JPH06342110A - プレ−ナ光導波路のためのガラス母材およびプレ−ナ光導波路の製造方法 - Google Patents

プレ−ナ光導波路のためのガラス母材およびプレ−ナ光導波路の製造方法

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JPH06342110A
JPH06342110A JP3349876A JP34987691A JPH06342110A JP H06342110 A JPH06342110 A JP H06342110A JP 3349876 A JP3349876 A JP 3349876A JP 34987691 A JP34987691 A JP 34987691A JP H06342110 A JPH06342110 A JP H06342110A
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planar
layer
cane
optical
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JP3349876A
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Venkata A Bhagavatula
アディセシャイア− バ−ガバチュラ ベンカタ
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    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレ−ナ光ガラス母材を作成する方法および
このような母材からプレ−ナ光導波路を製造する方法を
提供する。 【構成】 プレ−ナ光プリフォ−ムを延伸してもとのプ
リフォ−ムより実質的に小さい断面寸法を有するプレ−
ナ光ケ−ンを作成し、そしてリトグラフ技術によって光
回路パタ−ンを形成する。基板のスロットに光ファイバ
プリフォ−ムを挿入してプレ−ナ光プリフォ−ムを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレ−ナ光導波路に関
し、さらに詳細には、このような導波路のハイブリッド
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プレ−ナ光導波路は光相互接続システム
にける受動部品として使用される。これらの導波路は断
面が実質的に矩形状である点で例えば光ファイバのよう
な円筒誘電体導波路と異なっている。これらの導波路を
製造する既存の方法は一般に高価であり、製造上の厳密
な制御を必要とし、かつ光ファイバに較べて比較的大き
い光損失を有する導波路を生ずることになる。
【0003】プレ−ナ光導波路を製造する既存の方法で
は、第1の屈折率Wこ有しかつ作成されるべきプレ−ナ
光導波路の予め選択された最終寸法を有する基板が使用
される。また、この基板には、技術的に公知の標準的な
ス−ト沈積技術を含む種々の方法を用いて、第2の屈折
率を有する材料が添着される。(例えば米国特許第3806
223号および第3934061号を参照のこと。)その予め選択
された屈折率の差は、酸化チタン、酸化タンタル、酸化
すず、酸化ニオブ、酸化ジルコン、酸化アルミニウム、
酸化ランタン、酸化ゲルマニウム、あるいはその他の適
当な屈折率修正用ド−パント材料のうちの1つ以上をド
−プされたシリカを用いることによって実現される。
【0003】これらのプレ−ナ導波路の光回路は通常、
米国特許第4425146号に記載されている半導体装置を製
造する場合に用いられるのと同様のリトグラフ法(litho
graphic process)によって作成される。他の従来技術の
方法が米国特許第3873339号に記載されており、この方
法では、予め定められた光回路の一部分を形成するべき
材料だけを融着させるために集束されたレ−ザビ−ムが
用いられ、そして融着されない他の材料はクリ−ニング
またはエッチングで除去される。
【0004】リトグラフ技術を用いることは半導体装置
の製造で広く行きわたっている。詳細なパタ−ン、本発
明の場合には光回路パタ−ンを作成することができるか
ら、これらの技術は有用である。
【0005】リトグラフ法は所望の電気または光回路を
作成するために必要な材料を含んだ構造から始る。この
構造はフォトレジスト材料を被覆されている。そのフォ
トレジスト材料はそれの一部分を選択的に露呈させるマ
スクを介して露光される。その露光されたフォトレジス
トは使用されているフォトレジスト材料の種類に適合し
た現像液で現像される。その下の構造は、例えばマスク
パタ−ンをその構造に転写するために反応イオンエッチ
ングを用いてエッチングされる。
【0006】プレ−ナ光導波路を作成する場合には、フ
ォトレジスト材料が被着される前に、下の構造に例えば
クロム合金の被覆が通常被着される。一般にフォトレジ
スト材料だけでは下のガラス構造にエッチングで光回路
