JP2000083511A - 水槽用冷却装置 - Google Patents

水槽用冷却装置

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JP2000083511A JP10258854A JP25885498A JP2000083511A JP 2000083511 A JP2000083511 A JP 2000083511A JP 10258854 A JP10258854 A JP 10258854A JP 25885498 A JP25885498 A JP 25885498A JP 2000083511 A JP2000083511 A JP 2000083511A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱帯魚用水槽の冷却装置に於いて、コスト低
減や省エネ化を図れ、優れた冷却効果等を得られるよう
にする。 【解決手段】 水槽2内の水Wを揚水ポンプ6で汲み上
げてろ過槽4のろ過室S′へ散水し、ろ過処理した水W
を水槽2内へ戻すようにしたろ過装置3に設けられる冷
却装置1であって、該冷却装置1は、流出口4gを備え
たろ過槽4と、ろ過槽4内を上下に区分けして上部にろ
過室S′を形成すると共に下部に冷却室S″を形成する
多数の散水孔10aを備えた仕切壁10と、冷却室S″
に配置され、仕切壁10の散水孔10aから散水された
水Wが掛けられる熱交換器11と、ろ過槽4に設けら
れ、冷却室S″及びろ過室S′へ冷却用の空気Aを供給
するファン12とを具備し、熱交換器11へ散水された
水Wを冷却用の空気Aにより冷却して流出口4gから水
槽2内へ戻し、又、冷却室S″及びろ過室S′を通過し
た冷却用の空気Aの一部若しくは全部を流出口4gから
水槽2内へ流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鑑賞用熱帯魚(熱
帯性海水魚や熱帯性淡水魚)の飼育に用いる水槽のろ過
装置に設けられ、主に水槽内の水温が上昇する夏季に使
用されるものであり、水槽内の水温が熱帯魚の飼育に適
した水温よりも上昇しないように、気化熱を利用して水
槽内の水を冷却するようにした水槽用冷却装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各家庭や事務所、店舗等で熱帯
魚を飼育する場合には、エアー供給装置、ろ過装置、ヒ
ーター及びサーモスタット(自動温度調節器)等の各種
器具を設置した熱帯魚用水槽が使用されている。
【0003】前記熱帯魚用水槽では、水槽内の水は通常
外気温度よりも2℃〜4℃低くなっている。これは水槽
の上面及びろ過装置類からの水の蒸発があり、そのとき
の気化熱によって水が冷却されているからである。しか
し、一方ではろ過装置の一部を構成する水循環用ポンプ
(揚水ポンプ)が熱源となり、水温を上昇させる一因と
もなっている。
【0004】而して、家庭等に於いて熱帯魚を飼育する
際には、熱帯魚自身が水温が暖かくて一定している水域
に棲息していることとも相俟って、水槽内の水温を一年
を通じて23℃〜28℃の温度にコントロールする必要
がある。従って、冬季は水槽内の水をヒーターで温める
必要があり、又、夏季は水槽内の水を後述する冷却装置
で冷却する必要がある。
【0005】ところで、熱帯魚用水槽をルームクーラー
が設置されている部屋に置いた場合、クーラーを運転し
ているときには室内の温度も低くなっている為、水槽自
身を冷却する必要はない。しかし、このような場合で
も、家を留守にするときにはクーラーを切ってしまうこ
とがあり、又、水槽自身必ずしもクーラーの恩恵を受け
る場所に置かれるている訳ではなく、直射日光が当たる
ような場所に置かれることもある。
【0006】従って、上述のような場合には、水温が上
昇して熱帯魚を死なせているケースが多くある。特に、
夏の閉め切った部屋の中では、水槽内の水温が30℃を
優に越えることがある。
