JPH05329403A - 管内洗浄ロボット - Google Patents

管内洗浄ロボット

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JPH05329403A
JPH05329403A JP4136672A JP13667292A JPH05329403A JP H05329403 A JPH05329403 A JP H05329403A JP 4136672 A JP4136672 A JP 4136672A JP 13667292 A JP13667292 A JP 13667292A JP H05329403 A JPH05329403 A JP H05329403A
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JP
Japan
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swivel
nozzle
pipe
robot
water supply
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JP4136672A
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Hironobu Yamashita
裕宣 山下
Katsuhiro Sato
勝浩 佐藤
Kinzo Hirose
金三 広瀬
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔操作により作業者が管内に入ることなく
洗浄場所や付着物種類に応じて噴射口の面積あるいは形
状の異なる複数の異種噴射ノズルの何れかに切換可能と
して洗浄効率の向上を図ることができる管内洗浄ロボッ
トを提供する。 【構成】 高圧水供給装置としての高圧ポンプ31と、
この高圧ポンプ31にそれぞれ接続された第1及び第2
の給水ホース22,23と、給水ホース22,23に個
別に設けられた第1及び第2の電磁弁22a,23a
と、各給水ホース22,23のアーム側端部に接続され
た第1及び第2のスイベルジョイント26a,26b
と、スイベルジョイント26a、26bが両端部から内
部に挿入される旋回駆動軸24と、この旋回駆動軸24
にスイベルジョイント26aと連通するように接続され
た直進ノズル21aと、この旋回駆動軸24にスイベル
ジョイント26bと連通するように接続された偏平ノズ
ル21bとを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば火力発電所や原
子力発電所における冷却水管内に付着した海生物を洗浄
水の噴射により除去および清掃する管内洗浄ロボットに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、火力発電所や原子力発電所で
は、海水を利用して復水器を冷却しているが、この場
合、復水器を冷却する循環水の配管等の内面には大量の
貝や藻類等の海生物が付着することがある。このため、
配管内の冷却水の流れが海生物の付着により妨げられ復
水器の冷却効率が低下するので、定期的にこれらの海生
物を除去して管内を清掃する必要がある。
【0003】従来、このような海生物の除去清掃作業
は、作業者が配管内に入り、例えばケレン棒やスコップ
等を使用して行われる。この人手による海生物の除去作
業は、配管等の内面に付着した大量の貝を剥離する作業
なので、多くの労力と時間を費やすばかりでなく配管等
の内面の塗膜を損傷する問題があり、また、洗浄中に配
管等の内面から海生物の腐敗に伴う臭気や有毒ガスが発
生し、配管内の酸素が欠乏する問題もある。
【0004】そこで、最近ではかかる問題を解決する観
点から、各種の管内洗浄ロボットを用いて洗浄水を噴射
しながら冷却水管内を清掃する管内洗浄ロボットが提案
されている。図7および図8は従来の管内洗浄ロボット
の外観を示す図である。
【0005】この管内洗浄ロボットは、循環水配管aの
管内壁a1を移動する走行台車1に洗浄ロボット本体2
が搭載されている。この洗浄ロボット本体2は、情報信
号を演算制御処理する運転制御装置3、洗浄水を供給す
る高圧水供給装置4、ロボット本体2の姿勢を安定に維
持する姿勢維持機構5、この姿勢維持機構5に設けられ