を形成するのに必要なエッチング条件に耐えることがで
きないから、このクロム層が必要とされる。フォトレジ
スト材料は上述のように露光されかつ現像され、そして
クロムエッチング液を用いて光パタ−ンが中間のクロム
層に転写される。光パタ−ンは例えば反応イオンエッチ
ングを用いて下のガラス構造に転写される。
【0007】これらの既存の方法はそれぞれ導波路のコ
ア領域を作成するための非常に薄い層を添着することを
含んでいる。このコア領域は導波路中の光の大部分を案
内する。製造工程における小さい摂動が、特にこれらの
プレ−ナ光導波路に付着される光ファイバに関して、非
常に大きい光損失を有する不均質の構造を生ずることに
なりうる。従って、既存の方法では、コア領域の予め選
択された厚みを実現するために、沈積処理の厳密な制御
が必要とされる。これは、特に10μm以下のコア直径を
有するファイバを用いた単一モ−ドのシステムで使用す
るためのプレ−ナ光導波路が作成される場合である。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】プレ−ナ光導波路を
作成する既存の方法の問題点は、 1.光ファイバと較べて光損失が比較的大きい、 2.光損失を最小限に抑えるために高価な製造上の制御
が必要とされる、そして 3.設計および幾何学形状に制限があることである。
【0008】本発明のひとつの目的は既存の方法で作成
されたものようり光損失が小さいプレ−ナ光導波路を作
成することである。第2の目的はリトグラフィ技術を用
いて大量生産し得る能力に改良された光学的性能を結合
して、既存の方法よりコストの点で有利な方法を提供す
ることである。第3の目的は種々の形状のコア層を有し
かつ種々の屈折率分布を有していて広範な用途で使用で
きるようになされたプレ−ナ光導波路を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】これらのおよび他の目的
は本発明によって達成されるものであり、本発明は、1
つの局面では、少なくとも2つの屈折率を有するガラス
でプレ−ナの溶融されたガラス構造を形成し、かつ選択
された最終の寸法を有するプレ−ナ光ケ−ン(planar op
tical cane)を作成するために上記構造の厚みを減少さ
せることによって光導波路を作成するために用いられる
ガラス母材を製造する方法に関する。
【0010】本発明の他の局面は、第1の屈折率を有す
るガラス基板を、それとは異なる屈折率を有する第2の
ガラス領域と結合してプレ−ナ構造を形成し、予め選択
された最終の寸法を有するプレ−ナ光ケ−ンを作成する
ためにそのプレ−ナ構造を加熱しかつ延伸し、予め選択
された光回路を作成するためにリトグラフ技術を用いて
プレ−ナ光ケ−ンから材料を除去し、そしてその材料が
除去された少なくとも1つの領域にわたって付加的な材
料の領域を上記ケ−ンと結合することによってプレ−ナ
光導波路を製造する方法に関する。本発明の1つの実施
例では、プレ−ナ構造は少なくとも1つの光ファイバプ
リフォ−ムを上記ガラス基板の少なくとも1つのスロッ
トに入れて作成される。
【0011】本明細書中で用いられている「プレ−ナ光
ケ−ン」という用語は、予め選択された屈折率分布を有
するコンソリデ−トしたボディ(consolidated body)を
延伸して、このコンソリデ−トしたボディの断面寸法を
減少させかつそれの上記予め選択された屈折率分布を上
記延伸後にプレ−ナ光ケ−ン内に比例して存在させるよ
うにすることによって作成された構造を意味する。
【0012】
【実施例】本発明はプレ−ナ光導波路を製造するために
ハイブリッド法(hybrid process)を用いる。この方法は
図1に示されているような基板1から始る。この基板は
本質的に平板状であり、最終的なプレ−ナ光導波路に所
望される寸法より実質的に大きい寸法を有している。こ
の基板の材料は導波路の導体および膜として用いられる
材料の熱的および機械的特性に整合するように選択され
る。典型的には、この基板は本質的にシリカで作成され
る。しかし、フッ化物組成の幾つかを含んだ導波路導体
材料の場合には、基板材料としてホウケイ酸ガラスまた
はソ−ダ石灰ガラスを用いることができる。ハンドル2
および3は製造工程時における取扱いを容易にするため
に付設されうる。
【0013】この方法における次の工程は、基板とは異
なる屈折率を有する材料の1つ以上の層を基板の表面に
添着することである。予め選択された屈折率差は通常、
酸化チタン、酸化タンタル、酸化すず、酸化ニオブ、酸
化ジルコン、酸化アルミニウム、酸化タンタル、酸化ゲ
ルマニウム、フッ素、または他の適当な屈折率修正ド−
パント材料のうちの1以上をド−プしたシリカを用いて
実現される。例えば光信号の増幅のためのエルビウムま
たはネオジムのような他の目的のためのド−パントを用
いてもよい。さらに、フッ化物ガラスのような他の組成
を用いてもよく、また導波路導体材料の熱的および機械
的特性に整合させるためにパイレックスガラスまたはソ
