JPS63208497A - ウインチにおける巻取ドラムのロツク機構 - Google Patents

ウインチにおける巻取ドラムのロツク機構

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JPS63208497A
JPS63208497A JP3782587A JP3782587A JPS63208497A JP S63208497 A JPS63208497 A JP S63208497A JP 3782587 A JP3782587 A JP 3782587A JP 3782587 A JP3782587 A JP 3782587A JP S63208497 A JPS63208497 A JP S63208497A
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fixed
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fixed wheel
wheel
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西 茂樹
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KANTOO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ワイヤー等を巻き取る巻取ドラムのロック機
構に関するもので、特に、フォ一つて荷物を揚げ降ろし
するリフターのウィンチに実施すると効果的な巻取ドラ
ムのロック機構に関するものである。
〈従来の技術〉 従来のりフタ−に用いられているウィンチは、巻取ドラ
ムの軸に手動回転用のハンドル、又は減速器付モーター
の出力軸を接続し、荷物を上昇する場合には巻取ドラム
を回転してワイヤを巻き取り、降ろす場合には巻取ドラ
ムを逆回転してワイヤを巻き戻す構造てあった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記した従来のウィンチにおいては、例えば、フォーク
が棚等に引っ掛って下降しない状態になっても、これを
知らない作業者かハンドルを回転すると巻取ドラムが回
転し続けるので、ワイヤが弛み、フォ一りが棚等から外
れたときにワイヤが弛んだ分たけ急激に下降する。この
ため、フォーク上の荷物が床に落下して荷物が破損した
り、作業者が負傷をする等の危険かあった。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたものであり、手動式ウィ
ンチにおいては、巻取ドラムの貫通孔内に主軸を通して
主軸に形成した雄ネジを貫通孔に形成した酸ネジに螺合
し、巻取ドラムから突出した主軸に第1ブレーキ板、ラ
チェットホイール、第2゛ブレーキ板を遊嵌し、軸方向
に移動可能なピンをボス内に有し該ボスから外方に延設
したフランジ部に係止溝を形成した固定ホイールを主軸
に固定してフランジ部を第2ブレーキ板に接触可能とし
、該固定ホイールのボスに揺動部材を遊嵌し、固定ホイ
ールのボスから突出した主軸に押えリングを遊嵌して上
記ピンの端部に当接可能にするとともに、押えリングの
外周部に形成した突部な上記揺動部材の側面に接触可能
とし、該押えリングを揺動部材側に押圧するスプリング
を有する押圧部材を主軸に固定し、上記ラチェットホイ
ールの外周にラチェット爪を当接し、固定ホイールの近
傍に係止爪を軸着し、固定ホイールと押えリングとによ
り挟持された状態で回動する揺動部材が上記係止爪を回
動して固定ホイールの係止溝に係止するようにしたもの
であり、モーター等の駆動源を使用するウィンチにおい
ては、巻取ドラムの貫通孔内に主軸を通して主軸に形成
した雄ネジを貫通孔に形成した酸ネジに螺合し、巻取ド
ラムから突出した主軸に第1ブレーキ板、ラチェットホ
イール、第2ブレーキ板を遊嵌し、軸方向に移動可能な
ピンをボス内に有し、該ボスからフランジ部を外方に延
設した固定ホイールを主軸に固定してフランジ部を第2
ブレーキ板に接触可能とし、該固定ホイールのボスに揺
動部材を遊嵌し、固定ホイールのボスから突出した主軸
に押えリングを遊嵌して上記ピンの端部に当接可能にす
