JPH079958Y2 - 木造住宅等の吹抜部施工用仮設ステージ - Google Patents

木造住宅等の吹抜部施工用仮設ステージ

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JPH079958Y2
JPH079958Y2 JP1988139144U JP13914488U JPH079958Y2 JP H079958 Y2 JPH079958 Y2 JP H079958Y2 JP 1988139144 U JP1988139144 U JP 1988139144U JP 13914488 U JP13914488 U JP 13914488U JP H079958 Y2 JPH079958 Y2 JP H079958Y2
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JP
Japan
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temporary stage
scaffolding
metal fitting
construction
work
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JP1988139144U
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JPH0260158U (ja
Inventor
弘太 上野
浩司 原田
Original Assignee
光洋機械産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、木造住宅等の吹抜部における壁面作業を行
うさいに使用する仮設ステージに関する。
〔従来の技術、及びその問題点〕
木造住宅等の吹抜は、一階を広間として天井や床を設け
ることなく数階を貫通せしめた構造を有するものであ
る。したがって、かかる吹抜部における壁塗り作業やク
ロス張り作業等の壁面作業は非常にしずらいものとなっ
ていた。このため、従来より第5図に示すように、床面
や階段上に2本組とされた建地101を所定のスパンでも
って立設し、布地102や腕木103等を架設すると共に、筋
かい104を取付けて内部足場を組立て、所要の壁面作業
を行うものとされていた。
しかしながら、かかる内部足場の組立ては、吹抜部の限
られた狭いスペース内で、しかも、階段等の存在下に行
うものであるから、その組立て作業が非常に面倒で手間
がかかり、また、その解体作業についても同様であっ
た。さらに、かかる内部足場は吹抜のスペースをほぼ専
有するため作業員の通行等が著しく阻害されるのみなら
ず、一階部分での壁面作業の邪魔となりやすく、ひいて
は、工期の遅れ等を招来せしめるものとなっていた。
この考案は、従来の問題点を一挙に解決しようとするも
ので、設置したさいには上下方が全くフリースペースと
なって吹抜部の壁面作業を自由に行うことができるのみ
ならず、組立て・解体作業を極めて簡単に短時間で行う
ことができる便利な仮設ステージを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、この考案は、両端部に一対の係止金具4を有する
伸縮自在な足場板1と、係止金具4に係止して該足場板
1を支持する受金具7と、該受金具7を上下階の境界に
位置する梁13等に着脱自在に取付ける取付け部材10とよ
り構成されたものである。
〔作用〕
上下階の境界に位置する梁13等に受金具7を取付け部材
10でもって対向状に取付けたのち、係止金具4を受金具
7に係止して足場板1を順次架設支持せしめることによ
り組立て設置する。解体するさいには、受金具7との係
止を解いて足場板1を取外したのち、取付け部材10を外
し、梁13等より受金具7を取外して解体する。
〔実施例〕
以下に、この考案を図面に示す1実施例について説明す
る。
1は伸縮自在とされた足場板で、該足場板1は両側縁を
各々内方に折曲して形成された断面略リップ溝形状の床
材本体、該床材本体2の一端部にその長手方向に沿って
摺動自在に抱持された長さ調整床材3、該長さ調整床材
3及び上記床材本体2の自由端に各々形成された略下向
きコ字形状の係止金具4とより構成されている。そし
て、上記の長さ調整床材3はその一端部内面に係止ピン
5が枢着され、係止孔6を介して床材本体2に係着自在
とされている。7は所要の長さを有する断面略上向きコ
字形状の受金具、8・9は該受金具7の一側壁に所要間
隔毎に形成された取付け孔と仮止め孔、10は該取付け孔
8に挿通自在とされたコーチネジ、11は仮止め孔9に挿
通自在とされた釘である。その他、12は吹抜部の壁面、
13は1・2階の境界に位置する梁を示す。
この考案に係る仮設ステージを設置するさいには、第3
図及び第4図に示すように、まず、対応する梁13に各々
受金具7を釘11でもって仮止めしたのち、コーチネジ10
でもって対向状に取付ける。ついで、両端の係止金具4
を各々受金具7に係止せしめて足場板1を順次仮設支持
することにより組立て設置する。このさい、仮設ステー
ジは1階と2階との境界部に位置するため、1階部分に
相応する吹抜部の壁面作業は仮設ステージ下において、
また、2階部分に相応する吹抜部の壁面作業は仮設ステ
ージ上で各々自由になしうる。
逆に、仮設ステージを解体するさいには、受金具7との
係止を解いて足場板1を取外したのち、コーチネジ10を
梁13より抜き去り、受金具7を取外すとよい。このさ
い、コーチネジ10を抜き去ることにより梁13に残存する
ネジ孔は、梁13自体に所謂目隠し板等を取付けるため完
全に隠蔽されるものである。
なお、上記実施例において、足場板1はその一端部にの
み長さ調整床材3が設けられているが、両端部に設けて
もよく、また、床材本体2に所要幅の開閉蓋付き開口部
を形成し、作業員が仮設ステージを上下に自由に通過せ
しめるようにしてもよいものである。さらに、受金具7
の取付け部材としてコーチネジ10が示されているが、こ
れに限定されるものでなく、タッピングネジ等公知の取
付け部材を採用してもよいこと勿論である。
〔考案の効果〕
この考案によれば、以上の次第で、両端部に一対の係止
金具4を有する伸縮自在な足場板1と、係止金具4に係
止して該足場板1を支持する受金具7と、該受金具7を
上下階の境界に位置する梁13等に着脱自在に取付ける取
付け部材10とより構成されているから、上下階の境界に
位置する梁13等に受金具7を取付け部材10でもって対向
状に取付け、係止金具4を該受金具7に係止して足場板
1を順次架設支持せしめるという極めて簡単な操作でも
って、吹抜部に仮設ステージを迅速、かつ、確実に組立
てて設置することができ、しかも、仮設ステージの上下
方は全くのフリースペースとなって吹抜部の壁面作業を
自由に手際よく行うことができる。また、足場板1は伸
縮自在とされているから、吹抜部の幅に合致せしめるべ
く自由にその長さを調整することができる。さらに、仮
設ステージを解体するさいにおいても、受金具7との係
止を解いて足場板1を取外し、かつ、取付け部材10を梁
13等より抜き去ることにより受金具7を取外すという極
めて簡便な操作でもって容易に、しかも、迅速に解体作
業を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示す斜視図、第2図は足
場板1を示す一部破砕拡大断面図、第3図は使用状態を
示す水平断面図、第4図は同縦断面図、第5図は従来例
を示す斜視図である。 1……足場板、4……係止金具、7……受金具、10……
コーチネジ、13……梁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端部に一対の係止金具4を有する伸縮自
    在な足場板1と、係止金具4に係止して該足場板1を支
    持する受金具7と、該受金具7を上下階の境界に位置す
    る梁13等に着脱自在に取付ける取付け部材10とより構成
    されてなる木造住宅等の吹抜部施工用仮設ステージ。
JP1988139144U 1988-10-25 1988-10-25 木造住宅等の吹抜部施工用仮設ステージ Expired - Lifetime JPH079958Y2 (ja)

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JPH0260158U JPH0260158U (ja) 1990-05-02
JPH079958Y2 true JPH079958Y2 (ja) 1995-03-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133596A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Jfe Metal Products & Engineering Inc 立坑用足場及び立坑用足場の組立・撤去方法

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JPS5926145U (ja) * 1982-08-12 1984-02-18 三條 晴之 伸縮足場板
JPS611548U (ja) * 1984-06-11 1986-01-08 勝利 西川 足場かけ渡し板

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