JPH0798798B2 - 4―アセトキシアゼチジノン類の製造方法 - Google Patents

4―アセトキシアゼチジノン類の製造方法

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JPH0798798B2
JPH0798798B2 JP1308642A JP30864289A JPH0798798B2 JP H0798798 B2 JPH0798798 B2 JP H0798798B2 JP 1308642 A JP1308642 A JP 1308642A JP 30864289 A JP30864289 A JP 30864289A JP H0798798 B2 JPH0798798 B2 JP H0798798B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はチエナマイシンに代表されるペネム系抗生物質
の合成中間体として有用な次の一般式(I) 〔式中、Zは水素原子、低級アルキル基、保護されてい
てもよいヒドロキシエチル基を示す〕 で表わされる4−アセトキシアゼチジノン類の製造方法
に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
チエナマイシンに代表されるペネム系抗生物質は広範囲
の抗菌スペクトルを有することから、医薬品として注目
をあびている。
ペネム系抗生物質の製造方法としては、亀谷〔Heterocy
cles,17,463〜506(1982)〕、渋谷〔「有機合成化学」
41,62(1983)〕らによって種々の方法が報告されてい
るが、その中でも前記一般式(I)で表わされる4−ア
セトキシアゼチジノン類を中間に経由する方法は、化合
物(I)が各種求核剤と反応可能なことから、種々のペ
ネム抗生物質を製造できる有利な方法である。
従来、4−アセトキシアゼチジノン類(I)を製造する
方法としては、4−カルボキシアゼチジノン類を四酢酸
鉛で酸化する方法〔Tetrahedron Letters,23,2293(198
2)〕、4−カルボキシアゼチジノン類を電極酸化する
方法〔同、29,1409(1988)〕、4−アセチルアゼチジ
ノン類をメタクロロ過安息香酸により酸化する方法(特
開昭61−50964号)、4−シリルオキシアゼチジノン誘
導体を無水酢酸で処理する方法(ヨーロッパ特許第247,
378号)等が知られている。
しかし、上記方法によりアゼチジノン類の4位にアセト
キシ基を導入するには、4位に特定の置換基をもつアゼ
チジノン類を合成し、この置換基を手掛りとしてアセト
キシ基を導入しなければならない。しかしながら、この
方法は、4位に特定の置換基をもつアゼチジノン類を製
造するのが厄介であると共に、4位置換基をアセトキシ
基に変換するのが困難であるという欠点があり、工業的
方法として不利なるを免れなかった。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実情において、本発明者は鋭意研究を行った結
果、ルテニウム化合物を触媒とする酢酸及び酸化剤との
反応により、アゼチジノン類の4位に簡単にアセトキシ
基を導入できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、一般式(II) 〔式中、Zは水素原子、低級アルキル基、保護されてい
てもよいヒドロキシエチル基を示し、Yは水素原子また
はカルボキシル基を示す〕 で表わされるアゼチジノン類に、ルテニウム化合物を触
媒として、酢酸及び酸化剤を反応せしめて一般式(I) 〔式中、Zは前記と同じものを示す〕 で表わされる4−アセトキシアゼチジノン類を製造する
方法である。
本発明の原料のアゼチジノン類(II)としては、アゼチ
ジン−2−オン、3−メチルアゼチジン−2−オン、3
−エチルアゼチジン−2−オン、3−(保護)ヒドロキ
