JPH11127703A - 園芸用ハウス - Google Patents

園芸用ハウス

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JPH11127703A
JPH11127703A JP9314283A JP31428397A JPH11127703A JP H11127703 A JPH11127703 A JP H11127703A JP 9314283 A JP9314283 A JP 9314283A JP 31428397 A JP31428397 A JP 31428397A JP H11127703 A JPH11127703 A JP H11127703A
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JP
Japan
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air
house
water
groundwater
heat exchange
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Pending
Application number
JP9314283A
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English (en)
Inventor
Koichi Uehara
孝一 上原
Mitsujiro Donoue
光次郎 洞ノ上
Katsuji Takeya
勝次 武谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGURO TECHNO KK
UEMITSU KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
AGURO TECHNO KK
UEMITSU KIKAI KOGYO KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低燃費で1シーズンを通じて使用することが
でき、かつ各季節においても、適温調整を行えると共
に、十分な除湿作用を発揮させ得るビニルハウスや温室
等の園芸用ハウスを提供する。 【解決手段】 空気中の湿気を除去し、農作物の育成環
境を制御する手段を備えたビニルハウス、温室等の園芸
用ハウスであって、該ハウス内の農作物育成成分を含有
する湿り空気を吸引する手段と、熱交換・除湿用熱源と
しての地下水を得る手段と、該地下水と該湿り空気を間
接的に接触させて熱交換または/および空気中の湿気を
除去する手段と、該熱交換または/および除湿した空気
を前記ハウス内に戻し、該ハウス内に農作物育成成分を
含有した空気を送風循環させる手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜、花卉、その
他の農作物を栽培するビニルハウスや温室等の園芸用ハ
ウスに係り、より詳細には、該ハウス内の空気の温度、
湿度を制御して、ハウス育成作物の良好な成育環境を得
ることができ、また畜産舎にも適用できる園芸用ハウス
に関する。
【0002】
【従来の技術】園芸用ハウスにおいては、ハウス内の温
度、湿度、その他の作物育成環境を良好な状態に保持す
る必要がある。しかし、作物成育環境は、四季を通じ
て、常に、良好な環境を保持することは難しい。例え
ば、夏季、梅雨時には、昼間に加温されたハウス内の空
気中の水分が、夜間に冷却されて水滴となり、該水滴が
炭酸同化作用の活発化する時間帯(夜明け後、1〜2時
間)に作物(植物)の葉体に付着し、作物の炭酸同化作
用を低下させることがある。また、冬季においては、ハ
ウス内を暖房することで、ハウスの内壁に水滴が付着
し、この水滴(結露)が、ハウス内の農作物に落下付着
し、前記した夏季と同様の問題がある。ところで、従
来、この育成環境を保持させるための手段としては、通
常、冬季においては、ハウス内に温風暖房機を設置し
て、該ハウス内に温風を送り込む構成、夏季におい
て、ハウス内に空調機を設けたり、天窓等の開閉により
