6の表
面にスパッタリング法により金属膜8を形成する(図4
(g))。さらにフォトリソグラフィによりSi基板1
の表面を露出させるためのパターン9を形成する(図4
(h))。このパターン9をもとに反応性イオンエッチ
ングを用いて余剰な石英系ガラス層を削り取り、Siベ
ンチ10を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た光導波路の製造方法では、Si基板上にバッファ層と
してSiO2 ガラスを、光学特性に支障をきたさない程
度である15μm以上成膜すると、SiとSiO2 ガラ
スの線膨張係数差からSi基板に反りが生じるという問
題がある。この反りの大きさはバッファ層の膜厚に依存
し膜厚が厚ければ反り量も比例して大きくなる。また、
バッファ層上にさらに膜厚6〜8μmのコアガラス膜を
成膜するため、Si基板の反り量はさらに大きくなる。
【0006】この後、フォトリソグラフィ及び反応性イ
オンエッチングを用いてコアを形成させるが、このSi
基板の反りにより、フォトリソグラフィによるコアを形
成するための高精度なパターン形成が困難となる。
【0007】また、クラッド層形成後においては、この
反り量は〜150μmにも達し、Siベンチ形成のため
のフォトリソグラフィによるパターニングは極めて困難
になる。さらに、この反りは、上記光導波路に光素子を
搭載し、光ファイバを接続した光伝送モジュールにもそ
のまま引き継がれることになるため、精度の高い光伝送
モジュールが得られない。
【0008】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し、バッファ層及びコアガラス膜形成後のSi基
板の反りが極めて小さく、さらに、クラッド層形成後の
Si基板の反りも極めて小さい導波路及びその製造方法
並びに光伝送モジュールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光導波路は、S
i基板と、該Si基板の表面に設けられたバッファ層
と、該バッファ層上に設けられたコアと、該コアを含む
バッファ層上に設けられたクラッド層と、前記Si基板
の表面の一部を露出させることにより作られ、光素子が
搭載されるSiベンチと、前記Si基板の裏面に設けら
れ、前記バッファ層とコアとを設ける過程で生じるSi
基板の反りを矯正する第1の石英系ガラス膜と、該第1
の反り矯正層上に設けられ、前記クラッド層を設ける過
程で生じるSi基板の反りを矯正する第2の石英系ガラ
ス膜とを備えたものである。
【0010】本発明の光導波路の製造方法は、Si基板
の表面に膜厚t0 を有するバッファ層を形成し、該バッ
ファ層上に膜厚t1 を有するコアガラス膜を形成し、前
記バッファ層及びコアガラス膜を形成することによって
生じたSi基板の反りを矯正するために、前記バッファ
層と同一組成で構成される膜厚t2 の第1の石英系ガラ
ス膜を前記Si基板の裏面に形成し、次いで、前記コア
ガラス膜を加工してコアを形成し、該コアを含む前記バ
ッファ層上に多孔質ガラス層を形成した後、該記多孔質
ガラス層を透明ガラス化して膜厚t3 を有するクラッド
層を形成し、前記クラッド層を形成することにより生じ
たSi基板の反りを矯正するために、第1の石英系ガラ
ス膜上に、さらに前記バッファ層またはクラッド層と同
一組成で構成される膜厚t4 の第2の石英系ガラス膜を
形成し、しかる後、前記Si基板の表面に形成した余剰
な石英系ガラス層を除去することにより前記Si基板表
面を露出させてSiベンチを形成するものである。
【0011】上記光導波路の製造方法において、バッフ
ァ層及びコアガラス膜の形成によって生じるSi基板の
反りを有効に矯正するために、Si基板の裏面に形成す
る第1の石英系ガラス膜の膜厚t2 はt0 +t1 ≧t2
とすることが好ましい。t0+t1 <t2 にすると矯正
過剰となって逆反りが生じるからである。また、第1の
石英系ガラス膜表面にさらに形成する第2の石英系ガラ
ス膜の膜厚t4 はt3≧t4 にすることが好ましい。同
様に、t3 4 とすると矯正過剰となって逆反りが生じ
るからである。
【0012】本発明の光伝送モジュールは、上記光導波
路において、前記ベンチに搭載した光素子と、光導波路
端部に接続した光ファイバとをさらに備えたものであ
る。
【0013】
【作用】Si基板上にバッファ層及びコアガラス膜を形
成するとSi基板に反りが生じるが、バッファ層及びコ
アガラス膜形成後にSi基板裏面にバッファ層と同一組
成で構成される石英系ガラス膜を形成すると、Si基板
の反りが低減する。
【0014】さらにクラッド層を形成すると同様にSi
基板に反りが生じるが、クラッド層形成後においても、
バッファ層やクラッド層と同一組成で構成される石英系
ガラス膜をSi基板裏面側に形成すると、Si基板の反
りが低減する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて具体的
に説明する。図2は本実施例による光導波路の断面図で
あり、光導波路は、Si基板20上に光導波路素子28
とSiベンチ31とを有する。
【0016】より具体的には、光導波路は、Si基板2
0の表面に、バッファ層21と、バッファ層21上に設
けられたコア24と、コア24を含むバッファ層24上
に設けられたクラッド層26とからなる光導波路素子2
