JP2003210036A - 椎茸栽培棟及び椎茸栽培棚 - Google Patents

椎茸栽培棟及び椎茸栽培棚

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JP2003210036A
JP2003210036A JP2002010866A JP2002010866A JP2003210036A JP 2003210036 A JP2003210036 A JP 2003210036A JP 2002010866 A JP2002010866 A JP 2002010866A JP 2002010866 A JP2002010866 A JP 2002010866A JP 2003210036 A JP2003210036 A JP 2003210036A
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JP
Japan
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shiitake
shelf
shiitake cultivation
stage
shelves
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JP2002010866A
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English (en)
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Makoto Hisataka
誠 久高
Toshichika Fujita
利親 藤田
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NIPPON CHOON KK
SANKIN CORP
Original Assignee
NIPPON CHOON KK
SANKIN CORP
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 菌床を並べる為の各棚の各段迄、万遍なく換
気することが可能な椎茸栽培棟の提供。 【解決手段】 複数段の棚14を複数配置し、椎茸の種
菌を接種した複数の菌床を棚14に載置して、椎茸を栽
培する為の椎茸栽培棟1。吸気の為の窓3と、排気及び
排水の為に床に設けられた溝5と、溝5から外部へ排気
する排気装置10aとを備え、溝5は、棚14の長手方
向の各中央部が近接するように設けられ、窓3から溝5
への経路により換気するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数段の棚を複数
配置し、椎茸の種菌を接種した複数の菌床を棚に載置し
て、椎茸を栽培する為の椎茸栽培棟及びその椎茸栽培棚
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】椎茸を栽培する場合、従来は、コナラ、
クヌギ等を伐採し乾燥させた原木に菌を接種した榾木
(ほたぎ)による栽培が行われていた。榾木は、枝葉を
掛けたり(裸地伏せ)、常葉樹と落葉樹との混交林又は
マツと落葉樹との二段林等に伏せ込んだり(林内伏せ)
して、直射日光が当たらないようにし、また、風通しを
良くしておく必要があり、栽培環境に十分注意しなけれ
ばならなかった。しかし、最近は、榾木の代わりに、お
がくず、ぬか、でんぷん質、蛋白質、水等を混合してブ
ロック状に固めた菌床を使用し、空調付きの栽培棟内
で、この菌床を複数段の棚に多数並べて栽培するように
なって来ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】椎茸は、大量の酸素を
消費して炭酸ガスを排出するが、栽培棟内で栽培する場
合、栽培棟内の酸素濃度の目安として炭酸ガス濃度が3
000ppm前後の期間が続くと、椎茸の成育が悪くな
る。その為、栽培棟内の炭酸ガス濃度を、品種によって
は、好ましくは1000ppm、理想的には300pp
m程度に抑制しておくことが必要である。
【0004】ところが、栽培棟内に、菌床を並べた棚を
