JPH08105499A - 内燃機関のカムチェーンガイド装置 - Google Patents
内燃機関のカムチェーンガイド装置Info
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- JPH08105499A JPH08105499A JP9644095A JP9644095A JPH08105499A JP H08105499 A JPH08105499 A JP H08105499A JP 9644095 A JP9644095 A JP 9644095A JP 9644095 A JP9644095 A JP 9644095A JP H08105499 A JPH08105499 A JP H08105499A
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- cam
- chain guide
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
- F16H2007/185—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains the guiding surface in contact with the belt, rope or chain having particular shapes, structures or materials
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カムチェーン７の微小なチェーン振動がシリ
ンダブロック２に伝達されないようにすると同時に、カ
ムチェーン７の大きな振れを確実に防止する。 【構成】 カムチェーン７の張り側に合成樹脂製のチェ
ーンガイド１４が配置されている。チェーンガイド１４
は、カムチェーン７前面を覆うカバー部１５と、カムチ
ェーン７の外周側に沿う第１ガイド壁１６と、内周側に
沿う第２ガイド壁２１とを有し、カバー部１５がボルト
２６によりシリンダブロック２に固定されている。第１
ガイド壁１６は、カバー部１５から断面Ｌ字形に延びて
いる。第１ガイド壁１６の背面１６ａは、支持面となる
シリンダブロック２のフランジ部９側壁面９ａに、微小
間隙αを介して対向している。
ンダブロック２に伝達されないようにすると同時に、カ
ムチェーン７の大きな振れを確実に防止する。 【構成】 カムチェーン７の張り側に合成樹脂製のチェ
ーンガイド１４が配置されている。チェーンガイド１４
は、カムチェーン７前面を覆うカバー部１５と、カムチ
ェーン７の外周側に沿う第１ガイド壁１６と、内周側に
沿う第２ガイド壁２１とを有し、カバー部１５がボルト
２６によりシリンダブロック２に固定されている。第１
ガイド壁１６は、カバー部１５から断面Ｌ字形に延びて
いる。第１ガイド壁１６の背面１６ａは、支持面となる
シリンダブロック２のフランジ部９側壁面９ａに、微小
間隙αを介して対向している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の動弁装置
用カムチェーンを所定位置に規制するカムチェーンガイ
ド装置の改良に関する。
用カムチェーンを所定位置に規制するカムチェーンガイ
ド装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】動弁装置の駆動にカムチェーンを用いた
内燃機関においては、一般に、カムチェーンの張り側に
略直線状をなすチェーンガイドを固設し、かつ緩み側に
チェーンテンショナを可動型のチェーンガイドとともに
配設してある。
内燃機関においては、一般に、カムチェーンの張り側に
略直線状をなすチェーンガイドを固設し、かつ緩み側に
チェーンテンショナを可動型のチェーンガイドとともに
配設してある。
【０００３】ここで、固定的に設けられる張り側のチェ
ーンガイドは、例えば実開昭５７−７０５４５号公報に
示されているように、カムチェーン外周に沿って配設さ
れ、上下２箇所でシリンダブロック端部に堅固にボルト
結合されている。すなわち、上記チェーンガイドは、シ
リンダブロックのカムチェーン外周側に固定されてお
り、カムチェーンを外周側からのみ位置規制している。
ーンガイドは、例えば実開昭５７−７０５４５号公報に
示されているように、カムチェーン外周に沿って配設さ
れ、上下２箇所でシリンダブロック端部に堅固にボルト
結合されている。すなわち、上記チェーンガイドは、シ
リンダブロックのカムチェーン外周側に固定されてお
り、カムチェーンを外周側からのみ位置規制している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにカムチェ
ーンに対しチェーンガイドを固定的に設けた従来の構成
