JP3529818B2 - 配送伝票 - Google Patents

配送伝票

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JP3529818B2
JP3529818B2 JP34944193A JP34944193A JP3529818B2 JP 3529818 B2 JP3529818 B2 JP 3529818B2 JP 34944193 A JP34944193 A JP 34944193A JP 34944193 A JP34944193 A JP 34944193A JP 3529818 B2 JP3529818 B2 JP 3529818B2
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裕一 原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、差出人や受取人等の
個別情報を記録し、商品等の配送物に貼付する配送伝票
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】宅配便等のように、差出人や受取人等の
情報を記録した配送伝票を配送物に貼付することは、今
日では広く行われている。図4および図5は、従来の配
送伝票の一例の構成を示す斜視図である。図4は、コン
ビネーションタイプの配送伝票を示しており、図5は丁
合いタイプの配送伝票を示している。
【0003】図4に示すように、配送伝票1は、2枚の
帳票片2、3から構成されている。帳票片3の裏面には
接着層3aが設けられている。帳票片3の図中左側外縁
部の裏側と帳票片2の図中右側外縁部の表面とが接着さ
れ、帳票片2、3とが連結されている。図4に示すよう
に、帳票片2、3とが連結された後に、帳票片3にはN
IP(ノンインパクトプリンタ)等の印字装置によりバ
ーコード3bが印字される。バーコード3bは、配送物
に関する情報や顧客情報等を含む管理情報である。
【0004】また、帳票片2には、配送物の差出人や受
取人の宛名や氏名等の個別情報2aが印字される。配送
伝票1は、帳票片3の裏面の接着層3aにより商品等の
配送物に貼付されて使用される。このコンビネーション
タイプの配送伝票1は、通販会社等で広く使用されてい
る。
【0005】図5に示す配送伝票10は、図中左側外縁
部が綴じられた4枚の帳票片11〜14から構成されて
いる。帳票片12〜14には、図4の配送伝票1と同様
にNIP等によりそれぞれバーコード12a〜14aが
印字され、この後に各帳票片11〜14が丁合いされ
る。また、各帳票片12〜14は、カーボン紙等のよう
に印字時の圧力により複写可能に形成されており、配送
伝票10の最上部の帳票片11に複写能力を有するドッ
トプリンタや手書き等により差出人の宛名等が記録され
ると、この印字圧により下側の帳票片12〜14に複写
される。また、配送伝票10の最下部の帳票片14の裏
面には接着層14bが設けられており、この接着層14
bにより配送伝票10は配送物に貼付される。
【0006】図4に示した配送伝票1は、1枚化された
ものであるので、配送伝票1自体の製造コストを低減す
ることが出来る。また、図5に示した配送伝票10は、
4枚の帳票片11〜14から構成されているので、配送
元から配送先までの各中継地点で配送伝票10の控えを
取ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の配送伝票1では、帳票片2と3とを接着することによ
りその部分の紙厚が局部的に厚くなり、この厚みの部分
は、プリンタによる印字時に負荷となり、プリンタのド
ラム等が損傷する場合があるという問題があった。ま
た、配送伝票1は、1枚化されたものであるから、記録
することができる情報には限りがあった。
【0008】また、従来の配送伝票10では、帳票片1
1〜14の丁合い後には、複写能力を持たないNIPで
は個別情報を複写して印字することができない。従っ
て、各帳票片に個別情報を印字するにはドットプリンタ
を用いなければならず、使用することのできるプリンタ
が限られていた。しかし、一般的なプリンタでは、配送
伝票10のように複数枚の帳票片を丁合いし、さらに各
帳票片ごとに外形が異なる伝票は仕様外とされている。
ところが実際には、実用上の支障がない範囲でこれらの
プリンタにより印字が行われている。従って、印字に対
するマージンに欠けるために、良好に印字品位を確保す
ることができない場合や、印字時に用紙ジャム等が発生
する場合があるという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による配送伝票(20)の第1の解決手段
は、第1の帳票片(21a)および第2の帳票片(21
b)を裁断可能に連接した基材(21)と、前記基材の
