JP2022007306A - 栽培設備 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022007306000001
【課題】風上側および風下側の天窓の開閉で換気を行う場合に比べて、建屋内の換気を十分に行うことができる、植物を屋内で栽培する栽培設備の提供。
【解決手段】栽培室1を内部に有し栽培室1内に植物を栽培する栽培ベッド2が設置された建屋Uと、前記栽培室1の床31に設けられ、前記建屋Uの内部と外部とを通風する通風口と、前記栽培室1の頂部に設けられ、前記建屋Uの内部と外部とを通風する換気口1cと、を備えた栽培設備S。
【選択図】図1

Description

この発明は、野菜や果物等の植物を建屋内で栽培する栽培設備に関するものである。
栽培ベッドで野菜や果物等の植物を栽培する植物栽培設備に関し、例えば、以下の特許文献1に記載された技術が知られている。
特許文献1(特開2019-41637号公報)には、栽培ベッドで植物を栽培する植物栽培設備において、所定の換気温度、湿度になると天窓を開けて外気を導入し、所定の閉鎖温度、湿度になると天窓を閉じる構成が記載されている。特許文献1では、風向計の検知結果から、風上側の天窓と風下側の天窓の開度を異なるように調整することも記載されている。
特開2019-41637号公報(特に「0052」)
しかしながら、特許文献1に記載された構成のように、天窓の開閉だけでは、建屋の上部しか十分な換気が行われず、建屋の全体の換気が不十分な場合があった。よって、温度、湿度のムラや二酸化炭素濃度のムラ等が発生して、植物の生育が目的通りにならない恐れがあった。
この発明は、風上側および風下側の天窓の開閉で換気を行う場合に比べて、建屋内の換気を十分に行うことを技術的課題とする。
この発明の上記課題は、次の解決手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、
栽培室(1)を内部に有し、栽培室(1)内に植物を栽培する栽培ベッド(2)が設置された建屋(U)と、
前記栽培室(1)の床(31)に設けられ、前記建屋(U)の内部と外部とを通風する通風口(34)と、
前記栽培室(1)の頂部に設けられ、前記建屋(U)の内部と外部とを通風する換気口(1c)と、
を備えたことを特徴とする栽培設備(S)である。
請求項2に記載の発明は、
長手方向に延びる栽培ベッド(2)が複数設置され、
前記通風口(34)は、前記栽培ベッド(2)の下方且つ前記栽培ベッド(2)の長手方向に沿って配置された
ことを特徴とする請求項1に記載の栽培設備(S)である。
請求項3に記載の発明は、
前記通風口(34)を開閉するシャッター(36)と、
前記栽培室(1)の外部の風速を計測する風速計(18)と、
前記風速計(18)の計測結果が予め定められた閾値よりも高い場合に、前記シャッター(36)の開度を下げる制御部(C)と、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の栽培設備(S)である。
請求項1に記載の発明によれば、建屋(U)の下部の通風口(34)と上部の換気口(1c)との間で通気されるので、風上側および風下側の天窓の開閉で換気を行う場合に比べて、建屋内の換気を十分に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、通風口(34)が栽培ベッド(2)の下方に配置されているので、栽培ベッド(2)から離れた場所に通風口(34)が設けられている場合に比べて、栽培ベッド(2)の植物に対して効果的に通気される空気を接触させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、シャッター(36)の開度が調整されない場合に比べて、通風口(34)を通過して栽培室(1)に供給される空気の量を均一化しやすい。
図1は本発明の栽培設備の説明図である。 図2は実施例の建屋の設営場所の説明図である。 図3は実施例の建屋の床下部分を含む要部説明図である。 図4は実施例の栽培ベッドの要部斜視図である。 図5は実施例の通気シャッターの説明図であり、図5Aはシャッターが閉鎖された状態(開度0%)の説明図、図5Bはシャッターが開度50%の状態の説明図、図5Cはシャッターが開度100%の状態の説明図である。 図6は実施例の栽培設備の制御部の説明図である。 図7は本実施例の別の形態の説明図である。 図8は本実施例のさらに別の形態の説明図である。