では、チェーンガイド自体の剛性ならびにその支持剛性
を十分に高く設定しないと、トルク変動等に伴うカムチ
ェーンの振れがかなり大きく発生してしまう。特に、支
持剛性が不十分であると、カムチェーンに強く押圧され
た際にチェーンガイド自体が振動し易く、カムチェーン
の振れを十分に抑制することができない。尚、このカム
チェーンの振れは、振動，騒音の一因になるとともに、
潤滑油を多量に飛散させてブローバイガス処理に悪影響
を与える原因となる。
ーンに対しチェーンガイドを固定的に設けた従来の構成
では、チェーンガイド自体の剛性ならびにその支持剛性
を十分に高く設定しないと、トルク変動等に伴うカムチ
ェーンの振れがかなり大きく発生してしまう。特に、支
持剛性が不十分であると、カムチェーンに強く押圧され
た際にチェーンガイド自体が振動し易く、カムチェーン
の振れを十分に抑制することができない。尚、このカム
チェーンの振れは、振動，騒音の一因になるとともに、
潤滑油を多量に飛散させてブローバイガス処理に悪影響
を与える原因となる。
【０００５】しかしながら、チェーンガイドの剛性およ
びその支持剛性を十分に高く設定したとすると、チェー
ンガイドのチェーン案内面に加わった力がそのままシリ
ンダブロックに作用することになるため、スプロケット
とのかみ合いによってカムチェーンに発生する微小なチ
ェーン振動が、チェーンガイドを介してシリンダブロッ
クに伝達されやすくなり、結果的に、騒音が大きくなっ
てしまう不具合がある。
びその支持剛性を十分に高く設定したとすると、チェー
ンガイドのチェーン案内面に加わった力がそのままシリ
ンダブロックに作用することになるため、スプロケット
とのかみ合いによってカムチェーンに発生する微小なチ
ェーン振動が、チェーンガイドを介してシリンダブロッ
クに伝達されやすくなり、結果的に、騒音が大きくなっ
てしまう不具合がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、内
燃機関のカムチェーンに沿ってチェーンガイドを配設
し、かつこのチェーンガイドをシリンダブロック端部に
固定してなるカムチェーンガイド装置において、上記チ
ェーンガイドを合成樹脂製とし、かつカムチェーンの外
周側に沿うガイド壁をカムチェーンの運動軌跡面に対し
ほぼ直交する面に沿って帯状に成形するとともに、この
ガイド壁の背面に対向するようにチェーン室内に固定さ
れた支持面を設け、上記背面と上記支持面との間に微小
間隙を設けたことを特徴としている。
燃機関のカムチェーンに沿ってチェーンガイドを配設
し、かつこのチェーンガイドをシリンダブロック端部に
固定してなるカムチェーンガイド装置において、上記チ
ェーンガイドを合成樹脂製とし、かつカムチェーンの外
周側に沿うガイド壁をカムチェーンの運動軌跡面に対し
ほぼ直交する面に沿って帯状に成形するとともに、この
ガイド壁の背面に対向するようにチェーン室内に固定さ
れた支持面を設け、上記背面と上記支持面との間に微小
間隙を設けたことを特徴としている。
【０００７】また請求項２の発明では、上記チェーンガ
イドは、カムチェーンの前面を覆うカバー部を有し、該
カバー部がシリンダブロックに固定されているととも
に、該カバー部の側縁から上記ガイド壁が立設されてい
ることを特徴とする。
イドは、カムチェーンの前面を覆うカバー部を有し、該
カバー部がシリンダブロックに固定されているととも
に、該カバー部の側縁から上記ガイド壁が立設されてい
ることを特徴とする。
【０００８】また請求項３の発明は、上記カバー部に、
カムチェーンの内周側に沿うガイド壁がさらに設けられ
ていることを特徴とする。
カムチェーンの内周側に沿うガイド壁がさらに設けられ
ていることを特徴とする。
【０００９】さらに請求項４の発明は、チェーン室を囲
むようにシリンダブロック側部に設けられたフランジ部
の側壁面を上記支持面としたことを特徴とする。
むようにシリンダブロック側部に設けられたフランジ部
の側壁面を上記支持面としたことを特徴とする。
【００１０】さらに請求項５の発明では、上記チェーン
ガイドは、カムチェーンがシリンダブロック側部に沿っ
て直線状をなすチェーン張り側に設けられており、上記
背面および上記支持面が、互いに平行な平面に形成され
ている。
ガイドは、カムチェーンがシリンダブロック側部に沿っ
て直線状をなすチェーン張り側に設けられており、上記
背面および上記支持面が、互いに平行な平面に形成され
ている。
【００１１】
【作用】上記構成では、合成樹脂製チェーンガイドのガ
イド壁によってカムチェーンの外周の軌跡が規制され
る。ここで、ガイド壁は、通常は背部の支持面に接して
いないので、カムチェーンから微小なチェーン振動が加
わっても、ここで遮断され、シリンダブロック側への振
動伝達が抑制される。一方、トルク変動等に伴い、カム
