JPH08104168A - ダンプカーの荷台構造 - Google Patents

ダンプカーの荷台構造

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JPH08104168A
JPH08104168A JP7172690A JP17269095A JPH08104168A JP H08104168 A JPH08104168 A JP H08104168A JP 7172690 A JP7172690 A JP 7172690A JP 17269095 A JP17269095 A JP 17269095A JP H08104168 A JPH08104168 A JP H08104168A
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JP
Japan
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support plate
motor
plate
load
supporting plate
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JP7172690A
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Takeshi Nakamura
武志 中村
Toshiki Imaeda
俊樹 今枝
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NAGOYA HIGASHIGUMI KK
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NAGOYA HIGASHIGUMI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 砂等の積載物を目的とする場所に確実に投入
し得るダンプカーの荷台構造を提供する。 【構成】 荷台1の側面の流出口5から砂等の積載物を
排出し得るようにしたダンプカーにおいて、荷台1側面
に下開き可能に軸着した側面板4と、側面板4の外側に
重なる位置であって荷台1の側面に上開き可能に軸着さ
れ倒伏方向にバランスしてなるサポート板6と、該サポ
ート板6を起立位置と水平より下向きの傾斜位置の範囲
で姿勢制御する正逆回転自在なモーター73と、サポー
ト板6とモーター73の駆動軸75の間に介装されサポ
ート板6を起立させる方向の回転力がサポート板6側か
ら作用した場合に駆動軸75とサポート板6の連結が切
れる設定としたワンウェイクラッチ74と、からなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷台に砂等の積載物を
積み込み、該荷台を傾斜させて積載物を流出させるよう
にしたダンプカーの荷台構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のようにダンプカーは、荷台に砂等
の積載物を積み込み、該荷台を傾斜させて積載物を流出
させるようにしたものである。そして、ダンプカーに
は、前記荷台を、後ろと両横の三方向に傾斜させ得るよ
うにした所謂三転タイプがある。この三転タイプのダン
プカーは、例えば、図8に示すように、埋設管路を砂等
で埋める場合などに有用性を発揮する。すなわち、埋設
管路は、路面を掘って管路用の溝Aを作り、その溝Aに
管Bを通し、最後に砂等で埋め戻すのであるが、現場の
作業領域は細長くて狭い場合が多い。このような場合に
三転タイプのダンプカーCを使用すれば、溝Aと平行に
車を横付けし、荷台Dを横向きに傾斜させて側面の流出
口Eから溝Aの中に砂等を投入することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】三転タイプのダンプカ
ーCは、車輪Fの端から荷台D側面までの距離が非常に
短いため、車輪Fを溝Aの極近くに寄せなければ、砂等
が溝Aの手前にこぼれ落ちてしまう。車輪Fを溝Aの近
くにうまく寄せられるか否かは、地盤の強度とドライバ
ーの技量に依存するのであって、程度の差はあるもの
の、砂等が溝Aの外にこぼれ落ちてしまうケースが多
い。通常、溝Aの両縁は矢板G,Gで囲われているか
ら、矢板G,Gの外に落ちた砂等を、作業員が一々スコ
ップで掬って溝Aの中に投入していた。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、そ
の目的は、砂等の積載物を目的とする場所に確実に投入
