JPH08102267A - カラー表示装置 - Google Patents

カラー表示装置

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JPH08102267A
JPH08102267A JP7263287A JP26328795A JPH08102267A JP H08102267 A JPH08102267 A JP H08102267A JP 7263287 A JP7263287 A JP 7263287A JP 26328795 A JP26328795 A JP 26328795A JP H08102267 A JPH08102267 A JP H08102267A
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lens electrode
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    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
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    • H01J2229/4872Aperture shape as viewed along beam axis circular

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は自己集中型偏向ヨークの非点収差を
補償するための手段を備えたカラー表示装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 2個の多重極レンズ電極が設けられ、そ
の第1の多重極レンズ電極(62)はビーム形成領域電
極と主集束レンズ電極との間に配置される。第2の多重
極レンズ電極(72)は、主集束レンズ電極(44)に
接続され、第1の多重極レンズ電極(62)と主集束レ
ンズとの間で第1の多重極レンズ電極に隣接して配置さ
れる。第2の多重極レンズ電極(72)に一定の集束電
圧を加える手段と、第1の多重極レンズ電極(62)に
動的電圧信号を供給するための手段とが設けられる。動
的電圧信号は電子ビームの偏向に関係づけられている。
各多重極レンズ電極は、多重極レンズと主集束レンズと
の間に静電結合があるように、主集束レンズに充分近く
配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3ビーム電子銃を有
する陰極線管を含むカラー表示装置、特に、この装置の
陰極線管と共に用いられる自己集中型(セルフコンバー
ジング)偏向ヨークの非点収差を補償するための手段を
備えたカラー表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の偏向ヨークは陰極線管中で3本の
ビームを自己集中させるが、このような自己集中が行え
る代りに、個々の電子ビームスポット形状を劣化させて
しまう。ヨークの磁界は非点収差型で、垂直平面内の電
子ビーム線を過集束(オーバ・フォーカス)し、偏向さ
れたビームのスポットを垂直方向にかなり拡大し、一
方、水平面のビーム線の集束は不足(アンダ・フォーカ
ス)して、その結果、スポットの幅が僅かに拡大されて
しまう。これを補償するために、電子銃のビーム形成領
域に非点収差を導入することにより、垂直ビーム線をデ
フォーカスし、水平ビーム線の集束は強めるということ
が行われてきた。このような非点収差ビーム形成領域
は、スロット状開孔を有するG1制御グリッド又はG2
遮蔽グリッドによって形成される。このスロット状開孔
は、垂直及び水平平面においてビーム線に対して異る作
用を及ぼすような四重極(クアドラポール)成分を有す
る、軸に関して非対称な場(フィールド)を形成する。
この型のスロット状開孔は1980年11月18日付で
チェン(Chen) 氏外に付与された米国特許第4,234,814
号に示されている。これらの構造は静的なもので、四重
極場は、ビームが偏向されずヨークの非点収差の影響を
受けないような場合でも、補償非点収差を発生する。
【0003】より良好な動的(ダイナミック)集中を行
うために、1982年3月9日付でチェン(Chen) 氏に
付与された米国特許第4,319,163 号では、水平方向に延