チェーンが大きく移動しようとしてガイド壁を強く押圧
した場合には、ガイド壁の背面が支持面に当接し、ここ
で堅固に支持される。これにより、ガイド壁の過度の変
形が阻止され、ひいては、カムチェーンの振れが微小範
囲に規制される。
イド壁によってカムチェーンの外周の軌跡が規制され
る。ここで、ガイド壁は、通常は背部の支持面に接して
いないので、カムチェーンから微小なチェーン振動が加
わっても、ここで遮断され、シリンダブロック側への振
動伝達が抑制される。一方、トルク変動等に伴い、カム
チェーンが大きく移動しようとしてガイド壁を強く押圧
した場合には、ガイド壁の背面が支持面に当接し、ここ
で堅固に支持される。これにより、ガイド壁の過度の変
形が阻止され、ひいては、カムチェーンの振れが微小範
囲に規制される。
【００１２】特に請求項２の構成では、チェーンガイド
のカバー部がシリンダブロックに固定され、ここからガ
イド壁が形成されているので、ガイド壁自体は支持面と
の間の微小間隙の範囲内で容易に変形し得るようにな
り、シリンダブロック側への振動伝達が効果的に抑制さ
れる。
のカバー部がシリンダブロックに固定され、ここからガ
イド壁が形成されているので、ガイド壁自体は支持面と
の間の微小間隙の範囲内で容易に変形し得るようにな
り、シリンダブロック側への振動伝達が効果的に抑制さ
れる。
【００１３】また請求項３の構成では、カムチェーンの
内周側への変位も規制される。
内周側への変位も規制される。
【００１４】また、請求項４の構成では、カムチェーン
に強く押圧されたガイド壁は、シリンダブロックのフラ
ンジ部の側壁面に当接する。
に強く押圧されたガイド壁は、シリンダブロックのフラ
ンジ部の側壁面に当接する。
【００１５】さらに請求項５の構成では、ガイド壁の背
面および支持面が互いに平行に対向しており、ガイド壁
の変位が各部で一様に規制される。
面および支持面が互いに平行に対向しており、ガイド壁
の変位が各部で一様に規制される。
【００１６】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１７】図１はこの発明に係るカムチェーンガイド
装置を備えた内燃機関１の前端部の構成を示している。
装置を備えた内燃機関１の前端部の構成を示している。
【００１８】上記内燃機関１は、シリンダブロック２と
シリンダヘッド３とを主体として構成されているもの
で、吸気側と排気側のそれぞれに個別にカムシャフトを
有するＤＯＨＣ型の動弁機構を備えており、機関前端部
のクランクスプロケット４と吸気側カムスプロケット５
および排気側カムスプロケット６との間にカムチェーン
７が巻き掛けられている。
シリンダヘッド３とを主体として構成されているもの
で、吸気側と排気側のそれぞれに個別にカムシャフトを
有するＤＯＨＣ型の動弁機構を備えており、機関前端部
のクランクスプロケット４と吸気側カムスプロケット５
および排気側カムスプロケット６との間にカムチェーン
７が巻き掛けられている。
【００１９】上記カムチェーン７は、シリンダブロック
２およびシリンダヘッド３の両者に亙って形成されたチ
ェーン室８内に収納されている。このチェーン室８は、
シリンダブロック２側では周囲のフランジ部９よりも凹
んだ形に形成され、かつ該フランジ部９に固着されるチ
ェーンカバー１０（図５参照）によって覆われている。
またシリンダヘッド３側では、シリンダヘッド３自体に
上下に貫通した空洞状に形成されている。
２およびシリンダヘッド３の両者に亙って形成されたチ
ェーン室８内に収納されている。このチェーン室８は、
シリンダブロック２側では周囲のフランジ部９よりも凹
んだ形に形成され、かつ該フランジ部９に固着されるチ
ェーンカバー１０（図５参照）によって覆われている。
またシリンダヘッド３側では、シリンダヘッド３自体に
上下に貫通した空洞状に形成されている。
【００２０】上記カムチェーン７は、各スプロケット
４，５，６の矢印方向の回転に伴い図１の左側が緩み
側、右側が張り側となるが、その緩み側の外周に沿っ
て、円弧形に湾曲したチェーンガイド１１が配設されて
いる。このチェーンガイド１１は、下端のボルト１２を
中心として揺動可能に構成されているもので、その上端
部をチェーンテンショナ１３が内側に押圧しており、こ
れによってカムチェーン７に適度な張力を付与してい
る。
４，５，６の矢印方向の回転に伴い図１の左側が緩み
側、右側が張り側となるが、その緩み側の外周に沿っ
て、円弧形に湾曲したチェーンガイド１１が配設されて
いる。このチェーンガイド１１は、下端のボルト１２を
中心として揺動可能に構成されているもので、その上端
部をチェーンテンショナ１３が内側に押圧しており、こ
れによってカムチェーン７に適度な張力を付与してい
る。
【００２１】またカムチェーン７の張り側は、排気側カ
