JPH0334568Y2 - - Google Patents
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- JPH0334568Y2 JPH0334568Y2 JP1987127855U JP12785587U JPH0334568Y2 JP H0334568 Y2 JPH0334568 Y2 JP H0334568Y2 JP 1987127855 U JP1987127855 U JP 1987127855U JP 12785587 U JP12785587 U JP 12785587U JP H0334568 Y2 JPH0334568 Y2 JP H0334568Y2
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- JP
- Japan
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- air
- tank body
- water
- pipe
- discharge duct
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Description
本考案は、ビニルハウスや家畜舎等で使用され
る、移動可能な温風冷風発生装置に関するもので
ある。
る、移動可能な温風冷風発生装置に関するもので
ある。
例えば、イチゴ栽培においては、苗床の子株を
ビニルハウスの平床に分離移植する方法が取られ
ている。この場合、分離移植する前の苗床の子株
を冷却しておくと、分離移植したときに直ちに大
きくなることから、苗床ハウスの中を冷却装置で
冷却することが行われている。 従来、この種の冷却装置には、冷媒を利用した
冷凍機を使用していた。この冷却装置は、イチゴ
の栽培期間を短くする上では有効であるが、コン
プレツサーやこれを作動する原動機を備えなけれ
ばならず高価なものとなつていた。また、この冷
却装置は、購入費用が高い割には使用期間も短期
間であり、一般のイチゴ栽培農家では、イチゴの
コスト高を招くため購入できなかつた。 また、乳牛やブロイラー等の家畜舎においては
舎内の温度環境が収益に大きな影響を及ぼすが、
規模の小さいところでは上記と同様の理由で冷却
装置の購入は難しかつた。 ところで、特開昭54−133742号公報には、冷却
水と被冷却空気との直接接触伝熱による直接熱交
換器を利用した冷房装置に於て、前記直接熱交換
器を井戸の内部に収納した冷房装置が開示してあ
る。この装置では冷風を作るのに充填材が入つた
直接熱交換器を井戸の中に設置し、充填材の上か
ら井戸水を散布し、外気吸入口から導入した空気
を直接熱交換器内を通して冷風を作り、それを送
風フアンで被冷房室に送るようにしている。 しかしながら上記冷房装置をビニルハウスや家
畜舎に使用するには、次のような多くの課題があ
る。 (1) 冷風を得る為には必ず井戸の中に熱交換器を
設置しなければならず、どこにでも設置できる
というものではない。 (2) 送風フアンの吸引力で外気を導入し、充填材
の中を通過させるようにしているけれども、送
風フアンの吸引力程度では、充填材の中に外気
を通過させ、しかも十分な冷風量を得ることは
困難で、ビニルハウスや家畜舎に冷風を送るこ
とは事実上できない。 (3) ビニルハウスや家畜舎が離れて複数設置して
ある場合には、遠くのビニルハウスや家畜舎に
冷風を送るために送風ダクトを長くする必要が
あるが、送風ダクトを長くすると途中の抵抗に
より僅かな冷風しか送れない。だからといつて
複数の井戸を掘るのは費用の観点から問題があ
る。 (4) ビニルハウスや家畜舎は奥行きが長い構造と
なつている。このため一か所に冷風の排出口を
設けただけの上記冷房装置では、全体を均一に
冷房あるいは暖房することができない。
ビニルハウスの平床に分離移植する方法が取られ
ている。この場合、分離移植する前の苗床の子株
を冷却しておくと、分離移植したときに直ちに大
きくなることから、苗床ハウスの中を冷却装置で
冷却することが行われている。 従来、この種の冷却装置には、冷媒を利用した
冷凍機を使用していた。この冷却装置は、イチゴ
の栽培期間を短くする上では有効であるが、コン
プレツサーやこれを作動する原動機を備えなけれ
ばならず高価なものとなつていた。また、この冷
却装置は、購入費用が高い割には使用期間も短期
間であり、一般のイチゴ栽培農家では、イチゴの