−ダ石灰ガラス等で基板を作成してもよい。標準的なス
−ト発生技術を用いてス−トを添着させることができ、
またはそのス−トは基板を回転させてそれの一側だけに
あるいは全ての側面に添着してもよい。そのようにして
添着される材料の層は、図2に示されているようにバリ
ヤ−層4、コア層5およびクラッド層6よりなることが
好ましい。
【0014】基板上に材料層を添着させるためには、プ
ラズマ・エンハンストCVD(plasma-enhanced CDV)、
ゾル・ゲル、低圧CVDまたはスパッタリングのような
他の技術を用いてもよい。
【0015】バリヤ−層4が用いられるかどうかは基板
1の屈折率および損失特性によってきまる。基板1とコ
ア層5の屈折率差が小さすぎる場合には、バリヤ−層4
の材料はその基板1とコア層5の屈折率差がコア層5を
通じてプレ−ナ光導波路に入射する光の大部分をチャン
ネル化するのに十分であるように選択される。クラッド
層6の屈折率もコア層5を通じての効率的な導波路伝播
を可能にするように選択される。
【0016】この添着工程のための他の方法は、図10
Aに示されているように基板1の表面に切削形成された
ディメンショナル・スロット10に添着材料11を入れ
るためにゾル・ゲルまたはスラリ・キャスティング技術
を用いることである。そのディメンショナル・スロット
は、例えばそのスロットの寸法に応じて、リトグラフ技
術またはダイシング・ソ−(dicing saw)を用いて基板の
表面に切削形成される。
【0017】材料が添着された後で、屈折率を生ずる材
料を溶融させそしてプレ−ナ光プリフォ−ムを作成する
ために、構造物が炉内で加熱される。この溶融工程は種
々のス−ト層におけるド−パントの拡散を少なくするた
めに迅速に行われるのが好ましい。この溶融工程は、ス
−ト層を脱水させるために望ましいのであれば、塩素雰
囲気中で行なってもよい。この脱水処理の一例が米国特
許第4165223号にさらに詳細に記載されている。この溶
融構造物が次に軟化点まで加熱され、そして予め選択さ
れた最終寸法を有するプレ−ナ光ケ−ンを作成するため
に延伸される。この場合の減寸比率は通常50:1以下であ
り、10:1から20:1までが好ましい範囲である。この溶融
構造物の軟化温度およびアスペクト比(すなわち幅と高
さの比)はこの減寸工程時に幾何学形状歪みを回避する
ように選択されるべきである。幾何学形状歪みを少なく
するためにはシャ−プな形状ではなくて、図3に示され
ているような丸みを付けられたコ−ナを用いることがで
きる。
【0018】次に、リトグラフ技術を用いてプレ−ナ光
ケ−ン上に予め選択された光回路が作成される。図4に
示されている金属または合金被覆材料7および有機フォ
トレジスト被覆8がプレ−ナ光ケ−ンに添着される。そ
の後で、プレ−ナ光ケ−ン上にマスタ−マスクが整列さ
れ、そしてこのマスタ−マスクのパタ−ンが従来のフォ
トリトグラフ技術によって有機フォトレジストに転写さ
れる。露光された有機フォトレジスト被覆がプレ−ナ光
ケ−ンを現像液で洗うことによって除去され、そしてこ
れらの露光された領域中の合金被覆が市販のクロムエッ
チング液を用いて除去される。これらの被覆が除去され
た後で、プレ−ナ光ケ−ン上に残存している被覆だけが
例えば図5に示されているようにマスタ−マスクのパタ
−ンを有している。残存している有機フォトレジスト材
料がアセトン中で洗うことによって除去される。そのパ
タ−ンが例えば図6に示されているように反応性イオン
エッチングによってプレ−ナ光ケ−ン上に転写される。
【0019】本発明の1つの実施例では、図9に示され
ているように、前記第2のガラスの不必要な部分を除去
するためのエッチングが完了した後で、エッチングされ
ていないケ−ンの比較的広い部分32がプレ−ナ光導波
路の横方向の縁端部に残存するようにして、エッチング
工程が実施される。本発明の好ましい実施例では、導波
路通路15、16および17に隣接した幅15 - 30μmの
トレンチ33を除去するためにエッチングが行われる。
これらの部分を爾後の処理時に物理的破損から光回路を
保護するのを助ける。
【0020】残存合金被覆は市販のクロムエッチング液
を用いて除去される。例えば図7に示されているオ−バ
−クラッド層9は従来のス−ト沈積技術またはプラズマ
・エンハンストCVD、ゾル・ゲル、低圧CVDまたは
スパッタリングのような他の薄膜技術を用いてプレ−ナ
光り導波路に添着される。
【0021】好ましい実施例では、基板は屈折率が1.45
8で、初期寸法が厚さ1/2インチ、幅2インチ、長さ14イ
ンチの溶融シリカスラブである。基板は従来のガラス研
削技術を用いて研削されて本質的に矩形の断面形状とな
される。例えばT08(市販のグレ−ドのシリカ)ロッド
で作成されたハンドル2および3がはだか火で融着され
て基板に付設される。これらのハンドルはガラス加工用
旋盤に基板を装着できるようにする。
【0022】ガラス加工用旋盤は米国特許第2326059号
に記載されているのと同様の炎加水分解/酸化処理を行
