JPH079877A - 歩行型作業機の主クラッチ操作構造 - Google Patents

歩行型作業機の主クラッチ操作構造

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JPH079877A
JPH079877A JP15675793A JP15675793A JPH079877A JP H079877 A JPH079877 A JP H079877A JP 15675793 A JP15675793 A JP 15675793A JP 15675793 A JP15675793 A JP 15675793A JP H079877 A JPH079877 A JP H079877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
main clutch
finger
handle
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP15675793A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Fujimoto
敏 藤本
Masaru Uchitani
賢 打谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH079877A publication Critical patent/JPH079877A/ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主クラッチを、ハンドレバー又はフィンガー
レバーによって択一的に入・切り操作可能に構成してあ
る歩行型作業機の主クラッチ操作構造において、咄嗟の
場合、主クラッチを迅速に切り操作できるようにする。 【構成】 左右一対のハンドル杆4a,4bに亘って門
型のレバー17を設け、その門型レバー17の前方及び
後方への揺動操作に伴ってハンドレバー15又はフィン
ガーレバー16を択一的にクラッチ切り側に操作する連
係機構Aを介して連係してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歩行型管理機や歩行型耕
耘機等の歩行型作業機に関し、詳しくは、主クラッチの
操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歩行型耕耘機においては、特開平
1−145231号公報に示されるように、手によって
操作可能な主クラッチ操作用のハンドレバーの近傍にハ
ンドレバーに連係する指によって操作可能なフィンガー
レバーを設けて、主クラッチを、前記ハンドレバー又は
フィンガーレバーによって択一的に入・切り操作可能に
構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造によれば、ハ
ンドルを両手で握った状態でフィンガーレバーを操作し
得ることから地面の凹凸などによってハンドルを取られ
ることなく主クラッチを操作し得ることからハンドレバ
ーのみによって主クラッチを操作するものに比して操作
性に優れている利点を有するものの、咄嗟の場合、ハン
ドレバー又はフィンガーレバーを介して主クラッチを迅
速に切り操作できない不都合がある。
【0004】本発明は、ハンドレバー又はフィンガーレ
バーを介して主クラッチを入・切り操作できる構造のも
のにおいて、咄嗟の場合、主クラッチを迅速に切り操作
できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、手によって操作可能な主クラッ
チ操作用のハンドレバーの近傍に、このハンドレバーに
連係するフィンガーレバーを設けて、主クラッチを、前
記ハンドレバー又はフィンガーレバーによって択一的に
入・切り操作可能に構成してある歩行型作業機の主クラ
ッチ操作構造において、左右一対のハンドル杆に亘って
門型のレバーを設け、その門型レバーの前方及び後方へ
の揺動操作に伴って前記ハンドレバー又はフィンガーレ
バーを択一的にクラッチ切り側に操作する連係機構を介
して連係して前記門型レバーの前方及び後方への揺動操
作により前記ハンドレバー又はフィンガーレバーを介し
て主クラッチを切り操作可能に構成した点にある。
【0006】
【作用】図1(イ)に示すように、ハンドレバー15並
びにフィンガーレバー16が主クラッチ入り位置にある
状態で、門型レバー17を前方又は後方に操作すると、
例えば、前方に操作すると、連係機構としての門型レバ
ー17の前面に接当しているハンドレバー15の接当片
15bが前方に押圧されてハンドレバー17が、図1
(ロ)に示すように、クラッチ切り側に操作される。そ
して、門型レバー17を後方に操作すると、連係機構と
してのフィンガーレバー16に連係のロッド18aが上
方に押圧されてフィンガーレバー16がクラッチ切り側
に操作されることとなる。斯かる場合において、門型レ
バー17を介して一方のレバー15又は16が切り側に
操作されると他方のレバー16又は15もそれに連動し
て切り側に操作されることとなる。
【0007】
【発明の効果】このように、門型レバーを前方又は後方
の何れの方向に操作しても、ハンドレバー又はフィンガ
ーレバーを介して主クラッチを切り操作可能に構成した
から、咄嗟の場合、門型レバーを前方又は後方の何れの
方向に揺動操作しても、又は、後進時に、門型レバーが
体に触れるなどして主クラッチを切り操作でき、緊急時
に対応できるものとなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を歩行型耕耘機に付い
て説明する。
【0009】図5に示すように、エンジン1、走行車輪
2を装備した走行ミッションケース3、操縦ハンドル4
等を備えた走行機体Aの後部にロータリ耕耘装置Rを連
結して歩行型管理機を構成してある。
【0010】前記エンジン1からの動力は、主クラッチ
としてのベルトテンションクラッチ5を介して走行ミッ
ションケース3内のギア伝動装置に伝動され、その走行
ミッションケース3から副チェーンケース6内のチェー
ン伝動装置を介してロータリケース7内の軸伝動装置に
伝動されるようになっている。
【0011】前記ロータリケース7は、上部のギアケー
ス7aと下部のギアケース7cとが縦型の筒状ケース7
bを介して連結されており、図3に示すように、上部の
ギアケース7aに装備された入力軸8からベベルギア機
構9を介して筒状ケース7b内の縦軸10に伝動され、
その縦軸10から、図4に示すように、ベベルギア機構
11、並びに、ロータリクラッチ12を介して下部のギ
アケース7cに装備された耕耘軸13に伝動されるよう
なっている。
【0012】前記ロータリクラッチ12は、ロータリケ
ース7の下部に設けられた接地レバー14によって入・
切り可能に構成されており、畦際などでの機体旋回時
