JP7232468B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る栽培室100の構成を示す模式図である。栽培室100は、植物PTの栽培に用いられる。栽培室100は、例えば、温室やビニールハウスなどである。植物PTは、培地CMに植えられている。植物PTは、例えばトマトやイチゴなどであるが、これに限られない。
図1に示すように、空気調和装置20は、送風部30と、根域温度調整部40と、加湿部50と、暖気回収部60と、制御部70とを備える。
送風部30は、筐体31と、第1送風ファン32と、熱交換器33と、第1噴霧ノズル34と、送風ダクト35とを有する。
根域温度調整部40は、水受け部41と、流水管42とを有する。
加湿部50は、配水管51と、第2噴霧ノズル52とを有する。
暖気回収部60は、吸気ダクト61と、第2送風ファン62と、循環ダクト63と、放出ダクト64とを有する。ただし、循環ダクト63及び放出ダクト64は、季節に応じて、いずれか一方のみが用いられる。
制御部70は、第1送風ファン32及び第2送風ファン62のそれぞれを回転駆動制御する。
1.初夏~初秋の日中
初夏~初秋の日中は、外気温が高く、栽培室100内も高温になる。そこで、シャッタ13を開いた状態で、第1送風ファン32及び第2送風ファン62を回転駆動させるとともに、配水弁71から熱交換器33及び第1噴霧ノズル34への給水と、第2噴霧ノズル52への給水とを交互に行う。
初夏~初秋の夜間は、栽培室100内は高温になるものの、外気温の低下に伴って栽培室100内の湿度は保持されるため、加湿の必要性は低い。そこで、シャッタ13を閉じた状態で、第1送風ファン32及び第2送風ファン62を回転駆動させるとともに、熱交換器33のみに給水する。
春季及び秋季などの中間期は、外気の温度及び湿度が植物PTの成長に適した範囲に留まるため、基本的には冷却及び加湿の必要性は低いが、栽培室100内の空気が滞留すると、植物PTの成長に必要な二酸化炭素が不足してしまう場合がある。
晩秋~冬季は、外気温が低く、栽培室100内も低温になるが、湿度は保持される。そこで、シャッタ13を閉じた状態で、第1送風ファン32及び第2送風ファン62を回転駆動させるとともに、熱交換器33のみに給水する。この際、放出ダクト64に代えて循環ダクト63を取り付ける。
(1)空気調和装置20は、筐体31と、第1送風ファン32と、熱交換器33と、第1噴霧ノズル34と、送風ダクト35とを備える。第1送風ファン32、熱交換器33及び第1噴霧ノズル34は、筐体31内に配置される。送風ダクト35は、筐体31から延び、植物PTの成長点に向けて送風するための送風口35aを有する。
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形又は変更が可能である。
上記実施形態において、空気調和装置20は、送風部30と、根域温度調整部40と、加湿部50と、暖気回収部60と、制御部70とを備えることとしたが、少なくとも送風部30を備えていればよい。
上記実施形態において、栽培室100の外壁10にはシャッタ13が取り付けられることとしたが、シャッタ13は取り付けられていなくてもよい。
上記実施形態において、筐体31は、シャッタ13から所定間隔を隔てて配置されることとしたが、筐体31とシャッタ13はダクトによって連結されていてもよい。
上記実施形態において、第1噴霧ノズル34は、空気の流れ方向において、熱交換器33の下流側に配置されることとしたが、熱交換器33の上流側に配置されていてもよい。
上記実施形態において、制御部70は、第1噴霧ノズル34及び第2噴霧ノズル52へ交互に給水することとしたが、第1噴霧ノズル34及び第2噴霧ノズル52の少なくとも一方へは連続的に給水してもよい。
上記実施形態において、水受け部41は、第1噴霧ノズル34から噴霧される水の一部と、熱交換器33から放出される水とを受けることとしたが、少なくとも第1噴霧ノズル34から噴霧される水の一部を受けることができればよい。
上記実施形態では特に触れていないが、第1噴霧ノズル34は、1つのノズルによって構成されていてもよいし、2以上のノズルによって構成されていてもよい。第1噴霧ノズル34が2以上のノズルによって構成される場合、第1噴霧ノズル34は、主に細霧を噴霧する細霧用ノズルと、主に粗霧を噴霧する粗霧用ノズルとを含んでいてもよい。
上記実施形態では、循環ダクト63及び放出ダクト64の一方のみが用いられることとしたが、両方を常時設置してもよい。この場合、循環ダクト63と放出ダクト64との分岐部にシャッタやダンパー等を設置することによって、第2送風ファン62から送風される空気を循環ダクト63及び放出ダクト64の一方に送出することができる。
上記実施形態では、熱交換器33、第1噴霧ノズル34及び第2噴霧ノズル52のそれぞれに配水弁71から1種類の水(好ましくは、地下水)が供給されることとしたが、熱交換器33、第1噴霧ノズル34及び第2噴霧ノズル52のそれぞれには、別種類の水を供給してもよい。従って、例えば、熱交換器33及び第1噴霧ノズル34には地下水を供給し、第2噴霧ノズル52には水道水を供給することとしてもよい。
11 側壁
12 天井
13 シャッタ
20 空気調和装置
30 送風部
31 筐体
32 第1送風ファン
33 熱交換器
34 第1噴霧ノズル
35 送風ダクト
35a 送風口
40 根域温度調整部
41 水受け部
42 流水管
50 加湿部
51 配水管
52 第2噴霧ノズル
60 暖気回収部
61 吸気ダクト
61a 吸気口
62 第2送風ファン
63 循環ダクト
64 放出ダクト
70 制御部
100 栽培室
PT 植物
CM 培地
Claims (6)
- 植物の栽培室に配置される空気調和装置であって、
筐体と、
前記筐体内に配置され、前記筐体内に空気を取り込む第1送風ファンと、
前記筐体内に配置され、内部に水を循環させる熱交換器と、
前記筐体内に配置され、水を前記筐体内に噴霧する第1噴霧ノズルと、
前記筐体から延び、前記植物の成長点に向けて送風するための送風口を有する送風ダクトと、
前記植物の上方に配管される配水管と、
前記配水管に取り付けられ、水を前記栽培室内に噴霧する第2噴霧ノズルと、
前記第1噴霧ノズル、前記第2噴霧ノズル及び前記熱交換器への給水量を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1噴霧ノズル及び前記第2噴霧ノズルへ交互に給水するとともに、前記第1噴霧ノズルに給水する場合にのみ前記熱交換器へ給水する、
空気調和装置。 - 前記熱交換器及び前記第1噴霧ノズルに供給される水は、地下水である、
請求項1に記載の空気調和装置。 - 前記第1噴霧ノズルは、細霧及び粗霧を噴霧できる、
請求項1又は2に記載の空気調和装置。 - 前記筐体内に配置され、前記第1噴霧ノズルから噴霧される水の一部を受ける水受け部と、
前記水受け部に接続され、前記植物の根域に配置される流水管と、
を備える請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和装置。 - 前記栽培室の天井に沿って配置され、前記栽培室内の空気を吸入するための吸気口を有する吸気ダクトと、
前記吸気ダクト内の空気を取り込む第2送風ファンと、
前記第2送風ファンから送風される空気を前記第1送風ファンに送る循環ダクトと、
を備える請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和装置。 - 前記栽培室の天井に沿って配置され、前記栽培室内の空気を吸入するための吸気口を有する吸気ダクトと、
前記吸気ダクト内の空気を取り込む第2送風ファンと、
前記第2送風ファンから送風される空気を前記栽培室の外部に放出する放出ダクトと、
を備える請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和装置。
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