JPH0451084Y2 - - Google Patents
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- JPH0451084Y2 JPH0451084Y2 JP9546886U JP9546886U JPH0451084Y2 JP H0451084 Y2 JPH0451084 Y2 JP H0451084Y2 JP 9546886 U JP9546886 U JP 9546886U JP 9546886 U JP9546886 U JP 9546886U JP H0451084 Y2 JPH0451084 Y2 JP H0451084Y2
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- fluid pressure
- hydraulic
- pipe
- pressure pipe
- brake
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 116
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、2系統ブレーキシステムにおける
流体圧装置に関する。
流体圧装置に関する。
通常、車両のブレーキシステムには、安全上の
配慮から複数の系統、例えば、2系統に独立させ
た2系統ブレーキシステムが採用されている。こ
れは1つの部品の故障で全制動力を失う危険性を
避けるため、2系統に構成したものであり、2系
統の内1系統が失陥しても他の1系統で制動力を
確保するものである。
配慮から複数の系統、例えば、2系統に独立させ
た2系統ブレーキシステムが採用されている。こ
れは1つの部品の故障で全制動力を失う危険性を
避けるため、2系統に構成したものであり、2系
統の内1系統が失陥しても他の1系統で制動力を
確保するものである。
2系統の配管システムには、前輪側と後輪側と
に分割する方式、前輪側と後輪側とを対角線状に
分割するダイアゴナルスプリツト方式、前輪側及
び前方後輪側と後方後輪側とに分割する方式、一
方の前輪側及び後輪側と他方の前輪側及び後輪側
とに分割する方式等がある。これらの内、前輪側
及び前方後輪側と後方後輪側とに分割する方式に
ついて、第4図を参照して概説する。
に分割する方式、前輪側と後輪側とを対角線状に
分割するダイアゴナルスプリツト方式、前輪側及
び前方後輪側と後方後輪側とに分割する方式、一
方の前輪側及び後輪側と他方の前輪側及び後輪側
とに分割する方式等がある。これらの内、前輪側
及び前方後輪側と後方後輪側とに分割する方式に
ついて、第4図を参照して概説する。
第4図において、大型トラツクの一般的な2系
統ブレーキシステムにおける流体圧装置40が示
されている。1系統の流体圧管路は、エアタンク
(図示省略)、ブレーキバルブ41、エア管路4
6、エアマスター45及び油圧管路Aから成る。
他の系統の流体圧管路は、エアタンク(図示省
略)、ブレーキバルブ41、エア管路47、エア
マスター45及び油圧管路Bから成る。油圧管路
Aは前輪Ftのホイールシリンダ42と前方側後輪
F・Rrのホイールシリンダ43に連結しており、
他の系統の油圧管路Bは後方側後輪R・Rrのホ
イールシリンダ44に連結している。このように
流体圧管路は2系統に完全に分割されているの
で、もし1系統の流体圧管路に失陥即ち故障があ
つたとしても他の系統の流体圧管路によつてブレ
ーキ力即ち制動力を確保できるように構成されて
いる。
統ブレーキシステムにおける流体圧装置40が示
されている。1系統の流体圧管路は、エアタンク
(図示省略)、ブレーキバルブ41、エア管路4
6、エアマスター45及び油圧管路Aから成る。
他の系統の流体圧管路は、エアタンク(図示省
略)、ブレーキバルブ41、エア管路47、エア
マスター45及び油圧管路Bから成る。油圧管路
Aは前輪Ftのホイールシリンダ42と前方側後輪
F・Rrのホイールシリンダ43に連結しており、
他の系統の油圧管路Bは後方側後輪R・Rrのホ
イールシリンダ44に連結している。このように
流体圧管路は2系統に完全に分割されているの
で、もし1系統の流体圧管路に失陥即ち故障があ
つたとしても他の系統の流体圧管路によつてブレ
ーキ力即ち制動力を確保できるように構成されて
いる。
また、自動車のエアサービスブレーキ系統とし
て、特開昭57−33058号公報に記載されたような
ものが開示されている。これについて第5図を参
照して概説する。第5図において、自動車のエア
サービスブレーキ系統が示されており、これは駐
