JPH0810495Y2 - クランプ位置切換え機構付ワーククランプ装置 - Google Patents

クランプ位置切換え機構付ワーククランプ装置

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JPH0810495Y2
JPH0810495Y2 JP5556090U JP5556090U JPH0810495Y2 JP H0810495 Y2 JPH0810495 Y2 JP H0810495Y2 JP 5556090 U JP5556090 U JP 5556090U JP 5556090 U JP5556090 U JP 5556090U JP H0810495 Y2 JPH0810495 Y2 JP H0810495Y2
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Kyoho Machine Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はワーククランプ装置に係り、特に、ワークに
対するクランプ位置を変更できるクランプ位置切換え機
構付ワーククランプ装置に関するものである。
従来の技術 クランプ機構によりワークをクランプして所定の搬送
経路を移動させられるパレット本体を有し、その搬送経
路上において定められた各ステーションで加工や組付け
等の作業を行うようにした装置がある。例えば、実開平
2−35639号公報に記載されている装置はその一例であ
る。そして、このような装置において例えばクランプ位
置が異なる複数種類のワークを取り扱い際には、上記ク
ランプ機構の位置を個々のワークのクランプ位置に合わ
せて変更するクランプ位置切換えステーションを設ける
必要があり、クランプ機構を移動させる移動装置および
そのクランプ機構を複数のクランプ位置で位置決めする
位置決め装置が配設されていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来のクランプ位置切換え機構
は、移動装置および位置決め装置が独立に配設されてい
たため、複雑で大きなスペースを必要とするとともに、
切換え時の動作が多くて切換え時間が比較的長いという
問題があった。
本考案は以上の事情を背景として為されたもので、そ
の目的とするところは、簡単な機構により短時間でクラ
ンプ位置を変更できるようにすることにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためには、クランプ機構を位置
決めするロック部材を利用してクランプ機構を移動させ
るようにすれば良く、本考案は、クランプ機構によりワ
ークをクランプして所定の搬送経路を移動させられるパ
レット本体を有するとともに、そのパレット本体が予め
定められたクランプ位置切換えステーションに位置させ
られた状態において前記クランプ機構が一直線方向へ移
動させられることにより、前記ワークに対するクランプ
位置を変更できるワーククランプ装置であって、(a)
前記クランプ機構を保持して前記一直線方向の移動可能
に前記パレット本体に配設されるスライド部材と、
(b)そのスライド部材に対して前記一直線方向の相対
移動不能且つその一直線方向と略直角な方向の相対移動
可能に配設されるとともに、ロックばねによって常には
その相対移動可能な方向の一方向であるロック方向へ移
動するように付勢されているロック部材と、(c)前記
スライド部材が前記一直線方向に離間した複数のロック
位置へ移動させられることにより、前記パレット本体に
設けられた被係合部材と係合可能に前記ロック部材に設
けられ、そのロック部材が前記ロックばねの付勢力に従
って前記ロック方向へ移動させられることにより、前記
被係合部材と係合させられて前記スライド部材を前記複
数のロック位置の任意の一つに位置決めする係合部材
と、(d)切換え部材を有して前記クランプ位置切換え
ステーションに配設され、第1駆動手段によりその切換
え部材を前記一直線方向と略直角な方向へ移動させるこ
とにより、その切換え部材を前記スライド部材に対して
前記一直線方向の相対移動不能に係合させるとともに、
前記ロック部材を前記ロック方向と反対方向へ移動させ
て前記係合部材と被係合部材との係合を解除し、第2駆
動手段によりその切換え部材を前記一直線方向へ移動さ
せることにより前記スライド部材を他のロック位置へ移
動させる切換え装置とを有することを特徴とする。
なお、上記クランプ機構としては、例えば(e)前記
スライド部材に前記一直線方向と平行な一軸まわりの回
動可能に配設されるとともに、クランプ方向へ回動させ
られることにより前記ワークをクランプするクランプア
ームと、(f)そのクランプアームに前記一軸と平行な
軸まわりの相対回動可能に連結された第1リンクと、
(g)その第1リンクに前記一軸と平行な軸まわりの相
対回動可能に連結された第2リンクと、(h)その第2
