JP4931689B2 - アンテナの製造方法並びに該アンテナを備えた携帯電話機またはパーソナルコンピュータ - Google Patents

アンテナの製造方法並びに該アンテナを備えた携帯電話機またはパーソナルコンピュータ Download PDF

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Description

本願発明は、アンテナの製造方法並びに該アンテナを備えた携帯電話機またはパーソナルコンピュータに関するものである。
携帯電話機の普及とともに、その受発信内容は単なる電話通話に止まらず、Eメール、音楽配信、テレビ、GPS(Global Positioning System)等広範囲に亘るアイテムの受発信へと用途が拡大されてきている。
また、携帯用電話機に対するアンテナの仕様については、多くの研究、開発がなされてきており、アンテナパターンとしては技術的にも高レベルのものが出てきている。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、従来は、これらの受発信に必要なアンテナに対し単一的なアンテナをもって対応してきており、昨今の受発信の受発信アイテム周波数の多様化に対して、必ずしも十分とは云えなくなってきている。
また、近年の携帯電話機の外装は顧客の多様化と共に、種々の多彩な印刷による外装が要求されてきており、従って広範な周波数領域に対応するアンテナ機能を内蔵させ、且つ携帯電話機の外装としての多彩な美的外観を保つ製品が強く望まれてきている。
特開2005−167980号公報
上記のように、市場要求として、広範な周波数領域に対応するアンテナ機能を内蔵させ、且つ、携帯電話機の外装としての多彩な美的外観を保つ製品が求められているが、この両者を小型軽量な携帯電話機の範囲内という限られた条件下で満足させる技術についてはかなりの難しさが存在する。
特に、異なる広範な周波数に十分に対応し得るアンテナを携帯電話機の限られた表面に備え、且つ、そのアンテナパターンを表面に目立たない状態で、色彩外観を与えることは極めて難しい。
本願発明は、これらの要求に応えるものとして、基本的に前記のごとき現在多様化している、乃至、将来出現してくるであろう受発信の各種の周波数領域に対し、十分に対応し得るアンテナのシステムを、より美的な多彩外装コート被覆下において備えたアンテナの製造方法を提供し、また、それを備えた携帯電話機またはパーソナルコンピュータを提供することをその目的としている。
本発明に係るアンテナの製造方法は、
1)携帯電話機用またはパーソナルコンピュータ用のアンテナの製造方法であって、導電性インキにより所定の受信周波数に対応したアンテナパターンを印刷する第1工程と、該アンテナパターンに無電解メッキ及び電解メッキ、または電解メッキをする第2工程と、該電解メッキの外表面にさらにシリコーンオイル含有のインキによる被膜を形成する第3工程と、前記第3工程後所定の乾燥処理を施した後、シリコーンオイル含有インキの撥水性により弾かれる前記アンテナパターン印刷の表面部分を除く表面全体を、所定の粘度を有する塗料またはインキにより塗装またはベタ印刷する第4工程と、前記シリコーンオイル含有インキの表面に濡れ性を付与するための第5工程と、前記第5工程後全体表面を極薄コート剤により被覆する第6工程による層を、1層または複数層を積層することを特徴とするものである。
さらに、本発明に係るアンテナの製造方法は、
)上述の1)において、前記導電性インキによるアンテナパターンの印刷は、導電性粉体を混合した印刷インキまたはペースト剤により印刷されたものであり、
)上述のまたは2)において、前記無電解メッキを、CuまたはNiの厚さ5μm以下の無電解メッキとし、前記電解メッキを、厚さ5〜100μm、好ましくは10〜50μmのCu電気メッキとしたものであり、