ムスプロケット６とクランクスプロケット４との間で略
直線状をなしており、ここに本発明に係るチェーンガイ
ド１４が配設されている。
ムスプロケット６とクランクスプロケット４との間で略
直線状をなしており、ここに本発明に係るチェーンガイ
ド１４が配設されている。
【００２２】上記チェーンガイド１４は、硬質合成樹脂
からなり、図２，図３に詳示するように、カムチェーン
７の前面を覆うカバー部１５とカムチェーン７の外周に
沿う第１ガイド壁１６とによって略Ｌ字形の断面形状に
成形されているとともに、下端の第１ガイド壁１６背面
側に延長部１７が形成され、ここに第１取付孔１８が開
口形成されている。上記第１ガイド壁１６は、カムチェ
ーン７の運動軌跡面に対しほぼ直交する面に沿って帯状
に成形されている。またチェーンガイド１４の上部に、
上記カバー部１５に連続した略三角形の延長部１９が、
上記延長部１７とは逆にカムチェーン７内周側に向かっ
て延長形成されており、ここに第２取付孔２０が開口形
成されている。そして上記延長部１９の一辺に沿うよう
な形で、チェーンガイド１４上部に図３に示すように第
２ガイド壁２１が形成されている。この第２ガイド壁２
１は、カムチェーン７の内周に沿って配設されるもの
で、中間部が直線状をなし、かつ両端２１ａ，２１ｂが
僅かに外側に湾曲している。尚、この第２ガイド壁２１
の突出高さは図４に示すように比較的小さい。これによ
り、チェーンガイド１４をシリンダブロック２に取り付
ける際に、カムチェーン７を両ガイド壁１６，２１の間
に導きやすくなり、取付作業性が向上する。また第１ガ
イド壁１６は、やはり中間部が直線状をなし、かつ両端
１６ａ，１６ｂが僅かに外側に湾曲している。
からなり、図２，図３に詳示するように、カムチェーン
７の前面を覆うカバー部１５とカムチェーン７の外周に
沿う第１ガイド壁１６とによって略Ｌ字形の断面形状に
成形されているとともに、下端の第１ガイド壁１６背面
側に延長部１７が形成され、ここに第１取付孔１８が開
口形成されている。上記第１ガイド壁１６は、カムチェ
ーン７の運動軌跡面に対しほぼ直交する面に沿って帯状
に成形されている。またチェーンガイド１４の上部に、
上記カバー部１５に連続した略三角形の延長部１９が、
上記延長部１７とは逆にカムチェーン７内周側に向かっ
て延長形成されており、ここに第２取付孔２０が開口形
成されている。そして上記延長部１９の一辺に沿うよう
な形で、チェーンガイド１４上部に図３に示すように第
２ガイド壁２１が形成されている。この第２ガイド壁２
１は、カムチェーン７の内周に沿って配設されるもの
で、中間部が直線状をなし、かつ両端２１ａ，２１ｂが
僅かに外側に湾曲している。尚、この第２ガイド壁２１
の突出高さは図４に示すように比較的小さい。これによ
り、チェーンガイド１４をシリンダブロック２に取り付
ける際に、カムチェーン７を両ガイド壁１６，２１の間
に導きやすくなり、取付作業性が向上する。また第１ガ
イド壁１６は、やはり中間部が直線状をなし、かつ両端
１６ａ，１６ｂが僅かに外側に湾曲している。
【００２３】一方、上記チェーンガイド１４に対応し
て、シリンダブロック２前端面には、図２に示すよう
に、ねじ孔２２，２３をそれぞれ有する第１ボス部２４
および第２ボス部２５が突出形成されている。ここで下
方の第１ボス部２４は、カムチェーン７の外周側に位置
し、フランジ部９に連続した形で形成されている。詳し
くは、カムチェーン７が収容されるチェーン室８は、図
１のように、上記チェーンガイド１４が配設される中間
部に比較してクランクスプロケット４周囲の部分で幅広
に形成されており、下方の第１ボス部２４は、この幅広
部内の上方寄りに配置されている。また上方の第２ボス
部２５は、カムチェーン７の内周側に位置し、かつ極力
シリンダブロック２上端に近い位置に設けられている。
そして、上記チェーンガイド１４は、各取付孔１８，２
０に嵌合する円筒部２６ａを有する段付のボルト２６に
よって、上記第１ボス部２４および第２ボス部２５に結
合されている。尚、合成樹脂からなるチェーンガイド１
４の長手方向の熱膨張を許容するために、下方の第１取
付孔１８が僅かに長孔となっている。
て、シリンダブロック２前端面には、図２に示すよう
に、ねじ孔２２，２３をそれぞれ有する第１ボス部２４
および第２ボス部２５が突出形成されている。ここで下
方の第１ボス部２４は、カムチェーン７の外周側に位置
し、フランジ部９に連続した形で形成されている。詳し
くは、カムチェーン７が収容されるチェーン室８は、図
１のように、上記チェーンガイド１４が配設される中間
部に比較してクランクスプロケット４周囲の部分で幅広
に形成されており、下方の第１ボス部２４は、この幅広
部内の上方寄りに配置されている。また上方の第２ボス
部２５は、カムチェーン７の内周側に位置し、かつ極力