風通しを良好にして、除湿作用を促す構成、等を用いて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な園芸用ハウスの場合、次のような課題がある。 暖房器、空調器の稼働のための燃料コストが大き
い。例えば、メロン栽培の場合、1シーズンの燃料費が
ハウス面積1000m2 当り100万円と膨大な金額と
なる。 冬季、夏季、それぞれの季節に対応した複数個の空
気調和設備を設置することになると、季節毎に、これら
の設備を交換する必要があるため、交換に要する手数、
労力が多大となる。 四季を通じての温度、湿度、その他の作物成育環境
に対応できない。換言すると、各季節に対応した暖房器
と空調器を設置しただけでは、各季における温度変化に
対応できない。例えば、夏季の低温時、冬季の高温時、
等に対応することができない。 特に、四季の変化のなかでの湿度の調整が難しい。
この調整が十分でない場合は、前記植物の葉体に過度の
水分が付着し、前記炭酸同化作用の低下を来すと共に、
延いては、作物自体が腐敗する状態が発生する。 ハウス内の炭酸ガスが欠乏し、植物の生有に影響を
及ぼす。 等の課題がある。
【0004】本発明は、以上のような課題に対処して創
作したものであって、その目的とする処は、低燃費で1
シーズンを通じて使用することができ、かつ各季節にお
いても、適温調整を行えると共に、十分な除湿作用を発
揮させ得るビニルハウスや温室等の園芸用ハウスを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、上記課題を解決
するための手段としての本発明の園芸用ハウスは、ハウ
ス内の農作物育成成分を含有する湿り空気を吸引する手
段と、熱交換・除湿用熱源としての地下水を得る手段
と、該地下水と該湿り空気を間接的に接触させて熱交換
または/および空気中の湿気を除去する手段と、該熱交
換または/および除湿した空気を前記ハウス内に戻す手
段を有し、該ハウス内に農作物育成成分を含有した空気
を送風循環させることを特徴とする。また、本発明の園
芸用ハウスは、前記発明において、前記除去した空気
中の湿気を集水し、該集水した水分を前記ハウス内の農
作物成育水として供給する手段を有する構成、前記ハ
ウス内温度が低温時に、前記地下水を加温する手段を有
する構成、前記ハウス内温度が低温時に、前記地下水
を外気により冷却するハウス内空気の除湿用の水冷却手
段を有する構成、前記地下水と湿り空気を間接的に接
触させて熱交換すると共に、該空気中の湿気を除去する
手段が、該地下水と湿り空気を間接的に接触させて熱交
換すると共に、該空気中の湿気を除去する熱交換・除湿
室を有し、該熱交換・除湿室は、前記ハウス内の農作物
育成成分を含有する湿り空気を吸入する空気吸入口と、
該熱交換・除湿室内に前記地下水を通水して、該空気と
地下水の熱交換と除湿を行う複数本の通水管と、該熱交
換され、かつ湿気が除去された空気を排出する空気排出
口、および該除去された湿気を集水・排出する水分排出
口を有する構成、前記空気排出口と前記空気吸入口と
の空気循環経路中に、前記熱交換・除湿室の空気吸入口
から空気排出口方向の空気の流れをつくる空気循環用送
風機を有する構成、前記空気循環用送風機は、送風機
回転数または送風量を制御する手段を有する構成、前
記通水管は、その一部に地下水循環用ポンプを備え、ま
た該ポンプは、該通水管を流れる地下水の流量を制御す
る手段を有する構成、前記除去した空気中の湿気を集
水し、該集水した水分と、前記地下水を合流させ、該合
流水を前記ハウスの外周に散水する手段を有する構成、
をも特徴とする。
【0006】ここで、前記湿り空気を吸引する手段とし
ては、不要、吸引用ファンを用いることができる。前記
地下水を得る手段としては、直接、地下水を汲み上げる
方法、予め汲み上げ・配水された地下水を得る方法等が
ある。何れにしても、四季を通じて、水温が一定範囲内
にある水であればよい。従って、『地下水』とは、純粋
の地下水、湧き水、その他に、地中において、一定温度
領域に保持されている水をも含む概念である。空気中の