【0007】そこで、従前から水槽内の水を冷却する様
々な構造の水槽用冷却装置が開発され、実用に供されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の水槽用
冷却装置としては、例えば冷媒を使用した冷却器やペル
チェ効果を利用した電子冷却装置、或いは水を含ませた
既設のゴミ取り用フィルターの上にファンで風を送り、
水の気化を促して水を冷却する気化熱を利用した冷却装
置が知られている(何れも図示省略)。
【0009】然し乍ら、冷媒を使用した冷却器やペルチ
ェ効果を利用した電子冷却装置は、保温目的に使うヒー
ターに比べて可なり高価なものであり、コストが10万
円前後と高いうえ、水槽内の水や塩分によって腐食が激
しく進行し、一年位で性能が著しく低下すると云う問題
がある。然も、電力の消費量も多く、省エネルギー化を
図れないと云う問題もある。又、気化熱を利用した冷却
装置は、水と空気の接触が不十分でコストも比較的高
く、条件によっては必要とされる冷却効果を得られない
ことがある。例えば、高温で湿度の高い場合には、必要
とされる冷却効果を得られない。
【0010】本発明は、従前の水槽用冷却装置に於ける
上述の如き問題を解決するものであり、その目的はコス
トの低減や省エネルギー化を図れると共に、腐食に強く
て優れた冷却効果を発揮できる水槽用冷却装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の請求項1に記載の発明は、揚水ポンプによ
り汲み上げた水槽内の水を散水器により密閉型のろ過槽
のろ過室内へ散水し、ろ過室内のろ材でろ過処理した水
をろ過槽から水槽内へ戻すようにしたろ過装置に設けら
れる水槽用冷却装置であって、当該水槽用冷却装置は、
底壁に水槽内へ連通する流出口を形成したろ過槽と、ろ
過槽内に配置され、ろ過槽内を上下に区分けして上部に
ろ過室を形成すると共にその下部に冷却室を形成する多
数の散水孔を備えた仕切壁と、冷却室内に配置され、仕
切壁の散水孔から散水されたろ過処理済みの水が掛けら
れる熱交換器と、ろ過槽に設けられ、冷却室及びろ過室
へ冷却用の空気を供給するファンとを具備して成り、揚
水ポンプによりろ過室へ汲み上げられて仕切壁の散水孔
から熱交換器へ散水された水を、ファンから冷却室へ供
給された冷却用の空気により冷却してろ過槽の流出口か
ら水槽内へ戻し、又、冷却室及びろ過室を通過した冷却
用の空気の一部若しくは全部を、流出口から水槽内へ流
すようにしたことに特徴がある。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、ろ過槽
の流出口の周縁にろ過槽の底壁へ水を溜める堰を形成
し、当該堰により底壁に一時的に溜められた水の表面に
沿って冷却用の空気を流すようにしたことに特徴があ
る。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、ろ過室
に配置される散水器を多数の散水孔を有する上方が開放
された樋形状とし、ファンからろ過室へ供給された冷却
用の空気を散水器内の水面に沿って流すようにしたこと
に特徴がある。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、熱交換
器を、冷却用の空気の流れに沿って並列状に配置された
複数枚の縦板と、各縦板に空気の流れに直交する水平姿
勢で設けられ、千鳥状に配置された複数枚の横板とから
構成し、仕切壁の散水孔から散水された水が各横板を順
次伝って流下するようにし、空気と水の接触時間を長く
取れるようにすると共に空気と水の接触面積を大きく取
れるようにしたことに特徴がある。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、ろ過
槽、散水器、仕切壁及び熱交換器を夫々プラスチック材
により形成したことに特徴がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1乃至図3は本発明の実
