JPH08109784A - メンテナンス用はしご - Google Patents

メンテナンス用はしご

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JPH08109784A
JPH08109784A JP6271790A JP27179094A JPH08109784A JP H08109784 A JPH08109784 A JP H08109784A JP 6271790 A JP6271790 A JP 6271790A JP 27179094 A JP27179094 A JP 27179094A JP H08109784 A JPH08109784 A JP H08109784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ladder
mounting
side frame
maintenance
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP6271790A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Mochida
昌弘 望田
Hiroaki Sera
洋昭 世良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp KK
Original Assignee
Showa Corp KK
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Publication date
Application filed by Showa Corp KK filed Critical Showa Corp KK
Priority to JP6271790A priority Critical patent/JPH08109784A/ja
Publication of JPH08109784A publication Critical patent/JPH08109784A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁面への設置が簡易であると共に、壁面の高
さに応じて継ぎ足しも容易に行える配管設備などに用い
るメンテナンス用はしごである。 【構成】 メンテナンス用はしごは、左右の側枠1,1
間に所定間隔で複数の足掛け枠2,2,…が架設されて
なるはしご本体4を具備している。この側枠1,1に
は、所定の間隔をあけて複数の取付け孔5が開設され、
側枠1,1の外側面に金属板をL字状に折曲げた取付け
金具3を当てがったうえ、この取付け金具3に設けられ
た通し孔7と側枠1,1の取付け孔5にボルト6を挿通
させ、これにナット12を螺着することにより、取付け
金具3が側枠1,1に固定される。取付け金具3には、
これを壁面8に取付けるためのボルト10のような固定
具を挿通するための通し孔11が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管点検やバルブ操作
などのためのメンテナンス用はしごに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】化学工場その他各種のプラント施設で
は、液体や気体を流通するための配管設備が配設されて
いる。これらの配管設備については、配管工事が終了す
ると、日常のメンテナンスとして配管点検やバルブ操作
などが必要であり、それに伴いこれら配管点検やバルブ
操作などのメンテナンス用のはしごが必要となる。
【0003】従来、このような配管設備のメンテナンス
専用のはしごは無く、通常は施設の設置場所での現場作
業で作成されているのが実情である。この場合、例えば
配管設備が設置される各々の設置場所毎に、配管の設置
位置の高さや配管の太さが異なり、これに対応して使用
するメンテナンス用はしごの長さなどが異なるため、現
場でのはしごの製作は、配管設備の竣工間際で採寸、設
計、製作、取付けが行われ、これらの作業は通常突貫工
事となることが多い。
【0004】特に、メンテナンス用はしごでは、プラン
ト設備などの壁面に固定しなければならないが、上記の
ように従来、はしご自体を現場で製作するには、このは
しごを壁面に取付けるための取付け金具も現場作業で間
に合わせるため、鋼板などを用いてはしごの両側枠に溶
接などにより取付けしているのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のメン
テナンス用はしごは、配管設備の設置場所で応急処理的
に突貫工事で作成されるため、他の工事の進行に影響を
及ぼすだけではなく、はしご自体が構造的な点及び壁面
への取付けなどの点で不完全となりやすい問題があっ
た。また、壁面への取付け金具をはしごの左右の側枠に
固定する作業や、はしごの長さが不足する場合に適当長
さの他のはしご材を継ぎ足すなどの作業に多大の手間と
時間がかかる問題があった。本発明は、このような課題
を解決したメンテナンス用はしごを提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るメンテナンス用はしごは、左右の
側枠の間に所定間隔ごとに複数の足掛け杆が架設されて
いるはしご本体を備えていると共に、側枠には、所定間
隔ごとに複数の取付け孔がそれぞれ開設されており、こ
