JPH0799610B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH0799610B2
JPH0799610B2 JP2875287A JP2875287A JPH0799610B2 JP H0799610 B2 JPH0799610 B2 JP H0799610B2 JP 2875287 A JP2875287 A JP 2875287A JP 2875287 A JP2875287 A JP 2875287A JP H0799610 B2 JPH0799610 B2 JP H0799610B2
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JP2875287A
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常雄 石井
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Pioneer Corp
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば光ディスクに記録した音声プログラム情
報を再生する情報再生装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明においてはインデックスサーチ時に、記録媒体よ
り再生された所定量のデータの一方のメモリに対する書
き込み動作が監視され、書き込みが完了したとき、書き
込みが他方に切り換えられるとともに、一方から読み出
しが行なわれる。
〔従来の技術〕
第3図は従来の情報記録再生装置としての光ディスク装
置のブロック図である。いま記録動作がコントローラ10
に入力されているものとすると、入力されたアナログ音
声信号はローパスフィルタ1によりその周波数帯域が制
限された後、A/D変換回路2に入力され、ディジタル信
号に変換される。連動する一対の可動接点を有するスイ
ッチ3は当初例えば図中上方に切り換えられており、A/
D変換回路2の出力データはメモリ4に記憶される(書
き込まれる)。
一方メモリ4にデータが書き込まれているときスイッチ
3と同様に連動する一対の可動接点を有するスイッチ6
も図中上方に切り換えられている。メモリ4(メモリ5
も同様)はデータ書き込み中そのデータをモニタのため
出力できるようになされている。このモニタのためのデ
ータがスイッチ6を介してD/A変換回路7に入力され、
アナログ信号に変換された後、ローパスフィルタ8によ
り平滑され、出力される。
モニタのためメモリ4から出力されたデータは検出回路
9にも入力される。検出回路9は入力されるディジタル
信号のデータ数をカウントする等して入力信号の所定量
の終端部を検出し、検出信号を出力する。
検出回路9が出力する検出信号は選択手段としてのスイ
ッチ3と6に、切り換えを制御する制御信号として供給
される。これによりスイッチ3と6は各々反対側に切り
換えられる。従って今度はA/D変換回路2の出力がメモ
リ5に入力され、記憶されるとともに、モニタのため出
力される。
一方メモリ4に実時間をかけて書き込まれた1ブロック
(イベント)分のデータは実時間より短い時間に読み出
され、スイッチ6を介して記録再生手段11に入力され、
内蔵するメモリ(図示せず)に一旦記憶される。このデ
ータはインターリーブ、誤り訂正符号の付加等の所定の
処理が施された後、光ディスク12に記憶される。
メモリ5に1ブロック分のデータが書き込まれたとき、
同様にして書き込みと読み出しが切り換えられ、そのデ
ータが光ディスク12上に記録される。以下同様にして第
4図のタイミングチャートに示す如きタイミングで連続
する音声信号がブロック化され、順次記録される。
一方再生動作が入力されたとき、コントローラ10は各回
路、手段等を制御し、再生動作を実行させる。すなわち
記録再生手段11は光ディスク12に記録されているデータ
を再生し、1ブロック毎に出力する。記録再生手段11よ
り出力されたデータが下側に切り換えられているスイッ
チ3を介してメモリ4に書き込まれているとき、メモリ
5に既に書き込まれているデータが読み出され、下側に
切り換えられているスイッチ6、D/A変換回路7、ロー
パスフィルタ8を介して出力される。
またこのデータは検出回路9にも入力され、検出回路9
は1ブロック分のデータをカウントしたときスイッチ
3、6を切り換える制御(検出)信号を出力する。従っ
てメモリ5から1ブロック分のデータが実時間をかけて
読み出され、再生されたとき、今度はメモリ4から1ブ
ロック分のデータが実時間をかけて再生され、メモリ5
に次の1ブロックのデータが実時間より短い時間で書き
込まれる。このようにして光ディスク12にブロックに分
割されて記録された音声信号が連続的に再生出力され
る。以上の動作をタイミングチャートに示すと第5図の
ようになる。
例えばメモリ4、5の容量を256KByte、音声信号のサン
プリング周波数を16KHz、量子化ビット数を8ビットに
すると、メモリ4、5に一度書き込まれる1ブロック
(イベント)分のデータの実時間上の長さはモノラルモ
ードのとき約16秒、ステレオモードのとき約8秒とな
る。光ディスク12の回転数を450rmp、1トラックの容量
を32KByteにすると、1ブロック分(256KByte)のデー
タを光ディスク12に記録又は再生するのに約1秒かか
る。さらに記録直後の確認のためのベリファイリードに
約1秒、データの転送に約0.5秒乃至1秒かかるものと
すると、光ディスク12に1ブロック分のデータを記憶す