多数配置すると、各棚の各段迄万遍なく換気することが
困難になり、炭酸ガス濃度にむらが生じ、炭酸ガス濃度
検出器を使用して換気による濃度管理を行っても、高濃
度の箇所が解消されないという問題がある。本発明は、
上述したような事情に鑑みてなされたものであり、第1
乃至10発明では、菌床を並べる為の各棚の各段迄、万
遍なく換気することが可能な椎茸栽培棟を提供すること
を目的とする。第11,12発明では、本発明に係る椎
茸栽培棟に好適な、菌床を並べる為の椎茸栽培棚を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る椎茸栽培
棟は、複数段の棚を複数配置し、椎茸の種菌を接種した
複数の菌床を前記棚に載置して、椎茸を栽培する為の椎
茸栽培棟において、吸気の為の窓と、排気及び排水の為
に床に設けられた溝と、該溝から外部へ排気する排気装
置とを備え、前記窓から溝への経路により換気すべくな
してあることを特徴とする。
【0006】この椎茸栽培棟では、複数段の棚を複数配
置し、椎茸の種菌を接種した複数の菌床を棚に載置し
て、椎茸を栽培する。窓から吸気し、床に設けられた溝
から外部へ排気及び排水する。排気装置は、溝から外部
へ排気し、窓から溝への経路により換気するように構成
している。これにより、菌床を並べた各棚の各段迄、万
遍なく換気することが可能な椎茸栽培棟を実現すること
が出来る。
【0007】第2発明に係る椎茸栽培棟は、前記窓は、
天窓であることを特徴とする。
【0008】この椎茸栽培棟では、窓は、天窓であるの
で、太陽光線が天窓を透過して、椎茸栽培に必要な採光
が保たれ、また、菌床を並べた各棚の各段迄、万遍なく
換気することが可能な椎茸栽培棟を実現することが出来
る。
【0009】第3発明に係る椎茸栽培棟は、前記溝は、
前記棚の長手方向の各中央部が近接すべく設けられてい
ることを特徴とする。
【0010】この椎茸栽培棟では、溝は、菌床を並べる
為の棚の長手方向の各中央部が近接するように設けられ
ているので、各棚毎の換気が均一に行われ、各棚の各段
迄、万遍なく換気することが可能な椎茸栽培棟を実現す
ることが出来る。
【0011】第4発明に係る椎茸栽培棟は、前記棚は、
移動の為の複数の車輪と、前記菌床を載置する為に、各
段の長手方向に渡した複数の棒状部材とを備え、各段の
面積は、下段よりも上段の方を小さくしてあることを特
徴とする。
【0012】この係る椎茸栽培棟では、菌床を並べる為
の棚は、移動の為の複数の車輪と、菌床を載置する為
に、各段の長手方向に渡した複数の棒状部材とを備え、
各段の面積は、下段よりも上段の方を小さくしてあるの
で、棚の間が密になるように、棚を移動させて並べて
も、各棚間の隙間及び各棚の各段を空気が上から下へ流
れ、各棚の各段迄、万遍なく換気することが可能であ
り、また、菌床の載置、手入れ及び収穫時には、棚を移
動して通路を確保出来、より多くの菌床を収容すること
が出来る椎茸栽培棟を実現することが出来る。
【0013】第5発明に係る椎茸栽培棟は、前記棚は、
移動の為の複数の車輪を備え、各段は、網形状又は通気
孔を有する板形状であり、各段の面積は、下段よりも上
段の方を小さくしてあることを特徴とする。
【0014】この係る椎茸栽培棟では、菌床を並べる為
の棚は、移動の為の複数の車輪を備え、各段は、網形状
又は通気孔を有する板形状であり、各段の面積は、下段
よりも上段の方を小さくしてあるので、棚の間が密にな
るように、棚を移動させて並べても、各棚間の隙間と網
又は通気孔とを空気が上から下へ流れ、各棚の各段迄万
遍なく換気することが可能であり、また、菌床の載置、
手入れ及び収穫時には、棚を移動して通路を確保出来、
より多くの菌床を収容することが出来る椎茸栽培棟を実
現することが出来る。
【0015】第6発明に係る椎茸栽培棟は、前記溝は、
複数の蓋板により覆われ、該蓋板は、前記排気装置から
遠ざかる程、大きい通気孔を有することを特徴とする。
【0016】この椎茸栽培棟では、溝は、複数の蓋板に
より覆われ、蓋板は、排気装置から遠ざかる程、大きい
通気孔を有するので、窓からの吸気が、排気装置から遠
い溝へも均一に吸い込まれ、菌床を並べた各棚の各段迄
万遍なく換気することが可能な椎茸栽培棟を実現するこ