表面の所定領域に設けられ、共通情報を表示した共通情
報表示部(22a)、および個別情報が記録される個別
情報記録部(22b)を有する第1の印刷層(22)
と、前記基材の裏面に設けられた第1の接着層(26)
と、前記基材の裏面に前記第1の接着層を介して密着す
る中間層(23)と、前記中間層の前記基材と密着する
面であって、前記第2の帳票片と対応する領域に含まれ
る領域に設けられ、共通情報または配送物に関する属性
情報を形成した第2の印刷層(29)と、前記中間層の
前記基材と密着する面の反対の面に、全面または部分的
に設けられた、第2の接着層(30)と、前記第2の接
着層と剥離可能に接着する剥離紙(28)を設けたこと
を特徴とする。
【0010】本発明による配送伝票(20)の第2の解
決手段は、第1の帳票片(21a)および第2の帳票片
(21b)を裁断可能に連接した基材(21)と、前記
基材の表面の所定領域に設けられ、共通情報を表示した
共通情報表示部(22a)、および個別情報が記録され
る個別情報記録部(22b)を有する第1の印刷層(2
2)と、前記基材の裏面に設けられた第1の接着層(2
6)と、前記基材の裏面に前記第1の接着層を介して密
着する透明または半透明のフィルムよりなる中間層(2
5)と、前記中間層の前記基材と密着する面及び/また
は反対の面であって、前記第2の帳票片と対応する領域
に含まれる領域に設けられ、共通情報または配送物に関
する属性情報を形成した第2の印刷層(29)と、前記
中間層の前記基材と密着する面の反対の面に、全面また
は部分的に設けられた、第2の接着層(30)と、前記
第2の接着層と剥離可能に接着する剥離紙(28)を設
けたことを特徴とする。
【0011】第3の解決手段は、前記第1の接着層は、
前記基材の裏面の略全面に設けられており、前記第1の
接着層上の前記第2の帳票片と対応する領域を含む領域
には、前記第1の接着層を覆うことによりその領域上の
接着力をなくす非接着層(27)が設けられていること
を特徴とする。
【0012】第4の解決手段は、前記第1の印刷層の前
記共通情報表示部には、配送物に関する属性情報または
差出人や受取人等の顧客情報を含む情報であって機械的
に読み取り可能に符号化した管理情報(22c)が記録
されていることを特徴とする。
【0013】第5の解決手段は、前記剥離紙の一部にハ
ーフカット(31)を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記配送伝票の第1または第2の解決手段にお
いては、配送伝票は、第1の印刷層の個別情報記録部に
所定の個別情報が記録され、剥離紙が剥離されて配送物
に貼付される。送り先に配送物が届けられると、第2の
帳票片は、配送完了票として第1の帳票片から裁断され
る。第2の帳票片が裁断されると、第2の帳票片の下側
に位置する中間層が露出し、中間層に形成した第2の印
刷層が表示される。従って、中間層を利用して情報を表
示することができる。
【0015】配送伝票の第3の解決手段においては、基
材の裏面の略全面に第1の接着層が形成され、第2の帳
票片の裏面に設けられた第1の接着層上には非接着層が
設けられる。従って、配送伝票の個別情報記録部領域の
下層の空隙をなすことができる。
【0016】配送伝票の第4の解決手段においては、管
理情報は、配送物の依頼元から送り先までの間の各中継
地点において読み取られ、配送物が管理される。従っ
て、各中継地点で控え伝票を取ることなく、配送物の管
理を行うことができる。
【0017】配送伝票の第5の解決手段においては、剥
離紙の一部にハーフカットを設け、配送伝票を配送物に
貼付る際、剥離紙のハーフカットから剥離紙を剥がすと
容易に剥離することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明による配送
伝票の一実施例について説明する。図1は、本発明によ
る配送伝票の一実施例の構成を示す図である。図中
(a)は表面を示す図であり、図中(b)、(c)は側
面を示す図である。
【0019】図1(a)に示すように、配送伝票20の
基材21は、連接された2枚の帳票片21a、21bか
ら構成されている。基材21には、例えば連量55Kg
/四六程度の上質紙が用いられる。帳票片21aと21
bとの間には、それぞれ裁断が可能なミシン目24が形
成されている。また、帳票片21aの左側外縁部と帳票
片21bの右側外縁部には、それぞれプリンタによる印
字時にプリンタの用紙搬送部と係合される所定間隔で開
口されたスプロケット孔21a−1、21b−1が形成
されている。
【0020】各帳票片21a、21bの表面の所定領域
には、第1の印刷層22が設けられている。第1の印刷
層22は、連続した伝票番号等の共通情報22aや、依
頼元や送り先の住所や氏名、配送物の品名等の個別情報
が記録される個別情報記録領域22b等を表示したもの