びるスロット状開孔を有し、変化する、即ち、変調され
た電圧が加えられる遮蔽グリッドG2aが上流(電子源
寄り)に付加される。下流(スクリーン寄り)遮蔽グリ
ッドG2bには円形の開孔が設けられており、固定電圧
が加えられている。G2aに加えられる可変電圧は四重
極場の強さを変化させて、生成される非点収差が走査さ
れる離軸(off-axis) 位置に比例するようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】非点収差形ビーム形成
領域の利用は有効ではあるが、いくつかの欠点を持って
いる。第1は、ビーム形成領域は、小寸法形状が関係し
ているために、構造誤差に大きく左右されてしまうこと
である。第2は、G2グリッドの実効長、即ち、厚さ
を、スロット開孔がない場合の最適値と異るものにしな
ければならない。第3は、ビーム形成領域のグリッドに
可変電圧を加えると、ビーム電流も変化する可能性があ
ることであり、第4は四重極場の効果がビームのクロス
オーバ(交差点)の位置、従って、ビーム電流によって
変化することである。従って、このような欠点のない電
子銃非点収差修正を行うことが要請されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カラー
表示装置は陰極線管とヨークとを含んでいる。このヨー
クは自己集中型で、管内に非点収差偏向磁界を発生する
ようなものである。陰極線管は3本の電子ビームを発生
して、これらのビームをビーム径路に沿って管のスクリ
ーンに指向させる電子銃を備えている。この電子銃は、
ビーム形成領域を形成する電極と、主集束レンズを形成
する電極と、各電子ビーム径路中でビーム形成領域と主
集束レンズとの間に多重極(マルチポール)レンズを形
成する電極とを含んでいる。各多重極レンズは、それが
関係している電子ビームに対する非点収差偏向磁界の影
響を少くとも部分的に補正するようにその電子ビームに
対して修正を加えるように配置されている。2個の多重
極レンズ電極が設けられ、その第1の多重極レンズ電極
はビーム形成領域電極と主集束レンズ電極との間に配置
されている。また、第2の多重極レンズ電極は主集束レ
ンズ電極に接続され、第1の多重極レンズ電極と主集束
レンズとの間で第1の多重極レンズ電極に隣接して配置
されている。さらに、第2の多重極レンズ電極に一定の
集束電圧を加える手段と、第1の多重極レンズ電極に動
的(ダイナミック)電圧信号を供給するための手段とが
設けられている。動的電圧信号は電子ビームの偏向に関
係づけられている。各多重極レンズ電極は、多重極レン
ズと主集束レンズとの間に静電結合があり、主集束レン
ズの強度が動的電圧信号の電圧変化の関数として変化で
きるように、主集束レンズに充分近く配置されている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1には、矩形のフェースプレー
トパネル12と矩形のファンネル15に接続された管状
ネック部14とを有するガラス製外囲器11を有する矩
形カラー映像管10を含むカラー表示装置9が示されて
いる。ファンネル15は陽極ボタン16からネック部1
4まで延びる内部導電性被覆(図示せず)を持ってい
る。パネル12は観察フェースプレート18とガラスフ
リット17によってファンネル15に封着された周縁フ
ランジ部、即ち、側壁20とを含む。フェースプレート
18の内面には3色蛍光体スクリーン22が担持されて
いる。好ましくは、スクリーン22は蛍光体の線が三つ
組を形成し、各三つ組に3つの色の各々のものの蛍光体
の線が含まれるように配置された線状スクリーンであ
る。スクリーンはドット型スクリーンでもよい。多孔色
選択電極、即ちシャドウマスク24がスクリーン22か
ら所定の間隔を置いて、通常の手段によって取外し可能
に取付けられている。図1では点線によって略示した改
良型電子銃26はネック部14内でその中心に配置され
ており、3本の電子ビーム28を発生して収斂性の径路
に沿ってマスク24を通してスクリーン22に投射す
る。
【0007】図1の管は外部磁気偏向ヨーク、例えば、
ファンネルとネック部14の連結部近傍に示されている
ヨーク30と共に使用するように設計されている。付勢
されると、ヨーク30は3本の電子ビーム28をスクリ
ーン22上で矩形ラスタを描くように水平及び垂直方向