とが出来る。
【0017】第7発明に係る椎茸栽培棟は、内部空気の
炭酸ガス濃度を検出する1又は複数の検出器を更に備
え、前記排気装置は、該検出器の検出値が3000pp
mを超えないように運転すべくなしてあることを特徴と
する。
【0018】この椎茸栽培棟では、1又は複数の検出器
が、内部空気の炭酸ガス濃度を検出し、排気装置は、検
出器の検出値が3000ppmを超えないように運転す
るように構成してあるので、椎茸の成育に最適な環境を
得ることが出来、菌床を並べた各棚の各段迄万遍なく換
気することが可能な椎茸栽培棟を実現することが出来
る。
【0019】第8発明に係る椎茸栽培棟は、複数段の棚
を複数配置し、椎茸の種菌を接種した複数の菌床を前記
棚に載置して、椎茸を栽培する為の椎茸栽培棟におい
て、吸気の為の天窓と、排気及び排水の為に前記棚の長
手方向の各中央部が近接すべく設けられた溝と、該溝か
ら外部へ排気する排気装置と、該溝を覆い、該排気装置
から遠ざかる程大きい通気孔を有する複数の蓋板と、内
部空気の炭酸ガス濃度を検出する1又は複数の検出器
と、該検出器の検出値が3000ppmを超えないよう
に、前記排気装置を運転する手段とを備え、前記棚は、
移動の為の複数の車輪を有し、前記棚の各段の面積は、
下段よりも上段の方を小さくしてあり、前記天窓から溝
への経路により換気すべくなしてあることを特徴とす
る。
【0020】この椎茸栽培棟では、複数段の棚を複数配
置し、椎茸の種菌を接種した複数の菌床を棚に載置し
て、椎茸を栽培する。天窓から吸気し、棚の長手方向の
各中央部が近接するように設けられた溝から、排気及び
排水を行い、排気装置が、溝から外部へ排気する。排気
装置から遠ざかる程大きい通気孔を有する複数の蓋板が
溝を覆っている。1又は複数の検出器が、内部空気の炭
酸ガス濃度を検出し、運転する手段が、検出器の検出値
が3000ppmを超えないように、排気装置を運転す
る。移動の為の複数の車輪が各棚を移動可能とし、棚の
各段の面積は、下段よりも上段の方を小さくしてあり、
天窓から溝への経路により換気するように構成してあ
る。
【0021】これにより、太陽光線が天窓を透過して、
椎茸栽培に必要な採光が保たれ、また、菌床を並べる為
の各棚の各段迄、万遍なく換気することが可能である。
また、棚の間が密になるように、棚を移動させて並べて
も、各棚間の隙間及び各棚の各段を空気が上から下へ流
れ、各棚の各段迄、万遍なく換気することが可能であ
り、また、菌床の載置、手入れ及び収穫時には、棚を移
動して通路を確保出来、より多くの菌床を収容すること
が出来る。また、天窓からの吸気が、排気装置から遠い
溝へも均一に吸い込まれ、菌床を並べる為の各棚の各段
迄万遍なく換気することが可能である。また、椎茸の成
育に最適な環境を得ることが出来、菌床を並べる為の各
棚の各段迄万遍なく換気することが可能である。
【0022】第9発明に係る椎茸栽培棟は、内部からの
排気及び外部からの吸気の熱交換を行う熱交換型換気装
置を更に備えることを特徴とする。
【0023】この椎茸栽培棟では、熱交換型換気装置
が、内部からの排気及び外部からの吸気の熱交換を行う
ので、菌床を並べた各棚の各段迄、万遍なく換気するこ
とが可能であり、空調の為のエネルギー損失が小さい椎
茸栽培棟を実現することが出来る。
【0024】第10発明に係る椎茸栽培棟は、前記菌床
に灌水する為の灌水設備を更に備え、該灌水設備を作動
させるときは、前記排気装置及び熱交換型換気装置を停
止すべくなしてあることを特徴とする。
【0025】この椎茸栽培棟では、灌水設備が菌床に灌
水し、灌水設備を作動させるときは、排気装置及び熱交
換型換気装置を停止するように構成してあるので、灌水
された霧状の水が、菌床を並べた各棚の各段迄万遍なく
行き渡ると共に、排気装置及び熱交換型換気装置に水滴
がかみ込む不具合いを防止出来、菌床を並べる為の各棚
の各段迄万遍なく換気することが可能な椎茸栽培棟を実
現することが出来る。
【0026】第11発明に係る椎茸栽培棚は、請求項1
〜10の何れかに記載された椎茸栽培棟で使用される複
数段を有する棚であり、移動の為の複数の車輪と、菌床
を載置する為に、各段の長手方向に渡した複数の棒状部