湿気を除去する手段としては、管の内部に地下水を通
し、該管の外周に湿気を含んだ空気を当てることで、該
地下水によって、該管周囲の空気を冷却し、該空気温が
露点以下になった際に、該管表面に結露、水滴となるこ
とを利用した手段、あるいは吸水用フィルターによる手
段、等を用いることができる。熱交換または/および除
湿した空気を前記ハウス内に戻す手段としては、前記湿
り空気を吸引する手段を利用した構成、あるいはエアフ
ァンを用いることができる。前記農作物育成成分を含有
した空気には、ハウス内の空気は、該ハウス内の農作物
に噴霧等した肥料等の成分が含んでおり、この成分を含
有した空気、あるいは湿気を除去した後、新たに肥料そ
の他の農作物への有効成分を配して得た空気であっても
よい。
【0007】そして、本発明の園芸用ハウスは、ハウス
内の空気を吸引して、該空気を地下水により、熱交換お
よび湿気除去し農作物育成成分を含有した空気とし、該
空気をハウス内に送風循環させる。このように、熱交換
および湿気除去に熱媒として地下水または循環水を用い
ることで、各四季の温度に対応した温度に熱交換・湿気
除去でき、またハウス内の空気を熱交換または/および
湿気除去して再循環させることにより、ハウス内の空気
中に含まれている農作物育成成分を再利用できる。
【0008】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の園芸用ハウスによれば、空気を地下水により、熱交換
または/および湿気除去した農作物育成成分を含有した
空気とし、該空気をハウス内に送風循環させることがで
きるので、低燃費で1シーズンを通じて、ハウス内の空
気調和ができ、各季節の温度や湿度に応じて適温調整を
行え、また空気中に含まれる農作物育成成分を再利用で
きるので、該農作物育成成分の使用量を少なくできると
いう効果を有する。また、前記発明において、前記の
構成とした装置にあっては、除去した湿気を集水し、こ
れをハウス内の農作物に供給する水にできるので、該水
中に含まれている農作物育成成分を有効に再利用でき
る。前記各発明において、前記の構成とした装置にあ
っては、地下水の温度のみでハウス内の加温できない場
合であっても、少ないエネルギーでもって、ハウス内の
温度を適温に上昇させることができる。前記各発明にお
いて、前記の構成とした装置にあっては、低い外気温
により循環用地下水を、地下水温度以下に冷却できるの
で、低温時における除湿を容易に行える。前記各発明に
おいて、前記の構成とした装置にあっては、熱交換・
除湿室を有し、該熱交換・除湿室が、湿り空気吸入口、
空気と地下水を熱交換し、空気中の湿気を除去する複数
本の導水管、空気排出口、および水分排出口を有するの
で、簡単な構成でもって、ハウス内の空気の熱交換、除
湿することができる。更に、前記発明において、前記
の構成とした装置にあっては、空気循環経路中に、前記
熱交換・除湿室の空気吸入口から空気排出口方向の空気
の流れをつくる空気循環用送風機を有するので、ハウス
内の空気の流通性を良好にでき、ハウス内の温度等の環
境条件を一定にすることができる。また前記発明におい
て、前記の構成とした装置にあっては、前記空気循環
用送風機は、送風機回転数または送風量を制御する手段
を有するので、ハウス内の農作物の成育条件に合わせた
成育環境を容易に得ることができる。また前記各発明に
おいて、前記の構成とした装置にあっては、通水管を
流れる地下水の流量を調整できるので、ハウス内の農作
物の成育条件に合わせた成育環境を容易に得ることがで
きる。更に、前記各発明において、前記の構成とした
装置にあっては、前記ハウス内の湿気を除去して得た水
を、地下水によって加温、あるいは冷却し、該水をハウ
ス外周面に散水(流下)させるので、ハウス内の温度調
整が容易にできると共に、集水した湿気水を有効に利用
することができるという効果を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明を具体化した好ましい実施の形態について説明する。
ここに、図1〜図4は本発明の実施形態を示し、図1は
園芸用ハウスの概略構成図、図2は園芸用ハウスに用い