)上述の)〜)において、前記シリコーンオイル含有のインキによる被膜は、該インキが通常のインキに5〜30vol%、好ましくは10vol%のシリコーンオイルを混合したものであり、且つ前記電解メッキ表面のみに被覆されたものであり、
)上述の)〜)において、前記第4工程における表面全体への塗装またはベタ印刷は、その厚みが前記第3工程終了時のアンテナパターン部の高さHと同じ寸法の厚さtを有し、該アンテナパターン部の高さの表面と、前記表面全体への塗装またはベタ印刷の厚さの表面とが同一位置になるものであり、且つ、所定の粘度は通常の印刷被覆時における粘度との粘度比Kが0.1〜0.5、好ましくは0.5の粘度であり、
)上述の)〜)において、前記シリコーンオイル含有インキの表面に濡れ性を付与するための第5工程における処理方法は、アルカリ洗浄剤による被膜除去、またはプラズマ処理、ブラスト処理による表面アラサの改質であることを特徴とするものである。
7)さらに、本発明に係る携帯電話機またはパーソナルコンピュータは、上述のまたは6)に記載のアンテナの製造方法にて作成されたアンテナを備えたことを特徴とするものである。
本発明によるアンテナは、多様化する受発信周波数により適したアンテナパターンを1層または複数層に積層することにより、また、下層にあるアンテナパタ−ンの存在を認識させない独特の手段を施すことにより、受発信の周波数特性が多様化する携帯電話機またはパーソナルコンピュータの市場要求と、多様に亘る外観の色彩化粧コートの要求とを、効率よく満足させるアンテナを提供し、且つそれを備えた携帯電話機またはパーソナルコンピュータを提供することができる。
すなわち、昨今受発信内容の多様化に伴って、多様化する受発信周波数に対し、従来の携帯電話用の周波数MHz(携帯)用のアンテナでは、必ずしも十分には対応できなくなってきている。
特に、波長λ[m]=V/f(V:伝播速度[m/sec]、f:周波数[Hz])式にて明かなように、例えばTV受信のごとく、その周波数MHz(TV)が携帯電話の周波数MHz(携帯)に対し約1/2、すなわちアンテナ長さLは約倍の長さ(約20cm)を要するが、携帯電話機表面にて配線するためには少なからずのスペースを要する。人工衛星を利用するGPSにおいては更に厳しい。
本発明は、限られた携帯電話機におけるスペースにおいて、十分要項な受発信作用を行うに十分なアンテナを設けるための仕様を特定しているものであり、しかも、携帯電話機の美観を損することなく実施し得るものであるところに、その特徴がある。
[実施の形態1]
図1は、本実施の形態1の携帯電話機の外表面にアンテナパターンを設けた場合を破面にて模式的に示した図であり、(a)は蓋部外表面に設けた場合、(b)は本体部外表面に設けた場合である。
図2は、携帯電話機蓋部の外表面にアンテナパターンを設けた場合の1例の一部断面を模式的に示した図である。
図3は、本実施の形態1におけるアンテナパターン(1層の場合)の作成工程を説明する工程流れ図である。
図4は、図3の各工程に対応するアンテナパターン部の一部断面を示す説明図である。
図において、1は携帯電話機、10は携帯電話機蓋部、11は携帯電話機本体部、2はOP1による導電性インキによるアンテナパターン面、3はOP2による電気メッキ面、4はOP3のシリコーンインキによるパターン被覆面、5はOP4による予備コート被覆面、6はOP6による化粧コート被覆面、31は携帯電話機本体部における電気メッキ面、51は携帯電話機本体部における予備コート被覆、61は携帯電話機本体部における化粧コート被覆面である。
また、1aは被印刷体、2aは導電性印刷、3aは無電解メッキ、4aは電解(電気)メッキである。
図1〜4にみられるように、本発明は携帯電話機の蓋部および/または本体部の表面に受発信のアイテム、例えば、電話通話以外にもTV受像、音楽配信、PCへの受発信、GPSなどに対応したアンテナパターンを設けるものであり、従来の金属線状の配線によるのではなく、印刷およびそれに加えたメッキ手段により金属アンテナパターンを構成するものである。