るのに必要な時間は約2.5秒乃至3秒、また1ブロック
分のデータを再生するのに必要な時間は約1.5秒乃至2
秒となる。再生の場合も記録にあわせて例えば3秒かか
るものとすると、A/D変換回路2から入力される1ブロ
ック分のデータは8秒かけてメモリ4、5に書き込ま
れ、記録再生手段11から入力される1ブロック分のデー
タは3秒かけてメモリ4、5に書き込まれる。またメモ
リ4、5に書き込まれている1ブロック分のデータは8
秒かけてD/A変換回路7と検出回路9に出力され、3秒
かけて記録再生手段11に出力される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで光ディスク12に複数の曲(プログラム)が記録
されている場合、各プログラムの冒頭のみを順次再生
し、所望の曲をサーチする所謂インデックスサーチを行
なうことがある。インデックスサーチを行なうときも、
例えば検出回路9の出力に対応してスイッチ3、6を切
り換え、一方のメモリから実時間(8秒間)でデータを
読み出し、出力している間に、次の曲の冒頭をサーチ
し、他方のメモリに3秒間で書き込む動作を交互に繰り
返すようにすることができる。
しかしながらこのようにするとメモリ4、5の容量が大
きい場合各曲の冒頭の再生時間(1ブロックの長さ)が
長くなり過ぎる。例えばメモリ4、5の容量を1MByteに
すると、ステレオモードの場合、1ブロックの長さは約
31秒(光ディスクからの再生データをメモリ4、5に書
き込む時間は約6秒)になる。そこでインデックスサー
チのための時間を管理する時間管理回路を設け、再生時
間をメモリ4、5の容量より短い時間に設定することも
できるが、その場合例えば光ディスク12からの再生デー
タが不良で、再度データを再生し直さなければならない
ようなとき、メモリ4又は5への次の曲の書き込みが間
に合わず、インデックス再生の音声が途切れることにな
る。従って結局複雑な構成と制御が必要になる。
そこで本発明は簡単な構成で、再生音を途切れさせずに
インデックスサーチを行なうことができるようにするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は情報再生装置において、記録媒体に記録されて
いる複数のプログラムの冒頭を順次サーチし、再生する
再生手段と、再生手段が出力する所定量のデータを交互
に記録する第1及び第2のメモリと、第1又は第2のメ
モリの一方にデータを書き込んでいるとき他方からデー
タを読み出すように、所定の制御信号に対応して第1又
は第2のメモリを選択する選択手段と、記録媒体から所
定量のデータが再生され、第1又は第2のメモリに書き
込まれたことを検出し、制御信号を出力する検出回路と
を備えることを特徴とする。
〔作用〕
記録媒体には複数のプログラムが記録されており、再生
手段は各プログラムの冒頭を順次サーチし、再生する所
謂インデックスサーチを行なう。再生手段より再生、出
力されるデータは所定量毎に第1のメモリ又は第2のメ
モリに交互に書き込み、記憶される。選択手段は第1の
メモリと第2のメモリの一方にデータを書き込んでいる
とき他方からデータを読み出すように制御する。検出回
路は記録媒体から再生された所定量のデータが第1及び
第2のメモリに書き込まれる状態を監視し、所定量のデ
ータが書き込まれたとき選択手段に制御信号を出力す
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の情報記録再生装置を光ディスク装置に
応用した場合のブロック図であり、第3図における場合
と対応する部分には同一の符号を付してあり、その詳述
は省略する。第1図において21は検出回路であり、記録
再生手段11の再生出力が入力されている。22、23はスイ
ッチであり、コントローラ10により制御され、検出回路
9又は21の出力を択一的にスイッチ3又はスイッチ6の
切り換え制御信号として選択する。
その他の構成は第3図における場合と同様である。
通常の記録又は再生動作の指令が入力されているとき、
コントローラ10はスイッチ22、23を図中右側に切り換え
る。従って前述した場合と同様にして通常の記録動作と
再生動作が実行される。
次にインデックスサーチが入力されたとき、コントロー
ラ10はスイッチ22、23を検出回路21側に切り換える。ま
たコントローラ10に制御され、記録再生手段11はインデ
ックスサーチを開始する。
記録再生手段11は光ディスク12に記録されている最初の
プログラムの冒頭をサーチし、再生する。再生データは
例えば下側に切り換えられているスイッチ3を介して短
時間でメモリ4に入力され、書き込まれる。記録再生手
段11の出力データは検出回路21にも入力されている。検
出回路21は入力されるデータの数をカウントする等して
所定量のデータの終端部を検出する。すなわちメモリ
4、5の容量に対応した1ブロック(イベント)分のデ
ータを検出したとき検出信号を出力する。この検出信号
はスイッチ22、23を介してスイッチ3、6に制御信号と
して入力され、スイッチ3、6を反対側に切り換える。
スイッチ6が下側から上側に切り換えられたとき、メモ
リ4に記録されたデータは実時間で読み出され、D/A変
換回路7、ローパスフィルタ8を介して出力される。使
用者はこの出力音声を聞き、最初のプログラムの内容を
知ることができる。
一方検出回路21の出力はコントローラ10にも入力されて
いる。コントローラ10は検出回路21より検出信号が入力
されたとき、記録再生手段11を制御し、第2番目のプロ