リンクと前記スライド部材との間に配設され、その第2
リンクと前記第1リンクとがその連結部で屈折するよう
にその第2リンクを前記クランプアームに接近する方向
へ押圧する押圧手段と、(i)前記第1リンクおよび第
2リンクの一方への屈折を規制し、前記押圧手段の押圧
力を前記クランプアームが前記クランプ方向へ回動する
ように作用させて、そのクランプアームにより前記ワー
クをクランプさせる屈折規制手段とを有して構成され、
その場合には、ワークをクランプするクランプステーシ
ョンには、前記一直線方向に長いクランプ用当接部材を
その一直線方向と略直角な方向へ移動させることにより
前記クランプ位置に拘らず前記第1リンクと第2リンク
とが前記一方へ屈折するようにそれ等を回動させるクラ
ンプ手段が設けられ、ワークをアンクランプするアンク
ランプステーションには、前記一直線方向に長いアンク
ランプ用当接部材をその一直線方向と略直角な方向へ移
動させることにより前記クランプ位置に拘らず前記第1
リンクと第2リンクとが他方へ屈折するようにそれ等を
回動させるアンクランプ手段が設けられる。
作用 このようなクランプ位置切換え機構付ワーククランプ
装置においては、クランプ機構を保持しているスライド
部材にロック部材が配設され、そのロック部材がロック
ばねによりロック方向へ移動させられることにより、そ
のロック部材に設けられた係合部材とパレット本体に設
けられた被係合部材とが係合させられて、スライド部材
が複数のロック位置のうちの任意の一つに位置決めされ
る。これにより、そのスライド部材に保持されたクラン
プ機構の一直線方向における位置、すなわちクランプ位
置が定められ、そのクランプ位置でワークがクランプさ
れる。
また、上記クランプ位置を変更する際には、パレット
本体がクランプ位置切換えステーションに位置させられ
た状態において、第1駆動手段により切換え部材を上記
一直線方向と略直角な方向へ移動させることにより、前
記ロック部材をロックばねの付勢力に抗してロック方向
と反対方向へ移動させ、そのロック部材に設けられた前
記係合部材と被係合部材との係合を解除する。これによ
り、スライド部材を一直線方向へ移動させることが許容
され、第2駆動手段により切換え部材を一直線方向へ移
動させることにより、上記第1駆動手段によって切換え
部材に一直線方向の相対移動不能に係合させられたスラ
イド部材は他のロック位置へ移動させられる。そして、
その状態において上記第1駆動手段により切換え部材が
上記と逆方向へ移動させられると、ロック部材はロック
ばねの付勢力に従ってロック方向へ移動させられ、係合
部材と被係合部材とが係合させられてスライド部材はそ
の新たなロック位置に位置決めされる。これにより、ク
ランプ機構はそのロック位置に対応する別のクランプ位
置に位置決めされ、一直線方向におけるクランプ位置が
変更される。
一方、上記クランプ機構として、前記(e)クランプ
アームと、(f)第1リンクと、(g)第2リンクと、
(h)押圧手段と、(i)屈折規制手段とを有するもの
を採用した場合には、アンクランプステーションにおい
てアンクランプ手段により第1リンクと第2リンクとの
連結部が屈折規制手段によって屈折が規制される一方と
反対の他方へ屈折させられると、押圧手段による押圧力
がクランプアームに作用しなくなり、パレット本体に対
してワークを供給したり取り出したりすることができ
る。また、クランプステーションにおいてクランプ手段
により第1リンクと第2リンクとの連結部が屈折規制手
段によって屈折が規制される一方へ屈折させられると、
押圧手段の押圧力がクランプアームに作用させられるよ
うになり、そのクランプアームがワークに押圧されてそ
のワークをクランプする。上記クランプ手段およびアン
クランプ手段はそれぞれ一直線方向に長い当接部材を備
えているため、クランプ位置が切り換えられてクランプ
機構が一直線方向へ移動させられても、クランプ状態と
アンクランプ状態とを切り換えることができる。
考案の効果 このように本考案のクランプ位置切換え機構付ワーク
クランプ装置によれば、第1駆動手段によって切換え部
材を一直線方向と略直角な方向へ移動させるとともに、
第2駆動手段によって切換え部材を一直線方向へ移動さ
せるだけでクランプ位置が変更され、その状態で第1駆
動手段によって切換え部材が元の位置へ戻されることに
より、クランプ機構はそのクランプ位置に位置決めされ
るため、作動が単純でクランプ位置の切換えに要する時
間が短くて済むとともに、装置が簡単且つ安価に構成さ
れ得るのである。
一方、請求項(2)に記載のクランプ位置切換え機構
付ワーククランプ装置は、クランプ装置がリンクを利用
してワークをクランプするようになっているとともに、
第1リンクと第2リンクとの連結部の屈折方向を変更す
るだけでクランプ状態とアンクランプ状態とを切り換え
ることができるため、上記効果に加えて、クランプ機構
やクランプ手段およびアンクランプ手段が簡単かつ安価
に構成され得るとともに、その切換えを短時間で行うこ