シリンダブロック２上端に近い位置に設けられている。
そして、上記チェーンガイド１４は、各取付孔１８，２
０に嵌合する円筒部２６ａを有する段付のボルト２６に
よって、上記第１ボス部２４および第２ボス部２５に結
合されている。尚、合成樹脂からなるチェーンガイド１
４の長手方向の熱膨張を許容するために、下方の第１取
付孔１８が僅かに長孔となっている。
【００２４】また図４に示すように、チェーンガイド１
４の装着状態において、第１ガイド壁１６の背面１６ａ
と、これに対向する支持面としてのフランジ部９側壁面
９ａとの間に微小間隙αが保たれている。なお、図１に
示すように、両者は、チェーンガイド１４の中間部分に
おける比較的長い範囲に亙って対向しており、かつこの
対向する部分では、上記背面１６ａと側壁面９ａとが、
互いに平行な平面に形成されている。従って、チェーン
ガイド１４からフランジ部９へのチェーン振動の伝達が
回避されると同時に、カムチェーン７から第１ガイド壁
１６へ過大な入力があった場合には第１ガイド壁１６が
フランジ部９側壁面９ａに当接して支持される結果、第
１ガイド壁１６の過度の変形が防止される。
４の装着状態において、第１ガイド壁１６の背面１６ａ
と、これに対向する支持面としてのフランジ部９側壁面
９ａとの間に微小間隙αが保たれている。なお、図１に
示すように、両者は、チェーンガイド１４の中間部分に
おける比較的長い範囲に亙って対向しており、かつこの
対向する部分では、上記背面１６ａと側壁面９ａとが、
互いに平行な平面に形成されている。従って、チェーン
ガイド１４からフランジ部９へのチェーン振動の伝達が
回避されると同時に、カムチェーン７から第１ガイド壁
１６へ過大な入力があった場合には第１ガイド壁１６が
フランジ部９側壁面９ａに当接して支持される結果、第
１ガイド壁１６の過度の変形が防止される。
【００２５】図５は上記のようにチェーンガイド１４等
が収容されたシリンダブロック２前端面にチェーンカバ
ー１０を装着し、更にその上にマウンティングブラケッ
ト３１を取り付けた状態を示している。
が収容されたシリンダブロック２前端面にチェーンカバ
ー１０を装着し、更にその上にマウンティングブラケッ
ト３１を取り付けた状態を示している。
【００２６】上記マウンティングブラケット３１は、図
１に示すように、第１ボス部２４上方のフランジ部９に
形成された上下２箇所のボス部３２，３３と、カムチェ
ーン７をまたいで反対側のフランジ部９に形成されたボ
ス部３４との計３箇所に、ボルト３５によって結合され
ている。尚、この内燃機関１は、図６に示すように、自
動車のエンジンルーム３６内にいわゆる横置状態に搭載
されるもので、変速機３７側の２箇所がマウンティング
３８，３９によって支持されるとともに、カムチェーン
７側の端部がマウンティング４０によって支持される。
図６において、４１は吸気コレクタ、４２はエアクリー
ナ、４３はラジエータをそれぞれ示している。
１に示すように、第１ボス部２４上方のフランジ部９に
形成された上下２箇所のボス部３２，３３と、カムチェ
ーン７をまたいで反対側のフランジ部９に形成されたボ
ス部３４との計３箇所に、ボルト３５によって結合され
ている。尚、この内燃機関１は、図６に示すように、自
動車のエンジンルーム３６内にいわゆる横置状態に搭載
されるもので、変速機３７側の２箇所がマウンティング
３８，３９によって支持されるとともに、カムチェーン
７側の端部がマウンティング４０によって支持される。
図６において、４１は吸気コレクタ、４２はエアクリー
ナ、４３はラジエータをそれぞれ示している。
【００２７】さて上記実施例の構成によれば、図４に示
すように、カムチェーン７の外周および内周に沿ってチ
ェーンガイド１４の第１ガイド壁１６および第２ガイド
壁２１が位置し、かつカムチェーン７前面をカバー部１
５が覆っている。すなわち、シリンダブロック２前端の
壁面とともにカムチェーン７の四方を囲んだ構成となっ
ており、カムチェーン７の位置を確実に規制できる。従
って、カムチェーン７の振れが非常に小さくなり、騒
音，振動や潤滑油の飛散が抑制される。
すように、カムチェーン７の外周および内周に沿ってチ
ェーンガイド１４の第１ガイド壁１６および第２ガイド
壁２１が位置し、かつカムチェーン７前面をカバー部１
５が覆っている。すなわち、シリンダブロック２前端の
壁面とともにカムチェーン７の四方を囲んだ構成となっ
ており、カムチェーン７の位置を確実に規制できる。従
って、カムチェーン７の振れが非常に小さくなり、騒
音，振動や潤滑油の飛散が抑制される。
【００２８】また上記実施例では、チェーンガイド１４
は、カムチェーン７の張り側をまたいでカムチェーン７
外周側と内周側の双方で固定支持されている。従って、
シリンダブロック２に対するカバー部１５の支持剛性が
