JP2802270B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2802270B2
JP2802270B2 JP9179630A JP17963097A JP2802270B2 JP 2802270 B2 JP2802270 B2 JP 2802270B2 JP 9179630 A JP9179630 A JP 9179630A JP 17963097 A JP17963097 A JP 17963097A JP 2802270 B2 JP2802270 B2 JP 2802270B2
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寿紀 杉山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッタ摺動用の
スライダを備えたディスクカートリッジに係り、特に、
当該スライダの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録密度が他の情報記録媒体に比
べて非常に大きいことから、光ディスク(追記型及び書
換型の双方を含む)をファイルメモリとして用いた情報
ファイルシステムが注目されており、これに好適なディ
スク駆動装置及びディスクカートリッジが種々検討され
ている。
【0003】図10は、この種のディスク駆動装置の一
例を簡略化して示す斜視図であって、ディスクカートリ
ッジを内装可能な枠形に形成され、底面にスピンドル1
を挿通するための開口部2が開設されたカートリッジホ
ルダ3のディスクカートリッジ停止端寄りの側面部分に
開閉アーム4,5の一端が回動可能に取り付けられてお
り、それらの先端部に付設されたピン4a,5aがカー
トリッジホルダ3内のディスクカートリッジ挿入経路上
に配設されている。なお、開閉アーム4,5は、図示外
のばね部材によって常にディスクカートリッジ6をカー
トリッジホルダ3から排出する方向に付勢されており、
ディスクカートリッジ6の挿入力によって互いに内向き
(矢印A,Bの方向)に回動され、ディスクカートリッ
ジ6をカートリッジホルダ3から排出すると、ばね部材
の弾性力によって原位置に自動的に復帰するように構成
されている。
【0004】一方、この光ディスク駆動装置に適用され
るディスクカートリッジ6には、図11及び図12に示
すように、内部に光ディスク7が回転可能に収納された
ハーフ8の略中央部から前縁部9に至る部分にヘッド及
びスピンドルを挿入するための窓孔10が開設されてお
り、前縁部9に沿って、この窓孔10を開閉するシャッ
タ11が摺動可能に被着されている。なお、本例のディ
スクカートリッジ6は光磁気ディスクの収納に好適なデ
ィスクカートリッジを示しており、前縁部9の前記窓孔
10と対向する部分には、窓孔10内へのヘッド装置の
挿入を容易にするための薄形の段部27が形成されてい
る。
【0005】前記ディスクカートリッジ6の前縁部9に
は、前記ピン4a又は5aを摺動させるための摺動部1
2が凹設され、さらに前記シャッタ11を全開にしたと
き前記ピン4a又は5aが当接する位置には、前記摺動
部12に続く凹陥部13が凹設されている。また、当該
ディスクカートリッジ6の側面部分には、前記カートリ
ッジホルダ3に対する位置決め等を行う切欠き14が形
成され、上ハーフ8a及び下ハーフ8bの後縁部15寄
りの角部には、窓孔10の中心線C−Cに関して対称位
置に、誤消去防止機構16,17が設けられている。
【0006】シャッタ11は、ディスクカートリッジ6
の前縁部9に沿って摺動するスライダ22に取り付けら
れており、当該スライダ22と共に開方向又は閉方向に
移動する。
【0007】シャッタ11は、図13及び図14に示す
ように、前記窓孔10の全体を同時に覆うことができる
長さを有する上片11a及び下片11bと、前記カート
リッジケース8のシャッタ設定部の厚さSとほぼ等しい
幅を有する前片11cとから構成されており、上片11
a及び下片11bの前片11cと近接した部分には、係
止爪30が内向きに折曲形成されている。このシャッタ
11は、ステンレス等の薄板をコの字形に折り曲げるこ
とによって形成することができる。
【0008】スライダ22は、図15に示すように、幅
広の前面部31と幅狭の係合部32とこれらをつなぐ連
結部33とから構成されており、これらの各部によって
形成される凹溝34a,34b内に前記ハーフ8の内面
に形成された案内レール25を内装できるようになって
いる。
【0009】前面部31は、図16及び図17に示すよ
うに、前記窓孔10の幅Wよりもやや大きな長さlと前