し得るダンプカーの荷台構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、荷台を横向きに傾斜させて側面の流出口か
ら砂等の積載物を排出し得るようにしたダンプカーにお
いて、前記荷台の側面に下開き可能に軸着した側面板
と、前記側面板の外側に重なる位置に配設すると共に荷
台の側面に上開き可能に軸着されさらに倒伏方向に付勢
してなるサポート板と、該サポート板を、前記側面板に
重なる起立位置と水平より下向きの傾斜位置の範囲で姿
勢制御する正逆回転自在なモーターと、前記サポート板
とモーターの駆動軸の間に介装され、サポート板を起立
させる方向の回転力がサポート板側から作用した場合に
モーターの駆動軸とサポート板の連結が切れる設定とし
たワンウェイクラッチと、からなるダンプカーの荷台構
造を提供する。
【0006】
【作用】積載物を降ろす場合は、先ず、モーターの駆動
軸をサポート板の倒伏方向に回転させて該サポート板を
任意の位置に停止させ、次にロックを外して側面板をフ
リーにする。この状態で荷台を傾けると、積載物が滑っ
て側面の流出口から排出される。このときサポート板が
ガイドとなり、積載物を矢板の内側に確実に導く。次
に、積載物の排出が完了してから荷台を元の状態に戻
す。このときサポート板上に積載物が付着して残留して
いる場合があるため、サポート板をさらに倒伏方向に回
動させ、残留している積載物を残らず落とす。そして、
モーターを逆回転させてサポート板を起立させる。サポ
ート板には前記のように積載物が残留していないから側
面板の外側に確実に重ねることができる。
【0007】而して、本発明の荷台構造は、側面板の外
側にサポート板を配設したため、荷台に積んだ積載物の
荷重を100%側面板が受け止める。従って、サポート
板を簡易な軽量構造にすることが可能になり、惹いて
は、サポート板を制御するモーターも小型化することが
でき、サポート板及び駆動ユニット全体を小型軽量化す
ることができる。
【0008】また、荷台を傾けたときにサポート板が矢
板などの障害物に接触するおそれがあるが、その場合に
はワンウェイクラッチの作用によりサポート板とモータ
ーの駆動軸との連結が切れるため、サポート板が自由回
動して逃げるからサポート板、矢板、モーターなどが損
傷しない。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1,図2を参照し
つつ説明する。なお、図1はサポート板の使用状態を示
す要部の斜視図、図2は要部を示すサポート板の分解斜
視図である。
【0010】ダンプカーCは、周知のように、車体の後
部側に荷台1を有するものであって、該荷台1を油圧シ
リンダー(図8符号H参照)で後ろと両横の三方向に傾
斜させ得るようにした所謂三転タイプである。荷台1
は、底壁2aと前立壁2b及び底壁2aの後側両端部に
突設したコーナー支柱2cとからなる基台部2と、該基
台部2のコーナー支柱2c,2c間に設けた揺動自在な
後面板3と、基台部2の前立壁2bとコーナー支柱2c
の間に下開き自在に軸着した側面板4と、からなる。
【0011】前記側面板4は、前立壁2bとコーナー支
柱2cの間の流出口5を塞ぐもので、通常の走行時には
ロックして固定し、荷台1を傾けて積載物を流出させる
場合には、上端を支点として振り子状に揺動する。
【0012】而して、前記荷台1の両横には、流出口5
の下縁沿いにコ字状の軸受フレーム70を溶接すると共
に該軸受フレーム70にサポート板6を上開き自在に軸
着してなる。すなわち、サポート板6には両端と中央に
横向きの短軸71を突設し、一方、軸受フレーム70に
は該短軸71に対応して筒状の軸受72を固着し、サポ
ート板6の短軸71を軸受フレーム70の軸受72にそ
れぞれ挿通して上開き自在に軸着したものである。サポ
ート板6は、起立状態で外向きに回動するようバランス
されており、自重により倒伏方向に付勢される。
【0013】前記荷台1の前立壁2bには正逆回転自在
なモーター73が固着されており、該モーター73の駆
動軸75とサポート板6の一端の短軸71がワンウェイ
クラッチ74を介して連結されている。このワンウェイ
クラッチ74は、サポート板6を起立させる方向の回転
力(図1矢示T)がサポート板6側から作用した場合に
モーター73の駆動軸75とサポート板6の連結を切る
設定になっている。従って、モーター73の駆動軸75
を、サポート板6が倒伏する方向に回転(これを正回転
とする。)させると空転し、また、駆動軸75を、サポ
ート板6が起立する方向に回転(これを逆回転とす
る。)させるとクラッチが繋がってトルクが伝わる。
【0014】その他図1,図2中符号76はサポート板