高くなり、カムチェーン７によって強く押圧された場合
でもチェーンガイド１４自体の振動が生じにくい。
は、カムチェーン７の張り側をまたいでカムチェーン７
外周側と内周側の双方で固定支持されている。従って、
シリンダブロック２に対するカバー部１５の支持剛性が
高くなり、カムチェーン７によって強く押圧された場合
でもチェーンガイド１４自体の振動が生じにくい。
【００２９】特に、上述したように、チェーンガイド１
４の第１ガイド壁１６の背面１６ａに対し、フランジ部
９側壁面９ａが微小間隙αを介して対向しているので、
通常の状態では、合成樹脂からなる第１ガイド壁１６の
微小な変位が許容され、チェーンガイド１４からフラン
ジ部９へのチェーン振動の伝達が回避される。従って、
微小なチェーン振動による騒音を抑制できる。また、こ
れと同時に、トルク変動等に伴ってカムチェーン７から
第１ガイド壁１６へ過大な入力があった場合には、第１
ガイド壁１６がフランジ部９側壁面９ａに当接して支持
されるので、第１ガイド壁１６の過度の変形を防止でき
る。つまり、カムチェーン７を非常に高い剛性でもって
外周側から規制できることになり、カムチェーン７の振
れを微小範囲内に抑制できる。
４の第１ガイド壁１６の背面１６ａに対し、フランジ部
９側壁面９ａが微小間隙αを介して対向しているので、
通常の状態では、合成樹脂からなる第１ガイド壁１６の
微小な変位が許容され、チェーンガイド１４からフラン
ジ部９へのチェーン振動の伝達が回避される。従って、
微小なチェーン振動による騒音を抑制できる。また、こ
れと同時に、トルク変動等に伴ってカムチェーン７から
第１ガイド壁１６へ過大な入力があった場合には、第１
ガイド壁１６がフランジ部９側壁面９ａに当接して支持
されるので、第１ガイド壁１６の過度の変形を防止でき
る。つまり、カムチェーン７を非常に高い剛性でもって
外周側から規制できることになり、カムチェーン７の振
れを微小範囲内に抑制できる。
【００３０】また上記実施例では、チェーンガイド１４
上方を支持する第２ボス部２５をカムチェーン７内周側
に配置したことにより、直線状をなすカムチェーン７の
軌跡に沿って位置が定まるチェーンガイド１４側方のフ
ランジ部９が外側へ膨らまずに済み、チェーンガイド１
４が配置される部分のシリンダブロック２の幅を狭く構
成できる。また上方の第２ボス部２５とマウンティング
ブラケット３１固定用ボス部３２，３３との干渉が避け
られる。つまり図１に明らかなように、マウンティング
ブラケット３１固定用ボス部３２，３３をカムチェーン
７の近傍に形成することが可能となり、該マウンティン
グブラケット３１を介した機関の支持点を、機関中心寄
りに確保することができる。そして、チェーン室８を覆
うチェーンカバー１０の幅がそれだけ小さくなり、かつ
シリンダブロック２端部の側方への突出量も小さくな
る。従って、内燃機関１全体の小型化，軽量化に寄与す
ることができる。
上方を支持する第２ボス部２５をカムチェーン７内周側
に配置したことにより、直線状をなすカムチェーン７の
軌跡に沿って位置が定まるチェーンガイド１４側方のフ
ランジ部９が外側へ膨らまずに済み、チェーンガイド１
４が配置される部分のシリンダブロック２の幅を狭く構
成できる。また上方の第２ボス部２５とマウンティング
ブラケット３１固定用ボス部３２，３３との干渉が避け
られる。つまり図１に明らかなように、マウンティング
ブラケット３１固定用ボス部３２，３３をカムチェーン
７の近傍に形成することが可能となり、該マウンティン
グブラケット３１を介した機関の支持点を、機関中心寄
りに確保することができる。そして、チェーン室８を覆
うチェーンカバー１０の幅がそれだけ小さくなり、かつ
シリンダブロック２端部の側方への突出量も小さくな
る。従って、内燃機関１全体の小型化，軽量化に寄与す
ることができる。
【００３１】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係る内燃機関のカムチェーンガイド装置によれば、ガ
イド壁に過大な入力が作用していない通常の状態では、
ガイド壁が背部の支持面から僅かに離れているので、カ
ムチェーンから微小なチェーン振動が加わっても、ここ
で遮断され、シリンダブロック側への振動伝達が抑制さ
れる。従って、チェーン振動に伴う騒音を低減できる。
また一方、トルク変動等に伴い、カムチェーンが大きく
移動しようとしてガイド壁を強く押圧した場合には、ガ
イド壁の背面が支持面に当接し、ここで堅固に支持され
る。従って、ガイド壁の過度の変形を阻止でき、ひいて
は、カムチェーンの振れを微小範囲に確実に規制でき
る。
に係る内燃機関のカムチェーンガイド装置によれば、ガ
イド壁に過大な入力が作用していない通常の状態では、
ガイド壁が背部の支持面から僅かに離れているので、カ
