JPH08107735A - 回転散水式水中洗浄装置 - Google Patents

回転散水式水中洗浄装置

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JPH08107735A
JPH08107735A JP6271691A JP27169194A JPH08107735A JP H08107735 A JPH08107735 A JP H08107735A JP 6271691 A JP6271691 A JP 6271691A JP 27169194 A JP27169194 A JP 27169194A JP H08107735 A JPH08107735 A JP H08107735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
water sprinkling
nozzle
rotatable cap
type underwater
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6271691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takeuchi
博幸 竹内
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズルが洗浄対象物の隅部等に十分接近する
ことが可能であるとともに、上記洗浄対象物に衝突する
惧れがない、したがって、洗浄性及び保全性に優れた回
転散水式水中洗浄装置を図る。 【構成】 水平円筒状の本体1と、本体1の前端部に同
軸的に緩く嵌合された突曲面状の回転可能キヤップ2
と、回転可能キヤップ2の央部横断面上に等間隔でそれ
ぞれ若干前方向きの接線方向を指向して先端がキヤップ
2の外面から突出しないように凹設的に配設された複数
の散水ノズル3と、各散水ノズル3用の圧力水供給機構
と、本体1の前進機構と、本体1の軸線周りの自転防止
機構とを具えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転散水式水中洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、船体又はいけす網の水中洗浄装
置としては、従来、図3斜視図に示すように、偏平立方
体状本体01とその前後部にそれぞれ軸支された左右1
対の走行輪02と、本体01の腹面前後にそれぞれ軸支
され左右方向に延びるロ−ル状の直進補助ローラ03
と、本体01の腹面央部に回転可能に軸支された垂直軸
管04と、これに嵌着されたスプリンクラ機構(以下回
転散水機構という)05と、本体01の背面に接続され
た加圧水供給ホース06等から形成されたロボット型式
のものが知られている。ここで、回転散水機構05は垂
直軸管04に中心軸管が同軸的に回動自在に挿入された
環状供給水管07と、これに等間隔でほぼ外向き半径方
向に突設された複数のノズル08とから構成されてお
り、かつ各ノズル08が環状供給水管07に対し、それ
ぞれ所定方向に若干傾斜して取付けられているので、加
圧水供給ホース06から加圧水の供給を受けると、各ノ
ズル08は散水するとともに、矢印09の方向に旋回す
る。
【0003】しかしながら、このような装置では、下記
のような欠点がある。 (1) 各ノズル08の配置が平面的なので、これらが、例
えば、直立方体状のいけす網の隅部を、これにひっかか
らずに移動しながら洗浄するためには、各ノズル08を
いけす網から数cm以内に保つことが困難で、その結
果、隅部の汚れが極端に落ちにくくなり、したがって、
ロボットの洗浄性能が低下する。 (2) 各ノズル08は環状供給水管07から突出している
ので、ノズル08が洗浄対象物に衝突した場合に、これ
を傷つける惧れがあり、したがって、洗浄対象物の保全
が十分とはいえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、ノズルが洗浄対象物の
隅部等に十分接近することが可能であるとともに、上記
洗浄対象物に衝突する惧れがない、したがって、洗浄性
及び保全性に優れた回転散水式水中洗浄装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は水
平円筒状の本体と、上記本体の前端部に同軸的に緩く嵌
合された突曲面状の回転可能キヤップと、上記回転可能
キヤップの央部横断面上に等間隔でそれぞれ若干前方向
きの接線方向を指向して先端が上記キヤップの外面から
突出しないように凹設的に配設された複数の散水ノズル
と、上記各散水ノズル用の圧力水供給機構と、上記本体
の前進機構と、上記本体の軸線周りの自転防止機構とを
具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、水平円筒状の本体
と、上記本体の前端部に同軸的に緩く嵌合された突曲面
状の回転可能キヤップと、上記回転可能キヤップの央部
横断面上に等間隔でそれぞれ若干前方向きの接線方向を
指向して先端が上記キヤップの外面から突出しないよう
に凹設的に配設された複数の散水ノズルと、上記各散水
ノズル用の圧力水供給機構と、上記本体の前進機構と、
上記本体の軸線周りの自転防止機構とを設けているの
で、下記の作用が行われる。 (1) 回転可能キヤツプの前端曲面を使用して各ノズルが
ひっかかることなく洗浄対象物の隅部等に十分接近する
ことが可能になる結果、上記隅部等の汚れが落ち易くな
る。 (2) 各ノズルは回転可能キヤツプ表面に形成された凹所
内に収まる結果、各ノズルが洗浄対象物に衝突してこれ
を傷つける惧れがなくなる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、まず、図1(A) 全体斜視図及び同図(B) 正面図にお
いて、1は水平円筒状でFRP製の装置本体、2は本体
1の前端部に緩く嵌合された楕円球面状回転可能キヤッ
プ、3は回転可能キヤップ2の央部横断面上に等間隔で
横方向に対して角θで若干前方向きの接線方向を指向し
