JPH0799070B2 - 改装窓枠 - Google Patents
改装窓枠Info
- Publication number
- JPH0799070B2 JPH0799070B2 JP8212393A JP8212393A JPH0799070B2 JP H0799070 B2 JPH0799070 B2 JP H0799070B2 JP 8212393 A JP8212393 A JP 8212393A JP 8212393 A JP8212393 A JP 8212393A JP H0799070 B2 JPH0799070 B2 JP H0799070B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window frame
- mounting
- frame
- new window
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改装窓枠に係り、特
に、建造物より除去されることなく残存された既設旧窓
枠に、新しい窓枠を嵌め入れ固定した改装窓枠に関す
る。
に、建造物より除去されることなく残存された既設旧窓
枠に、新しい窓枠を嵌め入れ固定した改装窓枠に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建造物基台より既設旧窓枠を除去するこ
となく残存させて、この既設旧窓枠を利用して、予め枠
組みされた新窓枠を固定することにより、所謂ハツリ作
業を不要とし、工期短縮、工費節減等を図り、かつ、新
窓枠の取り付け作業を容易かつ確実に実施できるように
した改装窓枠として、例えば、特公昭62−36114
号公報に記載のものが公知である。
となく残存させて、この既設旧窓枠を利用して、予め枠
組みされた新窓枠を固定することにより、所謂ハツリ作
業を不要とし、工期短縮、工費節減等を図り、かつ、新
窓枠の取り付け作業を容易かつ確実に実施できるように
した改装窓枠として、例えば、特公昭62−36114
号公報に記載のものが公知である。
【0003】この従来の改装窓枠では、既設旧窓枠に固
着された取付支持体が室外方向に延びた延設部を介して
取付部を有し、この取付部に新窓枠の室外端面が連結固
着されているとともに、額縁支持体を介して新窓枠の室
内端面が建造物側に支持連結されている。
着された取付支持体が室外方向に延びた延設部を介して
取付部を有し、この取付部に新窓枠の室外端面が連結固
着されているとともに、額縁支持体を介して新窓枠の室
内端面が建造物側に支持連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の改
装窓枠では、新窓枠と旧窓枠とが、それらに固着された
取付支持体によって連結固定されているものであるか
ら、新窓枠の設置にあたり、その室内外方向の位置調整
を行うことができないという難点があった。異なる寸法
の取付支持体を数種類用意しておけば上記位置調整も可
能であるが、それらの製造・管理・輸送における取扱い
が煩雑になるなど、好ましいものではない。
装窓枠では、新窓枠と旧窓枠とが、それらに固着された
取付支持体によって連結固定されているものであるか
ら、新窓枠の設置にあたり、その室内外方向の位置調整
を行うことができないという難点があった。異なる寸法
の取付支持体を数種類用意しておけば上記位置調整も可
能であるが、それらの製造・管理・輸送における取扱い
が煩雑になるなど、好ましいものではない。
【0005】そこで、本発明は、取付作業時に、容易に
新窓枠の室内外方向の位置調整を行うことができる改装
窓枠を提供することを目的とする。
新窓枠の室内外方向の位置調整を行うことができる改装
窓枠を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次の技術的手段を講じた。即ち、本発明
は、建造物より除去されることなく残存された既設旧窓
枠に、予め枠組みされた新窓枠を嵌め入れ、これら新旧
窓枠を相互に連結してなる改装窓枠において、前記旧窓
枠側に固定された第1の取付支持体は、鉛直面に直交す
る室内外方向に平行な取付基準面を有する取付基部を備
