JPH08102141A - データの圧縮・記録方法及び圧縮データの復号・再生方法 - Google Patents

データの圧縮・記録方法及び圧縮データの復号・再生方法

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JPH08102141A
JPH08102141A JP26203194A JP26203194A JPH08102141A JP H08102141 A JPH08102141 A JP H08102141A JP 26203194 A JP26203194 A JP 26203194A JP 26203194 A JP26203194 A JP 26203194A JP H08102141 A JPH08102141 A JP H08102141A
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮方式が異なるデータブロックが混在した
データ系列を単一の記録媒体に統合的に圧縮記録し、ま
た復号再生できる記録/再生方法を提供し、マルチメデ
ィアシステムに最適な記録/再生装置を実現する。 【構成】 入力データ系列の各データブロックに圧縮方
式を示す識別データを付加しておき、その識別データの
検出確認に基づいて、スイッチ回路6が圧縮処理部5と各
プログラムメモリ3,4のバス接続状態を切換え、圧縮処
理部5がアクセス状態にあるプログラムメモリの圧縮プ
ログラムを用いてデータ圧縮を実行する。そして、分離
検出された識別データは予め記録部10へ転送され、記録
部10が識別データを付加したセクタ単位の圧縮データを
光ディスク9へ記録する。復号時には、前記識別データ
の確認によって復号プログラムを切換えながら、逆手順
でデータ再生を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの圧縮・記録方法
及び圧縮データの復号・再生方法に係り、MPEG(Movi
ng Picture Image Coding Experts Group)方式とLZ(L
empel-Ziv)方式のように符号化/復号化アルゴリズムが
異なるデータブロックが混在したデータ系列を、単一の
記録媒体に記録し、また再生する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、データ処理システムにおける
記憶装置の容量を低減化し、またデータ伝送効率を向上
させるために各種のデータ圧縮方法が開発されている
が、それらを符号化/復号化における可逆性の観点から
みるとLossy型とLossLess型に大別することができる。
【0003】ここに、Lossy型のデータ圧縮方法は不可
逆符号化方式であり、カラー静止画の圧縮方式であるJ
PEG(Joint Photographic Coding Experts Group)
や、動画対応の圧縮方式であるMPEGや、テレビ会議
/電話用符号化方式のH.261等の国際標準方式がある
が、情報量の損失を伴うものの、約1/50〜1/1000という
高い圧縮率を実現できる。特に、MPEG方式の内のM
PEG1は既にVideo-CD等に適用されており、膨大な
AV(Audio-Video)データを効率的に圧縮してCDに記
録することを可能にしている。また、1994年11月に国際
標準となるMPEG2は、MPEG1と比較して、画像
形式(画素数)で4倍以上、符号化データ速度で10倍、
符号化画像や動きベクトルの予測手法に関してフィール
ド画像・フィールド間予測まで含む(MPEG1はフレー
ム画像・フレーム間予測のみ)等の優れたデータ圧縮を可
能にし、現在注目されているマルチメディアシステムへ
の適用が実現化されつつある。
【0004】一方、LossLess型のデータ圧縮方法は可逆
符号化方式であり、一般的には圧縮率が約1/2程度でLos
sy型のような高い圧縮率を実現できないが、原データの
損失を伴わない符号化/復号化が可能であり、ランレン
グス(Run Length)符号化、ハフマン(Huffman)符号化、
算術符号化、LZ方式等がある。特に、LZ方式はコン
ピュータで処理するテキストデータやプログラムデータ
を圧縮してハードディスクやフロッピーディスクへ効率
的に記録するために用いられており、従来からMS-D
OS上の処理に広範に適用されている。尚、LZ方式
は、スライド辞書法であるLZ77方式(Ziv,J.and Lempe
l,A.,“A UniversalAlgorithm for Sequential Data Co
mpression," IEEE Transaction on Information Theor
y,vol.IT-23,no.3,pp.337-343,May 1977/対応米国特
許;第5,016,009号及び第5,003,307号/日本国対応特許
出願;特開平3-68219号)と動的辞書法であるLZ78方式