以下、図面に基づき、本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の栽培設備の一例の説明図である。
図1において、本発明の実施例の栽培設備Sは、建屋Uを有する。建屋Uの内部には、栽培室の一例としての温室1が設けられている。実施例の温室1は、天窓1a,1bが、図示しないモータ等で温室1の頂部に形成された換気口1cを開閉可能に構成されている。
温室1の内部には、栽培装置の一例としての栽培ベッド2が複数設置されている。栽培ベッド2は、土が収容されており、植物の一例としてのトマトが栽培されている。なお、栽培する植物はトマトに限定されず、キュウリやイチゴ等、目的や用途に応じて、任意の植物(野菜や果物等)を栽培可能である。実施例では、栽培ベッド2は吊り下げ紐2aで天井側から吊り下げられている。なお、栽培ベッド2は吊り下げる構成に限定されず、脚部や固定具で床や側壁に支持される構成とすることも可能である。
また、温室1の内部には、温度計や湿度計、二酸化炭素濃度計を有する計測盤11が設置されている。
さらに、栽培ベッド2の近傍には、観察部材の一例としてのカメラ12が配置されている。カメラ12は、植物の映像を取得する。
また、栽培ベッド2の近傍には、葉温検出部材の一例としての放射温度計13が配置されている。放射温度計13は、植物の葉に向けて配置されており、植物の葉の温度(葉温)を計測する。
さらに、温室1の内部には、結露検出部材の一例としての結露感知センサ14が設置されている。実施例の結露感知センサ14は、温室の天井から吊り下げられている。
また、実施例では、温室1の外に日射計16が設置されている。日射計16は、太陽光の日射量を検出する。なお、日射計16は、温室1の内部に設置することも可能である。
さらに、実施例では、温室1の外に風向計17が設置されている。風向計17は、風向きを検出する。
また、実施例では、温室1の外に風速計18が設置されている。風速計18は、屋外の風速を計測する。
さらに、温室1の外に、外気温計19が設置されている。外気温計19は、屋外の気温(外気温)を計測する。
温室1には、温室1内の温度を制御する温度制御装置21が設置されている。
また、温室1には、温室1の換気、気流を制御する換気制御装置22が設置されている。
さらに、温室1には、温室1内の植物に光合成に必要な二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給装置23が設置されている。
また、温室1には、栽培ベッド2に、肥料を含む水である養液を供給する養液供給装置24が設置されている。
さらに、温室1には、栽培ベッド2で植物に吸収されなかった養液(排液)を処理する排液処理装置26が設置されている。
前記温度制御装置21、換気制御装置22、二酸化炭素供給装置23、養液供給装置24、排液処理装置26は、制御部Cで制御される。
図2は実施例の建屋の設営場所の説明図である。
図2において、実施例の建屋Uは、標高の低い場所から高い場所に向かう風(いわゆる谷風)が吹きやすい場所に設置されている。すなわち、山の斜面を削ったり盛り土したりして造成した造成地U1に建屋Uが設置されている。なお、風は、日中と夜間や、冬季と夏季とで風向きが変わることがあり、風向きが変わると谷風ではなく山風となる。
図3は実施例の建屋の床下部分を含む要部説明図である。
図4は実施例の栽培ベッドの要部斜視図である。
図3において、温室1の床31の下方、すなわち、温室1の床下には、通風部の一例としての通風室32が設けられている。通風室32は、水平方向に延びており、通風室32の水平方向の両端部が建屋Uの側壁に形成された外気口33に接続されている。本実施例では、外気口33の部分に吸引ファン等の気体移送装置を設けていないが、設置することも可能である。
通風室32の天井である床31には、通風口34が形成されている。図4において、本実施例では、栽培ベッド2は、長手方向に延びる形状に形成されており、複数条設置されている。そして、通風口34は、各栽培ベッド2の下方に配置されると共に、栽培ベッド2の長手方向に沿って配置されている。
したがって、栽培ベッド2の近傍が通気されることとなり、通風室32からの空気に植物が効果的に接触しやすい。すなわち、通風口34が栽培ベッド2の直下方に設けられることで、通風室32からの温度や湿度が調整された空気が栽培ベッド2の左右両側へ流れ、速やかに植物に供給され、植物の周囲の温度や湿度等の環境が速やかに調整されやすい。
