JP3732120B2 - パーティションボードの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マンション等の建物のベランダやバルコニーにおいて、互いの隣室間の境界又は目隠し等として設置されるパーティションボードの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーティションボードは、左右両縦枠及び上下横枠からなる金属製の周枠と、この周枠に取り付けられるボード本体とによって構成されるもので、ボード本体は、火災発生時等の非常時に突き破って互いに隣室側へ抜け出れるように石膏ボード等の破壊し易い材料で形成されている。しかして、従来、パーティションボードの設置にあたっては、周枠の一方の縦枠側を建物躯体側に、また他方の縦枠側を手摺り側に夫々ボルトを含む固定具によって固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようにパーティションボードの両側端部を建物躯体側と手摺り側に夫々固定具で固定するようにした取付構造によれば、例えばマンションの外壁や床等の共用部保全改修工事を行う場合に、パーティションボードは、取り外すのに非常な手間がかかることから、設置したままの状態にしておくため、工事中にパーティションボードが邪魔になって互いに隣室のベランダを直接行き来することができず、そのためベランダの手摺りを乗り越え、手摺りの外側に設置された足場に移ってそこからまた手摺りを乗り越えなければ、隣室のベランダに移れないことになり、施工能率が非常に悪かった。また、建物の外壁やベランダの床を塗装する際にはパーティションボードの設置されている箇所では作業がし難く、また作業できない部分が生じる、と云った問題もあった。
【0004】
本発明は、上記のような事情に鑑み、建物の改修工事等を行う際にパーティションボードを開閉できる取付構造にすることによって、互いの隣室間の通行を可能とし、それによって改修工事等の施工能率及び施工精度の向上を図ることができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のパーティションボードの取付構造は、パーティションボード1の一側端部を蝶番10によってベランダ等の手摺り9,31側に枢着し、他側端部に取り付けた固定具11によって該他側端部を建物躯体壁8側に着脱可能に固定し、この固定具11を建物躯体壁8から取り外してボード他側端部の固定を解放することによって、パーティションボード1をその一側端部の蝶番10を中心に回動開閉可能とし、パーティションボード1は前記一側端部を蝶番10の取付板12に対して手摺り側に近づく方向にスライド可能に取り付けてなることを特徴とする。
【0006】
請求項2は、請求項1に記載のパーティションボードの取付構造において、蝶番10は、一対の取付板12,13の夫々の一端側に、夫々断面L字状の屈曲部片12a,13aを介してピン挿通用円管部14,15を連設し、これら円管部円管部14,15に枢支ピン16を挿通して前記一対の取付板12,13を互いに枢着してなることを特徴とする。
【0007】
請求項3は、請求項1又は2に記載のパーティションボードの取付構造において、蝶番10の各取付板12,13には円管部14,15の軸方向と直交する方向に長いボルト及び又はビス挿通用の長孔17,18,19を設けてなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は建物のベランダの縦断面図、図2は図1のX−X線拡大断面図、図3の(A)は図2のY−Y線断面図、(B)は図1のZ−Z線拡大断面図である。これらの図において、1はベランダにおいて、互いの隣室間の境界又は目隠し等として設置されるパーティションボードで、左右両縦枠2,2、上下横枠3,4及び中横枠5からなる金属製の周枠6と、この周枠6に嵌め込まれたボード本体7,7とによって構成され、各ボード本体7は火災等不測の事態に備えて石膏ボード等の破壊し易い材料で形成されている。8は建物のコンクリート製躯体壁であり、9はベランダのコンクリート製手摺り壁、Sはスラブ壁である。
【0010】
このパーティションボード1は、周枠6の一方の縦枠2が上下2箇所で蝶番10によってベランダの手摺り壁9に枢着され、他方の縦枠2が上下及びその中間の3箇所で固定具11によって建物のコンクリート躯体壁8に固定されていて、固定具11による上記他方の縦枠2側の固定を解放することによって、このパーティションボード1を、上記一方の縦枠2の枢着部を中心に開閉できるようになっている。
【0011】
このパーティションボード1の取付構造について更に詳しく説明すると、先ず、各蝶番10は、図2及び図3に示すように、一対の取付板12,13の夫々の一端側に夫々断面L字状に屈曲した屈曲部片12a,13aを介してピン挿通用円管部14,15を連設し、これら円管部14,15に枢支ピン16を挿通して取付板12,13を互いに枢着してなる構造のもので、一方の取付板12には、円管部14の軸方向と直交する方向に長いボルト挿通用長孔17及びビス挿通用長孔18が設けられ、また他方の取付板13には、円管部15の軸方向と直交する方向に長いボルト挿通用長孔19が設けられている。
