JPH0799362B2 - 定電位電解型ガス測定装置におけるセンサ接続判定回路 - Google Patents

定電位電解型ガス測定装置におけるセンサ接続判定回路

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JPH0799362B2
JPH0799362B2 JP62317288A JP31728887A JPH0799362B2 JP H0799362 B2 JPH0799362 B2 JP H0799362B2 JP 62317288 A JP62317288 A JP 62317288A JP 31728887 A JP31728887 A JP 31728887A JP H0799362 B2 JPH0799362 B2 JP H0799362B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、定電位電解型ガスセンサが測定回路に接続さ
れているか、否かを判定する回路に関する。
(従来技術) 定電位電解型ガスセンサは、作用極と対極との間に一定
電位を印加し、目的ガスの流入により生じる電解電流を
検出するものであるが、目的ガスが存在しない状態にお
いては、極めて高いインピーダンスをもつため、センサ
が測定回路から脱離していても指示計に変化をきらさ
ず、センサの脱離に気付かず測定ミスを生じるという問
題があった。
このような問題を解消するため、本出願人は、定電位電
解型ガスセンサの作用極、対極間にパルス状の過渡電圧
を印加し、これによって生じる対極と作用極との電気化
学的変化に基づくセンサ出力△S(第6図)によって接
続の良否を判定する装置を提案した(実開昭56−142359
号公報)。
この装置によれば、センサーが測定装置に接続されてい
るか否の判定を確実に行なうことができてガス測定装置
の信頼性の向上を図ることができるが、電極自体に電気
化学的な変化を誘起させる関係上、定常状態に戻るまで
通常30秒程度の時間△Tの待機を余儀なくさせられ、こ
のため、測定期間中におけるモニターが不可能であると
いう不都合がある。
(目的) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところはセンサー自体に影響を与え
ることなく接続状態に常時モニターすることができる定
電位電解型ガス測定装置におけるセンサー接続判定回路
を提供することにある。
(発明の概要) すなわち、本発明が特徴とするところは、定電位電解型
ガスセンサーの作用極、もしくは対極の一方を誘導性リ
アクタンス素子を介して接地するとともに、前記接地側
の極にパルス信号を印加し、リアクタンス素子の端子電
圧を判定するようにした点にある。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したものであって、図中
符号1は2極式定電位電解型ガスセンサーで、この実施
例においては対極2をセンサー出力測定回路3に、また
作用極4を後述するリアクタンスコイル5を介して接地
するとともに、常時、測定回路3からの一定電圧V0を対
極2と作用極4の間に印加して、目的ガスによる電解電
流の変化を検出するように構成されている。5は前述の
リアクタンスコイルで、センサー1との接続点、つまり
作用極4には、電解電流に変化を与えない程度の時間
巾、例えば40μ秒程度のパルスを発生するパルス発生器
6の出力端と、アースとの間における電位を検出する電
位検出回路7が接続されている。
第4図は、前述の電位検出回路の一実施例を示すもので
あって、図中符号T1は、電位検出用トランジスタで、ベ
ース電極にはリアクタンスコイル5が、ベース電極には
アースに、コレクタ電極には時定数設定用のコンデンサ
Cの一端と増幅用トランジスタT2のベース電極を接続し
て構成されている。
次にこのように構成した装置の動作を第2、3図に基づ
いて説明する。
測定回路3により一定電位V0が印加された状態において
目的ガスがセンサーに侵入すると、対極2と作用極4の
間にガス濃度に比例した電解電流が流れるから、センサ
ー1の抵抗値がガス濃度に比例して変化し、ガス濃度が
測定されることになる。言うまでもなく、リアクタンス
コイル5は、直流に対して極めて小さな抵抗を示すか
ら、対極4は略々アース電位に維持され、しかも電極
2、4に印加されるパルスP巾が40μ秒と極めて小さい
ことともあいまって(第3図I)、センサー1は、電気
化学的な挙動を示すまでに至らず、ガス測定動作に影響
を受けることはない。
一方、パルス発生器6から出力されたパルスPは、セン
サーの作用極4とリアクタンスコイル5に印加される
が、センサー1は、電解液を介して対極2と作用極4が
対向配設されていて交流的にはコンデンサを形成するこ
とになるから、パルスPは、低いインピーダンスをもっ
てセンサー1を通過し、測定回路3を介してアースに流
れる。このため、作用極4は、このパルスPに対しては
実質的にアースされた状態となって、リアクタンスコイ
ル5の端子間には検出可能レベルの電圧を生じることは
ない(II) 他方、何かの事情によりセンサー1が測定回路3から脱
落したり、リード線に断線が生じると、パルス発生器6
と測定回路3の間が断たれて、パルス発生器6からのパ
ルスは、測定回路3に流れることができなくなってリア
クタンスコイル5からアースに流れ込むことになる。こ
れにより、パルスPは、リアクタンスコイル5、抵抗、
及び容量成分により過渡現象を生じさせ、リアクタンス
コイル5に交番電圧を誘起させることになる(II′)。