図3において、各通風口34には、通風口34を開放または閉鎖可能な通気シャッター36が設置されている。実施例の通気シャッター36は、回転軸36aを中心として床31に回転可能に支持されている。なお、通気シャッター36は、回転軸36aを中心とする回転で開閉するシャッターに限定されず、通気シャッター36全体を床31に対してスライド移動させて、通風口34を開閉する構成とすることも可能である。
本実施例では、通気シャッター36を開放して、栽培ベッド2で栽培されている植物から落下した葉や茎、枯葉、枯茎、摘葉、摘茎等を、通風口34を通じて通風室32に落下させることが可能である。通風室32に落下した葉等は堆積する。堆積物35は、通風室32を通過する空気で乾燥していき、ごみの量および重量が削減されると共に、空気を加湿することも可能である。また、温室1内での落葉等を掃除する際に、栽培ベッド2の下方の通風口34に落とし込むだけで温室1の清掃が完了するため、温室1の清掃やごみの運搬の手間を削減することができる。さらに、通風室32の軽量化、少量化された堆積物35をまとめて清掃することで落葉等の清掃が完了するため、全体としても清掃の手間が削減される。また、栽培ベッド2が吊り下げ式のため、栽培ベッド2の下方が開放されているので落下した葉や茎等を掃除等により通風口34へ落下させやすい。
図5は実施例の通気シャッターの説明図であり、図5Aはシャッターが閉鎖された状態(開度0%)の説明図、図5Bはシャッターが開度50%の状態の説明図、図5Cはシャッターが開度100%の状態の説明図である。
図5において、通気シャッター36は、板状の固定部37と、固定部37に対して水平方向にスライド移動可能な可動部38とを有する。固定部37および可動部38には、それぞれスリット状の通気孔37a,38aが形成されている。可動部38は、駆動源の一例としてのモータ39で固定部37に対してスライド移動可能に支持されている。したがって、図5Cに示すように、可動部38の通気孔38aが固定部37の通気孔37aと一致する位置に可動部38が移動すると、通気シャッター36の開度が100%となり、通風室32と温室1との通気が最も円滑に行われる状態となる。可動部38を図5Bの状態に移動させると、可動部38の通気孔38aと固定部37の通気孔37aとが半分重なった状態となり、通気シャッター36の開度が50%となる。この状態では、通風室32と温室1との通気が図5Cの状態に比べると50%程度に制限される。可動部38を図5Aの状態に移動させると、可動部38の通気孔38aと固定部37の通気孔37aとが重ならない状態となり、通気シャッター36の開度が0%となる。この状態では、通風室32と温室1との通気がされなくなる。
図3において、前記通風室32には、水平方向の両端部(図3では一方の端部のみを図示)に、加温部材の一例としての放熱管41が設置されている。放熱管41は、内部を熱媒の一例としての水が流動、循環可能に構成されている。放熱管41には、ポンプ42が接続されていて、内部の水が流動される。本実施例では、ポンプ42が作動した場合に、放熱管41の内部の水は、第1の熱交換部43と、第2の熱交換部44を通過するように構成されている。
第1の熱交換部43には、第1の熱交換ポンプ43aで汲み上げられた地下水が通過する配管43bを有する。したがって、第1の熱交換部43では、第1の熱交換ポンプ43aの作動時に、放熱管41の水が、年間を通じて水温がほぼ安定する地下水との間で熱交換が可能となっている。第1の熱交換部43では、春季~秋季は放熱管41の水が主として冷却され、冬季は放熱管41の水が主として加温されることとなる。
第2の熱交換部44には、第2の熱交換ポンプ44aで循環される水が通過する配管44bを有する。配管44bを循環する水は、屋外に設置されたソーラーパネル44cで晴天時や夏季等の高温期に加温される。したがって、第2の熱交換部44では、第2の熱交換ポンプ44aの作動時に、放熱管41の水が、ソーラーパネル44cで加熱された温水との間で熱交換が可能となっている。
したがって、本実施例では、季節や外気温、温室1内の温度等に応じて、第1の熱交換部43および第2の熱交換部44の一方または両方を稼働することで、放熱管41の温度を制御することが可能であり、通風室32を通過する空気の温度を調整することが可能である。なお、建屋Uが設置される場所の地下水の温度やソーラーパネル44cの効率(晴天の日が多い場所や少ない場所)、外気の温度湿度が年間を通じて安定している等の事情に応じて、第1の熱交換部43と第2の熱交換部44のいずれか一方または両方が設けられない構成とすることも可能である。また、ボイラーを使用した熱交換器等を使用することも可能である。