る除湿・熱交換装置の平面図、図3は除湿・熱交換装置
の正面図、図4は除湿・熱交換装置の側面図である。
【0010】本実施形態の園芸用ハウスは、図1〜図4
に示すように、野菜、果物、花卉(菊その他の花卉)、
等の農作物を栽培するためのビニルハウスであって、概
略すると、ビニルハウス1と、ビニルハウス1に配管し
た空気循環用ダクト部2と、ビニルハウス1内の湿った
空気を除湿・熱交換する除湿・熱交換部3、および除湿
・熱交換部3をコントロールする制御部4、の4つの部
分からなる。
【0011】ビニルハウス1は、図1(b)に示すよう
に、ハウスを形成する周壁面が、内壁面1aと外壁面1
bの二重壁面構造で、内・外壁面1a,1b間に空気層
1cが形成してある。空気層1cの厚みは、5mm〜5
0mm程度で、ハウス外気との断熱作用を発揮する層で
ある。ビニルハウス1は、従来のビニルハウスと同様
に、一般的なビニル樹脂シートで形成してあり、その他
の樹脂シートによって形成することもできる。また、ビ
ニルハウス1には、農作物栽培室1d内の温度を検出す
る温度センサー5と、農作物栽培室1d内の湿度を検出
する湿度センサー6が設けてある。そして、このビニル
ハウス1の内部には空気循環用ダクト部2を備えてい
る。
【0012】空気循環用ダクト部2は、図1に示すよう
に、ビニルハウス1内の農作物栽培室1d内の湿った空
気を吸引する吸引ダクト2a,2aと、除湿・熱交換部
3で除湿・熱交換された空気をビニルハウス1内に供給
する供給ダクト2b,2bの2種類のダクトを備えてい
る。吸引ダクト2a,2aは、ビニルハウス1の農作物
栽培室1dの中間部分に配管してあり、また供給ダクト
2b,2bは農作物栽培室1dの上方部分に配管してあ
る。吸引ダクト2a,2aと、供給ダクト2b,2bの
配管位置を変えることにより、農作物栽培室1d内の空
気を循環させ、室内の農作物育成環境を一定にすること
がことができる。また、供給ダクト2b,2bの先端部
分には、農作物栽培室1d内の空気を積極的に循環させ
るための送風機2c,2cが設けてある。ここで、吸引
ダクト2a,2a、供給ダクト2b,2bの本数は、ビ
ニルハウス1の大きさ等によって、任意の本数とするこ
とができる。そして、この空気循環用ダクト部2を構成
する吸引ダクト2a,2a、供給ダクト2b,2bは、
ビニルハウス1外に導き出され、除湿・熱交換部3に接
続されている。
【0013】除湿・熱交換部3は、空気循環用ダクト部
2の吸引ダクト2a,2aから吸引された湿った空気を
除湿・熱交換した後、該除湿・熱交換した空気を、供給
ダクト2b,2bを通じてビニルハウス1の農作物栽培
室1dに循環・供給する除湿・熱交換装置7と、除湿・
熱交換媒体用に用いる井戸水またはその循環水を除湿・
熱交換装置7に供給する井戸水供給部8と、井戸水を加
熱する水加熱装置9と、井戸水またはその循環水を冷却
する水冷却装置10を備えている。
【0014】除湿・熱交換装置7は、図1〜図4に示す
ように、吸引ダクト2a,2aから送られる湿った空気
を吸入する空気吸入口11と、湿った空気を空気吸入口
11に吸引・吸入するための吸引用ファン12と、吸引
用ファン12で吸引・吸入した湿った空気と、井戸水供
給部8から供給された井戸水を間接的に接触させて除湿
・熱交換する除湿・熱交換本体部13と、除湿・熱交換
本体部13で除湿・熱交換された空気を供給ダクト2
b,2bに排出・供給する空気排出口14と、吸引用フ
ァン12のファン回転数、あるいは空気送風量を制御す
るファン制御部15、および除湿・熱交換本体部13で
除湿された水と、除湿・熱交換した後の井戸水を集水す
るドレン部タンク16aを備えている。空気吸入口11
は、吸引ダクト2a,2aに対応して、2個並列に配置
してあり、それぞれの空気吸入口11に吸引用ファン1
2が設けてある。この吸引用ファン12は、ファン制御
部15によりファン回転数、あるいは空気送風量を制御
できる構成としてある。
【0015】井戸水供給部8は、井戸8aと、井戸8a
の井戸水を汲み上げるポンプ8bを備えている。水加熱
装置9は、通常の給湯ボイラーによって構成してあり、