に走査させる働きをする磁界の影響下にビームを置く。
偏向の開始面(ゼロ偏向面)はヨーク30の中央部あた
りにある。フリンジ磁界のために、管の偏向領域はヨー
ク30から軸方向に電子銃26の領域中に伸延する。簡
略化のために、偏向領域における偏向されたビームの通
路の実際の湾曲は図1には示されていない。推奨実施例
においては、ヨーク30は3本の電子ビームの質量中心
を管のマスクに自動的に集中させる。このようなヨーク
は、ビームの垂直面内ビーム線を過集束(オーバ・フォ
ーカス)し、一方、ビームの水平面のビーム線を不足集
束(アンダ・フォーカス)する非点収差磁界を発生す
る。改良型電子銃26では、この非点収差が補償される
ようにされている。
【0008】図1には、管10とヨーク30とを付勢す
るために用いられる電子装置の一部も示されている。こ
れらの電子装置については、電子銃26の説明の後で説
明する。電子銃26の詳細が図2と図3に示されてい
る。電子銃26は、間隔を置いて配置された3個の陰極
34(各ビームにつき1個で、図には1個だけ示されて
いる)、制御グリッド電極(G1)36、遮蔽グリット
電極(G2)38、加速電極(G3)40、第1の四重
極電極(G4)42、第2の四重極電極と第1の主集束
レンズ電極の組合わせ体(G5)44及び第2の主集束
レンズ電極(G6)46とが記載の順序で互いにある間
隔をおいて配置されてなる。G1〜G6電極の各々には
3本の電子ビームが通過できる3個のインライン開孔が
設けられている。電子銃26の静電主集束レンズはG5
電極44とG6電極46の互いに対向する部分によって
形成される。G3電極40は3個のカップ状素子48、
50及び52で形成されている。これらのカップ状素子
の中の2個、即ち、48と50の開口端は互いに接合さ
れており、第3の素子52の開孔が設けられた閉止端が
第2の素子50の開孔が設けられた閉止端に接合されて
いる。G3電極40は3個の素子からなる構造を持つも
のとして示しているが、同じ長さ又は他の任意の長さを
得られるように、任意の個数素子で形成できる。
【0009】第1の四重極電極42は、3個のインライ
ン開孔56を有するプレート54とこのプレート54か
ら開孔56に整合して伸延するキャスル状(西洋城郭形
状)の突状部とを備えている。各突状部は2つの扇形部
分62を含んでいる。図4に示すように、2つの扇形部
分62は互いに対向するように配置されており、各扇形
部分62は円柱周囲のほぼ85°を占めている。
【0010】G5電極44とG6電極46は、それぞ
れ、周縁リム86と88を含む互いに対向する端部と、
このリムから大きな凹部78と80を形成するように後
退した開孔が設けられている部分とを有する点において
同様の構造である。リム86と88が2つの電極44と
46の相互に最も接近している部分であって、主集束レ
ンズ形成に支配的な影響を与える部分である。
【0011】G5電極44は3個のインライン開孔82
を有し、各開孔はG4電極42の方向に延びる突状部を
備えている。各開孔82の突状部は2個の扇形部分72
として形成されている。図5に示すように、2つの扇形
部分72は互いに対向するように配置され、各扇形部分
72は円柱周縁のほぼ85°を占めている。扇形部分7
2は位置はG4電極の扇形部分62の位置から90°回
転しており、4個の扇形部分は互いに接触することなく
他方の2個の扇形部分相互間に位置するように(インタ
ーディジティテッド構成に)組立てられている。図に
は、扇形部分62と72の角の部分は角張っているが、
丸みを持たせてもよい。
【0012】電子銃26のすべての電極は直接または間
接2本の絶縁性支持ロッド90に接続されている。ロッ
ド90はG1電極36とG2電極38まで延びてこれら
の電極を支持するようにしてもよい。あるいは、これら
2つの電極を何か別の絶縁手段によってG3電極40に
取付けてもよい。推奨実施例では、支持ロッドはガラス
製で、これを加熱して各電極から延びている爪状部材に
押し着けて、爪状部材をロッド中に埋込んである。
【0013】図6と図7には、同じ半径aで湾曲し、互
いに重なりあう部分の長さがtの、同一寸法の扇形部分
62と72が示されている。扇形部分62には電圧V4
=V 04+Vm4が加えられ、扇形部分72には電圧V5
05が加えられる。ここで、添字の「0 」は直流電圧を
意味し、「m 」は変調された電圧を意味している。この