コスト高を招くため購入できなかつた。 また、乳牛やブロイラー等の家畜舎においては
舎内の温度環境が収益に大きな影響を及ぼすが、
規模の小さいところでは上記と同様の理由で冷却
装置の購入は難しかつた。 ところで、特開昭54−133742号公報には、冷却
水と被冷却空気との直接接触伝熱による直接熱交
換器を利用した冷房装置に於て、前記直接熱交換
器を井戸の内部に収納した冷房装置が開示してあ
る。この装置では冷風を作るのに充填材が入つた
直接熱交換器を井戸の中に設置し、充填材の上か
ら井戸水を散布し、外気吸入口から導入した空気
を直接熱交換器内を通して冷風を作り、それを送
風フアンで被冷房室に送るようにしている。 しかしながら上記冷房装置をビニルハウスや家
畜舎に使用するには、次のような多くの課題があ
る。 (1) 冷風を得る為には必ず井戸の中に熱交換器を
設置しなければならず、どこにでも設置できる
というものではない。 (2) 送風フアンの吸引力で外気を導入し、充填材
の中を通過させるようにしているけれども、送
風フアンの吸引力程度では、充填材の中に外気
を通過させ、しかも十分な冷風量を得ることは
困難で、ビニルハウスや家畜舎に冷風を送るこ
とは事実上できない。 (3) ビニルハウスや家畜舎が離れて複数設置して
ある場合には、遠くのビニルハウスや家畜舎に
冷風を送るために送風ダクトを長くする必要が
あるが、送風ダクトを長くすると途中の抵抗に
より僅かな冷風しか送れない。だからといつて
複数の井戸を掘るのは費用の観点から問題があ
る。 (4) ビニルハウスや家畜舎は奥行きが長い構造と
なつている。このため一か所に冷風の排出口を
設けただけの上記冷房装置では、全体を均一に
冷房あるいは暖房することができない。
本考案は、必要な箇所に移動でき、しかもビニ
ルハウスや家畜舎内に効率よく温風・冷風を送る
ことができる温風冷風発生装置を提供することを
目的とするものである。
ルハウスや家畜舎内に効率よく温風・冷風を送る
ことができる温風冷風発生装置を提供することを
目的とするものである。
上記目的を達成するために講じた本考案の構成
は次の通りである。即ち、本考案は、 上方に空気導入口を有し、下方には水位を一定
に保つ手段を設けた貯水部を有する槽体と; この槽体に設けられ、前記空気導入口から槽体
内に空気を送り込む送風装置と; 前記槽体内に設けられ、前記送風装置の下方に
位置している散水装置と; 前記槽体に設けられ、前記散水装置と前記貯水
部を経て熱交換された空気を槽体外に排出する排
出ダクトと; この排出ダクトと連通してあり、ハウスや家畜
舎内に延設される送気管と; を有し、この送気管には長さ方向に多数の散気孔
が設けてあり、前記送風装置によつて槽体内に送
られた空気は、槽体内で熱交換されて送気管に圧
送されることを特徴とする移動可能な温風冷風発
生装置である。 散水装置は、水をシヤワー状、或は霧状に散水
するもので、噴射方向も上方向、下方向、横方向
等様々に設定が可能で、その構造は特に限定する
ものではない。 散水装置によつて供給される水は、下方の貯水
部に一時溜められた後に排出されるが、貯水部の
水位はドレン等によつて一定に保たれる。 なお、冬場には地下水の温度は外気の温度より
も高くなるために上記装置は温風発生装置として
も使用できる。またボイラーで沸かした湯を使用
すれば熱風発生装置としても使用可能である。 また、ビニルハウスや家畜舎等の内部に温度セ
ンサーを設け、この温度センサーによつて送風装
置の作動・停止を行い、ビニルハウスや家畜舎内
等の温度調整をすることも可能である。
は次の通りである。即ち、本考案は、 上方に空気導入口を有し、下方には水位を一定
に保つ手段を設けた貯水部を有する槽体と; この槽体に設けられ、前記空気導入口から槽体
内に空気を送り込む送風装置と; 前記槽体内に設けられ、前記送風装置の下方に
位置している散水装置と; 前記槽体に設けられ、前記散水装置と前記貯水
部を経て熱交換された空気を槽体外に排出する排
出ダクトと; この排出ダクトと連通してあり、ハウスや家畜
舎内に延設される送気管と; を有し、この送気管には長さ方向に多数の散気孔
が設けてあり、前記送風装置によつて槽体内に送
られた空気は、槽体内で熱交換されて送気管に圧
送されることを特徴とする移動可能な温風冷風発
生装置である。 散水装置は、水をシヤワー状、或は霧状に散水
するもので、噴射方向も上方向、下方向、横方向
等様々に設定が可能で、その構造は特に限定する