一般的ボイラーにおいては、90℃程度の温度まで加熱
するが、本実施形態においては、60℃以下の温度でよ
い。従って、省エネルギーとしての効果がある。この水
加熱装置9は、外気温度が低いとき地下水の温度(通
常、15℃)のみによって、栽培室1dの温度が、農作
物の許容最低温度に保持できない場合に用いる。また水
冷却装置10は、クーリングタワーで構成している。農
作物栽培室1dの室温が低いとき(約18℃以下)、例
えば、夜間の低い外気温によって、循環する水を室温よ
りさらに低温に冷却することで、湿った空気を除湿する
際に用いる。
【0016】除湿・熱交換本体部13は、空気吸入口1
1と空気排出口14とを繋ぐ空気流路に対して交差する
方向(ここでは流路に対して直角方向)に設けてある除
湿・熱交換用媒体通路を形成する通水管17,17・・
・を有し、通水管17,17・・・の一方の端部には、
井戸水供給部8から導水管18を通じて供給される除湿
・熱交換用媒体となる井戸水またはその循環水を溜める
水室19を有し、他方の端部には除湿・熱交換した後の
井戸水またはその循環水を溜める水室20を有してい
る。この水室20は導水管21を通じ、切り換えバルブ
22、23を介してドレン排出口16、または循環ポン
プ24に接続してある。水室19、20を省略し水管1
7を直接、導水管18、21の間に接続することもでき
る。この循環ポンプ24は切り換えバルブ25、26を
介して水加熱装置9または水冷却装置10に接続してあ
る。また、水加熱装置9は切り換えバルブ27を介し
て、また水冷却装置10は切り換えバルブ28を介して
導水管18に接続してある。また、ドレン排出口16は
タンク16aに接続してあり、このタンク16aに農作
物栽培室1d内の湿った空気から除去した農作物育成成
分を含んだ水と、除湿・熱交換に用いた地下水との合流
水(混合水)を溜めている。なお、29は井戸水の供給
・停止を司る切り換えバルブである。また、ドレン排出
口16は、タンク16a、ポンプ51を介して農作物育
成水供給用ダクト50に接続してある。ここで、ドレン
排出口16から直接ポンプ51を介して農作物育成水供
給用ダクト50に接続してもよい。農作物育成水供給用
ダクト50は、その一部が農作物栽培室1dに配置され
(通常、天井部にスプリンクラー状に配置されてい
る)、タンク16aに溜めてある前記農作物育成水をポ
ンプ51により農作物育成水供給用ダクト50を通じて
農作物栽培室1dに散布、供給できるようにしている。
【0017】ファン制御部15は、ファン12の回転数
を可変可能な可変制御モーター15aからなり、湿った
空気を通水管17,17・・・に吹きつけ、通水管1
7,17・・・の表面に結露を生じさせ得る回転速度に
調整でき、かつ農作物栽培室1d内の空気の循環を最適
にするための制御部である。
【0018】制御部4は、コンピュータで構成され、温
度センサー5、湿度センサー6で検出した農作物栽培室
1d内の温度、湿度により、切り換えバルブ22、2
3、25、26、27を切り換え、媒体(地下水)また
はその循環水の供給、加熱、冷却をコントロールするこ
とができる。
【0019】そして、本実施形態の園芸用ハウスは、温
度センサー5、湿度センサー6により検出した農作物栽
培室1dの温度、湿度に応じて、切り換えバルブ22、
23、25、26、27、28、29が切り換わり、各
季節に対応し、農作物栽培室1dの湿った空気の除湿・
熱交換を行うことができる。具体的には、次のようにし
て除湿・熱交換を行うことができる。 夏季においては、制御部4によって、切り換えバル
ブ22、27、28が閉じると共に、井戸水供給部8に
おいて、ポンプ8bにより井戸8aから汲み上げた井戸
水が導水管18を介して除湿・熱交換本体部13に設け
てある水室19に充填され、更に通水管17,17・・
・内を通水し、水室20に流れ込み、導水管21を介し
てドレン部16のタンクに貯留される。他方、ファン制
御部15が駆動し、最適な回転速度で吸引用ファン12
が回転し、ビニルハウス1内の農作物栽培室1dに延び
ている吸引ダクト2a,2aを通じて、農作物栽培室1
d内の湿った空気が吸引され、空気吸入口11が除湿・