え、前記新窓枠側に固定された第2の取付支持体は、前
記取付基準面に面接する当接面を有しかつ前記取付基部
に対する室内外方向の位置を変更し得る取付調整部を備
え、前記取付基部と前記取付調整部とを重合して固着す
る固着手段が設けられていることを特徴としている。
成するため、次の技術的手段を講じた。即ち、本発明
は、建造物より除去されることなく残存された既設旧窓
枠に、予め枠組みされた新窓枠を嵌め入れ、これら新旧
窓枠を相互に連結してなる改装窓枠において、前記旧窓
枠側に固定された第1の取付支持体は、鉛直面に直交す
る室内外方向に平行な取付基準面を有する取付基部を備
え、前記新窓枠側に固定された第2の取付支持体は、前
記取付基準面に面接する当接面を有しかつ前記取付基部
に対する室内外方向の位置を変更し得る取付調整部を備
え、前記取付基部と前記取付調整部とを重合して固着す
る固着手段が設けられていることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、新窓枠の取り付けにあたり、
まず、旧窓枠側に第1の取付支持体を固定する。そし
て、第2の取付支持体の取付調整部を、第1の取付支持
体の取付基部に重合して固着するが、この際、第2の取
付支持体は、その取付調整部の当接面が鉛直面に直交す
る室内外方向に平行な取付基準面に面接し、かつ、その
取付調整部が取付基部に対する室内外方向の位置を変更
し得るものであるから、新窓枠の室内外方向の所望の位
置に対応して、第2の取付支持体の室内外方向位置を調
整して第1の取付支持体に固定することができる。而し
て、第2の取付支持体に固定される新窓枠の室内外方向
位置が、取付作業時において設定される。
まず、旧窓枠側に第1の取付支持体を固定する。そし
て、第2の取付支持体の取付調整部を、第1の取付支持
体の取付基部に重合して固着するが、この際、第2の取
付支持体は、その取付調整部の当接面が鉛直面に直交す
る室内外方向に平行な取付基準面に面接し、かつ、その
取付調整部が取付基部に対する室内外方向の位置を変更
し得るものであるから、新窓枠の室内外方向の所望の位
置に対応して、第2の取付支持体の室内外方向位置を調
整して第1の取付支持体に固定することができる。而し
て、第2の取付支持体に固定される新窓枠の室内外方向
位置が、取付作業時において設定される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3において、2は建造物、3は既設旧窓
枠であり、鉄製、木製、アルミニウム製であって、通常
は、上枠主体、対の側枠主体、下枠主体よりなり、当該
既設旧窓枠3は建造物2より除去されることなく残存さ
れている。そして、旧窓枠3に、予め枠組みされた新窓
枠4が嵌め入れ固定されて、改装窓枠1が構成されてい
る。
する。図1〜図3において、2は建造物、3は既設旧窓
枠であり、鉄製、木製、アルミニウム製であって、通常
は、上枠主体、対の側枠主体、下枠主体よりなり、当該
既設旧窓枠3は建造物2より除去されることなく残存さ
れている。そして、旧窓枠3に、予め枠組みされた新窓
枠4が嵌め入れ固定されて、改装窓枠1が構成されてい
る。
【0009】改装窓枠1の上枠部分を示す図1におい
て、5は第1の取付支持体であって、旧窓枠3側に固定
されており、本実施例では、旧窓枠3の室内側側面に重
合して固着された舌片10と、該舌片10から室外方向
に延設された取付基部6と、該取付基部6の室外側端縁
から折曲されかつ旧窓枠3の室外側側方で建造物2にア
ンカーボルト30によって固着された補強支持部12と
を備え、鋼板を折曲加工するなどして成型されている。
前記取付基部6の下面は、水平面状であって、鉛直面に
直交する室内外方向に平行な取付基準面6Aとされてお
り、上面は、旧窓枠3の室内外側両側壁に当接してい
る。なお、この第1の取付支持体5は、枠長手方向全長
に亘る通し材でも、枠長手方向に複数設けられたピース
材であってもよい。
て、5は第1の取付支持体であって、旧窓枠3側に固定
されており、本実施例では、旧窓枠3の室内側側面に重
合して固着された舌片10と、該舌片10から室外方向
に延設された取付基部6と、該取付基部6の室外側端縁