シエチルアゼチジン−2−オン、3−メチル−4−カル
ボキシアゼチジン−2−オン、3−エチル−4−カルボ
キシアゼチジン−2−オン、3−(保護)ヒドロキシエ
チル−4−カルボキシアゼチジン−2−オン等が挙げら
れる。ここにおいて、水酸基の保護基としては、ラクタ
ム系化合物において水酸基の保護に一般に使用されてい
るもの、例えばトリメチルシリル、トリエチルシリル、
tert−ブチルジメチルシリル、ジフェニル・tert−ブチ
ルシリル等のシリル基、ベンジルオキシカルボニル基、
p−ニトロベンジルオキシカルボニル基、o−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル基等が挙げられる。
これらアゼチジノン類(II)のうち、Zが(保護)ヒド
ロキシエチル基で、Yが水素原子の化合物は、例えばア
セト酢酸から誘導される〔Ber.,92,1599(1959)〕次の
(IV)式の化合物から次の反応式に従って製造される。
〔式中、R2はカルボン酸の保護基を、R3は水素原子、低
級アルキル基、低級アルコキシ基または低級アルキル基
若しくは低級アルコキシ基で置換されてもよいフェニ
ル、ベンジルオキシ基を、R4は水酸基の保護基を示す〕 すなわち、化合物(IV)をルテニウム−光学活性ホスフ
ィン錯体を触媒として不斉水素添加して化合物(V)と
なし、これを希酸等で加水分解して化合物(VI)とな
し、これを中和して化合物(VII)となし、次いでこれ
をラクタム化して化合物(II−1)を得る。更にこれの
水酸基を保護すれば化合物(II−2)が得られる。
本発明で触媒として使用されるルテニウム化合物として
は次のものが挙げられる。
(1)RuX3 (III) 〔式中、Xはハロゲン原子、R1COO(但しR1は低級アル
キル基を示す)で表わされるアシルオキシまたはアセチ
ルアセトナートを示す〕 具体例としては、例えば三塩化ルテニウム、三臭化ルテ
ニウム、三ヨウ化ルテニウム及びこれらの水和物、ルテ
ニウムアセチルアセトナート、酢酸ルテニウム等が挙げ
られる。
(2)ルテニウム錯体 ルテニウム−ホスフィン錯体 HRuCl(PPh3)3,H2Ru(PPh3)4, Ru2Cl4(BINAP)2(NEt3), Ru2Cl4(Tol-BINAP)2(NEt3), Ru(OAc)2(BINAP),Ru2Cl4(1,4-diphos)2, HRuCl(BINAP)2, 〔Ru(bpy)2(O)(PPh3)〕(ClO4)2, 〔Ru(bpy)2(O)(PEt3)〕(ClO4)2, 〔Ru(H2O)(bpy)2(PPh3)〕(ClO4)2等(但し、上記化合物
中のEtはエチル基を、Phはフェニル基を、Acはアセチル
基を、BINAPは2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−
1,1′−ビナフチルを、bpyはビピリジンを、Tol−BINAP
は2,2′−ビス(ジ−p−トリルホスフィノ)−1,1′−
ビナフチルを意味し、以下同様に用いる) ルテニウム−アミン錯体 〔Ru(NH3)5Cl〕Cl2,Ru(NH3)6Cl3, 〔Ru(C2H8N2)2(N2)(N3)〕PF6, 〔Ru(NH3)5Br〕Br2,〔Ru(NH3)5I〕I, 〔Ru(NH3)5(N2)〕(BF3), 〔Ru(NH3)5(N2)〕Br2, 〔Ru(NH3)5(N2)〕Cl2,〔Ru(NH3)5(N2)〕I, Ru(NH3)6I3,RuCl2(C10H8N2)2・2H2O, RuCl2(C10H8N2)3・6H2O, Ru3O2(NH3)14Cl6, 〔Ru(bpy)2(py)(H2O)〕(ClO4)2, RuO2(py)2(OAc)2等(但し、上記化合物中のpyはピリジ