うためのバ−ナを具備している。このバ−ナに化学反応
物を輸送するために従来の気化器またはバブラ(bubble
r)装置が用いられる(米国特許第4314837号および第382
6560号を参照のこと)。このバ−ナは米国特許第369893
6号に記載されたものに類似している。このようなバ−
ナによって発生される炎の温度特性についての論述が、
1986年に米国ジョ−ジア州アトランタで開催された光フ
ァイバ通信に関する会議のためのテクニカルダイジェス
トの第74頁におけるエム・エルダおよびディ−・パワ
−ズの「プロフィティング・オブ・オプティカル・ウエ
イブガイド・フレ−ムズ」(Profiting of Optical Wave
guide Flames)という論文に見られる。
【0023】基板が溶融シリカでありかつコア層5の屈
折率に関して必要な屈折率を有しているから、図2〜7
に示されたバリヤ−層4は必要でない。この実施例で用
いられたバリヤ−層のない場合のケ−ンの断面が図8に
示されている。図2〜7がこの実施例では存在しないバ
リヤ−層を示しているから、この実施例で用いられたリ
トグラフ処理について説明するために図2〜7を参照す
るが、これはあくまで便宜上んためのみである。厚みが
約100μmで、SiO2よりなり、8重量%のGeO2を含んでお
り、かつ約1.464の屈折率を有するコア層5(図8)が
基板に添着される。その後で、純粋なシリカス−トより
なる約100μmの厚さのクラッド層6がコア層の上に添着
される。
【0024】このようにして得られた構造物が、コアお
よびクラッド層を溶融するために約1540℃の炉内に約20
分のあいだ入れられる。
【0025】溶融構造物はその後で垂直炉内に入れら
れ、そして約2100℃に加熱される。この第2の炉は、溶
融構造物を延伸する把持および引張り機構を具備してい
る。溶融構造物が下降されて炉のホットゾ−ン内に入れ
られ、それによってこの溶融構造物の温度が軟化点まで
上昇される。そこで引張り機構が、溶融構造物がホトゾ
−ン内に下降される速度より速い速度で炉のホットゾ−
ンから外に構造物の底部を引張り出すことによって溶融
構造物を延伸させる。溶融構造物はそれの長さが増大
し、幅と厚みが減少するようにして延伸される。このよ
うして作成されたプレ−ナ光ケ−ンは幅が約0.16イン
チ、厚みが0.04インチ、長さが30インチである。ガラス
よりなるコア層の厚みは6〜8μmでだる。他の実施例で
は、コア層は8〜9μmの厚さでよい。1つのプレ−ナ光
ケ−ンから作成できる個々のプレ−ナ光装置の数は作成
されるべき装置の種類による。例えば、図9に示されて
いるような3dBスプリッタは長さが約1インチであ
り、従って、装置の幅に対応した延伸された幅を有する
1つのプレ−ナ光ケ−ンで約30箇の装置が得られる。
【0026】プレ−ナ光ケ−ンは脱イオン水、アセトン
および1〜2%HFの溶液中で繰返し洗浄された。米国ニュ
−ヨ−ク州オレンジバ−グ所在のマテリアルズ・リサ−
チ・コ−ポレイションによって製造されているクロム・
タ−ゲット(Chrome Target)のような約2000オングスト
ロムの厚さのクロム被覆7が高周波スパッタリング技術
を用いてプレ−ナ光ケ−ンに添着される。その後で、米
国マサチュセッツ州ニュ−トン所在のシップレイ・カン
パニによって製造されているS1400-17のような有機フォ
トレジスト被覆8が3000rpmでクロム表面上にスピン被
覆される。この被覆されたプレ−ナ光ケ−ンが110℃の
オ−ブンで20分間焼成された。
【0027】従来の技術を用いて、予め選択された光回
路パタ−ンを有するマスタ−光回路マスクが作成され
る。このような光回路パタ−ンの一例が図9に示されて
いる。この実施例の光パタ−ンは3dBスプリッタとし
て知られている装置Wこ生ずる。光の一部は出力16か
ら、そしてまた一部は出力17から出る。
【0028】本発明の1つの実施例では、被覆されたプ
レ−ナ光ケ−ンがリトグラフ機械に供給される。この機
械がケ−ンをマスタ−光回路マスクに合せ、そして有機
フォトレジスト被覆を紫外線光に露光させる。それによ
って予め選択された光回路パタ−ンが有機フォトレジス
ト被覆に転写される。米国マサチュセッツ州ニュ−トン
所在のシップレイ・カンパニによって製造されているマ
イクロポジット352現像剤のようなフォトレジスト現
像剤を用いて、そのパタ−ンが有機フォトレジスト被覆
内で現像される。被覆されたケ−ンは脱イオン水で洗わ
れ、そして乾燥された。また、露光されたポジの有機フ
ォトレジスト被覆がこの工程の間に除去される。
【0029】プレ−ナ光ケ−ンの露光された領域におけ
るクロム被覆が米国カリフォルニア州サニ−ベ−ル所在
のケイティ−アイ・ケミカルズ・インコ−ポレイテッド
によって製造されているクロム・エッチのような市販の
クロムエッチング液を用いて除去される。その後で、残
存する有機フォトレジスト被覆はプレ−ナ光ケ−ンをア
セトンで洗い、脱イオン水で水洗いし、そして乾燥する
ことによって除去される。その結果、プレ−ナ光ケ−ン