車及び停車時にパーキングブレーキとして使用さ
れ、且つ制動力を調整し得るマキシブレーキを備
え、マキシブレーキによる駐車及び停車時にエア
サービスブレーキを制動状態に維持し、その制動
状態をより確実にするもので、その構造は次のよ
うに構成されている。
て、特開昭57−33058号公報に記載されたような
ものが開示されている。これについて第5図を参
照して概説する。第5図において、自動車のエア
サービスブレーキ系統が示されており、これは駐
車及び停車時にパーキングブレーキとして使用さ
れ、且つ制動力を調整し得るマキシブレーキを備
え、マキシブレーキによる駐車及び停車時にエア
サービスブレーキを制動状態に維持し、その制動
状態をより確実にするもので、その構造は次のよ
うに構成されている。
即ち、この自動車のエアサービスブレーキ系統
は、ブレーキバルブ63の下流側のエアブレーキ
制御配管58に設けられたダブルチエツクバルブ
51と、一端をエアタンク56に且つ他端をダブ
ルチエツクバルブ51にそれぞれ接続されたブレ
ーキ制御補助配管52と、ブレーキ制御補助配管
52に設けられたインバーシヨンバルブ53と、
ダブルチエツクバルブ51とインバーシヨンバル
ブ53との間のブレーキ制御補助配管52に設け
られたエアブレーキ用キヤブコントロールバルブ
54と、マキシブレーキリリース配管59に設け
られた圧力調整型マキシブレーキコントロールバ
ルブ57と、圧力調整型マキシブレーキコントロ
ールバルブ57をインバーシヨンバルブ53に接
続するインバーシヨンバルブ制御配管55とから
構成されている。なお、図中、60はマキシブレ
ーキチヤンバ、61,62はブレーキチヤンバを
示す。
は、ブレーキバルブ63の下流側のエアブレーキ
制御配管58に設けられたダブルチエツクバルブ
51と、一端をエアタンク56に且つ他端をダブ
ルチエツクバルブ51にそれぞれ接続されたブレ
ーキ制御補助配管52と、ブレーキ制御補助配管
52に設けられたインバーシヨンバルブ53と、
ダブルチエツクバルブ51とインバーシヨンバル
ブ53との間のブレーキ制御補助配管52に設け
られたエアブレーキ用キヤブコントロールバルブ
54と、マキシブレーキリリース配管59に設け
られた圧力調整型マキシブレーキコントロールバ
ルブ57と、圧力調整型マキシブレーキコントロ
ールバルブ57をインバーシヨンバルブ53に接
続するインバーシヨンバルブ制御配管55とから
構成されている。なお、図中、60はマキシブレ
ーキチヤンバ、61,62はブレーキチヤンバを
示す。
しかしながら、第4図に示す上記のような前輪
側及び前方後輪側と後方後輪側とに分割する方式
の2系統ブレーキシステムにおける流体圧装置つ
いては、2系統ブレーキシステムの一方のブレー
キシステムに失陥即ち欠陥が発生した場合に、第
6図ロに示すような状態が生じる。即ち、前輪
Ft、前方側後輪F・Rr及び後方側後輪R.Rrから
成る3軸を有する車両については、油圧管路Aが
前輪Ftと前方側後輪F・Rrのホイールシリンダ
42,43に連結し、油圧管路Bが後方側後輪
R・Rrのホイールシリンダ44に連結するよう
に分割している。そこで、2系統の内、油圧管路
Bの系統に欠陥があつた場合には、油圧管路Aの
系統が正常とすれば、前輪Ftと前方側後輪F・
Rr即ち3軸中2軸については制動力が確保され
る。
側及び前方後輪側と後方後輪側とに分割する方式
の2系統ブレーキシステムにおける流体圧装置つ
いては、2系統ブレーキシステムの一方のブレー
キシステムに失陥即ち欠陥が発生した場合に、第
6図ロに示すような状態が生じる。即ち、前輪
Ft、前方側後輪F・Rr及び後方側後輪R.Rrから
成る3軸を有する車両については、油圧管路Aが
前輪Ftと前方側後輪F・Rrのホイールシリンダ
42,43に連結し、油圧管路Bが後方側後輪
R・Rrのホイールシリンダ44に連結するよう
に分割している。そこで、2系統の内、油圧管路
Bの系統に欠陥があつた場合には、油圧管路Aの
系統が正常とすれば、前輪Ftと前方側後輪F・
Rr即ち3軸中2軸については制動力が確保され
る。
これに対して、2系統の内、油圧管路Aの系統
に欠陥があつた場合には、油圧管路Bの系統が正
常とすれば、後方側後輪R・Rr即ち3軸中1軸
についてのみ制動力が確保されるだけであり、1
軸のみの制動では制動力が十分とは言えず、安全
に停止することが困難な場合があり、問題点を有
している。
に欠陥があつた場合には、油圧管路Bの系統が正
常とすれば、後方側後輪R・Rr即ち3軸中1軸
についてのみ制動力が確保されるだけであり、1
