JPH08105219A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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JPH08105219A
JPH08105219A JP24031394A JP24031394A JPH08105219A JP H08105219 A JPH08105219 A JP H08105219A JP 24031394 A JP24031394 A JP 24031394A JP 24031394 A JP24031394 A JP 24031394A JP H08105219 A JPH08105219 A JP H08105219A
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JP
Japan
Prior art keywords
room
entrance
living room
floor
soil
Prior art date
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Pending
Application number
JP24031394A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Monya
幹男 紋谷
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Original Assignee
Individual
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Publication of JPH08105219A publication Critical patent/JPH08105219A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 訪問客が居室に招き入れるほど親しくない場
合や、居室に招き入れるまでもないが、玄関での立ち話
では不自由な場合等に、客に迷惑をかけることなく、簡
単に接客を行なうことができるとともに、玄関を通らず
に簡単に出入りすることができる住宅を提供することを
目的としている。 【構成】 玄関1の玄関土間3と居室8の居室土間12とを
連続させことにより、玄関1に招き入れた客を必要に応
じて、玄関土間3から居室土間12に招き入れることがで
き、接客中に玄関1に他の客の訪問があっても、両方の
客がかち合うことがないので、客に迷惑をかけることな
く、接客を行なうことができる。また、、居室前土間12
の外側を向く壁に、出入口扉14を設けることにより、近
所に住んでいて頻繁に訪れる客や、住人が玄関1を通ら
ずに出入口扉14から容易に出入りすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関土間と居室前土間
とを連続させて、当該居室前土間を接客コーナーとした
住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅においては、訪問客を玄関
に招き入れ、当該玄関で用を足すか、あるいは玄関から
応接室等の居室内に訪問客を招き入れて接客を行なうよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、訪問客によ
っては、居室に招き入れるほど親しくない場合や、居室
に招き入れるまでもないが、玄関での立ち話では不自由
な場合等がある。例えば、玄関で接客を行なっている場
合に、接客時間が不意に長引くと、客や住人に苦痛を与
えてしまうばかりでなく、接客中に他の客の訪問があっ
た際に、両方の客に迷惑をかけてしまう。さらに、近所
に住んでいて頻繁に訪れる客の場合、玄関から入るには
大げさすぎるが、勝手口に回るには手間がかかるという
問題もあり、また、住人も玄関を通らずに簡単に外に出
向きたいという要望がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、訪問客が居室に招き入れるほど親しくない場合や、
居室に招き入れるまでもないが、玄関での立ち話では不
自由な場合等に、客に迷惑をかけることなく、簡単に接
客を行なうことができるとともに、玄関を通らずに簡単
に出入りすることができる住宅を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の住宅は、玄関の玄関土間と、居
室前の居室前土間とを連続して設け、前記居室前土間の
外側を向く壁に、出入口扉を設けたものである。
【0006】請求項2の住宅は、請求項1において、前
記居室前土間に座席を設けたものである。
【0007】請求項3の住宅は、請求項2において、前
記座席を居室前土間の側壁に沿って設けられたベンチと
したものである。
【0008】請求項4の住宅は、請求項3において、ベ
ンチの下側を収納部としたものである。
【0009】
【作用】請求項1の住宅にあっては、玄関の玄関土間と
居室前土間とを連続させることで、玄関に招き入れた客
を必要に応じて、玄関土間から居室前土間に招き入れ
る。そして、居室前土間で接客を行なう場合、住人は居
室前土間かあるいは居室に居て行なう。また、客が玄関
土間から居室前土間に移行するので、接客中に玄関に他
の客の訪問があっても、両方の客がかち合うことがない
ので、客に迷惑をかけることがない。さらに、居室前土
間の外側を向く壁に、出入口扉を設けることにより、近
所に住んでいて頻繁に訪れる客や、住人が玄関を通らず
に出入口扉から容易に出入りすることができる。また、
居室前土間が玄関土間および居室に連続しているので、
玄関土間、居室前土間、居室の間に亙って空間的な拡が
りを得ることができる。
【0010】請求項2の住宅にあっては、居室前土間に