に、ロータリ耕耘装置Rを持ち上げるとロータリクラッ
チ12が自動的に切られるようになっている。
【0013】図1に示すように、前記操縦ハンドル4の
右側のハンドル杆4aに手によって操作可能な主クラッ
チ操作用のハンドレバー15が設けられており、そのハ
ンドレバー15の近傍に指によって操作可能なフィンガ
ーレバー16が設けられている。
【0014】前記ハンドレバー15は、横軸芯X1 周り
に前方に操作するとクラッチ入り、後方に操作するとク
ラッチ切り操作可能に設けられている。
【0015】前記フィンガーレバー16は、横軸芯X2
周りに上下方向に揺動操作可能で、連係機構としてのフ
ィンガーレバー16先端のアーム部に装着のローラ16
aと、ハンドレバー15のボス部に設けられたU字状被
操作アーム15aとが係合連結されて、フィンガーレバ
ー16を親指によって下方に操作するとクラッチ入り、
中指と薬指などによって上方に操作するとクラッチ切り
操作可能に構成されている。
【0016】そして、前記操縦ハンドル4の下側に、門
型のレバー17が、左右一対のハンドル杆4a,4bに
亘って前記ハンドレバー15の揺動軸芯X1 と同芯状に
架設されている。
【0017】前記門型レバー17は、揺動軸芯X1 周り
に前方又は後方へ揺動操作すると前記ハンドレバー15
又はフィンガーレバー16を択一的にクラッチ切り側に
操作する連係機構Aを介して前記ハンドレバー15及び
フィンガーレバー16と連係されている。
【0018】前記連係機構Aは、前記門型レバー17の
前面に接当するハンドレバー15のボス部に設けられた
接当片15bと、門型レバー17の側面に設けられたブ
ラケット17aに対して下方へスライド自在なフィンガ
ーレバー16に連係のロッド18aとからなり、前記門
型レバー17を揺動軸芯X1 周りに前方に操作すると、
フィンガーレバー16のロッド18aに対して門型レバ
ー17が下方に抜け出て、ハンドレバー15の接当片1
5bを前方に押圧することによって前記ハンドレバー1
5を後方に切り操作可能、そして、門型レバー17を後
方に操作すると門型レバー17のブラケット17aとフ
ィンガーレバー16のロッド18aに付設の接当ピン1
8bとの接当によって前記ロッド18aを上方に押圧し
て前記フィンガーレバー16を上方に切り操作可能に構
成してある。斯かる場合において、門型レバー17を介
して一方のハンドレバー15又はフィンガーレバー16
が切り側に操作されると他方のフィンガーレバー16又
はハンドレバー15もそれに連動して切り側に操作され
ることとなる。
【0019】〔別実施例〕前記連係機構の形状、構造は
いかなるものであっても良い。
【0020】又、前記門型レバー17は、操縦ハンドル
4の上側に配設されていても良い。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】各レバーの作動状態を示す概略図
【図2】各レバーの連係状態を示す平面図
【図3】ロータリケース上部の縦断背面図
【図4】ロータリケース下部の縦断背面図
【図5】全体側面図
【符号の説明】
4a ハンドル杆 4b ハンドル杆 15 ハンドレバー 16 フィンガーレバー 17 門型レバー A 連係機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手によって操作可能な主クラッチ操作用
    のハンドレバー(15)の近傍に、このハンドレバー
    (15)に連係するフィンガーレバー(16)を設け
    て、主クラッチを、前記ハンドレバー(15)又はフィ
    ンガーレバー(16)によって択一的に入・切り操作可
    能に構成してある歩行型作業機の主クラッチ操作構造に
    おいて、左右一対のハンドル杆(4a),(4b)に亘
    って門型のレバー(17)を設け、その門型レバー(1
    7)の前方及び後方への揺動操作に伴って前記ハンドレ
    バー(15)又はフィンガーレバー(16)を択一的に
    クラッチ切り側に操作する連係機構(A)を介して連係
    して前記門型レバー(17)の前方及び後方への揺動操
    作により前記ハンドレバー(15)又はフィンガーレバ
    ー(16)を介して主クラッチを切り操作可能に構成し
    てある歩行型作業機の主クラッチ操作構造。
JP15675793A 1993-06-28 1993-06-28 歩行型作業機の主クラッチ操作構造 Pending JPH079877A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15675793A JPH079877A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 歩行型作業機の主クラッチ操作構造

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JP15675793A JPH079877A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 歩行型作業機の主クラッチ操作構造

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JPH079877A true JPH079877A (ja) 1995-01-13

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JP15675793A Pending JPH079877A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 歩行型作業機の主クラッチ操作構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008132930A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Honda Motor Co Ltd 作業機の操作機構

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008132930A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Honda Motor Co Ltd 作業機の操作機構
US7905339B2 (en) 2006-11-29 2011-03-15 Honda Motor Co., Ltd. Operation mechanism of working machine
JP4680873B2 (ja) * 2006-11-29 2011-05-11 本田技研工業株式会社 作業機の操作機構

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