軸のみの制動では制動力が十分とは言えず、安全
に停止することが困難な場合があり、問題点を有
している。
また、第5図に示す前掲特開昭57−33058号公
報に記載されたような自動車のエアサービスブレ
ーキ系統については、駐車及び停車時に全軸即ち
3軸の制動を確実に得て、更にオイルブレーキの
ブレーキロツク装置に対抗したエアブレーキ用ブ
レーキロツク装置を設け、駐車及び停車能力を向
上させることを目的としたものであるが、いずれ
かのブレーキ系統が失陥した場合には、上記のも
のと同様に1軸のみの制動状態となる場合がある
のは明らかであり、上記と同様な問題点を有して
いる。
報に記載されたような自動車のエアサービスブレ
ーキ系統については、駐車及び停車時に全軸即ち
3軸の制動を確実に得て、更にオイルブレーキの
ブレーキロツク装置に対抗したエアブレーキ用ブ
レーキロツク装置を設け、駐車及び停車能力を向
上させることを目的としたものであるが、いずれ
かのブレーキ系統が失陥した場合には、上記のも
のと同様に1軸のみの制動状態となる場合がある
のは明らかであり、上記と同様な問題点を有して
いる。
この考案の目的は、上記の問題点を解消するこ
とであり、いずれの流体圧管路のブレーキ系統が
失陥したとしても、必ず2軸のホイールシリンダ
に流体圧が確実に供給されるように構成し、3軸
中2軸には確実に制動が働き、十分な制動力を得
て、安全に停止ができるという2系統ブレーキシ
ステムにおける流体圧装置を提供することであ
る。
とであり、いずれの流体圧管路のブレーキ系統が
失陥したとしても、必ず2軸のホイールシリンダ
に流体圧が確実に供給されるように構成し、3軸
中2軸には確実に制動が働き、十分な制動力を得
て、安全に停止ができるという2系統ブレーキシ
ステムにおける流体圧装置を提供することであ
る。
この考案は、上記の目的を達成するために、次
のように構成されている。即ち、この考案は、3
軸の各ホイールシリンダにそれぞれ連結した第1
流体圧管路、第2流体圧管路及び第3流体圧管路
を有する2系統ブレーキシステムにおける流体圧
装置において、前記第1流体圧管路と前記第2流
体圧管路とを切換流体圧管路に設けたダブルチエ
ツクバルブの入力ポートに連結し、前記第3流体
圧管路を前記ダブルチエツクバルブの出力ポート
に連結し、更に前記第3流体圧管路にセーフテイ
シリンダを設けたことを特徴とする2系統ブレー
キシステムにおける流体圧装置に関する。
のように構成されている。即ち、この考案は、3
軸の各ホイールシリンダにそれぞれ連結した第1
流体圧管路、第2流体圧管路及び第3流体圧管路
を有する2系統ブレーキシステムにおける流体圧
装置において、前記第1流体圧管路と前記第2流
体圧管路とを切換流体圧管路に設けたダブルチエ
ツクバルブの入力ポートに連結し、前記第3流体
圧管路を前記ダブルチエツクバルブの出力ポート
に連結し、更に前記第3流体圧管路にセーフテイ
シリンダを設けたことを特徴とする2系統ブレー
キシステムにおける流体圧装置に関する。
この考案は、上記のように構成されているの
で、次のように作用する。即ち、この考案による
ブレーキ用流体圧装置は、第1流体圧管路と第2
流体圧管路とをダブルチエツクバルブ及びセーフ
テイシリンダを組み込んだ切換流体圧管路によつ
て連結し、前記切換流体圧管路のダブルチエツク
バルブの出力ポートに第3流体圧管路を連結し、
更に前記第1流体圧管路、前記第2流体圧管路及
び前記第3流体圧管路を3軸の各ホイールシリン
ダにそれぞれ連結しているので、2系統ブレーキ
システムの内の1系統に失陥が発生したとしても
前記ダブルチエツクバルブが切り換わり前記第3
流体圧管路に油圧が確実に作用し、1系統が作用
していれば、必ず3軸中2軸には確実に制動が働
くようになる。
で、次のように作用する。即ち、この考案による
ブレーキ用流体圧装置は、第1流体圧管路と第2
流体圧管路とをダブルチエツクバルブ及びセーフ
テイシリンダを組み込んだ切換流体圧管路によつ
て連結し、前記切換流体圧管路のダブルチエツク
バルブの出力ポートに第3流体圧管路を連結し、
更に前記第1流体圧管路、前記第2流体圧管路及
び前記第3流体圧管路を3軸の各ホイールシリン
ダにそれぞれ連結しているので、2系統ブレーキ
システムの内の1系統に失陥が発生したとしても
前記ダブルチエツクバルブが切り換わり前記第3
流体圧管路に油圧が確実に作用し、1系統が作用
していれば、必ず3軸中2軸には確実に制動が働
くようになる。
また、前記セーフテイシリンダを前記第3流体
圧管路に設けたので、前記第3流体圧管路及びそ