て管内の状況を外部に送出するITVカメラ5aおよび
作業台6を備え、循環水配管a外から、電源ケーブル、
信号ケーブル、給水系およびエア配管等を牽引しながら
進行している。
【0006】一方、作業台6には、斜め旋回動作可能な
関節部7を介して回転自在に取り付けられた回転軸8
と、この回転軸先端8aにロボット本体2の移動方向と
直交するように伸縮自在に取り付けられた清掃作業用の
アーム(以下、清掃作業アームという)9とを備えてい
る。
【0007】また、清掃作業アーム9の先端部9aに
は、ノズルヘッド部10が回転可能に取り付けられ、こ
のノズルヘッド部10に噴射ノズル11が揺動自在に取
り付けられると共に、管壁との距離を検出するための渦
電流式センサによる距離検出センサ12が取り付けられ
ている。
【0008】この場合、ノズル11は、旋回および上下
方向の起伏動作ができ、さらに管内壁の状況に応じて噴
射口形状が円形であるノズル(以下、直進ノズルとい
う)や噴射口形状がスリット状であるノズル(以下、偏
平ノズルという)に交換できるようになっている。
【0009】例えば、復水器を冷却する循環水配管の直
管部の管内壁には冷却水が円滑に流れるために大きな貝
は付着しないがスライム等が付着するため、この場合に
は直進ノズルが使用され、また、曲管体であるエルボ部
には冷却水が円滑に流れにくいためにフジツボ等の大き
な貝が付着するため、直進ノズルでは洗浄作業に多くの
時間を費やす。従って、この場合には直進ノズルから偏
平ノズルに交換される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の管内
洗浄ロボットで循環水配管を洗浄する場合、管内壁の状
況に応じて噴射ノズルの交換が必要となるが、この交換
作業は作業者により行われるため、清掃作業効率の向上
を図ることが困難である。
【0011】また、作業者は、循環水配管内の管内洗浄
ロボットの停止場所に移動して噴射ノズルを交換しなけ
ればならないため、循環水配管内に海生物の腐敗に伴う
臭気や有毒ガスによる酸素欠乏等が生じると危険であ
る。
【0012】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、遠隔操作により作業者が管内に入ることなく、洗浄
場所や付着物の種類に応じて噴射口の面積あるいは形状
の異なる複数の異種噴射ノズルの何れかに切換え可能と
して洗浄効率の向上を図ることができる管内洗浄ロボッ
トを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、管内を移動するロボット本体と、このロボ
ット本体の移動方向と直交する方向に回動可能に取り付
けられたアームと、前記アーム先端にアーム軸と直交す
るように揺動自在に支持された旋回駆動軸と、この旋回
駆動軸に連結され、前記ロボット本体から前記アームを
通して伝達される駆動力により前記旋回駆動軸を揺動動
作させる駆動伝達機構と、前記旋回駆動軸の内部に挿入
され、それぞれ個別の給水路を形成する複数のスイベル
ジョイントと、前記旋回駆動軸に前記各スイベルジョイ
ントと個別に連通させて取り付けられ、噴射口の面積あ
るいは形状の異なる噴射ノズルと、前記各スイベルジョ
イントに個別に取り付けられ、前記ロボット本体側で昇
圧された洗浄水を前記各スイベルジョイントに個別に供
給する給水系と、前記ロボット本体側の各給水系に個別
に接続された開閉弁とを備え、遠隔操作により前記各開
閉弁をそれぞれ開閉制御して前記各噴射ノズルの給水系
を切換えるようにしたものである。
【0014】
【作用】従って、このような構成の管内洗浄ロボットに
あっては、遠隔操作により各開閉弁を開閉して、アーム
先端の旋回駆動軸内に挿入された複数のスイベルジョイ
ントを通して噴射口の面積あるいは形状の異なる噴射ノ
ズルに個別につながる給水系を切換えることにより各噴
射ノズルより洗浄水を管路内壁に向けて噴射させること
ができるので、作業者が管内に入らずに管路内壁の付着
物の状況に応じて洗浄水を噴射させることが可能とな
り、洗浄効率が向上するとともに酸欠等に伴う危険を防
止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1および図2は本発明に係る管内洗浄
ロボットの外観を示す図であり、図7および図8と同一