限られた携帯電話機のスペース内にこれらを、蓋部および/または本体部の外表面および/または裏表面における空きスペースを利用して設けるところに本発明の特徴がある。
この異なるアイテムに対応した各アンテナパターンを1層または複数層に分けて配線することにより、分離度の高い鮮明な情報として得ることができる。各層におけるアンテナパターンの配線の組み合わせ方法は、多くの試行錯誤により選択されることが必要であるが、干渉を避けるためにもより高い周波数に対応するアンテナパターンをより外層側に配置するのが好ましい。また、干渉を避けるために、限られた面積範囲内において、外周側により長尺のアンテナパターンを、その内周側に短尺のパターンを配置する、または表面積内を上下または左右に区分した領域内に異なるパターンを配置するなどの方法を採ることができる。
携帯電話機に配線されるアンテナパターンは、受信抵抗を考慮すると線巾0.3〜2mm、厚さ5〜10μmのCuまたはNiによる電気メッキにより構成するのが好ましい。
線巾0.2、厚さ5μm以下では受信抵抗が大きくなり、十分な受信が望めない。また、線巾2mm、厚さ10μm以上では、必要アンテナ長さに対し配線スペースが十分に確保出来ない。
図3、図4の工程流れ図にしたがって、以下工程の詳細を説明する。
携帯電話機のアンテナパターン印刷面(以下被印刷体1という)は予め印刷前処理により清浄化される。該前処理は通常実施されている方法による。OP1における導電性インキによるアンテナパターン2の印刷は、線幅0.2〜3mm、好ましくは0.5〜2mmをベースとしてアンテナパターンを導電性粉体を混合した印刷インキにより印刷する。該導電性粉体はCu、Ni、Fe、Mg、Pd、Ag、Au,Cまたはそれらの各合金より選ばれた、平均粒径0.001〜10μm程度のものである。
OP2において、前記被印刷体1に印刷されたアンテナパタ−ン2表面に無電解メッキ及び電解メッキ、または電解メッキ3を施す。無電解メッキはCuまたはNiにより厚さ5μm以下の無電解メッキである。更にその上に電解メッキ3(以下、電気メッキ3という)を施す。該電気メッキはその厚さが5〜10μmのCuまたはNiの電気メッキである。
この電気メッキ3の層厚み、アンテナパターン形状等は携帯電話機に要求されるアンテナ容量を備えるに十分な機能を有するものであることは言うまでもない。
OP3において、OP2にて電気メッキ3を施されたアンテナパターン上にシリコーンインキにより同じ模様のアンテナパターン印刷を積層する。シリコンインキ4は、通常の印刷用インキにシリコーンオイルを適当量添加せるものであり、OP1における印刷方法と同じ方式により印刷される。このシリコーンインキ4により同一アンテナパターンを重ね印刷するところに特徴がある。
すなわち、シリコンインキ4のもつ撥水性により次工程のOP4による色彩塗装またはベタ印刷(以下、予備コート被覆という)工程の予備コート被覆におけるアンテナパターン上に存在されるインキを、該アンテナパターン上から排除することを目的としている。
従って、本工程ではシリコーンインキの撥水性の性能が極めて重要な条件であり、併せてOP4工程において使用される予備コート被覆5の粘度、濃度との兼ね合いで最も効率的に排除する条件が選択される。
図5は、シリコーンインキによる排除効率Exを試験した結果を示す図である。
すなわち、シリコーンインキにおけるシリコーンオイル4の含有量A(vol%)を変化させ、次工程の予備コート被覆5の通常インキ粘度に対する粘度比Kとの関係でアンテナパターン上よりの排除効率Ex(ルーペによる目視測定)を試験した結果を示す。
図5より明らかなように、シリコンインキ4中のシリコーン含有量V(vol%が)10vol%以下では、予備コート被覆5のパターン上からの排除効率Exは悪く、10vol%を越えると撥水性による排除効率Exは良好となる。しかし、シリコーン含有量が30vol%を越えるとパターン上への積層印刷に難が生じる。