前記通風室32には、放熱管41の下方に結露水回収部の一例であって、加湿部の一例としての側溝46が形成されている。温室1の内部の湿度を下げたい場合に、第1の熱交換部43で放熱管41の温度を低下させ、放熱管41の周囲を通過する空気中の水分を結露させて、除湿して、除湿された空気を温室1に供給することが可能である。この時、結露した水を側溝46で回収可能である。側溝46の水は、側溝46の傾斜で、通風室32の外部に排水することも可能である。
逆に、温室1の内部の湿度を上げたい場合には、側溝46に外部から給水することで、側溝46からの蒸発した水分で、通風室32を通過する空気を加湿し、加湿された空気を温室1に供給することも可能である。この時、結露時に回収された水や雨水を屋外のタンクに溜めておき、タンクの水を利用することも可能である。また、空気の加湿を効率的に行うために、第2の熱交換部44を作動させて空気を加温することも可能である。
また、前記通風室32には、放熱管41よりも外気口33側の位置に、冷却部の一例としての細霧ノズル47が設置されている、細霧ノズル47は、ポンプ47aの作動時に、水タンクからの水を霧状に噴霧する。したがって、水の気化に伴って、通風室32内の空気を冷却したり、湿度を上昇させたりすることが可能である。なお、上昇した湿度は、空気の移動方向の下流側の放熱管41の部分で結露させて除湿することも可能である。前記細霧ノズル47の設置場所は、通風室32の内部に限定されず、外気口33の外側近傍のように空気が通過する任意の位置に変更することも可能である。
なお、側溝46の排水や給水や細霧ノズル47の作動/作動停止は、センサ等で監視して自動的にポンプで給排水等を行う構成とすることも可能であるが、利用者が確認しながら手動でポンプの作動/停止を行う構成とすることも可能である。
図6は実施例の栽培設備の制御部の説明図である。
実施例の制御部Cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御部Cは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、制御部Cは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例の制御部Cは、情報処理装置、いわゆるコンピュータにより構成されている。よって、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(制御部に接続された被制御要素)
実施例の制御部Cは、温度制御装置21や換気制御装置22、二酸化炭素供給装置23、養液供給装置24、排液処理装置26、その他、図示しない被制御要素に制御信号を出力する。
温度制御装置21は、制御部Cからの制御信号に応じて、各ポンプ42,43a,44a,47aを制御して、温室1の内部の温度、湿度を調整、制御する。なお、温室1の内部に結露を感知するセンサを設置して、結露を感知した場合と感知しない場合で、温度や湿度を結露しにくいように調整することが可能である。
換気制御装置22は、通気シャッター36の開度を制御するシャッタ制御回路22aと、天窓1a,1bの開閉を行う天窓開閉装置22bを有する。シャッタ制御回路22aは、制御部Cからの制御信号に応じて、通気シャッター36のモータ39を作動させて、通気シャッター36の開度を制御する。天窓開閉装置22bは、制御部Cからの制御信号に応じて、天窓1a,1bを開閉する。
二酸化炭素供給装置23は、二酸化炭素の収容部の一例としてのガスタンク23aと、弁体の一例としてのガスバルブ23bとを有する。ガスバルブ23bは、制御部Cからの制御信号に応じて開閉され、二酸化炭素の温室1への供給、供給停止を制御する。
養液供給装置24は、水が収容された原水タンク24aと、肥料が収容された肥料タンク24bとを有する。なお、実施例では、肥料の一例として液体肥料が使用されるとともに、肥料タンク24bには、植物に施用される濃度よりも高濃度の濃縮肥料が収容されている。原水タンク24aの水は、原水ポンプ24cで混合タンク24eに供給される。肥料タンク24bの液体肥料は、肥料ポンプ24dで混合タンク24eに供給される。混合タンク24eには、原水タンク24aからの水と、肥料タンク24bからの肥料と、後述する殺菌後の排液とが混合されて、養液が生成される。