るとともに、押えリングの外周部に形成した突部を上記
揺動部材の側面に接触可能とし、該押えリングを揺動部
材側に押圧するスプリングを有する押圧部材を主軸に固
定し、該押圧部材又は主軸を駆動源に連係し、上記ラチ
ェットホイールの外周にラチェット爪を当接し、固定ホ
イールと押えリングとによって挟持された状態て回動す
る揺動部材が作用する停止スイッチを上記駆動源の回路
に電気的に接続したものである。
く作用〉 主軸を巻き揚げ方向に回転すると、巻取ドラムに負荷が
掛っているのて、主軸の雄ネジと巻取ドラムの酸ネジと
の螺合により巻取トラムが固定ホイー°ル側に僅かに移
動し、第1ブレーキ板を押圧する。したかって、固定ホ
イール、第2ブレーキ板、ラチェットホイール、第1ブ
レーキ板、巻取ドラムか摩擦力によって一体化し、主軸
を回転すると巻取ドラムが回転してワイヤを巻き取る。
なお、この状態ではピンが第2ブレーキ板に押されて押
えリングをスプリングの付勢に抗して固定ホイールから
離隔する方向に移動する。したかって、揺動部材が回動
自由な状態となり、主軸が回動しても揺動部材は共回り
しない。このため特許請求の範囲第1項に記載の発明に
おいては、係止爪か固定ホイールの係止溝に係止するこ
とかなく、巻取1−ラムの回動を許容し、また特許請求
の範囲第2項に記載の発明においては、揺動部材か停止
スイッチに作用することがなく、駆動源の作動を許容す
る。
フォークが自由に下降てきる状態、即ちワイヤに張力が
掛った状態て主軸を反対方向に回転すると、巻取ドラム
か主軸の回転量に応じて逆回転する。したかって、ワイ
ヤか巻き戻されてフォークがその分下降する。
フォークが棚に引っ掛るなとしてワイヤの張力がなくな
り、この状態で主軸を巻き戻し方向に回動すると、巻取
ドラムの酸ネジと主軸の雄ネジとの螺合が緩んて巻取ド
ラムが第1ツルーキ板から離隔する方向に僅かに移動す
る。このため、第1.第2ブレーキ板及びラチェッ1へ
ホイールが軸方向に移動可能な状態となり、ピンかスプ
リングの付勢によりブレーキ板側に移動する。ピンが移
動すると、押えリングかスプリングの付勢により固定ホ
イール側に移動して揺動部材を押圧する。したかって、
揺動部材か押えリングと固定ホイールとによって挟持さ
れ、主軸と共に回動する。揺動部材か回動すると、特許
請求の範囲第1項に記載の発明においては、係止爪か固
定ホイールの係止溝に係止して主軸の回動を阻止し、特
許請求の範囲第2項に記載の発明においては、揺動部材
が停止スイッチに作用して駆動源を停止する。したがっ
て、巻取ドラムの回転が停止し、ワイヤはそれ以上弛ま
ない。
(実゛施例〉 以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図に示すリフター1は手動式のものてあり、車輪2
・・・を備えたフレーム3上に支柱4を立設し、該支柱
4にフォーク5を上下動自在に取付けるとともに、支柱
4の後方にウィンチ6を固定し、該ウィンチ6の巻取ド
ラムに巻いたワイヤ7を支柱4上端のプーリ8に掛けて
方向を変換し、該ワイヤ7の先端をフォーク5の基端部
に止着してなる。
ウィンチ6は、第2図に示すように、巻取トラム9の貫
通孔10内に主軸11を通し、巻取トラム9から突出し
た主軸11に第1ブレーキ板12、ラチェットホイール
13、第2ブレーキ板14を遊嵌し、該第2ツレーキ板
14の外側に位置する主軸11に固定ホイール15を固
定し、該固定ホイール15のボス16に揺動部材17を
遊嵌し、固定ホイール15のボス16から突出した主軸
11に押えリング18を遊嵌し、該押えリング18を揺
動部材17側に押圧するスプリング19・・・を有する
押圧部材20を押えリング18の外側て主軸11に固定
し、該押圧部材20及び巻取1くラム9から突出した主
軸11の先端を支柱4に固定したホックスの側面に設け
た軸受21゜22により回転自在に支承してなる。また
、ホ・ンクス側には、第2図に示すように、ラチェット
爪23と係止爪24を夫々回動自在に軸着し、ラチェッ
ト爪23を上記したラチェットホイール13の外周に当
接し、また係止爪24を固定ホイール15の外周に下方
から臨ませである。
巻取1へラム9は、中心部分に貫通孔10を形成した筒
部の両端に鍔部25.25を有し、一方の鍔部25の側
面に平坦な摩擦面26を形成し、上記貫通孔10内の端