この交番電圧は、測定回路の電位検出用トランジスタT1
のベース−エミッタ間電圧V1を超えた段階で、これを導
通させてコンデンサCを充電する。コンデンサCは、積
分回路を構成しているため、パルスPの出力が停止した
後もしばらくの時間Tの間は電位を保持することになる
から、この時間T内に警報回路等により判定して、オペ
レータに注意を促す。
以下、このようにしてガス濃度測定期間中、間欠的、例
えば1秒毎にパルスPを出力してセンサー1の機能を損
なうことなく、その接続状態をモニタリングする。
なお、この実施例においては、リアクタンスコイル5の
誘起電圧を積分して検出するようにしているが、第5図
に示したように、クロックの入力により動作可能となる
フリップフロップ、いわゆるT型フリップフロップのセ
ット端子にリアクタンスコイル5を、またクロック端子
にパルス発生器6の出力端子を接続することにより、パ
ルスPの出力タイミングと関連させてリアクタンスコイ
ルの電圧の有無を検出したり、またマイクロコンピュー
タによる場合にはパルスPの前縁や後縁と一定の時間関
係T1、T2、T3……、T′、T′、T′……で検出
することができる(第3図II′)。
第6図は、本発明の第2実施例を示すものであって、図
中符号10は、コイル11、12をトランス結合してなるリア
クタンスコイルで、一方のコイル12は、作用極4とアー
スの間に接続されるとともに、電極4には電位検出回路
7の入力端子が接続され、また他方のコイル11は、一端
がアースに、また他端がパルス発生器6の出力端子が接
続されている。
この実施例において、測定回路3の直流電位は、センサ
ー1からコイル12を介してアースとの間に印加されてセ
ンサー1に作動電圧を与え、目的ガスを検出可能ならし
める。
一方、パルス発生器6からのパルスは、コイル11に入力
した後、他方のコイル12に誘起起電力を発生させる。こ
の起電力は、センサー1を介して測定回路3からアース
に流れるため、リアクタンスコイル12に殆ど電位を発生
させることがない。
一方、センサー1が測定回路3から脱離した状態におい
ては、コイル12が開放状態となるため、コイル12に電位
が生じて電位検出回路7が作動することになる。
なお、上述の実施例においては、作用極をアースした状
態でセンサーを作動させるようにしているものである
が、第7図に示したようにガスの種類によっては対極側
2をアースして使用するものであっては、対極2をリア
クタンスコイル5を介してアースするとともに、対極2
にパスル発生器6の出力端子、及び電位検出回路7の入
力端子を接続するようにしても同様の作用を奏する。
また、上述の実施例においては、対極と作用極からなる
2極型センサーに例を採って説明したが、第8図に示し
たように基準極20を有し、作用極、もしくは対極との間
に基準電位V0′を印加するようにした定電位電解型ガス
センサー21にあっても、アース側となる電極、つまり作
用極、もしくは対極の内、アース側となる極を、リアク
タンスコイル5を介して接地するとともに、接地側の極
にパルス発生器6の出力端子と電位検出回路7の入力端
子を接続することにより同様の作用を奏する。
さらに、上述の実施例においては、モニタリングパルス
の時間巾を40μ秒としているが、センサーに電気化学的
影響を与えない程度、一般的には10ミリ秒以下であれば
同様の作用を奏する。
また、上述の実施例においては、一定時間間隔で常時モ
ニタリングするようにしているが、例えば測定開始時
等、任意の時点で検出してもよいことは明らかである。
(効果) 以上、説明したように本発明によれば、定電位電解型ガ
スセンサーの作用極、もしくは対極の一方を誘導性リア
クタンスコイルを介して接地するとともに、前記接地側
の極にパルス信号を印加して、リアクタンスコイルの端
子電圧を判定するようにしたので、可及的に時間巾が小
さなパルスであっても、センサー脱離時に発生するリア
クタンスコイルの起電力により確実に検出することがで
き、また、センサーに電気化学的な変化を与えないた
め、チェック後の待ち時間を不要とすることができるば
かりでなく、測定時間中であってもセンサー脱落のモニ
ターが可能となって信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す装置の構成図、第
2、3図は、同上装置の動作を示す説明図と波形図、第
4、5図は、同上装置における電圧検出回路の一実施例
を示す回路図、第6、7、8図は、それぞれ本発明の他
の実施例を示す構成図、及び第9図は、従来のセンサー
接続判定回路の動作を示す説明図である。 1……定電位電解型センサー 2……対極 3……センサー出力測定回路 4……作用極 5……リアクタンスコイル 6……パルス発生器 7……電位検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定電位電解型ガスセンサの作用極、もしく
    は対極の一方を誘導性リアクタンス素子を介して接地す
    るとともに、前記接地側の極にパルス信号を印加する手
    段と、前記リアクタンス素子の端子電圧を検出する手段
    を備えてなる定電位電解型ガス測定装置におけるセンサ
    接続判定回路。
JP62317288A 1987-12-14 1987-12-14 定電位電解型ガス測定装置におけるセンサ接続判定回路 Expired - Fee Related JPH0799362B2 (ja)

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