とができる。
また、かかるクランプ機構は前記クランプ位置の切換
えに際して移動させられる一直線方向と直角な平面内に
配設されるため、その一直線方向に長いクランプ用当接
部材およびアンクランプ用当接部材を用いることによ
り、クランプ位置が切り換えられた場合においても良好
にクランプ状態とアンクランプ状態とを切り換えること
ができるのである。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図および第2図は、ショックアブソーバ部品の組
付け,加工ラインにおいて、ワーク10をクランプして所
定の搬送経路を移動させられるパレット12がクランプ位
置切換えステーションに位置させられた状態を示す一部
を切り欠いた正面図および平面図である。パレット12
は、略水平な姿勢でガイド14に支持されているパレット
本体16を備えており、受金18,20によりワーク10の下端
部を位置決めするとともに、ワーク10の下端部に予め固
設された部品22が受金24と係合させられることにより、
ワーク10の回転が阻止されるようになっている。パレッ
ト12にはまた、ワーク10の上端部側をクランプするクラ
ンプ機構26が配設されており、これによりワーク10は略
垂直な姿勢で位置決めされ、パレット12と共に組付けス
テーションや加工ステーション等へ搬送される。上記パ
レット本体16には図示しない位置決め金具が設けられ、
各ステーションに配設された位置決め具と係合させられ
ることにより所定位置に位置決めされるようになってい
る。
上記ワーク10は、第1図に例示として実線および一点
鎖線で示されているように高さ寸法が異なる複数種類の
ものが取り扱われ、上記クランプ機構26は、それ等のワ
ーク10に既に取り付けられた部品やこれから組み付ける
部品との干渉等を避けるため、それ等のワーク10の種類
に応じて配設高さが変更され得るようになっている。す
なわち、かかるクランプ機構26は上下方向に一対のスラ
イドレール28が固設されたスライド部材30の上端部に配
設されているとともに、前記パレット本体16には、第3
図および第4図にも示されているように略垂直にブラケ
ット32が設けられて一対のガイド部材34が固設され、上
記スライドレール28がそれ等のガイド部材34に係合させ
られることにより、スライド部材30更にはクランプ機構
26は上下方向への移動が可能な状態でパレット本体16に
配設されているのである。本実施例ではこの上下方向が
一直線方向に相当する。上記第3図は第1図におけるパ
レット12部分の横断面図であり、第4図は第1図におけ
るブラケット32の左方からの視図である。
上記スライド部材30には、そのスライド部材30の移動
方向すなわち上下方向の相対移動が不能で且つその移動
方向と直角な水平方向、具体的には第1図における左右
方向の相対移動可能に、ホルダ36を介してロック部材38
が配設されている。このロック部材38はロッド形状を成
し、スライド部材30との間に介挿されたロックばねとし
ての圧縮コイルスプリング40により、常には第1図の左
方向であるロック方向へ移動するように付勢されてい
る。また、かかるロック部材38の中間部は断面四角形状
とされ、ロック方向へ向かう程先細となる係合部材42が
第3図における上下の側面に一対固設されている。
一方、前記ブラケット32には、上記ロック部材38が挿
通させられる上下方向に長い切欠44が形成された被係合
部材46が固設されている。この被係合部材46の切欠44の
両側であって、前記係合部材42と対向する側の面には、
その係合部材42に対応する三角形状の凹所48が上下方向
に複数(本実施例では8箇所)設けられており、前記ロ
ック部材38が圧縮コイルスプリング40の付勢力に従って
ロック方向へ移動させられ、それ等の凹所48の一つに係
合部材42が係合させられることにより、前記スライド部
材30の上下方向の移動が阻止される。これにより、スラ
イド部材30は上記複数の凹所48によって定められる上下
方向に離間した複数のロック位置の任意の一つに位置決
めされるのであり、また、そのスライド部材30に配設さ
れたクランプ機構26は、そのロック位置に対応する複数
のクランプ位置の任意の一つに位置決めされるのであ
る。上記ロック部材38は、係合部材42と被係合部材46と
の係合が解除される解除位置まで圧縮コイルスプリング
40の付勢力に抗してロック方向と反対方向へ移動するこ
とが許容されている。
第1図および第2図のクランプ位置切換えステーショ
ンには、上記スライド部材30のロック位置を切り換える
ための切換え装置50が、支持フレーム52を介して位置固
定に配設されている。切換え装置50は、第5図に明らか
に示されているように、支持フレーム52に固設されたガ
イドレール54により上下方向の移動可能に配設された昇
降プレート56を備えており、その昇降プレート56は、支
持フレーム52に配設された昇降シリンダ58によってその
