JPH08101211A - 分析容器の収納装置 - Google Patents

分析容器の収納装置

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JPH08101211A
JPH08101211A JP27417294A JP27417294A JPH08101211A JP H08101211 A JPH08101211 A JP H08101211A JP 27417294 A JP27417294 A JP 27417294A JP 27417294 A JP27417294 A JP 27417294A JP H08101211 A JPH08101211 A JP H08101211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
storage box
chute
analysis
guide plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP27417294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tsuru
良行 都留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sysmex Corp filed Critical Sysmex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型の装置にて、容器収納箱内に分析容器を効
率よく収納することを目的とする。 【構成】上面に開口を有する容器収納箱と、容器収納箱
が着脱自在に装着される装置本体とが具備され、滑落す
る分析容器を案内するためのシュートが、その下端部が
装置本体に装着されている前記容器収納箱の開口の一端
縁近傍に位置するように設けられており、シュートは、
前記容器収納箱の外方に傾倒していることを特徴とする
分析容器の収納装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臨床検査分野などで使
用される検体や試薬等が注入される分析容器の収納装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、使用済の分析容器1は、図1に記
載されるような収納装置に収納されるもので、装置本体
2に対して、上面が全面にわたって開口している容器収
納箱3が水平挿抜自在に装着されている。そして、装置
本体2の上部中央に略垂直に近いシュート4が立設され
ており、前記分析容器1は略鉛直方向に近い方向から落
下し容器収納箱3内に収納される。
【0003】このような従来装置においては、容器収納
箱3内に落下収納された分析容器1は図1に示すよう
に、中央部(シュート4の下端部)で盛り上がって、容
器収納箱3内に分析容器1が充満するまでに、シュート
4の下端部を分析容器1自体によって閉塞する虞れがあ
った。
【0004】かように、容器収納箱3内に分析容器1が
充満するまでに、シュート4の下端部が閉塞されると、
その時点でそれ以上分析容器1を収納することができ
ず、収納効率が悪くなる。
【0005】そこで、鉛直方向から落下し容器収納箱内
で盛り上がった分析容器を平坦化するレバーが備えられ
た収納装置が提案されている(特開平6−148204
号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−14820
4号公報に記載されている収納装置では、鉛直方向から
落下し容器収納箱内で盛り上がった分析容器を平坦化す
るために、大型のレバーが備えられており、またこのレ
バーが大型であることからその自由端部の揺動軌跡も大
となる。
【0007】従って、結果的に、容器収納箱の側壁を大
型レバーの自由端部の揺動軌跡と合致させざるを得ず、
装置全体が大型化すると共に、容器収納箱の形状が一般
的でなく、収納効率の低下と高価格化は免れなかった。
【0008】
【問題を解決するための手段】本発明は、分析容器を無
秩序に収納する収納装置であって、上面の少なくとも一
端縁近傍に開口を有する容器収納箱と、当該容器収納箱
が着脱自在に装着される装置本体とが具備され、滑落す
る前記分析容器を案内するためのシュートが、その下端
部が装置本体に装着されている前記容器収納箱の開口の
一端縁近傍に位置するように設けられており、前記シュ
ートは、前記容器収納箱の外方に傾倒していることを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明では、シュートが、その下端部が容器収
納箱の開口の一端縁近傍に位置するように設けられてお
り、前記容器収納箱の外方に傾倒しているので、前記シ
ュートを斜下方に滑落してきた分析容器は鉛直方向成分
の運動量を有するのは当然であるが、水平方向成分の運
動量をも有している。従って、シュートの下端部から斜
下方に飛び出した分析容器は、容器収納箱の内部で水平
方向にも満遍なく移動し、中央部で集中的に盛り上がる
ことはない。
【0010】
【実施例】図2は本発明の一実施例の一部断面正面図
で、図3はその平面図である。これらの図において、図
1に対応する部分には、図1と同一の符号を付す。
【0011】装置本体2には、容器収納箱3を水平方向
に挿抜自在に装着するための収納箱装着口5が、その操
作側に開設されている。
【0012】前記容器収納箱3はその上部の全面に開口
6が形成されており、当該開口6の一端縁に切欠7が削
設されている。
【0013】装置本体2には、容器収納箱5を装置本体
2に装着した状態において当該容器収納箱5の開口6の
一端縁近傍に対応する位置に、シュート4の下端部が位
置するように固設されている。
【0014】そして、前記シュート4は、容器収納箱3
の外方即ち収納箱装着口5とは反対方向に、水平方向に
対して約45°の角度だけ傾倒している。
【0015】なお、前記シュート4の上方には、このシ