熱交換本体部13に流入する。この流入した湿った空気
は、吸引用ファン12の回転速度(回転数)に応じた速
度でもって、除湿・熱交換本体部13に設けてある通水
管17,17・・・に吹きつけられる。ここで、通水管
17,17・・・には、前記地下水が通水しているの
で、この湿った空気は、通水管17,17・・・を介し
て地下水に間接的に接触することになり、該空気中の湿
気は、通水管17,17・・・の表面で結露となり、更
に水滴となって落下し、ドレン部16のタンクに貯留さ
れる。また、除湿された空気は、農作物栽培室1dで散
布等されている肥料、植物成長剤等の農作物育成成分を
含んだ空気となり、この空気は空気排出口14、供給ダ
クト2b,2b、および送風機2c,2cにより積極的
に農作物栽培室1d内に戻され、農作物栽培室1d内で
は、該空気が送風・循環されることになり、農作物栽培
室1d内が一定の農作物成育環境となる。 春、秋、冬季の温暖日には、前記夏季の場合と同
じく、動作して、井戸水によって農作物栽培室1d内を
暖房することができる。 冬季の寒い日、夜間に暖房する必要がある場合、こ
の状態を温度センサー5、湿度センサー6が検出する
と、井戸水供給部8において、ポンプ8bにより井戸8
aから汲み上げた井戸水が導水管18を介して除湿・熱
交換本体部13に設けてある水室19に充填された後、
制御部4によって、切り換えバルブ29、23、26が
閉じられると共に、水加熱装置9が作動して、導水管1
8、21を流れる地下水が所定温度まで加熱され、また
循環ポンプ24により、この加温された地下水が流水管
17,17・・・内を循環・流水する。従って、吸引ダ
クト2a,2aを通じて、農作物栽培室1dから吸引さ
れた空気が、吸引用ファン12の回転速度(回転数)に
応じた速度でもって、除湿・熱交換本体部13に設けて
ある通水管17,17・・・に吹きつけられ、その際
に、該空気が熱交換されて、温められた空気を、農作物
栽培室1dに供給できる。 冬季の寒い日、昼間に暖房する必要がある場合、前
記夜間の場合に比べて外気温が上昇しているため、熱媒
としての地下水を加温することなく、そのまま用いるこ
とができる。前記した夏季の場合、あるいは春、秋、冬
季の温暖日の場合と同様の作動をさせることで、所定の
暖房ができる。 春、秋、冬季で、ビニルハウス1内の農作物栽培室
1dが18℃を超える場合であって、これを温度センサ
ー5が検出した場合、農作物栽培室1d内は湿度が高く
なっているため、前記夏季の場合と同じく作動して、
井戸水によって、農作物栽培室1d内の湿った空気を除
湿することができる。そして、除湿した空気は、農作物
育成成分を含んだ空気として、農作物栽培室1dに戻す
ことができる。 春、秋、冬季で、ビニルハウス1内の農作物栽培室
1dが18℃以下の場合であって、これを温度センサー
5が検出した場合、井戸水供給部8において、ポンプ8
bにより井戸8aから汲み上げた井戸水が導水管18を
介して除湿・熱交換本体部13に設けてある水室19に
充填された後、制御部4によって、切り換えバルブ2
9、23、25が閉じられると共に、井戸水冷却装置1
0が作動して、導水管18、21を流れる地下水が所定
温度まで冷却され、また循環ポンプ24により、この冷
却された地下水が流水管17,17・・・内を循環・流
水する。従って、吸引ダクト2a,2aを通じて、農作
物栽培室1dから吸引された湿った空気が、吸引用ファ
ン12の回転速度(回転数)に応じた速度でもって、除
湿・熱交換本体部13に設けてある通水管17,17・
・・に吹きつけられ、その際に、該湿った空気が除湿さ
れ、この除湿された空気を、農作物栽培室1dに供給で
きる。また、各季節に応じて、また農作物に応じて、タ
ンク16aに溜めた、農作物栽培室1d内の湿った空気
から除去した農作物育成成分を含んだ水と、除湿・熱交
換に用いた地下水との合流水(混合水)からなる農作物
育成水を、ポンプ51により農作物育成水供給用ダクト
50を通じて農作物栽培室1dに散布、供給する。この
ように、農作物栽培室1d内の湿った空気を、各季節に
応じて除湿・熱交換して、農作物の成育環境に好まし