6の起立を検知するリミットスイッチであり、該リミッ
トスイッチ76の信号を受けてモーター73が停止す
る。また、符号77は側面板4に取り付けた例えばゴム
などの緩衝体であり、サポート板6の起立時の振動を防
止するものである。
【0015】本発明の荷台構造は以上のような構成であ
るから、走行時には、図1二点鎖線のように、サポート
板6を起立させて側面板4の外側に重ねておく。この状
態でサポート板6には自重により倒伏する向きの力が作
用しているが、モーター73のブレーキ力がワンウェイ
クラッチ74を介して作用することで起立したまま停止
している。
【0016】次に、積載物を降ろす場合は、先ず、運転
席に設けた操作ボタン(図示せず)を使ってモーター7
3の駆動軸75を正回転させる。前記のようにサポート
板6は自重で倒伏方向に付勢されているからモーター7
3の正回転により該モーター73のブレーキ力から解放
され駆動軸75と一緒に回動する。そして、モーター7
3を止めてサポート板6をほぼ水平位置に停止させ、次
にロックを外して側面板4をフリーにする。この状態で
油圧シリンダーを作動させて荷台1を横向きに傾斜させ
ると、積載物が側面板4を押し開きながら荷台1から滑
り落ち、さらにサポート板6上を滑って流出する。従っ
て、サポート板6の先端を前記矢板G(図8参照)の内
側に臨ませるようにしておけば、積載物である砂等を矢
板Gの内側に確実に投入することができる。なお、ダン
プカーのドライバーは、サポート板6の先端が矢板Gの
内側に入る領域に停車させればよいから、従来のように
矢板Gのぎりぎりにまで荷台1を近寄せる必要がなく、
精神的・肉体的負担から解放される。
【0017】次に、積載物の排出が完了してから荷台1
を元の状態に戻す。このときサポート板6上に積載物が
付着して残留している場合があるため、モーター73の
駆動軸75をさらに正回転させてサポート板6を下向き
傾斜させ、残留している積載物を残らず落とす。その
後、モーター73を逆回転させてサポート板6を起立さ
せる。サポート板6が所定の位置まで起立するとリミッ
トスイッチ76がそれを検知してモーター73を止め
る。サポート板6には前記のように積載物が残留してい
ないから側面板4の外側に確実に重なる。なお、サポー
ト板6を水平に倒したまま走行すると非常に危険である
から、サポート板6が起立位置以外の状態であるときに
鳴る警報装置を設けておくのがよい。そうすれば、サポ
ート板6を起立させ忘れるおそれがなくなって安全性が
向上する。
【0018】而して、前記のように積載物を排出するた
めに荷台1を傾けたとき、サポート板6が矢板Gや他の
障害物に接触する場合がある。しかしその場合には、ワ
ンウェイクラッチ74の作用によりサポート板6とモー
ター73の駆動軸75との連結が切れ、サポート板6が
自由回動するからサポート板6や矢板Gが損傷せず、ま
た、駆動軸75が空転するからモーター73も保護され
る。また、モーター73などの故障でサポート板6が水
平状態で停止したとしても、サポート板6を起立方向に
手動で回動させればワンウェイクラッチ74が駆動軸7
5との接続を切るため簡単に起立させることができる。
もちろん、モーター73には内部にギヤが内蔵されてい
て駆動軸75にブレーキ力が働くから、サポート板6が
自重で倒伏しようとしても駆動軸75のブレーキ力がワ
ンウェイクラッチ74を介してサポート板6にも作用す
るため起立したままロックされる。
【0019】以上本発明を実施例について説明したが、
もちろん本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、実施例では駆動軸75とサポート板6の間
にワンウェイクラッチ74のみを介装するようにした
が、さらに撓み継手を付加するようにしてもよい。そう
することにより、積載物の重み等で側面板4や軸受フレ
ーム70などに歪みが生じたとしても、モーター73の
トルクがサポート板6に確実に伝達されるから作動が安
定する。
【0020】なお、図3〜図7は、荷台1にサポート板
6を設ける別の態様を示したものであり、以下その構造
について説明する。先ず図3,図4のサポート板6は、
基台部2の底壁2a側縁に突設した軸受部7にぶら下が
り状態となるように軸着してなる。そして、サポート板
6の両端側面部と前立壁2b及びコーナー支柱2cの夫
々にフック部材8を突設すると共に該フック部材8に吊
りワイヤー9を掛け渡すことによってサポート板6を図
3の棚板状に固定する。なお、吊りワイヤー9の両端に
は止めリング10を固着してフック部材8への着脱が容
易になるようにしてある。また、前立壁2bには、別の
