JPH0810890Y2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

Info

Publication number
JPH0810890Y2
JPH0810890Y2 JP1946889U JP1946889U JPH0810890Y2 JP H0810890 Y2 JPH0810890 Y2 JP H0810890Y2 JP 1946889 U JP1946889 U JP 1946889U JP 1946889 U JP1946889 U JP 1946889U JP H0810890 Y2 JPH0810890 Y2 JP H0810890Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
slider
insertion hole
opening
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1946889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02113869U (ja
Inventor
秋山  登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP1946889U priority Critical patent/JPH0810890Y2/ja
Publication of JPH02113869U publication Critical patent/JPH02113869U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0810890Y2 publication Critical patent/JPH0810890Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光ディスク又は磁気ディスク等の記録媒体
であるディスクを収納するためのディスクカートリッジ
に関する。
〔従来の技術〕
一般に、磁気ディスク又は光ディスクはカートリッジ
筐体を構成する上半片および下半片とを重ね合わせてな
り、カートリッジの所定位置には、スピンドル挿入穴お
よび読取り書込みヘッド挿入穴がそれぞれ設けられてお
り、筐体内部には磁気ディスクが収納されている。ま
た、磁気ヘッド挿入穴及びスピンドル挿入穴を開閉する
のに十分な長さと幅を有する垂直板及び該垂直板を基端
部で連結する頭板からなるシャッタが設けられ、該シャ
ッタが左右に摺動することにより前記両挿入穴が開閉さ
れるようになっている。
かかるディスクカートリッジは、例えば、第5図に示
されるようシャッタの摺動を一層円滑にならしめるため
シャッタ6の頭板13を止めねじ15,15を介してスライダ1
4に一体固着しており、このスライダ14がカートリッジ
Cの両半片2,3の記録再生装置側前端に形成されたガイ
ドレール22,22によってガイドされる。前記スライダ14
の先端はその延在方向に傾斜面14aが備えられ、記録再
生装置側の一方の開閉ピンP1が前記シャッタ6、スライ
ダ14上の受穴19に係合する際、他方の開閉ピンP2いわゆ
る捨てピンが前記傾斜面14a上をスムースに通過しうる
ようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前述の如く開閉ピンP2いわゆる捨てピンが
傾斜面14aを昇って行く場合、前記スタイダの傾斜面14a
と前記シャッタ頭板13の接合部Lが滑動通路中の上昇か
ら水平へと方向変化する位置に存在するため、前記開閉
ピンの滑走が不安定となる(第6図)。このため、開閉
ピンP2が前記傾斜面14aとシャッタ頭板13の接合部Lに
引っ掛かり、スムースに捨てピンP2が動かない。
本考案は、かかる点に鑑み、前記開閉ピンの活動を安
定にし、シャッタの開閉がスムースなディスクカートリ
ッジを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本考案は内部にディスクを収容し、読取り書
込みヘッドが挿入されるヘッド挿入穴およびスピンドル
が挿入されるスピンドル挿入穴とを備えた筐体を有し、
前記両挿入穴を開閉するためにシャッタを摺動自在に設
け、このシャッタを前記筐体の記録再生装置側端面に設
けたスライダを介してガイドするようにしたディスクカ
ートリッジにおいて、前記スライダはシャッタの頭板の
端面から長く突出し、この突出部をシャッタ頭板と面一
に伸びる水平面とこの水平面の先端から下降する傾斜面
とで構成した。
〔作用〕
シャッタに固着にせしめるスライダの先端をその延在
方向にシャッタ頭板から面一に伸長する水平面とこれに
連なる傾斜面とで構成する。これにより、シャッタを開
閉する開閉ピンは傾斜面を上昇した後、水平方向に向き
を換え、開閉ピンが水平に移動した後にシャッタ頭板の
端部とスライダの上面との接合部を通過するので、開閉
ピンのスムースな移動が確保される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の1実施例について説明
する。
第1図において、本考案の例えば光ディスク用カート
リッジCはカートリッジ筐体1を有し、この筐体1は上
半片2と下半片3を合わせるようにして形成され、この
筐体1の中心部には、スピンドル挿入穴4が形成され、
このスピンドル挿入穴4にヘッド挿入穴5が連ってい
る。これらスピンドル挿入穴4およびヘッド挿入穴5を
開閉するためにシャッタ6が左右方向に筐体1の記録再
生装置側端面のガイド部分を摺動するスライダ20を介し
てスライダ可能に設けられ、このシャッタ6の下端は押
え板8によってガイドされている。
前記筐体1の記録再生装置への挿入方向の後端左右に
は二重書込み防止部9,9が設けられている。また、筐体
1の前端においてシャッタ6が折曲げられて両半片側に
伸ばされている。
前記筐体1の前端左側には捩りコイルばね10が収納さ
れ、この捩りコイルばね10によってシャッタ6がスライ
ダ20を介して前記両穴4,5を閉鎖する方向に付勢されて
いる。
前記シャッタ6は第2図に示すように1枚の金属製即
ちステンレス製の板を2つ折りにするようにして形成さ
れ、このシャッタ6は2枚の相対向した垂直板11,11と
この垂直板11の頭板に形成され、スライダにシャッタを
取付ける部分をなす頭板13とを有し、前記垂直板11の下
端には前記押板8に係合するスライダ部11a,11aが設け
られている。このシャッタ6の頭板13は細長いスライダ
20を覆うようにネジ15,15によって固着され、このネジ1
5,15はシャッタ頭板13上に形成された開口16,16を介し
てスライダ14の受穴18,18に螺合するようになってい
る。また前記頭板13の端部近傍には、記録再生装置の駆
動部側に設けられる開閉ピンが挿入される開閉ピン開口
17が設けられ、この開口17に対応するスライダ20の位置
には開閉ピン受穴19が設けられ、この受穴19内に開閉ピ
ンが係合される。
前記スライダ20の左右側面には、第2図に示す如くガ
イド溝21,21が設けられ、このガイド溝21は第3図に示
すようにカートリッジCの記録再生装置側前端に形成さ
れたガイド部に形成されたガイドレール22,22に係合す
るようになっている。
前記スライダ20の延在方向の先端はシャッタ6の頭板
13の先端から前記ヘッド挿入穴およびスピンドル挿入穴
を開放するときのシャッタの移動方向に長く突出し、こ
の突出部分は前記頭板13からそれと面一に延出する水平
面Hとこの水平面Hから下降する傾斜面20aとからなっ
ている。