部には酸ネジ部27を形成しである。
主軸11は、巻取トラム9の貫通孔10内に挿通し得る
太さてあって、先端部分に雄ネジ部28を形成し、該雄
ネジ部28を上記巻取1〜ラム9の酸ネジ部27に螺合
するようにしである。
第1ブレーキ板12は、摩擦係数の大きな材質からなる
円盤てあり、中心部分に主軸11の径よりも僅かに大き
な孔29を開設してなる。なお、第2ブレーキ板14も
同様の構成である。
ラチェットホイール13は、外周部分に鋸歯30・・・
を形成し、中心部分に主軸11を通す孔31を開設して
なる。
固定ホイール15ば、主軸11を通ず貫通孔を形成した
ボス16の一端から外方に向けてフランジ部32を延設
し、該フランジ部32の外周部分に係止段部3′3・・
・を複数形成し、またフランジ部32の外側側面部分に
平座金34を収納する窪部を形成し、ボス16内には軸
方向に沿って小さな貫通孔を約120度位相を変えて穿
設するとともに各貫通孔内にピン35・・・を軸方向に
円滑に移動可能に挿通してなる。なお、ピン35・・・
は、フランジ部32と平座金34か面一になった状態て
一端が平座金34の内面に当接し他端がボス16の側面
側に僅かに突出する長さを有する。
上記した固定ホイール15のボス16に遊嵌する揺動部
材17は、ボス16を挿通ずる開口部を開設した上端部
分から下方に向けて脚片36を延設し、該脚片36の下
端部を屈曲して作用部37を形成しである。したかって
、この揺動部材17は、固定ホイール15のボス16に
遊嵌されると、第2図て示すように、自重により作用部
37を垂下した状態で停止する。
上記揺動部材17を押える押えリング18は、主軸11
を通ず開口部の外側に上記したピン35・・・の他端が
当接する受面を有するリングてあり、外周部分には突部
38を有する。この突部38は、実施例てば連続した環
状であるか、揺動部材17の側面を押圧することかでき
ればどのような構成でもよく、例えば複数の突起により
構成してもよい。
押圧部材20は、円柱体の一側面に主軸11の端部を嵌
合する嵌合孔39を形成するとともに、該嵌合孔39の
外側に小さな孔を約120度位相を変えて開設し、各孔
内にスプリング19を嵌め込み、また嵌合孔39とは反
対側には中心を通る径方向の貫通孔40を穿設し、該貫
通孔40内にL字状ハンドル41の基端部分を通してネ
ジ42て固定するようにしである。
上記した各部材を主軸11に組み付けるには、先ず固定
ホイール15をフランジ部32を雄ネジ部28側に向け
た状態て主軸11に挿通して所定位置に固定し、雄ネジ
部28を形成した方の主軸11に第2ブレーキ板14、
ラチェットホイール13、第1ブレーキ板12を順次遊
嵌し、また反対側には先に揺動部材17を通して固定ホ
イール15のボス16に遊嵌し、次に押えリング18を
突部38を揺動部材17側に向けた状態て遊嵌し、最後
に押圧部材20の嵌合孔39内に主軸11の端部な嵌合
してネジにより固定する。この様にして各部材を組み付
けた主軸11を軸受21.22により支承し、押圧部材
20の貫通孔40内にハンドル41の基端部を通してネ
ジ42て固定し、巻取ドラム9にはワイヤ7の一端を止
着して巻き付ける。
上記した構成からなるウィンチ6のハンドル41を、例
えばフォーク5上に荷物を載せるなとしてワイヤ7に張
力か掛っている状態て右方向(@き揚げ方向)に回転す
ると、主軸11が右回転して雄ネジ部28が巻取ドラム
9の酸ネジ部27に更に螺合しようとするのて、巻取ド
ラム9か固定ホイール15側に僅かに移動し、第1ツレ
ーキ板12を押圧する。したかって、固定ホイール15
、第2ブレーキ板14、ラチェットホイール13、第1
ブレーキ板12、巻取ドラム9が各接触面の摩擦力によ
って一体化し、主軸11の回転により巻取ドラム9が回
転し、ワイヤ7を巻き取る。このため、ハンドル41の
回転量に応してワイヤ7か巻取トラム9に巻き取られ、
これによりフォーク5が引き揚げられる。
なお、上記の様にワイヤ7を巻き取る状態では第2ブレ
ーキ板14が平座金34を介してピン35・・・をスプ
リンタ19・・・の付勢に抗して押圧部材20側(第3
図右側)に押圧するのて、押えリング18が固定ホイー
ル15から離隔する方向(第3図右側)に僅かに移動し
て揺動部材17の側面に隙間を生じさせる。したがって
