JPH08103187A - 魚用休眠装置 - Google Patents

魚用休眠装置

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JPH08103187A
JPH08103187A JP6243896A JP24389694A JPH08103187A JP H08103187 A JPH08103187 A JP H08103187A JP 6243896 A JP6243896 A JP 6243896A JP 24389694 A JP24389694 A JP 24389694A JP H08103187 A JPH08103187 A JP H08103187A
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JP
Japan
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fish
oxygen
water
dormant
cool box
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JP6243896A
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Inventor
Saburo Ito
三郎 伊藤
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Yamaha Marine Co Ltd
Original Assignee
Sanshin Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大量の水を使用せず一度に大量の魚体を生き
た状態で輸送する。 【構成】 保冷庫1に魚を空気に触れさせた状態で保持
するトレー12を設ける。保冷庫1に水を霧化して供給
する加湿装置21、酸素供給装置22を設ける。魚Fを
休眠状態にして保冷庫1ごと輸送できる。このため、魚
を泳がせる大量の水が不要で、魚体どうしを近接させて
収容密度を高めることができる。魚の泳ぐ水槽内の水を
浄化する浄化装置や温度調節装置が不要で、低コストで
ある。魚は休眠しているので、興奮して傷つくこともな
いし、消費エネルギーが少なく餌を与えなくてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚を生かした状態で輸
送するために用いる魚用休眠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、魚を生かした状態で輸送するに
は、輸送可能な水槽に入れて泳がせて行っていた。この
種の活魚輸送に用いる水槽としては、長距離を輸送でき
るように酸素供給装置、排泄物を除去する浄化装置、水
温を一定に維持するための温度調節装置等が設けられた
ものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、活魚輸送を
行うに当たり上述したように水槽を用いていたのでは、
魚とともに大量の水も同時に運ばなければならないの
で、重量が重くなってしまい輸送コストが高くなるとい
う問題があった。しかも、水槽内で魚が自由に泳ぐこと
ができるようにしなければならないために水槽の容積に
対して魚体数に制限があり、魚を一度に大量に運搬する
ことはできない。その上、水槽が輸送中に大きく揺れる
と、内部の水がこぼれて水槽内の水が減ってしまうし、
トラック等の荷台が汚れてしまう。
【0004】加えて、輸送中に外部からの音、振動等に
より魚が興奮して水槽の壁面に衝突すると、傷ついた
り、あるいは死亡してしまうという問題もあった。
【0005】さらに、長距離を輸送する場合には、排泄
物により水質が悪化するのを防ぐために排泄物を除去す
る浄化装置や、水温を一定に維持するための温度調節装
置等を水槽に設けなければならないという問題がある。
前記浄化装置は水槽内の水を循環させる複雑な構造で高
価であり、前記温度調節装置は水の温度を制御するため
にエネルギーが大量に必要になる。また、長距離輸送時
には餌を定期的に与えなければならないという問題もあ
った。
【0006】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、大量の水や高価な浄化装置およびエ
ネルギー消費の大きい温度調節装置を用いずにコストを
可及的に低く抑えるとともに、一度に大量の魚体を生き
た状態で輸送できるようにし、しかも、餌を与えなくて
も長距離を輸送できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る魚用休