ものではない。 散水装置によつて供給される水は、下方の貯水
部に一時溜められた後に排出されるが、貯水部の
水位はドレン等によつて一定に保たれる。 なお、冬場には地下水の温度は外気の温度より
も高くなるために上記装置は温風発生装置として
も使用できる。またボイラーで沸かした湯を使用
すれば熱風発生装置としても使用可能である。 また、ビニルハウスや家畜舎等の内部に温度セ
ンサーを設け、この温度センサーによつて送風装
置の作動・停止を行い、ビニルハウスや家畜舎内
等の温度調整をすることも可能である。
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細
に説明する。第1図は本考案の一実施例の概略断
面図である。 符号Aは温風冷風発生装置で、平面視四角形の
槽体1を有している。槽体1は、上方に空気導入
口2を有している。また、槽体1は隔壁11によ
つて熱交換室10と通気室14とに分割されてい
る。熱交換室10と通気室14とは底部で連通し
ており、熱交換室10の上部開口部には網フイル
ター19が設けられている。そして、その下方の
熱交換室10内には、送風装置であるモータMで
駆動するフアンFが配設されている。更にフアン
Fの下方には、散水装置である所要数(本実施例
においては4本)の散水管20が水平に並設され
ている。散水管20は斜め下方に水を噴射するよ
うに多数の噴射孔(図示省略)を備えられてい
る。また、槽体1の底部は貯水部12となつてお
り、底面から所定の高さ(隔壁11の下端部より
やや下方)の槽体1外側には、水位を一定に保つ
手段であるドレンコツク13が設けられている。
これによつて、散水管20から散水される水は貯
水部12に一時貯水された後、ドレンコツク13
から排出されるが、作動中水位は一定に保たれ
る。通気室14の上部には、排出ダクト15が昇
降できるようにして嵌装され、排出ダクト15は
固定具(図示省略)によつて任意の位置で固定で
きる。排出ダクト15はフレキシブル管150を
介して排出管151と連結してあり、通常は上部
の排出側が斜め下方に折曲された状態である。 なお、排出ダクト15の内部には水滴を分離す
るための網フイルター16が設けられている。 符号100は排出管151と連結してあり、ビ
ニルハウスや家畜舎内に延設される送気管であ
る。送気管100には長さ方向に多数の散気孔1
01が設けてある。 (作用) 第1図を参照して本実施例の作用を説明する。 ハウスの室内又は室外に温風冷風発生装Aを設
置し、ハウス室内に送気管100を設置する。 次に、汲み上げられた井戸水を散水管20から
水を噴射させ、フアンFを駆動すると、空気導入
口2から熱交換室14内へ空気が導入される。 導入された空気は散水の中を通るときに熱が奪
われて冷風となり、熱交換室10から通気室14
を通り、網フイルター16で水滴が分離されて排
出ダクト15から排出され、送気管100に送ら
れる。送気管100には多数の散気孔101が穿
設してあり、散気孔101からハウス内全体に排
出される。また、散水管20からの水の噴射を強
くすれば、貯水部12の水面が荒立つてしぶきが
あがるために空気との接触面積が広くなり、更に
冷却効果があがる。 なお、排出管151から冷風と共に水滴が噴出
される場合は、排出ダクト15を上方にずらして
水滴が上昇しにくいようにすればよい。 本考案は図示した実施例に限定されるものでは
なく、例えば排出ダクト15を固定構造にし、熱
交換室10と通気室14との間の壁を昇降できる
ようにして排出管151から冷風と共に水滴が噴
出されるのを防止するとともに風量の調整をする
ことができる。また、槽体を二重筒状にし、ダク
トを四方に配設して放射状に冷風を排出できるよ
うにすることもできるなど実用新案登録請求の範
囲の記載内において数々の変形が可能である。
に説明する。第1図は本考案の一実施例の概略断
面図である。 符号Aは温風冷風発生装置で、平面視四角形の
槽体1を有している。槽体1は、上方に空気導入
口2を有している。また、槽体1は隔壁11によ
つて熱交換室10と通気室14とに分割されてい
る。熱交換室10と通気室14とは底部で連通し
ており、熱交換室10の上部開口部には網フイル
ター19が設けられている。そして、その下方の
熱交換室10内には、送風装置であるモータMで
駆動するフアンFが配設されている。更にフアン
Fの下方には、散水装置である所要数(本実施例
においては4本)の散水管20が水平に並設され