また、排除効率Exは、排除されるべき予備コート被覆5の粘度比Kにより影響され、粘度比Kが0.5以上では良好な排除効率Exを期待することができない。また0.1以下では色彩的に十分でなくなる。従って、予備コート被覆5の通常インキ粘度に対する粘度比Kは0.1〜0.5、好ましくは0.5が望ましく、またシリコンインキにおけるシリコーン含有量Vは10〜30vol%が好ましい。
図4における(c)、(d)は図3におけるOP3およびOP4の工程における状態を模式的に示している。被印刷体1上に印刷、電気メッキ3されたアンテナパタン上にシリコンインキ4による積層印刷が施される。この電気メッキ3の厚さは5〜10μm程度、またシリコンインキ4による積層印刷は膜厚み1〜2μm程度の極く薄い被膜である。
該シリコンインキ4は所定の乾燥工程により或程度固定化された後、被印刷体1上全面に予備コート被覆5が施される。基本的に予備コート被覆5の表面位置が前記シリコンインキ4の表面位置と同一面となるように予備コート被覆5の膜厚みが決められる。
図3のOP5の工程は、OP4により構成された表面、特にシリコンインキ4の表面に次工程OP6による化粧コート被覆に対する濡れ性を付与するものである。この濡れ性の付与はシリコンインキ4における撥水性を抑え、表面を活性化するものであり、化学的または物理的手段により表面活性が与えられる。化学的にはアルカリ洗浄液による処理、物理的にはプラズマ処理等による表面アラサの改質等で与えられる。
全面的に活性化された表面にはOP6工程による化粧コート被覆6が施される。該化粧コート被覆6は、顧客の要求に基づき色彩、模様、厚さ等が任意に選択される。
化粧コート被覆6は適宜の手段により乾燥、固定化され、アンテナパターンを包含する装飾携帯電話機用ケースが完成する。
図2は、本発明のアンテナパターンを2層積層した場合の携帯電話機表面のアンテナパターン部の一部断面を模式的に示した図である。
なお、前記各図において各部の寸法およびアンテナパターンは任意に表示されているものであり、これにより規制されるものではない。
[実施の形態2]
図6は本実施の形態2におけるアンテナパターン(1層の場合)の作成工程を説明する工程流れ図である。
図7は、図6の各工程に対応するアンテナパターン部の一部断面を示す説明図である。
図において、1aは被印刷体、2aは導電性印刷、3aは無電解メッキ、4aは電解(電気)メッキである。
図6、7にみられるように、本実施の形態2における内容は、実施の形態1の工程に対しOP3〜OP6の工程を省略したものである。すなわち、本実施の形態2においては、基本的に形態電話機表面の曲面に施されたアンテナパターンそのものを露出させているものであり、被メッキの母材表面の生地模様を生かす場合、アンテナパターンそのものをイラスト画、乃至美的模様に形成兼用する場合、または電気メッキ表面を着色金属面とする場合乃至電気メッキ面そのものとして色彩的に生かす場合などに適する。
OP1aの導電性インキによるアンテナパターン印刷工程、OP2aの無電解メッキ工程、OP3aの電解(電気)メッキ工程は、実施の形態1における当該工程における条件に準じて実施される。
また、電気メッキ表面を着色金属面とする場合乃至電気メッキ面そのものとして生かす場合では、Cuメッキの上に金またはその化合物のメッキ、銀またはその化合物のメッキなどのコーティングメッキを使用することができる。
上述の実施の形態においては、被印刷体1は携帯用電話機を対象として述べられているが、本発明は、パーソナルコンピュータ、クシーなどの移動無線機、各種レーダ用の受送信器等に適用することができる。
本実施の形態1における携帯電話機の外表面にアンテナパターンを設けた場合を破面にて模式的に示した図であり、(a)は蓋部外表面に設けた場合、(b)は本体部外表面に設けた場合である。 本発明のアンテナパターンを2層積層した場合の携帯電話機表面のアンテナパターン部の一部断面の1例を模式的に示した図である。 本実施の形態1の工程を説明する工程流れ図である。 図3の各工程に対応するアンテナパターン部の一部断面を示す説明図である。 シリコーンインキによる排除効率Exを試験した結果を示す図である。 本実施の形態2の工程を説明する工程流れ図である。 図6の各工程に対応するアンテナパターン部の一部断面を示す説明図である。
