JPH08104080A - 配送伝票 - Google Patents

配送伝票

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JPH08104080A
JPH08104080A JP24030594A JP24030594A JPH08104080A JP H08104080 A JPH08104080 A JP H08104080A JP 24030594 A JP24030594 A JP 24030594A JP 24030594 A JP24030594 A JP 24030594A JP H08104080 A JPH08104080 A JP H08104080A
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slip
delivery
outer edge
delivery slip
edge portion
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JP24030594A
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Osamu Katsumata
理 勝亦
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配送伝票に使用される帳票の枚数を削減する
とともに、安価かつ容易に製造する。 【構成】 配送伝票20は、合成紙からなる上側帳票2
2と、上側帳票22の下側に配置され、その上下側の外
縁部が上側帳票22の上下側の外縁部より内側に位置す
るように形成された合成紙からなる配送票24と、配送
票24の下側に配置され、その上下側の外縁部が配送票
24の上下側の外縁部より外側に位置するように形成さ
れた下側帳票21と、下側帳票21の上面の上下側の外
縁部を含む領域に設けられ、配送票24の上下側の外縁
部と接着するとともに、配送票24と重ならない部分が
上側帳票22の上下側の外縁部と接着する接着層21a
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、宅配荷物や郵便小包
み等に使用する複写式の配送伝票に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のこの種の配送伝票の一例
の構成を示す斜視図である。配送伝票10は、プリンタ
等で印字可能に図中上下方向にミシン目等で連接された
連続帳票の1葉である。配送伝票10は、荷札用帳票1
1と、配達完了票12と、控え用帳票13と、届先控え
票14とから構成されている。
【0003】荷札用帳票11は、上側帳票11aと下側
帳票11bとから構成されている。上側帳票11aと下
側帳票11bとは、図中右側外縁部が開口されて略袋状
に接着されている。配達完了票12及び届先控え票14
は、この略袋状に形成された荷札用帳票11内に抜き取
り可能に配置されている。配達完了票12及び届先控え
票14がこのように配置されているのは、運送中等にお
いて配送伝票10本体から配達完了票12及び届先控え
票14が脱落することを防止するためである。配達完了
票12及び届先控え票14は、その抜き取りを容易にす
るために、図中右側外縁部が荷札用帳票11の右端部か
ら露出している。控え用帳票13は、この例では4枚の
控え用帳票13a〜13dから構成され、荷札用帳票1
1上に重ねられている。控え用帳票13は、左側外縁部
が切りとり可能に重合されている。控え用帳票13の裏
面(図中斜線部領域)や、荷札用帳票11の上側帳票1
1aの裏面及び配達完了票12の裏面には、例えば黒色
又は藍色等の複写用カーボン層が設けられている。
【0004】控え用帳票13a上に筆圧またはドットプ
リンタの印字圧が作用すると、複写用カーボン層が控え
用帳票13b〜13d,荷札用帳票11の上側帳票11
a、さらには配達完了票12及び届先控え票14に転写
する。すなわち、控え用帳票13aに記録された情報
(文字やバーコード等)の全部又は一部が控え用帳票1
3b〜13d,荷札用帳票11の上側帳票11a,配達
完了票12及び届先控え票14に複写される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
配送伝票10では、以下の課題があった。第1に、荷札
用帳票11は、その内部に配達完了票12及び届先控え
票14を収納しているが、この配達完了票12及び届先