【0012】
この蝶番10によってパーティションボード1の周枠6をベランダの手摺り壁9に枢着するには、各蝶番10の一方の取付板12をボルト20及びナット21とビス22とによって周枠6の一方の縦枠2の上下所定箇所に取り付ける。即ち、縦枠2には予めボルト挿通孔を設けておいて、取付板12のボルト挿通用長孔17から縦枠2のボルト挿通孔にボルト20を挿通してナット21で締め付け、、また同取付板12のビス挿通用長孔18にビス22を縦枠2にねじ込むことによって、取付板12を縦枠2に固定する。他方の取付板13は、コンクリート製の手摺り壁9にホールインアンカー23をボルト挿通用長孔19からアンカーボルト24をねじ込んで締め付けることによって、ホールインアンカー23が開径し、手摺り壁9に固定する。この際、取付板12,13は、ボルト挿通用長孔17,19及びビス挿通用長孔18を利用して、取付位置を適宜に調整することができる。
【0013】
固定具11は、図2に示すように、パーティションボード1の周枠6の縦枠2に嵌合するコ字形嵌合部片25aに取付部片25bを一体に突設してなる取付金物25を含み、この取付金物25のコ字形嵌合部片25aを周枠6の縦枠2に嵌合させてリベット26により固定すると共に、躯体壁8にホールインアンカー27を取付部片25bのボルト挿通孔(図示省略)からアンカーボルト28をねじ込んで締め付けることによって、周枠6の遊端部側縦枠2を躯体壁8に取り付け固定するようになっている。
【0014】
上記のようにして両側端部が躯体壁8と手摺り壁9に取り付けられたパーティションボード1は、建物のベランダ部分を隣合う隣室の境界部で仕切る仕切板又は目隠しであるから、常時はこの取付状態のままで取り外されることはないが、例えば建物の共用部の保全改修工事を行うような場合に、固定具11を取り外すことによって、蝶番10の取り付けられた周枠6の枢着端部側縦枠2を中心に回動開閉することができる。
【0015】
このパーティションボード1を開閉可能とするには、図2から分かるように、先ずボルト28を緩めてホールインアンカー27から取り外すが、ボルト28を取り外しただけでは、周枠6の遊端部側縦枠2に固定された取付金物25が躯体壁8に当接状態にあるためパーティションボード1を開放させることができないから、蝶番10のボード側取付板12を周枠6の縦枠2に固定しているボルト20及びビス22を緩め、これらを挿通する長孔17,18を利用して、周枠6を手摺り壁9側へスライドさせることにより、周枠6の遊端部側縦枠2にある取付金物25と躯体壁8との間に適当な隙間を形成し、しかる後、このパーティションボード1を、蝶番10の取り付けられた周枠6の枢着端部側を中心に図4の実線図示のように回動開放させるようにすればよい。尚、取付金物25を周枠6の縦枠2から取り外してもよい。
【0016】
こうしてパーティションボード1を開放させることによって、建物の改修工事中は、互いに隣室のベランダを直接行き来することができるようになり、従来のようにベランダの手摺りを乗り越える必要がないため、作業のロスが少なく、施工能率が非常に良くなる。そして、ベランダの床を補修したり塗装する際に、これまでパーティションボード1の設置されていた箇所の作業も容易に行うことができ、施工能率の向上及び施工精度の向上を図ることができる。
【0017】
また、この実施形態に示すように、蝶番10によってパーティションボード1の一側端部が枢着される側を手摺り壁9側とすれば、躯体壁8側のボード取付部分を完全に開放させることができるから、躯体壁8の外壁補修作業や塗装作業が非常にし易くなり、これによって施工能率の向上及び施工精度の向上を図ることができる。
【0018】
また、パーティションボード1の一側端部を手摺り壁9に枢着するのに使用する蝶番10は、両取付板12,13の夫々一端側に夫々断面L字状に屈曲した屈曲部片12a,13aを介してピン挿通用円管部14,15を連設してなる構造であって、各取付板12,13とピン挿通用円管部14,15との間に屈曲部片12a,13aを介在させたことにより、各取付板12,13の取付面12o,13oに沿った面上にピン挿通用円管部14,15が存在しなくなるから、取付板12に対するパーティションボード1の取付位置を、この取付板12の取付面12oに沿って比較的大幅に変更調整することができ、それによりパーティションボード1の一側端部と手摺り壁9との間の隙間、あるいはこのボード1の他側端部と躯体壁8との間の隙間を可なりの範囲にわたって加減調整することができる。
【0019】
図2には、パーティションボード1の周枠6の枢着端部側縦枠2を取付板12の取付面12oに沿って手摺り壁9に近づく方向にスライドさせている状態を仮想線で示している。因みに、従来一般に使用されている蝶番は、上記のような屈曲部片12a,13aに相当するものがなく、取付板の一端にピン挿通用円管部が直接設けられていて、取付板の取付面に沿った面上にピン挿通用円管部が突出するような構造であるから、パーティションボード1の取付位置を取付板の取付面に沿って変位できる範囲は極僅かで、ほとんど調整できない。