記段部27の厚さT1と同じかあるいはこれよりも狭い
幅T2に形成されたヘッド挿通部35と、前記シャッタ
11の内幅と略等しい幅に形成されたシャッタ取付部3
6と、このシャッタ取付部36の先端部に形成されたテ
ーパ部37と、前記ヘッド挿通部35を介して前記シャ
ッタ取付部36と反対側に形成されたピン係合部37a
とからなる。ピン係合部37aは、シャッタ取付部36
とほぼ同幅に形成される。
【0010】前記シャッタ取付部36の前面、上面及び
下面には、シャッタ11を内装可能な凹部38が形成さ
れている。また、このシャッタ取付部36の上、下面の
中央部には、シャッタ11に曲折形成された係止爪30
の係合を容易にするための凹部39が形成されている。
さらに、このシャッタ取付部36の係止爪係合用の凹部
39の裏面側には、係止爪30を内挿するための凹部4
0が形成されている。
【0011】係合部32は、図17に示すように、前面
部32の長手方向の両端部より内側に形成されており、
一方の係合部32にはバネ係止部32bが突設されてい
る。
【0012】前記スライダ22は、例えばナイロンある
いはポリアセタールのように、滑性に優れた合成樹脂を
もって一体に形成される。
【0013】前記シャッタ11は、前記シャッタ取付部
36の凹部40に係止爪30を係合することによってス
ライダ22に取付けられる。また、スライダ22は、テ
ーパ部37をシャッタ11の開放時移動側に向け、前記
凹溝34a,34b内に前記案内レール25を挿入する
ことによってカートリッジケース21に摺動可能に取り
付けられる。さらに、シャッタ11の上片11a及び下
片11bは、カートリッジケース21の上下両面に形成
されたシャッタ取付凹部6aに重合される。シャッタ1
1の先端部は、カートリッジケース21に貼着された細
長い押え板18にてカートリッジケース21に密着され
る。
【0014】次に、前記ディスクカートリッジ6を前記
ディスク駆動装置に装着するときの装置各部の動作につ
いて説明する。
【0015】前記ディスクカートリッジ6は、不使用
時、すなわち前記カートリッジホルダ3に挿入される以
前においては、図11に示すように、窓孔10がシャッ
タ11によって閉塞されており、窓孔10からの異物の
侵入が防止され、光ディスク7が保護される。
【0016】このディスクカートリッジ6を前記カート
リッジホルダ3内に挿入すると、まず図11に示すよう
に、一方のピン4aが前記シャッタ11の端面と摺動部
12とによって構成される空間部18に挿入される。
【0017】この状態からさらにディスクカートリッジ
6を押し込むと、その押圧力によって一方のアーム4が
矢印Aの方向に回動し、ピン4aがシャッタ11の端面
と係合してシャッタ11を開方向Dに押圧する。
【0018】この時、他方のピン5aはシャッタ11に
係合されず、シャッタ11の全面に乗り上げて当該面上
を矢印Bの方向に摺動する。
【0019】ディスクカートリッジ6をカートリッジホ
ルダ3の所定位置まで挿入すると、図12に示すよう
に、シャッタ11が所定量矢印Dの方向に移動し、窓孔
10が開放される。このとき、ピン4aがディスクカー
トリッジ6の前縁部9に凹設された凹陥部13内に落ち
込み、シャッタ11が当該位置に定置される。
【0020】これと同時に、カートリッジホルダ3に設
けられたセンサ(図示せず)が、所定位置までディスク
カートリッジ6が挿入されたことを検知し、カートリッ
ジホルダ3を下降して前記スピンドル1上に光ディスク
7をクランプする。これによって、ディスクカートリッ
ジ6のローティングが完了する。
【0021】なお、従来より検討されているディスクカ
ートリッジの他の例としては、図18(a),(b)に
示すように、シャッタ11の前面部に切欠き部19を形
成し、当該切欠き部19にピン5a又は5bを係合する
ことによってシャッタ11を開閉するようにしたものも
ある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
カートリッジは、情報の記録、再生、消去等に際して、
磁気ヘッドに比べて格段に大きな光学ヘッドを窓孔10
から挿入するので、同一サイズの磁気ディスク(フロッ
ピーディスク)カートリッジに比べて幅Wが大きな窓孔
10を開設する必要がある。また、これに伴って窓孔1
0を開閉するシャッタ11の幅及び動作量も大きくなる
ので、シャッタ11の開閉動作に大きなスペースを必要
とする。
【0023】一方、スライダ10(シャッタ11)の可
動範囲は、図19に示すように、ハーフ8の内面に設け
られた窓孔10よりもやや幅広のスライダストッパ25
aの幅X2 と前記スライダ22に設けられた2つの係合