前記カートリッジを記録再生装置に挿入したときに、
その一方の開閉ピンP1が前記シャッタの切欠開口17を通
ってスライダ20の受穴19内に挿入され、開閉ピンP1が第
3図に示すように前記シャッタ6を図上左側に移動させ
てスピンドル挿入穴及びヘッド挿入穴を開口するときに
は、他方の開閉ピンP2は前記のスライダ20の傾斜面20a
に沿って頭板13の方に滑走しながら移動する。その際、
前記傾斜面20aに水平面Hが連ってシャッタ6との接合
部Lが続くため、開閉ピンP2が傾斜面を上昇し、水平方
向に向きを換えた後に前記接合部Lを通過することとな
り、したがって、開閉ピンP2の移動がスムースに行なわ
れる。
その結果、両ピンP1,P2が交叉し、いわゆる捨てピン
といわれる不必要な開閉ピンP2がスムースに移送ガイド
される。なお、前記スライダ20の傾斜面20aの前端には
図示しない凹部が形成され、前記シャッタ6を付勢する
コイルばね10の一方の先端は該凹部内に収納される。
〔考案の効果〕
このように筐体に形成されたヘッド挿入穴およびスピ
ンドル挿入穴を開閉するための摺動自在のシャッタの頭
板を延在方向の先端に傾斜面とそれに連なる水平面を有
するスライダに対してスライダの水平面と該シャッタ頭
板との接合部が面一となるよう固着したので、前記スラ
イダと前記シャッタとの接合部が開閉ピンが傾斜面を通
過して水平動作に入った後の位置に存することとなり、
これにより開閉ピンの移動が安定して行なわれ、シャッ
タの移動もスムースとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカートリッジ斜視図、第2図は本考案
のシャッタとスライダの分解斜視図、第3図は本考案の
カートリッジのスライダとシャッタとの接合状態を示す
斜視図、第4図は本考案のカートリッジのスライダ上面
とシャッタ頭板上の開閉ピン移動状態説明図、第5図は
従来のカートリッジのスライダとシャッタとの接合状態
を示す斜視図、第6図は従来のカートリッジのスライダ
とシャッタ上の開閉ピン移動状態説明図である。 1…カートリッジ筐体、2…上半片、3…下半片、6…
シャッタ、13…シャッタ頭板、20…スライダ、20a…傾
斜面、L…シャッタとスライダとの接合部、H…水平
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にディスクを収容し、読取り書込みヘ
    ッドが挿入されるヘッド挿入穴およびスピンドルが挿入
    されるスピンドル挿入穴とを備えた筐体を有し、前記両
    挿入穴を開閉するためにシャッタを摺動自在に設け、こ
    のシャッタを前記筐体の記録再生装置側端面に設けたス
    ライダを介してガイドするようにしたディスクカートリ
    ッジにおいて、前記スライダはスライダにシャッタを取
    付ける部分をなすシャッタの頭板の端面から前記ヘッド
    挿入穴およびスピンドル挿入穴を開放するときのシャッ
    タの移動方向に長く突出し、この突出部をシャッタ頭板
    と面一に伸びる水平面とこの水平面の先端から下降する
    傾斜面とからなることを特徴とするディスクカートリッ
    ジ。
JP1946889U 1989-02-21 1989-02-21 ディスクカートリッジ Expired - Lifetime JPH0810890Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1946889U JPH0810890Y2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 ディスクカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1946889U JPH0810890Y2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 ディスクカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02113869U JPH02113869U (ja) 1990-09-12
JPH0810890Y2 true JPH0810890Y2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=31235007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1946889U Expired - Lifetime JPH0810890Y2 (ja) 1989-02-21 1989-02-21 ディスクカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0810890Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02113869U (ja) 1990-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0440175B1 (en) Disk cartridge
EP0442502B1 (en) Disk cartridge
US4323207A (en) Latch assembly for a video tape cassette
JPH0810890Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0734549Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH087570Y2 (ja) シャッタ付きディスクカートリッジ
JPS6260Y2 (ja)
JP2500831Y2 (ja) シャッタ付きディスクカ―トリッジ
JP2500839Y2 (ja) ディスクカ―トリッジにおけるシャッタの取付部の構造
JP2500829Y2 (ja) シャッタ付きディスクカ―トリッジ
US5502608A (en) Tape cassette
JP2553890Y2 (ja) ディスクカートリッジのシャッタ
JP2500832Y2 (ja) ディスクカ―トリッジにおける捩りコイルばねの取付構造
JP3547557B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2595502Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2761245B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPS6282578A (ja) デイスクカ−トリツジ
JP2524914Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0739106Y2 (ja) 両面用光ディスクカートリッジのシャッタ
JP2802270B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP3302583B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0739105Y2 (ja) 片面用ディスクカートリッジのシャッタ
JP2515319Y2 (ja) ディスクカートリッジのスライダー
JPH0621097Y2 (ja) 片面用ディスクカートリッジのシャッタ
JP3513580B2 (ja) ディスクカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term