(Ziv,J.and Lempel,A.,“Compression of Individual S
equences via Variable Rate Coding," 同上,vol.IT-2
4,no.5,pp.530-536,Sep 1978/対応米国特許;第4,558,3
02号等)の2種類の方式に大別される。
【0005】ところで、AVデータを処理するシステム
では、一般にAVデータの他に検索・調停・読出し・表示
等の制御のために多岐にわたる制御データが必要とさ
れ、記録媒体にはAVデータと制御データが混在した状
態で記録されており、システムはそれらを選択的に読出
しながらAVデータの再生動作を実行する。但し、圧倒
的にデータ量が多くなるAVデータについては圧縮を行
って記録するが、再生制御データについてはそのデータ
量が小さいことから圧縮を施さずにそのまま記録してい
る。例えば、前記のVideo-CDでは、AVデータについ
てはMPEG1方式で圧縮し、再生制御データはシステ
ムの仕様で決定されているフォーマットでそのまま記録
している。また、その記録方式はCD-ROMのCD-I
やCD-ROM XAでも同様であり、ビデオデータをデ
ルタYUV方式で、オーディオデータをADPC(Adapt
ive Delta Pulse Code Modulation)方式で圧縮・記録す
るが、制御データに関してはそのまま利用される制御コ
ードとして記録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
AVデータの処理システムでは、制御データを圧縮する
ことなく付加的に記録している。しかし、本格的なマル
チメディア時代を向かえると、AVデータとコンピュー
タ用データ(制御データ等を含むデータ)を単一の記録媒
体に対して統合的に記録する場合が多くなると共にコン
ピュータ用データのデータ量が飛躍的に増大し、コンピ
ュータ用データをそのまま利用されるフォーマットで記
録していたのではAVデータのための記録容量が制限を
受け、記録媒体の限られた記録容量を効率的に利用する
ことが困難になる。
【0007】従来から、AVデータの処理システムでコ
ンピュータ用データを圧縮することなく記録媒体に記録
していた理由は、上記のようにAVデータと比較してそ
のデータ量が少ないこともあるが、ハードウェア規模の
増大に伴うシステムのコストアップにある。即ち、コン
ピュータ用データを圧縮した場合に、符号化/復号化の
ためのエンコーダ/デコーダを圧縮方式の異なるAVデ
ータとコンピュータ用データについてそれぞれ独立に設
けなければならず、ハードウェア規模が非常に大きくな
る。
【0008】ところで、例えば、AVデータをMPEG
方式で、コンピュータ用データをLZ方式でそれぞれ符
号化/復号化するとした場合、それらの符号化/復号化
アルゴリズムは全く異なるが、各方式がそれぞれソフト
ウェア的処理に依存していることから、ハードウェアの
面からみると少なくともRISC型のプロセッサやメモ
リやレジスタ等は相互に共用でき、各符号化/復号化ア
ルゴリズムのプログラムを切換えて利用するようにすれ
ばハードウェア規模の増大を抑制したエンコーダ/デコ
ーダを構成することが可能になる。また、コンピュータ
用データの圧縮の問題だけでなく、MPEG方式につい
ては上記のようにMPEG1とMPEG2があるが、A
Vデータを符号化/復号化する際に何れの方式を採用す
るかを選択する場合があり、そのような場合にはハード
ウェアの殆どが共用できることになる。
【0009】そこで、本発明は、圧縮/再生方式の異な
るデータブロックが混在したデータ系列を符号化/復号
化アルゴリズムのプログラムを切換えながら圧縮/再生
する方法を提供し、マルチメディアシステム等のAVデ
ータ処理において、ハードウェア規模を大きくすること
なく、AVデータとコンピュータ用データをそれぞれの
データ種に適合した圧縮方式で圧縮して単一の記録媒体
に記録し、またその記録媒体から各データを復号・再生
させることを目的として創作された。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、データの
圧縮・記録装置において、入力データから圧縮方式を示
す識別データを分離・検出する識別データ検出手段と、
複数の異なるデータ圧縮アルゴリズムをプログラムとし
て記憶した記憶手段と、入力される非圧縮データを前記
記憶手段の各プログラムを用いて圧縮する圧縮処理手段
と、前記圧縮処理手段による前記記憶手段の各プログラ
ムの選択的アクセスを可能にするプログラム切換え手段
と、装置内でのデータ転送を実行するデータ転送手段と
を具備せしめ、異なる圧縮アルゴリズムで圧縮されるデ
ータブロックが混在したデータ系列を各データブロック
毎にそのデータの圧縮方式を示す識別データを付加して
入力し、前記識別データ検出手段が識別データを検出す
る度に、その検出した識別データに基づいて前記プログ
ラム切換え手段が前記圧縮処理手段による前記記憶手段