は予め選択された光回路のパタ−ンのクロム被覆を有し
ている。
【0030】プレ−ナ光ケ−ンの保護されていないガラ
ス部分が反応性イオン技術を用いてエッチングされる。
残存するクロム被覆が市販のクロムエッチング液を用い
て除去される。その後で、プレ−ナ光ケ−ンが脱イオン
水、市販のガラスクリ−ナおよび1〜2%HFの溶液でごし
ごし洗われ、脱イオン水ですすぎ洗いされ、そして乾燥
される。
【0031】その後で、少なくとも約15μmのオ−バ−
クラッド層9(図7)が従来のス−ト沈積技術によって
光回路上に添着される。ピグテ−ル・アレイ(pigtail a
rrays)に対するパッシブ・アラインメント(passive ali
gnment)が必要とされる場合には、約62.5μmのオ−バ−
クラッド層9が添着されなければならない。このオ−バ
−クラッド層は、溶融温度を低くするために8重量%のB
2O3をド−プされかつ約1.458の屈折率を得るために約1
重量%のGeO2をド−プされたシリカである。1.3〜1.55
μmにおける単一モ−ド動作のため以外の導波路を作成
するためには、ド−パントのレベルを適切に調節しなけ
ればならない。このクラッド材料は、クラッド層が空乏
を残さないで光回路を覆うようにするために、約1320℃
の温度で約20分間、プレ−ナ光導波路に融着される。
【0032】本発明の方法で作成されたプレ−ナ光導波
路は改良された光学的性能を呈示した。測定時に誘起さ
れる結合損失を含む減衰を測定したところ0.02dB/cm程
度の低い値であった。測定装置に基因する理論的結合損
失を考慮すると、本発明の方法で作成されたプレ−ナ光
導波路のあるものの減衰の計算値は0.01dB/cm以下であ
る。これは従来技術の方法による場合の減衰が0.05〜0.
1dB/cmであったのと対照的である。このような実質的な
減衰の低下は再延伸工程時における欠陥の平滑化および
寸法の減少によるものと考えられる。
【0033】本発明の他の実施例は光回路パタ−ンで1
つより多いプレ−ナ光装置を結合するものである。さら
に他の実施例はマスタ−・リトグラフ・パタ−ンを用い
て被覆されたプレ−ナ光ケ−ンの部分を連続的に露呈さ
せることによって一連のプレ−ナ光装置を処理すること
である。
【0034】他の実施例は、より長いプレ−ナ光ケ−ン
の領域を予め選択された光回路マスタ−マスクに連続的
に露呈させる装置にこのケ−ンを送り込むことによって
こんケ−ンを処理するものである。これが図14Aに示
されており、この実施例では、クロム被覆7と有機フォ
トレジスト被覆8を被覆されたより長いプレ−ナ光ケ−
ン22が、このケ−ンの一連の領域を露光のためにマス
タ−マスクに整列させる機械内に移動される。この露光
された長いプレ−ナ光ケ−ン22が前述のようにしてエ
ッチングされ、そしてカットされて個々のプレ−ナ光導
波路となされる。あるいは、前記長いプレ−ナ光ケ−ン
22が露光位置に移動されるときに、それぞれ別個の光
回路パタ−ン24a、24bおよび24cを作成する図
14Bに示されている複数のマスタ−マスク24をその
ケ−ン22上の所定位置に割出すようにしてもよい。こ
のようにして、幾つかの異なるタイプのプレ−ナ光導波
路を作成するために1つの長いプレ−ナ光ケ−ンを用い
ることができる。
【0035】予め選択された屈折率分布を形成するため
のさらに他の方法は、予め選択された光回路パタ−ンに
対応した精密なディメンショナル・スロット10を延伸
されていない基板に形成しそしてス−ト沈積法、ゾル・
ゲル法、あるいはスラリ・キャスティング法のいずれか
を用いて図10Aに示されているようにそれらのスロッ
トに材料11を充填することである。材料11の屈折率
は基板の屈折率とは異なっている。上述したス−ト沈積
法を用いて交差接続層(cross-connect layer)12を添
着しうる。このようにして形成された構造物が上述のよ
うにして溶融されそして延伸される。この溶融構造物は
予め選択された光回路パタ−ンをさらに画定するための
必要に応じて、上述のようにエッチングされる。特に、
交差接続層12の領域が除去されて、図10Bに示され
ているように交差接続チャンネル13を形成するように
してもよい。
【0036】他の実施例は、図11Aに示されている予
め選択された光回路に対応した精密なディメンショナル
・スロット14を基板1に形成するものである。その後
で、所望の屈折率分布(例えばステップまたはグレ−デ
ッド)を有するコア領域16、16’を具備した少なく
とも1つの所定の形状の(例えば円、四角、楕円または
D字状)光ファイバプリフォ−ムまた大形コア光ファイ
バ15(以下これを光ファイバプリフォ−ム15と呼
ぶ)をスロット14のうちの少なくとも1つに入れる。
さらに、応力複屈折を生じさせるために、応力誘起材料
または部材を具備していてもよい。
【0037】図11Aでは、光ファイバプリフォ−ム1
5がコア領域16を露呈させるように研削されている。
光ファイバプリフォ−ム15はそれの光学軸が基板の延