控え票14が配送伝票10自体から脱落するのを防止す
るために、荷札用帳票11の袋状に接着されている接着
部は、ある程度の強度を必要とした。このため、接着剤
の塗布幅をある程度確保する必要があった。また、配達
完了票12及び届先控え票14は、最終的に抜き取られ
ることになるので、その際に、抜き取りを容易にするた
めに、接着部との間に一定の空隙を必要としていた。以
上の理由から、荷札用帳票11は、その縦寸法を配達完
了票12及び届先控え票14より約12〜26mm程度
大きくする必要があった。
【0006】第2に、配送伝票10のコストを低減する
ために、配送伝票10に用いる帳票の枚数を極力削減し
たいという要請があった。しかし、この配送伝票10が
用いられる物流過程では、配送物が着店に到着した後
に、上述の荷札用帳票11,配達完了票12,及び届先
控え票14の少なくとも3枚の帳票の使用が不可欠であ
る。そこで、上記要請に応えるべく、荷札用帳票11を
1枚の帳票から形成し、この上に届先控え票14及び配
達完了票12を順次重ね各々を剥離可能に接着させたも
の(図7)が提案されている。
【0007】図7の配送伝票10Aにおいて、荷札用帳
票11A上に、届先控え票14及び配達完了票12が重
ねられ、届先控え票14及び配達完了票12の上下側の
外縁部が接着されている。また、届先控え票14及び配
達完了票12には、接着された外縁部を分離可能なミシ
ン目15が形成されている。このミシン目を裁断するこ
とで、配達完了票12及び届先控え票14を荷札用帳票
11Aから分離することができる。このような構成によ
り、配送伝票10Aの縦寸法は、配送伝票10より小さ
くすることができる。また、荷札用帳票11Aが1枚の
帳票からなるので、配送伝票10Aに用いられる帳票枚
数を削減することができる。
【0008】しかし、この配送伝票10Aでは、配達完
了票12と届先控え票14との間、及び届先控え票14
と荷札用帳票11Aとの間の2か所の外縁部に接着剤層
を形成する必要がある。すなわち、このような配送伝票
10Aを製造するにあたっては、接着剤層の形成工程
(接着剤の塗布工程)を2回行う必要がある。このこと
は、配送伝票10Aを大量に製造する場合に、製造工程
が複雑化し、製造管理も容易ではなく、配送伝票10A
のコストが高くなるという問題がある。
【0009】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、配送伝票に使用される帳票
の枚数を削減するとともに、安価かつ容易に製造するこ
とができるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1の発明(20)は、合成紙からなる上側帳
票(22)と、前記上側帳票の下側に配置され、前記上
側帳票の所定の外縁部と厚み方向で対応する外縁部が前
記上側帳票の前記所定の外縁部より内側に位置するよう
に形成された合成紙からなる配送票(24)と、前記配
送票の下側に配置され、前記配送票の前記外縁部と厚み
方向で対応する外縁部が前記配送票の前記外縁部より外
側に位置するように形成された下側帳票(21)と、前
記下側帳票の上面の前記外縁部を含む領域に設けられ、
前記配送票の前記外縁部と接着するとともに、前記配送
票の前記外縁部と重ならない部分が前記上側帳票の前記
所定の外縁部と接着する接着層(21a)とを備えるこ
とを特徴とする。請求項2の発明(20A)は、合成紙
からなる上側帳票(22)と、前記上側帳票の下側に配
置され、所定の外縁部に切り欠き部又は開口部(24
a)を有する合成紙からなる配送票(24A)と、前記
配送票の下側に配置された下側帳票(21)と、前記下
側帳票の上面であって前記配送票の前記所定の外縁部と
厚み方向で重なる領域に設けられ、前記配送票と接着す
るとともに、前記配送票の前記切り欠き部又は開口部を
介して前記上側帳票と接着する接着層(21a)とを備
えることを特徴とする。請求項3の発明(20B)は、
合成紙からなる上側帳票(22)と、前記上側帳票の下
側に配置され、所定の外縁部に切り欠き部又は開口部
(24a)を有するとともに、前記切り欠き部又は前記
開口部を含む領域を裁断可能な裁断部(24b)を有す
る配送票(24B)と、前記配送票の下側に配置された
下側帳票(21)と、前記下側帳票の上面であって前記
配送票の前記所定の外縁部と厚み方向で重なる領域に設
けられ、前記配送票と接着するとともに、前記配送票の
前記切り欠き部又は開口部を介して前記上側帳票と接着