眠装置は、酸素を含んだ霧化した水を冷気とともに魚に
吹きかけ魚を休眠させる保冷庫を備えたものである。第
2の発明に係る魚用休眠装置は、魚を空気に触れさせた
状態で保持する魚受け部材が設けられた保冷庫と、前記
保冷庫に酸素を供給する酸素供給装置と、前記保冷庫に
水を霧化して供給する加湿装置と、前記保冷庫内を冷却
する冷却装置とを備えたものである。
【0008】第3の発明に係る魚用休眠装置は、第2の
発明に係る魚用休眠装置において、魚受け部材を、魚の
左右両側に転倒防止板を設けて魚を略正立させた状態で
保持する構造とするとともに、この魚受け部材における
魚を支承する面を柔軟性に富む材料によって形成したも
のである。
【0009】第4の発明に係る魚用休眠装置は、第2の
発明または第3の発明に係る魚用休眠装置において、酸
素供給装置を、加湿装置用水槽の水溜部分に底部が連通
された酸素槽と、この酸素槽に酸素を圧送する酸素ボン
ベとから構成したものである。
【0010】第5の発明に係る魚用休眠装置は、第4の
発明に係る魚用休眠装置において、加湿装置用水槽と酸
素供給装置用酸素槽を一体に形成し、水槽と酸素槽の配
設方向に並列に冷却装置を配設したものである。
【0011】第6の発明に係る魚用休眠装置は、第2の
発明ないし第5の発明のうち何れか一つの魚用休眠装置
において、加湿装置を、水槽の上部が保冷庫に連通され
かつ水槽の内側底部に超音波発生用振動子が設けられた
超音波加湿器によって構成したものである。
【0012】第7の発明に係る魚用休眠装置は、第2の
発明ないし第6の発明のうち何れか一つの魚用休眠装置
において、冷却装置を、ペルチェ素子によって冷却され
た冷気を保冷庫内に供給する構造としたものである。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、水の中に魚を入れて水温
を下げる手法に較べて水が不要となり、魚の保冷庫の運
搬が容易になる。
【0014】第2の発明によれば、生きた魚を魚受け部
材に載せて保冷庫に収容し、酸素供給装置、加湿装置お
よび冷却装置を作動させることによって、魚は生命維持
に必要な酸素や水分が補給されながら低温下に晒されて
休眠状態となる。このように魚を休眠状態として保冷庫
ごと輸送できる。
【0015】第3の発明によれば、魚は泳ぐときと略同
じ状態となって鰓呼吸し易くなる。第4の発明によれ
ば、保冷庫内には、酸素が溶け込んだ水が霧化されて供
給され、この霧状の水が鰓に付着することによって魚は
酸素を得ることができる。また、酸素槽と水槽の圧力差
により酸素を水に溶け込ませることができ、コンプレッ
サー等が不要でコンパクトになる。
【0016】第5の発明によれば、加湿装置と冷却装置
のコンパクトな配設が可能となる。第6の発明によれ
ば、水を霧化させるに当たり超音波加湿器を使用するこ
とによりコンプレッサー等が不要となり酸素がコンパク
トになる。第7の発明によれば、保冷庫内を冷却するに
当たりペルチェ素子により空気を冷却して行うため、冷
却に要するエネルギーが少なくて済む。また、ペルチェ
素子は小さいため、冷却装置のコンパクト化が可能とな
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図5に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る魚用休眠装
置の縦断面図、図2は図1におけるII−II線断面図、図
3は図1におけるIII−III線断面図、図4は本発明に係
る魚用休眠装置の斜視図、図5は本発明に係る魚用休眠
装置に用いる制御系装置のブロック図である。
【0018】これらの図において、1は魚を複数収納し
て輸送するための保冷庫で、この保冷庫1は、上方に向
けて開口する箱体2と、この箱体2に蝶番3(図2)を
介して連結されて箱体2の上部開口を開閉する蓋体4と
から形成されている。これらの箱体2と蓋体4はそれぞ
れ断熱材5,6を内蔵させて形成されている。また、こ
れら両者の合わせ部分にはゴム製パッキン7が装着され
ている。さらに、この保冷庫1には、閉じた状態の蓋体
4を強固に箱体2に固定して庫内の気密を保つための係
止部材8が取付けられている。なお、箱体2の底壁に螺
着された符号9で示すものは、排水用ドレン孔を塞ぐド
レンボルトである。
【0019】箱体2の内部は、仕切板11によって魚収
容室Aと制御系装置収容室Bの2室に画成されている。
魚収容室Aには、魚Fを支承する魚受け部材としてのト
レー12が3個、上下に間隔をおいて並設されている。
このトレー12は、底部に水抜き穴12aが多数穿設さ
れた皿状に形成され、図2に示すように箱体2の内壁面
に突設されたダボ13を介して箱体2に着脱自在に支承
されている。
【0020】このトレー12は、魚Fを略正立させた状