伸軸と平行となるようにその基板上に配置される。
【0038】他の実施例では、光ファイバプリフォ−ム
をスロットのない平面状の基板上に配置してその上を被
覆してもよい。ファイバの位置決めを容易にするために
アラインメント用突起または溝をケ−ンに設けてもよ
い。光ファイバプリフォ−ムの形状は延伸時に予想され
る変化に基づいて選択される。例えば、円形のコアは楕
円形のコアに変換されうる。この形状変換はス−トの厚
みを制限しかつ剛性クラッドを有する所定形状のクラッ
ドを用いることによって、ある程度まで制御することが
できる。
【0039】適切な屈折率を有する交差接続層17が前
述のように光ファイバプリフォ−ム15上に配置されそ
して溶融される。この交差接続層17は図11Aに示さ
れているように表面光ファイバプリフォ−ム15と接触
していてもよく、あるいは図11Bに示されているよう
に光ファイバプリフォ−ム15の上方の予め定められた
距離のところにあってもよい。ス−ト沈積法、ゾル・ゲ
ル法またはスラリ・キャスティング法を用いて、図11
Cに示されているように交差接続層17上に保護オ−バ
−クラッド層18が添着されうる。この保護層はコンソ
リデ−ション時におけるド−パント材料による汚染およ
び/またはそれの拡散を軽減する。
【0040】このようにして形成された構造物が上述の
ようにして溶融される。この溶融構造物は、予め選択さ
れた光回路パタ−ンをさらに画定するために、上述のよ
うに延伸され、そしてエッチングされる。適切な交差接
続(cross-connection)のために埋設されたケ−ンまたは
ファイバに対してマスタ−マスクを精密にアラインさせ
るために、図11Cに示されているようなアラインメン
ト用溝25が用いられうる。溝25に代えてアラインメ
ント用突起を用いてもよい。
【0041】単純な分岐交差接続(branching cross-con
nect)の一例が図12に示されており、この場合には、
延伸工程の後で図11Bの交差接続層17をエッチング
して導波路コア16および16’の間に交差接続回路1
9を残すようにすることによって分岐回路19が形成さ
れる。基板に埋設された導波路導体46および46’間
に交差接続を形成するための他の方法は図13に示され
ているように交差接続チャンネル20をエッチングする
ことである。その後で、これらのチャンネルには、ス−
ト沈積法、ゾル・ゲル法またはスラリ・キャスティング
法を用いて、光相互接続のために適した屈折率を有する
材料21が充填される。図12および13の実施例で
は、導波路導体と交差接続回路がガラスを被覆され、中
実の導波路構造を形成する。
【0042】さらに他の実施例では、コア層、または予
め定められた厚さのクラッド層をプラスしたコア層を具
備したプレ−ナ光ケ−ン(延伸後の)が、コア層に交差
接続パタ−ンを設けるために、図15に示されているよ
うにエッチングされる。交差接続パタ−ンは基板の表面
から約88ミクロンだけ隆起される。コア36およびク
ラッド37を具備した光ファイバが、そのコア側を隆起
した交差接続回路39に接触させて配置される。図15
の線A−Aに沿って見た2本の光ファイバの断面図が図
16Aおよび16Bに示されている。ケ−ンに形成され
たアラインメント用突起35によってアラインメントが
助長されうる。あるいは、ファイバ位置決め手段におけ
る対応する突起と対をなしてアラインメント用溝を用い
てもよい。光ファイバは、隆起された交差接続回路上に
休止するようにして低屈折率エポキシまたはプラズマ・
エンハンストCVDによって所定の位置に永久的に保持
される。その後で、ケ−ンおよびファイバ構体は、ピグ
テ−ルを有する中実の導波路構造物を形成するための従
来の手段によってガラスを被覆される。延伸工程の後で
その構造物内に光ファイバを配置することによって、フ
ァイバはピグテ−ルとしてあるいは添接によってピグテ
−ルを付着するために用いられうる。
【0043】本発明をそれの好ましい実施例について詳
細に図示そ説明した。しかし、特許請求の範囲に定義さ
れている本発明の真の精神および範囲から逸脱すること
なしにこれらの実施例の形態および詳細について種々の
変更が可能であることが当業者には理解されるであろ
う。例えば、本発明を主として単一モ−ドの導波路構造
について説明したが、本発明は、ド−パントレベルと寸
法を適当に変更することによってマルチモ−ドの導波路
構造にも適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 処理時の支持のためのハンドルを付設された
基板を示している。
【図2】 本発明によるプレ−ナ光導波路の製造工程を
示す断面図である。
【図3】 本発明によるプレ−ナ光導波路の製造工程を
示す断面図である。
【図4】 本発明によるプレ−ナ光導波路の製造工程を
示す断面図である。
【図5】 本発明によるプレ−ナ光導波路の製造工程を
示す断面図である。
【図6】 本発明によるプレ−ナ光導波路の製造工程を
示す断面図である。