、揺動部材17が回動自由な状態となり、主軸11が回
動しても揺動部材17は共回りしない。揺動部材17か
主軸11と共に回転せずに垂れたまま揺動していると、
係止爪24が固定ホイール15の係止段部33に係止す
ることかないのて、主軸11の回転を許容する。
フォーク5を所望する高さまで巻き揚げてハンドル41
から手を離すと、フォーク5か自重及び荷物の重さによ
り下降しようとする。しかし、ラチェット爪23かラチ
ェットホイール13の鋸歯30に係止してラチェッ1−
ホイール13の回転を阻止するとともに、第1ブレーキ
板12との摩擦力により該ラチェットホイール13と一
体化した巻取ドラム9の回転を阻止しているのて、フォ
ーク5の下降を阻止する。
一方、この状態てパン1ヘル41を左方向(下降方向)
に回転すると、巻取トラム9か固定ホイール15から離
隔する方向に極めて僅か移動するのて、巻取トラム9と
第1ブレーキ板12との間の摩擦力か一時的に低下し、
巻取ドラム9かフォーク5及び荷物の重さによりワイヤ
7を解き放す方向、即ち、主軸11と同じ方向に回転す
る。巻取ドラム9が主軸11の回転量よりも多く回転し
ようとすると、巻取トラム9か固定ホイール15側に僅
かに移動し、第1ブレーキ板12との摩擦力を高めて固
定ホイール15と一体化してしまう。
このため、巻取トラム9ば主軸11の回転に追従する状
態て主軸11の回転量に応して回転することとなり、主
軸11の回転量以上に回転することはない。即ち、主軸
11を左回転すると、巻取ドラム9か軸方向に微細に往
復移動しなから第1ブレーキ板12とのロックと解除を
繰り返しなから主軸11の回転に追従して回転すること
となる。
したがって、フォーク5は、作業者が操作したハンドル
41の回転量に応して下降する。
また、フォーク5を下降する途中てフ才一り5か棚等に
当って下降てきなくなってしまい、ワイヤ7に掛ってい
た張力かなくなった状jGでハンドル41を巻き戻し方
向に回動すると、巻取ドラム9の酸ネジ部27と主軸1
1の雄ネジ部28との螺合か緩んて巻取1くラム9が固
定ホイール15から離隔する方向に僅かに移動する。こ
のため、第1.第2ブレーキ板12.14及びラチェッ
トホイール13が軸方向に移動可能な状態となり、ピン
35・・・がスプリング19・・・の付勢によりブレー
キ板側に移動する。この様にしてピン35・・・が移動
すると、押えリング18かスプリング19・・・の付勢
により固定ホイール15側に移動し、第4図に示すよう
に、押えリング18の突部38が揺動部材17を押圧す
る。したがって、揺動部材17が押えリング18の突部
38と固定ホイール15の側面とによって挟持され、主
軸11と共に回動する。揺動部材17が主軸11と共に
回動すると、揺動部材17の作用部37が係止爪24に
当接して係止爪24の先端を固定ホイール15の係止段
部33に係止する。したかって、主軸11の回動か阻止
され、巻取ドラム9が停止し、ワイヤ7はそれ以上解き
放されることがなく弛まない。
この様に、本発明においては、ワイヤ7の張力かなくな
ると、揺動部材17が主軸11と一体的に回動して係止
爪24を固定ホイール15に係止して主軸11をロック
してしまうので、ワイヤ7ば揺動部材17が係止爪24
に作用するまでの僅かな間だけは弛むが、それ以降は弛
まない。なお、この際に生しるワイヤ7の弛みは、フォ
ーク5の移動量にすると極めて僅かてあり、実用」二何
ら問題とならない。
第5図に示すウィンチ6′は、主軸11’を回転する駆
動源として減速器付モータ43を使用したものてあり、
減速器44の出力軸に押圧部材20′の端部を接続し、
揺動部材17′の作用部37′に臨ませて停止スイッチ
45を設け、該停止スイッチ45を上記駆動源の回路に
電気的に接続しである。なお、巻取ドラム9′、第1ブ
レーキ板12′、ラチェットホイール13′、第2ブレ
ーキ板14′、揺動部材17′、押えリング18′、ピ
ン35′・・・等の構成は、前記した実施例と同様であ
るが、固定ホイール15′の外周部分には係止段部を形
成する必要かない。
斯る構成からなる電動式ウィンチ6′を備えたリフター
において、上昇用操作スイッチ46を操作すると、蓄電
池等の電源47からの電気がモータ43に供給され、該
モータ43の駆動により主軸11′か右回転する。主軸