上下方向へ移動させられるようになっている。昇降シリ
ンダ58は、出力ロッドの突出し位置を検出する位置検出
機能および出力ロッドを任意の位置で位置決めするブレ
ーキ機能を備えており、昇降プレート56を予め設定され
た任意の高さ位置で位置決めできるようになっている。
また、上記昇降プレート56には第2図に明らかに示され
ているように左右方向、すなわち前記パレット12がクラ
ンプ位置切換えステーションに位置させられた状態にお
いてロック部材38のロック方向と平行となる方向にガイ
ドレール60が固設され、スライドブロック62がその左右
方向の移動可能に配設されているとともに、昇降プレー
ト56に設けられた押込みシリンダ64によりその左右方向
へ移動させられるようになっている。上記第5図は第1
図における切換え装置50の左方からの視図である。ま
た、昇降シリンダ58は第2駆動手段に相当し、押込みシ
リンダ64は第1駆動手段に相当する。
上記スライドブロック62には、第2図に示されている
平面視においてクランプ位置切換えステーションに位置
させられたパレット12のロック部材38の軸線上に位置す
るように切換え部材66が取り付けられている。切換え部
材66の先端には、ロック部材38の先端部が若干の遊びを
もって嵌め入れられる有底の嵌合穴68が形成されてお
り、その嵌合穴68内方にロック部材38の先端部が嵌合さ
れることにより、それ等の上下方向の相対移動が阻止さ
れる。
また、前記ロック部材38には検知レバー70が取り付け
られており、前記支持フレーム52にブラケット72を介し
て配設された3個の検出器74a,74b,74cによってその検
知レバー70の高さ位置が検知されることにより、スライ
ド部材30のロック位置更にはクランプ機構26によるクラ
ンプ位置が検出されるようになっている。上記検出器74
a,74b,74cは例えば反射式のフォトインタラプタ等にて
構成されており、検出器74aは、前記被係合部材46の凹
所48によって定められる複数のロック位置のうち最も高
い第1ロック位置にスライド部材30が位置決めされてい
る場合に検知レバー70を検知し得る高さ位置に配置され
ている。また、検出器74cは、最も低い第8ロック位置
にスライド部材30が位置決めされている場合に検知レバ
ー70を検知し得る高さ位置に配置されており、検出器74
bは、係合部材42が上から5番目の凹所48に係合させら
れた第5ロック位置にスライド部材30が位置決めされて
いる場合に検知レバー70を検知し得る高さ位置に配置さ
れている。
上記検出器74a,74b,74cから出力される検出信号は図
示しない制御装置に供給され、その検出信号に基づいて
スライド部材30のロック位置が検知される。そして、前
記切換え部材66がそのロック位置に対応する高さ位置、
すなわち前記ロック部材38と同じ高さとなるように昇降
シリンダ58が駆動され、その状態で押込みシリンダ64に
より切換え部材66がロック方向と反対方向へ移動させら
れることにより、ロック部材38はその切換え部材66の嵌
合68に嵌合されるとともに圧縮コイルスプリング40の付
勢力に抗して解除位置まで押し込まれる。これにより、
係合部材42と被係合部材46との係合が解除されてスライ
ド部材30の上下方向の移動が許容される。第2図におい
て一点鎖線で示されている切換え部材66は、押込みシリ
ンダ64によってロック方向と反対方向へ移動させられた
状態である。
また、その状態において昇降シリンダ58が駆動される
と、ロック部材38は切換え部材66の嵌合穴68内に嵌合さ
れたままその切換え部材66と共に上下方向へ移動させら
れ、スライド部材30のロック位置が変更される。この時
のスライド部材30のロック位置は、前記第1ロック位
置,第5ロック位置,および第8ロック位置の中の任意
の一つで、これは取り扱うワーク10の種類に応じて作業
者により手動で、或いはワーク識別装置などから供給さ
れる識別信号などにより自動的に設定され、昇降シリン
ダ58はその設定されたロック位置に応じて出力ロッドを
突き出し或いは引き込むようになっている。なお、図面
ではパレット12にワーク10が保持されている状態が示さ
れているが、少なくともクランプ位置の切換え時にはワ
ーク10を保持しておらず、通常はこのクランプ位置切換
えステーションよりも上流側に設定されるアンクランプ
ステーションでワーク10はパレット12から取り外され、
クランプ位置切換えステーションよりも下流側に設定さ
れるクランプステーションでワーク10はパレット12上に
供給され且つクランプ機構26によりクランプされる。
そして、上記新たなロック位置にスライド部材30を移
動させた状態において、押込みシリンダ64の出力ロッド
が引き込まれると、切換え部材66の移動に伴ってロック
部材38も両部材間の摩擦や圧縮コイルスプリング40の付
勢力に従ってロック方向へ移動させられ、係合部材42が
被係合部材46に係合させられてスライド部材30がその新