材とを備え、各段の面積は、下段よりも上段の方を小さ
くしてあることを特徴とする。
【0027】この椎茸栽培棚は、請求項1〜10の何れ
かに記載された椎茸栽培棟で使用される複数段を有する
棚であり、移動の為の複数の車輪と、菌床を載置する為
に、各段の長手方向に渡した複数の棒状部材とを備え、
各段の面積は、下段よりも上段の方を小さくしてあるの
で、棚の間が密になるように、棚を移動させて並べて
も、各棚間の隙間及び各棚の各段を空気が上から下へ流
れ、各棚の各段迄、万遍なく換気することが可能であ
り、本発明に係る椎茸栽培棟に好適な、また、椎茸栽培
棟内により多くの菌床を収容することが出来る椎茸栽培
棚を実現することが出来る。
【0028】第12発明に係る椎茸栽培棚は、請求項1
〜10の何れかに記載された椎茸栽培棟で使用される複
数段を有する棚であり、移動の為の複数の車輪を備え、
各段は、通気孔を有する形状又は網形状であり、各段の
面積は、下段よりも上段の方を小さくしてあることを特
徴とする。
【0029】この椎茸栽培棚は、請求項1〜10の何れ
かに記載された椎茸栽培棟で使用される複数段を有する
棚であり、移動の為の複数の車輪を備え、各段は、通気
孔を有する形状又は網形状であり、各段の面積は、下段
よりも上段の方を小さくしてあるので、棚の間が密にな
るように、棚を移動させて並べても、各棚間の隙間と網
又は通気孔とを空気が上から下へ流れ、各棚の各段迄万
遍なく換気することが可能であり、本発明に係る椎茸栽
培棟に好適な、また、椎茸栽培棟内により多くの菌床を
収容することが出来る椎茸栽培棚を実現することが出来
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、その実施の形
態を示す図面を参照しながら説明する。図1は、本発明
に係る椎茸栽培棟の外観を示す正面図(a)及び側面図
(b)である。この椎茸栽培棟1は、切妻屋根を有し、
妻側の幅10000mm、奥行き17000mm、側壁
の高さ3400mm、屋根の最頂部の高さ5430mm
の、簡易冷蔵庫のような断熱密閉構造である。妻側の中
央部に幅4000mm、高さ3000mmの引き分け吊
り戸式の断熱扉2が設けられ、図示しない反対側の妻側
の中央部にも同様の断熱扉2が設けられている。
【0031】この椎茸栽培棟1は、屋根の最頂部の約4
/5の長さに渡って、2つの開平可能な天窓3が設けら
れている。椎茸栽培棟1内の床には、両端から床幅のそ
れぞれ約1/4の位置に、奥行き方向に延びるピット5
(溝)が2本設けられ、各ピット5は、各中間部で分岐
してそれぞれの側の側壁外に延設されている。一方の妻
側の中央、最上部には、吸気用の400Φ無段階風量調
節器付ファン4aが設けられている。椎茸栽培棟1の周
囲は、両側壁側は幅2000mm、一方の妻側は幅25
00mm、他方の妻側は幅3500の各舗装面17が設
けられ、各舗装面17の外側には排水溝9が巡らせてあ
る。
【0032】2つの断熱扉2の一方には、奥行き250
0mmの庇8が、他方には、奥行き3500mmの庇8
がそれぞれ設けてある。椎茸栽培棟1の一方の側壁側の
排水溝9の外側には、クーラの室外機7が設置されてい
る。
【0033】図2は、椎茸栽培棟1に付設されたピット
換気関連設備の配置を示す説明図である。ピット5の各
側壁外の延設部の先端には、図2(a)に示すように、
排気、排水集合弁10が設けられ、椎茸栽培棟1の密閉
状態を保ちながら、排気及び排水を行う。このうち、排
気は、排水集合弁10の上方に設けられた350Φ無段
階風量調節器付ファン10a(排気装置)により、排水
集合弁10から側壁上部迄延設されたダクト11内を通
って外部へ排出される。排水は、排水集合弁10から外
部の下水道へ排出される。
【0034】椎茸栽培棟1内は、図2(b)に示すよう
に、床面に上述したピット5が奥行き方向に2本設置さ
れ、菌床を載置する為の多数の椎茸栽培棚14が、その
長手方向の中央部でそれぞれのピット5を跨ぐように、
奥行き方向に並べられている。上述した換気扇4aに連
結するダクト4(図4)の直下には、低風量型ユニット
クーラ12が設置され、低風量型ユニットクーラ12の
両側壁側には、二流対式加湿器13が設置されている。