部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0016】すなわち、本実施例では図1および図2に
示すようにアーム9先端に詳細を後述するノズルヘッド
10を介して、例えば直進ノズルと偏平ノズルのような
第1および第2の噴射ノズル21を取り付けると共に、
高圧水が供給される洗浄ロボット本体2の高圧水供給装
置4から第1および第2の給水ホース22,23を接続
し、さらに洗浄ロボット本体側のこれら給水ホース2
2,23に開閉弁として個別に第1および第2の電磁弁
22a,23aを設け、この電磁弁22a,23aに対
して外部からの信号により開閉制御して2つの噴射ノズ
ル21の給水系を切換える構成としたものである。
【0017】ここで、アーム先端のノズルヘッドの構成
については、図3および図4により詳細に説明する。こ
のノズルヘッド10は、揺動自在な旋回駆動軸24と、
この旋回駆動軸24を揺動させる駆動伝達機構25と、
旋回駆動軸24の両端から内部へ挿入され、2つの給水
路を形成する第1および第2のスイベルジョイント26
a,26bと、旋回駆動軸24に各スイベルジョイント
26a,26bに個別に連通させて取り付けられた直進
ノズル21aおよび偏平ノズル21bとで構成され、旋
回駆動軸24の両端部にスイベルジョイント26a,2
6bに個別に連通させて第1および第2の給水ホース2
2,23が接続されている。
【0018】前記旋回駆動軸24は、アーム先端にアー
ム軸と直交するように揺動自在に支持され、この旋回駆
動軸24に取り付けられた平歯車24cに駆動伝達機構
25より伝達される駆動力により旋回駆動軸24を揺動
させ、高圧ジェット水の噴射により循環水配管等の内壁
塗装面が損傷しないように噴射角を制御する機能を有し
ている。
【0019】前記駆動伝達機構25は、洗浄ロボット本
体からアームを通して伝達される駆動力により旋回駆動
軸24を揺動動作させるもので、洗浄ロボット本体側か
らアーム軸を中心とする回転駆動力を伝達する入力軸2
7と、この入力軸27の先端のかさ歯車27aと、前記
入力軸27に直交する方向に配置された伝達軸28と、
この伝達軸28に設けられたかさ歯車28a,平歯車2
8bおよびポテンショメータ28cとを備え、洗浄ロボ
ット本体から入力軸27により伝達される駆動力を、か
さ歯車27a,かさ歯車28aおよび平歯車28bを介
して揺動駆動軸24の平歯車24cに与え、揺動駆動軸
24cを揺動動作させる構成となっている。
【0020】前記第1および第2のスイベルジョイント
26a,26bは、直進ノズル21aおよび偏平ノズル
21bに対してそれぞれ個別の給水路を形成し、且つ、
旋回駆動軸24の揺動に対して第1および第2の給水ホ
ース22,23との接続部からの水漏れを防止する機能
をもっている。
【0021】前記直進ノズル21aおよび偏平ノズル2
1bは、それぞれ噴射口面積が異なっており、直進ノズ
ル21aは、例えば、直径1.6〜2.0mm程度の小
孔により洗浄水を噴射し、偏平ノズル21bは、例えば
0.4×5.0mm程度のスリットにより洗浄水を噴射
するものである。
【0022】ここで、洗浄ロボット本体2側から噴射ノ
ズルに至る給水系統は図5に示すように、高圧水供給装
置としての高圧ポンプ31で昇圧した洗浄水を分岐する
分岐点32に第1および第2の給水ホース22,23を
それぞれ接続し、これら給水ホース22,23の途中に
開閉弁として第1および第2の電磁弁22a,23aが
設けられている。
【0023】ここで、第1および第2の電磁弁22a,
23aは作業者がITVカメラ5aの映像を見ながら外
部に設置された操作盤から遠隔操作することにより開閉
制御され、直進ノズル21aおよび偏平ノズル21bの
何れかに給水系が切換えられるようになっている。
【0024】次に、このような構成の管内洗浄ロボット
の動作について説明するに、ここでは特に、噴射ノズル
の揺動および切換え動作について説明し、さらに、これ
らの動作と洗浄効率の向上との関係について述べる。
【0025】図3及び図4において、入力軸27が図示
しない洗浄ロボット本体2から回転駆動力を受けて回転
すると、入力軸27先端のかさ歯車27aも同様に回転
する。このかさ歯車27aの回転が伝達軸28のかさ歯
車28aに伝わって、伝達軸28および伝達軸28の平