構成によって、位置x,yにおいて四重極電位 φ=(V4 +V5 )/2+(V4 −V5 )(x2
2 )/2a2 +… と、横方向(トランスバース)電界 EX =−(ΔV/a2 )x=(−x/y)Ey (但し、ΔV=V4 −V5 )とを発生させる。この電界
は入来するビーム線を角度
【0014】
【数1】
【0015】偏向させる。ここで、干渉領域の実効長L
は、
【0016】
【数2】
【0017】であり、平均電位V0 は V0 =(V4 +V5 )/2 である。従って、この四重極レンズの近軸焦点距離は、
【0018】
【数3】
【0019】となる。中央ビームを中心とする四重極に
対するレンズ半径a及び/又は重畳部分の長さtに対し
て、2本の外側ビームを中心とする四重極に対するレン
ズ半径aと重畳部分の長さtを変えることにより、さら
に制御を行うことが可能である。図8に、同じ扇形部分
62と72によって形成される静電電位線を1象限につ
いて示す。扇形部分62と72には、それぞれ、名目上
の電圧1.0と、−1.0とが印加されているものとし
て示されている。静電界が四重極レンズを形成するが、
この四重極レンズは電子ビームを一方向では圧縮し、そ
れに直角な方向では拡げるという正味効果を持ってい
る。
【0020】電子銃26は、従来の電子銃において用い
られていた動的四重極レンズとは異る構造で異る位置に
配置された動的四重極レンズを備えている。この新しい
四重極レンズは、電子ビーム通路に平行に配置されかつ
このビーム通路に直角な電界線を形成する表面を持った
湾曲プレートを備えている。四重極レンズはビーム形成
領域と主集束レンズとの間で主集束レンズの方に接近し
て位置するようにされる。この位置を採用したことによ
り、(1) 製造公差による影響(製造公差に対する感度)
が小さい、(2) G2の実効長を最適値から変更する必要
がない、(3) 主集束レンズに対して四重極が接近してい
ることにより、主レンズ中で円形に近く、主集束レンズ
によって中断される可能性が少いビーム束が生成され
る、(4) ビーム電流が可変四重極電圧によって変調され
ない、(5) 四重極レンズの実効強度が、四重極レンズを
主レンズに近づければ近づけるだけ大きくなる、及び
(6) 主集束レンズと切離されているために、四重極レン
ズが主レンズに悪影響を与えることがない、という利点
がある。また、新しい構造の利点は、(1) 四重極の横断
電界が直接形成され、かつ、その強さが、例えば、前述
の米国特許第4,319,163号の従来の管におけるG2b電
極電圧のG2a電極中のスロットへの異る侵入に伴うよ
うなものよりも強いこと、(2) スロット状開孔を設けた
型のグリッドレンズによって付加的に生成される高次の
多重極による球面収差がないこと、及び(3) 自己完結構
造で、その構造を隣接するレンズに左右されないように
できること、である。
【0021】図1にかえると、図1にはテレビジョン受
像機あるいはコンピュータモニタのような装置を駆動す
る電子回路装置100の一部が示されている。電子回路
装置100はアンテナ102を通して受信された放送信
号及び入力端子104を通して供給される赤、緑及び青
(R,G,B)信号に応動する。放送信号はチューナ及
び中間周波(IF)回路106に供給される。回路10
6の出力はビデオ検波器108に供給される。ビデオ検
波器108の出力は複合ビデオ信号で、同期信号分離器
110とクロミナンス及びルミナンス信号処理装置11
2に供給される。同期分離器110は水平偏向回路11
4と垂直偏向回路116のそれぞれに供給される水平同
期パルスと垂直同期パルスを発生する。水平偏向回路1
14はヨーク30の水平偏向巻線に水平偏向電流を発生
させ、垂直偏向回路116はヨーク30の垂直偏向巻線
に垂直偏向電流を発生させる。
【0022】クロミナンス及びルミナンス信号処理装置
112は、ビデオ検波器108からの複合ビデオ信号の
ほかに、端子104を通してコンピュータから個々の
赤、緑、青のビデオ信号を受け取る。この場合、同期パ
ルスは別の導体を介して、あるいは、図1に示すよう
に、緑ビデオ信号入力からの導体によって同期分離器1
10に供給される。クロミナンス及びルミナンス信号処
理装置112の出力は赤、緑、青の各駆動信号からな
り、これらの信号は導体RD、GD及びBDを通して陰
極線管10の電子銃26に供給される。
【0023】装置への電力供給は、交流電圧源に接続さ