である。第1の印刷層22の形成は、紫外線硬化型イン
キを用いたオフセット印刷等により行われる。また、帳
票片21bには、バーコード22cが記録されている。
バーコード22cは、配送物に関する属性情報や、依頼
元や送り先の住所、氏名等の顧客情報等を機械的に読み
取り可能に符号化した情報である。さらにまた、帳票片
21bには、受領印表示領域22dが設けられている。
受領印表示領域22dは、送り先での配送物の受取人が
捺印する領域である。
【0021】図中(b)に示すように、基材21の裏面
には、第1の接着層26が設けられている。第1の接着
層26は、帳票片21aと21bのスプロケット孔21
a−1、21b−1が形成された基材21の端部の領域
を除く略全面に設けられている。また、第1の接着層2
6の下面(図中下側)には、非接着層27が設けられて
いる。非接着層27は、第1の接着層26の所定領域上
の接着力をなくすために設けられる。非接着層27は、
少なくとも帳票片21bと対応する領域を含む領域に設
けられている。
【0022】中間層23は、例えば連量39g/m2
度の複写用紙が用いられる。基材21の外形と略同一形
状を有するように形成されている。中間層23は、非接
着剤27と密着し、図1においては図示しないが、非接
着層27と密着する領域以外の領域は、第1の接着層2
6と剥離不能に接着する。中間層23の基材と密着する
面の反対の面には第2の接着層30が設けられる。該第
2の接着層は、帳票片21aと21bのスプロケット孔
21a−1、21b−1が形成された基材21の端部の
領域を除く略全面に、または部分的に設けてもよい。中
間層23の下面(図中下側)には、前記第2の接着層3
0を介して密着する剥離紙28が設けられる。該剥離紙
は、例えばダイレクトシリコンコートセパ、厚さ80μ
程度のものが用いられる。該剥離紙の一部分にはハーフ
カット31が設けられ、この部分より剥離紙が容易に剥
離できるよう配慮されている。
【0023】第2の印刷層29は、中間層23の上面
(図中上側)であって帳票片21bと対応する領域に含
まれる領域に設けられている。第2の印刷層29は、配
送物である商品の広告等の共通情報や、その商品につい
ての問い合わせ先や説明等、配送物に関する属性情報等
を表示したものである。以上の構成からなる配送伝票2
0の総厚さは、約200〜230μm程度となる。
【0024】図中(c)に示すように、中間層25は、
透明または半透明の数10μm程度の厚みを有するPE
T(ポリエチレンテレフタレート)等により、基材21
の外形と略同一形状を有するように形成されている。中
間層25は、非接着剤27と密着し、さらに、図1にお
いては図示しないが、非接着層27と密着する領域以外
の領域は、第1の接着層26と剥離不能に接着する。ま
た、上記した図1(b)の場合と同様に、中間層25の
基材と密着する面の反対の面には第2の接着層30が設
けられる。該第2の接着層は、帳票片21aと21bの
スプロケット孔21a−1、21b−1が形成された基
材21の端部の領域を除く略全面に、または部分的に設
けてもよい。中間層25の下面(図中下側)には、前記
第2の接着層30を介して密着する剥離紙28が設けら
れる。該剥離紙は、例えばダイレクトシリコンコートセ
パ、厚さ80μ程度のものが用いられる。該剥離紙の一
部分にはハーフカット31が設けられ、この部分より剥
離紙が容易に剥離できるよう配慮されている。
【0025】第2の印刷層29は、中間層25の上面
(図中上側)及び/又は下面(図中下側)であって(図
中(b)では、下面に形成した場合を示している。)、
帳票片21bと対応する領域に含まれる領域に設けられ
ている。第2の印刷層29は、配送物である商品の広告
等の共通情報や、その商品についての問い合わせ先や説
明等、配送物に関する属性情報等を表示したものであ
る。第2の印刷層29は、透明または半透明のプラスチ
ック樹脂フィルムである中間層25の下面に設ける場合
には、第2の印刷層は逆像で形成され、配送伝票の上か
ら中間層25を透して見ると正像として見えるように印
刷される。また、第2の印刷層29は、中間層25の上
面に設ける場合には、正像で形成される。さらに、両面
に設ける場合には、上面に正像で、下面に逆像で設けれ
ば良い。この時、上面と下面に表示される情報が重なっ
て、読みにくくなることが考えられるが、第2の印刷層
29を両面に設けることの利点は、片面には属性情報等
を表示し、もう一方の面には、地紋、絵柄等の意匠性の
あるものを印刷して、片面のみの場合に比べて、さらに
多くの情報を表示できることである。
【0026】また、中間層に透明または半透明のプラス
チック樹脂フィルムを用い、かつ中間層の下面に逆像の
第2の印刷層を形成することの利点は、中間層に透明ま
たは半透明のプラスチック樹脂フィルムを用いない場合
や、中間層の上面に第2の印刷層を形成するものに比べ