混合タンク24eの養液は、各栽培ベッド2での必要量に応じて、給液ポンプ24fで汲み出される。切替弁24gは、給液ポンプ24fからの養液を必要な栽培ベッド2に供給され、且つ、不要な栽培ベッド2に供給されないように切り替える。
各栽培ベッド2へ供給された養液量は、養液量検出センサ24hで計測される。なお、養液量検出センサ24hは、養液供給装置24に限定されず、栽培ベッド2の培地(土壌)に設けた水分センサを使用することも可能である。
栽培ベッド2からの排液は、排液処理装置26の排液量センサ26aで計測される。排液は、排液タンク26bに流入、収容される。排液タンク26bの排液は、排液ポンプ26cで殺菌装置26dに送られる。殺菌装置26dは、紫外線(UV)等で排液を殺菌処理して、混合タンク24eに送られて再利用される。実施例では、殺菌した排液が速やかに混合タンク24eに送られて再使用される。したがって、殺菌後にタンクに所定時間貯留する場合に比べて、殺菌後のタンクで細菌に侵されにくくなっている。
なお、混合タンク24eの液が、所定時間貯留された場合に、排液タンク26bに送って、殺菌装置26dで殺菌して使用するように構成することも可能である。
(制御部に接続された信号入力要素)
図1、図6において、実施例の制御部Cには、各種計測部材、検知部材SN1~SN3,12~19,24h,26aからの信号が入力される。
計測盤11の温度計SN1は、温室1の温度を計測する。
計測盤11の湿度計SN2は、温室1の湿度を計測する。
計測盤11の二酸化炭素濃度計SN3は、温室1の二酸化炭素濃度を計測する。カメラ12は、植物の画像を撮影する。
放射温度計13は、葉温を検出する。
結露感知センサ14は、結露の有無を検出する。
日射計16は日射量を計測する。
風向計17は、風向を計測する。
風速計18は、風速を計測する。
外気温計19は、外気温を計測する。
制御部Cは、以下の機能(機能手段、プログラムモジュール)を有する。
蒸散検出手段51は、湿度検知手段51aと、カメラ画像取得手段51bと、萎れ程度判別手段(画像解析手段)51cとを有し、植物の蒸散が活発であるか否かを判別する。実施例の蒸散検出手段51は、湿度検知手段51aが検出する湿度の上昇(湿度の変化速度)が、予め設定された設定値に達しない場合に、植物の蒸散が活発でないと検出する。すなわち、植物の蒸散が活発であれば、気孔が開いて空気中に水分が多く放出されることとなり、湿度の上昇が高くなり、蒸散が活発でなければ、湿度の上昇が低くなることから、湿度の上昇に基づいて蒸散が活発であるか否かを検出している。なお、設定値は、実験等で予め測定、設定されている。
また、実施例の蒸散検出手段51は、カメラ画像取得手段51bが取得したカメラ12からの画像(観察結果)に基づいて、萎れ程度判別手段51cが、植物が萎れているか否かを判別し、萎れている場合には、気孔が閉じている可能性が高く、蒸散が活発でないと検出する。なお、植物が萎れているか否かは、複数の段階の萎れ具合の葉の画像を予め取得しておき、カメラ12の撮影画像と比較して最も近い萎れ具合の葉の画像を特定することで、萎れ具合を判別可能である。
葉温検出手段52は、放射温度計13の入力信号から葉温を検出する。
日射量検出手段53は、日射計16の入力信号から日射量を検出する。
日射量履歴記憶手段54は、日射量検出手段53が検出した日射量の履歴を記憶する。日射量履歴記憶手段54は、日射計16が測定した日時と対応させて日射量の履歴を記憶する。したがって、日射量の履歴から、本日や昨日、一昨日が晴天日か、非晴天日(曇天、雨天、雪等)かを判定することも可能に構成されている。
養液量検出手段55は、養液量検出センサ24hの入力信号から栽培ベッド2に供給された養液量を取得する。
排液量検出手段56は、排液量センサ26aの入力信号に基づいて栽培ベッド2から排出された排液量を取得する。
二酸化炭素供給制御手段57は、二酸化炭素濃度計SN3の検知結果に基づいて、二酸化炭素の供給および供給停止の制御を行う。二酸化炭素供給制御手段57は、二酸化炭素濃度計SN3の検出する二酸化炭素濃度が予め設定された範囲に収まっている場合には、二酸化炭素の供給を行わず、植物の光合成で二酸化炭素が消費されて、予め設定された範囲を下回ると、二酸化炭素の供給を行う。