の対応プログラムのアクセス状態を設定すると共に、前
記データ転送手段がその識別データを記録手段へ転送
し、一方、前記データ転送手段は前記識別データ検出手
段によって識別データが分離された後のデータを前記圧
縮処理手段へ順次転送し、前記圧縮処理手段が既に設定
されているアクセス状態で前記記憶手段の対応プログラ
ムを用いてデータ圧縮を行い、前記データ転送手段が圧
縮後のデータを前記記録手段へ順次転送し、前記記録手
段が予め転送されている前記識別データと圧縮後のデー
タを記録媒体に対して連続的に記録することを特徴とし
たデータの圧縮・記録方法に係る。
【0011】第2の発明は、圧縮データの復号・再生装
置において、入力される圧縮データからその圧縮方式を
示す識別データを分離・検出する識別データ検出手段
と、複数の異なるデータ復号アルゴリズムをプログラム
として記憶した記憶手段と、入力される圧縮データを前
記記憶手段の各プログラムを用いて復号する復号処理手
段と、前記復号処理手段による前記記憶手段の各プログ
ラムの選択的アクセスを可能にするプログラム切換え手
段と、装置内でのデータ転送を実行するデータ転送手段
とを具備せしめ、異なる圧縮アルゴリズムで圧縮された
データブロックが混在したデータ系列を各データブロッ
ク毎にその圧縮方式を示す識別データを付加して入力
し、前記データ識別手段が識別データを検出する度に、
その検出した識別データに基づいて前記プログラム切換
え手段が前記復号処理手段による前記記憶手段の対応プ
ログラムのアクセス状態を設定し、一方、前記データ転
送手段は前記識別データ検出手段によって識別データが
分離された後の圧縮データを前記復号処理手段へ順次転
送し、前記復号処理手段が既に設定されているアクセス
状態で前記記憶手段の対応プログラムを用いて圧縮デー
タの復号を行い、前記データ転送手段が復号後のデータ
を出力側へ順次転送することを特徴とした圧縮データの
復号・再生方法に係る。
【0012】
【作用】
第1の発明について;この発明では、入力データ系列の
各データブロックにそれらのデータの圧縮方式を示す識
別データが付加されており、識別データ検出手段によっ
て識別データが分離・検出される。従って、個々のデー
タブロックが入力される度にそのデータブロックを如何
なる圧縮方式で圧縮すべきかを確認でき、圧縮処理手段
が識別データから確認された圧縮アルゴリズムのプログ
ラムを利用できるように、プログラム切換え手段が記憶
手段に対するアクセス状態を設定する。
【0013】そして、圧縮処理手段は識別データに対応
して選択された記憶手段のプログラムに基づいてデータ
の圧縮を実行するが、記録媒体に記録する際には、再生
時を考慮して圧縮方式を示しておく必要がある。そこ
で、データ転送手段が分離された識別データを予め記録
手段へ転送しておき、記録手段が圧縮処理手段から転送
される圧縮データを記録媒体へ記録する際にその識別デ
ータを付加記録する。その結果、単一の記録媒体に対し
て入力データ系列の各データブロックを圧縮したデータ
に元の識別データを対応付加させた状態で記録させるこ
とができ、アクセスと復号を容易にして一元的な利用を
可能にする。
【0014】第2の発明について;この発明は、第1の
発明で記録された記録媒体の圧縮データを復号・再生す
る場合に適用される。入力された各データブロックには
そのデータの圧縮方式を示す識別データが付加されてお
り、識別データ検出手段がその識別データを検出する度
に、その識別データが付加されているデータブロックを
如何なる復号方式で再生すべきかを確認できる。また、
第1の発明の場合と同様に、プログラム切換え手段によ
って、復号処理手段が識別データから確認された復号ア
ルゴリズムのプログラムを利用できるように、記憶手段
に対するアクセス状態を設定する。
【0015】そして、復号処理手段はその設定されたア
クセス状態で選択されたプログラムに基づく圧縮データ
の復号を実行し、データ転送手段が復号後のデータを出
力側へ転送して再生出力させる。尚、この発明は再生出
力に係るものであることから、識別データは圧縮データ
ブロックから分離するだけで、出力側へ転送する必要は
ない。
【0016】
【実施例】以下、本発明の「データの圧縮・記録方法及び
圧縮データの復号・再生方法」に係る実施例を図面を用い
て詳細に説明する。 実施例1:先ず、図1はデータの圧縮・記録装置のシス
テム回路図を示し、この装置へは非圧縮状態のAVデー
タとその検索・調停・表示等に係るコンピュータ用データ
の各データブロックが混在した状態で入力され、AVデ
ータについてはMPEG方式の圧縮を施し、またコンピ
ュータ用データもそのデータ量が大きいためにLZ方式
の圧縮を施して出力させるものとする。
【0017】同図において、1は入力I/F,2は入力デ
ータを一時的に蓄積するバッファメモリ、3はMPEG
方式の圧縮アルゴリズムに係るプログラムを格納したプ
ログラムメモリ、4はLZ方式の圧縮アルゴリズムに係