れに連結した前記ホイールシリンダの失陥に応答
して前記切換流体圧管路を通じて前記第3流体圧
管路に供給される流体圧を確実に遮断することが
できる。
圧管路に設けたので、前記第3流体圧管路及びそ
れに連結した前記ホイールシリンダの失陥に応答
して前記切換流体圧管路を通じて前記第3流体圧
管路に供給される流体圧を確実に遮断することが
できる。
即ち、第6図イに示すように、例えば、第1流
体圧管路A(第1図参照)に欠陥が発生した場合
には、第2流体圧管路B(第1図参照)を通じて
後方側後輪R・Rrのホイールシリンダに油圧が
作用し、しかも前記第2流体圧管路Bからの油圧
によつて前記ダブルチエツクバルブが切り換わ
り、油圧は前記ダブルチエツクバルブ及び前記セ
ーフテイシリンダを経て第3流体圧管路D(第1
図参照)に伝達され、前方側後輪F・Rrのホイ
ールシリンダに油圧が作用し、従つて、車両の2
軸に対して制動力が働く。
体圧管路A(第1図参照)に欠陥が発生した場合
には、第2流体圧管路B(第1図参照)を通じて
後方側後輪R・Rrのホイールシリンダに油圧が
作用し、しかも前記第2流体圧管路Bからの油圧
によつて前記ダブルチエツクバルブが切り換わ
り、油圧は前記ダブルチエツクバルブ及び前記セ
ーフテイシリンダを経て第3流体圧管路D(第1
図参照)に伝達され、前方側後輪F・Rrのホイ
ールシリンダに油圧が作用し、従つて、車両の2
軸に対して制動力が働く。
また、第2流体圧管路Bに欠陥が発生した場合
には、第1流体圧管路Aを通じて前輪Ftのホイー
ルシリンダに油圧が作用し、しかも前記第1流体
圧管路Aからの油圧によつて前記ダブルチエツク
バルブが切り換わり、油圧は前記ダブルチエツク
バルブ及び前記セーフテイシリンダを経て第3流
体圧管路Dに伝達され、前方側後輪F・Rrのホ
イールシリンダに油圧が作用し、従つて、車両の
2軸に対して制動力が働く。
には、第1流体圧管路Aを通じて前輪Ftのホイー
ルシリンダに油圧が作用し、しかも前記第1流体
圧管路Aからの油圧によつて前記ダブルチエツク
バルブが切り換わり、油圧は前記ダブルチエツク
バルブ及び前記セーフテイシリンダを経て第3流
体圧管路Dに伝達され、前方側後輪F・Rrのホ
イールシリンダに油圧が作用し、従つて、車両の
2軸に対して制動力が働く。
更に、第3流体圧管路Dに欠陥が発生した場合
に、前記セーフテイシリンダによつて前記切換流
体圧管路を通じて第3流体圧管路Dに供給される
流体圧が遮断される。従つて、第1流体圧管路A
を通じて前輪Ftのホイールシリンダに油圧が作用
し、しかも第2流体圧管路Bを通じて後方側後輪
R・Rrのホイールシリンダに油圧が作用し、従
つて、車両の2軸に対して制動力が働く。
に、前記セーフテイシリンダによつて前記切換流
体圧管路を通じて第3流体圧管路Dに供給される
流体圧が遮断される。従つて、第1流体圧管路A
を通じて前輪Ftのホイールシリンダに油圧が作用
し、しかも第2流体圧管路Bを通じて後方側後輪
R・Rrのホイールシリンダに油圧が作用し、従
つて、車両の2軸に対して制動力が働く。
それ故に、第1流体圧管路A、第2流体圧管路
B及び第3流体圧管路Dのいずれの流体圧管路に
失陥即ち故障が発生したとしても、必ず3軸中2
軸については制動力が確実に確保される。
B及び第3流体圧管路Dのいずれの流体圧管路に
失陥即ち故障が発生したとしても、必ず3軸中2
軸については制動力が確実に確保される。
以下、図面を参照して、この考案による2系統
ブレーキシステムにおける流体圧装置の実施例を
説明する。
ブレーキシステムにおける流体圧装置の実施例を
説明する。
第1図において、この考案による2系統ブレー
キシステムにおける流体圧装置10が示されてい
る。流体圧装置10における1系統の流体圧管路
は、エアタンク(図示省略)、ブレーキバルブ1、
エア管路6、エアマスター5及び油圧管路Aから
成る。流体圧装置10における他の系統の流体圧
管路は、エアタンク(図示省略)、ブレーキバル
ブ1、エア管路7、エアマスター5及び油圧管路
Bからなる。
キシステムにおける流体圧装置10が示されてい
る。流体圧装置10における1系統の流体圧管路
は、エアタンク(図示省略)、ブレーキバルブ1、
エア管路6、エアマスター5及び油圧管路Aから
成る。流体圧装置10における他の系統の流体圧
管路は、エアタンク(図示省略)、ブレーキバル
ブ1、エア管路7、エアマスター5及び油圧管路
Bからなる。
油圧管路Aは前輪Ftのホイールシリンダ2に連
結しており、他の系統の油圧管路Bは後方側後輪
R・Rrのホイールシリンダ4に連結している。