する接着層(21a)とを備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、配送票の外縁部
は、それと厚み方向で対応する上側帳票及び下側帳票の
外縁部の内側に配置される。これにより、下側帳票上に
設けられた接着層は、配送票の外縁部と接着されるとと
もに、上側帳票の所定の外縁部と接着される。上側帳票
及び配送票は、合成紙からなるので、強度が強く、破れ
ること等なく下側帳票から剥離することができる。従っ
て、配送伝票に使用される帳票の枚数を少なくすること
ができるとともに、配送伝票の縦方向の寸法を小さくす
ることができる。さらに、接着層を1つの面にのみ設け
て、上側帳票,配送票,及び下側帳票を接着させること
ができる。請求項2の発明においては、配送票の外縁部
に切り欠き部又は開口部が形成されることにより、下側
帳票上に設けられた接着層は、配送票の外縁部の切り欠
き部又は開口部が形成された領域以外の領域と接着され
るとともに、配送票の切り欠き部又は開口部を介して上
側帳票の所定の外縁部と接着される。従って、請求項1
の発明と比較して、上側帳票,配送票,及び下側帳票の
外形の大きさを略同一に形成することができる。請求項
3の発明においては、配送票の外縁部に切り欠き部又は
開口部が形成されることにより、下側帳票上に設けられ
た接着層は、配送票の外縁部の切り欠き部又は開口部が
形成された領域以外の領域と接着されるとともに、配送
票の切り欠き部又は開口部を介して上側帳票の所定の外
縁部と接着される。配送票は、ミシン目が裁断されるこ
とにより、下側帳票から分離することができる。従っ
て、請求項2の発明と比較して、配送票は剥離に必要な
表面強度を必要としないので、配送票を紙材から形成す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明の一実施例
について説明する。図1は、本発明による配送伝票の第
1の実施例の構成を示す外観斜視図である。また、図2
は、図1の配送伝票の構成を示す分解斜視図である。以
下の実施例において、従来例で示した部分と同一部分に
は同一符号を付している。この配送伝票20は、図6で
示した配送伝票10と同様に、プリンタ等で印字可能に
図中上下方向にミシン目等で連接された連続帳票の1葉
である。配送伝票20は、荷札用帳票21と、その上部
に順次重ねられた客用控え票24と、配達完了票22
と、控え用帳票13とから構成されている。図1,2に
おいては図示しないが、図6の配送伝票10と同様に、
荷札用帳票21,客用控え票24,配達完了票22上に
は、それぞれ配送物の届先,依頼元,品名等を記載する
記録領域と、さらには商品名等の配送物に関する属性情
報を符号化したバーコードの記録領域が設けられてい
る。これらの各記録領域は、全ての同一のものを設けて
も良く、あるいは用途等に応じて異なるものを設けても
良い。また、客用控え票24,配達完了票22の裏面の
各記録領域と対応する領域には、複写用カーボン層が設
けられている。
【0013】配達完了票22及び客用控え票24は、合
成紙から形成されている。ここで、本発明における合成
紙とは、合成樹脂(合成高分子)を主原料とし、天然紙
に相当する外観(白さ、不透明性等)、印刷適性、筆記
(印字)適性を有するものをいう。また、本発明におけ
る配達完了票22は、配達の完了時に押印されるので、
押印適性を有することが求められる。さらに、本発明に
使用する合成紙においては、剥離の際に引張力が生じる
ので、以上説明した合成紙の中から、表面強度が大きい
ものを選択すれば好適である。合成紙の主原料としての
合成樹脂としては、例えばポリプロピレン,ポリエチレ
ン,ポリスチレン,ポリ塩化ビニル,ポリエステル,ポ
リアミド、ポリエチレンテレフタレート等の汎用樹脂が
一般的に使用される。
【0014】合成紙の製造方法としては、以下の方法が
主な方法として知られている。第1の方法として、内部
紙化法があげられる。この方法は、合成樹脂とその他の
添加剤等を溶融し、押し出し機を用いて成膜化する方法
である。さらにこの方法には、無延伸方式と、2軸延伸
方式とがある。2軸延伸方式とは、最初に厚めの溶融樹
脂膜を押し出し、冷却後、加熱し、縦横方向に延伸して
成膜化する方式である。第2の方法として、表面紙化法
があげられる。この方法は、基材に表面加工を施して合
成紙を製造する方法である。この方法には、プラスチッ
クフィルムからなる基材の表面に化学的あるいは物理的