て、既に貼り合わされている基材と中間層の中間層側か
ら第2の印刷層を印刷できるので、第2の印刷層の形成
における、位置合わせが容易なことである。以上の構成
からなる配送伝票20の総厚さは、上記同様、約200
〜230μm程度となる。
【0027】次に、図2および図3に基づき、配送伝票
20の使用方法について説明する。図2は、配送伝票2
0が貼付された配送物の処理の流れを示す図である。ま
た、図3は、配送物に貼付された配送伝票20の状態を
示す斜視図である。先ず、図2に示すように、顧客(依
頼元)101が通販会社や宅配会社(デパートの配送セ
ンター等)102(以下、単に「通販会社102」とい
う。)に商品の申込を行うと、通販会社102は、顧客
データバンク103から顧客101に対応する顧客情報
を読み取る。顧客データバンク103は、多数の顧客に
関する情報を管理している。
【0028】通販会社102は、顧客101からの依頼
に基づき、顧客101、送り先の宛名、氏名等の情報を
配送伝票20の個別情報記録領域22b(図1(a))
に印字する。また、図1(a)に示したように、配送伝
票20にバーコード22cを印字する。配送伝票20は
複写紙を持たないので、これらの印字は、ドットプリン
タのみに限らず、NIP等を用いることもできる。
【0029】以上の印字が完了した配送伝票20は所定
の配送物104に貼付される。図3(a)は、配送伝票
20が荷物104に貼付されたときの様子を示す斜視図
である。図3(a)に示すように、配送伝票20は、剥
離紙28(図1)が配送伝票20から剥離され、この部
分から露出した接着層30の接着力により配送物104
に貼付される。
【0030】図2において、配送伝票20が貼付された
配送物104は、運送会社106、さらには107によ
って配送される。このときに、各運送会社106、10
7において配送伝票20のバーコード22cが読み取ら
れ、配送物104が管理される(図2中105)。この
読み取られたバーコード22cの情報は、通販会社10
2に送られる。すなわち、控え伝票の代わりとしてバー
コード22cの情報により配送物104が管理される。
【0031】運送会社107は、送り先108に配送物
104を送り届ける。送り先108に配送物104が届
けられると、帳票片21bの受領印表示領域22d(図
1(a))には、送り先108すなわち配送物104の
受取人により受領印が捺印される。さらに、運送会社1
07は、配送物104を届けた証明書として、図3
(b)に示すように、配送伝票20のミシン目24を裁
断し、配送伝票20から帳票片21bを分離して、この
帳票片21bを配送完了票として受け取る(図2中10
9)。なお、この帳票片21bの裁断は、帳票片21b
と中間層23(または中間層25)との間に指を挿入す
れば容易に行うことができる。また、運送会社107
は、受け取った配送完了票(帳票片21b)を持ち帰
り、バーコード22cを読み取る。この情報は通販会社
102に送られ、配送物104の管理の最終チェックが
行われる(図2中105)。
【0032】図3(c)は、帳票片21bが分離された
後の配送伝票20を示す斜視図である。配送伝票20か
ら帳票片21bが分離されると、その下側に配置されて
いる中間層23(または中間層25)が露出する。この
中間層23(または中間層25)には、図1(b)(ま
たは図1(c))に示したように第2の印刷層29が形
成されているので、帳票片21bの分離後の帳票片21
bの領域の部分には、第2の印刷層29による情報が表
示される。この第2の印刷層29により、配送物104
の受取人は、前述した共通情報や属性情報を知ることが
できる。
【0033】以上、本発明による配送伝票の一実施例に
ついて説明したが、本発明は、上述した実施例に限定さ
れることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変形が可能である。例えば、第1の接着層26は、帳
票片21a、21bの裏面の略全面に設けたが、帳票片
21aの所定領域にのみ設け、非接着層27を設けない
ようにすることもできる。
【0034】バーコード22cは、帳票片21bに印字
したが、これに限らず、帳票片21aに印字しても良
い。
【0035】さらに、帳票片は2片に限定されることな
く、3片以上設けても良い。この場合、少なくとも1片
が配送完了票として切り離すことができればよく、その
対応する領域を含む領域に、第2の印刷層を形成すれば
良い。
【0036】
【発明の効果】請求項1または2に記載の配送伝票によ
れば、中間層の一部に共通情報等を記録して、配送物の
配送後に表示されるようにしたので、配送伝票の葉数を
増加することなく情報を表示する領域を増加することが
でき、同時に配送伝票を1枚化し、かつ、従来のコンビ
ネーションタイプの配送伝票のように帳票片の連結によ