たなロック位置に位置決めされる。また、押込みシリン
ダ64の出力ロッドが更に引き込まれることにより、切換
え部材66とロック部材38との係合が解除され、パレット
12の移動が許容される。
本実施例では上記第1ロック位置,第5図ロック位
置,および第8ロック位置の中の一つにスライド部材30
を位置決めするようになっているが、そのロック位置の
数や位置はワーク10の種類に応じて適宜定められる。ま
た、第1図の実線は第5ロック位置にスライド部材30が
位置決めされた状態であり、一点鎖線で示されているロ
ック部材38およびクランプ機構26のクランプアーム76は
第1ロック位置にスライド部材30が位置決めされた状態
であり、二点鎖線で示されているロック部材38およびク
ランプアーム76は第8ロック位置にスライド部材30が位
置決めされた状態である。更に、第5図の実線は上記第
5ロック位置に対応する高さ位置に切換え部材66が位置
させられた状態であり、一点鎖線で示されている押込み
シリンダ64は第1ロック位置に対応する高さ位置に切換
え部材66が位置させられた状態であり、二点鎖線で示さ
れている押込みシリンダ64は第8ロック位置に対応する
高さ位置に切換え部材66が位置させられた状態である。
一方、本実施例のクランプ機構26は、本体ブロック78
を介して前記スライド部材30の上端面に固設されてお
り、その本体ブロック78には略垂直すなわちクランプ位
置切換え時におけるスライド部材30の移動方向と平行な
ピン80まわりの回動可能にクランプアーム76が取り付け
られている。クランプアーム76の先端部には押圧部材82
が固設されているとともに、このクランプアーム76は圧
縮コイルスプリング84により常には第2図おける左まわ
り方向であるクランプ方向へ回動するように付勢されて
おり、これにより、ワーク10は上記押圧部材82によって
本体ブロック78に固設された受金86および88に押圧され
て位置決めされる。クランプアーム76は、ワーク10が存
在しない場合にはストッパ90に当接させられることによ
り、ワーク10を押圧する位置よりも僅かにクランプ方向
へ回動した位置に保持される。上記ピン80は一軸に相当
する。
上記クランプアーム76の押圧部材82が固定された側と
反対側の端部には、上記ピン80と平行な軸まわりの相対
回動可能に第1リンク92が連結されているとともに、そ
の第1リンク92の先端部には同じくピン80と平行な軸ま
わりの相対回動可能に第2リンク94が連結されている。
第2リンク94の中間部と前記本体ブロック78との間に
は、それ等の各々にピン80と平行な軸まわりの相対回転
可能に連結された第3リンク96が配設されており、その
第3リンク96は圧縮コイルスプリング98により常には第
2図における左まわり方向へ回動するように付勢されて
いる。これにより、第2リンク94は常にはクランプアー
ム76に接近する方向、すなわち第2図おける下方へ押圧
され、第1リンク92との連結部100が屈折させられる。
上記第3リンク96および圧縮コイルスプリング98は押圧
手段に相当する。なお、第3リンク96は、本体ブロック
78に形成されたストッパ面102に当接させられることに
より、左まわり方向への一定量以上の回動が阻止される
ようになっている。
また、前記本体ブロック78には、屈折規制手段として
ストッパボルト104が螺合されており、連結部100が第6
図に示されているように本体ブロック78側へ屈折させら
れた場合に、第3リンク96がストッパ面102に当接する
前にその連結部100と当接させられるようになってい
る。したがって、この場合には前記圧縮コイルスプリン
グ98の付勢力が第2リンク94および第1リンク92を介し
てクランプアーム76に作用させられ、そのクランプアー
ム76は、圧縮コイルスプリング84および98の付勢力に従
ってクランプ方向へ回動するように付勢されるようにな
り、ワーク10が強固にクランプされる。
上記連結部100にはローラ106がピン80と平行な軸まわ
りの回転可能に取り付けられており、クランプステーシ
ョンに配設されたクランプ手段の当接部材108(第6図
参照)がシリンダ等により図の右方向へ突き出されてそ
のローラ106が右方向へ押圧されると、連結部100は第2
図に示されているように左方向へ屈折した状態から、第
3リンク96を圧縮コイルスプリング98の付勢力に抗して
右まわりに回動させつつ第6図に示されているように右
方向へ屈折した状態に変換され、クランプ機構26は圧縮
コイルスプリング98の付勢力がクランプアーム76に作用
するクランプ状態とされる。また、第2リンク94の連結
部100と反対側の端部にもピン80と平行な軸まわりの回
転可能にローラ110が取り付けられており、アンクラン
プステーションに配設されたアンクランプ手段の当接部
材112(第6図参照)がシリンダ等により図の右方向へ
突き出されてそのローラ110が右方向へ押圧されると、
連結部100は第6図に示されているように右方向へ屈折