部32の間隔X1 の差(X1−X2 )で規制される。
【0024】したがって、図17に示すように、2つの
係合部32が前面部31の両端より内側部分に設けられ
たスライダ22を用いると、スライダ22の安定保持の
ためには係合部32の長さdをある程度大きくする必要
があることから、スライダ22の可動範囲を大きくする
ことが難しく、必然的に幅Wが小さな窓孔10しか開設
することができない。このため、ディスク駆動装置に対
する光ディスクカートリッジの設定及び光ディスクカー
トリッジに対する光学ヘッドの設定に高精度が必要にな
り、ディスク駆動装置が高価になるという問題がある。
また、光学ヘッドの大型化による記録再生特性の改善を
図ることも難しいという問題もある。勿論、係合部32
の長さdを小さくすれば、スライダ22の可動範囲を大
きくすることができるが、その反面、案内レール25を
挿入するための溝34a,34bの長さが小さくなるた
め、スライダ22をディスクカートリッジに安定に保持
することが困難になる。
【0025】なお、前記においては、光ディスクカート
リッジを例にとって説明したが、磁気ディスクカートリ
ッジにおいても、幅Wが大きな窓孔10を開設する必要
があるものについては同様の不都合を生じる。また、前
記においては、両面記録型の光ディスクカートリッジを
例にとって説明したが、片面記録型の光ディスクカート
リッジにおいても同様の不都合を生じる。
【0026】本発明は、かかる従来技術の不備を解決す
るためになされたものであって、その課題とするところ
は、小型のディスクカートリッジにより大型の窓孔を開
設できるようにして、ディスク駆動装置の設計上のマー
ジンを高めると共に、記録再生特性の改善を図ることに
ある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の技術的
課題を達成するため、ヘッド及びスピンドル挿入用の窓
孔が開設されたカートリッジケースと、当該カートリッ
ジケースの前縁部に摺動可能に装着されたスライダと、
当該スライダに取り付けられ、前記窓孔を開閉するシャ
ッタとを備えたディスクカートリッジにおいて、前記ス
ライダとして、シャッタ取付部を有する前面部と、当該
前面部の長手方向の両端部より外側に突出する係合部
と、前記前面部と係合部との間に設けられた連結部とか
らなるものを用い、前記カートリッジケースの前縁部に
沿って形成されたシャッタ案内レールを前記前面部と係
合部と連結部とによって構成される溝内に摺動可能に係
合するという構成にした。
【0028】このように、前記スライダとして、2つの
係合部が前面部の長手方向の両端部より外側に突出した
ものを用いると、これら2つの係合部の長さを保持した
まま当該係合部の間隔を大きくすることができるので、
スライダの摺動安定性を改善しつつ、スライダ(シャッ
タ)の摺動ストロークを大きくすることができる。よっ
て、窓孔の大型化が可能になることから、ディスク駆動
装置の設計上のマージンを拡大でき、その製造コストを
低減できると共に、光学ヘッドの大型化による記録再生
特性の改善を図ることもできる。
【0029】なお、前記係合部は、カートリッジケース
に対するスライダの摺動範囲規制部材として利用するこ
ともできる。具体的には、係合部をカートリッジケース
の接合用壁の内面と衝合し、カートリッジケースに対す
るスライダの摺動範囲を規制することもできるし、係合
部をカートリッジケースの内面に形成されたストッパと
衝合し、カートリッジケースに対するスライダの摺動範
囲を規制することもできる。
【0030】このようにすると、係合部とカートリッジ
ケースとの係合位置を適宜調整することによって、シャ
ッタとカートリッジケースの表面に形成されたシャッタ
内装用凹部の端部との衝合を防止できるため、カートリ
ッジケースの摩耗による発塵を防止できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスクカー
トリッジの実施形態の一例を、図1〜図7に基づいて説
明する。これらの図において、前出の第11図〜第19
図に示された部材又は部分と対応する部材又は部分に
は、同一の符号が表示されている。
【0032】図1に示すように、このディスクカートリ
ッジ6は、主として硬質プラスチック製のカートリッジ
ケース21と、このカートリッジケース21内に回転可
能に収納された両面記録形の光ディスク7と、カートリ
ッジケース21の前縁部9に摺動可能に取り付けられた
スライダ22と、このスライダ22に固着され、閉鎖位
置より一方向に摺動してカートリッジケース21に開設
された窓孔10を開閉するシャッタ11と、シャッタ1