て穿設的に形成された複数の散水ノズルで、本実施例で
はその数は3個である。4は本体1の前端部から左右に
それぞれ張出され若干の回動可能に枢支されたコ字状竪
軸に緩く嵌合した自転防止ローラ、5は本体1の央部頂
面と、本体1から離れた位置に設置されたプランジヤ型
圧力水発生ポンプ6とを接続する圧力水供給ホース、7
は本体1の後端部に左右1対的に張出された水平尾翼、
8は本体1の後端に左右1対的に突設されたプロペラ式
縦移動用推進器である。
【0008】次に、図1(C) 縦断面図において、9は本
体1を水密機構にするため、本体1の前端接水金属板1
0に嵌着されたオイルシール式又はメカニカルシール式
のシール機構で、接水金属板10にはSUS316等の
耐蝕性金属を使用する。
【0009】このような図1(A) に示す装置において、
例えば、図2平面図に示すような、いけす網11を散水
ノズル3からの射水12で洗浄するには、1対の縦移動
用推進器8を作動して回転可能キヤツプ2の前端曲面を
いけす網11に当接させ、かつ、図示省略の横移動用推
進器で本体1を矢印13の方向へ横移動させるととも
に、圧力水発生ポンプ6から圧力水供給ホース5を経て
散水ノズル3に圧力水を供給する。
【0010】このとき、射水12の反動で回転可能キヤ
ツプ2が回転するので、各散水ノズル3は広い範囲に散
水することができる。また、左右1対の縦移動用推進器
8を作動して前進力を発生することにより、射水12で
の洗浄に基づく本体1等の後進を防止することができ
る。さらに、左右1対の自転防止ローラ4及び左右1対
の水平尾翼7により、本体1等の前後軸周りの自転を防
止することができる。
【0011】そして、いけす網11の隅部では、各自転
防止ローラ4が本体1との枢着部を中心にそれぞれ回動
して左右の自転防止ローラ4の間隔を調節することによ
り、一面から隣接直交面への安定した移動を誘導する。
なお、縦移動用推進器8はプロペラ式推進器の代わりに
ウオータジエツト式推進器でもよい。また、圧力水発生
ポンプ6は本体1に内蔵してもよい。
【0012】このような、実施例の装置によれば、水平
円筒状の本体と、上記本体の前端部に同軸的に緩く嵌合
された突曲面状の回転可能キヤップと、上記回転可能キ
ヤップの央部横断面上に等間隔でそれぞれ若干前方向き
の接線方向を指向して先端が上記キヤップの外面から突
出しないように凹設的に配設された複数の散水ノズル
と、上記各散水ノズル用の圧力水供給機構と、上記本体
の前進機構と、上記本体の軸線周りの自転防止機構とを
設けているので、下記効果が奏せられる。 (1) 回転可能キヤツプの前端曲面を使用して各ノズルが
ひっかかることなく洗浄対象物の隅部等に十分接近する
ことが可能になる結果、上記隅部等の汚れが落ち易くな
り、したがって、装置の洗浄性能が向上する。 (2) 各ノズルは回転可能キヤツプ表面に形成された凹所
内に収まる結果、各ノズルが洗浄対象物に衝突してこれ
を傷つける惧れがなくなり、したがって、上記洗浄対象
物の保全性が向上する。
【0013】
【発明の効果】要するに本発明によれば、水平円筒状の
本体と、上記本体の前端部に同軸的に緩く嵌合された突
曲面状の回転可能キヤップと、上記回転可能キヤップの
央部横断面上に等間隔でそれぞれ若干前方向きの接線方
向を指向して先端が上記キヤップの外面から突出しない
ように凹設的に配設された複数の散水ノズルと、上記各
散水ノズル用の圧力水供給機構と、上記本体の前進機構
と、上記本体の軸線周りの自転防止機構とを具えたこと
により、ノズルが洗浄対象物の隅部等に十分接近するこ
とが可能であるとともに、上記洗浄対象物に衝突する惧
れがない、したがって、洗浄性及び保全性に優れた回転
散水式水中洗浄装置を得るから、本発明は産業上極めて
有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(A) ,(B) ,(C) は
それぞれ全体斜視図,正面図,縦断面図である。
【図2】図1の装置でいけす網11の隅部を洗浄する要
領を示す平面図である。
【図3】公知の回転散水式水中洗浄装置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 2 回転可能キヤツプ 3 散水ノズル 4 自転防止ローラ 5 圧力水供給ホース 6 圧力水発生ポンプ 7 水平尾翼 8 縦移動用推進器 9 シール機構 10 接水金属板 11 いけす網 12 射水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平円筒状の本体と、上記本体の前端部
    に同軸的に緩く嵌合された突曲面状の回転可能キヤップ
    と、上記回転可能キヤップの央部横断面上に等間隔でそ
    れぞれ若干前方向きの接線方向を指向して先端が上記キ
    ヤップの外面から突出しないように凹設的に配設された
    複数の散水ノズルと、上記各散水ノズル用の圧力水供給
    機構と、上記本体の前進機構と、上記本体の軸線周りの
    自転防止機構とを具えたことを特徴とする回転散水式水
    中洗浄装置。
JP6271691A 1994-10-11 1994-10-11 回転散水式水中洗浄装置 Withdrawn JPH08107735A (ja)

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JP6271691A JPH08107735A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 回転散水式水中洗浄装置

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JPH08107735A true JPH08107735A (ja) 1996-04-30

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Cited By (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115