施の形態に係る水槽用冷却装置1を設置した鑑賞用熱帯
魚の水槽2を示し、当該水槽用冷却装置1は、水槽2の
上部に設置したろ過装置3の一部の機器や部材を用いて
構成されて居り、ろ過処理された水Wを気化熱により冷
却してから水槽2内へ戻すようにしたものである。
【0017】図1乃至図3に於いて、1は水槽用冷却装
置、2はガラス製若しくはアクリル製の水槽、3はろ過
装置、4は密閉型のろ過槽、5はろ材、6は揚水ポン
プ、7はストレーナー、8は吐出パイプ、9は散水器、
10は仕切壁、11は熱交換器、12はファン、13は
エアーポンプ、14はエアーホース、15は空気泡発生
器(エアーストーン)、16はヒーター、17はサーモ
スタット、18は水槽2の開口部分を覆うプラスチック
製の蓋体である。
【0018】尚、前記ろ過装置3は、ろ過室S′を有す
るろ過槽4と、ろ過室S′に収納したウールマットやサ
ンゴ砂等のろ材5と、水槽2内の水W(海水若しくは淡
水)をろ過槽4内へ汲み上げる揚水ポンプ6と、揚水ポ
ンプ6の吸入口に接続されたストレーナー7と、揚水ポ
ンプ6の吐出口に接続された吐出パイプ8と、ろ過室
S′内へ水Wを均一に撒き散らす散水器9等とから構成
されて居り、揚水ポンプ6により汲み上げた水槽2内の
水Wを散水器9によりろ過槽4のろ過室S′内へ散水
し、ろ過室S′のろ材5によりろ過処理された水Wをろ
過槽4から水槽2内へ戻すようにしたものである。又、
前記サーモスタット17には、ヒーター16と水槽用冷
却装置1の両方を制御できるものが使用されている。こ
のサーモスタット17は、本体部分、電源用コンセン
ト、温度センサー、ヒーター用コンセント、冷却装置用
コンセント等から成り、水槽2内の水温が設定温度より
も下降するとヒーター16のスイッチが入り、水温が設
定温度よりも上昇すると水槽用冷却装置1のスイッチが
入るようになっている。更に、サーモスタット17は、
水槽用冷却装置1によって水槽2内の水温が熱帯魚の飼
育に適した温度にまで下げられると、水槽用冷却装置1
のスイッチを切るようになっている。
【0019】本発明の実施の形態に係る水槽用冷却装置
1は、ろ過装置3によりろ過処理された水槽2内の水W
を気化熱を利用して冷却し、この冷却された水Wを水槽
2内へ戻すようにしたものであり、図1乃至図3に示す
如く、水槽2の上端部の後側寄りに設置されたプラスチ
ック製の密閉型のろ過槽4と、ろ過槽4内に配置され、
ろ過槽4内を上下に区分けしてろ過槽4内にろ過室S′
及び冷却室S″を形成するプラスチック製の仕切壁10
と、冷却室S″に配置されたプラスチック製の熱交換器
11と、冷却室S″及びろ過室S′へ冷却用の空気Aを
供給するファン12等とから構成されている。
【0020】具体的には、前記ろ過槽4は、略密閉状の
箱型に形成されて居り、図1乃至図3に示す如く、底壁
4a、前壁4b、後壁4c及び左右の側壁4dから成る
上方が開放された箱状の本体と、本体の開口部を開閉自
在に覆う天井壁4eと、本体の左側端部(図1及び図2
の左側端部)に連設され、揚水ポンプ6やコード類、ホ
ース類が収納される上下方向へ開放された収納空間を形
成する囲い壁4fとから構成されている。又、ろ過槽4
の底壁4aの左側端部(図1及び図2の左側端部)に
は、ろ過槽4の底壁4aへ流下した水Wを水槽2内へ戻
すと共に、ろ過槽4内の冷却用の空気Aの一部を水槽2
内へ流す為の流出口4gが形成されている。この流出口
4gの周縁には、底壁4a上へ一定量の水Wを溜める為
の堰4hが形成されて居り、堰4hからオーバーフロー
した底壁4a上の水Wが流出口4gへ流れ落ちるように
なっている。更に、ろ過槽4の天井壁4eの左側端部
(流出口4gに対向する部分)には、ろ過槽4内の冷却
用の空気Aの一部を外部へ排出する為の排気口4iが形
成されている。
【0021】前記仕切壁10は、ろ過槽4内に配置され
て居り、ろ過槽4内を上下に区分けしてろ過槽4内の上
部にろ過室S′を形成すると共にその下部に冷却室S″