8を備える。また、露出させたSi基板20の表面の一
部に光素子を搭載するSiベンチ31を備える。Siベ
ンチ31は、Si基板20の表面に形成した余剰な石英
系ガラス層(21、24、26)を除去して、前記Si
基板表面を露出させることにより形成する。
【0017】一方、Si基板20の裏面に、バッファ層
21とコア24とを設ける過程で生じるSi基板20の
反りを矯正する第1のSi基板反り矯正用石英系ガラス
膜23と、この上にさらに設けられクラッド層26を設
ける過程で生じるSi基板20の反りを矯正する第2の
基板反り矯正用石英系ガラス膜27とを備えて構成され
る。
【0018】このように本実施例による光導波路は、S
i基板裏面に基板の反りを矯正する石英系ガラス膜を2
層にわたって設けてあるため、反りのない高精度の光導
波路が得られる。
【0019】次に上述した光導波路の製造方法を図1を
用いて説明する。
【0020】まず、Si基板20上に光導波路素子を形
成する。この光導波路素子を形成するために、最初に外
径3インチ、厚さ1mmのSi基板20(図1(a))の
表面に、SiO2 のガラス膜を電子ビーム蒸着法で25
μm堆積させてバッファ層21とした(図1(b))。
バッファ層21の屈折率n0 は、Metrion社製の
プリズム・カプラ(PC−2010)で測定したとこ
ろ、n0 =1.4576であった。ここで、バッファ層
21が形成されたSi基板20の反り量は50μmであ
った。
【0021】次に、バッファ層21上に、屈折率n1
有するコアガラス膜22を電子ビーム蒸着法で8μm形
成する(図1(c))。屈折率n1 はプリズム・カプラ
で測定したところn1 =1.4620であった。ここ
で、コアガラス膜22が形成されたSi基板20の反り
量は80μmであった。
【0022】このようにSi基板20上にバッファ層2
1及びコアガラス膜22を形成したところで、上記反り
を矯正するために、Si基板20の裏面にSiO2 のガ
ラス膜を電子ビーム蒸着法で30μm堆積させ、第1の
Si基板反り矯正用石英系ガラス膜23とした(図1
(d))。ここで、第1のSi基板反り矯正用石英系ガ
ラス膜23をSi基板20の裏面に形成したことでSi
基板20の反り量は〜5μmに低減した。
【0023】次に、コアガラス膜22の表面上に、マグ
ネトロン・スパッタリング法によりWSi膜(図示せ
ず)を1μm形成した。さらに、レジスト(図示せず)
を塗布後、マスクアライナでコアパターンを転写し、反
応性イオンエッチング(RIE)でコアガラス膜22を
エッチングしてコア24を形成した(図1(e))。
【0024】コア24が形成されたSi基板20を、加
熱されたターンテーブルに置き、火炎堆積法を用いて、
まずSiO2 −B2 3 −P2 5 系の多孔質ガラス層
25を300μm形成する(図1(f))。その後、基
板20は電気炉内で石英ガラス炉心管内に位置させ、H
eガス雰囲気で1330℃の温度で1時間保持すること
により多孔質ガラス層25を透明化ガラス化して、クラ
ッド層26を厚さ25μm形成した(図1(g))。こ
のクラッド層26の屈折率n2 は1.4576であり、
バッファ層21と同じであることを確認した。また本実
施例ではコア24の幅及び高さは共に8μm、コア2
4、バッファ層21、クラッド層26間の比屈折率差は
0.3%である。ここで、クラッド層26が形成された
Si基板20の反り量は50μmとまた増加した。
【0025】次に、この反りを矯正するために、Si基
板20の裏面に形成したSi基板反り矯正用石英系ガラ
ス膜23の上に、さらにSiO2 のガラス膜を電子ビー
ム蒸着法で25μm堆積させ第2のSi基板反り矯正用
石英系ガラス膜27とした(図1(h))。ここで、第
2のSi基板反り矯正用石英系ガラス膜27をSi基板
20の裏面に形成させたことでSi基板20の反り量は
〜5μmに低減した。
【0026】次に、Si基板20上に、半導体光源や半
導体光検出器等の半導体光素子を搭載するためのSiベ
ンチを形成する。このSiベンチを形成するためには、
Si基板20上に形成した光導波路素子部28以外の部
分のSi表面を露出させる必要がある。
【0027】これには、まず、クラッド層26の表面に
スパッタリング法により金属膜29を形成する(図1
(i))。さらにフォトリソグラフィによりSi表面を
露出させるためのSiベンチパターン30を形成する
(図1(j))。このパターン30をもとに反応性イオ
ンエッチングを用いて余剰な石英系ガラス層(21、2
6)を削り取り、Siベンチ31を形成する(図1
(k))。
【0028】かくして、Si基板20上に石英系ガラス
導波路素子28と、Siベンチ31が設けられた光導波
路が形成される。その製造過程で、バッファ層及びコア
ガラス膜を形成した後にSi基板の裏面に基板反り矯正
用石英ガラス膜を形成してバッファ層、及びコアガラス
膜の形成により生じる基板の反りを矯正するようにした
ので、コアを形成するための高精度なパターン形成が容
易となる。またクラッド層形成後にもSi基板裏面に基
板反り矯正用石英ガラス膜を形成してクラッド層の形成
により生じる基板の反りを矯正するようにしたので、ク
ラッド層形成後に行うSiベンチ形成のためのパターニ
ングが容易となる。その結果、精度の高い光導波路が形
成できる。
【0029】このようにして形成された光導波路は、最