れた電源118によって行われる。電源118は調整さ
れた直流電圧レベル+V1 を発生する。この電圧+V1
は、例えば、水平偏向回路114を付勢するような電圧
である。また、電源118は、電子回路装置の種々の回
路、例えば、垂直偏向回路116を付勢するために用い
られるような直流電圧V2 も供給する。この電源はさら
にアルタ端子即ち陽極ボタン16に供給される高電圧V
u を発生する。
【0024】チューナ106、ビデオ検波器108、同
期分離器110、処理装置112、水平偏向回路11
4、垂直偏向回路116及び電源118の回路構成及び
素子は周知であるから、ここではその詳細は説明しな
い。上述した素子のほかに、電子回路装置100は動的
波形発生器120を含んでいる。この波形発生器120
は動的に変化させられる電圧Vm4を電子銃26の扇形部
分62に供給する。
【0025】波形発生器120は水平偏向回路114と
垂直偏向回路116から水平及び垂直走査信号を受け
る。波形発生器120の回路構成は、例えば、1980
年7月22日付でバファロウ(Bafaro) 氏外に発行され
た米国特許第4,214,188 号、1981年3月24日付で
ヒルバーン(Hilburn)氏外に発行された米国特許第4,25
8,298 号、1982年2月16日に白土氏に発行された
米国特許第4,316,128 号等から知ることのできるものを
用いることが出来る。
【0026】所要の動的電圧信号は、電子ビームがスク
リーンの角部分へ偏向される時に最大で、ビームがスク
リーンの中央にある時は0となる。ビームが各ラスタ線
に沿って走査する時、動的電圧信号は、例えば、放物線
の形で高−低−高と変化させられる。この線周波数の放
物線信号はフレーム周波数の別の放物線信号で変調して
もよい。どのような信号を用いるかは、使用するヨーク
の設計によって左右される。
【0027】
【発明の効果】スポットの高さをYとし、幅をXとし
て、スクリーン上の与えられたある点において、V5
四重極電圧V4 との間のバイアスΔV=V4 −V5 を一
定に維持して、これらの高さ(Y)と幅(X)とを集束
電圧V5 の関数として測定すると、図9に示すように、
Y−V5 及びX−V5 集束曲線の各々は極小値を示す。
Xの極小値に対するV5 の値とYの極小値に対するV5
の値との差がその時のバイアス値における非点収差電圧
である。あるいは、非点収差は、例えば、図9に示すよ
うな「クロス・プロット(cross plot) 」から測定する
こともできる。このようなプロットは、集束電圧V5
ある値に設定し、バイアスΔVを四重極電圧V4 を変え
ることによって変化させることにより得られる。ある任
意の値のV5においてスポットの高さと幅が各々極小値
となるV4 の2つの値があることがわかる。この測定手
順をV5 の値の範囲について繰り返す。
【0028】スクリーンの中央と角部の両方におけるス
ポットについてクロス・プロットを測定すると、その結
果は、概略、図10に示すようになる。ここでXを表わ
す線(点線)は両方とも、Yを表わす線(実線)の双方
と同様、互いに同じ大きさの勾配を持つと見なすことが
できる。ゼロ非点収差は必ずしも丸いスポットを意味し
ないが、Xの線とYの線がそれぞれ交差する点PとP’
とにおいて得られる。ゼロバイアスにおいては、スクリ
ーンの中央におけるスポットの高さは、一般に、スポッ
ト幅の場合よりも低いG5電圧で集束する。V5 値の差
が無修正電子銃における電子銃非点収差Aである。ゼロ
バイアスにおいては、スクリーンの角部におけるスポッ
ト高はかなり高いV5 で集束する。これは、自己集中ヨ
ークの水平偏向ピンクッション磁界による垂直ビーム線
の集束作用を補正するために、主集束レンズの集束作用
を弱くする必要があるためである。補正は、G5電圧を
少し、通常は50〜100V、低下させることにより、
ピンクッション磁界によって生じる小さな水平方向のデ
フォーカス作用について与えられる。以下に述べる論議
においては、上述した僅かな電圧の低下を無視し、スク
リーンの中央と角部に関する2本の点線で表わしたXの
線は互いに一致しているものとしている。角部における
スポットの水平及び垂直方向寸法に対する集束電圧の差
がA’がヨークの非点収差であって、ΔVetr における
クロス・プロットから読取られ、ここで、バイアスによ
って電子銃非点収差が補正される。