を形成するものである。即ち、仕切壁10は、図1乃至
図3に示す如く、ろ過槽4の前壁4b及び後壁4cに水
平姿勢で架設され、多数の散水孔10aを形成したパン
チングメタル構造の水平板10bと、本体の前壁4b及
び後壁4cに垂直姿勢で架設され、水平板10bの両端
に連設された垂直板10cとから成る。従って、仕切壁
10とろ過槽4の天井壁4eと前後壁4b,4cとで囲
まれた空間がろ過室S′となり、又、仕切壁10の水平
板10bとろ過槽4の底壁4aと前後壁4b,4cとで
囲まれた空間が冷却室S″となる。更に、仕切壁10の
一方の垂直板10c(図1及び図2の右側の垂直板10
c)には、ファン12から供給された冷却用の空気Aの
一部をろ過室S′内へ導く為の入口10dが、又、他方
の垂直板10c(図1及び図2の左側の垂直板10c)
には、ろ過室S′内の冷却用の空気Aをろ過室S′外へ
排出する為の出口10eが夫々形成されている。尚、仕
切壁10の各垂直板10cとろ過槽4の両側壁4d,4
dとの間には、冷却用の空気Aが流れる空間が夫々形成
されている。
【0022】そして、前記ろ過槽4のろ過室S′内に
は、揚水ポンプ6により汲み上げられた水槽2内の水W
をろ過処理する為のウールマットやサンゴ砂等から成る
ろ材5が充填されていると共に、このろ材5へ揚水ポン
プ6により汲み上げられた水槽2内の水Wを均等に散水
するプラスチック製の散水器9が配置されている。
【0023】前記散水器9は、図1乃至図3に示す如
く、多数の散水孔9aを有する上方が開放された断面形
状凹型の樋状に形成されて居り、ろ過槽4のろ過室S′
内に仕切壁10の一方の垂直板10c(図1及び図2の
左側の垂直板10c)を貫通する状態で配置されている
と共に、一端部側に吐出パイプ8の先端部を臨ませてい
る。従って、揚水ポンプ6により汲み上げられた水槽2
内の水Wは、吐出パイプ8から散水器9の一端部へ供給
され、散水器9内を流れる間に底壁4a部分に形成した
多数の散水孔9aからろ材5上へ均等に散水されるよう
になっている。
【0024】前記熱交換器11は、冷却室S″内の底壁
4a上に配置され、水Wと空気Aとの接触効果を上げる
為のものであり、水Wと空気Aが熱交換を行うときに出
来るだけ効果的に行えるように、接触する面積をできる
限り大きくして、接触する時間を長く取れる形状及び構
造となっている。即ち、熱交換器11は、図4及び図5
に示す如く、冷却用の空気Aの流れに沿って並列状に配
置された複数枚の縦板11aと、各縦板11aに空気A
の流れに直交する水平姿勢で設けられ、千鳥状に配置さ
れた複数枚の横板11bとから構成されて居り、仕切壁
10の散水孔10aから散水された水Wが各横板11b
を順次伝って流下するようになっている。これによっ
て、空気Aと水Wの接触面積を大きく取れると共に、空
気Aと水Wの接触時間を長く取れることになる。又、こ
の熱交換器11は、冷却室S″内の底壁4a上に冷却用
の空気Aの流れる方向に沿って直列状に三つ配置されて
いる。
【0025】前記ファン12は、ろ過槽4の天井壁4e
の右側端部(図1及び図2の右側端部)に設けたプラス
チック製の支持ケース20内に収納固定されて居り、冷
却用の空気Aを支持ケース20の上方から吸い込んでこ
れを冷却室S″内及びろ過室S′内へ送り込めるように
なっている。即ち、ファン12は、従来公知のものと同
様構造に構成されて居り、モータ12a及びモータ12
aの軸に取り付けられたプラスチック製の羽根12bと
から成る。このファン12は、サーモスタット17によ
り制御されて居り、水槽2内の水温が熱帯魚の飼育に適
した温度よりも上昇したときに作動し、又、水槽2内の
水温が熱帯魚の飼育に適した温度にまで下げられたとき
に停止するようになっている。
【0026】尚、水槽2の背面(若しくは背面及び両側
面)には、図3に示す如く、水槽2内の水温が外部から
の熱によって上昇しないように断熱層19が設けられて
いる。この断熱層19は、水槽2の背面(若しくは背面