から折曲されかつ旧窓枠3の室外側側方で建造物2にア
ンカーボルト30によって固着された補強支持部12と
を備え、鋼板を折曲加工するなどして成型されている。
前記取付基部6の下面は、水平面状であって、鉛直面に
直交する室内外方向に平行な取付基準面6Aとされてお
り、上面は、旧窓枠3の室内外側両側壁に当接してい
る。なお、この第1の取付支持体5は、枠長手方向全長
に亘る通し材でも、枠長手方向に複数設けられたピース
材であってもよい。
【0010】この第1の取付支持体5下部には、鋼製の
通し又はピース材からなる第2の取付支持体7が固着連
結されている。すなわち、該第2の取付支持体7は、取
付基部6の取付基準面6Aに面接する当接面8Aを有し
かつ第1の取付支持体5の取付基部6に対する室内外方
向の位置を変更し得る取付調整部8を備えており、この
取付調整部8の室内側端縁から垂直(下方)に延びる立
ち上がり部11が設けられ、また、取付調整部8の室外
側端縁から垂直(下方)に延びる折曲部12が設けられ
ている。
通し又はピース材からなる第2の取付支持体7が固着連
結されている。すなわち、該第2の取付支持体7は、取
付基部6の取付基準面6Aに面接する当接面8Aを有し
かつ第1の取付支持体5の取付基部6に対する室内外方
向の位置を変更し得る取付調整部8を備えており、この
取付調整部8の室内側端縁から垂直(下方)に延びる立
ち上がり部11が設けられ、また、取付調整部8の室外
側端縁から垂直(下方)に延びる折曲部12が設けられ
ている。
【0011】そして、第1の取付支持体5の取付基部6
と、第2の取付支持体7の取付調整部8とが、新窓枠4
の取り付け前において、互いに重合されてネジ具で示す
固着手段13によって固着されている。而して、この第
2の取付支持体7の立ち上がり部11は、新窓枠4の室
内外方向位置の基準となるものである。なお、固着手段
13は、溶接によるものであってもよい。
と、第2の取付支持体7の取付調整部8とが、新窓枠4
の取り付け前において、互いに重合されてネジ具で示す
固着手段13によって固着されている。而して、この第
2の取付支持体7の立ち上がり部11は、新窓枠4の室
内外方向位置の基準となるものである。なお、固着手段
13は、溶接によるものであってもよい。
【0012】一方、新窓枠4は、アルミニウム又はプラ
スチック押出材からなり、その押出型材を寸断して上枠
主体と下枠主体および左右一対の側枠主体となし、それ
らが予め四角形状に枠組みされており、新窓枠4の上方
及び側方の外周面には溝4aが形成されている。そし
て、この溝4aには、複数個のアンカ14が、枠長手方
向に摺動自在に嵌合されている。
スチック押出材からなり、その押出型材を寸断して上枠
主体と下枠主体および左右一対の側枠主体となし、それ
らが予め四角形状に枠組みされており、新窓枠4の上方
及び側方の外周面には溝4aが形成されている。そし
て、この溝4aには、複数個のアンカ14が、枠長手方
向に摺動自在に嵌合されている。
【0013】また、15は鋼製の取付補助体であって、
鋼板を折曲成型してなる通し又はピース材であり、新窓
枠4の室内側側面に重合する新窓枠取付部16と、該新
窓枠取付部16から室外方向に延びるアンカ取付部17
と、新窓枠取付部16から室内方向に延びる内部額縁取
付部18とからなる。この取付補助体15のアンカ取付
部17と、新窓枠4に設けられたアンカ14とは、旧窓
枠3への新窓枠4の取り付け前において予め固着されて
いる。そして、新窓枠4を室外側から旧窓枠3に嵌め入
れ、取付補助体15の新窓枠取付部16と、第2の取付
支持体7の立ち上がり部11とが、これらに室内側から
重合固着された連結片19を介して連結されている。こ
の連結片19は、鋼製のピース材であって、枠長手方向
に複数設けられており、この連結片19と新窓枠取付部
16とを固着しているネジ具で示す固定具26は、新窓
枠4をも共に固着している。
鋼板を折曲成型してなる通し又はピース材であり、新窓
枠4の室内側側面に重合する新窓枠取付部16と、該新
窓枠取付部16から室外方向に延びるアンカ取付部17
と、新窓枠取付部16から室内方向に延びる内部額縁取
付部18とからなる。この取付補助体15のアンカ取付
