JPH0798479B2 - 車両のエマ−ジエンシブレ−キ装置 - Google Patents

車両のエマ−ジエンシブレ−キ装置

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JPH0798479B2
JPH0798479B2 JP60298248A JP29824885A JPH0798479B2 JP H0798479 B2 JPH0798479 B2 JP H0798479B2 JP 60298248 A JP60298248 A JP 60298248A JP 29824885 A JP29824885 A JP 29824885A JP H0798479 B2 JPH0798479 B2 JP H0798479B2
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JP
Japan
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brake
emergency
brakes
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parking
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泰正 垂水
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Komatsu Ltd
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  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はオフロード用ダンプトラックのような大型車
両のエマージェンシブレーキ装置に関する。
従来の技術 従来オフロードを走行するダンプトラックのような車両
には、前後輪にフロントブレーキ及びリヤブレーキが、
そして動力伝達軸にパーキングブレーキが装着されてい
る。
また上記各ブレーキは第3図に示す作動回路により動作
されるようになっている。
すなわちフロントブレーキa及びリヤブレーキbは左右
が独立して回路となっていて、ブレーキペダルcにより
ブレーキバルブdを開放すると、タンクe,f内のエアが
リレーバルブg,hを介してフロントブレーキa及びリヤ
ブレーキbの各チャンバi,jへ流入し、フロントブレー
キa及びリヤブレーキbが動作されるようになってい
る。
また非常時エマージェンシブレーキバルブmを操作する
と、ウェットタンクk内のエアがフロントブレーキa及
びリヤブレーキbの各リレーバルブg,hへ流入して、フ
ロントブレーキa及びリヤブレーキbにより非常停止が
できるようになっている。
発明が解決しようとする問題点 しかし上記従来のブレーキ作動回路では、非常時フロン
トブレーキa及びリヤブレーキbを使用して停止するた
め、これらブレーキa,bの本体が故障した場合、エマー
ジェンシブレーキが作動しない不具合があった。
この発明は上記不具合を改善するためになされたもの
で、フロントブレーキ及びリヤブレーキの一方が故障し
ても、他方のブレーキとパーキング兼エマージェンシブ
レーキにより安全に車両を停止できるようにした車両の
エマージェンシブレーキ装置を提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段及び作用 この発明は上記目的を達成するために、前後車輪に設け
られたフロントブレーキ及びリヤブレーキのブレーキ回
路を左右独立させると共に、非常時エマージェンシブレ
ーキバブルより供給されたエアにより上記フロントブレ
ーキ及びリヤブレーキを制動させる車両のブレーキ回路
において、上記車両の動力系の一部に、駐車ブレーキバ
ルブより供給されるエアにより開放され、ばね力で制動
されるパーキング兼エマージェンシブレーキを設けると
共に、上記エマージェンシブレーキバルブとフロントブ
レーキ及びリヤブレーキを接続する管路に、管路内の圧
力により上記パーキング兼エマージェンシブレーキ内の
エアをドレンさせる切換え弁を接続したもので、非常時
エマージェンシブレーキバルブを操作すると、フロント
ブレーキ、リヤブレーキ及びパーキング兼エマージェン
シブレーキの3者で強力に車両を制動できると共に、フ
ロントブレーキ及びリヤブレーキの一方が故障しても、
他方のブレーキとパーキング兼エマージェンシブレーキ
により車両を安全に停止させることができる。
実施例 この発明の一実施例を第1図及び第2図に示す図面を参
照して詳述すると、図において1はオフロードダンプト
ラックのような車両の前輪、2は後輪で、それぞれフロ
ントブレーキ3,3′及びリヤブレーキ4,4′が内装されて
いる。
5は車体に搭載されたエンジンで、このエンジン5の出
力はトルクコンバータ6及び変速機7を介してプロペラ
軸8へと伝達され、さらに差動機9の入力軸9aへ入力さ
れる。
上記差作動機構9の入力軸9aにはディスクブレーキより
なるパーキング兼用エマージェンシブレーキ10が設けら
れていると共に、入力軸9aより差動機9内へ入力された
動力は、駆動軸11及び終減速機12を介して後輪2へと伝
達され、後輪2が回転されるようになっている。
一方上記フロントブレーキ3,3′とリヤブレーキ4,4′及
びパーキング兼用エマージェンシブレーキブレーキ10は
第2図に示す作動回路により動作されるようになってい
る。
次にこれを説明すると、フロントブレーキ3,3′及びリ
ヤブレーキ4,4′はそれぞれ左右独立しており、フロン
トブレーキ3,3′は2路の管路13,13′で、そしてリヤブ
レーキ4,4′はダブルチェック弁14,14′を介して2路の
管路15,15′で互いに接続されている。フロントブレー