【図7】 本発明によるプレ−ナ光導波路の製造工程を
示す断面図である。
【図8】 本発明によるプレ−ナ光導波路の製造工程を
示す断面図である。
【図9】 本発明に従って作成された1つの形式のプレ
−ナ光導波路における光回路パタ−ンの一例を示してい
る。
【図10A】 本発明の他の実施例を示している。
【図10B】 本発明の他の実施例を示している。
【図11A】 本発明の他の実施例を示している。
【図11B】 本発明の他の実施例を示している。
【図11C】 本発明の他の実施例を示している。
【図11D】 本発明の他の実施例を示している。
【図12】 本発明の他の実施例を示している。
【図13】 本発明の他の実施例を示している。
【図14A】 本発明の他の実施例を示している。
【図14B】 本発明の他の実施例を示している。
【符号の説明】
1 基板 2 ハンドル 3 ハンドル 4 バリヤ−層 5 コア層 6 クラッド層 7 合金被覆材料 8 有機フォトレジスト被覆 9 オ−バ−クラッド層 10 ディメンショナル・スロット 11 添着材料 12 交差接続層 15 大形コア光ファイバ 16 コア領域 17 交差接続層 18 オ−バ−クラッド層 19 分岐回路 22 長いプレ−ナ光ケ−ン 24 マスタ−マスク 24A 光回路パタ−ン 24B 光回路パタ−ン 24C 光回路パタ−ン 25 アラインメント用溝

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレ−ナ光導波路を作成するために用い
    られるガラス母材を製造する方法において、 a.第1の屈折率を有する第1のガラスと、前記第1の
    屈折率とは異なる第2の屈折率を有する少なくとも1つ
    の第2のガラスで構成されるプレ−ナ溶融ガラス構造物
    を形成し、そして b.予め選択された最終寸法のプレ−ナ光ケ−ンを作成
    するために前記構造物の厚みを減少させることよりなる
    方法。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの第2のガラスを前
    記第1のガラスの少なくとも一側に添着するためにス−
    ト沈積技術が用いられる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの第2のガラスを前
    記第1のガラスにおけるディメンショナル・スロット内
    に適用するためにス−ト沈積技術が用いられる請求項1
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの第2のガラスが前
    記第1のガラスの少なくとも]1つのスロット内に配置
    される少なくとも1つの光ファイバプリフォ−ムよりな
    る請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの光ファイバプリフ
    ォ−ムが前記少なくとも1つのスロット内に配置された
    後で、交差接続層が添着される請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの光ファイバプリフ
    ォ−ムが前記第1のガラスの少なくとも1つのスロット
    内に配置される少なくとも1つの大形コア光ファイバよ
    りなる請求項4の方法。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの光ファイバプリフ
    ォ−ムが前記少なくとも1つのスロット内に配置された
    後で、交差接続層が添着される請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記溶融構造物のアスペクト比が前記厚
    み減少工程時に幾何学形状の歪みを回避するように選択
    される請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 前記厚み減少工程時における幾何学形状
    の歪みを減少させるために、前記溶融構造物の縁端部が
    丸みを付けられる請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 前記厚み減少工程時における断面寸法
    の減少が10:1〜20:1の範囲内にある請求項1の方法。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも1つの第2のガラスが
    最初に少なくとも100μmの厚さの層よりなり、この層が
    前記厚み減少工程時に約6〜8μmまで厚みを減少される
    請求項1の方法。
  12. 【請求項12】 プレ−ナ光導波路を製造する方法にお
    いて、 a.第1の屈折率を有するガラス基板を、この第1の屈
    折率とは異なる第2の屈折率を有する少なくとも1つの
    第2のガラス領域と結合し、 b.予め選択された最終寸法を有するプレ−ナ光ケ−ン