ムチェーンから微小なチェーン振動が加わっても、ここ
で遮断され、シリンダブロック側への振動伝達が抑制さ
れる。従って、チェーン振動に伴う騒音を低減できる。
また一方、トルク変動等に伴い、カムチェーンが大きく
移動しようとしてガイド壁を強く押圧した場合には、ガ
イド壁の背面が支持面に当接し、ここで堅固に支持され
る。従って、ガイド壁の過度の変形を阻止でき、ひいて
は、カムチェーンの振れを微小範囲に確実に規制でき
る。
【００３２】また請求項２の構成では、ガイド壁自体は
支持面との間の微小間隙の範囲内で容易に変形し得るよ
うになり、シリンダブロック側への振動伝達を効果的に
抑制できる。
支持面との間の微小間隙の範囲内で容易に変形し得るよ
うになり、シリンダブロック側への振動伝達を効果的に
抑制できる。
【００３３】また請求項３の構成では、カムチェーンの
内周側への変位も規制でき、カムチェーンの位置を確実
に案内できる。
内周側への変位も規制でき、カムチェーンの位置を確実
に案内できる。
【００３４】また、請求項４の構成では、シリンダブロ
ックのフランジ部の側壁面が支持面として利用されるの
で、構成が簡単となる。
ックのフランジ部の側壁面が支持面として利用されるの
で、構成が簡単となる。
【００３５】さらに請求項５の構成では、ガイド壁の背
面および支持面が互いに平行に対向しており、ガイド壁
の変位が各部で一様に規制される。
面および支持面が互いに平行に対向しており、ガイド壁
の変位が各部で一様に規制される。
【図１】この発明に係るカムチェーンガイド装置の一実
施例を示す内燃機関前端の一部切欠の正面図。
施例を示す内燃機関前端の一部切欠の正面図。
【図２】その要部の分解斜視図。
【図３】チェーンガイドの裏面側を示す斜視図。
【図４】図１のIV−IV線に沿った断面図。
【図５】マウンティングブラケット装着状態における内
燃機関の正面図。
燃機関の正面図。
【図６】この内燃機関のエンジンルーム内のレイアウト
を示す説明図。
を示す説明図。
【符号の説明】 ２…シリンダブロック ７…カムチェーン ９ａ…側壁面 １４…チェーンガイド １５…カバー部 １６…第１ガイド壁 １６ａ…背面 ２１…第２ガイド壁
Claims (5)
- 【請求項１】 内燃機関のカムチェーンに沿ってチェー
ンガイドを配設し、かつこのチェーンガイドをシリンダ
ブロック端部に固定してなるカムチェーンガイド装置に
おいて、上記チェーンガイドを合成樹脂製とし、かつカ
ムチェーンの外周側に沿うガイド壁をカムチェーンの運
動軌跡面に対しほぼ直交する面に沿って帯状に成形する
とともに、このガイド壁の背面に対向するようにチェー
ン室内に固定された支持面を設け、上記背面と上記支持
面との間に微小間隙を設けたことを特徴とする内燃機関
のカムチェーンガイド装置。 - 【請求項２】 上記チェーンガイドは、カムチェーンの
前面を覆うカバー部を有し、該カバー部がシリンダブロ
ックに固定されているとともに、該カバー部の側縁から
上記ガイド壁が立設されていることを特徴とする請求項
１記載の内燃機関のカムチェーンガイド装置。 - 【請求項３】 上記カバー部に、カムチェーンの内周側
に沿うガイド壁がさらに設けられていることを特徴とす
る請求項２記載の内燃機関のカムチェーンガイド装置。 - 【請求項４】 チェーン室を囲むようにシリンダブロッ
ク側部に設けられたフランジ部の側壁面を上記支持面と
したことを特徴とする請求項１〜３に記載の内燃機関の
カムチェーンガイド装置。 - 【請求項５】 上記チェーンガイドは、カムチェーンが
シリンダブロック側部に沿って直線状をなすチェーン張
り側に設けられており、上記背面および上記支持面が、
互いに平行な平面に形成されていることを特徴とする請
求項１〜４のいずれかに記載の内燃機関のカムチェーン
ガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7096440A JP2812241B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 内燃機関のカムチェーンガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7096440A JP2812241B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 内燃機関のカムチェーンガイド装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1181993A Division JPH07103923B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 内燃機関のカムチェーンガイド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105499A true JPH08105499A (ja) | 1996-04-23 |
