JPH081091Y2 - 貼着テープ印字装置 - Google Patents

貼着テープ印字装置

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JPH081091Y2
JPH081091Y2 JP12021689U JP12021689U JPH081091Y2 JP H081091 Y2 JPH081091 Y2 JP H081091Y2 JP 12021689 U JP12021689 U JP 12021689U JP 12021689 U JP12021689 U JP 12021689U JP H081091 Y2 JPH081091 Y2 JP H081091Y2
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JP
Japan
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tape
width
characters
print
heating element
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Application number
JP12021689U
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JPH0359842U (ja
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和良 南中
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は所定幅のテープ上に文字等を印字する貼着テ
ープ印字装置、特に文字等の拡大分割印字機能を有する
貼着テープ印字装置に関する。
[従来技術] 従来、テープ状の印字媒体上にテープ幅よりも大きな
文字を印字する際には、特開昭63-162256号のレタリン
グテープ作製装置のように、テープ幅と同一幅を有する
発熱素子群を用いて文字等をテープ長さ方向に沿って分
割印字した後、分割された文字を合成することにより大
きな文字を得ていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、テープ幅と同一幅の発熱素子群を用い
て文字を分割印字した場合、テープ幅の製造上の誤差
や、テープ若しくはインクリボンの蛇行等により、テー
プの上下端に余白を生じてしまうことがあった。特に作
製されたテープを対象物に貼り付けて使用する貼着テー
プに分割印字をする場合、テープの上下端に余白を生じ
てしまうと、第7図に示すように、複数テープを貼り合
わせて文字を合成した際に文字に抜けが生じてしまう。
本考案は上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、分割印字された貼着テープを貼り合わせて文
字を合成した際に文字に抜けが生じないような貼着テー
プを作製可能な貼着テープ印字装置を提供することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本考案の貼着テープ印字装
置は、テープの幅よりも若干大きな幅の発熱素子群を備
えている。
[作用・効果] 上記の構成を有する本考案の貼着テープ印字装置によ
れば、発熱素子群の幅はテープ幅よりも大きくされてい
るので、テープ幅に誤差があったり、テープやインクリ
ボンが蛇行しても、テープの幅方向上下端に余白を生じ
ることなく印字ができ、テープを貼り合わせて拡大文字
を合成した際に文字に抜けが生じないような貼着テープ
を作成することが出来る。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
本考案のテープ印字装置1には第1図に示すように、
文字等を入力するための選字ダイヤル30と、機能キー群
32と、表示部34とがその表面に設けられ、側面にはテー
プ排出口36とカッタレバー38とが設けられている。テー
プ印字装置1の裏面には、第2図に示すように、被印字
テープ2を収納したテープカセット3を装着する保持部
4が形成され、その保持部4には、テープカセット3内
のインクリボン10を巻取るためのリボン巻取カム5と被
印字テープ2を送るためのテープ送りローラカム6とが
配置されている。また保持部4には、被印字テープ2に
印字するためのサーマルヘッド7が配置され、テープカ
セット3が装着されたとき、テープカセット3の開口部
8に位置するように配置されている。
テープカセット3の内部には、第3図に示すように被
印字テープ2をロール状に巻いたテープローラ9と被印
字テープ2に転写されるインク表面に有したインクリボ
ン10をロール状に巻いたリボンロール11と、インクリボ
ンを巻取るリボン巻取スプール12と、印字された被印字
テープ2の裏面に貼り合わされる剥離紙付き両面テープ
13をロール状に巻いた両面テープロール14とが内蔵され
ている。更に、テープカセット3の内部には、その開口
部8付近において、印字された被印字テープ2をカセッ
ト3外へ排出し、被印字テープ2の裏面に両面テープ13
を貼り合わせるための駆動ローラ15が内蔵されている。
そして、テープカセット3が前述の保持部4に装着さ
れたとき、リボン巻取カム5及びテープ送りローラカム
6は、それぞれリボン巻取スプール12と駆動ローラ15と
に作動的に連結され、印字時にはリボン巻取スプール12
と駆動ローラ15とが回動され、プラテンローラ16とテー
プ送りローラ17との狭接により被印字テープ2がカセッ
ト3外へ排出されるようになっている。
次に、被印字テープ2に印字するために、被印字テー
プ2をサーマルヘッド7へ押圧する機構を説明する。
まず、本実施例のテープ印字装置においては、第3図
に示すように、サーマルヘッド7に対向する位置にプラ
テンローラ16が位置し、更に駆動ローラ15の対向する位
置にテープ送りローラ17が位置するようになっている。
そしてこれら2つのローラ16,17は、ローラホルダ18に
回動可能に支持され、そのローラホルダ18はホルダ軸19
上に回転可能に取付けられている。
テープカセット3が保持部4に装着された印字可能な
状態では、リリースレバー22を圧着方向へ操作すること
により、プラテンローラ16とテープ送りローラ17とがそ
れぞれサーマルヘッド7と駆動ローラ15に対して被印字
テープ2を押圧した第3図で実線で示す印字位置に保持