処理(マット加工等)を施すことにより、表面に微多孔
層を形成する表面処理方式と、合成高分子(プラスチッ
クフィルム、内部紙化合成紙、スパンボンド等)からな
る基材の表面に白色ピグメントを塗布する表面塗工方式
とがある。以上の製造方法により、表面に白さ(不透明
さ)が与えられるとともに、筆記性,インキの受容性が
与えられる。なお、本発明における合成紙には、樹脂フ
ィルムの両面をコーティングしたものや、樹脂片を含浸
させたものも含まれる。
【0015】客用控え票24は、縦方向の寸法が配達完
了票22及び荷札用帳票21のそれより小さく形成され
ている。荷札用帳票21は、タック紙であり、その上面
に形成された接着層21aと、その下面に形成された接
着層(図示せず)と、この接着層上に貼付された剥離シ
ート(図示せず)とを有する。接着層21aは、図2に
示すように、上下側の外縁部に所定幅を有して設けられ
ている。接着層21aには、配達完了票22との接着に
おいて、配送時等においては外力による剥離が発生しな
い程度の強度を有し、配達完了票22に剥がす力を加え
た場合に破れ等が発生することなく、荷札用帳票21か
ら剥離できるように、通常使用されるアクリル系接着剤
(40〜50%の固形分比率)に代えて、エチレン酢酸
ビニル共重合体を主成分とし固形分比率が52〜56%
の接着剤を使用することが効果的であることが確認され
ている。
【0016】荷札用帳票21上に客用控え票24,配達
完了票22が重ねられると、荷札用帳票21上の接着層
21aの一部が客用控え票24の外縁部と接着される。
また、客用控え票24の上下側の外縁部は、荷札用帳票
21のそれより内側に位置しているので、荷札用帳票2
1の客用控え票24と重ならない外縁部は、配達完了票
22の外縁部と重なる。これにより、接着層21aの一
部は、配達完了票22の外縁部と接着される。すなわ
ち、荷札用帳票21上に設けられた接着層21aのみ
で、配達完了票22,客用控え票24,及び荷札用帳票
21が接着される。なお、ここでの接着層21aは、配
送時等において外力が加わっても剥離等が発生しない程
度の接着強度を有する。以上の構成により、配送伝票2
0は、従来の配送伝票10と比較して、縦寸法を小さく
することができる。また、袋状に帳票を形成しないの
で、帳票の使用枚数を少なくすることができる。
【0017】次に、配送伝票20の使用方法の一実施例
について説明する。先ず、控え用帳票13a上の領域
に、配送物の届先,依頼元,品名等の情報(文字,バー
コード等)がドットプリンタにより印字される。なお、
配送物の届先等の情報は、手書きによる記録でも良い。
【0018】控え用帳票13aに筆圧またはプリンタに
よる印字圧が作用すると、複写用カーボン層によって、
控え用帳票13bに情報が複写される。また、同様に、
控え用帳票13c、13dに情報が複写される。また、
控え用帳票13dの複写用カーボン層によって配達完了
票22に情報が複写され、さらに、配達完了票22から
複写用カーボン層によって客用控え票24,荷札用帳票
21にそれぞれ情報が複写される。ここで、控え用帳票
13aに記録される全ての情報が、他の控え用帳票13
b〜13d,配達完了票22,客用控え票24,荷札用
帳票21に複写されるようにしても良く、あるいは所定
の情報が選択的に複写されるようにしても良い。
【0019】所定の情報が記録された配送伝票20は、
荷札用帳票21の裏面に貼付された剥離シートが剥離さ
れて配送物に貼付される。図3は、配送伝票20の使用
の流れを説明するための図である。先ず、荷送り人は、
客用控えとして控え用帳票13aを受け取る。また、配
送物の取扱い店は、運賃精算書として、控え用帳票13
bを受け取る。次に配送物は、発店に配送される。発店
は、発店控え及び発店用経理票として、控え用帳票13
c及び13dを受け取る。続いて配送物は着店に配送さ
れる。着店において、配送物を荷受け人に配送する配送
者(例えば、運送会社の運転手)は、配送指示票とし
て、配達完了票22及び客用控え票24を剥がす。ここ
で、配達完了票22及び客用控え票24は、合成紙から
なるので、引っ張り強度が強く、破れ等が発生せずに荷
札用帳票21から剥離される。剥離された配達完了票2
2及び客用控え票24は、紙材等で構成したものに比し
て、雨,擦れ等にも強い。
【0020】配送物に貼着された配送伝票20は、荷札
用帳票21のみとなる。最終的に配送者は、配達完了票
22と配送物に貼着された荷札用帳票21の両者が一致