部17と、新窓枠4に設けられたアンカ14とは、旧窓
枠3への新窓枠4の取り付け前において予め固着されて
いる。そして、新窓枠4を室外側から旧窓枠3に嵌め入
れ、取付補助体15の新窓枠取付部16と、第2の取付
支持体7の立ち上がり部11とが、これらに室内側から
重合固着された連結片19を介して連結されている。こ
の連結片19は、鋼製のピース材であって、枠長手方向
に複数設けられており、この連結片19と新窓枠取付部
16とを固着しているネジ具で示す固定具26は、新窓
枠4をも共に固着している。
【0014】而して、第2の取付支持体7は、連結片1
9、取付補助体15及びアンカ14を介して、新窓枠4
側に固定されているものである。20はアルミニウム又
はプラスチックの押出材からなる内部額縁であって、本
実施例では、断面L形とされた枠全長に亘る通し材であ
る。この内部額縁20の一端部は、取付補助体15の内
部額縁取付部18に重合して固着され、また、他端部の
取り合い部は、建造物2との間にコーキング材21及び
バックアップ材22が充填されており、而して、内部額
縁20によって旧窓枠3の目隠しがされている。
9、取付補助体15及びアンカ14を介して、新窓枠4
側に固定されているものである。20はアルミニウム又
はプラスチックの押出材からなる内部額縁であって、本
実施例では、断面L形とされた枠全長に亘る通し材であ
る。この内部額縁20の一端部は、取付補助体15の内
部額縁取付部18に重合して固着され、また、他端部の
取り合い部は、建造物2との間にコーキング材21及び
バックアップ材22が充填されており、而して、内部額
縁20によって旧窓枠3の目隠しがされている。
【0015】また、新窓枠4には、その取り付け前に、
新窓枠4に設けたアンカ14に固着された外部額縁23
が予め取り付けられている。この外部額縁23は、アル
ミニウム又はプラスチックの押出材よりなり、枠全長に
亘って目隠しするものである。この外部額縁23と建造
物2との間には、コーキング材24及びバックアップ材
25が充填されている。一方、外部額縁23には、第2
の取付支持体7の折曲部12が突き当たり状に当接して
おり、バックアップ材25は第2の取付支持体7の取付
基部8の室外側端部によって保持されている。なお、外
部額縁23は、新窓枠4に直接固着されていてもよい。
新窓枠4に設けたアンカ14に固着された外部額縁23
が予め取り付けられている。この外部額縁23は、アル
ミニウム又はプラスチックの押出材よりなり、枠全長に
亘って目隠しするものである。この外部額縁23と建造
物2との間には、コーキング材24及びバックアップ材
25が充填されている。一方、外部額縁23には、第2
の取付支持体7の折曲部12が突き当たり状に当接して
おり、バックアップ材25は第2の取付支持体7の取付
基部8の室外側端部によって保持されている。なお、外
部額縁23は、新窓枠4に直接固着されていてもよい。
【0016】改装窓枠1の側枠部分は、上記上枠部分と
同様の構成であるので、詳細説明を省略する。次に、改
装窓枠1の下枠部分を図2に示し、上記上枠部分と同様
の構成については同符号を付して詳細説明を省略すると
ともに、異なる構成について詳述する。
同様の構成であるので、詳細説明を省略する。次に、改
装窓枠1の下枠部分を図2に示し、上記上枠部分と同様
の構成については同符号を付して詳細説明を省略すると
ともに、異なる構成について詳述する。
【0017】下枠部分では、第1の取付支持体5は、そ
の取付基部6の室内側端部から上方へ段状に折曲された
折曲部5aを備えており、該折曲部5aは、L形金具2
9を介して旧窓枠3の室内側側面に固着されている。ま
た、取付基部6の室外側端部から下方に支持部5bが延
設されており、該支持部5bは旧窓枠3の室外側側面に
重合固着されている。
の取付基部6の室内側端部から上方へ段状に折曲された
折曲部5aを備えており、該折曲部5aは、L形金具2
9を介して旧窓枠3の室内側側面に固着されている。ま
た、取付基部6の室外側端部から下方に支持部5bが延
設されており、該支持部5bは旧窓枠3の室外側側面に
重合固着されている。
【0018】この第1の取付支持体5の支持部5bに