更に、油圧管路Aと油圧管路Bとを、ダブルチエ
ツクバルブ8及びセーフテイシリンダ9を組み込
んだ切換油圧管路Cによつて連結されており、切
換油圧管路Cはその下流に油圧管路Dに連絡し、
油圧管路Dは前方側後輪F・Rrのホイールシリ
ンダ3に連結している。
結しており、他の系統の油圧管路Bは後方側後輪
R・Rrのホイールシリンダ4に連結している。
更に、油圧管路Aと油圧管路Bとを、ダブルチエ
ツクバルブ8及びセーフテイシリンダ9を組み込
んだ切換油圧管路Cによつて連結されており、切
換油圧管路Cはその下流に油圧管路Dに連絡し、
油圧管路Dは前方側後輪F・Rrのホイールシリ
ンダ3に連結している。
そして、2系統ブレーキシステムにおける流体
圧装置10に失陥がない場合には、通常、油圧管
路Dは油圧管路A側に連絡するようにダブルチエ
ツクバルブ8は設定されている。
圧装置10に失陥がない場合には、通常、油圧管
路Dは油圧管路A側に連絡するようにダブルチエ
ツクバルブ8は設定されている。
第2図において、この考案の2系統ブレーキシ
ステムにおける流体圧装置10に組み込まれてい
るダブルチエツクバルブ8の一例が示されてい
る。ダブルチエツクバルブ8は、2個の入力ポー
ト12,13及び1個の出力ポート14を有して
いる。ダブルチエツクバルブ本体11内には、ピ
ストン15が入力ポート12又は入力ポート13
を閉鎖するように摺動可能に収容されている。
ステムにおける流体圧装置10に組み込まれてい
るダブルチエツクバルブ8の一例が示されてい
る。ダブルチエツクバルブ8は、2個の入力ポー
ト12,13及び1個の出力ポート14を有して
いる。ダブルチエツクバルブ本体11内には、ピ
ストン15が入力ポート12又は入力ポート13
を閉鎖するように摺動可能に収容されている。
ピストン15は、通常、スプリング等(図示省
略)によつて入力ポート13側に偏倚させられ、
入力ポート13を閉鎖し、入力ポート12を開放
している。入力ポート12は油圧管路Aに連通
し、入力ポート13は油圧管路Bに連通し、更に
出力ポート14は下流に設置されたセーフテイシ
リンダ9を介して油圧管路Dに連絡している。
略)によつて入力ポート13側に偏倚させられ、
入力ポート13を閉鎖し、入力ポート12を開放
している。入力ポート12は油圧管路Aに連通
し、入力ポート13は油圧管路Bに連通し、更に
出力ポート14は下流に設置されたセーフテイシ
リンダ9を介して油圧管路Dに連絡している。
第3図イ及び第3図ロにおいて、この考案によ
る2系統ブレーキシステムにおける流体圧装置1
0に組み込まれているセーフテイシリンダ9の一
例が示されている。第3図イに示すように、セー
フテイシリンダ9の本体20には通路16が形成
されており、通路16はダブルチエツクバルブ8
と導通している。通路16は絞り部18を通じて
通路19と導通している。通常、絞り部18は仕
切り弁17によつて閉じられており、ダブルチエ
ツクバルブ8を介して通路16に油圧が加わると
仕切り弁17は開放するように構成されている。
る2系統ブレーキシステムにおける流体圧装置1
0に組み込まれているセーフテイシリンダ9の一
例が示されている。第3図イに示すように、セー
フテイシリンダ9の本体20には通路16が形成
されており、通路16はダブルチエツクバルブ8
と導通している。通路16は絞り部18を通じて
通路19と導通している。通常、絞り部18は仕
切り弁17によつて閉じられており、ダブルチエ
ツクバルブ8を介して通路16に油圧が加わると
仕切り弁17は開放するように構成されている。
第3図ロは第3図イの線−における断面図
である。第3図ロに示すように、セーフテイシリ
ンダ9の本体20の内部室にはピストン23が摺
動自在に設置されている。内部室はピストン23
によつて油圧室31と油圧室32とに分割されて
おり、油圧室31と油圧室32とはピストン23
に形成されている細孔25によつて導通してい
る。また、通路19は通孔21を通じて油圧室3
1に導通している。
である。第3図ロに示すように、セーフテイシリ
ンダ9の本体20の内部室にはピストン23が摺
動自在に設置されている。内部室はピストン23
によつて油圧室31と油圧室32とに分割されて
おり、油圧室31と油圧室32とはピストン23
に形成されている細孔25によつて導通してい
る。また、通路19は通孔21を通じて油圧室3
1に導通している。
ピストン23の摺動運動については、そのスト
ロークの一方の限界が本体20に螺入されたスト
ツパピン22の端部26によつて規制され、他方
の限界が本体20に螺入されたプラグ30の端面