した状態から、第3リンク96を圧縮コイルスプリング98
の付勢力に抗して右まわりに回動させつつ第2図に示さ
れているように左方向へ屈折した状態に変換され、クラ
ンプ機構26は圧縮コイルスプリング98の付勢力がクラン
プアーム76に作用しないアンクランプ状態とされる。上
記当接部材108および112は、前記切換え装置50によりク
ランプ機構26が何れのクランプ位置に位置決めされた場
合でもローラ106,110に当接させられるように、その上
下方向の長さ寸法が定められている。
なお、上記第2リンク94の端部すなわちローラ110の
近傍には球状のノブ114がピン80と平行な軸まわりの回
転可能に配設され、クランプステーションやアンクラン
プステーション以外でも、必要に応じて手動によりクラ
ンプ機構26のクランプ状態とアンクランプ状態とを切り
換えることができるようになっている。
以上のように構成されたワーククランプ装置は、パレ
ット12がアンクランプステーションに位置させられた状
態において、アンクランプ手段の当接部材112が突き出
されることにより、そのパレット12に配設されているク
ランプ機構26がアンクランプ状態とされる。この状態で
は、第2図に示されているようにクランプアーム76は圧
縮コイルスプリング84のみによってワーク10に押圧され
ているため、手動若しくは自動取出装置等によりワーク
10を右方向へ引っ張るだけでクランプアーム76は同図に
おいて一点鎖線で示されているように容易に開かれ、パ
レット12上から組付けや加工が終了したワーク10を取り
出すことができる。圧縮コイルスプリング84のばね力
は、このようにクランプアーム76を容易に開くことがで
きる程度の大きさに定められている。
次に、パレット12はクランプ位置切換えステーション
に位置させられ、新たに供給されるワーク10の種類によ
り、必要に応じて切換え装置50によりスライド部材30の
ロック位置が切り換えられ、クランプ機構26の配設高さ
すなわちクランプ位置が変更される。
その後、パレット12はクランプステーションへ移動さ
せられ、新たなワーク10が手動若しくは自動供給装置等
によりパレット12上ヘ供給される。アンクランプ状態に
おいてワーク10が存在しない時には、クランプアーム76
はストッパ90に当接させられ、第2図に示されているよ
うにワーク10に当接する位置よりも僅かにクランプ方向
へ回動した位置に保持されているとともに、圧縮コイル
スプリング84のみによってクランプ方向へ付勢されてい
るため、新たなワーク10を第2図における左方向へ押し
込むだけで、クランプアーム76を押し拡げてワーク10を
パレット12上に容易にセットすることができる。また、
このようにワーク10がセットされると、クランプ手段の
当接部材108が突き出されることによりクランプ機構26
がクランプ状態とされ、クランプアーム76が圧縮コイル
スプリング84および98によりワーク10に押圧され、その
ワーク10が強固にクランプされる。
そして、その状態でパレット12は組付けや加工ステー
ションへ搬送され、ワーク10に対する部品の組付けや加
工が行われた後、更にアンクランプステーションまで搬
送される。前記圧縮コイルスプリング98のばね力は、上
記組付けや加工の際にワーク10がパレット12上で変位し
たりパレット12から離脱したりしない程度のクランプ力
が得られるように定められている。また、クランプ位置
を位置決めするために前記ロック部材38をロック方向へ
押圧する圧縮コイルスプリング40のばね力は、パレット
12の搬送時の振動やワーク10に対する部品の組付け,加
工の際に、係合部材42と被係合部材46との係合が緩んで
スライド部材30が上下にずれることのないように定めら
れている。
以上詳述したように、本実施例のクランプ位置切換え
機構付きワーククランプ装置においては、クランプ機構
26の配設高さすなわちクランプ位置を変更する場合に、
押込みシリンダ64により切換え部材66をロック部材38と
嵌合させてロック方向と反対方向へ移動させるととも
に、そのまま昇降シリンダ58により切換り部材66を上下
方向へ移動させるだけでクランプ位置を切り換えること
ができ、押込みシリンダ64により切換え部材66を引き戻
すだけでそのクランプ位置にクランプ機構26を位置決め
できるため、クランプ位置を切り換えて位置決めするた
めの装置が簡単且つ安価に構成されるとともに、作動が
単純でクランプ位置の切換えに要する時間が短くて済む
のである。
また、本実施例では三角形状を成す係合部材42が係合
部材46の凹所48に押圧されることにより、楔作用によっ
てクランプ位置が機械的に定められるため、高い位置決
め精度を得られる利点がある。
一方、本実施例のクランプ機構26は、リンクを利用し
てワーク10をクランプするようになっているとともに、
第1リンク92と第2リンク94との連結部100の屈折方向
を変更するだけでクランプ状態とアンクランプ状態とを
切り換えることができるため、クランプ機構26やクラン