るプログラムを格納したプログラムメモリ、5は各プロ
グラムメモリ3,4のプログラムを用いて入力データの符
号化圧縮を実行する圧縮処理部、6は圧縮処理部5と各プ
ログラムメモリ3,4のバス接続状態を選択的に切換える
スイッチ回路、7は出力データを一時的に蓄積するバッ
ファメモリ、8は出力I/F、9は記録媒体である光ディ
スク、10は光ディスク9に出力データを記録する記録
部、31はシステム制御部を示し、各ユニットは図示する
ようにバス接続されており、システム制御部31がシステ
ム全体の動作を制御するようになっている。尚、各プロ
グラムメモリ3,4はそれぞれ独立のメモリとして表現さ
れているが、単一メモリの領域にそれぞれのプログラム
を格納させておき、スイッチ回路6によって圧縮処理部5
がそれらのプログラム領域をアクセスできる状態にする
回路構成であってもよい。
【0018】そして、この装置に対しては、入力I/F
1を介して非圧縮のAVデータとコンピュータ用データ
が入力されるが、その入力データ系列の構造は図2に示
される。即ち、非圧縮状態のAVデータ(Vn)とコンピ
ュータ用データ(Cn)が交互にデータブロックを構成し
て入力されるが、各データブロックの先頭にはそのデー
タブロックの圧縮方式を示す識別データが付加されてお
り、識別データID-VはMPEG方式で圧縮されるべきデ
ータであることを、識別データID-CはLZ方式で圧縮さ
れるべきデータであることを示している。
【0019】次に、この装置によるデータ圧縮・記録動
作の手順を図3のフローチャートを参照しながら説明す
る。先ず、入力I/F1を介してデータ入力があると、
そのデータはバッファメモリ2に一時的に蓄積され、シ
ステム制御部31はデータブロックの先頭に付加されてい
る識別データを検出する(S1,S2,S7)。ここで、その識別
データがID-Vであることが確認された場合には、直ちに
スイッチ回路6をa側の接続状態に設定して圧縮処理部5
がプログラムメモリ3とバス接続されるようにすると共
に、圧縮処理部5をMPEG圧縮モードに設定する(S2,S
3)。また、検出したID-Vをバッファメモリ7へ転送し、
出力I/F8を介して記録部10へ出力させる(S4)。
【0020】そして、前記の識別データID-Vに後続して
AVデータ(Vn)が入力されており、そのデータ(Vn)が
バッファメモリ2に順次蓄積されているが、システム制
御部31はAVデータ(Vn)を圧縮処理部5へ順次転送し、
圧縮処理部5が予めバス接続されているプログラムメモ
リ3をアクセスしてAVデータ(Vn)の符号化圧縮を実行
する(S5)。この場合の符号化圧縮は、当然にプログラム
メモリ3のMPEG方式の圧縮アルゴリズムに基づくも
のであり、入力されるAVデータ(Vn)を所定フレーム
数(例えば15フレーム)からなるGOP(Group of Piut
ure)単位で処理し、以下の手順でデータの圧縮を実行さ
せる。 一つ前のフレームの画像又は前後のフレームの画像
との差分をとって、フレーム間予測符号化を行う。この
場合、フレーム内符号化した画像データであって動き補
償を用いないIピクチャと、前の画像データ(Iピクチ
ャ又はPピクチャ)から動き補償予測してフレーム間符
号化を行ったPピクチャと、前後の再生画像データ(I
ピクチャ又はPピクチャ)から動き補償予測して両方向
予測のフレーム間符号化を行ったBピクチャに符号化さ
れる。具体的には、AVデータ(Vn)の原画像が[・・・B0,
B1,I2,B3,B4,P5,B6,B7,P8,B9,B10,P11,B12,B13,P14,・・
・]のデータストリームであった場合、符号化処理は(・・・
I2→B0→B1→P5→B3→B4→P8→B6→B7→P11→B9→B10→
P14→B12→B13→・・・)の順で実行され、B0,B1はその前の
Pピクチャ及びI2との差分データとして、P5はI2との差
分データとして、B3,B4はI2及びP5との差分データとし
て、P8はP5との差分データとして、B6,B7はP5及びP8と
の差分データとして順次符号化されてゆく。 動き補償処理を実行する。即ち、入力画像をマクロ
ブロック(16×16)に分割し、動きベクトル情報をマ
クロブロック毎に付加し、入力画像マクロブロックから
差分を取るマクロブロックを動きベクトルだけ以前の画
像からずらせて予測する。尚、動きベクトル情報は付加
情報として転送される。 動き補償処理後の各ピクチャのデータを量子化し、
Iピクチャ及び動き補償処理を施したPピクチャとIピ
クチャのマクロブロック内の各ブロック(6個の8×8
画素)について、8×8の2次元DCT(Discrete Cosin
e Transform)を実行し、画像の空間的方向の情報量を削
減する。 ハフマン(Huffman)符号化や算術符号化等の可変長
符号化を施す。
【0021】以上の手順で、MPEG方式による符号化
がなされた圧縮データ(Vc)は、順次バスを介してバッ
ファメモリ7へ転送されるが、記録部10には既にID-Vが