【0035】図3は、椎茸栽培棟1内のピット5の配置
状況を示す説明図である。2本のピット5は、それぞれ
側壁から2000mmの位置に側壁に平行に14000
mmの長さで配置され、U字溝を連ねて形成されてい
る。2本のピット5は、上述したように、各中央部で分
岐して各側壁の外部迄延設されている。
【0036】ピット5は、厚さ4mm、幅400mm、
長さ910mmの多数の鋼板15(蓋板)により覆われ
ている。各鋼板15には、2つの通気孔16が設けられ
ており、通気孔16の大きさは、ファン10a(排気装
置)(図2)に近い鋼板15では30Φであり、ファン
10aから遠ざかるに従って、40Φ、50Φ、60
Φ、80Φのように大きくして、吸い込み量が各鋼板1
5で均一になるようにしてある。ファン10a(排気装
置)(図2)が作動することにより、各通気孔16から
ピット5経由で椎茸栽培棟1内の空気が排気される。そ
れに伴い天窓3から吸気された外気は、各椎茸栽培棚1
4の各段を経由して、各通気孔16から吸いこまれ、こ
れにより、各椎茸栽培棚14の各段に万遍なく外気が供
給される。
【0037】排水集合弁10は、排水溝9からも埋設管
18を通じて集水し、外部の下水道(図示せず)へ排出
する。上述したクーラの室外機7(図1)に隣接して、
給水タンク25が設置され、椎茸栽培棟1内へは、埋設
された給水配管19を通じて給水する。クーラの室外機
7の冷媒配管20も埋設されている。
【0038】図4は、椎茸栽培棟1内の吸気用のダクト
4の配置を示す説明図である。ダクト4は、400Φ無
段階風量調節器付ファン4aに連結され、吸気口に近い
部分は300Φ、吸気口から遠い部分は200Φの大き
さであり、2つの低風量型ユニットクーラ12に接続さ
れている。吸気用のダクト4は、天窓3からの吸気以外
の、低風量型ユニットクーラ12による吸気、及び天窓
3を閉じて椎茸栽培棟1内を正圧にする場合の吸気に使
用される。
【0039】図5は、椎茸栽培棟1内の熱交換型換気扇
(熱交換型換気装置)及びその関連設備の配置を示す説
明図である。熱交換型換気扇22は、2つの低風量型ユ
ニットクーラ12間に設置され、これらの低風量型ユニ
ットクーラ12と外気吐出管21で接続されている。熱
交換型換気扇22は、吸気口が椎茸栽培棟1内側壁沿い
の床付近に設けられ、側壁沿いに立ち上がり、椎茸栽培
棟1内上方に敷設された室内空気吸気管24、椎茸栽培
棟1内上方を側壁の外部へ延設された室内空気排気管2
4a、及び椎茸栽培棟1内上方を側壁の外部へ延設され
た外気吸気管23に接続している。
【0040】熱交換型換気扇22は、室内空気吸気管2
4からの室内空気と、外気吸気管23からの外気との熱
交換を行い、熱交換後の室内空気を室内空気排気管24
aから室外(棟外)へ排気し、熱交換後の外気を外気吐
出管21を通じて低風量型ユニットクーラ12へ吐出す
ることにより、椎茸栽培棟1内の温度を一定に保つよう
に換気する。低風量型ユニットクーラ12は、備え付け
られたサランネットフィルタを透過した室内(棟内)か
らの吸気と、熱交換型換気扇22からの熱交換後の外気
と、上述した吸気用のダクト4からの外気とを混合し、
適温に冷却又は加熱して直接室内(棟内)へ吐出する。
椎茸栽培棟1内には、熱交換型換気扇22及び低風量型
ユニットクーラ12以外にも、内部空気を循環する為の
図示しない循環扇が設けられている。
【0041】図6は、椎茸栽培棟1内の灌水設備の配置
を示す説明図である。椎茸栽培棟1内の灌水設備は、天
井部に設けられ、灌水ノズル28aを9個宛備えたルー
プ給水配管28を4つ備えている。各ループ給水配管2
8は、菌床を載置する為の多数の椎茸栽培棚14に均等
に灌水出来るように、椎茸栽培棚14の列の上方に方形
の環状に設置される。
【0042】給水タンク25(図3)から、埋設された
給水配管19及び給水配管26により椎茸栽培棟1内に
送られた水は、2つの立ち上がり管29により各ループ
給水配管28に上げられる。各ループ給水配管28は、
それぞれの電磁弁27により、個別に給水/停止が制御
される。1つ以上のループ給水配管28の電磁弁27が
作動し給水されるときは、後述する分電盤及び操作盤3