の側枠の外側面に取付け金具をそれぞれ当てがったう
え、各側枠の取付け孔と取付け金具に開設させた通し孔
とに固定具であるボルトを挿通させて各側枠に取付け金
具をそれぞれ取付け、この取付け金具には、これを各種
設備の壁面に設置するための通し孔が開設されているこ
とを特徴としている。
【0007】前記取付け金具は、金属板をL字状に折曲
げて構成されており、この折曲げ部に通し孔がそれぞれ
開設され、一方の折曲げ部を左右の側枠の外側面に当て
がったうえ、各側枠の取付け孔と取付け金具の通し孔と
に固定具であるボルトをそれぞれ挿入し、これにナット
を螺着させることにより、側枠に取付け金具が着脱自在
に構成するとよい。
【0008】また、本発明に係るメンテナンス用はしご
は、2組のはしご本体において、そのはしご本体の端部
同士を対向配設させたうえ、この対向配設部が中間部に
位置するように各側枠の外側面に連結具をそれぞれ配設
させ、各側枠の取付け孔と連結具に開設させた通し孔に
固定具であるボルトを挿入し、これにナットを螺着させ
ることにより、2組のはしご本体を連結させることを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の構成によると、はしご本体を構成する
左右の側枠に開設された取付け孔と固定具とを介して、
この側枠の任意の位置に取付け金具が容易に設けられる
ので、配管設備の各現場におけるメンテナンス用はしご
の壁面への取付け作業が迅速、かつ容易となる。
【0010】また、取付け金具が、はしご本体の側枠に
着脱自在の構成とされることにより、取付け壁面の最適
の高さ位置に取付け金具を固定した状態で、はしご本体
を取付け壁面に固定することができる。
【0011】さらに、配管施設における配管の設置位置
が高く、複数のはしご本体を継ぎ足して長尺に設ける場
合であっても、本発明の構成によると、取付け孔を有す
る側枠の端部同士を連結具及び固定具を介して連結する
ことにより、複数のはしごを容易、かつ確実に連結で
き、必要な長さのはしごとすることができる。逆に、は
しご本体が長すぎる場合は、壁面の高さに応じて側枠を
所望の長さに切断して使用できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は、本発明に係るメンテナンス用はしごの正面
図、図2は、同側面図、図3は、同使用状態の斜視図、
図4は、同分解した斜視図である。
【0013】各図に示されるように、本発明に係るメン
テナンス用はしごは、所定間隔をあけて平行に配設され
た左右の側枠1,1の間に複数段の足掛け杆2,2,…
が架設され、この側枠1,1には、壁面に固定するため
の取付け金具3,3,…が設けられている。
【0014】このような、はしご本体4を構成する側枠
1,1と足掛け杆2とは、何れもアルミ合金などの軽量
で、かつ強度に富む金属材で構成され、これらの表面に
は、例えばドブ漬け亜鉛メッキが施されている。足掛け
杆2の両端は、溶接などの公知の固定手段を用いて側枠
1,1の内側面に固定されている。また、側枠1,1と
足掛け杆2の断面形状は、矩形、その他の形状であって
構わない。
【0015】前記側枠1,1には、その側面に内外方向
に貫通して取付け孔5,5が数カ所に開設されている。
この取付け孔5,5は、実施例では2つの取付け孔5,
5を1組として複数組設けられており、図から分かる通
り、各組の取付け孔5,5は、側枠1,1の上端部、中
央部及び下端部にそれぞれ位置するように設けられてい
る。
【0016】つぎに、取付け金具3は、一枚の金属板を
ほぼL字状に折曲げて構成され、一方の折曲げ部3aに
は、この折曲げ部3aをはしご本体4の側枠1,1に取
付けるためのボルト6を挿通させる通し孔7,7が形成
されている。他方の折曲げ部3bには、この折曲げ部3
bを介して配管設備の壁面8にはしご本体4を取付ける
ための固定具用の通し孔11が開設されている。
【0017】そして、取付け金具3の一方の折曲げ部3
aを、はしご本体4の側枠1,1の外側面に当てがい、
この折曲げ部3aの通し孔7と側枠1,1の取付け孔5
にボルト6を挿通し、このボルト6にナット12を螺着
することにより、取付け金具3が両側枠1,1に取付け
られる。
【0018】実施例では、1つのセットのはしご本体4
に対し、4個の取付け金具3が使用され、図1に示され
る配置態様で取付けられる。このように構成されたメン
テナンス用はしごは、図3に示されるように化学プラン
トなどの配管設備が設けられた壁面8に取付けられ、こ
の壁面8の高所に位置する配管13の点検やバルブ(図
示せず)操作がこのメンテナンス用はしごを用いて行わ
れる。
【0019】この場合、取付け金具3の一方の折曲げ部
3bを壁面8に当てがい、この折曲げ部3bに開設され
た通し孔11から固定具としてボルト10を挿入し、ボ
ルト10の先端を壁面8の表面に螺合することにより、
取付け金具3を介してはしご本体4は壁面8にしっかり
と固定される。
【0020】取付け金具3は、ボルト6、ナット12を
介してはしご本体4の側枠1,1の任意の位置に取付け
られ、かつ取付け位置の変更が容易であるので、壁面8
に対する取付け金具3の取付け位置も最適位置を選定で
きる。
【0021】本発明では、はしご本体4の長さは、例え
ば1800mmを標準に構成できるが、配管13の配設
位置が高い場合などの諸原因により、1本のはしご本体
4では長さが不足する場合がある。この場合、図4に示