は、鋼製の通し又はピース材からなる断面L形の取付補
強体27の一片27aが重合して固着されており、他片
27bは室外方向に延びて水平状とされている。第2の
取付支持体7の取付調整部8には、その室内側端部から
上方に新窓枠取付部16が延設されており、また、室内
側端部から下方に新窓枠支持部31が延設されている。
そして、新窓枠取付部16から室内方向には内部額縁取
付部18が延設されており、新窓枠支持部31から室外
方向には支持片28が延設されており、この支持片28
は取付補強体27の他片27bに重合して固着されてい
る。
は、鋼製の通し又はピース材からなる断面L形の取付補
強体27の一片27aが重合して固着されており、他片
27bは室外方向に延びて水平状とされている。第2の
取付支持体7の取付調整部8には、その室内側端部から
上方に新窓枠取付部16が延設されており、また、室内
側端部から下方に新窓枠支持部31が延設されている。
そして、新窓枠取付部16から室内方向には内部額縁取
付部18が延設されており、新窓枠支持部31から室外
方向には支持片28が延設されており、この支持片28
は取付補強体27の他片27bに重合して固着されてい
る。
【0019】また、新窓枠4は、その室外側縁部から下
方に延設されて第2の取付支持体7の新窓枠支持部31
に重合する舌片4aを有しており、該舌片4aは、外部
額縁23と共に第2の取付支持体7の新窓枠支持部31
に固着されている。上記実施例によれば、第1の取付支
持体5の取付基部6の取付基準面6Aは鉛直面に直交す
る室内外方向に平行とされており、この取付基準面6A
に、第2の取付支持体7の取付調整部8の当接面8Aが
面接しており、取付調整部8が取付基部に対する室内外
方向の位置を変更し得るものであるから、新窓枠4の取
り付けにあたり、予め適部の寸法を測量するなどして、
第2の取付支持体7の最適な室内外方向位置を決定し、
その位置で、取付基部6と取付調整部8とを重合固着す
ることにより、新窓枠4の室内外方向位置を、その取付
作業時において容易に設定することができる。
方に延設されて第2の取付支持体7の新窓枠支持部31
に重合する舌片4aを有しており、該舌片4aは、外部
額縁23と共に第2の取付支持体7の新窓枠支持部31
に固着されている。上記実施例によれば、第1の取付支
持体5の取付基部6の取付基準面6Aは鉛直面に直交す
る室内外方向に平行とされており、この取付基準面6A
に、第2の取付支持体7の取付調整部8の当接面8Aが
面接しており、取付調整部8が取付基部に対する室内外
方向の位置を変更し得るものであるから、新窓枠4の取
り付けにあたり、予め適部の寸法を測量するなどして、
第2の取付支持体7の最適な室内外方向位置を決定し、
その位置で、取付基部6と取付調整部8とを重合固着す
ることにより、新窓枠4の室内外方向位置を、その取付
作業時において容易に設定することができる。
【0020】なお、本実施例では、新窓枠4は、旧窓枠
3より室外側に位置しており、これによって、室内の空
間を大にすることが可能となり、このとき、旧窓枠3を
建造物2に残存せしめていても内部額縁20で目隠しし
ていることから内装上問題がないのに加えて、内部額縁
20を利用して新窓枠4を支持しているので構造の簡素
化が図れる。
3より室外側に位置しており、これによって、室内の空
間を大にすることが可能となり、このとき、旧窓枠3を
建造物2に残存せしめていても内部額縁20で目隠しし
ていることから内装上問題がないのに加えて、内部額縁
20を利用して新窓枠4を支持しているので構造の簡素
化が図れる。
【0021】なお、上記実施例における固着手段として
は、図1又は図2にネジ具で示すような固定具を用いて
もよく、また、溶接によるものでもよい。
は、図1又は図2にネジ具で示すような固定具を用いて
もよく、また、溶接によるものでもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、旧窓
枠側に固定された第1の取付支持体は、室内外方向に平
行な取付基準面を有する取付基部を備え、新窓枠側に固
定された第2の取付支持体は、前記取付基準面に面接す
る当接面を有する取付調整部を備え、前記取付基部と前