座席を設けることにより、玄関土間から居室前土間に招
き入れられた客は座席に腰掛けることができ、接客時間
が長引いても、客に苦痛を与えることがない。
【0011】請求項3の住宅にあっては、座席を居室前
土間の側壁に沿って設けられたベンチとすることによ
り、側壁に沿って多数の座席を確保することができるの
で、複数の客に対する接客が容易であり、また、居室前
土間の空間を最大限に接客の場として利用することがで
きる。
【0012】請求項4の住宅にあっては、ベンチの下側
を収納部とすることにより、当該収納部に接客用の座布
団や簡単なテーブル等を収納しておくことができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の住宅の一実施
例を説明する。図1は本実施例の住宅の要部を示す平面
図であり、図中符号1は玄関を示す。この玄関1は両開
き式の玄関扉2,2を有しており、この玄関扉2,2の
内側に玄関土間3が設けられ、この玄関土間3の北側に
玄関ホール4が設けられている。玄関土間3は玄関ホー
ル4より所定高さだけ低く形成されており、この玄関土
間3には、その東側の壁に沿って下駄箱5,5が設けら
れている。
【0014】前記玄関ホール4の北側には、廊下6が設
けられており、廊下6と玄関ホール4の西側には、和室
(居室)8が設けられている。この和室8は、その西側
に押入9と床間10とが隣接して設けられており、ま
た、和室8の南側には縁側8aが玄関ホール4の先端縁
から玄関土間3側に若干(半間程度)突出せしめられて
設けられている。なお、和室8と玄関ホール4とを仕切
る壁には、片開き式の襖戸11が設けられている。これ
により、玄関1に招き入れた客を後述する和室前土間1
2に招く場合、住人は、襖戸11からすぐに和室8に入
って、該和室8に面している和室前土間12で素早く接
客を行なうことができる。
【0015】前記和室8の南側には和室前土間(居室前
土間)12が設けられている。この和室前土間12はそ
の長さが和室8の間口と等しく形成されたもので、当該
和室前土間12と和室8とを仕切る壁には、引き違い式
の障子13が設けられ、和室8の縁側8aの前には、踏
み石8bが設置されている。また、前記和室前土間12
の南側の、外側を向く壁12aは前記玄関扉2より前方
に突出して形成されており、この壁12aには片開き式
の出入口扉14が設けられている。この出入口扉14の
両脇には、それぞれはめ殺し式の窓15,15が設けら
れており、これら窓15,15から和室前土間12に採
光を確保するようになっている。
【0016】さらに、前記和室前土間12の東側の壁部
には、前記玄関土間3に通じる開口16が形成されてお
り、この開口16によって、和室前土間12と玄関土間
13とは連続して設けられている。なお、本実施例で
は、前記開口16には扉等を設けていないが、必要に応
じて扉を設けてもよい。
【0017】また、前記和室前土間12には、座席とな
るベンチ17が設けられている。このベンチ17は和室
8の南側の壁と、和室前土間12の南側の壁12aとの
間に延在するもので、和室前土間12の西側の側壁12
bに沿って設けられている。ベンチ17の上面には適当
な位置に座布団18が設けられ、この座布団18に客が
腰掛けるようになっている。また、ベンチ17の下側
は、図2に示すように、収納部19とされており、この
収納部19は引き違い戸20によって開閉可能とされて
いる。そして、収納部19には、前記座布団18や簡単
なテーブル等が収納され、接客の必要に応じてこれらが
取り出されるようになっている。なお、ベンチ17が設
けられた西側の側壁12bには窓22が設けられてい
る。
【0018】上記実施例の住宅では、玄関土間3と和室
前土間12とを開口16によって連続させているので、
玄関1に招き入れた客を必要に応じて、玄関土間3から
和室前土間12に招き入れ、該和室前土間12で接客を
行なう場合、住人は和室前土間12かあるいは和室8に
居て行なうことができる。したがって、和室前土間12
にて接客中に玄関1に他の客の訪問があっても、両方の
客がかち合うことがないので、客に迷惑をかけるのを防
止することができ、接客を円滑に行なうことができる。
【0019】また、和室前土間12の外側を向く壁12
aに、出入口扉14を設けたので、近所に住んでいて頻
繁に訪れる客や、住人が玄関1を通らずに出入口扉14
から容易に出入りすることができる。なお、住人が出入
口扉14から出入りする場合の履き物は和室8の縁側8
aの下方等に収納しておけばよい。さらに、和室前土間
12が玄関土間3および和室8に連続しているので、玄
関土間12、和室前土間12、和室8の間に亙って空間
的な拡がりを得ることができ、接客を開放的な雰囲気の
中で行なうことができる。
【0020】また、和室前土間12には、座席となるベ
ンチ17が設けられているので、玄関土間3から和室前
土間12に招き入れられた客はベンチ17に腰掛けるこ
とができ、よって、接客時間が長引いても、客に苦痛を
与えることがない。加えて、ベンチ17が和室前土間1
2の側壁12aに沿って設けられているので、複数の座
席を確保することができ、よって、複数の客に対する接
客を行なうことができるとともに、ベンチ17の座席以
外の部分を飾り棚等として利用することもできる。
【0021】また、ベンチ17が側壁12aに沿って設
けられているので、和室前土間12の中央部には比較的
大きな空間を得ることができ、この空間に例えば簡単な
テーブル等を載置することにより、和室前土間12の空
間を最大限に接客の場として利用することができる。さ
らに、ベンチ17の下方は収納部19とされているの
で、当該収納部19に接客用の座布団や簡単なテーブル
等を収納しておくことができる。
【0022】なお、上記実施例では、玄関土間3に連続
する土間を和室前土間12としたが、これに限ることな