【0020】
図5は、図1と同様な建物のベランダを示す縦断面図であるが、図1のベランダの手摺りがコンクリート製の手摺り壁9であるのに対し、ここでは手摺りがアルミ製の格子状手摺りからなるもので、角筒状の手摺り支柱31と躯体壁8とにパーティションボード1を取り付けた場合の実施形態を示している。図6は図5のV−V線拡大断面図、図7は図6のW−W線断面図、図8は蝶番10の斜視図である。
【0021】
この実施形態に示す蝶番10は、図1〜図4に示すものと殆ど同じであるが、ここでは枢支ピン16に対する取付板12,13の配置関係が図1〜図4の場合と異なっている。即ち、この蝶番10は、一対の取付板12,13の夫々一端側に屈曲部片12a,13aを介してピン挿通用円管部14,15を連設し、これら円管部14,15に枢支ピン16を挿通したもので、上下2つの取付板12,13が夫々枢支ピン16に対し同じ向きに位置するように円管部14,15を介して取り付けられており、また各取付板12,13にボルト挿通用長孔17とビス挿通用長孔18が設けられている。因みに、図1〜図4に示す蝶番10では、図2から分かるように、上下2つの取付板12,13が夫々枢支ピン16に対し互いに上下が逆向きとなるように円管部14,15を介して取り付けてある。
【0022】
この蝶番10によってパーティションボード1の一側端部をベランダの手摺り支柱31に枢着するとき、各蝶番10の一方の取付板12は、ボルト挿通用長孔17から周枠6の縦枠に設けたボルト貫通孔(図示せず)にボルト20を通してナット21で締め付けると共に、ビス挿通用長孔18からビス22を縦枠2にねじ込むことによって固定し、他方の取付板13は、ボルト挿通用長孔17から角筒状手摺り支柱31のボルト貫通孔(図示せず)にボルト32を通してナット33で締め付けると共に、ビス挿通用長孔18からビス34を手摺り支柱31にねじ込むことによって固定する。この場合も、取付板12,13は、ボルト挿通用長孔17,18によって取付位置を適宜調整できる。また、このパーティションボード1の他側端部は、固定具11によって、躯体壁8に取り付け固定される。この固定具11については、図1〜図4に示す実施形態と同様である。
【0023】
この実施形態の蝶番10は、図6及び図8から分かるように、上下2つの取付板12,13が夫々枢支ピン16に対し同じ向きに位置するように円管部14,15を介して取り付けられているため、手摺り側の取付板13をパーティションボード1のボード本体7に沿った平面35上で手摺り支柱31に取り付けることができる。つまり、上下両取付板12,13が枢支ピン16に対し同じ向きに取り付けられた蝶番10は、手摺り側取付板13を取り付ける手摺り支柱31がパーティションボード1の設置される位置と同列状に設置されている場合に有効である。また、この場合も、ボード側取付板12に対するパーティションボード1の取付位置を比較的大幅に変更調整することができる。
【0024】
図5〜図8に示す実施形態では、蝶番10の手摺り側取付板13を取り付ける手摺り支柱31が角形材で形成されたものであるが、図9には、ベランダの床部側から天井側まで延びる断面略H状の形材からなる手摺り支柱36に蝶番10の手摺り側取付板13を取り付けた場合の実施形態を示す。この実施形態における蝶番10の配置状態、並びにこの蝶番10のボード側取付板12の取付構造及び手摺り側取付板13の取付構造については、図5〜図8の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
【0025】
以上説明したように、パーティションボード1をベランダに設置するにあたって、パーティションボード1の一側端部を蝶番10によってベランダの手摺り側に枢着し、他側端部を固定具11に建物躯体壁8側に固定するから、例えば建物の共用部の改修工事を行うような場合に、固定具11によるボード他側端部の固定を解放することによって、蝶番10の取り付けられた縦枠2の枢着端部側を中心に回動開放させることができる。こうしてパーティションボード1を開放させることによって、工事中は、互いに隣室のベランダを直接行き来することができるから、作業のロスが少なく、施工能率が非常に良くなり、またベランダの床を補修したり、塗装する場合には、パーティションボード1の設置されていた箇所の作業も十分に行うことができる。また、上記のように蝶番10によってパーティションボード1の一側端部が枢着される側を手摺り壁9側にすれば、躯体壁8側のボード取付部分を完全に開放できるため、躯体壁8の外壁補修作業や塗装作業が非常にし易く、施工能率の向上及び施工精度の向上を図ることができる。
【0026】
上記のような改修工事中は、建物内で居住者が生活している場合がほとんどであるから、その日の工事が終了した後は、パーティションボード1を閉じて、その遊端部を躯体壁8側にロックしておく。この場合のロックは、周枠6の縦枠2に取り付けてある取付金物25の取付部片25bから例えば蝶ボルト(図示省略)を、躯体壁8側のホールインアンカー27にねじ込んで締め付け固定するようにすればよい。