ュート4を囲繞するカバー8が装着されている。
【0016】装置本体2の、前記容器収納箱3の切欠7
に対応する部位には、水平方向(紙面と直交方向)に延
在する回動軸9が設けられ、当該回動軸9の一端に正逆
転し得るDCモータ10が装着されている。
【0017】そして、前記回動軸9には、揺動ガイド板
11の基端部が装着されており、前記DCモータ10が
正逆転することによって、当該揺動ガイド板11は、分
析容器1の滑落を阻止する上部位置(図2における2点
鎖線位置)と、その滑落を容認する下部位置(図2にお
ける実線位置)との間を揺動する。
【0018】なお、揺動ガイド板11の図中左方には2
対のフォトインタラプタ12、13が上下に設けられて
おり、前記回動軸9には、フォトインタラプタ12、1
3の光軸を選択的に遮断する遮光板14が装着されてい
る。
【0019】そして、上部のフォトインタラプタ12の
光軸が遮光板14によって遮断されているときは、揺動
ガイド板11が下部位置にあると判断され、下部のフォ
トインタラプタ13の光軸が遮光板14によって遮断さ
れているときは、揺動ガイド板11が上部位置にあると
判断される。
【0020】15は前記分析容器1を水平方向から弾性
的に挟持して搬送するチャッキングフィンガである。
【0021】揺動ガイド板11が時計方向に偏倚してい
る場合には、当該揺動ガイド板11は、シュート4を斜
右方向に延長する役を果たし、当該シュート4上を滑落
してきた分析容器1は、更に揺動ガイド板11上を滑落
して水平方向にも大きく飛んで、容器収納箱3の右側側
壁近傍にまで移動する。
【0022】しかしながら、分析容器1が順次供給され
てくると、図2に示すように次第に容器収納箱3内に分
析容器1・・・が充満し、容器収納箱3内の左側にも分
析容器1・・・が堆積されるが、前記揺動ガイド板11
が揺動することによって、シュート4の下端部近傍に位
置する分折容器1を左右に移動させ、堆積された分析容
器1・・・が容器収納箱3内で満遍なく広がる。
【0023】揺動ガイド板11を、分析容器1が1個供
給されてくる度に1回揺動させてもよく、複数個(例え
ば5個)供給されてくる度に1回揺動させてもよい。
【0024】多数の分析容器1・・・が容器収納箱3内
に収納されると、当該分析容器1によっての揺動ガイド
板11の揺動が規制されるが、そうすると揺動ガイド板
11は下部位置にまでは偏倚できず、下部のフォトイン
タラプタ13の光軸が遮断されることはなくなる。
【0025】従って、下部のフォトインタラプタ13の
光軸が、揺動周期(1秒)よりも長い所定時間(3秒)
以上遮断されない場合には、容器収納箱3内に分析容器
1・・・が充満した旨の検出信号を出力する検出回路を
設けておくと、容器収納箱3内に分析容器1・・・が充
満したことが容易にわかることになる。
【0026】
【発明の効果】本発明では、シュートの下端部から斜下
方に飛び出した分析容器は、容器収納箱の内部で水平方
向にも満遍なく移動し、中央部で集中的に盛り上がるこ
とはない。
【0027】従って、大型のレバーを必要とせず、特殊
な形状の容器収納箱を使用しなくとも多数の分析容器を
効率よく収納することができるので、装置全体が大型化
することなく、収納効率の向上と低価格化を実現するこ
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置を示す一部断面正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す一部断面正面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 分析容器 2 装置本体 3 容器収納箱 4 シュート 5 収納箱装着口 6 開口 7 切欠 8 カバー 9 回動軸 10 DCモータ 11 揺動ガイド板 12 フォトインタラプタ 13 フォトインタラプタ 14 遮光板 15 チャッキングフィンガ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分析容器を無秩序に収納する収納装置であ
    って、上面の少なくとも一端縁近傍に開口を有する容器
    収納箱と、当該容器収納箱が着脱自在に装着される装置
    本体とが具備され、滑落する前記分析容器を案内するた
    めのシュートが、その下端部が装置本体に装着されてい
    る前記容器収納箱の開口の一端縁近傍に位置するように
    設けられており、前記シュートは、前記容器収納箱の外
    方に傾倒していることを特徴とする分析容器の収納装
    置。
  2. 【請求項2】装置本体の一側に、容器収納箱が水平方向
    に挿抜自在に装着される収納箱装着口が設けられてお
    り、シュートは収納箱装着口とは反対方向に傾倒してい
    る請求項1記載の分折容器の収納装置。
  3. 【請求項3】シュートの下端部を支点として、分析容器
    の滑落を阻止する上部位置と滑落を容認する下部位置と
    の間を揺動する揺動ガイド板が装着されている請求項1
    もしくは請求項2記載の分析容器の収納装置。
  4. 【請求項4】下部位置では揺動ガイド板の自由端部は容
    器収納箱内に位置する請求項3記載の分析容器の収納装
    置。
  5. 【請求項5】揺動ガイド板の揺動位置を検出する検出手
    段が設けられ、容器収納箱内に収納されている分析容器
    によって、揺動ガイド板の揺動が規制された場合に、前
    記検出手段から検出信号が出力される請求項4記載の分
    析容器の収納装置。
JP27417294A 1994-09-30 1994-09-30 分析容器の収納装置 Pending JPH08101211A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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