3により、2つのファン10a(排気装置)、熱交換型
換気扇22、低風量型ユニットクーラ12及び上述した
循環扇の運転が停止され、それぞれが水滴をかみ込むの
を防止する。
【0043】図7は、椎茸栽培棟1内の椎茸栽培棚14
の配置状況を示す説明図である。椎茸栽培棚14は、8
台宛密集して並べられた4グループに分けられ、椎茸栽
培棟1内に田の字形に配置されている。各グループは、
各椎茸栽培棚14の長手方向の各中央部がピット5に近
接するように配置されている。椎茸栽培棟1内の中央部
側壁の室内空気吸気管24の吸気口付近には、炭酸ガス
濃度を検出する検出器32が設置されている。2つのフ
ァン10a(排気装置)は、後述する分電盤及び操作盤
33により、検出器32の検出値が3000ppmを超
えないように運転制御される。
【0044】一方の断熱扉2に隣接する椎茸栽培棟1の
外壁に沿って、温風暖房機30が設置され、必要時に椎
茸栽培棟1内に敷設されたダクトを通じて、温風を送り
込む。他方の断熱扉2に隣接する椎茸栽培棟1の外壁に
沿って、分電盤及び操作盤33が設置され、上述した各
設備及び各装置の各操作制御を行う。
【0045】図8は、椎茸栽培棚14の構成を示す上面
図(a)、正面図(b)及び側面図(c)である。椎茸
栽培棚14は、ストッパー付の200Φキャスタ14d
(車輪)を4つ備えており、移動可能である。椎茸栽培
棚14は、棚を最上段を含めて8段備えており、最下段
の枠組14cを50mm×50mmの角パイプで組み、
8本の各柱14eに3mm×40mm×40mmのL鋼
を、各横桟14bに3mm×30mm×30mmのL鋼
を使用している。各段は、20Φのパイプ14a(棒状
部材)を長手方向に各4本平行に渡してある。椎茸栽培
棚14の各段の幅は、最下段が600mm、最上段が4
50mmとなって、上段程小さくなっている。
【0046】椎茸栽培棚14の各段の長さは4000m
mであり、図8(c)に示すように、各菌床31が2本
のパイプ14aを横架するようにして、菌床31を2列
で載置することが出来る。図8(b)(c)には、菌床
31を最上段及び次段に載置した状態を図示している
が、実際には、全段に載置する。菌床31は、おがく
ず、ぬか、でんぷん質、蛋白質、水、栄養体等を混合し
て、130mm×200mm×140mm程度のブロッ
ク状に固めてある。椎茸栽培棚14のキャスタ14dか
らの高さは、最上段迄載置した菌床31を含めて239
0mmとなる。尚、図9に示すように、椎茸栽培棚14
の各段を金網形状又は通気孔を多数設けた板形状にして
も良い。尚、上述した実施の形態は、本発明に係る椎茸
栽培棟及び椎茸栽培棚の1例であり、本発明の範囲を限
定するものではない。
【0047】
【発明の効果】第1発明に係る椎茸栽培棟によれば、菌
床を並べた各棚の各段迄、万遍なく換気することが可能
な椎茸栽培棟を実現することが出来る。
【0048】第2発明に係る椎茸栽培棟によれば、太陽
光線が天窓を透過して、椎茸栽培に必要な採光が保た
れ、また、菌床を並べた各棚の各段迄、万遍なく換気す
ることが可能な椎茸栽培棟を実現することが出来る。
【0049】第3発明に係る椎茸栽培棟によれば、各棚
毎の換気が均一に行われ、各棚の各段迄、万遍なく換気
することが可能な椎茸栽培棟を実現することが出来る。
【0050】第4発明に係る椎茸栽培棟によれば、棚の
間が密になるように、棚を移動させて並べても、各棚間
の隙間及び各棚の各段を空気が上から下へ流れ、各棚の
各段迄、万遍なく換気することが可能であり、また、菌
床の載置、手入れ及び収穫時には、棚を移動して通路を
確保出来、より多くの菌床を収容することが出来る椎茸
栽培棟を実現することが出来る。
【0051】第5発明に係る椎茸栽培棟によれば、棚の
間が密になるように、棚を移動させて並べても、各棚間
の隙間と網又は通気孔とを空気が上から下へ流れ、各棚
の各段迄万遍なく換気することが可能であり、また、菌
床の載置、手入れ及び収穫時には、棚を移動して通路を
確保出来、より多くの菌床を収容することが出来る椎茸
栽培棟を実現することが出来る。
【0052】第6発明に係る椎茸栽培棟によれば、窓か
らの吸気が、排気装置から遠い溝へも均一に吸い込ま