転送されており、記録部10はそのID-Vとバッファメモリ
7の圧縮データ(Vc)を図4に示すようなデータ系列の構
造で光ディスク9へ記録する(S6)。即ち、記録部10は、
先ずヘッダとID-Vを記録し、直ちにバッファメモリ7に
蓄積されている1セクタ分の圧縮データ(Vc11)を出力
I/F8を介して読出し、前記のID-Vに連続させて記録
する。そして、以降も同様にして1セクタ分ずつ圧縮デ
ータを読出し、その先頭にヘッダとID-Vを付加しながら
順次記録してゆく。尚、図2における第1ブロックの非
圧縮AVデータ(Vn)は圧縮後に3セクタ分のデータ量
であったため、図4に示すように、V11(ヘッダ+ID-V
+Vc11),V12(ヘッダ+ID-V+Vc12),V13(ヘッダ+ID
-V+Vc13)として光ディスク9に記録されることにな
る。
【0022】一方、図2の入力データ系列によれば、第
2ブロックとしてコンピュータ用データ(Cn)が入力さ
れるが、システム制御部31は後続してバッファメモリ2
に蓄積されている入力データから識別データであるID-C
を検出すると、直ちにスイッチ回路6をb側の接続状態
に設定して圧縮処理部5がプログラムメモリ4とバス接続
されるようにすると共に、圧縮処理部5をLZ圧縮モー
ドに設定する(S6→S12→S2→S7,S8)。また、検出したID
-Cをバッファメモリ7へ転送し、出力I/F8を介して記
録部10へ出力させる(S9)。
【0023】そして、前記の識別データID-Cに後続して
コンピュータ用データ(Cn)が入力されており、そのデ
ータ(Cn)がバッファメモリ2に順次蓄積されているが、
システム制御部31はコンピュータ用データ(Cn)を順次
圧縮処理部5へ転送し、圧縮処理部5が予めバス接続され
ているプログラムメモリ4をアクセスしてコンピュータ
用データ(Cn)の符号化圧縮を実行する(S10)。この場合
の符号化圧縮アルゴリズムは、プログラムメモリ4のL
Z方式(本実施例ではLZ77方式)の圧縮アルゴリズムに
基づくものであり、例えば以下の手順でデータの圧縮を
実行させる。 入力文字列の先頭から8文字をバッファに格納す
る。 符号化対象とする後半の3文字分と検索対象となる
先頭の5文字分を比較して最大一致する文字列を検索す
る。 一致する文字列が存在しない場合には、不一致フラ
グの“0”と符号化対象の先頭文字を2進コード化し、
両者を符号化出力して出力させる。そして、前記バッフ
ァを1文字分スライド(シフト)させて、一致する文字列
が得られるまで同様の処理を繰り返す。 最大一致する文字列が存在した場合には、不一致フ
ラグの“1”とその一致文字列のバッファ内でのポイン
タ、及びその一致文字列の文字数を符号化出力させる。 そして、この場合には一致した文字列分だけバッファを
スライドさせて、上記のからの手順を繰り返す。
【0024】以上の手順で、LZ77方式による符号化が
なされた圧縮データ(Cc)は、順次バスを介してバッフ
ァメモリ7へ転送されるが、記録部10には既にID-Cが転
送されており、記録部10は前記のAVの圧縮データ(V
c)の場合と同様にして光ディスク9へ記録する(S11)。即
ち、この場合には、ID-VがID-Cに、AVデータの圧縮デ
ータ(Vc)がコンピュータ用データの圧縮データ(Cc)に
なるだけで、光ディスク9への記録手順は前記の場合と
同様である。尚、図2における第2ブロックの非圧縮コ
ンピュータ用データ(Cn)は圧縮後に2セクタ分のデー
タ量であったため、図4に示すように、C21(ヘッダ+I
D-C+Cc21),C22(ヘッダ+ID-C+Cc22)として光ディ
スク9に記録されることになる。
【0025】以降、同様にして、入力データからID-Vが
検出された場合にはS3〜S6の手順を、ID-Cが検出された
場合にはS7〜S11の手順を実行し、データ入力が終了す
るまで光ディスク9に対する各圧縮データVcとCcの記
録が行われる(S2〜S12)。そして、この装置では、識別
データID-VとID-Cの確認によって符号化シーケンスを切
換えているため、AVデータ(Vn)とコンピュータ用デ
ータ(Cn)が交互に並んだ入力データ系列である必要は
なく、途中で連続性が一端途切れて同種のデータを入力
させるような場合にも対応できる。更に、上記のよう
に、画像データの圧縮方式にはMPEG(MPEG1,M
PEG2)の他にJPEG等があり、またコンピュータ
用データの圧縮にもLZ方式以外に各種のものがある
が、それらに対応した圧縮アルゴリズムのプログラムを
格納したプログラムメモリとプログラムメモリ数に応じ
た切換えが可能なスイッチ回路を用意し、且つ圧縮処理
部5に各プログラムを用いてデータ圧縮を実行できるハ
ードウェア構成を具備させておけば、3種類以上の入力
データの圧縮にも対応させることができる。一方、圧縮
処理部5はDSP(Digital Signal Processor)やRIS
C型CPUで構成することになるが、符号化アルゴリズ