ンを意味し、以下同様に用いる。) ルテニウム−ニトロシル錯体 Ru(NO)Cl3〕・H2O,Ru(NO)(NO3)3, 〔RuCl(NH3)4(NO)〕Cl2, 〔Ru(NCO)(NH3)4(NO)〕(ClO4)等 ルテニウム−オレフィン錯体 Ru(C5H5)2,Ru〔(CH3)5C52, Ru(C8H12)2,Ru(C8H12)Cl, Ru(C8H12)(C8H10)等 ルテニウム−カルボニル錯体 Ru3(CO)12,〔RuCl2(CO)32, RuCl2(CO)2(PPh3)2等 ルテニウムオキソ錯体 K〔RuO4〕,Ba〔RuO3(OH)2〕等 (3)粉末状ルテニウム金属;ルテニウム−カーボン、
ルテニウム−グラファイト、ルテニウム−アルミナ、ル
テニウム−シリカ−アルミナ、ルテニウム−ゼオライ
ト、ルテニウム−酸化鉄、ルテニウム−酸化ジルコニウ
ム、ルテニウム−ケイソウ土等のルテニウム−担体等。
また、本発明で用いられる酸化剤としては特に限定され
るものではないが、例えば各種カルボン酸の過酸化物、
パーオキシド類、高濃度サラシ粉、オゾン、シクロヘキ
センオゾニド、過酸化ナトリウム、N−メチルモルホリ
ン−N−オキシド、過ホウ酸ナトリウム、ヨードシルベ
ンゼンジアセテート、ヨードシルベンゼン、メタ過ヨウ
素酸ナトリウム、パラ過ヨウ素酸ナトリウム等を挙げる
ことができる。ここでカルボン酸の過酸化物の具体例と
しては、過酢酸、過プロピオン酸、m−クロロロ過安息
香酸等を挙げることができる。これらは通常の市販品を
用いてもよいし、また反応前にカルボン酸と過酸化水素
から別途調製して用いてもよい。更にパーオキシド類の
具体例としては、メチルエチルケトンパーオキシド、メ
チルイソブチルケトンパーオキシド、シクロヘキサノン
パーオキシド、メチルシクロヘキサノンパーオキシド、
ジアセチルパーオキシド、ジプロピオニルパーオキシ
ド、ジイソブチリルパーオキシド等を挙げることができ
る。ここで、酸化剤として、過酢酸を使用する場合、通
常、過酢酸には酢酸が混入していることから、特に改め
て酢酸を添加する必要がなく、便利である。
本発明において酢酸を反応させるに際し、酢酸塩を共存
させると収率が向上するので好ましい。かかる酢酸塩と
しては、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸リチウム
等が挙げられる。
本発明を実施するには、化合物(II)、酸化剤、酢酸及
びルテニウム化合物を適当な溶媒に溶解または懸濁せし
め、−10℃〜5℃の温度で、攪拌下に10分〜5時間、好
ましくは約1時間反応させることにより行われる。原料
化合物、触媒等の添加順序・方法は特に限定されない
が、酸化剤は最後に徐々に添加するのが望ましい。
溶媒としては、アセトニトリル、塩化メチレン、クロロ
ベンゼン等が使用される。酢酸は化合物(II)に対し10
〜60倍モル、特に20〜40倍モル使用するのが好ましく、
酸化剤は化合物(II)に対し1〜8倍モル、特に2〜3
倍モル使用するのが好ましい。また触媒のルテニウム化
合物は化合物(II)に対し0.01〜0.2倍モル、特に0.02
〜0.1倍モル使用するのが好ましい。
反応混合物からの目的物の単離は、自体公知の手段、例
えば再結晶、カラムクロマトグラフィー等により行うこ
とができる。
〔発明の効果〕
叙上の如く、本発明方法は、簡単な操作で、ペネム系抗
生物質の製造中間体として有用な4−アセトキシアゼチ
ジノン類(I)を製造することのできる工業的に有利な
方法である。
〔実施例〕
次に実施例及び参考例を挙げて説明する。
参考例1 RuCl4((+)-BINAP)2(NEt3)(ジ〔2,2′−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)−1,1′−ビナフチル〕テトラクロロ−
ジルテニウムトリエチルアミン)の合成: 〔RuCl2(COD)〕(但し、CODは1,5−シクロオクタジエ
ンを意味し、以下同様に用いる。)1g(3.56mmol)、
(+)−BINAP 2.66g(4.27mmol)及びトリエチルアミ
ン1.5gを100mlのトリエン中に窒素雰囲気下に加える。1
