JPH0798086A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0798086A
JPH0798086A JP5238586A JP23858693A JPH0798086A JP H0798086 A JPH0798086 A JP H0798086A JP 5238586 A JP5238586 A JP 5238586A JP 23858693 A JP23858693 A JP 23858693A JP H0798086 A JPH0798086 A JP H0798086A
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sleeve
locking
plug
groove
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Shunichi Saito
俊一 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソケットとプラグの接続を容易に行えるよう
にするとともに、ソケットのコンパクト化を図り、更に
はその組立作業を容易にする。 【構成】 先端部に形成した貫通溝2に係止部材5を求
遠心方向に出没自在に嵌合したソケット1の外周にはス
プリング28により接続方向に付勢され、前進して係止
部材5を求心方向に押圧し、後退して係止部材5の押圧
を解放するスリーブ27を摺動自在に配し、該スリーブ
27には後退位置にてその先端が前記ソケット1の外周
適位置に形成した係止突起11に係止しスリーブ27を
後退位置に保持させる弾性係止片33を設け、更に、前
記ソケット1には、プラグ8の挿入により遠心方向に押
されて移動し、係止突起11に係止している弾性係止片
33を押し上げ係止突起11から離脱させる押圧部材1
4を求遠心方向に出没自在に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソケットとプラグの接
続をワンタッチで行う形式の管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の管継手にあっては、一般にソケ
ットの外周に、スプリングにより接続方向に付勢され、
前進して係止部材を求心方向に押圧し、後退して前記押
圧を解除するスリーブが摺動自在に嵌合しており、非接
続時にあっては、前記スリーブが後退位置に保持され、
接続時にソケットへのプラグの挿入により前記スリーブ
の後退位置の保持が解除され、スリーブがスプリングの
付勢により前進して係止部材を求心方向に押圧し、ソケ
ットとプラグを接続する構成となっている。上記スリー
ブを後退位置に保持し、且つプラグの挿入によりその保
持を解除する手段として、従来、ソケット内に、前記係
止部材を外周面で支持して、ソケット内に没入するのを
阻止する押え環を摺動自在に嵌合し、ソケットと押え環
との間には、係止部材を支える位置まで押え環を前進さ
せるスプリングを介装した構成となっているものがあ
る。
【0003】この構成によれば、押え環によって支持さ
れた係止部材はその上部がソケット外側に突出し、この
突出している部分に前記スリーブが係止して後退位置に
保持され、そしてプラグを挿入すると、前記押え環がプ
ラグの先端部により押されて後退し、係止部材から外
れ、プラグの係止溝が係止部材の下位に達したとき、ス
リーブに押されている係止部材が没入してプラグの係止
溝に係止し、スリーブは係止部材による係止を解かれて
前進して係止部材を求心方向に押える。また、接続され
たソケットとプラグ間は、ソケット内周面に設けたOリ
ングによりシールされるようになっており、このOリン
グはソケット内周面に形成された溝に装着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のワンタッチ
形式の管継手によれば、ソケットとプラグとの接続にあ
たり、ソケットにプラグを挿入する際、プラグを前記ス
プリングの弾発力に抗して挿入するため、プラグの挿入
に強い力を要する。また、ソケット内に押え環及び押え
環を付勢するスプリングを嵌合するので、ソケットもそ
の分長く且つ大径となり、ソケットのコンパクト化が困
難であるといった問題がある。また、接続されたソケッ
トとプラグ間をシールするOリングはソケット内周面に
形成された溝に装着するので、Oリングの外径はソケッ
トの内径より大きく、このためOリングを溝に装着する
作業を面倒なものとしているといった問題がある。
【0005】本発明は上記点に鑑み、ソケットとプラグ
の接続を容易に行えるようにするとともに、ソケットの
コンパクト化を図り、更にはその組立作業を容易にする
ことを目的とした管継手を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、先端部に形成した貫通溝に係止部材を求遠