される連結具15を用いて他のはしご本体4を継ぎ足
し、1800mm以上の長尺のはしごを構成することが
できる。連結具15は、図示のように長方形で所定の厚
みを備えた金属板で構成されており、この連結具15の
長手方向の両端部に連結用の通し孔16,16が形成さ
れている。
【0022】つまり、図4に示されるように2つのはし
ご本体4の側枠1,1の端部同士を対向配設したうえ、
この対向配設部17が、連結具15の長手方向の中間に
位置するようにして、この連結具15を側枠1,1の外
側に配設する。そして、側枠1,1の取付け孔5と連結
具15の通し孔16とにボルト18を挿通し、このボル
ト18にナット19を螺着することにより、上下に配設
された2つのはしご本体4,4が強固に連結され、より
長尺のメンテナンス用はしごが構成される。
【0023】このようにして連結された2つのはしご本
体4,4は、ボルト18とナット19を緩め、連結具1
5の通し孔16から脱抜することにより、2つのはしご
本体に戻すことができる。また、図示省略するが、設置
する壁面8に対して、はしご本体4が長すぎる場合があ
る。この場合、側枠1,1を壁面8の高さに応じて、必
要長さに切断したうえ、上記する取付け金具3を介して
壁面8に所定長さに切断したはしご本体4を固定でき
る。なお、本発明は、この実施例の構成に限定されず、
必要に応じて任意に設計変更して構わないものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る配管
点検やバルブ操作などのためのメンテナンス用はしご
は、はしご本体が予め取付け金具を具備しているので、
この取付け金具を介してメンテナンス用はしごを化学プ
ラントなど各種配管設備の壁面に容易かつ確実に取付け
ることができる。また、連結具を介して、複数のはしご
本体を連結することにより、容易に長尺のメンテナンス
用はしご本体を構成することができるし、はしご本体の
長さを壁面に応じて、任意な長さに切断調整することも
できる。
【0025】さらに、本発明に係るメンテナンス用はし
ごは、各部品を予め工場生産しておき、設置現場で必要
な配置形態で各部品を組立てることができ、設置現場に
最適な構成のメンテナンス用はしごを簡易に製作できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメンテナンス用はしごの正面図。
【図2】同側面図。
【図3】同使用状態の斜視図。
【図4】同分解した斜視図。
【符号の説明】
1 側枠 2 足掛け杆 3 取付け金具 4 はしご本体 5 取付け孔 6,10 ボルト 7,11 取し孔 8 壁面 12 ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の側枠の間に所定間隔ごとに複数の
    足掛け杆が架設されているはしご本体を備えていると共
    に、側枠には、所定間隔ごとに複数の取付け孔がそれぞ
    れ開設されており、この側枠の外側面に取付け金具をそ
    れぞれ当てがったうえ、各側枠の取付け孔と取付け金具
    に開設させた通し孔とに固定具であるボルトを挿通させ
    て各側枠に取付け金具をそれぞれ取付け、この取付け金
    具には、これを各種設備の壁面に設置するための通し孔
    が開設されていることを特徴とするメンテナンス用はし
    ご。
  2. 【請求項2】 取付け金具は、金属板をL字状に折曲げ
    て構成されており、この折曲げ部に通し孔がそれぞれ開
    設され、一方の折曲げ部を左右の側枠の外側面に当てが
    ったうえ、各側枠の取付け孔と取付け金具の通し孔とに
    固定具であるボルトをそれぞれ挿入し、これにナットを
    螺着させることにより、側枠に取付け金具が着脱自在に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のメンテ
    ナンス用はしご。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の2組のはしご本体におい
    て、そのはしご本体の端部同士を対向配設させたうえ、
    この対向配設部が中間部に位置するように各側枠の外側
    面に連結具をそれぞれ配設させ、各側枠の取付け孔と連
    結具に開設させた通し孔とに固定具であるボルトを挿入
    し、これにナットを螺着させることにより、2組のはし
    ご本体を連結させることを特徴とするメンテナンス用は
    しご。
JP6271790A 1994-10-11 1994-10-11 メンテナンス用はしご Pending JPH08109784A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058203A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Pica Corp 梯子の連結材及び該連結材を用いた連結梯子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011058203A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Pica Corp 梯子の連結材及び該連結材を用いた連結梯子

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