によつて規制されている。ピストン23とプラグ
30との間にはスプリング24が介在されてお
り、常時はピストン23はストツパピン22の方
向に偏倚されている。
ロークの一方の限界が本体20に螺入されたスト
ツパピン22の端部26によつて規制され、他方
の限界が本体20に螺入されたプラグ30の端面
によつて規制されている。ピストン23とプラグ
30との間にはスプリング24が介在されてお
り、常時はピストン23はストツパピン22の方
向に偏倚されている。
従つて、ピストン23のフルストロークは、ピ
ストン23がストツパピン22の端部26に当接
した時におけるピストン23の端面とプラグ30
の端面との間の距離Lである。油圧室32は細孔
27を介して通路28に通じており、通常、細孔
27は仕切り弁29によつて閉じている。通路2
8の油圧は、流体圧管路Dに伝達されるように構
成されている。
ストン23がストツパピン22の端部26に当接
した時におけるピストン23の端面とプラグ30
の端面との間の距離Lである。油圧室32は細孔
27を介して通路28に通じており、通常、細孔
27は仕切り弁29によつて閉じている。通路2
8の油圧は、流体圧管路Dに伝達されるように構
成されている。
そして、流体圧管路D、該流体圧管路Dに連結
したホイールシリンダ3等に失陥が発生した流体
圧管路Dに通じる油圧室32の油圧が低下する
と、油圧室31の油圧が高くなり、ピストン23
は距離Lにわたつてストロークし、ピストン23
の端面とプラグ30の端面とは当接して油圧室3
1と油圧室32とオイルの流れは遮断され、油圧
室31の油圧は維持される。
したホイールシリンダ3等に失陥が発生した流体
圧管路Dに通じる油圧室32の油圧が低下する
と、油圧室31の油圧が高くなり、ピストン23
は距離Lにわたつてストロークし、ピストン23
の端面とプラグ30の端面とは当接して油圧室3
1と油圧室32とオイルの流れは遮断され、油圧
室31の油圧は維持される。
この考案による2系統ブレーキシステムにおけ
る流体圧装置10は、以上のように構成されてお
り、次のように作動する。
る流体圧装置10は、以上のように構成されてお
り、次のように作動する。
まず、2系統ブレーキシステムにおける流体圧
装置に何ら失陥がないとすると、運転者がブレー
キペダルを踏み込んでブレーキを掛けた場合に、
2系統に分割されているブレーキバルブ1は開放
し、エアタンク(図示省略)からのエアEは、エ
ア管路6,7を通つて各々のマスターシリンダ5
に作用する。一方のエアマスター5は、油圧管路
Aを通じて前輪Ftのホイールシリンダ2に油圧を
伝達し、並びに油圧管路A、ダブルチエツクバル
ブ8、セーフテイシリンダ9及び油圧管路Dを通
じて前方側後輪F・Rrのホイールシリンダ3に
油圧を伝達する。他のエアマスター5は、油圧管
路Bを通じて後方側後輪R・Rrのホイールシリ
ンダ4に油圧を伝達する。
装置に何ら失陥がないとすると、運転者がブレー
キペダルを踏み込んでブレーキを掛けた場合に、
2系統に分割されているブレーキバルブ1は開放
し、エアタンク(図示省略)からのエアEは、エ
ア管路6,7を通つて各々のマスターシリンダ5
に作用する。一方のエアマスター5は、油圧管路
Aを通じて前輪Ftのホイールシリンダ2に油圧を
伝達し、並びに油圧管路A、ダブルチエツクバル
ブ8、セーフテイシリンダ9及び油圧管路Dを通
じて前方側後輪F・Rrのホイールシリンダ3に
油圧を伝達する。他のエアマスター5は、油圧管
路Bを通じて後方側後輪R・Rrのホイールシリ
ンダ4に油圧を伝達する。
次に、2系統ブレーキシステムにおける流体圧
装置に何かの失陥があつた場合には、次のように
機能する。例えば、流体圧管路Aに欠陥が発生し
た場合に、流体圧管路Bを通じて後方側後輪R・
Rrのホイールシリンダ4に油圧が作用すると共
に、流体圧管路Bからの油圧によつてダブルチエ
ツクバルブ8のピストン15が第2図に示す状態
にスプリング(図示省略)に抗して切り換わり、
油圧はダブルチエツクバルブ8及びセーフテイシ
リンダ9を経て流体圧管路Dに伝達され、前方側
後輪F・Rrのホイールシリンダ3に油圧が作用
し、したがつて、車両の2軸に対して制動力が働
くようになる。
装置に何かの失陥があつた場合には、次のように
機能する。例えば、流体圧管路Aに欠陥が発生し
た場合に、流体圧管路Bを通じて後方側後輪R・
Rrのホイールシリンダ4に油圧が作用すると共
に、流体圧管路Bからの油圧によつてダブルチエ
ツクバルブ8のピストン15が第2図に示す状態
にスプリング(図示省略)に抗して切り換わり、