及び両側面)に密着状に貼着されたプラスチック製の断
熱材19a(例えば発泡ポリエチレン等)と断熱材19
aの表面に貼着されて放射熱を反射するアルミシート等
の反射シート19bとから成る。
【0027】而して、上述した水槽用冷却装置1及びろ
過装置3を設置した熱帯魚用水槽2にあっては、常時水
槽2内の水Wがろ過装置3によりろ過処理されて水槽2
内へ戻されている。又、水槽2内の水温が熱帯魚の飼育
に適した水温よりも上昇した場合には、水槽用冷却装置
1が作動して水槽2内の水Wを冷却し、水槽2内の水温
を熱帯魚の飼育に適した温度にまで下げるようになって
いる。
【0028】即ち、揚水ポンプ6により汲み上げられた
水槽2内の水Wは、吐出パイプ8を経て散水器9へ供給
された後、散水器9の散水孔9aからろ過室S′内のろ
材5上へ均等に散布され、ろ材5を通過する間にろ過処
理されて仕切壁10の散水孔10aから冷却室S″内へ
散水される。
【0029】仕切壁10の散水孔10aから冷却室S″
内へ散水されたろ過処理済みの水Wは、その大部分が冷
却室S″内の熱交換器11へ均等に散水され、熱交換器
11の表面を伝ってろ過槽4の底壁4aへ流れ落ちて行
く。又、熱交換器11へ散水されなかった一部の水W
は、ろ過槽4の前後壁を流下したり、或いは直接ろ過槽
4の底壁4aへ散水されることになる。
【0030】ろ過槽4の底壁4aへ流れ落ちたろ過処理
済みの水Wは、底壁4aに形成した流出口4g側へ流れ
て行き、流出口4gの周縁に形成した堰4hからオーバ
ーフローして水槽2内へ戻される。このようにして、水
槽2内の水Wがろ過装置3によりろ過処理されて水槽2
内へ戻されている。
【0031】そして、熱帯魚用水槽2内の水温が設定温
度よりも上昇すると、これをサーモスタット17の温度
センサー(図示省略)が検出し、これに基づいてサーモ
スタット17のスイッチが入り、水槽用冷却装置1のフ
ァン12が作動する。このファン12の作動によって、
ろ過槽4近傍の空気Aが冷却用の空気Aとして支持ケー
ス20の上方開口からろ過槽4内へ吸い込まれる。
【0032】ろ過槽4内へ吸い込まれた冷却用の空気A
の多くは、ろ過槽4内に形成した冷却室S″内へ流入
し、又、冷却用の空気Aの一部は、仕切壁10に形成し
た入口10dからろ過室S′内へ流入する。
【0033】冷却室S″内へ流入した冷却用の空気A
は、冷却室S″を通過する間に仕切壁10の散水孔10
aから冷却室S″内へ散水された水W及びろ過槽4の底
壁4a上に溜まっている水Wを夫々冷却する。即ち、散
水孔10aから熱交換器11へ散水されて熱交換器11
を流下する水W、散水孔10aから直接ろ過槽4の底壁
4a上へ散水される水W、ろ過槽4の前後壁を流下する
水W、ろ過槽4の底壁4a上に溜まっている水Wは、冷
却室S″内を通過する冷却用の空気Aにより熱交換され
て気化が促進される。その結果、冷却室S″内へ散水さ
れた水Wは、気化熱によって冷却されることになる。
尚、熱交換器11に散水された水Wは、時間をかけて熱
交換器11表面を流下し、冷却用の空気Aと十分に接触
する為、冷却効果も大幅に高められることになる。又、
熱交換器11に散水される水Wは、ろ過処理されている
為、熱交換器11が短期間で汚れると云うこともない。
【0034】一方、ろ過室S′内へ流入した冷却用の空
気Aは、ろ過室S′を通過する間にろ過室S′内の温度
を下げると共に、散水器9内を流れる水Wを冷却する。
即ち、ろ過室S′を密閉型とした場合、ろ過室S′内の
湿度が上昇してろ過室S′内での蒸発が起こり難くな
り、ろ材5へ散水された水Wがろ材5を通過する間に寧
ろ加熱され、水温を上昇させる原因となるが、ろ過室
S′内へ冷却用の空気Aを流すことによって、この問題
を解決することができる。又、散水器9内を流れる水W
は、散水器9の上方が開放された格好になっている為に
冷却用の空気Aにより熱交換されて気化が促進される。
その結果、散水器9内を流れる水Wは、気化熱によって
冷却されてからろ材5上へ散水されることになる。