態で保持するための転倒防止板14が水平方向に間隔を
おいて立設されるとともに、底部の上面に全面にわたっ
て板状クッション15が敷かれている。転倒防止板14
は、本実施例では1つのトレー12に6つの魚収容空間
を形成するようにトレー1個当たり5枚設けられてい
る。クッション15は柔軟性に富んだプラスチック発泡
体からなり、表裏両面に開口する貫通孔15aが多数穿
設されている。このようにクッション15をトレー12
の底部に配設することにより、トレー12における魚F
を支承する面が柔軟に形成されている。
【0021】トレー12の近傍に位置する符号16で示
すものは、魚Fが前記転倒防止板14どうしの間から飛
び出すのを防ぐための網で、この網16はトレー12に
その上側開放部分を覆うように取付けられている。な
お、この網16は図2に示すようにチャック16aが設
けられており、このチャック16aを開くことによって
トレー12に対して魚Fを出し入れできる構造になって
いる。
【0022】箱体2内の制御系装置収容室Bには、魚収
容室Aに水を霧化して供給する加湿装置21と、魚収容
室Aに酸素を供給するための酸素供給装置22と、魚収
容室A内を冷却するための冷却装置23とが配置されて
いる。なお、これらの各装置は、蓋体4の上面に取付け
られたコントロールユニット24によって駆動が制御さ
れるようになっている。
【0023】前記加湿装置21は、図1および図3に示
すように、水槽25と、この水槽25の内側底部に取付
けられた超音波発生用振動子26と、フロートセンサ2
7等を備えた超音波加湿器によって構成されている。水
槽25は、箱体2内の下部に水溜部分25aが位置づけ
られるとともに、霧吹出し口25bが箱体2内の上部に
開口され、前記仕切板11に沿わせて取付けられてい
る。そして、この水槽25の上部(霧発生部分)は、霧
吹出し口25bに嵌合固着されるとともに仕切板11を
貫通する連通管25cを介して魚収容室Aの上部に連通
されている。なお、この水槽25は、水溜部分25aに
設けられた注水口25dから水を注入するように構成さ
れている。25eは注水口25dを塞ぐキャップ25e
である。
【0024】前記超音波発生用振動子26は通電される
ことによって超音波を発生させて水槽25内の水Wを霧
化させる従来周知の構造のものが採用され、コントロー
ルユニット24に不図示のリード線を介して接続されて
いる。前記フロートセンサ27は、上下移動自在なフロ
ート27aの上下位置を検出してフロート27aが予め
定めた位置より下がったときに水位低下信号をコントロ
ールユニット24に出力する構造になっており、水槽2
5の底板25fに固定されている。
【0025】前記酸素供給装置22は、前記水槽25の
水溜部分25aに底部が連通された酸素槽28と、この
酸素槽28に酸素を圧送する酸素ボンベ29とから構成
されている。酸素槽28は、本実施例では前記水槽25
と一体的に形成された酸素槽本体28aと、この酸素槽
本体28aの上部開口を塞いで内方に酸素室30を形成
するビニールカバー28bとからなり、このビニールカ
バー28bに、酸素室30を酸素ボンベ29の酸素出口
に連通する酸素注入ホース31が接続されている。28
cは酸素槽本体28aの底部と水槽25の水溜部分25
aとを連通する連通口である。
【0026】前記酸素ボンベ29は上部のバルブ開閉摘
み29aを開閉操作することによって酸素が吹き出たり
停止したりする構造になっており、不図示のブラケット
を介して箱体2に対して支持固定されている。
【0027】前記冷却装置23は、クーラーユニット3
2と、このクーラーユニット32によって生成された冷
気および熱気を前記魚収容室Aと保冷庫外とに送る送風
ファン33とをケース34によって覆って形成されてお
り、魚収容室A内の温度が予め定めた温度となるように
コントロールユニット24によって冷却動作が制御され
る構造になっている。なお、コントロールユニット24
は、仕切板11の上部に貫通支持されたサーミスタから
なる温度センサ35が出力する温度信号によって魚収容
室A内の温度を検出するように構成されている。
【0028】前記クーラーユニット32は、ペルチェ素
子Pを冷却源として構成され、箱体2の側壁を貫通して
これに支持固定されている。32aは保冷庫内に位置づ
けられた吸熱用フィン、32bは保冷庫外に位置づけら
れた放熱用フィンである。図4において32cは外気吸
込口、32dは排気口で、送風ファン33が駆動されて
いるときには外気が外気吸込口32cかケース34内に
吸い込まれ、放熱用フィン32bを冷却してから排気口
32dを通ってケース34外に排出されるように構成さ
れている。32eは冷却側吸入口である。
【0029】また、吸熱用フィン32aに触れて冷却さ