心方向に出没自在に嵌合したソケットの外周にはスプリ
ングにより接続方向に付勢され、前進して係止部材を求
心方向に押圧し、後退して係止部材の押圧を解放するス
リーブを摺動自在に配し、該スリーブには後退位置にて
その先端が前記ソケットの外周適位置に形成した係止突
起に係止しスリーブを後退位置に保持させる弾性係止片
を設け、更に、前記ソケットには、プラグの挿入により
遠心方向に押されて移動し、係止突起に係止している弾
性係止片を押し上げ係止突起から離脱させる押圧部材を
求遠心方向に出没自在に設けた。
【0007】また、前記ソケットの内周面に段部を形成
するとともに、該ソケット内に前記段部の端面と対向す
る端面をもつ環状の面部材を挿入して所定の位置で固定
し、前記段部の端面と面部材の端面とで、ソケット内周
面にソケットとプラグとの間をシールするOリングを装
着する装着溝を形成した。
【0008】
【作用】ソケットの外周適位置に係止突起を形成し、ス
リーブには後退位置にてその先端が前記係止突起に係止
しスリーブを後退位置に保持させる弾性係止片を設け、
そして前記ソケットには、プラグの挿入により遠心方向
に押されて移動し、係止突起に係止している弾性係止片
を押し上げて係止突起から離脱させる押圧部材を求遠心
方向に移動自在に設けたから、スプリングに抗してスリ
ーブを後退させると、スリーブに設けた弾性係止片の先
端がソケット外周に形成した係止突起に係止し、スリー
ブは前記スプリングの弾発力に抗して後退位置に保持さ
れる。そしてこの状態からソケットにプラグを挿入する
と、ソケットに設けた押圧部材が遠心方向に押されて移
動し、係止突起に係止している弾性係止片を押し上げ係
止突起から離脱させる。これによりスリーブは係止突起
による規制から解放され、スプリングの弾発力により前
進し、係止部材を求心方向に押圧する。
【0009】また、ソケットの内周面に段部を形成する
とともに、該ソケット内に前記段部の端面と対向する端
面をもつ環状の面部材を挿入して所定の位置で固定し、
前記段部の端面と面部材の端面とで、ソケット内周面に
ソケットとプラグとの間をシールするOリングを装着す
る装着溝を形成したから、Oリングの外径をソケットの
内径と同径にすることができるので、ソケットへのOリ
ングの挿入が容易に行え、そして、Oリングを挿入して
から、ソケット内に面部材を挿入して固定するので、ソ
ケットへのOリングの装着が容易に行える。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図面において、1はソケット、2はソ
ケット1の先端部に形成した貫通溝である。この貫通溝
2は円周方向の両側面3が平行な面をもって形成され、
この両側面3の内周方向側に段部4が形成されている。
5は前記貫通溝2の溝形と概同径に形成され、貫通溝2
に求遠心方向に出没自在に嵌合した円弧状の係止部材で
ある。この係止部材5の円周方向の両側面6は、前記貫
通溝2の両側面3にガイドされる面となっており、また
同方向の両下端部には、貫通溝2の段部4に係止し、貫
通溝2に嵌合した係止部材5がそれ以上ソケット1内に
没入するのを阻止する係止部7が形成されている。
【0011】係止部材5の下面にはプラグ8の外周に形
成した係止溝9に係止する係止部10が突設されてお
り、係止部材5の係止部7が貫通溝2の段部4に係止し
た状態にあるとき、係止部材5の下面に形成された係止
部10がソケット1内に突出し、また係止部材5の上面
がソケット1の外周面と同一面または内側になるように
構成されている。
【0012】11はソケット1の外周で、前記貫通溝2
の後側に形成した係止突起であり、後述するスリーブの
弾性係止片に係止してスリーブを後退位置に保持するも
のである。12はソケット1の、前記係止突起11の後
側に形成した貫通溝である。この貫通溝12の円周方向
側の壁面に段部13が形成されている。
【0013】14は前記貫通溝12に求遠心方向に出没
自在に嵌合した押圧部材である。この押圧部材14の円
周方向側両側の上部には、前記貫通溝12の段部13に
係止し、貫通溝12に嵌合した押圧部材14がそれ以上
ソケット1内に没入するのを阻止する係止段部15が形
成されている。押圧部材14は、その係止段部15が貫
通溝12の段部13に係止した状態のとき、その下部が
ソケット1内に突出し、また上面がソケット1の外周面
と同一面になるように構成されている。そして、押圧部
材14はソケット1内にプラグ8を挿入したとき、プラ
グ8の外周に形成されたテーパー面16により遠心方向
に押されて、その上部がソケット1の外周に突出し、係
止突起11に係止しているスリーブの弾性係止片を押し
上げ、弾性係止片を係止突起11から外すようになって
いる。
【0014】17はソケット1の内周面に形成した段部