後に光素子が搭載され、光ファイバが接続されて光伝送
モジュールとなる。この光伝送モジュールは図3に示す
ように、Siベンチ31にLD(レーザダイオード)な
どの半導体光源32や、PD(ホトディテクタ)などの
半導体光検出器33が搭載され、これらはSiベンチ3
1に臨ませたコア24の端部と光軸結合される。一方、
光導波路端には光ファイバ34がコネクタ35によって
接続され、コア24の端部と光軸結合される。この場合
でも、光導波路が反りのない高精度の光導波路であるた
め、光軸結合は高精度に行うことができ、精度の高い光
伝送モジュールを構成できる。
【0030】
【発明の効果】本発明の導波路によれば、Si基板に反
り矯正層を設けてあるため、Si基板の反りの極めて少
ない導波路が得られる。
【0031】本発明の導波路の製造方法によれば、Si
基板上にバッファ層及びコアガラス膜を形成後、バッフ
ァ層と同一組成で構成される石英系ガラス膜をSi基板
裏面に形成してSi基板の反りを矯正するため、反りが
極めて少なくり、次工程のコアのパターンニングを極め
て高精度で行うことができる。また、クラッド層形成後
においても、同じく石英系ガラス膜をSi基板裏面に形
成してSi基板の反りを矯正するための、反りが極めて
少なくなり、次工程のSiベンチのパターンニングも極
めて高精度で行うことができる。
【0032】本発明の光伝送モジュールによれば、Si
基板に反りの少ない導波路を用いているので、高精度の
光伝送モジュールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による光導波路の製造方法の工
程図。
【図2】本発明の実施例による光導波路の断面図。
【図3】本発明の実施例による光伝送モジュールの斜視
図。
【図4】従来の光導波路の製造方法の工程図。
【符号の説明】
20 Si基板 21 バッファ層 22 コアガラス膜 23 第1のSi基板反り矯正用石英系ガラス膜 24 コア 25 多孔質ガラス層 26 クラッド層 27 第2のSi基板反り矯正用石英系ガラス膜 28 光導波路素子 29 金属膜 30 Siベンチパターン 31 Siベンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺岡 達夫 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Si基板と、該Si基板の表面に設けられ
    たバッファ層と、該バッファ層上に設けられたコアと、
    該コアを含むバッファ層上に設けられたクラッド層と、
    前記Si基板の表面の一部を露出させることにより形成
    され、光素子が搭載されるSiベンチと、前記Si基板
    の裏面に設けられ、前記バッファ層とコアとを設ける過
    程で生じるSi基板の反りを矯正する第1の石英系ガラ
    ス膜と、該第1の反り矯正層上に設けられ、前記クラッ
    ド層を設ける過程で生じるSi基板の反りを矯正する第
    2の石英系ガラス膜とを備えた光導波路。
  2. 【請求項2】Si基板の表面に膜厚t0 を有するバッフ
    ァ層を形成し、該バッファ層上に膜厚t1 を有するコア
    ガラス膜を形成し、前記バッファ層及びコアガラス膜を
    形成することによって生じたSi基板の反りを矯正する
    ために、前記バッファ層と同一組成で構成される膜厚t
    2 の第1の石英系ガラス膜を前記Si基板の裏面に形成
    し、次いで、前記コアガラス膜を加工してコアを形成
    し、該コアを含む前記バッファ層上に多孔質ガラス層を
    形成した後、該記多孔質ガラス層を透明ガラス化して膜
    厚t3 を有するクラッド層を形成し、前記クラッド層を
    形成することにより生じたSi基板の反りを矯正するた
    めに、第1の石英系ガラス膜上に、さらに前記バッファ
    層またはクラッド層と同一組成で構成される膜厚t4
    第2の石英系ガラス膜を形成し、しかる後、前記Si基
    板の表面に形成した余剰な石英系ガラス層を除去するこ
    とにより前記Si基板表面を露出させてSiベンチを形
    成することを特徴とする光導波路の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の光導波路の製造方法にお
    いて、前記Si基板の裏面に形成する第1の石英系ガラ
    ス膜の膜厚t2 は t0 +t1 ≧t2 である光導波路の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の光導波路の製造
    方法において、第1の石英系ガラス膜表面にさらに形成
    する第2の石英系ガラス膜の膜厚t4 は t3 ≧t4 である光導波路の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の光導波路において、前記
    ベンチに搭載した光素子と、光導波路端部に接続した光
    ファイバとをさらに備えた光伝送モジュール。
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Cited By (4)

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