11′が右回転すると、前記した実施例と同様に巻取ド
ラム9′の軸方向の僅かな移動により固定ホイール15
′、第2ツレーキ板14′、ラチェットホイール13′
、第1ブレーキ板12′、巻取ドラム9′が摩擦力によ
って一体化し、巻取ドラム9′かワイヤ7′を巻き取っ
てフ才一りを上昇する。
一方、下降用操作スイッチ48を操作すると、モータ4
3か逆転して主軸11′を左回転する。
主軸11′が左回転すると、前記実施例と同じ作用によ
り巻取トラム9′が主軸11′に追従しながら回転する
のて、ワイヤ7′か解き放されてフ才一りか下降する。
また、下降用スイッチ48を操作中にフォークが棚等に
当ってワイヤ7′に掛っていた張力がなくなると、巻取
ドラム9′の雌ネジ部と主軸11’の雄ネジ部28′と
の螺合が緩んて巻取トラム9′か固定ホイール15′か
ら離隔する方向に僅かに移動する。このため、第1.第
2ブレーキ板12’、14’及びラチェットホイール1
3′か軸方向に移動可能な状態となり、ピン35′・・
・かスプリング19′・・・の付勢によりブレーキ板側
に移動する。ビン35′・・・か移動すると、押えリン
グ18′かスプリング19′・・・の付勢により固定ホ
イール15′側に移動し、押えリング18′の突部38
′か揺動部材17′を押圧する。したかって、揺動部材
17′が押えリング18′の突部38′と固定ホイール
15′の側面とによって挟持され、主軸11′と共に回
動する。揺動部材17′か主軸11′と共に回動すると
、揺動部材17′の作用部37′が停止スイッチ45の
作動部を押圧する。停止スイッチ45か作動すると、作
業者か下降用スイッチ48を操作していてもモータ43
への給電か停止される。したがって、巻取ドラム9′か
停止し、ワイヤ7′はそれ以上弛まない。
この様に第5図に示す電動式ウィンチ6′においては、
ワイヤ7′の張力がなくな之と揺動部材17′が主軸1
1′と共回りして停止スイッチ45に作用し、モータ4
3を強制的に停止する。
したがって、ワイヤ7′は揺動部材17’が停止スイッ
チ45に作用するまでの僅かな間たけは弛むが、それ以
降は弛まない。
なお、本発明は、上記した実施例の様に荷物を昇降する
ためのりフタ−1に限定されず、他の用途のウィンチに
も使用できる。また、巻取トラム9に巻くものはワイヤ
7に限定されるものてはなく、例えばチェーン等てもよ
い。
〈発明の効果〉 以」二説明したように本発明によれば、フォークか棚等
に引っ掛るなどしてワイヤ等か弛み始めた場合、主軸を
巻き戻し方向に回動すると、揺動部材の作用により係止
爪が固定ホイールの係止段部に係止したり、或いは揺動
部材か停止スイッチに作用して駆動源を停止して主軸の
回動を阻止する。したがって、巻取ドラムに巻いたワイ
ヤ等かそれ以上巻き戻されることかない。このため、フ
才一りか棚等から外れた時に、フォークが急に大きく下
降したり、フ才一り上の荷物か床に落下する等のドラフ
ルを未然に回避することかてき、作業の安全を担保する
ことかてきる。
また、本発明は、フ才−りか床面まて下降して停止した
ときにも同様に作動する。したかって、必要以上にワイ
ヤ等を解き放すことがなく、ワイヤ等のカラマリや損傷
を防止することができる。
また、本発明は、構造か簡単で作動が確実であり、更に
は既存のりフタ−にも取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものて、第1図は手動式ウ
ィンチを備えたりフタ−の側面図、第2図は手動式ウィ
ンチの分解斜視図、第3図はワイヤに張力が掛った状態
におけるウィンチの断面図、第4図はワ゛イヤに掛ワて
いた張力がなくなって揺動部材が挟持された状態におけ
るウィンチの断面図、第5図は電動式ウィンチの分解斜
視図である。 図中、1はりフタ−15はフォーク、6はウィンチ、7
はワイヤ、9は巻取トラム、lOは貫通孔、11は主軸
、12は第1ブレーキ板、13はラチェットホイール、
14は第2ブレーキ板、15は固定ホイール、16はボ
ス、17は揺動部材、18は押えリング、19はスブリ
ング、20は押圧部材、23はラチェット爪、24は係
止爪、27は酸ネジ部、28は雄ネジ部、32はフラン
ジ部、33は係止段部、35はビン、38は突部、41
はハンドル、43はモータ、44は減速器、45は停止