0時間加熱還流させた後、溶媒を減圧下留去した。結晶
を塩化メチレンを加えて溶解した後、セライト上でろ過
し、ろ液を濃縮乾固したところ3.7gの濃褐色の固体Ru2C
l4((+)-BINAP)2(NEt3)を得た。
元素分析値:C94H79Cl4NP4Ru2として Ru C H P 理論値(%) 11.96 66.85 4.71 7.33 実測値(%) 11.68 67.62 4.97 6.941 HNMR(CDCl3)δppm: 1.30−1.50(t,6H,NCH2CH3), 3.05−3.30(q,4H,NCH2CH3), 6.40−8.60(m,32H,Ar−H) 参考例2 (2S,3R)−2−(N−ベンゾイルアミノメチル)−3
−ヒドロキシブタン酸メチルの合成: あらかじめ窒素置換を行った100mlのステンレスオート
クレーブに、2−(N−ベンゾイルアミノメチル)−3
−オキソブタン酸メチル2.5g(10mmol)と参考例1に準
じて合成したルテニウム−光学活性ホスフィン錯体 Ru2Cl4((+)-BINAP)2(NEt3)84.5mg(0.05mmol)を塩化メ
チレン17.5mlに溶かしたものを加え、50℃、水素圧100k
g/cm2で20時間攪拌持続して反応させた。水添反応物の
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶離液はn−ヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒を
使用)により触媒を除き、2.25gの(2S,3R)−2−(N
−ベンゾイルアミノメチル)−3−ヒドロキシブタン酸
メチルを得た。収率90%、光学純度98%ee((+)−α
メトキシ−αトリフロロメチル−フェニル酢酸のエステ
ルに誘導した後、下記条件にて高速液体クロマトグラフ
ィーを使用して決定した。カラム:Develosil 100−3
(4.6mm×250mm)(野村化学(株)製)、測定波長UV:2
54nm、展開溶媒:ヘキサン/ジエチルエーテル=90/1
0、流速:1ml/min)。1 HNMR(CDCl3)δppm: 1.26(d,J=6.25Hz,3H), 2.62(m,1H),3.57−3.62(m,1H), 3.73(s,3H),4.60−4.03(m,1H), 4.07−4.14(m,1H),7.02(br,s,1H), 7.41−7.80(m,5H) 参考例3 (2S,3R)−2−アミノメチル−3−ヒドロキシブタン
酸・塩酸塩の合成: (2S,3R)−2−(N−ベンゾイルアミノメチル)−3
−ヒドロキシブタン酸メチル10.65g(42.43mmol)に10
%HCl水溶液70mlを室温にて加えて溶かし、その後4.5時
間加熱還流し、室温まで放置し、析出する安息香酸をろ
過し、ろ液をトルエン100mlで2回洗浄分液し、水層を
減圧下濃縮することにより、(2S,3R)−2−アミノメ
チル−3−ヒドロキシブタン酸・塩酸塩6.67gを得た。
収率93%。1 HNMR(CD3OD)δppm: 1.32(3H,d,J=6.54Hz),2,85(1H,m), 3.37(2H,m),4.33(1H,dq,J=6.54,4.99Hz) 参考例4 (2S,3R)−2−アミノメチル−3−ヒドロキシブタン
酸の合成: (2S,3R)−2−アミノメチル−3−ヒドロキシブタン
酸・塩酸塩6.14g(36.22mmol)にアセトニトリル150ml
を加え、氷冷下、トリエチルアミン5.05ml(36.22mmo
l)を加えて、2日間室温にて激しく攪拌した。析出し
たパウダー状の結晶をろ過して、残渣を集め、これにア
セトニトリル100mlを加えて洗浄後ろ過して結晶の(2S,
3R)−2−アミノメチル−3−ヒドロキシブタン酸4.07