ている。散水管20は斜め下方に水を噴射するよ
うに多数の噴射孔(図示省略)を備えられてい
る。また、槽体1の底部は貯水部12となつてお
り、底面から所定の高さ(隔壁11の下端部より
やや下方)の槽体1外側には、水位を一定に保つ
手段であるドレンコツク13が設けられている。
これによつて、散水管20から散水される水は貯
水部12に一時貯水された後、ドレンコツク13
から排出されるが、作動中水位は一定に保たれ
る。通気室14の上部には、排出ダクト15が昇
降できるようにして嵌装され、排出ダクト15は
固定具(図示省略)によつて任意の位置で固定で
きる。排出ダクト15はフレキシブル管150を
介して排出管151と連結してあり、通常は上部
の排出側が斜め下方に折曲された状態である。 なお、排出ダクト15の内部には水滴を分離す
るための網フイルター16が設けられている。 符号100は排出管151と連結してあり、ビ
ニルハウスや家畜舎内に延設される送気管であ
る。送気管100には長さ方向に多数の散気孔1
01が設けてある。 (作用) 第1図を参照して本実施例の作用を説明する。 ハウスの室内又は室外に温風冷風発生装Aを設
置し、ハウス室内に送気管100を設置する。 次に、汲み上げられた井戸水を散水管20から
水を噴射させ、フアンFを駆動すると、空気導入
口2から熱交換室14内へ空気が導入される。 導入された空気は散水の中を通るときに熱が奪
われて冷風となり、熱交換室10から通気室14
を通り、網フイルター16で水滴が分離されて排
出ダクト15から排出され、送気管100に送ら
れる。送気管100には多数の散気孔101が穿
設してあり、散気孔101からハウス内全体に排
出される。また、散水管20からの水の噴射を強
くすれば、貯水部12の水面が荒立つてしぶきが
あがるために空気との接触面積が広くなり、更に
冷却効果があがる。 なお、排出管151から冷風と共に水滴が噴出
される場合は、排出ダクト15を上方にずらして
水滴が上昇しにくいようにすればよい。 本考案は図示した実施例に限定されるものでは
なく、例えば排出ダクト15を固定構造にし、熱
交換室10と通気室14との間の壁を昇降できる
ようにして排出管151から冷風と共に水滴が噴
出されるのを防止するとともに風量の調整をする
ことができる。また、槽体を二重筒状にし、ダク
トを四方に配設して放射状に冷風を排出できるよ
うにすることもできるなど実用新案登録請求の範
囲の記載内において数々の変形が可能である。
本考案は次の効果を奏する。
(1) 上方に空気導入口を有し、下方には水位を一
定に保つ手段を設けた貯水部を有する槽体と;
この槽体に設けられ、前記空気導入口から槽体
内に空気を送り込む送風装置と;前記槽体内に
設けられ、前記送風装置の下方に位置している
散水装置と;前記槽体に設けられ、前記散水装
置と前記貯水部を経て熱交換された空気を槽体
外に排出する排出ダクトと;この排出ダクトと
連通してあり、ハウスや家畜舎内に延設される
送気管と;を有している。 従つて槽体を移動することによつて必要な箇
所に装置全体を簡単に設置できる。 (2) 送気管には長さ方向に多数の散気孔が設けて
あり、送風装置によつて槽体内に送られた空気
は槽体内で熱交換されて送気管に圧送される。 従つて奥行きが長い構造のビニルハウスや家
畜舎でも、全体を均一に冷房あるいは暖房する
ことができる。 (3) 送風装置の下方に設けてある散水装置には充
填材等は設けられておらず、構造上、送風抵抗
が小さいので、小さい馬力で大量の冷風を供給
することができ、効率的である。 (4) 熱交換は散水装置と貯水部によつて行われる
ために、従来の冷却装置とは相違してコンプレ
ツサー及びこれに付随する装置が不必要であ
り、構造も簡単であるため、低価格で製造でき
る。
定に保つ手段を設けた貯水部を有する槽体と;
この槽体に設けられ、前記空気導入口から槽体
内に空気を送り込む送風装置と;前記槽体内に
設けられ、前記送風装置の下方に位置している
散水装置と;前記槽体に設けられ、前記散水装
置と前記貯水部を経て熱交換された空気を槽体
外に排出する排出ダクトと;この排出ダクトと
連通してあり、ハウスや家畜舎内に延設される
送気管と;を有している。 従つて槽体を移動することによつて必要な箇
所に装置全体を簡単に設置できる。 (2) 送気管には長さ方向に多数の散気孔が設けて
あり、送風装置によつて槽体内に送られた空気
は槽体内で熱交換されて送気管に圧送される。 従つて奥行きが長い構造のビニルハウスや家