スイッチ、46は上昇用操作スイッチ、47は電源、4
8は下降用操作スイッチである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)巻取ドラムの貫通孔内に主軸を通して主軸に形成
    した雄ネジを上記貫通孔に形成した雌ネジに螺合し、巻
    取ドラムから突出した主軸に第1ブレーキ板、ラチェッ
    トホイール、第2ブレーキ板を遊嵌し、軸方向に移動可
    能なピンをボス内に有し該ボスから外方に延設したフラ
    ンジ部に係止溝を形成した固定ホイールを上記主軸に固
    定してフランジ部を第2ブレーキ板に接触可能とし、該
    固定ホイールのボスに揺動部材を遊嵌し、固定ホイール
    のボスから突出した主軸に押えリングを遊嵌して上記ピ
    ンの端部に当接可能にするとともに、押えリングの外周
    部に形成した突部を上記揺動部材の側面に接触可能とし
    、該押えリングを揺動部材側に押圧するスプリングを有
    する押圧部材を主軸に固定し、上記ラチェットホイール
    の外周にラチェット爪を当接し、固定ホイールの近傍に
    係止爪を軸着し、固定ホイールと押えリングとにより挟
    持された状態で回動する揺動部材が上記係止爪を回動し
    て固定ホイールの係止溝に係止するようにしたことを特
    徴とするウインチにおける巻取ドラムのロック機構。
  2. (2)巻取ドラムの貫通孔内に主軸を通して主軸に形成
    した雄ネジを上記貫通孔に形成した雌ネジに螺合し、巻
    取ドラムから突出した主軸に第1ブレーキ板、ラチェッ
    トホイール、第2ブレーキ板を遊嵌し、軸方向に移動可
    能なピンをボス内に有し該ボスからフランジ部を外方に
    延設した固定ホイールを上記主軸に固定してフランジ部
    を第2ブレーキ板に接触可能とし、該固定ホイールのボ
    スに揺動部材を遊嵌し、固定ホイールの外側の主軸に押
    えリングを遊嵌して上記ピンの端部に当接可能にすると
    ともに、押えリングの外周部に形成した突部を上記揺動
    部材の側面に接触可能とし、該押えリングを揺動部材側
    に押圧するスプリングを有する押圧部材を主軸に固定し
    、該押圧部材又は主軸を駆動源に連係し、上記ラチェッ
    トホイールの外周にラチェット爪を当接し、固定ホイー
    ルと押えリングとにより挟持された状態で回動する揺動
    部材が作用する停止スイッチを上記駆動源の回路に電気
    的に接続したことを特徴とするウインチにおける巻取ド
    ラムのロック機構。
JP3782587A 1987-02-23 1987-02-23 ウインチにおける巻取ドラムのロツク機構 Granted JPS63208497A (ja)

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JP3782587A JPS63208497A (ja) 1987-02-23 1987-02-23 ウインチにおける巻取ドラムのロツク機構

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721473U (ja) * 1993-09-27 1995-04-18 重松工業株式会社 電動式コンテナキャリヤ
JPH08104168A (ja) * 1994-08-11 1996-04-23 Nagoya Higashigumi:Kk ダンプカーの荷台構造
GB2432566A (en) * 2005-11-25 2007-05-30 Raymond Dinham Personal lifting device

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JPH08104168A (ja) * 1994-08-11 1996-04-23 Nagoya Higashigumi:Kk ダンプカーの荷台構造
GB2432566A (en) * 2005-11-25 2007-05-30 Raymond Dinham Personal lifting device

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