歯車28bが回転する。この平歯車28bの回転動作が
旋回駆動軸24の平歯車24cに伝達されて旋回駆動軸
24とともに直進ノズル21aおよび偏平ノズル21b
を回転動作させる。ここで、旋回駆動軸24の動作角度
は、ポテンショメータ28cの信号により制御されてい
る。すなわち、伝達軸28に設けられたポテンショメー
タ28cが伝達軸28の回転角度から信号を出力して洗
浄ロボット本体2の運転制御装置3に送り、この運転制
御装置3が回転軸8等を介して入力軸27に所定の回転
駆動力を伝えることにより旋回駆動軸24とともに直進
ノズル21aおよび偏平ノズル21bが揺動動作する。
【0026】このように揺動する噴射ノズルから噴射さ
れる高圧洗浄水は、この揺動角度に基づく噴射角度をも
って管内壁a1に噴射される。従って、この揺動角度を
制御することにより、内壁の塗膜を損傷させることがな
くなる。
【0027】ここで、図5のような給水系統で外部から
遠隔操作により揺動している直進ノズル21aおよび偏
平ノズル21bに対して第1の電磁弁22aまたは第2
の電磁弁23aを開閉することにより、洗浄ロボット本
体側から直進ノズル21aに至る第1の給水路22また
は偏平ノズル21bに至る第2の給水路23が開となる
ので、洗浄水の洗浄面積を切換えることができる。
【0028】次に、これらの揺動および切換え動作と洗
浄効率の向上との関係について説明する。一般に、管内
の清掃作業速度は、アームの旋回速度とノズルの揺動速
度に依存する傾向をもち、さらに絶対値が直進ノズル2
1aと偏平ノズル21bとで異なっている。図6は清掃
作業アーム旋回速度に対するノズル揺動速度依存性およ
びノズル揺動周期依存性を示す図である。同図におい
て、アーム9の旋回速度は、ノズルの揺動周期が長いほ
ど遅くなり、ノズルの揺動速度が速いほど速くなる。ま
た、直進ノズル21aは、偏平ノズル21bと同じ揺動
周期の場合でも偏平ノズル21bより清掃作業アーム9
の旋回速度が遅いことを示している。このことは、ノズ
ルを用いてある幅をもった円周に対し、その幅分を同一
周期で往復しながら円周方向に洗浄する場合、円周方向
に幅をもった偏平ノズル21bの方が速く洗浄し終わる
ことを意味している。
【0029】また、例えばノズル揺動速度が90°/s
のとき、直進ノズル21aでは清掃作業アーム8の旋回
速度が0.26rpmとなるのに対して、偏平ノズル2
1bは清掃作業アーム9の旋回速度が0.66rpmと
なり直進ノズル21aと比べて約2.5倍も早くなる。
この約2.5倍は、偏平ノズル21bのスリットの長さ
が約5.0mmであるのに対して直進ノズル21aの直
径が約2.0mmであるように、その長さの比が約2.
5対1であることに対応している。
【0030】このように、清掃作業アーム9の旋回速
度、すなわち清掃速度だけを考察すると、直進ノズル2
1aに比べて偏平ノズル21bの方がはるかに効率的で
ある。しかし、偏平ノズル21bでは、清掃幅が広い分
だけ海生物の剥離効率が低下してしまい、例えばフジツ
ボのような大きい海生物の剥離が困難となる。
【0031】従って、大きい海生物が付着しにくく、ス
ライム等が付着する直管内の清掃では、清掃速度を上げ
るために、偏平ノズル21bで清掃し、大きい海生物が
密集して付着し易い曲管内の清掃では、剥離効率を上げ
るために、直進ノズル21aで清掃する。このように、
直進ノズル21aと偏平ノズル21bとを清掃する場所
に応じて遠隔操作で使い分けすることにより清掃効率の
向上を図ることができる。
【0032】上述したように本実施例では、管内洗浄用
のノズルとして直進ノズル21aと偏平ノズル21bの
2種類の噴射ノズル21を並列に配置し、これら2種類
の噴射ノズル21に個別に第1および第2の給水ホース
22,23を設け、且つ、それら給水ホースに個別に第
1の電磁弁22aおよび第2の電磁弁23aを接続した
ことにより、これら電磁弁22a,23aを切換えると
2種類の噴射ノズルのうち、いずれか一方の噴射ノズル
から高圧の洗浄水が噴射されるので、2種類の噴射ノズ
ルを使い分けて管内を洗浄することができる。
【0033】また、これら給水ホース22,23と、揺
動する直進ノズル21aおよび偏平ノズル21bとの間
を、それぞれ第1または第2のスイベルジョイント26
a,26bを用いて接続しているので、噴射ノズル21