記取付調整部とが重合して固着されているので、新窓枠
の取り付けにあたり、第1の取付支持体に対する第2の
取付支持体の室内外方向の位置を調整した後、これらの
取付基部と取付調整部とを固着し、第2の取付支持体を
新窓枠側に固定することにより、新窓枠の取付作業時
に、新窓枠の室内外方向位置を容易に設定することがで
きる。
枠側に固定された第1の取付支持体は、室内外方向に平
行な取付基準面を有する取付基部を備え、新窓枠側に固
定された第2の取付支持体は、前記取付基準面に面接す
る当接面を有する取付調整部を備え、前記取付基部と前
記取付調整部とが重合して固着されているので、新窓枠
の取り付けにあたり、第1の取付支持体に対する第2の
取付支持体の室内外方向の位置を調整した後、これらの
取付基部と取付調整部とを固着し、第2の取付支持体を
新窓枠側に固定することにより、新窓枠の取付作業時
に、新窓枠の室内外方向位置を容易に設定することがで
きる。
【図1】図3のA−A線断面で示す上枠部分の断面図で
ある。
ある。
【図2】図3のB−B線断面で示す下枠部分の断面図で
ある。
ある。
【図3】室内側より見た改装窓枠の正面図である。
1 改装窓枠 2 建造物 3 既設旧窓枠 4 新窓枠 4A 新窓枠の室内側側面 5 第1の取付支持体 6 取付基部 6A 取付基準面 7 第2の取付支持体 8 取付調整部 8A 当接面 13 固着具
Claims (1)
- 【請求項1】 建造物(2)より除去されることなく残
存された既設旧窓枠(3)に、予め枠組みされた新窓枠
(4)を嵌め入れ、これら新旧窓枠(3,4)を相互に
連結してなる改装窓枠において、 前記旧窓枠(3)側に固定された第1の取付支持体
(5)は、鉛直面に直交する室内外方向に平行な取付基
準面(6A)を有する取付基部(6)を備え、 前記新窓枠(4)側に固定された第2の取付支持体
(7)は、前記取付基準面(6A)に面接する当接面
(8A)を有しかつ前記取付基部(6)に対する室内外
方向の位置を変更し得る取付調整部(8)を備え、 前記取付基部(6)と前記取付調整部(8)とを重合し
て固着する固着手段(13)が設けられていることを特
徴とする改装窓枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8212393A JPH0799070B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 改装窓枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8212393A JPH0799070B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 改装窓枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06294261A JPH06294261A (ja) | 1994-10-21 |
JPH0799070B2 true JPH0799070B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=13765645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8212393A Expired - Lifetime JPH0799070B2 (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 改装窓枠 |
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JP (1) | JPH0799070B2 (ja) |
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-
1993
- 1993-04-08 JP JP8212393A patent/JPH0799070B2/ja not_active Expired - Lifetime
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