畜舎でも、全体を均一に冷房あるいは暖房する
ことができる。 (3) 送風装置の下方に設けてある散水装置には充
填材等は設けられておらず、構造上、送風抵抗
が小さいので、小さい馬力で大量の冷風を供給
することができ、効率的である。 (4) 熱交換は散水装置と貯水部によつて行われる
ために、従来の冷却装置とは相違してコンプレ
ツサー及びこれに付随する装置が不必要であ
り、構造も簡単であるため、低価格で製造でき
る。
第1図は本考案の一実施例の概略断面図であ
る。 A:温風冷風発生装置、F:フアン、10:熱
交換室、20:散水管、12:貯水部、15:ダ
クト。
る。 A:温風冷風発生装置、F:フアン、10:熱
交換室、20:散水管、12:貯水部、15:ダ
クト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上方に空気導入口2を有し、下方には水位を一
定に保つ手段を設けた貯水部12を有する槽体1
と; この槽体1に設けられ、前記空気導入口2から
槽体1内に空気を送り込む送風装置と; 前記槽体1内に設けられ、前記送風装置の下方
に位置している散水装置と; 前記槽体1に設けられ、前記散水装置と前記貯
水部12を経て熱交換された空気を槽体外に排出
する排出ダクト15と; この排出ダクト15と連通してあり、ハウスや
家畜舎内に延設される送気管100と; を有し、この送気管には長さ方向に多数の散気孔
101が設けてあり、前記送風装置によつて槽体
1内に送られた空気は、槽体内で熱交換されて送
気管100に圧送されることを特徴とする、移動
可能な温風冷風発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987127855U JPH0334568Y2 (ja) | 1987-08-21 | 1987-08-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987127855U JPH0334568Y2 (ja) | 1987-08-21 | 1987-08-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6431924U JPS6431924U (ja) | 1989-02-28 |
JPH0334568Y2 true JPH0334568Y2 (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=31380658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987127855U Expired JPH0334568Y2 (ja) | 1987-08-21 | 1987-08-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334568Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008281288A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Chubu Electric Power Co Inc | 細霧冷房装置 |
JP7232468B2 (ja) * | 2019-05-30 | 2023-03-03 | 石川県 | 空気調和装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54133742A (en) * | 1978-04-07 | 1979-10-17 | Shigeo Tamaru | Air conditioner |
-
1987
- 1987-08-21 JP JP1987127855U patent/JPH0334568Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54133742A (en) * | 1978-04-07 | 1979-10-17 | Shigeo Tamaru | Air conditioner |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6431924U (ja) | 1989-02-28 |
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