く、かつ農作物育成成分を空気または/および水として
再度、農作物栽培室1dに戻すことができる。従って、
新たに散布等する肥料や土壌改良剤等の農作物育成成分
の量を少なくすることができる。
【0020】なお、本発明は、上述した実施形態の他
に、例えば、図5〜図7のような構成とすることができ
る。図5は、前述した図1〜図4の園芸用ハウスの構成
において、除湿・熱交換部3で除湿・熱交換された空気
をビニルハウス1内に供給する供給ダクト2b,2bの
一部に、ビニルハウス1の空気層1cと接続し、供給ダ
クト2b,2bから空気層1cに、除湿・熱交換された
空気(通常は、熱交換により加熱あるいは加温された空
気)を放出するための開口2fを備えたダクト2e,2
eを設けた構成としている。ここで、ダクト2eは、ハ
ウス1の大きさによって異なるが、一般的には、各ハウ
ス1に5個程度設けている。そして、この構成にあって
は、ビニルハウス1の内・外壁面1a,1b間に形成さ
れる空気層1cに除湿・熱交換された空気を放出し、空
気層1c内の温度を加温等することができるので、例え
ば、降雪時に、ビニルハウス1に積もった雪を溶かし、
落下させることもできる。また、図6は、図5に示す園
芸用ハウスの構成において、ドレン排出口16から導か
れ、タンク16aに溜めている農作物栽培室1d内の湿
った空気から除去した農作物育成成分を含んだ水と、除
湿・熱交換に用いた地下水(その循環水を含む)との合
流水、あるいは除湿・熱交換に用いた地下水(その循環
水を含む)をビニルハウス1の外壁面1bの外面の天井
部分から散布、あるいは流下させるためのダクト60を
設けた構成からなる。この構成においては、ダクト60
とダクト50への前記合流水、あるいは除湿・熱交換に
用いた地下水(その循環水を含む)を、バルブ52,5
3によって切り換えできる構成としている。必要に応じ
て、同時に両ダクト60、50に供給できる構成として
もよい。そして、図6の構成にあっては、ポンプ51に
よって、該水を汲み上げ、ビニルハウス1の外面天井部
分から散布あるいは流下させると、前記した各効果に加
えて、前記合流水、あるいは除湿・熱交換に用いた地下
水(その循環水を含む)の温度によって、農作物栽培室
1d内の温度調整ができる。また、前記した図1〜図4
に示す園芸用ハウスの構成、図5、あるいは図6に示す
園芸用ハウスの構成において、農作物栽培室1dに農作
物育成水を供給するダクト50を設けていない形態とす
ることもできる(図7参照)。更に、前述した実施形態
においては、園芸用ハウスとして、ビニルハウスの場合
で説明したが、ガラス製のハウス等であっても同様に実
施できる。また、前記各実施形態において、送風機2c
と、吸引用ファン12は、何れか一方を省略した形態と
してもよい。また、吸引用ファン12は、除湿・熱交換
装置内の空気吸引口部分に限られるものでなく、湿った
空気の流路の任意の位置にもうけてもよい。また、前述
した各実施形態において、ハウスとしては、園芸用ハウ
スの形態としているが、これを家畜等の畜舎に適用する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(a)は園芸用ハウ
スの概略平面構成図、(b)は概略断面構成図である。
【図2】園芸用ハウスに用いる除湿・熱交換装置の平面
図である。
【図3】除湿・熱交換装置の正面図である。
【図4】除湿・熱交換装置の側面図である。
【図5】本発明の他の実施形態の園芸用ハウスの概略断
面構成図である。
【図6】本発明の他の実施形態の園芸用ハウスの概略断
面構成図である。
【図7】本発明の他の実施形態の園芸用ハウスの概略断
面構成図である。
【符号の説明】