く、玄関1に隣接して通常の居室を設け、この居室の居
室前土間を玄関土間3に連続させてもよい。この場合、
居室前土間に簡単な椅子とテーブルを設けることによ
り、居室と居室前土間との調和を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の住宅によれば、玄関の玄関土間と居室前の居室前土間
とを連続させたので、玄関に招き入れた客を必要に応じ
て、玄関土間から居室前土間に招き入れ、該居室前土間
で接客を行なう場合、住人は接客土間かあるいは居室に
居て行なうことができる。したがって、居室前土間にて
接客中に玄関に他の客の訪問があっても、両方の客がか
ち合うことがないので、客に迷惑をかけるのを防止する
ことができ、接客を円滑に行なうことができる。また、
和室前土間の外側を向く壁に、出入口扉を設けたので、
近所に住んでいて頻繁に訪れる客や、住人が玄関を通ら
ずに出入口扉から容易に出入りすることができる。さら
に、居室前土間が玄関土間および居室に連続しているの
で、玄関土間、居室前土間、居室の間に亙って空間的な
拡がりを得ることができ、接客を開放的な雰囲気の中で
行なうことができる。
【0024】請求項2の住宅によれば、居室前土間に座
席を設けたので、玄関土間から居室前土間に招き入れら
れた客は座席に腰掛けることができ、接客時間が長引い
ても、客に苦痛を与えることがない。
【0025】請求項3の住宅によれば、座席を居室前土
間の側壁に沿って設けられたベンチとしたので、多数の
座席数を確保することができ、よって、複数の客に対す
る接客を行なうことができるとともに、ベンチの座席以
外の部分を飾り棚等として利用することもできる。ま
た、ベンチが居室前土間の側壁に沿って設けられている
ので、居室前土間の中央部には比較的大きな空間を得る
ことができ、よって、居室前土間の空間を最大限に接客
の場として利用することができる。
【0026】請求項4の住宅によれば、ベンチの下側を
収納部としたので、当該収納部に接客用の座布団や簡単
なテーブル等を収納しておくことができ、居室前土間を
接客道具を備えた接客の場として有効利用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅の一実施例を示すもので、玄関土
間と居室前土間との配置関係を示す平面図である。
【図2】図1に示す居室前土間に設けられたベンチを示
す正面図である。
【符号の説明】
1 玄関 3 玄関土間 8 和室(居室) 12 和室前土間(居室前土間) 12a 和室前土間の外側を向く壁 12b 和室前土間の側壁 14 出入口扉 17 ベンチ 19 収納部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関の玄関土間と居室前の居室前土間と
    を連続して設け、前記居室前土間の外側を向く壁に、出
    入口扉を設けたことを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の住宅において、前記居室
    前土間には座席が設けられていることを特徴とする住
    宅。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の住宅において、前記座席
    が居室前土間の側壁に沿って設けられたベンチであるこ
    とを特徴とする住宅。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の住宅において、ベンチの
    下側が収納部になっていることを特徴とする住宅。
JP24031394A 1994-10-04 1994-10-04 住 宅 Pending JPH08105219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24031394A JPH08105219A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 住 宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24031394A JPH08105219A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 住 宅

Publications (1)

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JPH08105219A true JPH08105219A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17057610

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24031394A Pending JPH08105219A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 住 宅

Country Status (1)

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JP (1) JPH08105219A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003184327A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Sumitomo Forestry Co Ltd クロゼットルームの配置構造
JP2006125192A (ja) * 2005-11-24 2006-05-18 Yasuki Sonobe 居住空間

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