グラムの冒頭をサーチ、再生させる。このとき出力され
るデータは上側に切り換えられているスイッチ3を介し
てメモリ5に入力、記憶される。
1ブロック分のデータが短時間でメモリ5に書き込まれ
たとき、検出回路21が検出信号を出力する。このときメ
モリ5に書き込まれているデータが実時間で読み出さ
れ、下側に切り換えられたスイッチ6、D/A変換回路
7、ローパスフィルタ8を介して出力される。これによ
り使用者は第2番目のプログラムの内容を知ることがで
きる。
このようにして各プログラムの冒頭が順次インデック再
生されるが、その再生時間は次のプログラムの冒頭がサ
ーチされ、その1ブロック分のデータがメモリ4又は5
に書き込まれる迄の時間である。例えば光ディスク12か
らの再生データが不良で、その誤りを訂正できないよう
な場合、記録再生手段11は誤りの訂正が可能な1ブロッ
ク分のデータが得られるまで再生を繰り返す。そして正
しい1ブロック分のデータが得られたときそのデータが
メモリ4又は5に出力される。このような場合次のプロ
グラムのデータの書き込み動作が完了する迄の時間が通
常の場合より長くなる。しかしながら光ディスク12から
再生したデータをメモリ4又は5に書き込む標準の単位
時間(2秒又は6秒)は、そのデータを再生する実時間
(8秒又は31秒)より充分短い。従ってメモリへのデー
タの書き込み時間が再生実時間より長くなり、インデッ
クス再生した音声が途切れる可能性は少ない。また仮り
にメモリへの書き込み時間が再生実時間より長くなった
としても、再生音声は途中で途切れるが、インデックス
再生自体は正しく行なわれる。
以上のタイミングを図示すると第2図に示すようにな
る。
尚インデックスサーチ中所望のプログラムが再生された
とき、インデックスサーチを解除すれば、そのプログラ
ムがそのまま再生されることは勿論である。
また以上においては検出回路9、21の出力をそのままス
イッチ3、6の制御信号としたが、検出回路9、21の出
力をコントローラ10に入力し、コントローラ10にスイッ
チ3、6の切り換えを実行させることもできる。さらに
検出回路21が検出信号を出力する標準の間隔が短か過ぎ
る場合、その検出信号出力後所定時間経過してからスイ
ッチ3、6を切り換えるようにしてもよい。
〔効果〕
以上の如く本発明は情報再生装置において、記録媒体に
記録されている複数のプログラムの冒頭を順次サーチ
し、再生する再生手段と、再生手段が出力する所定量の
データを交互に記憶する第1及び第2のメモリと、第1
又は第2のメモリの一方にデータを書き込んでいるとき
他方からデータを読み出すように、所定の制御信号に対
応して第1又は第2のメモリを選択する選択手段と、記
録媒体から所定量のデータが再生され、第1又は第2の
メモリに書き込まれたことを検出し、制御信号を出力す
る検出回路とを備えるようにしたので、記録媒体からの
再生データのメモリへの書き込み時間が変動した場合に
おいても、連続したインデックス再生が可能になり、そ
のための構成も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報記録再生装置のブロック図、第2
図はそのタイミングチャート、第3図は従来の情報記録
再生装置のブロック図、第4図及び第5図はそのタイミ
ングチャートである。 1……ローパスフィルタ 2……A/D変換回路 3……スイッチ 4,5……メモリ 6……スイッチ 7……D/A変換回路 8……ローパスフィルタ 9……検出回路 10……コントローラ 11……記録再生手段 12……光ディスク 21……検出回路 22,23……スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録されている複数のプログラ
    ムの冒頭を順次サーチし、再生する再生手段と、該再生
    手段が出力する所定量のデータを交互に記憶する第1及
    び第2のメモリと、該第1又は第2のメモリの一方にデ
    ータを書き込んでいるとき他方からデータを読み出すよ
    うに、所定の制御信号に対応して該第1又は第2のメモ
    リを選択する選択手段と、該記録媒体から所定量のデー
    タが再生され、該第1又は第2のメモリに書き込まれた
    ことを検出し、該制御信号を出力する検出回路とを備え
    ることを特徴とする情報再生装置。
JP2875287A 1987-02-10 1987-02-10 情報再生装置 Expired - Lifetime JPH0799610B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2875287A JPH0799610B2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10 情報再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2875287A JPH0799610B2 (ja) 1987-02-10 1987-02-10 情報再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS63195890A JPS63195890A (ja) 1988-08-12
JPH0799610B2 true JPH0799610B2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=12257139

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