れた空気は、送風ファン33が駆動されているときには
ケース34から冷風吹入れホース36を介して前記水槽
25の上部空間に吹入れられるように構成されている。
このように水槽25の上部に冷気が吹入れられることに
よって、水槽25内の上部空間に漂う霧化された水が冷
気とともに連通管25cを介して魚収容室Aの上部に流
れ込むことになる。酸素を含んだ水蒸気を図1において
矢印WAで示す。なお、送風ファン33もコントロール
ユニット24によって駆動が制御されるように構成され
ている。
【0030】コントロールユニット24は、図5に示す
ようにバッテリまたはAC電源37に接続され、メイン
スイッチ38(図4)がON操作されたときにこれらの
給電設備から給電されて前記各電子部品の制御を行うよ
うに構成されている。すなわち、コントロールユニット
24は、メインスイッチ38でのON,OFF操作に応
じて上述した加湿装置21および冷却装置23の駆動、
停止を切換え、メインスイッチ38がON状態であると
きには霧化量調節スイッチ39によって設定された霧化
量が得られるように超音波発生用振動子26を制御する
とともに魚収容室A内が予め定めた一定の温度に維持さ
れるようにクーラーユニット32を制御するように構成
されている。
【0031】本実施例では前記給電設備としてバッテリ
を採用している。このバッテリ37は図1に示すよう
に、冷却装置用ケース34における保冷庫外となる部位
の最下部に配置されている。また、本実施例では、蓋体
4の上面に太陽電池40が取付けられ、バッテリ37を
充電するように構成されている。なお、AC電源を採用
する場合には、バッテリ37の代わりにコンセントプラ
グ付き電源コードを有するアダプター(図示せず)を取
付ける。
【0032】また、このコントロールユニット24は、
メインスイッチ38がON状態であるときには図4中に
符号41で示す表示部に魚収容室Aの温度や、アラーム
の有無を表示するように構成されている。このアラーム
表示は、加湿装置21での水の残量が設定量を下回った
ことをフロートセンサ27が検出したときや、バッテリ
37の電圧が低下したときに低水位表示用ランプ、電圧
低下表示用ランプ(図示せず)を点灯させすることによ
って行われる。
【0033】次に、上述したように構成された魚用休眠
装置の動作について説明する。先ず、蓋体4を開いて加
湿装置21の水槽25に水を溜めるとともに、酸素ボン
ベ29のバルブ開閉摘み29aを開いて酸素供給装置2
2の酸素槽28内に酸素を導入する。このとき、酸素槽
28に酸素が圧送されると、酸素槽28内の圧力が高く
なってビニールカバー28bが図3に示したように膨ら
むととともに、水槽25から浸入していた水が酸素によ
って上方から押されて連通口28cを通って水槽25へ
押し出される。
【0034】なお、酸素ボンベ29のバルブ開閉摘み2
9aは、図3に示すように酸素槽28が酸素で略満たさ
れた状態としてから閉じておく。このように酸素の圧力
を常に水面に付与させておくことにより、水中に酸素が
溶け込み易くなる。
【0035】上述したように水および酸素の準備が整っ
てから蓋体4を閉じ、メインスイッチ38をON操作
し、加湿装置21および冷却装置23をコントロールユ
ニット24によって駆動させる。加湿装置21が駆動さ
れると、水槽25の上部の水面が高振動し、酸素が溶け
込んだ水が霧化されて漂うようになり、冷却装置23が
駆動されるとクーラーユニット32によって冷却された
冷気が送風ファン33によって冷風吹入れホース36を
通って水槽25の上部に送り込まれる。そして、水槽2
5から霧化された水が冷風吹入れホース36からの冷気
とともに魚収容室Aに導入されるようになる。ここで、
連通管25cと冷風吹入れホース36に上下方向の段差
を設けているので、冷風吹入れホース36からの冷気が
連通管25cから出るまでの距離を多くとることがで
き、酸素を含んだ水蒸気と十分に混合する。なお、始動
初期では霧化量調節スイッチ39により加湿装置21で
の霧化量を最大に設定しておく。また、魚収容室A内の
温度は、輸送しようとする魚Fの種類に対応させて設定
する。すなわち、魚Fの休眠温度に設定する。
【0036】このように前準備が終了した後、蓋体4を
開き活魚をトレー12に載せて魚収容室A内に収容す
る。このときには、図1および図2に示すように魚Fが
略正立状態となるように腹側をクッション15に支承さ
せるようにして行う。このようにしても転倒防止板14
に魚Fがもたれ掛かることになるので、略正立状態を維
持することができる。この場合、トレー12は魚Fを空
気に触れさせた状態で保持するようになる。
【0037】また、3個のトレー12はそれぞれ保冷庫
1に対して着脱自在であるので、トレー12を保冷庫1