【0035】冷却室S″及びろ過室S′を通過した冷却
用の空気Aは、その一部がろ過槽4の底壁4aに形成し
た流出口4gから水槽2内へ流れ込み、水槽2内の水面
へ衝突して水面に沿って流れるようになっている。その
結果、水槽2内の水Wの蒸発が促進され、その時の気化
熱によって水温が下げられることになる。尚、水槽2内
へ流れ込んだ冷却用の空気Aは、水槽2内の水面に沿っ
て流れた後、蓋体18の排気口18aから外部へ排出さ
れるようになっている。又、流出口4gから水槽2内へ
流れ込まなかった一部の冷却用の空気Aは、ろ過槽4の
天井壁4eに形成した排気口4iからろ過槽4外へ排出
されるようになっている。
【0036】このようにして、冷却室S″内やろ過室
S′内で気化熱によって冷却された水Wは、ろ過槽4の
底壁4aに形成した流出口4gから水槽2内へ戻され、
水槽2内の水温を熱帯魚の飼育に適した温度にまで低下
させることになる。そして、水槽用冷却装置1は、水槽
2内の水温が熱帯魚の飼育に適した温度にまで低下する
と、サーモスタット17により作動が停止される。これ
によって、水Wの蒸発が必要最小限に抑えられ、無駄な
水Wの蒸発を防ぐことになる。その結果、水槽2内の水
位の低下や過冷却、部屋の湿度上昇等を防止することが
できると共に、水槽2内への水Wの補充回数も少なくて
済む。
【0037】尚、上記実施の形態に係る水槽用冷却装置
1に於いては、ろ過槽4の天井壁4eに冷却用の空気A
の一部をろ過槽4外へ排出する排気口4iを形成するよ
うにしたが、他の実施の形態に於いては、天井壁4eの
排気口4iを無くし、冷却室S″及びろ過室S′を通過
した全部の冷却用の空気Aをろ過槽4の底壁4aに形成
した流出口4gから水槽2内へ流すようにしても良い。
この場合には、蓋体18に形成した排気口18aを若干
大きくする必要がある。
【0038】上記実施の形態に係る水槽用冷却装置1に
於いては、仕切壁10をプラスチック製の板材に多数の
散水孔10aを形成したパンチングメタル構造とした
が、他の実施の形態に於いては、仕切壁10を網目構造
としても良い。
【0039】上記実施の形態に係る水槽用冷却装置1に
於いては、熱交換器11を複数枚の縦板11a及び横板
11bから成る格子構造としたが、熱交換器11は上記
のものに限定されるものではなく、空気Aと水Wの接触
面積を大きくできて接触する時間を長くすることができ
れば、熱交換器11の形状及び構造は如何なるものであ
っても良い。
【0040】上記実施の形態に係る水槽用冷却装置1に
於いては、ろ過槽4の冷却室S″内に三つの熱交換器1
1を配置するにしたが、他の実施の形態に於いては、冷
却室S″内に一つ若しくは二つ、或いは四つ以上の熱交
換器11を配置するようにしても良い。
【0041】上記実施の形態に係る水槽用冷却装置1に
於いては、散水器9を多数の散水孔9aを有する上方が
開放された樋形状としたが、他の実施の形態に於いて
は、散水器9を外表面に多数の散水孔9aを形成した円
形のパイプ(図示省略)により形成するようにしても良
い。
【0042】上記実施の形態に係る水槽用冷却装置1に
於いては、ろ過槽4、散水器9、仕切壁10及び熱交換
器11をプラスチック材により形成するようにしたが、
他の実施の形態に於いては、ろ過槽4、仕切壁10、散
水器9及び熱交換器11を耐食性に優れた金属材により
形成するようにしても良い。
【0043】上記実施の形態に係る水槽用冷却装置1に
於いては、ファン12によりろ過槽4内へ冷却用の空気
Aを押し込むようにしたが、他の実施の形態に於いて
は、ファン12を用いてろ過槽4内へ冷却用の空気Aを
吸い込むようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】上述の通り、本発明の請求項1の水槽用
冷却装置に於いては、ろ過槽内を上下に区分けしてろ過
槽内の上部にろ材を収納したろ過室を形成すると共に、
その下部に熱交換器を配置した冷却室を形成し、ろ過室
から冷却室の熱交換器へ散水したろ過処理済みの水を、