予備フック11が設けてあり、サポート板6を使用しな
いときに吊りワイヤー9をフック部材8と予備フック1
1に引っ掛かけておく。
【0021】上記荷台構造は以上のような構成であるか
ら、サポート板6を使用しない走行時には、図4のよう
に、吊りワイヤー9を前立壁2b,コーナー支柱2cの
フック部材8,8と予備フック11,11に夫々引っ掛
かけてサポート板6をぶら下げた状態にしておく。な
お、好ましくは、走行時にサポート板6が不安定になら
ないようにするため、ぶら下がり状態でサポート板6を
固定するロック装置を設けておくのがよい。
【0022】次に、現場において荷台1から砂等の積載
物を降ろす場合には、先ず、側面板4のロックを外す。
次に、図3のようにサポート板6を手動で水平に起こ
し、フック部材8に吊りワイヤー9を掛けてサポート板
6を棚板状に固定する。この状態で油圧シリンダーを作
動させて荷台1を横向きに傾斜させると、積載物が側面
板4を押し開きながら荷台1上から滑り落ち、さらにサ
ポート板6上を滑って流出する。従って、サポート板6
の先端を前記矢板G(図8参照)の内側に臨ませるよう
にしておけば、積載物である砂等を矢板Gの内側に確実
に投入することができる。
【0023】以上図3,図4の荷台構造は、サポート板
6を不使用時にぶら下がり位置に置く構造としたため、
第一に、もし仮に荷台1を元に戻した状態でサポート板
6上に積載物が一部残ったとしても、サポート板6を不
使用位置(ぶら下がり位置)に戻すだけで自然に除去す
ることができる、第二に、サポート板6を不使用位置に
吊り下げたまま荷台1を通常通り、すなわちサポート板
6の存在を意識することなく使用することができる、第
三に、通常の走行時にはサポート板6が荷台1の下にぶ
ら下がっていて荷台1下の側面を覆っているため、交差
点での自転車の巻き込み防止効果をも発揮する、などの
利点がある。
【0024】次に図5〜図7の荷台構造は、本発明の実
施例を手動式にしたものであって、図5はサポート板の
使用状態を示す要部の斜視図、図6はサポート板の不使
用状態を示す要部の斜視図、図7は図6のX部を示す拡
大図である。このサポート板6は、不使用時に側面板4
の外側面に重ねるようにした点に特徴があるのであっ
て、サポート板6の軸受け部分にほぼ直角な折曲部12
を形成し、以て側面板4の外側面に重なりやすくしてあ
る。また、吊りワイヤー9は、図7のように、上端の止
めリング10を長円形となし、該長円形の止めリング1
0を前立壁2bとサポート板6の両フック部材8,8に
掛け渡してサポート板6を不使用位置に固定する。
【0025】上記サポート板6は、積載物を降ろす位置
に停車させてからでもサポート板6を水平な使用位置に
移動させることができる利点がある。因に、前記図3,
図4の荷台構造は、荷台1を矢板Gに近づけた停車位置
において、矢板Gとサポート板6が干渉する位置関係に
あるから、目的の位置に停車させる前にサポート板6を
使用位置に固定しておく必要がある。そうしなければ、
サポート板6が矢板Gに当たって使用位置に動かせない
不都合が生じるのである。また、図5,図6のサポート
板6は、不使用時に車体の外側に向かう面が積載物と擦
れ合わないため塗装面が傷まない、などの利点がある。
【0026】以上の他、例えば、サポート板6をぶら下
がり位置から起立した不使用位置までの範囲(約180
度)で回動自在にし、それを吊りワイヤー9で適宜固定
するようにしてもよい。そうすれば、図3〜図7の利点
を全て兼ね備えさせることができる。また、図3〜図7
はサポート板6を回動させる構成としたが、例えば断面
をコ字状にした二本の摺動ガイド枠を荷台1の底壁2a
に該荷台1の中側に向けて平行に固着し、その摺動ガイ
ド枠のコ字状の溝にサポート板6を嵌め込んで引き出し
状に出し入れするようにしてもよい。また、上記各方式
のようにサポート板6を荷台1に常時取り付けておくよ
うにしなくとも、着脱式にして必要時にのみ取り付ける
ようにしてもよい。着脱のための手段は、前記回動式或
いは前記摺動式のいずれでもよい。この着脱式を採用す
れば、ダンプカーC側にサポート板6のジョイント機構
を取り付けるだけで済み、また、サポート板6も工事現
場に数個用意すればよいため、少ない投資で効率よく実
施することができる。
【0027】また、例えば、側面板4とサポート板6の
間にリンク機構を介在させて、側面板4の開き動作でサ
ポート板6を不使用位置から使用位置に自動回動させる
ようにすることもできる。また、油圧シリンダーなどの
流体圧シリンダーでサポート板6を作動させることも可
能である。
【0028】さらにまた、サポート板60を矢板G側に