1の先端部を押えるシャッタ押え板18とから構成され
ている。
【0033】前記カートリッジケース21は、この図に
示すように、上ハーフ8aと下ハーフ8bとから成り、
これら両ハーフ8a,8bを複数本のねじ(図示せず)
を用いて接合することにより、光ディスク7やその他の
構成部品を収納する空間を構成している。
【0034】下ハーフ8bには、図2に示すように、光
ディスク7の回転中心Pと対応する略中央部から前縁部
9(ディスク駆動装置への挿入側の側辺)に向けて長孔
状の窓孔10が開設され、後縁部9a寄りの左右両側部
には、誤消去防止機構用の開孔16a,17aが対称に
開設されている。前記窓孔10の幅Wは、光ディスク7
を回転駆動するためのスピンドルと光ディスクに対して
情報の記録/再生を行うヘッドが挿入可能な幅に形成さ
れる。
【0035】この下ハーフ8bの前縁部9を除く外周縁
には、図2及び図3に示すように、一定の高さの接合用
壁23が立設されている。また、光ディスク7の回転中
心Pを中心とする円周上には、前記接合用壁23と同じ
高さの隔壁24が輪状に立設され、光ディスク7の収納
空間24aを構成している。さらに、前記窓孔10の周
囲の前記回転中心Pを中心とする円周上には、前記接合
用壁23及び隔壁24よりも低いディスク受け10aが
輪状に立設されている。
【0036】前記下ハーフ8bの前縁部9には、前記接
合用壁23,24よりもやや低い案内レール25が一直
線状に形成され、当該案内レール25と接する前記窓孔
10の前方部分には、前記窓孔10の幅Wよりもやや広
い幅X1 を有するスライダストッパ25aが形成されて
いる。また、この案内レール25の内側には、前記接合
用壁23,24と同じ高さの接合用壁26が案内レール
25と平行に立設されている。
【0037】下ハーフ8bの前縁の前記窓孔10と対向
する部分には、図3に示すように、当該下ハーフ8bの
表面より凹設された段部27が、前記案内レール24の
先端部と同一平面状をして一体に成形されている。
【0038】さらに、下ハーフ8bの外面のシャッタ1
1が摺動する部分には、図4に示すように、シャッタ1
1の表面を下ハーフ8bの表面内に収めるための凹部2
8が凹設されている。
【0039】一方、上ハーフ8aは、各部材が前記下ハ
ーフ8bと対称位置に設けられる点を除いてそれと略同
形に形成される。したがって、これら両ハーフ8a,8
bを接合すると、図5(a),(b)に示すように、前
縁部9の接合部分にスライダ挿通孔29が一直線状に形
成される。
【0040】スライダ22は、図6に示すように、前面
部31の後面側に連結部33を介して形成された係合部
32を、当該前面部31の長手方向の両端部より外側に
突出した構造になっている。その他の部分については、
図15〜図17に示した従来のスライダと同じであるの
で、対応する部分に同一の符号を表示して説明を省略す
る。また、シャッタ11についても、図13及び図14
に示したものをそのまま用いることができるので、重複
を避けるために説明を省略する。
【0041】前記スライダ22及びシャッタ11は、従
来例に係るディスクカートリッジと同様にして、カート
リッジケース21に摺動可能に取付けられる。
【0042】本例のディスクカートリッジは、スライダ
22として、2つの係合部32が前面部31の長手方向
の両端部より外側に突出したものを用いたので、図7に
示すように、2つの係合部32を前面部31両端部より
内側に形成した場合に比べて、これら2つの係合部32
の長さを保持したまま当該係合部32の間隔X1 を大き
くすることができる。よって、スライダ22の摺動安定
性を改善しつつ、スライダ22(シャッタ11)の摺動
ストロークを大きくすることができるので、窓孔10の
大型化が可能になり、ディスク駆動装置の設計上のマー
ジンを拡大できて、その製造コストを低減できると共
に、光学ヘッドの大型化による記録再生特性の改善を図
ることもできる。
【0043】なお、前記係合部32は、その先端部をカ
ートリッジケース21に対するスライダ22のストッパ
として利用することもできる。具体的には、図8に示す
ように、係合部32をカートリッジケース21の接合用
壁23の内面と衝合し、カートリッジケース21に対す
るスライダ22の摺動範囲を規制することもできるし、
図9に示すように、係合部32をカートリッジケース2
1の内面に形成されたストッパ105と衝合し、カート
リッジケース21に対するスライダ22の摺動範囲を規
制することもできる。
【0044】このようにすると、係合部32とカートリ
ッジケース21との係合位置を適宜調整することによっ
て、シャッタ11とカートリッジケース21の表面に形