油圧はダブルチエツクバルブ8及びセーフテイシ
リンダ9を経て流体圧管路Dに伝達され、前方側
後輪F・Rrのホイールシリンダ3に油圧が作用
し、したがつて、車両の2軸に対して制動力が働
くようになる。
また、流体圧管路Bに欠陥が発生した場合に、
流体圧管路Aを通じて前輪Ftのホイールシリンダ
2に油圧が作用すると共に、流体圧管路Aからの
油圧及びスプリング(図示省略)によつてダブル
チエツクバルブ8のピストン15は第2図に示す
位置とは逆方向に偏倚しているので、油圧はダブ
ルチエツクバルブ8及びセーフテイシリンダ9を
経て流体圧管路Dに伝達され、前方側後輪F・
Rrのホイールシリンダ3に油圧が作用し、した
がつて、車両の2軸に対して制動力が働くように
なつている。
流体圧管路Aを通じて前輪Ftのホイールシリンダ
2に油圧が作用すると共に、流体圧管路Aからの
油圧及びスプリング(図示省略)によつてダブル
チエツクバルブ8のピストン15は第2図に示す
位置とは逆方向に偏倚しているので、油圧はダブ
ルチエツクバルブ8及びセーフテイシリンダ9を
経て流体圧管路Dに伝達され、前方側後輪F・
Rrのホイールシリンダ3に油圧が作用し、した
がつて、車両の2軸に対して制動力が働くように
なつている。
更に、流体圧管路Dに欠陥が発生した場合に、
は、セーフテイシリンダ9によつて切換流体圧管
路Cを通じて流体圧管路Dに供給されるオイルが
遮断され、切換流体圧管路Cの油圧は維持され
る。従つて、流体圧管路Aを通じて前輪Ftのホイ
ールシリンダ2に油圧が作用すると共に、流体圧
管路Bを通じて後方側後輪R・Rrのホイールシ
リンダ4に油圧が作用し、車両の2軸に対して制
動力が働くようになつている。
は、セーフテイシリンダ9によつて切換流体圧管
路Cを通じて流体圧管路Dに供給されるオイルが
遮断され、切換流体圧管路Cの油圧は維持され
る。従つて、流体圧管路Aを通じて前輪Ftのホイ
ールシリンダ2に油圧が作用すると共に、流体圧
管路Bを通じて後方側後輪R・Rrのホイールシ
リンダ4に油圧が作用し、車両の2軸に対して制
動力が働くようになつている。
それ故に、いずれの流体圧管路A,B又はDに
故障が発生したとしても、必ず3軸中2軸につい
ては制動力が確実に確保される。
故障が発生したとしても、必ず3軸中2軸につい
ては制動力が確実に確保される。
この考案による2系統ブレーキシステムにおけ
る流体圧装置は、以上のように構成されているか
ら次のような効果を有する。即ち、この2系統ブ
レーキシステムにおける流体圧装置は、第1流体
圧管路と第2流体圧管路とをダブルチエツクバル
ブ及びセーフテイシリンダを組み込んだ切換流体
圧管路によつて連結し、前記切換流体圧管路を第
3流体圧管路に連結し、更に前記第1流体圧管
路、前記第2流体圧管路及び前記第3流体圧管路
を3軸の各ホイールシリンダにそれぞれ連結して
いるので、2系統ブレーキシステムの内の1系統
に失陥が発生したとしても前記ダブルチエツクバ
ルブが切り換わり前記第3流体圧管路に油圧が確
実に作用し、3軸中2軸には制動が働くようにな
る。
る流体圧装置は、以上のように構成されているか
ら次のような効果を有する。即ち、この2系統ブ
レーキシステムにおける流体圧装置は、第1流体
圧管路と第2流体圧管路とをダブルチエツクバル
ブ及びセーフテイシリンダを組み込んだ切換流体
圧管路によつて連結し、前記切換流体圧管路を第
3流体圧管路に連結し、更に前記第1流体圧管
路、前記第2流体圧管路及び前記第3流体圧管路
を3軸の各ホイールシリンダにそれぞれ連結して
いるので、2系統ブレーキシステムの内の1系統
に失陥が発生したとしても前記ダブルチエツクバ
ルブが切り換わり前記第3流体圧管路に油圧が確
実に作用し、3軸中2軸には制動が働くようにな
る。
また、前記ダブルチエツクバルブが2個の入力
ポート及び1個の出力ポートを有し、各前記入力
ポートを前記第1流体圧管路と前記第2流体圧管
路にそれぞれ連絡し、前記出力ポートを前記第3
流体圧管路に連絡しているものであり、既存の回
路に前記ダブルチエツクバルブ及び前記セーフテ
イシリンダを取付けるだけで構成することがで
き、構造が極めて簡単である。更に、前記ダブル
チエツクバルブの下流に前記セーフテイシリンダ
を配置したものであり、コンパクトな部品として
構成することができる。
ポート及び1個の出力ポートを有し、各前記入力
ポートを前記第1流体圧管路と前記第2流体圧管
路にそれぞれ連絡し、前記出力ポートを前記第3
流体圧管路に連絡しているものであり、既存の回
路に前記ダブルチエツクバルブ及び前記セーフテ