れ、菌床を並べた各棚の各段迄万遍なく換気することが
可能な椎茸栽培棟を実現することが出来る。
【0053】第7発明に係る椎茸栽培棟によれば、椎茸
の成育に最適な環境を得ることが出来、菌床を並べた各
棚の各段迄万遍なく換気することが可能な椎茸栽培棟を
実現することが出来る。
【0054】第8発明に係る椎茸栽培棟によれば、太陽
光線が天窓を透過して、椎茸栽培に必要な採光が保た
れ、また、菌床を並べる為の各棚の各段迄、万遍なく換
気することが可能である。また、棚の間が密になるよう
に、棚を移動させて並べても、各棚間の隙間及び各棚の
各段を空気が上から下へ流れ、各棚の各段迄、万遍なく
換気することが可能であり、また、菌床の載置、手入れ
及び収穫時には、棚を移動して通路を確保出来、より多
くの菌床を収容することが出来る。また、天窓からの吸
気が、排気装置から遠い溝へも均一に吸い込まれ、菌床
を並べる為の各棚の各段迄万遍なく換気することが可能
である。また、椎茸の成育に最適な環境を得ることが出
来、菌床を並べる為の各棚の各段迄万遍なく換気するこ
とが可能である。
【0055】第9発明に係る椎茸栽培棟によれば、菌床
を並べた各棚の各段迄、万遍なく換気することが可能で
あり、空調の為のエネルギー損失が小さい椎茸栽培棟を
実現することが出来る。
【0056】第10発明に係る椎茸栽培棟によれば、灌
水された霧状の水が、菌床を並べた各棚の各段迄万遍な
く行き渡ると共に、排気装置及び熱交換型換気装置に水
滴がかみ込む不具合いを防止出来、菌床を並べる為の各
棚の各段迄万遍なく換気することが可能な椎茸栽培棟を
実現することが出来る。
【0057】第11発明に係る椎茸栽培棚によれば、棚
の間が密になるように、棚を移動させて並べても、各棚
間の隙間及び各棚の各段を空気が上から下へ流れ、各棚
の各段迄、万遍なく換気することが可能であり、本発明
に係る椎茸栽培棟に好適な、また、椎茸栽培棟内により
多くの菌床を収容することが出来る椎茸栽培棚を実現す
ることが出来る。
【0058】第12発明に係る椎茸栽培棚によれば、棚
の間が密になるように、棚を移動させて並べても、各棚
間の隙間と網又は通気孔とを空気が上から下へ流れ、各
棚の各段迄万遍なく換気することが可能であり、本発明
に係る椎茸栽培棟に好適な、また、椎茸栽培棟内により
多くの菌床を収容することが出来る椎茸栽培棚を実現す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る椎茸栽培棟の外観を示す正面図及
び側面図である。
【図2】椎茸栽培棟に付設されたピット換気関連設備の
配置を示す説明図である。
【図3】椎茸栽培棟内のピットの配置状況を示す説明図
である。
【図4】椎茸栽培棟内の吸気用のダクトの配置を示す説
明図である。
【図5】椎茸栽培棟内の熱交換型換気扇及びその関連設
備の配置を示す説明図である。
【図6】椎茸栽培棟内の灌水設備の配置を示す説明図で
ある。
【図7】椎茸栽培棟内の椎茸栽培棚の配置状況を示す説
明図である。
【図8】椎茸栽培棚の構成を示す上面図、正面図及び側
面図である。
【図9】椎茸栽培棚の他の棚板の例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 椎茸栽培棟 3 天窓 4,11 ダクト 5 ピット(溝) 10 排気・排水集合弁 10a ファン(排気装置) 12 低風量型ユニットクーラ 14 椎茸栽培棚 14a パイプ(棒状部材) 14d キャスタ(車輪) 15 鋼板(蓋板) 16 通気孔 21 外気吐出管 22 熱交換型換気扇(熱交換型換気装置) 23 外気吸気管 24 室内空気吸気管 24a 室内空気排気管 28 ループ給水配管(灌水設備) 28a ノズル(灌水設備) 31 菌床 32 検出器 33 分電盤及び操作盤(運転する手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月25日(2002.1.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 7/06 F24F 7/06 M 7/08 101 7/08 101J (72)発明者 藤田 利親 大阪府大阪市西区新町2丁目15番27号 サ ンキン株式会社内 Fターム(参考) 2B011 AA04 CA10 CA11 CA16 2B029 AA02 AB10 SB06 SF10 XA10 3L058 BE08 BG04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段の棚を複数配置し、椎茸の種菌を