gを得た。収率84%。1 HNMR(CD3OD)δppm: 1.27(3H,d,J=6.39Hz), 2.49(1H,dt,J=6.21,6.36Hz), 3.26(2H,d,J=6.36Hz), 4.10(1H,dq,J=6.21,6.39Hz) 参考例5 (1′R,3S)−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−
オンの合成: (2S,3R)−2−アミノメチル−3−ヒドロキシブタン
酸2.28g(17.14mmol)に無水アセトニトリル342mlを加
え懸濁させ、トリフェニルホスフィン5.49g(20.93mmo
l)及びジピリジルジスルフィド4.54g(20.61mmol)を
加えて、55〜60℃にて20時間反応させ、減圧下濃縮し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより塩化メチレ
ン−酢酸エチル−メタノール(8:8:1)を用いて分離精
製し、(1′R,3S)−3−ヒドロキシエチルアゼチジン
−2−オン1.64gを得た。収率83%。1 HNMR(CDCl3)δppm: 1.28(3H,d,J=6.3Hz),2.10(1H,−OH), 3.31(1H,ddd,J=5.4,5.2,2.7Hz), 3.36(2H,ddd,J=5.2,5.2,2.7Hz), 4.21(1H,dq,J=6.3,5.4Hz),5.82(1H,−NH) 参考例6 (1′R,3S)−3−(1′−tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシエチル)アゼチジン−2−オンの合成: (1′R,3S)−3−ヒドロキシエチルアゼチジン−2−
オン3.88g(33.74mmol)に無水DMF(但し、DMFはジメチ
ルホルムアミドを意味する)15mlを加えて溶かし、イミ
ダゾール2.41g(35.43mmol)、tert−ブチルジメチルシ
リルクロライド5.34g(35.43mmol)を加えて、室温にて
20時間反応させ、これを100mlの冷水に注ぎ、析出した
結晶をろ取することにより、(1′R,3S)−3−(1′
−tert−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジ
ン−2−オン6.5gを得た。収率84%。
▲〔α〕25 D▼−69.8°(c=1.02 CHCl3) 光学純度94%ee m.p. 66−68℃1 HNMR(CDCl3)δppm: 0.09(6H,s),0.88(9H,s), 1.21(3H,d,J=6.21Hz),3.21(1H,m), 3.30(1H,dd,J=5.08,5.26Hz),3.37(1H,m), 4.20(1H,dq,J=5.26,6.21Hz),5.63(1H,−NH) 実施例1 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert
−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2
−オンの合成: (1′R,3S)−3−(1′−tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシエチル)アゼチジン−2−オン0.50g(2.18mmo
l)に、窒素気流下で無水アセトニトリル20mlを加えて
溶かし、次いで酢酸ナトリウム0.18g(2.18mmol)を加
えた。この溶液に、三塩化ルテニウム45mg(0.22mmol)
の無水アセトニトリル20ml溶液を加え、−5℃に冷却し
た。更に、注意深く、40%過酢酸の酢酸溶液3mlを滴下
した。その後溶媒を減圧留去し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより分離精製することにより(1′R,
3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert−ブチル
ジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2−オン0.