実施例の二酸化炭素供給制御手段57は、二酸化炭素供給中に、蒸散検出手段51が植物の蒸散が活発でない状態を検出し、且つ、排液量センサ26aが検出する排液量が設定量に達しない場合に、二酸化炭素の供給を停止する。すなわち、蒸散が活発でなく、排液量が少ないということは、植物は、気孔が開いておらず、養液を多く吸収しているために排液が少なくなっている状態である可能性が高く、光合成が活発でない状態と推定される。したがって、光合成が活発でない状況で二酸化炭素を供給しても、二酸化炭素が光合成に使われにくく、大気中に拡散しやすく、無駄が多く非効率的である。よって、実施例では、蒸散と排液量から光合成が活発でないと推定、判定された場合には、二酸化炭素の供給が停止される。
さらに、実施例の二酸化炭素供給制御手段57は、二酸化炭素を供給中に、前記蒸散検出手段51が植物の蒸散が活発でない状態を検出し、且つ、前記養液量検出センサ24hが検出する養液量が設定量に達する場合にも、二酸化炭素の供給を停止する。すなわち、蒸散が活発でなく、養液量が多いということは、植物は、気孔が開いておらず、養液を多く吸収している状態である可能性が高く、光合成が活発でない状態と推定される。したがって、排液量が少ない場合と同様に、光合成が活発でない状況で二酸化炭素を供給しても非効率的である。よって、実施例では、蒸散と養液量から光合成が活発でないと推定、判定された場合には、二酸化炭素の供給が停止される。
なお、実施例の二酸化炭素供給制御手段57は、排液量が設定量に達しない場合や養液量が設定量に達する場合でも、蒸散が活発であれば、光合成が活発に行われていて、養液が多く植物に吸収されていると推定される。したがって、光合成に必要な二酸化炭素の供給が継続される。
なお、排液量の設定量や養液量の設定量は、実験等で予め測定され、設定されている。
また、実施例の二酸化炭素供給制御手段57は、日射計16の計測結果に基づいて、曇の日が続いた後の晴天日である場合に、二酸化炭素の供給を停止する。曇りの日が続いた後の晴天日は蒸散が活発になることが知られている。したがって、一度に蒸散してしまって蒸散過多になって、生理障害の一例としての萎れの原因になる。よって、この状況で二酸化炭素を供給し続けると、蒸散過多状態での光合成が過剰になり、植物の生理障害が発生する場合がある。したがって、蒸散過多の状況では、蒸散が活発な状況でも、二酸化炭素の供給が停止される。
さらに、実施例の二酸化炭素供給制御手段57は、葉温検出手段52が検出する葉温が設定値に達する場合に、二酸化炭素の供給を停止する。葉温が高いと蒸散が活発になっていることが知られている。したがって、実施例では、蒸散過多になっている可能性があるので、生理障害の一例としての尻腐れ果の発生を抑制するために、二酸化炭素の供給が停止される。
なお、生理障害の発生を、天候や葉温から推測、予測する構成を例示したが、これに限定されない。例えば、植物の生長(伸びや茎の太さ)をカメラ等で経時的に計測して、過剰に生長していると判別することも可能である。また、実施例では、二酸化炭素の供給停止を例示したが、これに限定されず、温室1のカーテンの遮光を行うタイミングを早くしたり潅水量を抑えて生長を抑えることも可能である。
また、二酸化炭素供給制御手段57は、二酸化炭素の供給時(施用時)に、温度が設定値(例えば、1℃/10分)以上急上昇するか、湿度が設定値(例えば、1%/10分)以上急低下した場合に、二酸化炭素の供給を停止する。これは、春先等の朝寒く、昼にかけて温度が急上昇するような状況で、二酸化炭素を継続供給して蒸散が過多になると、生理障害の一例としての尻腐れ果が発生する恐れがある。したがって、二酸化炭素の供給を停止することで、生理障害の発生を抑制可能である。
温度制御手段58は、放熱制御手段58aと、第1の熱交換制御手段58bと、第2の熱交換制御手段58cと、細霧制御手段58dと、結露検知手段58eと、を有し、温度制御装置21(各ポンプ42,43a,44a,47a)を制御して、温室1の温度および湿度を制御する。
放熱制御手段58aは、温度計SN1や湿度計SN2、外気温計19の検知結果に基づいて、放熱管41の作動/作動停止を制御する。実施例では、温室1内の温度が、予め設定された温度上限を超えた場合または温度下限を下回った場合に、通風室32を通過する空気の温度を調整するために、放熱管41のポンプ42を作動させる。一方で、温室1内の温度が温度下限から温度上限の間の温度である場合には、ポンプ42を停止させる。また、温室1内の湿度が、予め設定された湿度上限を超えた場合または湿度下限を下回った場合に、通風室32を通過する空気の湿度を調整するために、放熱管41のポンプ42を作動させる。