しているかを確認した後、荷受け人に配送物を渡す。こ
のとき、配達完了票22には、荷受け人によって、配送
物受取証明の押印がなされる。また、客用控え票24
は、荷受け人の控えとして、又は荷受け人が不在のとき
の不在連絡票として使用される。
【0021】図4は、本発明による配送伝票の第2の実
施例の構成を示す分解斜視図である。以下の実施例にお
いて、第1の実施例と同一部分には同一符号を付し、重
複する説明は省略する。配送伝票20Aは、配送伝票2
0に対して客用控え票24Aのみ異なる。客用控え票2
4Aは、客用控え票24と同様に合成紙から形成され、
上下側の外縁部に切り欠き部24aを有する。切り欠き
部24aは、略半円状に形成され、所定間隔で複数設け
られている。
【0022】荷札用帳票21上に客用控え票24A及び
配達完了票22が重ねられると、荷札用帳票21の接着
層21a上に、客用控え票24Aの切り欠き部24aが
形成された部分が重なる。これにより、客用控え票24
Aの外縁部の切り欠き部24aが形成された領域以外の
領域が接着層21aと接着されることにより、客用控え
票24Aが荷札用帳票21に接着される。また、接着層
21aの、荷札用帳票21の切り欠き部21aと重なる
領域は、切り欠き部21aを介して配達完了票22の外
縁部に接着される。これにより、配達完了票22もま
た、荷札用帳票21に接着される。ここで、配送票24
Aは、厚みの薄い合成紙であるので、配達完了票22の
外縁部が荷札用帳票21の接着層21aに確実に接着さ
れる。従って、第1の実施例と同様に、1つの接着層2
1aのみで、配達完了票22,客用控え票24A,及び
荷札用帳票21が接着される。
【0023】配送伝票20Aにおいては、第1の実施例
と異なり、配達完了票22,客用控え票24A,及び荷
札用帳票21の全ての縦寸法を略同一にすることができ
る。また、第1の実施例と同様に、荷札用帳票21から
配達完了票22,配送票24Aを、破れ等なく剥離する
ことができる。
【0024】図5は、本発明による配送伝票の第3の実
施例の構成を示す分解斜視図である。配送伝票20B
は、配送伝票20,20Aに対して客用控え票24Bの
み異なる。客用控え票24Bは、一般の紙材から形成さ
れたものである。また、客用控え票24Bの上下側の外
縁部には、客用控え票24Aと同様に切り欠き部24a
が形成され、さらに、この切り欠き部24aが形成され
た部分を裁断可能なミシン目24bが形成されている。
【0025】荷札用帳票21上に客用控え票24B,配
達完了票22が重ねられると、配送伝票20Aと同様
に、接着層21aによって荷札用帳票21に客用控え票
24B,配達完了票22が接着される。配達完了票22
は、荷札用帳票21から第1,第2の実施例と同様に剥
離することができる。また、客用控え票24Bは、合成
紙ではなく紙材から形成されているので、表面強度が大
きくなく、第1,第2の実施例と同様に剥離しようとす
ると、客用控え票24Bの破れ等が発生してしまうの
で、剥離することができない。そこで、図中右側の外縁
部(荷札用帳票21と接着されていない部分)を持ち上
げ、ミシン目24bを裁断することにより、客用控え票
24Bを荷札用帳票21から分離することができる。客
用控え票24Bの分離後には、荷札用帳票21上に複写
された情報が見えるようになる。このように、第3の実
施例では、第2の実施例の配送伝票20Aに対して、さ
らにミシン目24bを設けなければならないが、客用控
え票24Bが剥離に必要な表面強度を必要としないの
で、客用控え票24Bを紙材から形成することができ
る。また、客用控え票24Bの受取人に対して、切り欠
き部24aのない伝票を渡すことができ、好ましい。
【0026】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、
その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、控え用帳票13は、4枚から構成したが、
使用態様に応じて何枚でも良い。さらに、配送伝票2
0,20A,20Bは、配達完了票22,客用控え票2
4(24A,24B),荷札用帳票21のみから構成さ
れるものであっても良い。
【0027】切り欠き部24aは、いくつ形成しても良
い。また、切り欠き部24aの代わりに、例えば略円状
の開口部でも良い。切り欠き部24aの切り欠き面積又
は開口部の開口面積は、接着層21aの接着力等により