ムの異なるデータ圧縮を実行する場合にも、多くの内蔵
回路要素を共用させることができるため、全体としての
回路規模もそれほど大きくならない。
【0026】実施例2:この実施例は、前記の実施例1
で光ディスク9に記録された各圧縮データVcとCcを復
号・再生する方法に係り、図5は圧縮データの復号・再生
装置のシステム回路図を示す。同図において、11は読取
り部、12は入力I/F、13は入力データを一時的に蓄積
するバッファメモリ、14はMPEG方式の復号アルゴリ
ズムに係るプログラムを格納したプログラムメモリ、15
はLZ77方式の復号アルゴリズムに係るプログラムを格
納したプログラムメモリ、16は各プログラムメモリ14,1
5のプログラムを用いて入力データの復号化再生を実行
する復号処理部、17は復号処理部16と各プログラムメモ
リ14,15のバス接続状態を選択的に切換えるスイッチ回
路、18は出力データを一時的に蓄積するバッファメモ
リ、19は画像・音声出力のための出力I/F、32はシス
テム制御部を示し、各ユニットは図示するようにバス接
続されており、システム制御部32がシステム全体の動作
を制御するようになっている。尚、各プログラムメモリ
14,15はそれぞれ独立のメモリとして表現されている
が、単一メモリの領域にそれぞれのプログラムを格納さ
せておき、スイッチ回路17によって復号処理部16がそれ
らのプログラム領域をアクセスできる状態にする回路構
成であってもよい。
【0027】次に、この装置によって光ディスク9に記
録された圧縮データを復号・再生する場合の動作手順を
図6のフローチャートを参照しながら順次説明する。先
ず、システムバスを介してデータの再生指示があると、
読取り部11が起動して光ディスク9から指示に係るセク
タデータの読取りを開始する(S21)。この場合、光ディ
スク9には図4に示したデータ構成でAVの圧縮データ
(Vc)とコンピュータ用データの圧縮データ(Cc)が混在
させて記録されており、各セクタの先頭にはヘッダと共
に圧縮方式の識別データID-V又はID-Cが記録されてい
る。
【0028】この装置では、再生指示データが記録され
ているセクタをヘッダから確認してその圧縮データを読
取り、入力I/F12を介してバッファメモリ13へ順次蓄
積させるが、システム制御部32はヘッダの直後に読出さ
れている識別データを検出し、その識別データがID-V又
はID-Cの何れであるかを確認する(S22,S23→S27)。ここ
で、検出した識別データがID-Vであった場合には、直ち
にスイッチ回路6をa側の接続状態に設定して復号処理
部16をプログラムメモリ14とバス接続させると共に、復
号処理部16をMPEG復号モードに設定する(S23,S2
4)。
【0029】そして、その状態で識別データID-Vに後続
してバッファメモリ13に蓄積されている1セクタ分の圧
縮AVデータ(Vc)を復号処理部16へ転送し、復号処理
部16が予めバス接続されているプログラムメモリ14をア
クセスして圧縮AVデータ(Vc)の復号化を実行する(S2
5)。この場合の復号化は、当然にプログラムメモリ14の
MPEG方式の復号アルゴリズムに基づくものであり、
前記の実施例1で説明したMPEG方式の圧縮アルゴリ
ズムの逆手順を実行するものである。即ち、圧縮AVデ
ータ(Vc)を可変長復号化した後に、逆量子化と逆DC
Tを施し、得られたフレームデータを動き補償処理によ
り求められている動きベクトル情報とフレーム間予測符
号化により求められている差分データを用いて復号す
る。その場合、フレーム内符号化データであるIピクチ
ャはそのまま出力されるが、前方予測のフレーム間符号
化データであるPピクチャはIピクチャ又は一つ前のP
ピクチャを参照して復号化し、また両方向予測のフレー
ム間符号化データであるBピクチャは一つ前及び一つ後
のIピクチャ又はBピクチャを参照して復号化して出力
され、光ディスク9に記録されている圧縮AVデータ(V
c)が原画像のデータストリーム[・・・B0,B1,I2,B3,B4,P5,
B6,B7,P8,B9,B10,P11,B12,B13,P14,・・・]として再生され
る。
【0030】また、前記のヘッダ検出以降の手順[S23〜
S26]はヘッダの次にID-Vが検出される度に実行され(S26
→S22,S23)、その結果、図4に示した第1ブロック相当
の圧縮AVデータであれば、1セクタ毎にVc11,Vc12,
Vc13の順で連続的に復号されて図2の第1ブロックの
AVデータ(Vn)が再生される。そして、復号・再生され
たAVデータ(Vn)はバッファメモリ18へ順次転送さ
れ、出力I/F19を介して表示・音声出力装置(図示せ
ず)へ転送される。
【0031】一方、検出した識別データがID-Cであった
場合には、システム制御部32は直ちにスイッチ回路17を
b側の接続状態に設定して復号処理部16をプログラムメ
モリ15とバス接続させると共に、復号処理部16をLZ復