5gを得た。収率80%。
▲〔α〕25 D▼+47.8°(c=0.98CHCl3) 光学純度99.2%ee1 HNMR(CDCl3)δppm: 0.08(3H,s),0.09(3H,s),0.88(9H,s), 1.27(3H,d,J=6.35Hz),2.11(3H,s), 3.19(1H,dd,J=3.50,1.27Hz), 4.23(1H,dq,J=3.50,6.35Hz), 5.84(1H,d,J=1.27Hz),6.40(1H,−NH) 実施例2 4−アセトキシアゼチジン−2−オンの合成: アゼチジン−2−オン0.71g及び無水酢酸ナトリウム0.8
2gを20mlのアセトニトリルに懸濁せしめた後、−5℃に
冷却し、これに三塩化ルテニウム・三水和物0.26gのア
セトニトリル10ml溶液を加え、更に、反応温度を0℃以
下に保つように、注意深く40%過酢酸の酢酸溶液3.8ml
を滴下した。その後、30分間0℃にて攪拌を続けた。次
いで、40℃以下、減圧にて溶媒を留去した後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン、酢酸エチ
ル1:1の溶離液)にて精製を行い、0.92gの4−アセトキ
シアゼチジン−2−オンを得た。収率71%。1 HNMR(CDCl3)δppm: 2.13(3H,s),3.00(1H,ddd,J=15.26,1.40,0.45Hz),
3.26(1H,ddd,J=15.26,4.05,2.58Hz),5.84(1H,dd,J
=4.05,1.40Hz),7.02(1H,bs,−NH) 実施例3 4−アセトキシ−3−エチルアゼチジン−2−オンの合
成: 3−エチルアゼチジン−2−オン1.0g及び無水酢酸ナト
リウム0.83gに塩化メチレン20mlを加えて懸濁せしめた
後、−5℃に冷却し、これにルテニウムアセチルアセト
ナート錯体0.35gを加えた。次いで、反応温度を0℃以
下に保つよう注意深く40%過酢酸の酢酸溶液3.8mlを滴
下した。
以後実施例2と同様に処理し、1.17gの4−アセトキシ
−3−エチルアゼチジン−2−オンを得た。収率74.5
%。1 HNMR(CDCl3)δppm: 0.99(3H,t,J=7.4Hz),1.75(2H,m),2.10(3H,s),3.
08(1H,m),5.78(1H,d,J=1.25Hz), 6.55(1H,bs,−NH) 実施例4 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−ヒド
ロキシエチル)アゼチジン−2−オンの合成: (1′R,3S)−3−(1′−ヒドロキシエチル)アゼチ
ジン−2−オン0.3g及び無水酢酸ナトリウム0.21gに塩
化メチレン12mlを加えて懸濁せしめた後、−5℃に冷却
し、これに三塩化ルテニウム三水和物68mgの酢酸(2m
l)溶液を加えた。
以下実施例2と同様に処理し155mgの(1′R,3R,4R)−
4−アセトキシ−3−(1′−ヒドロキシエチル)アゼ
チジン−2−オンを得た。収率12%。ただし、精製に用
いたカラムクロマトグラフィーの溶離液は、塩化メチレ
ン−酢酸エチル−メタノール(20:20:1)の混合溶液で
ある。1 HNMR(CDCl3)δppm: 1.25(3H,d,J=6.7Hz),2.08(3H,s),3.17(1H,m),4.
16(1H,m),5.81(1H,m),7.09(1H,bs,−NH) 実施例5 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert
−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2
−オンの合成: (1′R,3S)−3−(1′−tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシエチル)アゼチジン−2−オン10.53g及び無水
酢酸ナトリウム3.58gを400mlのアセトニトリルに懸濁せ
しめた後、0℃に冷却し、三塩化ルテニウム三水和物1.