る厚み部をなくしたので、NIPにより印字を良好に行
うことができ、配送伝票の発行の効率化を図ることがで
きる。
【0037】請求項3に記載の配送伝票によれば、基材
の裏面の略全面に第1の接着層を設けた後に、その上層
の所定領域に非接着層を設けたので、第1の接着層形成
の効率化を図ることができる。また、第1の接着層を基
材の略全面に設けることにより、個別情報記録部領域の
下層の空隙をなくすことができ、トナーの定着性等の印
字適正の向上を図ることができる。
【0038】請求項4に記載の配送伝票によれば、管理
情報を読み取ることにより配送物の管理を行うようにし
たので、控え伝票を設けることなく(配送伝票の葉数を
増加することなく)依頼元から送り先までの中継地点に
おいて配送物の管理を行うことができる。
【0039】請求項5に記載の配送伝票によれば、剥離
紙の一部分にハーフカットを設けたので剥離紙の剥離が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配送伝票の一実施例の構成を示す
図である。
【図2】配送伝票20が貼付された配送物の処理の流れ
を示す図である。
【図3】配送物に貼付された配送伝票20の状態を示す
斜視図である。
【図4】従来のコンビネーションタイプの配送伝票を示
す斜視図である。
【図5】従来の丁合いタイプの配送伝票を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
20 配送伝票 21 基材 21a、21b 帳票片 22 第1の印刷層 22a 共通情報 22b 個別情報記録 22c バーコード 22d 受領印表示領域 23、25 中間層 24 ミシン目 26 第1の接着層 27 非接着層 28 剥離紙 29 第2の印刷層 30 第2の接着層 31 ハーフカット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 1/00 - 15/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の帳票片および第2の帳票片を裁断
    可能に連接した基材と、 前記基材の表面の所定領域に設けられ、共通情報を表示
    した共通情報表示部、および個別情報が記録される個別
    情報記録部を有する第1の印刷層と、 前記基材の裏面に設けられた第1の接着層と、 前記基材の裏面に前記第1の接着層を介して密着する中
    間層と、 前記中間層の前記基材と密着する面であって、前記第2
    の帳票片と対応する領域に含まれる領域に設けられ、共
    通情報または配送物に関する属性情報を形成した第2の
    印刷層と、 前記中間層の前記基材と密着する面の反対の面に、全面
    または部分的に設けられた、第2の接着層と、 前記第2の接着層と剥離可能に接着する剥離紙を設けた
    ことを特徴とする配送伝票。
  2. 【請求項2】 第1の帳票片および第2の帳票片を裁断
    可能に連接した基材と、 前記基材の表面の所定領域に設けられ、共通情報を表示
    した共通情報表示部、および個別情報が記録される個別
    情報記録部を有する第1の印刷層と、 前記基材の裏面に設けられた第1の接着層と、 前記基材の裏面に前記第1の接着層を介して密着する透
    明または半透明のフィルムよりなる中間層と、 前記中間層の前記基材と密着する面及び/または反対の
    面であって、前記第2の帳票片と対応する領域に含まれ
    る領域に設けられ、共通情報または配送物に関する属性
    情報を形成した第2の印刷層と、 前記中間層の前記基材と密着する面の反対の面に、全面
    または部分的に設けられた、第2の接着層と、 前記第2の接着層と剥離可能に接着する剥離紙を設けた
    ことを特徴とする配送伝票。
  3. 【請求項3】 前記第1の接着層は、前記基材の裏面の
    略全面に設けられており、前記第1の接着層上の前記第
    2の帳票片と対応する領域を含む領域には、前記第1の
    接着層を覆うことによりその領域上の接着力をなくす非
    接着層が設けられていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の配送伝票。
  4. 【請求項4】 前記第1の印刷層の前記共通情報表示部
    には、配送物に関する属性情報または差出人や受取人等
    の顧客情報を含む情報であって機械的に読み取り可能に
    符号化した管理情報が記録されていることを特徴とする
    請求項1〜3に記載の配送伝票。
  5. 【請求項5】 前記剥離紙の一部分にハーフカットを設
    けたことを特徴とする請求項1〜4に記載の配送伝票。
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