    接種した複数の菌床を前記棚に載置して、椎茸を栽培す
    る為の椎茸栽培棟において、 吸気の為の窓と、排気及び排水の為に床に設けられた溝
    と、該溝から外部へ排気する排気装置とを備え、前記窓
    から溝への経路により換気すべくなしてあることを特徴
    とする椎茸栽培棟。
  2. 【請求項2】 前記窓は、天窓である請求項1記載の椎
    茸栽培棟。
  3. 【請求項3】 前記溝は、前記棚の長手方向の各中央部
    が近接すべく設けられている請求項1又は2記載の椎茸
    栽培棟。
  4. 【請求項4】 前記棚は、移動の為の複数の車輪と、前
    記菌床を載置する為に、各段の長手方向に渡した複数の
    棒状部材とを備え、各段の面積は、下段よりも上段の方
    を小さくしてある請求項1乃至3の何れかに記載の椎茸
    栽培棟。
  5. 【請求項5】 前記棚は、移動の為の複数の車輪を備
    え、各段は、網形状又は通気孔を有する板形状であり、
    各段の面積は、下段よりも上段の方を小さくしてある請
    求項1乃至3の何れかに記載の椎茸栽培棟。
  6. 【請求項6】 前記溝は、複数の蓋板により覆われ、該
    蓋板は、前記排気装置から遠ざかる程、大きい通気孔を
    有する請求項1乃至5記載の椎茸栽培棟。
  7. 【請求項7】 内部空気の炭酸ガス濃度を検出する1又
    は複数の検出器と、該検出器の検出値が3000ppm
    を超えないように、前記排気装置を運転する手段とを更
    に備える請求項1乃至6の何れかに記載の椎茸栽培棟。
  8. 【請求項8】 複数段の棚を複数配置し、椎茸の種菌を
    接種した複数の菌床を前記棚に載置して、椎茸を栽培す
    る為の椎茸栽培棟において、 吸気の為の天窓と、排気及び排水の為に前記棚の長手方
    向の各中央部が近接すべく設けられた溝と、該溝から外
    部へ排気する排気装置と、該溝を覆い、該排気装置から
    遠ざかる程大きい通気孔を有する複数の蓋板と、内部空
    気の炭酸ガス濃度を検出する1又は複数の検出器と、該
    検出器の検出値が3000ppmを超えないように、前
    記排気装置を運転する手段とを備え、前記棚は、移動の
    為の複数の車輪を有し、前記棚の各段の面積は、下段よ
    りも上段の方を小さくしてあり、前記天窓から溝への経
    路により換気すべくなしてあることを特徴とする椎茸栽
    培棟。
  9. 【請求項9】内部からの排気及び外部からの吸気の熱交
    換を行う熱交換型換気装置を更に備える請求項1乃至8
    の何れかに記載の椎茸栽培棟。
  10. 【請求項10】 前記菌床に灌水する為の灌水設備を更
    に備え、該灌水設備を作動させるときは、前記排気装置
    及び熱交換型換気装置を停止すべくなしてある請求項1
    乃至9の何れかに記載の椎茸栽培棟。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかに記載された
    椎茸栽培棟で使用される複数段を有する棚であり、移動
    の為の複数の車輪と、菌床を載置する為に、各段の長手
    方向に渡した複数の棒状部材とを備え、各段の面積は、
    下段よりも上段の方を小さくしてあることを特徴とする
    椎茸栽培棚。
  12. 【請求項12】 請求項1〜10の何れかに記載された
    椎茸栽培棟で使用される複数段を有する棚であり、移動
    の為の複数の車輪を備え、各段は、通気孔を有する形状
    又は網形状であり、各段の面積は、下段よりも上段の方
    を小さくしてあることを特徴とする椎茸栽培棚。
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