ファンから冷却室へ供給された冷却用の空気により冷却
して水槽内へ戻す構成としている。即ち、本発明の水槽
用冷却装置は、ろ過装置の一部を構成する機器や部材を
用いていると共に、比較的安価な熱交換器やファン等を
使用して水を気化熱によって冷却するようにしている。
その結果、本発明の水槽用冷却装置は、従来のように冷
媒を使用した冷却器やペルチェ効果を利用した電子冷却
装置に比較してコストの大幅な低減を図れると共に、電
力の消費量も従来の装置に比較して少なくて済み、省エ
ネルギー化を図れる。特に、熱帯魚の飼育には水温を2
3℃〜28℃の範囲内にコントロールすれば良く、この
水温を維持する為に冷媒等を用いた本格的な従来の冷却
装置は不必要であり、本発明の気化熱を利用した冷却装
置は、水槽用の冷却装置として最適であり、水槽内の水
温を熱帯魚の飼育に適した水温に充分に保つことができ
る。又、本発明の水槽用冷却装置は、冷却室内で熱交換
器を用いて水と空気とを接触させ、その時の気化熱を利
用して水を冷却するようにしている為、仮え気化熱を利
用していても優れた冷却効果を得られると共に、冷媒を
使用した冷却器のように大気汚染を引き起こす心配もな
い。更に、本発明の水槽用冷却装置は、冷却用の空気を
冷却室だけでなく、ろ過室内や水槽内へも供給してろ過
室内や水槽内の水を冷却するようにしている為、より優
れた冷却効果が得られる。そのうえ、本発明の水槽用冷
却装置は、ろ過処理された水を熱交換器へ散水するよう
にしている為、熱交換器が短期間で汚れると云うことが
なく、メンテナンスを頻繁に行わなくても済む。加え
て、本発明の水槽用冷却装置は、ろ過装置の揚水ポンプ
を用いて水槽内の水を冷却装置へ供給するようにしてい
る為、新たに水中ポンプを必要とすることもなく、水中
ポンプの発熱による水温上昇を防止することができる。
【0045】本発明の請求項2の水槽用冷却装置に於い
ては、ろ過槽の流出口の周縁にろ過槽の底壁へ水を溜め
る堰を形成し、ろ過槽の底壁に溜まった水に沿って冷却
用の空気を流す構成としている為、ろ過槽の底壁に溜め
られた水の蒸発が促進され、その時の気化熱によって水
温が下げられることになる。その結果、より一層優れた
冷却効果が得られる。
【0046】本発明の請求項3の水槽用冷却装置に於い
ては、ろ過室に配置される散水器を多数の散水孔を有す
る上方が開放された樋形状とし、ファンからろ過室へ供
給された冷却用の空気を散水器内の水面に沿って流す構
成としている為、散水器内を流れる水は冷却用の空気に
より熱交換されて気化が促進される。その結果、散水器
内の水は、気化熱によって冷却されてからろ材上へ散水
されることになる。
【0047】本発明の請求項4の水槽用冷却装置に於い
ては、熱交換器を、冷却用の空気の流れに沿って並列状
に配置された複数枚の縦板と、各縦板に空気の流れに直
交する水平姿勢で設けられ、千鳥状に配置された複数枚
の横板とから構成し、仕切壁の散水孔から散水された水
が各横板を順次伝って流下するようにしている為、空気
と水の接触面積を大きくできると共に、接触時間も長く
取れるようになる。その結果、冷却効果が大幅に高めら
れることになる。
【0048】本発明の請求項5の水槽用冷却装置に於い
ては、ろ過槽、散水器、仕切壁及び熱交換器を夫々プラ
スチック材により形成している為、装置の殆どがプラス
チック材で形成されることになる。その結果、水槽内の
水や塩分によって腐食すると云うことがなく、極めて腐
食に強い装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る水槽用冷却装置を設
けた熱帯魚用水槽の斜視図である。
【図2】水槽用冷却装置を設けた熱帯魚用水槽の縦断面
図である。
【図3】図2のI−I線断面図である。
【図4】水槽用冷却装置の熱交換器の斜視図である。
【図5】水槽用冷却装置の熱交換器の縦断面図である。
【符号の説明】
1は水槽用冷却装置、2は水槽、3はろ過装置、4はろ
過槽、4aは底壁、4gは流出口、4hは堰、5はろ