プ手段およびアンクランプ手段が簡単かつ安価に構成さ
れるとともに、その切換えを短時間で行うことができ
る。
また、かかるクランプ機構26はクランプ位置の切換え
に際して移動させられる上下方向と直角な平面内に配設
されているため、上下方向に長い当接部材108,112を有
するクランプ手段およびアンクランプ手段を採用するこ
とにより、クランプ位置が切り換えられてクランプ機構
26の配設高さが変更されても常に良好にクランプ状態と
アンクランプ状態とを切り換えることができるのであ
る。
以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
したが、本考案は他の態様で実施することもできる。
例えば、前記実施例では被係合部材46に複数の凹所48
が設けられてスライド部材30を複数のロック位置に位置
決めできるようになっているが、係合部材に複数の突起
若しくは凹所を形成するとともに、その突起若しくは凹
所と係合する1乃至複数の係合部を備えた被係合部材を
採用することもできる。
また、前記実施例の切換え装置50は、昇降シリンダ58
および押込みシリンダ64を備えて構成されているが、送
りねじとモータとを組み合わせたものなど他の駆動手段
を採用することもできる。
また、前記実施例の昇降シリンダ58は位置検出機能お
よびブレーキ機能を備えているが、クランプ機構26を2
位置に位置決めする場合や、別個にリミットスイッチ等
の位置検出装置が設けられる場合等には、それ等の機能
は必ずしも必要ない。
また、前記実施例では検出器74a,74b,74cによってク
ランプ位置を検出するようになっているが、作業者が目
視で確認して制御装置に入力したり、何れのクランプ位
置においてもロック部材38と係合可能なように3個の切
換え部材66を設けてロック部材38と係合させ、上昇端ま
たは下降端等の基準位置まで移動させた後、目的とする
クランプ位置まで昇降させるようにしても良い。
また、前記実施例の切換え部材66はロック部材38の移
動方向と同じ方向へ移動させられるようになっている
が、ロック部材38の移動方向と直角な方向へ移動させて
カム等によりロック部材38を移動させるようにしても良
い。切換え部材66とロック部材38とを直接係合させる必
要はなく、スライド部材30にカム部材等を配設してその
カム部材等を介してロック部材38に係合させることもで
きる。
また、前記実施例では切換え部材66がロック部材38に
上下方向の相対移動不能に係合させられるようになって
いるが、スライド部材30若しくはそのスライド部材30に
一体的に固設された他の部材に切換え部材66が上下方向
の相対移動不能に係合させられるようにしても良い。
また、前記実施例のクランプ機構26はリンクを利用し
てワーク10をクランプするようになっているが、カムを
利用したものなどよく知られた他のクランプ機構を採用
することもできる。
また、前記実施例のクランプ機構26は、アンクランプ
状態においても圧縮コイルスプリング84によりクランプ
アーム76を付勢してワーク10を押圧するようになってい
るが、かかる圧縮コイルスプリング84は必ずしも必要な
ものではない。
また、前記実施例では第3リンク96および圧縮コイル
スプリング98によって押圧手段が構成されているが、例
えば第3リンク96を本体ブロック78に固設するとともに
第2リンク94を長穴等により第3リンク96に第2図にお
ける上下方向の移動可能に連結し、その連結部を引張コ
イルスプリング等により図の下方、すなわちクランプア
ーム76に接近する方向へ付勢するようにしても差支えな
い。
また、前記実施例ではストッパボルト104により連結
部100の屈折が規制されるようになっているが、第1リ
ンク92および第2リンク94に互いに当接するストッパ等
を設けて連結部100の一定角度以上の一方への屈折を規
制するようにすることもできる。
また、前記実施例ではアンクランプステーションでク
ランプ機構26のアンクランプおよびワーク10の取出しを
行い、クランプステーションでワーク10の供給およびク
ランプを行うようになっているが、それ等をそれぞれ別
々のステーションで行うようにしたり、或いはそれ等の
作動およびクランプ位置の切換えを単一のステーション
で行うようにしたりすることも可能である。
また、前記実施例では複数種類のワーク10を取り扱う
場合について説明したが、同一のワーク10であってもそ
の組付け部品や加工位置などの相違により異なるクラン
プ位置でワーク10をクランプする必要がある場合には、
本考案は同様に適用され得る。
その他一々例示はしないが、本考案は当業者の知識に
基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるクランプ位置切換え機
構付ワーククランプ装置の一部を切り欠いた正面図であ
る。第2図は第1図の装置の一部を切り欠いた平面図で
ある。第3図は第1図の装置におけるパレットの横断面