号モードに設定する(S23→S27,S28)。そして、その状態
で識別データID-Cに後続してバッファメモリ13に蓄積さ
れている1セクタ分の圧縮コンピュータ用データ(Cc)
を復号処理部16へ転送し、復号処理部16が予めバス接続
されているプログラムメモリ15をアクセスして圧縮コン
ピュータ用データ(Cc)の復号化を実行する(S25)。この
場合の復号化は、当然にプログラムメモリ15のLZ77方
式の復号アルゴリズムに基づくものであり、前記の実施
例1で説明した同方式の圧縮アルゴリズムの逆手順を実
行するものである。即ち、LZ77方式の圧縮アルゴリズ
ムの履歴では、一致する文字列が存在しない場合におけ
る不一致フラグの“0”と符号化対象となった先頭文字
の2進コードデータが、最大一致する文字列が存在した
場合における不一致フラグの“1”とその一致文字列の
バッファ内でのポインタ及びその一致文字列の文字数か
らなるデータが辞書化されているが、その辞書を用いて
圧縮データ系列を復号する。
【0032】また、ヘッダとID-Cが検出される度に前記
のヘッダ検出以降の手順[S27〜S26]が実行されることは
AVデータの場合と同様であり(S26→S22)、図4に示し
た第2ブロック相当の圧縮コンピュータ用データであれ
ば、1セクタ毎にCc21,Cc22が連続的に復号されて図
2の第2ブロックのコンピュータ用データ(Cn)が再生
される。そして、復号・再生されたコンピュータ用デー
タ(Cn)はAVデータの場合と同様にバッファメモリ18
と出力I/F19を介して表示・音声出力装置(図示せず)
へ転送されるが(S30)、表示・音声出力装置側ではそのデ
ータ(Cn)を用いて各種の制御を実行する。
【0033】尚、本実施例の装置は2種類の圧縮方式の
データに対応する復号装置であるが、光ディスク9に対
して3種類以上の圧縮方式が異なる圧縮データが記録さ
れている場合にも、それらに対応した復号アルゴリズム
のプログラムを格納したプログラムメモリとプログラム
メモリ数に応じた切換えが可能なスイッチ回路を用意
し、且つ復号処理部16に各プログラムを用いてデータ圧
縮を実行できるハードウェア構成を具備させておけば、
同様の手順で各圧縮データの復号が可能になる。更に、
実施例1の圧縮処理部5と同様に、復号アルゴリズムの
異なるデータ復号を実行する際に復号処理部16の内蔵回
路要素の多くを共用させることができるため、全体の回
路規模をそれほど大きくすることなく構成できる。
【0034】
【発明の効果】本発明の「データの圧縮・記録方法及び圧
縮データの復号・再生方法」は、以上の構成を有している
ことにより、次のような効果を奏する。請求項1の発明
は、データ圧縮・記録装置のハードウェア規模をそれほ
ど増大させることなく、圧縮方式の異なるデータを単一
の記録媒体に圧縮方式の識別データを付加しながら統合
的に記録することを可能にする。特に、多種類のデータ
を処理することが要求されるマルチメディアシステムに
最適なデータの圧縮・記録方法を提供し、単一の記録媒
体を効率的に利用しながら、データの一元的な取扱いを
実現する。請求項2の発明は、入力データ系列が動画像
データのように不可逆符号化方式で圧縮されるべきデー
タとコンピュータ用データのように可逆符号化方式で圧
縮されるべきデータが混在したものである場合に、従来
はデータ量が多い前者のデータのみを圧縮して記録し、
後者のデータについては非圧縮データのまま記録してい
たが、後者のデータも可逆符号化方式で圧縮して単一の
記録媒体に識別可能な態様で混在記録することを可能に
し、コンピュータ用データのデータ量が益々大きくなる
傾向がみられる動画像処理等において、記録媒体の効率
的な利用を実現する。請求項3及び4の発明は、請求項
1や2の方法で記録媒体に記録された各種の圧縮データ
を選択的にアクセスして復号・再生することを可能にす
る。尚、複数の異なるアルゴリズムによる復号を実行さ
せるが、ハードウェア規模の増大を抑制できることは請
求項1や2の場合と同様である。そして、請求項1や2
の発明と組合せることにより、単一の記録媒体の限られ
た容量を効率的に利用しながらデータのアクセスも極め
て容易なマルチメディアシステムの構築を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の「データの圧縮・記録方法」を適用した
データの圧縮・記録装置(実施例1)のシステム回路図で
ある。
【図2】入力データ系列のデータ構造を示す図である。
【図3】圧縮・記録動作の手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】光ディスクに記録されるデータ系列のデータ構
造を示す図である。
【図5】本発明の「圧縮データの復号・再生方法」を適用
した圧縮データの復号・再生装置(実施例2)のシステム
回路図である。