第1の熱交換制御手段58bは、温度計SN1や湿度計SN2、外気温計19の検知結果に基づいて、第1の熱交換部43の作動/作動停止を制御する。実施例では、温室1内の温度が、予め設定された温度上限を超えた場合に、第1の熱交換ポンプ43aを作動させる。これにより、通風室32を通過する空気が冷却されて、温室1に冷たい空気を導入される。よって、温室1内の温度を下げることが可能である。なお、温室1内の温度が温度上限に達しない場合には、第1の熱交換ポンプ43aを停止させる。
また、温室1内の湿度が、予め設定された湿度上限を超えた場合には、第1の熱交換ポンプ43aを作動させる。これにより、放熱管41の水が冷却されて、通風室32を通過する空気が放熱管41の部分で結露しやすくなり、空気の湿度を低下させることが可能である。
第2の熱交換制御手段58cは、温度計SN1や湿度計SN2、外気温計19の検知結果に基づいて、第2の熱交換部44の作動/作動停止を制御する。実施例では、温室1内の温度が、予め設定された温度下限を下回る場合に、第2の熱交換ポンプ44aを作動させる。これにより、通風室32を通過する空気が加温されて、温室1に温かい空気が導入される。よって、温室1内の温度を上昇させることが可能である。なお、温室1内の温度が温度下限に達する場合には、第2の熱交換ポンプ44aを停止させる。また、温室1内の湿度が、予め設定された湿度下限に達しない場合に、第2の熱交換ポンプ44aを作動させる。これにより、通風室32を通過する空気が加温され、空気中により多くの水蒸気を含ませることが可能な状態になり、通風室32を通過する空気の湿度を上昇させることが可能である。このとき、側溝46に給水すると、側溝46の水が蒸発しやすくなる。
細霧制御手段58dは、温度計SN1や湿度計SN2、外気温計19の検知結果に基づいて、第2の熱交換部44の作動/作動停止を制御する。実施例では、温室1内の温度が、予め設定された温度上限を上回る場合に、ポンプ47aを作動させる。これにより、通風室32を通過する空気が冷却されて、温室1に冷たい空気を導入される。よって、温室1内の温度を下げることが可能である。また、温室1内の湿度が、予め設定された湿度下限に達しない場合に、ポンプ47aを作動させる。これにより、通風室32を通過する空気の湿度を上昇させて、温室1の湿度を上昇させることが可能である。
なお、第1の熱交換制御手段58bや第2の熱交換制御手段58cと、細霧制御手段58dとは、条件が重なった場合に同時に作動する場合があるが、これに限定されない。例えば、温室1が高温高湿の場合は、第1の熱交換制御手段58bが機能し、温室1が高温低湿の場合は細霧制御手段58dが機能し、温室1が低温低湿の場合は、第2の熱交換制御手段58cが機能するというように、各手段58b~58dが選択的に機能する構成とすることも可能である。
結露検知手段58eは、結露感知センサ14の入力信号に基づいて、結露が発生しているか否かを判別、検知する。
換気制御手段59は、天窓開度制御手段59aと、通気開度制御手段59bとを有し、温室1の換気を制御する。実施例の換気制御手段59は、換気制御装置22を制御して、温室1内の空気の循環と、外気との空気の入れ替え(通気)の制御を行う。具体的には、換気制御手段59は、通風室32から温室1内に空気を導入する場合(通気する場合)、すなわち、温度や湿度が所定の下限値~上限値の間にない場合には、通気シャッター36を開放すると共に、天窓1a,1bも開放する。これにより、温室1の下方から上方に空気が抜けやすくなり、温室1の全体が通気されやすくなっている。また、結露が発生した場合には、通風室32で除湿された低湿の空気を温室1に供給させる。
天窓開度制御手段59aは、風向計17の検知結果に基づいて、風下側の天窓1a,1bを開放して、風上側の天窓1a,1bを閉鎖する。また、実施例の天窓開度制御手段59aは、二酸化炭素の供給中は、風向計17の検知結果から、風下側の天窓1a,1bの開度が、二酸化炭素が供給されていない場合の開度よりも小さく設定される。したがって、通気により二酸化炭素が外気に放出される量が抑制される。
通気開度制御手段59bは、通風室32から温室1に通気する場合は、可動部38を開放位置(図5Cに示す状態)に移動し、通気しない場合は、可動部38を閉塞位置(図5Aに示す状態)に移動させる。