から外部に取出した状態で魚Fを載せ、その状態でトレ
ー12を保冷庫1に戻すようにしてもよい。なお、トレ
ー12に魚Fを載せた直後では魚Fは飛び跳ねることが
多いので、網16のチャック16aを閉じて魚Fをこの
網16によって拘束し、魚Fがトレー12から逸脱しな
いようにする。
【0038】全てのトレー12に魚Fを収容した後、蓋
体4を閉じ、係止部材8によって箱体2に固定する。こ
のようにすると、魚収容室A内は暗くなり、酸素の溶け
込んだ水を霧化させてなる霧が充満するとともに、温度
が低下するようになる。このような状況下では魚Fは、
生命維持に必要な酸素や水分が補給されながら低温下に
晒されるようになり、休眠状態となる。
【0039】したがって、魚Fを休眠状態として保冷庫
1ごと輸送することができるようになる。なお、輸送中
に魚収容室A内のトレー12は魚Fに結露した水滴は、
クッション15の貫通孔15aおよびトレー12の水抜
き穴12aを通って落下し、最終的に箱体2の底部に溜
まる。
【0040】また、本実施例ではトレー12に転倒防止
板14およびクッション15を設けて魚Fを略正立させ
た状態で収容するように構成したから、魚は泳ぐときと
略同じように鰓が開閉し易い状態になるので、鰓呼吸を
阻害しない状態で輸送することができる。
【0041】さらに、魚収容室A内に酸素が溶け込んだ
水が霧化されて供給されるから、魚Fはこの霧状の水が
鰓に付着することによって鰓呼吸して酸素を得ることが
できる。
【0042】加えて、魚収容室A内を冷却するに当たり
ペルチェ素子を用いたクーラーユニット32によって空
気を冷却して行うため、魚の泳ぐ水を冷却する場合に較
べて冷却に要するエネルギーが少なくて済む。なお、空
気を冷却するに当たっては、冷媒を用いた熱交換式冷却
装置を採用することも可能である。
【0043】なお、本実施例で示した保冷庫1に魚Fと
して鯉を収容して長時間輸送を試みたところ、8時間以
上の生存を確認することができた。この実験は、魚収容
室A内を鯉の休眠温度(約5℃〜8℃)に維持して行っ
た。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る魚
用休眠装置は、酸素を含んだ霧化した水を冷気とともに
魚に吹きかけ魚を休眠させる保冷庫を備えたため、水の
中に魚を入れて水温を下げる手法に較べて水が不要とな
り、魚の保冷庫の運搬が容易になる。
【0045】第2の発明に係る魚用休眠装置は、魚を空
気に触れさせた状態で保持する魚受け部材が設けられた
保冷庫と、前記保冷庫に酸素を供給する酸素供給装置
と、前記保冷庫に水を霧化して供給する加湿装置と、前
記保冷庫内を冷却する冷却装置とを備えたため、生きた
魚を魚受け部材に載せて保冷庫に収容し、酸素供給装
置、加湿装置および冷却装置を作動させることによっ
て、魚は生命維持に必要な酸素や水分が補給されながら
低温下に晒されて休眠状態となる。このように魚を休眠
状態として保冷庫ごと輸送できる。
【0046】したがって、魚を泳がせる水槽や大量の水
が不要になり、魚は移動しないので魚体どうしを近接さ
せて収容密度を高めることが可能になる。使用する水は
加湿装置にて霧化させるための水のみの少量で済むし、
保冷庫は水がこぼれないから輸送する際に床が汚れるこ
ともない。その上、魚の泳ぐ水槽内の水を浄化する浄化
装置や温度調節装置が不要になるので、低コストであ
る。また、魚を休眠させた状態で輸送するので、魚は
音、振動等に反応せず、興奮して傷つくこともない。し
かも、魚は休眠しているために消費エネルギーが少な
く、餌を与えなくてもよい。
【0047】第3の発明に係る魚用休眠装置は、第2の
発明に係る魚用休眠装置において、魚受け部材を、魚の
左右両側に転倒防止板を設けて魚を略正立させた状態で
保持する構造とするとともに、この魚受け部材における
魚を支承する面を柔軟性に富む材料によって形成したた
め、魚は泳ぐときと略同じ状態となって鰓呼吸し易くな
る。このため、生存時間を可及的に長くすることができ
る。
【0048】第4の発明に係る魚用休眠装置は、第2の
発明または第3の発明に係る魚用休眠装置において、酸
素供給装置を、加湿装置用水槽の水溜部分に底部が連通
された酸素槽と、この酸素槽に酸素を圧送する酸素ボン
ベとから構成したため、保冷庫内には、酸素が溶け込ん
だ水が霧化されて供給され、この霧状の水が鰓に付着す
ることによって魚は酸素を得ることができる。このた
め、魚の体表面や鰓が乾燥するのを防ぎつつ生命維持に
必要な水分や酸素が補給される。また、酸素は酸素槽に
溜まるだけの少量を供給すれば足りるので、酸素ボンベ
として軽量かつ小型のものを使用できる。また、酸素槽
と水槽の圧力差により酸素を水に溶け込ませることがで