    を作成するために前記構造物を加熱しかつ延伸し、 c.予め選択された光回路を作成するためにリトグラフ
    技術を用いて前記プレ−ナ光ケ−ンの少なくとも一部分
    から材料を除去し、 d.材料を除去された少なくとも1つの領域にわたって
    付加材料の領域を前記少なくとも1つのケ−ン部分と結
    合することよりなるプレ−ナ光導波路を製造する方法。
  13. 【請求項13】 前記ガラス基板の少なくとも一側上に
    前記少なくとも1つの第2のガラスを添着させるために
    ス−ト沈積技術が用いられる請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つの第2ノガラスを
    前記ガラス基板のディメンショナル・スロット内に適用
    するためにス−ト沈積技術が用いられる請求項12の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの第2のガラスが
    前記ガラス基板の少なくとも1つのスロット内に配置さ
    れる少なくとも1つの光ファイバプリフォ−ムよりなる
    請求項12の方法。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つの光ファイバプリ
    フォ−ムが前記少なくとも1つのスロット内に配置され
    た後で、交差接続層が適用され、かつ前記除去工程が交
    差接続パタ−ンを残すように前記交差接続層の部分を除
    去することをさらに含んでいる請求項15の方法。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの光ファイバプリ
    フォ−ムが前記ガラス基板の少なくとも1つのスロット
    内に入れられる少なくとも1本の大形コア光ファイバよ
    りなる請求項15の方法。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの光ファイバプリ
    フォ−ムが前記少なくとも1つのスロット内に配置され
    た後で、交差接続層が適用され、かつ前記除去工程が交
    差接続パタ−ンを残すように前記交差接続層の部分を除
    去することをさらに含んでいる請求項17の方法。
  19. 【請求項19】 前記プレ−ナ構造物のアスペクト比が
    前記延伸工程時に幾何学形状の歪みを回避するように選
    択される請求項12の方法。
  20. 【請求項20】 前記プレ−ナ構造物が延伸される温度
    が、延伸工程時における幾何学形状の歪みを回避するよ
    うに選択される請求項12の方法。
  21. 【請求項21】 前記延伸工程時における幾何学形状の
    歪みを減少させるために、前記プレ−ナ構造物の縁端部
    が丸みを付けられる請求項12の方法。
  22. 【請求項22】 前記延伸工程時における断面寸法の減
    少が10:1〜20:1の範囲内にある請求項12の方法。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも1つの第2のガラスが
    最初に少なくとも100μmの厚さの層よりなり、この層が
    前記延伸工程時に約6〜8μmまで厚みを減少される請求
    項12の方法。
  24. 【請求項24】 前記付加材料の領域を結合する工程が
    前記プレ−ナ光装置に対してス−ト沈積または他の化学
    的気相沈積技術によってオ−バ−クラッド層を沈積する
    ことよりなり、前記方法がさらにそのオ−バ−クラッド
    層を溶融させる工程を含んでおり、前記オ−バ−クラッ
    ド層の組成は、溶融後にそのオ−バ−クラッド層が材料
    を除去された少なくとも1つの領域を空乏なしに覆うよ
    うに注意深く選択される請求項12の方法。
  25. 【請求項25】 前記除去工程の前に前記プレ−ナ光ケ
    −ンを複数の片にカットする工程をさらに含み、前記片
    は前記プレ−ナ光ケ−ンの前記部分よりなる請求項12
    の方法。
  26. 【請求項26】 記除去工程の後で前記プレ−ナ光ケ−
    ンを複数の片にカットする工程をさらに含む請求項12
    の方法。
  27. 【請求項27】 前記付加材料の領域を結合させる工程
    が、前記予め選択された光回路と連通した前記少なくと
    も1つのケ−ン部分と少なくとも1本の光ファイバを接
    触させて配置することよりなる請求項12の方法。
  28. 【請求項28】 前記除去工程が前記光ファイバの位置
    決めを容易にするためのアラインメント手段を作成する
    ことをさらに含む請求項27の方法。
  29. 【請求項29】 前記少なくとも1本の光ファイバと前
    記少なくとも1つのケ−ン部分のアセンブリをガラスで
    被覆することをさらに含む請求項27の方法。
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