の揺動自在な特性を失うことなく、その種類を任意に選
択することができる。従って、噴射ノズル21の揺動に
より水の噴射角を制御して管内壁の塗膜を保護できる。
また、電磁弁22a,23aの切換えにより噴射ノズル
21の種類を選択して貝等の剥離効率と管内壁a1の清
掃速度とを変えることができるので、清掃効率の向上を
図ることができる。
【0034】なお、本発明は、旋回駆動軸24に2つの
スイベルジョイント26a,26bを挿入し、第1およ
び第2のスイベルジョイント26a,26bに対応して
噴射ノズル21a,21bと給水系22,23とを設
け、これら給水系22,23を各開閉弁で切換えるよう
に説明したが、旋回駆動軸に複数のスイベルジョイント
を挿入し、これらスイベルジョイントに個別に噴射ノズ
ル,給水系および開閉弁を設けても前述同様に実施する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、アー
ム先端に揺動可能に取り付けた旋回駆動軸の内部に複数
のスイベルジョイントを挿入し、これらスイベルジョイ
ントに噴射口の面積あるいは形状の異なる複数の噴射ノ
ズルを連通させて取り付けると共にロボット本体側の給
水源より洗浄水が供給される複数の給水系を接続し、こ
れら給水系のロボット本体側に開閉弁をそれぞれ設け、
外部からの信号により遠隔操作を行って各開閉弁を開閉
制御することにより、遠隔操作により作業者が管内に入
ることなく、洗浄場所や付着物の種類に応じて噴射口の
面積あるいは形状の異なる複数の異種噴射ノズルの何れ
かに切換えることが可能となり、洗浄効率の向上を図る
ことができる管内洗浄ロボットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管内洗浄ロボットの外観を示す
図。
【図2】本発明に係る管内洗浄ロボットの外観を示す
図。
【図3】アーム先端の平面の断面を示す図。
【図4】アーム先端の正面の断面を示す図。
【図5】本発明に係る管内洗浄ロボットの給水系統の構
成を示す図。
【図6】清掃作業アーム旋回速度に対するノズル揺動速
度依存性およびノズル揺動周期依存性を示す図。
【図7】従来の循環水配管の清掃作業ロボットの外観を
示す図。
【図8】従来の循環水配管の清掃作業ロボットの外観を
示す図。
【符号の説明】
2…洗浄ロボット本体、9…清掃作業アーム、21…噴
射ノズル、21a…直進ノズル、21b…偏平ノズル、
22…第1の給水ホース、22a…第1の電磁弁、23
…第2の給水ホース、23a…第2の電磁弁、24…旋
回駆動軸、25…駆動伝達機構、26a…第1のスイベ
ルジョイント、26b…第2のスイベルジョイント、3
1…高圧ポンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 金三 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管内を移動するロボット本体と、 このロボット本体の移動方向と直交する方向に回動可能
    に取り付けられたアームと、 前記アーム先端にアーム軸と直交するように揺動自在に
    支持された旋回駆動軸と、 この旋回駆動軸に連結され、前記ロボット本体から前記
    アームを通して伝達される駆動力により前記旋回駆動軸
    を揺動動作させる駆動伝達機構と、 前記旋回駆動軸の内部に挿入され、それぞれ個別の給水
    路を形成する複数のスイベルジョイントと、 前記旋回駆動軸に前記各スイベルジョイントと個別に連
    通させて取り付けられ、噴射口の面積あるいは形状の異
    なる噴射ノズルと、 前記各スイベルジョイントに個別に取り付けられ、前記
    ロボット本体側で昇圧された洗浄水を前記各スイベルジ
    ョイントに個別に供給する給水系と、 前記ロボット本体側の各給水系に個別に接続された開閉
    弁とを備え、 遠隔操作により前記各開閉弁をそれぞれ開閉制御して前
    記各噴射ノズルの給水系を切換えるようにしたことを特
    徴とする管内洗浄ロボット。
JP4136672A 1992-05-28 1992-05-28 管内洗浄ロボット Pending JPH05329403A (ja)

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