成されたシャッタ内装用凹部28の端部との衝合を防止
できるため、カートリッジケース21の摩耗による発塵
を防止できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
カートリッジは、スライダとして、2つの係合部が前面
部の長手方向の両端部より外側に突出したものを用いた
ので、これら2つの係合部の長さを保持したまま当該係
合部の間隔を大きくすることができ、スライダの摺動安
定性を改善しつつ、スライダ(シャッタ)の摺動ストロ
ークを大きくすることができる。よって、窓孔の大型化
が可能になることから、ディスク駆動装置の設計上のマ
ージンを拡大でき、その製造コストを低減できると共
に、光学ヘッドの大型化による記録再生特性の改善を図
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクカートリッジの斜視図である。
【図2】下ハーフの平面図である。
【図3】下ハーフの断面図である。
【図4】下ハーフの正面図である。
【図5】カートリッジケースの正面図である。
【図6】実施形態例に係るスライダの側面図である。
【図7】本発明の効果を示す説明図である。
【図8】他の実施形態例を示す要部平面図である。
【図9】さらに他の実施形態例を示す要部平面図であ
る。
【図10】ディスク駆動装置の斜視図である。
【図11】ディスク駆動装置及びディスクカートリッジ
の動作説明図である。
【図12】ディスク駆動装置及びディスクカートリッジ
の動作説明図である。
【図13】シャッタの斜視図である。
【図14】シャッタの側面図である。
【図15】スライダの端面方向から見た側面図である。
【図16】スライダの正面図である。
【図17】スライダの長手方向から見た側面図である。
【図18】本発明の他の実施形態例に係るディスクカー
トリッジの正面図である。
【図19】従来技術の不備を示すディスクカートリッジ
の要部平面図である。
【符号の説明】
6 ディスクカートリッジ 7 光ディスク 8a 上ハーフ 8b 下ハーフ 9 前縁部 10 窓孔 11 シャッタ 12 摺動部 13 凹陥部 14 切欠き 15 後縁部 22 スライダ 25 案内レール 27 段部 30 係止爪 31 前面部 32 係合部 32b バネ係止部 33 連結部 34a,34b 凹溝 35 ヘッド挿通部 36 シャッタ取付部 37 テーパ部 37a ピン係合部 38 凹部 39,40 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 23/03 G11B 23/033

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド及びスピンドル挿入用の窓孔が開
    設されたカートリッジケースと、当該カートリッジケー
    スの前縁部に摺動可能に装着されたスライダと、当該ス
    ライダに取り付けられ、前記窓孔を開閉するシャッタと
    を備えたディスクカートリッジにおいて、前記スライダ
    として、シャッタ取付部を有する前面部と、当該前面部
    の長手方向の両端部より外側に突出する係合部と、前記
    前面部と係合部との間に設けられた連結部とからなるも
    のを用い、前記カートリッジケースの前縁部に沿って形
    成された案内レールを前記前面部と係合部と連結部とに
    よって構成される溝内に摺動可能に係合すること特徴と
    するディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスクカートリッジ
    において、前記係合部を、前記カートリッジケースに対
    する前記スライダの摺動範囲規制部材として利用したこ
    とを特徴とするディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のディスクカートリッジ
    において、前記係合部を前記カートリッジケースの接合
    用壁の内面と衝合し、前記カートリッジケースに対する
    前記スライダの摺動範囲を規制することを特徴とするデ
    ィスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のディスクカートリッジ
    において、前記係合部を前記カートリッジケースの内面
    に形成されたストッパと衝合し、前記カートリッジケー
    スに対する前記スライダの摺動範囲を規制することを特
    徴とするディスクカートリッジ。
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