きるから、コンプレッサー等が不要でコンパクトにな
る。
【0049】第5の発明に係る魚用休眠装置は、第4の
発明に係る魚用休眠装置において、加湿装置用水槽と酸
素供給装置用酸素槽を一体に形成し、水槽と酸素槽の配
設方向に並列に冷却装置を配設したため、加湿装置と冷
却装置のコンパクトな配設が可能となる。
【0050】第6の発明に係る魚用休眠装置は、第2の
発明ないし第5の発明のうち何れか一つの魚用休眠装置
において、加湿装置を、水槽の上部が保冷庫に連通され
かつ水槽の内側底部に超音波発生用振動子が設けられた
超音波加湿器によって構成したため、水を霧化させるに
当たりコンプレッサー等が不要となり装置がコンパクト
になる。
【0051】第7の発明に係る魚用休眠装置は、第2の
発明ないし第6の発明のうち何れか一つの魚用休眠装置
において、冷却装置を、ペルチェ素子によって冷却され
た冷気を保冷庫内に供給する構造としたため、保冷庫内
を冷却するに当たりペルチェ素子により空気を冷却して
行うため、魚の泳ぐ水を冷却する場合に較べて冷却に要
するエネルギーが少なくて済む。このため、冷却に要す
るコストを可及的に低く抑えることができる。また、ペ
ルチェ素子は小さいため、冷却装置のコンパクト化が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る魚用休眠装置の縦断面図であ
る。
【図2】 図1におけるII−II線断面図である。
【図3】 図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】 本発明に係る魚用休眠装置の斜視図である。
【図5】 本発明に係る魚用休眠装置に用いる制御系装
置のブロック図である。
【符号の説明】
1…保冷庫、2…箱体、4…蓋体、12…魚受け部材、
14…転倒防止板、15…クッション、21…加湿装
置、22…酸素供給装置、23…冷却装置、24…コン
トロールユニット、25…水槽、26…超音波発生用振
動子、28…酸素槽、29…酸素ボンベ、32…クーラ
ーユニット、33…送風ファン。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25D 11/00 101 W

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素を含んだ霧化した水を冷気とともに
    魚に吹きかけ魚を休眠させる保冷庫を備えたことを特徴
    とする魚用休眠装置。
  2. 【請求項2】 魚を空気に触れさせた状態で保持する魚
    受け部材が設けられた保冷庫と、前記保冷庫に酸素を供
    給する酸素供給装置と、前記保冷庫に水を霧化して供給
    する加湿装置と、前記保冷庫内を冷却する冷却装置とを
    備えたことを特徴とする魚用休眠装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の魚用休眠装置において、
    魚受け部材を、魚の左右両側に転倒防止板を設けて魚を
    略正立させた状態で保持する構造とするとともに、この
    魚受け部材における魚を支承する面を柔軟性に富む材料
    によって形成したことを特徴とする魚用休眠装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の魚用休眠
    装置において、酸素供給装置を、加湿装置用水槽の水溜
    部分に底部が連通された酸素槽と、この酸素槽に酸素を
    圧送する酸素ボンベとから構成したことを特徴とする魚
    用休眠装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の魚用休眠装置において、
    加湿装置用水槽と酸素供給装置用酸素槽を一体に形成
    し、水槽と酸素槽の配設方向に並列に冷却装置を配設し
    たことを特徴とする魚用休眠装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5のうち何れか一
    つの魚用休眠装置において、加湿装置を、水槽の上部が
    保冷庫に連通されかつ水槽の内側底部に超音波発生用振
    動子が設けられた超音波加湿器によって構成したことを
    特徴とする魚用休眠装置。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし請求項6のうち何れか一
    つの魚用休眠装置において、冷却装置を、ペルチェ素子
    によって冷却された冷気を保冷庫内に供給する構造とし
    たことを特徴とする魚用休眠装置。
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