される。そして、テープカセット3を装着するとき、ま
たは取外すときには、リリースレバー22をリリース方向
へ操作することにより、ローラホルダ18は、第3図に2
点鎖線で示すリリース位置に保持されて、プラテンロー
ラ16とテープ送りローラ17によるテープ2の押圧は解除
される。
第4図にサーマルヘッド7近傍の正面図を示す。サー
マルヘッド7には、複数個の発熱素子群40が設けられて
いる。本実施例においては発熱素子は50個設けられてお
り、そのうち最上位、最下位の発熱素子41,42は後述す
る拡大分割印字の時に用いられる。従って、通常は被印
字テープ2上に48ドット構成の文字が形成されるように
なっている。発熱素子群40の幅lは、被印字テープ2の
幅mより大きく、インクリボン10の幅nより小さくされ
ており、被印字テープ2の幅に誤差がなく、該テープ2
が蛇行することなくヘッド近傍まで走行した場合、最上
位、最下位の発熱素子41,42が被印字テープ2からそれ
ぞれ径の約半分はみ出るようにされている。
次に拡大分割印字を行うための回路構成及び動作につ
いて、第5図のブロック図を用いて説明する。
選字ダイヤル30により入力される印字データは、RAM5
1内に逐次格納される。そして、機能キー32により拡大
分割印字の指令が為されると、CPU50は、RAM51内の印字
データに基づいてキャラクタジェネレーション52内から
ドットパターンを読出す。このドットパターンは48ドッ
ト構成となっている。そして例えば48ドットの文字の3
倍角の文字を作成する場合、CPU50は得られたドットパ
ターンを3倍し、得られた拡大パターンを縦方向に3分
割し、それぞれを分割バッファ54に格納する。そして、
分割パターンに基づいてヘッド駆動回路により発熱素子
を通電させることによりそれぞれの分割パターンを被印
字テープ2に印字し、得られた印字済粘着テープ2a,2b,
2cを第6図のように整列させて対象物に貼り付ければ、
拡大文字が合成できるのである。
ここで、各分割パターンは、48ドットの3倍角の3分
割なので、結局48ドット構成となるのであるが、分割印
字の際には発熱素子40は50個用いられる。即ち、48ドッ
ト分割パターンは、発熱素子群40のうち最上位、最下位
の発熱素子41,42を除く48個の発熱素子にて印字され
る。これに対し、発熱素子41,42は、CPU50の制御によ
り、それぞれ隣接する発熱素子が通電された時にあわせ
て通電される。これにより被印字テープ2の上下端に余
白を生じされることなく分割文字パターンを印字するこ
とができ、第7図のように文字の間に抜けが生じること
を防止する。特に本実施例では、発熱素子41,42がテー
プ2からハーフドットだけはみ出るように位置づけられ
ているので、万一、被印字テープ2の幅に誤差があった
り、蛇行が起こってしまった時にも、テープ2の上下端
に余白が生じることを防ぐことが出き、美麗な拡大文字
を得ることが出来るのである。
更に本実施例においては、インクリボン10の幅が発熱
素子群40の幅よりさらに大きくしてあるので、インクリ
ボン10の幅に誤差があったり、蛇行が起こってしまった
時にも、テープ2の上下端に余白が生じることをさらに
防止している。しかし、インクリボン10に大きな蛇行が
生じる可能性が小さい時には、インクリボン10の幅は少
なくとも発熱素子群40の幅と同一であればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すものであ
り、第1図及び第2図はテープ印字装置の斜視図、第3
図はテープカセットの分解正面図、第4図はサーマルヘ
ッド近傍の正面図、第5図は回路構成を示すブロック
図、第6図は拡大分割印字パターンを示す模式図であ
る。また、第7図は従来の拡大分割印字パターンを示す
模式図である。 図中、1はテープ印字装置、2は被印字テープ、2a,2b,
2cは印字済粘着テープ、7はサーマルヘッド、10はイン
クリボン、13は剥離紙付両面粘着テープ、40は発熱素子
群、50はCPUである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の発熱素子からなる発熱素子群を有
    し、インクリボンを介して所定幅のテープに対し発熱す
    ることにより文字等を印字する印字ヘッドと、 印字される文字等の大きさに応じて文字等をテープ長さ
    方向に沿って分割印字するための制御手段とを備えたテ
    ープ印字装置において、 前記発熱素子群の幅を前記テープの幅よりも若干大きく
    したことを特徴とする貼着テープ印字装置。
  2. 【請求項2】前記インクリボンの幅を前記発熱素子群の
    幅と同一若しくは若干大きくした請求項1記載の貼着テ
    ープ印字装置。
JP12021689U 1989-10-13 1989-10-13 貼着テープ印字装置 Expired - Lifetime JPH081091Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12021689U JPH081091Y2 (ja) 1989-10-13 1989-10-13 貼着テープ印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12021689U JPH081091Y2 (ja) 1989-10-13 1989-10-13 貼着テープ印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0359842U JPH0359842U (ja) 1991-06-12
JPH081091Y2 true JPH081091Y2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=31668301

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12021689U Expired - Lifetime JPH081091Y2 (ja) 1989-10-13 1989-10-13 貼着テープ印字装置

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JPH0359842U (ja) 1991-06-12

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