であり、この段部17により、ソケット1の先端側に端
面18が形成されている。19は前記段部17の端面1
8と対向する端面20をもつ環状の面部材であり、前記
ソケット1内に挿入され、前記段部17の端面18と面
部材19とにより、ソケット1とプラグ8との間をシー
ルするOリング21を装着する装着溝22を形成してい
る。この面部材19は前記段部17の端面18との間に
装着溝22となる所定の間隔をあけてソケット1に固定
されるものであり、ソケット1上前記面部材19を固定
する位置に貫通溝23を形成し、一方、面部材19の外
周には係止溝24を形成し、前記貫通溝23と面部材1
9の係止溝24を一致させ、ソケット1の外周から貫通
溝23に係止駒25を挿入し、その先端を面部材19の
係止溝24に係止させることにより、ソケット1内の所
定位置に面部材19を固定している。26はソケット1
の外周に形成され、後述するスリーブの回転を規制し、
軸方向にのみ移動させるガイド突起である。
【0015】27は前記ソケット1の外周に軸方向に摺
動自在に嵌合し、スプリング28により接続方向に付勢
され、前進してソケット1の貫通溝2に嵌合した係止部
材5を求心方向に押圧し、後退して係止部材5の押圧を
解放するスリーブである。このスリーブ27の前部は、
その内周面に、ソケット1の外周に摺動自在に接し、係
止部材5を求心方向に押圧する押圧部29と、係止部材
5の押圧を解放する解放部30を形成した押圧・解放部
31となっている。
【0016】この押圧・解放部31には、前記ソケット
1の外周に形成した係止突起11に対応する位置に、軸
方向に係止突起11より若干広巾の切欠溝32が形成さ
れ、この切欠溝32内には、弾性係止片33が軸方向に
設けられている。この弾性係止片33は、スリーブ27
が後退して、係止部材5が押圧・解放部31の解放部3
0に位置したとき、その先端が前記係止突起11に係止
してスリーブ27の前進を阻止し、スプリング28の弾
発力に抗してスリーブ27を後退位置に保持させるもの
であって、求遠心方向に弾発力を有しており、前記ソケ
ット1の押圧部材14で遠心方向に押されることにより
同方向に拡げられ、その先端が係止突起11から外れる
ようになっている。
【0017】前記弾性係止片33は、図13に示すよう
に、その厚さが前記押圧・解放部31の厚さより薄く形
成され、その下面は押圧・解放部31の下面より上位に
あり、またその上面は押圧・解放部31の上面より下位
にある。そして、弾性係止片33の下面と押圧・解放部
31の下面との間隔は、弾性係止片33の先端が係止す
る係止突起11の高さとなっている。弾性係止片33の
先端には下面側に膨出して前記係止突起11に係止する
係止頭部34が形成されている。また、弾性係止片33
の上面と押圧・解放部31の上面との間隔は、弾性係止
片33が押圧部材14に押されてその先端の係止頭部3
4が係止突起11から外れるまで拡がっても、その上面
が押圧・解放部31の上面より上側に出ない程度の間隔
となっている。
【0018】35は押圧・解放部31の内周面に軸方向
に形成たガイド溝である。このガイド溝35は前記ソケ
ット1の外周に形成したガイド突起26と係合し、ソケ
ット1の外周に嵌合したスリーブ27の回転が規制さ
れ、軸方向にのみ移動するようになっており、ガイド溝
35にガイド突起26を係合させたとき、スリーブ27
の切欠溝32、弾性係止片33がソケット1の係止突起
11上に位置するよに位置決めされている。
【0019】36はガイド溝35内に形成した抜け止め
用突起であり、スリーブ27が所定位置まで前進したと
き、前記ガイド突起26に係止し、それ以上の前進を阻
止するようになっている。37はスリーブ27の前部外
周に嵌合したカバーであり、押圧・解放部31の拡がり
を防止するものである。このカバーの内周面には、前記
弾性係止片33が押圧部材14に押されたとき、その拡
がりを許容する溝42が形成されている。本実施例では
スリーブ27とカバー37とを分割した構成としている
が一体に形成してもよいことはもちろんである。
【0020】38は前記ソケット1内に形成された流体
通路、39は流体通路38内に移動自在に設けたバルブ
であり、このバルブ39はスプリング40により先端方
向(接続方向)に付勢され、前記流体通路38の内周に
形成した弁座41に当接して流体通路38を遮断し、前
記スプリング40の弾発力に抗して流体通路38を開く
ものであり、バルブ39は、ソケット1とプラグ8の接
続時に、ソケット1内に挿入されたプラグ8の先端部に
より押されて後退するようになっている。
【0021】次に、上記構成からなるソケット1とプラ
グ8の接続について説明する。先ず非接続状態(接続待
機状態)について説明する。ソケット1の外周に嵌合し
たスリーブ27をスプリング28の弾発力に抗して後退
させ、弾性係止片33の係止頭部34をソケット1の外