決定されるものである。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、配送伝票に使
用される帳票の枚数を少なくすることができるととも
に、配送伝票の縦方向の寸法を小さくすることができ
る。また、1つの面に設けられた接着層のみで、上側帳
票,配送票,及び下側帳票を接着させることができるの
で、製造工程の簡略化を図ることができる。さらに、請
求項2の発明によれば、上側帳票,配送票,及び下側帳
票の大きさを略一定に形成することができるので、各帳
票の外形寸法の統一化を図ることができる。またさら
に、請求項3の発明によれば、配送票を紙材からから形
成することができるので、配送票の材料コストを低減す
ることができる。また、受取人に対して切り欠き部等の
ない配送票を渡すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配送伝票の第1の実施例の構成を
示す外観斜視図である。
【図2】図1の配送伝票の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】配送伝票20の使用の流れを説明するための図
である。
【図4】本発明による配送伝票の第2の実施例の構成を
示す分解斜視図である。
【図5】本発明による配送伝票の第3の実施例の構成を
示す分解斜視図である。
【図6】従来の配送伝票の一例の構成を示す斜視図であ
る。
【図7】図6の配送伝票10を改良した配送伝票10A
を示す斜視図である。
【符号の説明】
13(13a〜13d) 控え用帳票 20 配送伝票 21 荷札用帳票 21a 接着層 22 配達完了票 24,24A,24B 客用控え票 24a 切り欠き部 24b ミシン目

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成紙からなる上側帳票と、 前記上側帳票の下側に配置され、前記上側帳票の所定の
    外縁部と厚み方向で対応する外縁部が前記上側帳票の前
    記所定の外縁部より内側に位置するように形成された合
    成紙からなる配送票と、 前記配送票の下側に配置され、前記配送票の前記外縁部
    と厚み方向で対応する外縁部が前記配送票の前記外縁部
    より外側に位置するように形成された下側帳票と、 前記下側帳票の上面の前記外縁部を含む領域に設けら
    れ、前記配送票の前記外縁部と接着するとともに、前記
    配送票の前記外縁部と重ならない部分が前記上側帳票の
    前記所定の外縁部と接着する接着層とを備えることを特
    徴とする配送伝票。
  2. 【請求項2】 合成紙からなる上側帳票と、 前記上側帳票の下側に配置され、所定の外縁部に切り欠
    き部又は開口部を有する合成紙からなる配送票と、 前記配送票の下側に配置された下側帳票と、 前記下側帳票の上面であって前記配送票の前記所定の外
    縁部と厚み方向で重なる領域に設けられ、前記配送票と
    接着するとともに、前記配送票の前記切り欠き部又は開
    口部を介して前記上側帳票と接着する接着層とを備える
    ことを特徴とする配送伝票。
  3. 【請求項3】 合成紙からなる上側帳票と、 前記上側帳票の下側に配置され、所定の外縁部に切り欠
    き部又は開口部を有するとともに、前記切り欠き部又は
    前記開口部を含む領域を裁断可能な裁断部を有する配送
    票と、 前記配送票の下側に配置された下側帳票と、 前記下側帳票の上面であって前記配送票の前記所定の外
    縁部と厚み方向で重なる領域に設けられ、前記配送票と
    接着するとともに、前記配送票の前記切り欠き部又は開
    口部を介して前記上側帳票と接着する接着層とを備える
    ことを特徴とする配送伝票。
JP24030594A 1994-10-04 1994-10-04 配送伝票 Pending JPH08104080A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015208861A (ja) * 2014-04-23 2015-11-24 大日本印刷株式会社 配送伝票

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JP2015208861A (ja) * 2014-04-23 2015-11-24 大日本印刷株式会社 配送伝票

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