【0029】バイアス電圧をΔV≡V4 −V5 と定義
し、スクリーンの角部と中央とにおけるG4及びG5電
圧の変化をそれぞれ、δ(V4 )≡V4cnr−V4ctr及び
δ(V 5 )≡V5cnr−V5ctrと定義すると、Xの線、例
えば図10に示すもの、の勾配SX は次のように表わす
ことができる。
【0030】
【数4】
【0031】ここから、
【0032】
【数5】
【0033】さらに、Y線の勾配をSY とすると、図1
0からヨーク非点収差についての次の式が得られる。 A’=(SX −SY ){δ(V4 )−δ(V5 )} 従って、式(1) から
【0034】
【数6】
【0035】インターディジティテッド構成の四重極は
X線に関しては正の勾配で(従って、Y線に対しては負
の勾配で)動作するように設計できる。正のSX を得る
ためには、南北(即ち、垂直方向)の指状部(ディジッ
ト)をG4側とし、東西(即ち、水平方向)の指状部を
G5側にする。ΔV≡V4 −V5 を大きくして行くと、
南北指状部が東西の指状部よりもより正となり、水平面
内におけるビーム線を過集束させる。水平集束を回復す
るためには、主レンズを弱くする、従って、G5電圧を
上昇させる必要がある。
【0036】四重極の指状部の配向によって勾配SX
Y の符号を制御できるほかに、構造上の寸法の選択に
よって勾配の大きさをも制御することが可能である。
今、仮に、G4電極と主レンズとの間の静電気的結合を
無視したとすると、クロス・プロットにおけるSX とS
Y の大きさは互いに等しく、次の式によって与えられ
る。
【0037】
【数7】
【0038】ここで、t/a>0.30である。t/a
<0.30の場合には、式(3) の最後の項は、フリンジ
電界が変わるために、
【0039】
【数8】
【0040】で置換される。ここでσ=V6 /V5 はア
ルタ電圧と集束電圧の比で、fは主レンズの焦点距離、
gは四重極レンズと主レンズの中心点間距離、tは四重
極指状部の重畳部の長さ、aは四重極開孔の半径であ
る。しかし、実際には2つのレンズ間には常にある程度
の静電結合がある。従って、例えば、南北のG4の電圧
を上げると、主レンズの実効的なG5電圧も上昇する。
これによって、主レンズの集束作用が弱められ、四重極
レンズの垂直デフォーカス作用が強くなると同時に、水
平方向の集束作用は抑制される。その結果、クロス・プ
ロットにおいて、Y線の勾配が静電結合のない場合に比
してある量だけ急峻になり、一方、X線は同じ量だけ勾
配が低下する。この作用は実験的な結合係数αを用いて
次のように表わすことが出来る。
【0041】 V5 (実効値)=V5 +α(V4 −V5 )=V5 +αΔV (4) 但し、0<α<1である。従って、式(2) の勾配は次の
ように書換えることができる。
【0042】
【数9】
【0043】但し、SX (0)は静電結合がない場合の
X線の勾配で、式(3) で表わされる。式(2) 、(3) 及び
(5) が、次に述べる単一波形動作用の電子銃の設計に使
用される。Sx =Sx (0)−α=0であれば、式(2)
に示すように、静的集束電圧δ(V5 )=0が得られ
る。これに伴う四重極電圧のスイングは、δ(V4 )=
A’/2αで、静電結合係数が大きくなると小さくな
る。レンズ間の分離を小さくすれば、結合係数は大きく
なる。南北指状部がG4電極にある場合はX線の勾配は
正となり、その大きさ、SX (0)は寸法形状を適切に
選択することによりαに等しくなるようにされる。
【0044】図2に示すような電子銃を持った26V1
10°の管にインターディジティテッド構成の四重極を
組込んだ。四重極レンズと主レンズの各中間平面間の距
離gは4.09mm(0.161インチ)とした。G4と
G5の扇形部分62と72の長さは、互いに重畳する部
分の長さtが0.178mm(0.007インチ)となる
ように選定した。
【0045】スクリーンの中央と角で測定して得たクロ
ス・プロットが図11に示されている。この図中の表
は、中央及び角部のゼロ非点収差動作点におけるG5電
圧がその値の1.5%以下の範囲で一定であることを示
している。これに伴うG4電圧の変化は、
【0046】
【数10】
【0047】である。結合係数と結合がゼロの時のX線
の勾配は、図11に示すスクリーン中央において測定し
たX線とY線の勾配から算出できる。従って、
【0048】
【数11】