【0027】
本発明に係るパーティションボードの取付構造は、建物の新築時にパーティションボードを新設する際の取付構造として実施してもよいし、また築後数年経っている建物において、既設のパーティションボードを一旦取り外し、そのパーティションボードを本発明の取付構造によって取り付けるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】
請求項1に係る発明のパーティションボードの取付構造は、パーティションボードの一側端部を蝶番によって手摺り側に枢着し、他側端部を固定具によって建物躯体壁側に固定したものであるから、例えば、建物の共用部の改修工事を行うような場合に、固定具を取り外して固定具によるボードの固定を解放することによって、パーティションボードを回動開閉させることができる。従って、その工事中は、互いに隣室のベランダを直接行き来することができるようになるから、従来のようにベランダの手摺りを乗り越える必要がなくなって、作業のロスが少なくなり、施工能率が非常に良くなり、そしてベランダの床を補修したり塗装する際に、パーティションボードの設置されていた箇所の作業も容易に行えるから、施工能率の向上と共に施工精度の向上を図ることができる。
【0029】
特にこの発明では、パーティションボードの一側端部を蝶番により手摺り側に枢着し、他側端部を固定具で建物躯体壁側に固定したことにより、建物躯体側のボード取付部分を完全に開放できるため、建物の外壁補修作業や塗装作業がし易く、施工能率の向上及び施工精度の向上を図ることができる。
【0030】
請求項2に記載のように、蝶番は、一対の取付板の夫々一端側に、夫々断面L字状の屈曲部片を介してピン挿通用円管部を連設し、これら円管部に枢支ピンを挿通して前記一対の取付板を互いに枢着してなる構造であって、各取付板とピン挿通用円管部との間に屈曲部片を介在させたことにより、各取付板の取付面に沿った面上にピン挿通用円管部が存在しなくなるから、パーティションボード側取付板に対するパーティションボードの取付位置を、この取付板の取付面に沿って比較的大幅に変更調整でき、それによりパーティションボードの枢着側端面と手摺り又は躯体壁面との間に形成される隙間を可なりの範囲にわたって加減調整することができる。
【0031】
請求項3に記載のように、蝶番の各取付板には円管部の軸方向と直交する方向に長いボルト及び又はビス挿通用の長孔が設けられているため、このボルト挿通用長孔又はビス挿通用長孔によって、取付板の取付位置を適宜調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す建物のベランダの縦断面図である。
【図2】 図1のX−X線拡大断面図である。
【図3】 (A)は図2のY−Y線断面図、(B)は図1のZ−Z線拡大断面図である。
【図4】 パーティションボードを開放した状態を示す横断面図である。
【図5】 他の実施形態を示す建物のベランダの縦断面図である。
【図6】 図5のV−V線拡大断面図である。
【図7】 図6のW−W線断面図である。
【図8】 図5〜図7に示す蝶番の斜視図である。
【図9】 更に他の実施形態におけるパーティションボードの枢着部分を示す図2及び図6と同様な断面図である。
【図10】 図9のQ−Q線断面図である。
【符号の説明】
1 パーティションボード
6 周枠
7 ボード本体
8 建物の躯体壁
9 手摺り壁
10 蝶番
11 固定具
12,13 取付板
12a,13a 屈曲部片
14,15 蝶番の円管部
16 枢支ピン
17,18,19 蝶番の取付板に設けられた長孔

Claims (3)

  1. パーティションボードの一側端部を蝶番10によってベランダ等の手摺り9,31側に枢着し、他側端部に取り付けた固定具11によって該他側端部を建物躯体壁8側に着脱可能に固定し、この固定具11建物躯体壁8から取り外してボード他側端部の固定を解放することによって、パーティションボードをその一側端部の蝶番10を中心に回動開閉可能とし、パーティションボード1は前記一側端部を蝶番10の取付板12に対して手摺り側に近づく方向にスライド可能に取り付けてなることを特徴とするパーティションボードの取付構造。
  2. 蝶番10は、一対の取付板12,13の夫々の一端側に、夫々断面L字状の屈曲部片12a,13aを介してピン挿通用円管部14,15を連設し、これら円管部14,15に枢支ピン16を挿通して前記一対の取付板12,13を互いに枢着してなることを特徴とする請求項1に記載のパーティションボードの取付構造。
  3. 蝶番10の各取付板12,13には円管部14,15の軸方向と直交する方向に長いボルト及び又はビス挿通用の長孔17,18,19を設けてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のパーティションボードの取付構造。
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