イシリンダを取付けるだけで構成することがで
き、構造が極めて簡単である。更に、前記ダブル
チエツクバルブの下流に前記セーフテイシリンダ
を配置したものであり、コンパクトな部品として
構成することができる。
第1図はこの考案による2系統ブレーキシステ
ムにおける流体圧装置を示す概略図、第2図は第
1図の流体圧装置に使用されるダブルチエツクバ
ルブの一例を示す断面図、第3図イは第1図の流
体圧装置に使用されるセーフテイシリンダの一例
を示す一部断面の概略図、第3図ロは第3図イの
線−における断面図、第4図は従来の2系統
ブレーキシステムにおける流体圧装置の概略図、
第5図は従来の自動車のエアサービスブレーキ系
統を示す概略図、第6図イは第1図の流体圧装置
の作動説明図、及び第6図ロは第4図の流体圧装
置の作動説明図である。 1……ブレーキバルブ、2,3,4……ホイー
ルシリンダ、5……エアマスター、6,7……エ
ア管路、8……ダブルチエツクバルブ、9……セ
ーフテイシリンダ、10……2系統ブレーキシス
テムにおける流体圧装置、A,B,D……油圧管
路、C……切換油圧管路。
ムにおける流体圧装置を示す概略図、第2図は第
1図の流体圧装置に使用されるダブルチエツクバ
ルブの一例を示す断面図、第3図イは第1図の流
体圧装置に使用されるセーフテイシリンダの一例
を示す一部断面の概略図、第3図ロは第3図イの
線−における断面図、第4図は従来の2系統
ブレーキシステムにおける流体圧装置の概略図、
第5図は従来の自動車のエアサービスブレーキ系
統を示す概略図、第6図イは第1図の流体圧装置
の作動説明図、及び第6図ロは第4図の流体圧装
置の作動説明図である。 1……ブレーキバルブ、2,3,4……ホイー
ルシリンダ、5……エアマスター、6,7……エ
ア管路、8……ダブルチエツクバルブ、9……セ
ーフテイシリンダ、10……2系統ブレーキシス
テムにおける流体圧装置、A,B,D……油圧管
路、C……切換油圧管路。
Claims (1)
- 3軸の各ホイールシリンダにそれぞれ連結した
第1流体圧管路、第2流体圧管路及び第3流体圧
管路を有する2系統ブレーキシステムにおける流
体圧装置において、前記第1流体圧管路と前記第
2流体圧管路とを切換流体圧管路に設けたダブル
チエツクバルブの入力ポートに連結し、前記第3
流体圧管路を前記ダブルチエツクバルブの出力ポ
ートに連結し、更に前記第3流体圧管路にセーフ
テイシリンダを設けたことを特徴とする2系統ブ
レーキシステムにおける流体圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9546886U JPH0451084Y2 (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9546886U JPH0451084Y2 (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632666U JPS632666U (ja) | 1988-01-09 |
JPH0451084Y2 true JPH0451084Y2 (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=30960036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9546886U Expired JPH0451084Y2 (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451084Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2006352370B2 (en) * | 2006-12-13 | 2013-01-10 | Renault Trucks | Brake device especially for a utility vehicle |
JP2021084521A (ja) * | 2019-11-27 | 2021-06-03 | ナブテスコオートモーティブ株式会社 | 制動システム、車両および車両群 |
-
1986
- 1986-06-24 JP JP9546886U patent/JPH0451084Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS632666U (ja) | 1988-01-09 |
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