なお、通気シャッター36の開度について、0%か100%の場合を例示したがこれに限定されない。例えば、温室1の温度や湿度の上限値や下限値との差分が大きいほど開度を大きくし、差分が小さいほど開度を小さくすることも可能である。また、風速計18で計測した風速で、予め設定された閾値よりも強風が吹いている場合に、天窓1a,1bや通気シャッター36の開度を小さくして、温室1に吹き込む空気の量を所定の範囲に調整する(均一化する)ことも可能である。
養液供給制御手段61は、養液供給装置24を制御して、栽培ベッド2に養液を供給する。
排液処理制御手段62は、排液処理装置26を制御して、栽培ベッド2からの排液の処理を行う。
前記構成を備えた実施例の栽培設備Sでは、温室1への通気が必要な場合には、温室の下部の通風口34から上部の天窓1a,1bに空気が抜けやすい構成となっている。したがって、従来技術のように天窓だけで換気を行う構成に比べて、建屋U内の換気を十分に行うことが可能である。
特に、実施例の栽培設備Sでは、風下側の天窓1a,1bが開放されており、風上側の外気口33から谷風や山風が吹き込みやすい。よって、ファン等の空気を吸引する部材を使用しなくても、温室1の通気が可能となっている。よって、ファン等を使用する場合に比べて、製造費用を削減可能であり、ファンを駆動するための電気代のようなランニングコストも削減可能である。
なお、通風室32は、堆積物35の清掃のために人が立ち入ることができるように、コンクリート基礎を使用したり、栽培ベッド2に対して作業する作業者が移動する床31として鋼鉄製の梁やフラットデッキプレート、床スラブコンクリート等を使用して、十分な強度を持つ用に補強することが望ましい。
図7は本実施例の別の形態の説明図である。
植物の生育を促すための二酸化炭素の供給源として、図7に示すように、外気口33に牛や豚等の家畜を飼育する畜舎71の換気口72に繋がるダクト73を接続して、家畜からの二酸化炭素を通風室32を通じて温室1に導入するように構成することも可能である。
図8は本実施例のさらに別の形態の説明図である。
通風室32は、床下であるため、暗く、さらに、温室1に比べると比較的湿度が高くなりやすい。したがって、図8に示すように、暗く、湿った環境を利用して、通風室32内にキノコ培養棚76を設置して、キノコの栽培を行うようにすることも可能である。このとき、キノコの生育に伴って発生する二酸化炭素を温室1に供給して、温室1内の植物の生育を促すことも可能である。
(変更例)
ここまで本発明の実施例を説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲で変更することが可能である。
例えば、栽培設備Sが設置された場所が、寒冷地や温暖地、風のほとんど吹かない地域で、温度制御装置21での温度制御では真冬や真夏に温度制御が対応しきれない場合には、特許文献1に記載されているような温水パイプや温風送風機、細霧冷房装置、換気ファン、エアコン等を、補助的に使用する構成とすることも可能である。
1…栽培室、
1c…換気口、
2…栽培ベッド、
18…風速計、
31…床、
34…通風口、
36…シャッター、
C…制御部、
S…栽培設備、
U…建屋。

Claims (3)

  1. 栽培室(1)を内部に有し、栽培室(1)内に植物を栽培する栽培ベッド(2)が設置された建屋(U)と、
    前記栽培室(1)の床(31)に設けられ、前記建屋(U)の内部と外部とを通風する通風口(34)と、
    前記栽培室(1)の頂部に設けられ、前記建屋(U)の内部と外部とを通風する換気口(1c)と、
    を備えたことを特徴とする栽培設備。
  2. 長手方向に延びる栽培ベッド(2)が複数設置され、
    前記通風口(34)は、前記栽培ベッド(2)の下方且つ前記栽培ベッド(2)の長手方向に沿って配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載の栽培設備。
  3. 前記通風口(34)を開閉するシャッター(36)と、
    前記栽培室(1)の外部の風速を計測する風速計(18)と、
    前記風速計(18)の計測結果が予め定められた閾値よりも高い場合に、前記シャッター(36)の開度を下げる制御部(C)と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の栽培設備。
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