1・・・ビニルハウス(園芸用ハウス) 1a・・・内壁面 1b・・・外壁面 1c・・・空気層 1d・・・農作物栽培室 2・・・空気循環用ダクト部 2a・・・吸引ダクト 2b・・・供給ダクト 2c・・・送風機 2e・・・ダクト 2f・・・ダクト2eの開口 3・・・除湿・熱交換部 4・・・制御部 5・・・温度センサー 6・・・湿度センサー 7・・・除湿・熱交換装置 8・・・井戸水供給部 8a・・・井戸 8b・・・ポンプ 9・・・水加熱装置(循環水加熱装置) 10・・・水冷却装置(循環水冷却装置) 11・・・空気吸入口 12・・・吸引用ファン 13・・・除湿・熱交換本体部 14・・・空気排出口 15・・・ファン制御部 16・・・ドレン排出口 16a・・・タンク 17・・・通水管 18・・・導水管 19・・・水室 20・・・水室 21・・・導水管 22・・・切り換えバルブ 23・・・切り換えバルブ 24・・・循環ポンプ 25・・・切り換えバルブ 26・・・切り換えバルブ 27・・・切り換えバルブ 28・・・切り換えバルブ 29・・・切り換えバルブ 50・・・農作物育成水供給用ダクト 51・・・ポンプ 60・・・ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 洞ノ上 光次郎 福岡県福岡市博多区東雲町3丁目3番5号 上光機械工業株式会社内 (72)発明者 武谷 勝次 福岡県福岡市西区今宿東3丁目24番22号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の湿気を除去し、農作物の育成環
    境を制御する手段を備えたビニルハウス、温室等の園芸
    用ハウスであって、該ハウス内の農作物育成成分を含有
    する湿り空気を吸引する手段と、熱交換・除湿用熱源と
    しての地下水を得る手段と、該地下水と該湿り空気を間
    接的に接触させて熱交換または/および空気中の湿気を
    除去する手段と、該熱交換または/および除湿した空気
    を前記ハウス内に戻し、該ハウス内に農作物育成成分を
    含有した空気を送風循環させる手段を有することを特徴
    とする園芸用ハウス。
  2. 【請求項2】 前記除去した空気中の湿気を集水し、該
    集水した水分を前記ハウス内の農作物成育水として、該
    ハウス内に供給する手段を有する請求項1に記載の園芸
    用ハウス。
  3. 【請求項3】 前記ハウス内温度が低温時に、前記地下
    水またはその循環水を加温する手段を有する請求項1ま
    たは2に記載の園芸用ハウス。
  4. 【請求項4】 前記ハウス内温度が低温時に、前記地下
    水またはその循環水を外気により冷却するハウス内空気
    の除湿用の水冷却手段を有する請求項1〜3のいずれか
    の項に記載の園芸用ハウス。
  5. 【請求項5】 前記地下水と湿り空気を間接的に接触さ
    せて熱交換すると共に、該空気中の湿気を除去する手段
    が、該地下水と湿り空気を間接的に接触させて該空気中
    の湿気を除去する除湿・熱交換室を有し、該除湿・熱交
    換室は、前記ハウス内の農作物育成成分を含有する湿り
    空気を吸入する空気吸入口と、該除湿・熱交換室内に前
    記地下水を通水して、該空気と地下水の熱交換を行うと
    共に、該空気の除湿を行うための複数本の通水管と、該
    湿気が除去された空気を排出する空気排出口、および該
    除去された湿気を集水・排出する水分排出口を有する請
    求項1〜4のいずれかの項に記載の園芸用ハウス。
  6. 【請求項6】 前記空気排出口と前記空気吸入口との空
    気循環経路中に、前記除湿室の空気吸入口から空気排出
    口方向の空気の流れをつくる空気循環用送風機を有する
    請求項5に記載の園芸用ハウス。
  7. 【請求項7】 前記空気循環用送風機は、送風機回転数
    または送風量を制御する手段を有する請求項6に記載の
    園芸用ハウス。
  8. 【請求項8】 前記通水管は、その一部に地下水循環用
    ポンプを備え、また該ポンプは、該通水管を流れる地下
    水の流量を制御する手段を有する請求項4〜7のいずれ
    かの項に記載の園芸用ハウス。
  9. 【請求項9】 前記除去した空気中の湿気を集水し、該
    集水した水分と、前記地下水を合流させ、該合流水を前
    記ハウスの外周に散水する手段を有する請求項1〜8の
    いずれかの項に記載の園芸用ハウス。
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