| JP2812241B2 JP2812241B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=14165085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7096440A Expired - Lifetime JP2812241B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 内燃機関のカムチェーンガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2812241B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100514840B1 (ko) * | 2002-10-31 | 2005-09-14 | 현대자동차주식회사 | 엔진의 타이밍 체인 가이드 설치구조 |
| WO2013011916A1 (ja) * | 2011-07-20 | 2013-01-24 | Ntn株式会社 | チェーンガイドおよびチェーン伝動装置 |
| JP2013024314A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Ntn Corp | チェーンガイドおよびチェーン伝動装置 |
| JP2013024313A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Ntn Corp | チェーンガイドおよびチェーン伝動装置 |
| JP2016525665A (ja) * | 2013-07-29 | 2016-08-25 | ダイコ・ヨーロッパ・エッセ・エッレ・エッレ | オイル湿潤式歯付ベルトを備える伝動システム |
| US11002342B2 (en) * | 2015-11-12 | 2021-05-11 | Isuzu Motors Limited | Camshaft drive device |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5643432U (ja) * | 1979-09-11 | 1981-04-20 | ||
| JPS6157256U (ja) * | 1984-09-20 | 1986-04-17 | ||
| JPS61145155U (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-08 |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP7096440A patent/JP2812241B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5643432U (ja) * | 1979-09-11 | 1981-04-20 | ||
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2013024313A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Ntn Corp | チェーンガイドおよびチェーン伝動装置 |
| US9206887B2 (en) | 2011-07-20 | 2015-12-08 | Ntn Corporation | Chain guide and chain transmission device |
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| US11002342B2 (en) * | 2015-11-12 | 2021-05-11 | Isuzu Motors Limited | Camshaft drive device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2812241B2 (ja) | 1998-10-22 |
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Legal Events
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Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080807 |
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