【0049】とを式(5) に代入すると、
【0050】
【数12】
【0051】が得られる。αの値は次のようにしても算
出できる。即ち、G4電圧の測定されたスイング
【0052】
【数13】
【0053】はA’/2αに等しい筈である。従って、
A’の測定値、
【0054】
【数14】
【0055】(主レンズの非点収差を取除くバイアスΔ
V=−600におけるもの)を図1から読取れば、
【0056】
【数15】
【0057】となる。これは先に述べた算定に一致す
る。図11から読取れる静電結合がゼロの時のX線勾配
の値SX (0)は0.58である。SX (0)の値は次
のようにしても算出できる。式(3) に、f=19.05
mm(0.750インチ)、g=4.09mm(0.161
インチ)、σ=25000/6600=3.79、a=
2.03mm(0.080インチ)及びt=0.178mm
(0.007インチ)を代入して計算すると、S
X (0)の値、
【0058】
【数16】
【0059】が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー表示装置の平面図で、
一部を管軸に沿う断面で示す図である。
【図2】図1に点線で示した電子銃の一部を破断して示
す側面図である。
【図3】図2の線3−3に沿う断面図である。
【図4】図3の線4−4に沿って見た平面図である。
【図5】図3の線5−5に沿って見た平面図である。
【図6】図2の電子銃の一組の四重極レンズ扇形部分の
正面図である。
【図7】図2の電子銃の一組の四重極レンズ扇形部分の
側面図である。
【図8】図6と図7の四重極レンズ扇形部分の右上象限
と静電位線を示す図である。
【図9】集束電圧対バイアス電圧のクロス・プロットに
関係付けて示した3つの異なる集束曲線を示す3次元的
図表である。
【図10】スクリーン中央と角部におけるゼロ非点収差
の点を示す集束電圧対バイアス電圧のクロス・プロット
を示す図表である。
【図11】実際の電子銃を動作させて得たデータを示
す、図10と同様のクロス・スポット図表である。
【符号の説明】
9 カラー表示装置 10 陰極線管 22 蛍光体スクリーン 26 電子銃 30 自己集中型偏向ヨーク 34,36,38,40 ビーム形成領域形成電極 42,44 多重極レンズ形成電極 44,46 主集束レンズ形成電極 120 動的電圧信号供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリツク フランシス ホツキングズ アメリカ合衆国 ニユージヤージ州 プリ ンストン ライブレリイ・プレース 200

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビーム形成領域を形成する電極と主集束
    レンズを形成する電極とを含み、3本の電子ビームを発
    生してこれを電子ビーム通路に沿ってスクリーンに向け
    て指向させる電子銃を有する陰極線管と;非点収差偏向
    磁界を生成する自己集中型ヨークと;上記電子銃に設け
    られており、電子ビーム通路の各々において上記ビーム
    形成領域と主集束レンズとの間に、関係する電子ビーム
    に対する上記非点収差偏向磁界の影響を少くとも部分的
    に補償する補正を上記関係する電子ビームに与えるよう
    に配向された多重極レンズを形成する電極であって、こ
    の多重極レンズ形成電極は第1の多重極レンズ電極と第
    2の多重極レンズ電極とを含み、上記第2の多重極レン
    ズ電極が上記主集束レンズ形成電極の1つの一部であ
    り、上記第1の多重極レンズ電極が上記第2の多重極レ
    ンズ電極と上記ビーム形成領域との間に上記第2の多重
    極レンズ電極に隣接して配置されている、上記多重極レ
    ンズ形成電極と;上記第2の多重極レンズ電極に一定の
    集束電圧を供給する手段と;上記第1の多重極レンズ電
    極に電子ビームの偏向に関係づけた動的電圧信号を供給
    する手段とを備え、 上記多重極レンズの各々は上記多重極レンズと上記主集
    束レンズとの間に静電結合があるように上記主集束レン
    ズに充分接近して配置されていることを特徴とするカラ
    ー表示装置。
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