設置する方法もある。この場合、サポート板60は、例
えば図8一点鎖線に示したように矢板Gの上縁に棚板状
に固定するか、或いは、矢板Gの上縁に回動可能に取り
付けて角度調節を自在にするようにする。もちろんサポ
ート板60は、ダンプカーCが停車する側に突出させて
おく。また、サポート板60を矢板Gの上縁に外向き摺
動自在に取り付ければ、ダンプカーCの停車位置に合わ
せて最良の位置に調節することができる。而して、矢板
Gにサポート板60を設ける方法を採用した場合にも、
ダンプカーCの積載物を確実に矢板G内に導くことがで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の荷台構造は、荷台
を横向きに傾斜させると、積載物が側面の流出口からサ
ポート板上を滑って流出するため、積載物の落下ポイン
トがサポート板の分だけ遠くに延長されることになり、
目的とする場所から離れた位置にダンプカーを停車させ
たとしても、積載物が余計な場所にこぼれない。従っ
て、未熟なドライバーでも積載物をこぼすおそれがなく
なって精神的・肉体的負担から解放され、また、積載物
が目的外の所にこぼれないから、こぼれた積載物の処理
に費やしていた無駄な労力が削減できる。
【0030】また、側面板の外側にサポート板を重ねて
配設したため、荷台に積んだ積載物の荷重を100%側
面板が受け止めるから、サポート板を簡易な軽量構造に
することが可能になり、惹いては、サポート板を制御す
るモーターも小型化することができ、サポート板及び駆
動ユニット全体を小型軽量化することができる。
【0031】また、荷台を傾けたときにサポート板が矢
板などの障害物に接触するおそれがあるが、その場合に
はワンウェイクラッチの作用によりサポート板とモータ
ーの駆動軸との連結が切れ、サポート板が自由回動して
逃げるからサポート板、矢板、モーターが損傷しない。
そしてさらに、水平位置にあるサポート板を手動で起立
方向に持ち上げると、その方向の回転力に対してワンウ
ェイクラッチが駆動軸とサポート板との接続を切るから
簡単に回すことができ、従って、モーターの故障などの
トラブルが生じてもサポート板を起立させることができ
る、など多くの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 サポート板の使用状態を示す要部の斜視図で
ある。
【図2】 要部を示すサポート板の分解斜視図である。
【図3】 他の態様を示すものであって、サポート板の
使用状態を示す要部の斜視図である。
【図4】 他の態様を示すものであって、サポート板の
不使用状態を示す要部の斜視図である。
【図5】 他の態様を示すものであって、サポート板の
使用状態を示す要部の斜視図である。
【図6】 他の態様を示すものであって、サポート板の
不使用状態を示す要部の斜視図である。
【図7】 図6のX部を示す拡大図である。
【図8】 従来のダンプカーを後ろから見た工事現場の
断面図である。
【符号の説明】
C… ダンプカー 1… 荷台 4 …側面板 5 …流出口 6 …サポート板 73…モーター 74…ワンウェイクラッチ 75…駆動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台を横向きに傾斜させて側面の流出口
    から砂等の積載物を排出し得るようにしたダンプカーに
    おいて、 前記荷台の側面に下開き可能に軸着した側面板と、 前記側面板の外側に重なる位置に配設すると共に荷台の
    側面に上開き可能に軸着され、さらに、倒伏方向に付勢
    してなるサポート板と、 該サポート板を、前記側面板に重なる起立位置と水平よ
    り下向きの傾斜位置の範囲で姿勢制御する正逆回転自在
    なモーターと、 前記サポート板とモーターの駆動軸の間に介装され、サ
    ポート板を起立させる方向の回転力がサポート板側から
    作用した場合にモーターの駆動軸とサポート板の連結が
    切れる設定としたワンウェイクラッチと、 からなることを特徴とするダンプカーの荷台構造。
JP7172690A 1994-08-11 1995-06-14 ダンプカーの荷台構造 Pending JPH08104168A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5820931B2 (ja) * 1971-12-14 1983-04-26 カブシキガイシヤ カヤクコウセイブツシツケンキユウシヨ フヨウセイコウセイブツシツ ノ セイゾウホウ
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