符号の説明
1 携帯電話機
10 携帯電話機蓋部
11 携帯電話機本体部
2 OP1による導電性インキによるアンテナパターン面
3 OP2による電気メッキ面
4 OP3のシリコーンインキによるパターン被覆面
5 OP4による予備コート被覆面
6 OP6による化粧コート被覆面
31 携帯電話機本体部における電気メッキ面
51 携帯電話機本体部における予備コート被覆
61 携帯電話機本体部における化粧コート被覆面
1a 被印刷体
2a 導電性印刷
3a 無電解メッキ
4a 電解(電気)メッキ

Claims (8)

  1. 携帯電話機用またはパーソナルコンピュータ用のアンテナの製造方法であって、導電性インキにより所定の受信周波数に対応したアンテナパターンを印刷する第1工程と、該アンテナパターンに無電解メッキ及び電解メッキ、または電解メッキをする第2工程と、該電解メッキの外表面にさらにシリコーンオイル含有のインキによる被膜を形成する第3工程と、前記第3工程後所定の乾燥処理を施した後、シリコーンオイル含有インキの撥水性により弾かれる前記アンテナパターン印刷の表面部分を除く表面全体を、所定の粘度を有する塗料またはインキにより塗装またはベタ印刷する第4工程と、前記シリコーンオイル含有インキの表面に濡れ性を付与するための第5工程と、前記第5工程後全体表面を極薄コート剤により被覆する第6工程による層を、1層または複数層を積層することを特徴とするアンテナの製造方法。
  2. 前記導電性インキによるアンテナパターンの印刷は、導電性粉体を混合した印刷インキまたはペースト剤により印刷されたものであることを特徴とする請求項に記載のアンテナの製造方法。
  3. 前記無電解メッキは、CuまたはNiの厚さ5μm以下の無電解メッキであり、前記電解メッキは、厚さ5〜100μm、好ましくは10〜50μmのCu電気メッキであることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナの製造方法。
  4. 前記シリコーンオイル含有のインキによる被膜は、該インキが通常のインキに5〜30vol%、好ましくは10vol%のシリコーンオイルを混合したものであり、且つ前記電解メッキ表面のみに被覆されたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアンテナの製造方法。
  5. 前記第4工程における表面全体への塗装またはベタ印刷は、その厚みが前記第3工程終了時のアンテナパターン部の高さHと同じ寸法の厚さtを有し、該アンテナパターン部の高さの表面と、前記表面全体への塗装またはベタ印刷の厚さの表面とが同一位置になるものであり、且つ、所定の粘度は通常の印刷被覆時における粘度との粘度比Kが0.1〜0.5、好ましくは0.5の粘度であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のアンテナの製造方法。
  6. 前記シリコーンオイル含有インキの表面に濡れ性を付与するための第5工程における処理方法は、アルカリ洗浄剤による被膜除去、またはプラズマ処理、ブラスト処理による表面アラサの改質であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のアンテナの製造方法。
  7. 前記請求項5〜6のいずれか1項に記載のアンテナの製造方法にて作成されたアンテナを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  8. 前記請求項5〜6のいずれか1項に記載のアンテナの製造方法にて作成されたアンテナを備えたことを特徴とするパーソナルコンピュータ。
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