14gのアセトニトリル200ml溶液を加えた。以後実施例2
と同様に処理し、10.5gの(1′R,3R,4R)−4−アセト
キシ−3−(1′−tert−ブチルジメチルシリルオキシ
エチル)アゼチジン−2−オンを得た。収率80%。ただ
し、精製に用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィー
の溶離液はn−ヘキサン−酢酸エチル(4:1)の混合溶
媒である。1 HNMR(CDCl3)δppm: 0.08(3H,s),0.09(3H,s),0.88(9H,s), 1.27(3H,d,J=6.35Hz),2.11(3H,s), 3.19(1H,dd,J=3.50,1.27Hz), 4.23(1H,dq,J=3.50,6.35Hz), 5.84(1H,d,J=1.27Hz),6.40(1H,NH) 実施例6 4−アセトキシアゼチジン−2−オンの合成: 4−カルボキシアゼチジン−2−オン0.3g、無水酢酸ナ
トリウム0.43g及び5%ルテニウム−カーボン100mgを塩
化メチレン12ml及び酢酸4mlの混合液に懸濁せしめた
後、−3℃に冷却した。これに反応温度を0℃以下に保
つよう注意深く40%過酢酸の酢酸溶液1.1ml滴下し、次
いで、1時間0℃にて攪拌した。吸引ろ過により触媒を
分離した後、溶媒を減圧留去した。これにn−ヘキサン
20mlを加え、不溶物をろ過で除き、ろ液を減圧濃縮する
ことにより4−アセトキシアゼチジン−2−オン0.37g
を得た。収率82%。
実施例7 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert
−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2
−オンの合成: (1′R,3S,4R)−3−(1′−tert−ブチルジメチル
シリルオキシエチル)4−カルボキシアゼチジン−2−
オン0.3g、無水酢酸ナトリウム0.18g及び5%ルテニウ
ム−カーボン30mgを塩化メチレン10ml及び酢酸3mlの混
合液に懸濁せしめた後、−3℃に冷却した。以後実施例
6と同様に処理し、n−ヘキサン5mlより再結晶し、0.2
1gの(1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−t
ert−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン
−2−オンを得た。収率66%。
実施例8〜18 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert
−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2
−オンの合成: 触媒、反応条件を下記第1表に示す如く変えた以外は実
施例1に準じた反応を行った。その結果を第1表に示
す。
実施例19〜34 4−アセトキシアゼチジン−2−オンの合成: 触媒、反応条件を下記第2表に示す如く変えた他は実施
例19〜30は実施例2に準じて、実施例31〜34は実施例6
に準じて反応を行った。その結果を第2表に示す。
実施例35 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert
−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2
−オンの合成: (1′R,3S)−3−(1′−tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシエチル)アゼチジン−2−オン100mg(0.44mmo
l)、無水酢酸ナトリウム36mg(0.44mmol)及び三塩化
ルテニウム三水和物12mg(0.04mmol)を1mlの酢酸に加
えて溶解した。これに、室温でm−クロロ過安息香酸16
7mg(0.97mmol)を固体のまま少量ずつ1時間の間に加
えた。その後4時間攪拌を続けた後反応液を10mlの水に
注ぎ、これを50mlのn−ヘキサンで2回抽出した。合わ
せたn−ヘキサン層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液10
ml、飽和食塩水10mlの順で洗浄し、次いで無水硫酸マグ
ネシウムを加え乾燥し、ろ過後減圧にて溶媒を留去し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによりn−ヘキサ
ン−酢酸エチル(4:1)の混合溶媒にて精製を行い、86m
gの((1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−
tert−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン
−2−オンを得た。収率68%。
実施例36〜45 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert
−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2
−オンの合成: 実施例35と同じ原料を用い、酸化剤の種類を変え同様な
操作で(1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′
−tert−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジ
ン−2−オンを合成した。その結果を第3表に示す。
実施例46 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−ヒロ
ドキシエチル)アゼチジン−2−オンの合成: (1′R,3S)−3−(1′−ヒドロキシエチル)アゼチ