キ3,3′間を接続する管路13,13′の一方13はブレーキチ
ャンバ16を介して右側主管路17に、そして他方13′はブ
レーキチャンバ16′を介して左側主管路17′に接続され
ている。
各主管路17,17′は2室に分割されたタンク18の各室1
81,182にそれぞれ接続されていると共に、ブレーキタ
ンク18と各ブレーキチャンバ16,16′の間にはエマージ
ェンシブレーキバルブ19よりパイロット管路20,20′を
介して供給されるパイロット圧により開閉されるリレー
バルブ21,21′が設けられている。
またリヤブレーキ4,4′の各管路15,15′は、ブレーキチ
ャンバ22,22′を介して上記主管路17,17′に接続されて
いると共に、各ブレーキチャンバ22,22′とブレーキタ
ンク18の間に非常用ブレーキバルブ19よりパイロット管
路23,23′を介して供給されるパイロット圧により開閉
されるリレーバルブ24,24′が介在されている。
一方上記ブレーキタンク18の各室181,182にはウェット
タンク25よりチェック弁26,26′を介してエアがそれぞ
れ供給されていると共に、ブレーキタンク18の各室1
81,182に貯えられたエアは左右独立し、かつブレーキ
ペダル27により同時に動作されるブレーキバルブ28,2
8′、管路29,29′、リレーバルブ21,21′及びペダルチ
ェック弁30,30′を介して各リレーバルブ24,24′へ供給
され、これによって各リレーバルブ21,21′,24,24′が
開放して、主管路17,17′よりブレーキタンク18内のエ
アが各ブレーキチャンバ16,16′,22,22′へ流入するこ
とにより、ブレーキチャンバ16,16′,22,22′よりフロ
ントブレーキ3,3′及びリヤブレーキ4,4′へ油圧が供給
されて、これらが制動されるようになっている。
一方ウェットタンク25内のエアは管路32によりチェック
弁33を介してタンク34と、管路35よりエマージェンシブ
レーキバルブ19、管路36及び切換え弁41を介して駐車ブ
レーキバルブ37へそれぞれ供給されている。タンク34へ
供給されたエアはリターダバルブ38の開放とともに管路
40よりダブルチェック弁30,30′を介してリレーバルブ2
4,24′へ流入してこれを開放するようになっており、こ
れによりリヤブレーキ4,4′がリターダとして動作す
る。またエマージェンシブレーキバルブ19へ供給された
エアは、エマージェンシブレーキバルブ19の開放ととも
に管路39より管路20,20′,23,23′を介してリレーバル
ブ21,21′,24,24′へ流入し、これによりフロントブレ
ーキ3,3′及びリヤブレーキ4,4′が動作されると共に、
管路39を流れる圧力により、いままで連通ポジション41
1にあった切換え弁41がドレンポジション412となって、
パーキング兼エマージェンシブレーキ10内のエアをドレ
ンさせるため、パーキング兼エマージェンシブレーキ10
も同時に動作してばね力で車両を制動するようになる。
これによって非常時には、フロントブレーキ3,3′、リ
ヤブレーキ4,4′及びパーキング兼エマージェンシブレ
ーキ10の3者により強力に制動が行われると共に、フロ
ントブレーキ3,3′及びリヤブレーキ4,4′の一方もしく
は両方が故障した場合でも、パーキング兼エマージェン
シブレーキ10により車両を停止させることができるよう
になる。
発明の効果 この発明は以上詳述したように、通常の制動動作はブレ
ーキペダル27によりブレーキバルブ28,28′を開放して
各主管路17,17′に設けられたリレーバルブ21,21′,24,
24′を同時に開放し、ブレーキタンク18内のエアを各ブ
レーキチャンバ16,16′,22,22′へ供給することにより
行うが、非常時エマージェンシブレーキバルブ19を操作
すると、フロントブレーキ3,3′及びリヤブレーキ4,4′
が動作されると同時に、パーキング兼エマージェンシブ
レーキ10も動作されるため、3者のブレーキで車両を強
力に停止させることができる。
またフロントブレーキ3,3′及びリヤブレーキ4,4′の一
方が故障しても、他方のブレーキとパーキング兼エマー
ジェンシブレーキ10により車両を安全に停止することが
できるため安全性がきわめて高い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は車両の動力
系及びブレーキ系の断面図、第2図はブレーキ系の回路
図、第3図は従来の説明図である。 1は前輪、2は後輪、3,3′はフロントブレーキ、4,4′
はリヤブレーキ、10はパーキング兼エマージェンシブレ
ーキ、19はエマージェンシブレーバルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後車輪1,2に設けられたフロントブレー
    キ3,3′及びリヤブレーキ4,4′のブレーキ回路を左右独
    立させると共に、非常時エマージェンシブレーキバブル
    19より供給されたエアにより上記フロントブレーキ3,
    3′及びリヤブレーキ4,4′を制動させる車両のブレーキ
    回路において、上記車両の動力系の一部に、駐車ブレー
    キバルブ37より供給されるエアにより開放され、ばね力
    で制動されるパーキング兼エマージェンシブレーキ10を
    設けると共に、上記エマージェンシブレーキバルブ19と
    フロントブレーキ3,3′及びリヤブレーキ4,4′を接続す
    る管路39に、管路39内の圧力により上記パーキング兼エ
    マージェンシブレーキ10内のエアをドレンさせる切換え
    弁41を接続したことを特徴とする車両のエマージェンシ
    ブレーキ装置。
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