【図6】復号・再生動作の手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1,12…入力I/F、2,7,13,18…バッファメモリ、3,4,1
4,15…プログラムメモリ(記憶手段)、5…圧縮処理部(圧
縮処理手段)、6,17…スイッチ回路(プログラム切換え手
段)、8,19…出力I/F、9…光ディスク、10…記録部
(記録手段)、11…読取り部(読取り手段)、16…復号処理
部(復号処理手段)、31,32…システム制御部(識別データ
検出手段,プログラム切換え手段,データ転送手段)、Cc
…圧縮コンピュータ用データ、Cn…非圧縮コンピュー
タ用データ、ID-V,ID-C…識別データ、Vc…圧縮AVデ
ータ、Vn…非圧縮AVデータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの圧縮・記録装置において、入力
    データから圧縮方式を示す識別データを分離・検出する
    識別データ検出手段と、複数の異なるデータ圧縮アルゴ
    リズムをプログラムとして記憶した記憶手段と、入力さ
    れる非圧縮データを前記記憶手段の各プログラムを用い
    て圧縮する圧縮処理手段と、前記圧縮処理手段による前
    記記憶手段の各プログラムの選択的アクセスを可能にす
    るプログラム切換え手段と、装置内でのデータ転送を実
    行するデータ転送手段とを具備せしめ、異なる圧縮アル
    ゴリズムで圧縮されるデータブロックが混在したデータ
    系列を各データブロック毎にそのデータの圧縮方式を示
    す識別データを付加して入力し、前記識別データ検出手
    段が識別データを検出する度に、その検出した識別デー
    タに基づいて前記プログラム切換え手段が前記圧縮処理
    手段による前記記憶手段の対応プログラムのアクセス状
    態を設定すると共に、前記データ転送手段がその識別デ
    ータを記録手段へ転送し、一方、前記データ転送手段は
    前記識別データ検出手段によって識別データが分離され
    た後のデータを前記圧縮処理手段へ順次転送し、前記圧
    縮処理手段が既に設定されているアクセス状態で前記記
    憶手段の対応プログラムを用いてデータ圧縮を行い、前
    記データ転送手段が圧縮後のデータを前記記録手段へ順
    次転送し、前記記録手段が予め転送されている前記識別
    データと圧縮後のデータを記録媒体に対して連続的に記
    録することを特徴としたデータの圧縮・記録方法。
  2. 【請求項2】 入力データ系列が不可逆符号化方式と可
    逆符号化方式で圧縮されるべきデータブロックが混在し
    たものであり、記憶手段にはそれらの方式のデータ圧縮
    アルゴリズムをプログラムとして記憶させておき、記録
    媒体に対して不可逆符号化方式と可逆符号化方式の各圧
    縮データを混在させて記録することとした請求項1のデ
    ータの圧縮・記録方法。
  3. 【請求項3】 圧縮データの復号・再生装置において、
    入力される圧縮データからその圧縮方式を示す識別デー
    タを分離・検出する識別データ検出手段と、複数の異な
    るデータ復号アルゴリズムをプログラムとして記憶した
    記憶手段と、入力される圧縮データを前記記憶手段の各
    プログラムを用いて復号する復号処理手段と、前記復号
    処理手段による前記記憶手段の各プログラムの選択的ア
    クセスを可能にするプログラム切換え手段と、装置内で
    のデータ転送を実行するデータ転送手段とを具備せし
    め、異なる圧縮アルゴリズムで圧縮されたデータブロッ
    クが混在したデータ系列を各データブロック毎にその圧
    縮方式を示す識別データを付加して入力し、前記データ
    識別手段が識別データを検出する度に、その検出した識
    別データに基づいて前記プログラム切換え手段が前記復
    号処理手段による前記記憶手段の対応プログラムのアク
    セス状態を設定し、一方、前記データ転送手段は前記識
    別データ検出手段によって識別データが分離された後の
    圧縮データを前記復号処理手段へ順次転送し、前記復号
    処理手段が既に設定されているアクセス状態で前記記憶
    手段の対応プログラムを用いて圧縮データの復号を行
    い、前記データ転送手段が復号後のデータを出力側へ順
    次転送することを特徴とした圧縮データの復号・再生方
    法。
  4. 【請求項4】 入力データ系列が不可逆符号化方式と可
    逆符号化方式で圧縮されたデータブロックが混在したも
    のであり、記憶手段にはそれらの方式のデータ復号アル
    ゴリズムをプログラムとして記憶させておき、復号方式
    を選択的に切換えながら入力データ系列を復号・再生す
    ることとした請求項3の圧縮データの復号・再生方法。
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