ジン−2−オン1.0g(8.7mmol)、無水酢酸ナトリウム
0.649g(7.91mmol)を40mlの塩化メチレン中に窒素雰囲
気下に加える。−5℃に冷却し、K[RuO4]65.64mg(0.32
2mmol)及び酢酸12.0mlを加えた後、40%過酢酸3.34g
(17.58mmol)を液温が2℃以上にならないように5〜1
0分で滴下した。その後、−5〜0℃で2時間攪拌し
た。反応液を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより塩化メチレン−酢酸エチル−メタノール(8:
8:1)にて目的物質0.687gを得た。収率45.6%。
実施例47 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−ヒロ
ドキシエチル)アゼチジン−2−オンの合成: 触媒をK[RuO4]からBa[RuO3(OH)2]に変えた以外は実施例
46に準じて反応を行った。目的物質を102.95mg(0.32mm
ol)得た。収率19.75%。
実施例48 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert
−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2
−オンの合成: (1′R,3S)−3−(1′−tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシエチル)アゼチジン−2−オン1.02g(4.367mm
ol)及び無水酢酸ナトリウム0.34g(4.146mmol)を40ml
の塩化メチレン中に窒素雰囲気下に加える。−5℃に冷
却し、K[RuO4]32.96mg(0.1615mmol)及び酢酸12.0mlを
加えた後、40%過酢酸1.7g(8.95mmol)を液温が2℃以
上にならないように5〜10分で滴下した。その後、−5
〜0℃で1時間攪拌した。反応液を濃縮し、酢酸エチル
20mlを加え、重ソウ水20mlを加えアルカリ性とし分液し
た。更に水層を酢酸エチルで2回抽出を行い、先の分液
した酢酸エチルと合わせた。酢酸エチル溶液を無水硫酸
マグネシウムを加えて乾燥し、濃縮して粗目的物質1.08
gを得た。収率38.86%。
実施例49 (1′R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert
−ブチルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2
−オンの合成: 触媒をK[RuO4]からBa[RuO3(OH)2]に変えた以外は実施例
48に準じて反応を行った。粗目的物質51.7mg(0.162mmo
l)を得た。収率58.8%。
実施例50 (1R,3R,4R)−4−アセトキシ−3−(1′−tert−ブ
チルジメチルシリルオキシエチル)アゼチジン−2−オ
ンの合成: (1′R,3S)−3−(1′−tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシエチル)アゼチジン−2−オン2.0g(8.73mmo
l)、無水酢酸ナトリウム0.72g(8.78mmol)、Ru3(CO)
1293mg(0.145mmol)及び酢酸100mlを加え,室温で、酸
素90l/hrにてオゾン発生器によりオゾンを3.15g/hrで3
時間反応させた。その後ろ過し、濃縮し、酢酸エチル10
0mlを加え、5%重ソウ水50mlで中和の後分液した。更
に、水層を塩化メチレンで2回抽出し、先に分液した酢
酸エチル100mlと合わせ、濃縮し、粗目的物質1.15gを得
た。シリカゲルクロマトグラフィーによりn−ヘキサン
−酢酸エチル(8:1)で未反応な(1′R,3S)−3−
(1′−tert−ブチルジメチルシリルオキシエチル)ア
ゼチジン−2−オン0.21gと目的物質0.05gを得た。収率
1.79%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 31/24 X C07B 61/00 300

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の一般式(II) 〔式中、Zは水素原子、低級アルキル基、保護されてい
    てもよいヒドロキシエチル基を示し、Yは水素原子また
    はカルボキシル基を示す〕 で表わされるアゼチジノン類に、ルテニウム化合物を触
    媒として酢酸及び酸化剤を反応せしめることを特徴とす
    る一般式(I) 〔式中、Zは前記と同じものを示す〕 で表わされる4−アセトキシアゼチジノン類の製造方
    法。
  2. 【請求項2】ルテニウム化合物が次の一般式(III) RuX3 (III) 〔式中、Xはハロゲン原子、R1COO(但しR1は低級アル
    キル基を示す)で表わされるアシルオキシまたはアセチ
    ルアセトナートを示す〕 で表わされる化合物である請求項1記載の4−アセトキ
    シアゼチジノン類の製造方法。
  3. 【請求項3】ルテニウム化合物が、ルテニウム−ホスフ
    ィン錯体、ルテニウム−アミン錯体、ルテニウム−ニト
    ロシル錯体、ルテニウム−オレフィン錯体及びルテニウ
    ム−カルボニル錯体及びルテニウムオキソ錯体から選ば
    れるルテニウム錯体である請求項1記載の4−アセトキ
    シアゼチジノン類の製造方法。
  4. 【請求項4】ルテニウム化合物が、ルテニウム金属また
    はルテニウム−担体である請求項1記載の4−アセトキ
    シアゼチジノン類の製造方法。
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