図である。第4図は第1図の装置におけるパレットの左
方からの視図である。第5図は第1図における切換え装
置の左方からの視図である。第6図は第1図におけるク
ランプ機構の別の作動状態を示す平面図である。 10:ワーク、12:パレット 16:パレット本体、26:クランプ機構 30:スライド本体、38:ロック部材 40:圧縮コイルスプリング(ロックばね) 42:係合部材、46:被係合部材 50:切換え装置 58:昇降シリンダ(第2駆動手段) 64:押込みシリンダ(第1駆動手段) 66:切換え部材、76…クランプアーム 80:ピン(一軸)、92:第1リンク 94:第2リンク、96:第3リンク 98:圧縮コイルスプリング 100:連結部 104:ストッパボルト(屈折規制手段) 108:クランプ用当接部材 112:アンクランプ用当接部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランプ機構によりワークをクランプして
    所定の搬送経路を移動させられるパレット本体を有する
    とともに、該パレット本体が予め定められたクランプ位
    置切換えステーションに位置させられた状態において前
    記クランプ機構が一直線方向へ移動させられることによ
    り、前記ワークに対するクランプ位置を変更できるワー
    ククランプ装置であって、 前記クランプ機構を保持して前記一直線方向の移動可能
    に前記パレット本体に配設されるスライド部材と、 該スライド部材に対して前記一直線方向の相対移動不能
    且つ該一直線方向と略直角な方向の相対移動可能に配設
    されるとともに、ロックばねによって常には該相対移動
    可能な方向の一方向であるロック方向へ移動するように
    付勢されているロック部材と、 前記スライド部材が前記一直線方向に離間した複数のロ
    ック位置へ移動させられることにより、前記パレット本
    体に設けられた被係合部材と係合可能に前記ロック部材
    に設けられ、該ロック部材が前記ロックばねの付勢力に
    従って前記ロック方向へ移動させられることにより、前
    記被係合部材と係合させられて前記スライド部材を前記
    複数のロック位置の任意の一つに位置決めする係合部材
    と、 切換え部材を有して前記クランプ位置切換えステーショ
    ンに配設され、第1駆動手段により該切換え部材を前記
    一直線方向と略直角な方向へ移動させることにより、該
    切換え部材を前記スライド部材に対して前記一直線方向
    の相対移動不能に係合させるとともに、前記ロック部材
    を前記ロック方向と反対方向へ移動させて前記係合部材
    と被係合部材との係合を解除し、第2駆動手段により該
    切換え部材を前記一直線方向へ移動させることにより前
    記スライド部材を他のロック位置へ移動させる切換え装
    置と を有することを特徴とするクランプ位置切換え機構付ワ
    ーククランプ装置。
  2. 【請求項2】前記クランプ機構は、 前記スライド部材に前記一直線方向と平行な一軸まわり
    の回動可能に配設されるとともに、クランプ方向へ回動
    させられることにより前記ワークをクランプするクラン
    プアームと、 該クランプアームに前記一軸と平行な軸まわりの相対回
    動可能に連結された第1リンクと、 該第1リンクに前記一軸と平行な軸まわりの相対回動可
    能に連結された第2リンクと、 該第2リンクと前記スライド部材との間に配設され、該
    第2リンクと前記第1リンクとがその連結部において屈
    折するように該第2リンクを前記クランプアームに接近
    する方向へ押圧する押圧手段と、 前記第1リンクおよび第2リンクの一方への屈折を規制
    し、前記押圧手段の押圧力を前記クランプアームが前記
    クランプ方向へ回動するように作用させて、該クランプ
    アームにより前記ワークをクランプさせる屈折規制手段
    と を有するものであり、ワークをクランプするクランプス
    テーションには、前記一直線方向に長いクランプ用当接
    部材を該一直線方向と略直角な方向へ移動させることに
    より前記クランプ位置に拘らず前記第1リンクと第2リ
    ンクとが前記一方へ屈折するようにそれ等を回動させる
    クランプ手段が設けられ、ワークをアンクランプするア
    ンクランプステーションには、前記一直線方向に長いア
    ンクランプ用当接部材を該一直線方向と略直角な方向へ
    移動させることにより前記クランプ位置に拘らず前記第
    1リンクと第2リンクとが他方へ屈折するようにそれ等
    を回動させるアンクランプ手段が設けられている請求項
    (1)に記載のクランプ位置切換え機構付ワーククラン
    プ装置。
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