材、6は揚水ポンプ、9は散水器、9aは散水孔、10
は仕切壁、10aは散水孔、11は熱交換器、11aは
縦板、11bは横板、12はファン、S′はろ過室、
S″は冷却室、Wは水、Aは冷却用の空気。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揚水ポンプ(6)により汲み上げた水槽
    (2)内の水(W)を散水器(9)により密閉型のろ過
    槽(4)のろ過室(S′)内へ散水し、ろ過室(S′)
    内のろ材(5)でろ過処理した水(W)をろ過槽(4)
    から水槽(2)内へ戻すようにしたろ過装置(3)に設
    けられる水槽用冷却装置(1)であって、当該水槽用冷
    却装置(1)は、底壁(4a)に水槽(2)内へ連通す
    る流出口(4g)を形成したろ過槽(4)と、ろ過槽
    (4)内に配置され、ろ過槽(4)内を上下に区分けし
    て上部にろ過室(S′)を形成すると共にその下部に冷
    却室(S″)を形成する多数の散水孔(10a)を備え
    た仕切壁(10)と、冷却室(S″)内に配置され、仕
    切壁(10)の散水孔(10a)から散水されたろ過処
    理済みの水(W)が掛けられる熱交換器(11)と、ろ
    過槽(4)に設けられ、冷却室(S″)及びろ過室
    (S′)へ冷却用の空気(A)を供給するファン(1
    2)とを具備して成り、揚水ポンプ(6)によりろ過室
    (S′)へ汲み上げられて仕切壁(10)の散水孔(1
    0a)から熱交換器(11)へ散水された水(W)を、
    ファン(12)から冷却室(S″)へ供給された冷却用
    の空気(A)により冷却してろ過槽(4)の流出口(4
    g)から水槽(2)内へ戻し、又、冷却室(S″)及び
    ろ過室(S′)を通過した冷却用の空気(A)の一部若
    しくは全部を、流出口(4g)から水槽(2)内へ流す
    ようにしたことを特徴とする水槽用冷却装置。
  2. 【請求項2】 ろ過槽(4)の流出口(4g)の周縁に
    ろ過槽(4)の底壁(4a)へ水を溜める堰(4h)を
    形成し、当該堰(4h)により底壁(4a)に一時的に
    溜められた水(W)の表面に沿って冷却用の空気(A)
    を流すようにしたことを特徴とする請求項1に記載の水
    槽用冷却装置。
  3. 【請求項3】 ろ過室(S′)に配置される散水器
    (9)を多数の散水孔(9a)を有する上方が開放され
    た樋形状とし、ファン(12)からろ過室(S′)へ供
    給された冷却用の空気(A)を散水器(9)内の水面に
    沿って流すようにしたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の水槽用冷却装置。
  4. 【請求項4】 熱交換器(11)を、冷却用の空気
    (A)の流れに沿って並列状に配置された複数枚の縦板
    (11a)と、各縦板(11a)に空気の流れに直交す
    る水平姿勢で設けられ、千鳥状に配置された複数枚の横
    板(11b)とから構成し、仕切壁(10)の散水孔
    (10a)から散水された水(W)が各横板(11b)
    を順次伝って流下するようにし、空気(A)と水(W)
    の接触時間を長く取れるようにすると共に空気(A)と
    水(W)の接触面積を大きく取れるようにしたことを請
    求項1、請求項2又は請求項3に記載の水槽用冷却装
    置。
  5. 【請求項5】 ろ過槽(4)、散水器(9)、仕切壁
    (10)及び熱交換器(11)を夫々プラスチック材に
    より形成したことを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3又は請求孔4に記載の水槽用冷却装置。
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