周に形成した係止突起11に係止させる。これにより、
スリーブ27は後退位置に保持され、そして、ソケット
1の貫通溝2に嵌合した係止部材5は前記スリーブ1の
押圧・解放部31の解放部30の位置にあり、また、ソ
ケット1の貫通溝12に嵌合した押圧部材14は、前記
スリーブ1に設けた弾性係止片33の係止頭部34の下
面により求心方向に押圧され、その一部がソケット1内
に突出した状態にある。これが非接続状態(接続待機状
態)(図1)である。
【0022】ソケット1とプラグ8の接続にあっては、
前記状態にあるソケット1にプラグ8を挿入する。この
プラグ8の挿入により、先ずプラグ8の外周面によって
ソケット1の係止部材5が遠心方向に押し出されてその
上部がソケット1の外周に突出する。更にプラグ8の挿
入を続けると、プラグ8の外周によってソケット1内に
その一部を突出している押圧部材14が遠心方向に押し
出されて、その上部がソケット1の外周に突出する。こ
れにより、押圧部材14を求心方向に押えている弾性係
止片33が押し拡げられてその先端即ち係止頭部34が
係止突起11から外れる(図2)。
【0023】更にプラグ8の挿入を続け、プラグ8の外
周に形成した係止溝9が前記係止部材5の下位に達した
とき、ソケット1の外周に上部を突出している係止部材
5がスリーブ27の押圧を受けて求心方向に没入し、そ
の下部にある係止部10がソケット1内に突出して前記
プラグ8の係止溝9に係止し、そして、前記スリーブ2
7はスプリング28の弾発力により前進し、押圧・解放
部31の押圧部29で係止部材5の上面を押える。これ
により、係止溝9からの係止部材5の抜け出しが阻止さ
れ、ソケット1とプラグ8とが接続される(図3)。
【0024】上記のようにして、接続されたソケット1
とプラグ8の分離にあては、スリーブ27をスプリング
28の弾発力に抗して後退させ、係止部材5の上面を押
さえている押圧部29を前記上面から離反させ、解放部
30を係止部材5上に位置させる。これにより、係止部
材5の遠心方向への移動が可能となる。この状態でソケ
ット1からプラグ8を引張ると、前記係止部材5が遠心
方向に移動してプラグ8の係止溝9から外れ、ソケット
1とプラグ8が分離される。
【0025】そして、さらにスリーブ27を後退させ、
弾性係止片33の係止頭部34をソケット1の外周に形
成した係止突起11に係止させることにより、スリーブ
27は後退位置に保持され、そして、係止部材5は解放
部30の位置に保持され、また、押圧部材14は、前記
スリーブ1に設けた弾性係止片33の係止頭部34の下
面により求心方向に押圧され、その一部がソケット1内
に突出した状態となって、非接続状態(接続待機状態)
(図1)となる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明に係る管継手によれ
ば、ソケットの外周適位置に係止突起を形成し、スリー
ブには後退位置にてその先端が前記係止突起に係止しス
リーブを後退位置に保持させる弾性係止片を設け、そし
て前記ソケットには、プラグの挿入により遠心方向に押
されて移動し、係止突起に係止している押圧部材を求遠
心方向に移動自在に設けたから、スリーブを後退位置に
保持させた状態でソケットにスリーブを挿入するとこに
より、前記押圧部材がプラグの外周により遠心方向に押
されて前記係止突起に係止している弾性係止片を押し上
げ、弾性係止片は係止突起から離脱し、これによりスリ
ーブが係止突起による規制から解放され、スプリングの
弾発力により前進し、係止部材を求心方向に押圧するこ
とにより、ソケットとプラグは接続されるが、係止突起
からの弾性係止片の離脱は小さい力で外すことができる
ので、押圧部材を遠心方向に押し上げる力も小さくてす
み、従って、ソケットとプラグの接続にあたり、プラグ
の挿入に強い力を要しないので、接続作業を容易に行う
ことができる。
【0027】また、前記スリーブを後退位置に保持する
手段として、ソケット内に従来のような押え環の如き構
成を必要としないので、その分ソケットを小径にするこ
とができ管継手のコンパクト化を図ることができる。
【0028】更にまた、ソケットの内周面に段部を形成
するとともに、該ソケット内に前記段部の端面と対向す
る端面をもつ環状の面部材を挿入して所定の位置で固定
し、前記段部の端面と面部材の端面とで、ソケット内周
面にソケットとプラグとの間をシールするOリングを装
着する装着溝を形成したから、Oリングの外径をソケッ
トの内径と同径にすることができるので、ソケットへの
Oリングの挿入が容易に行え、そして、Oリングを挿入
してから、ソケット内に面部材を挿入して固定するの
で、ソケットへのOリングの装着が容易に行え、その組
立作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図。
【図2】ソケットとプラグの接続過程を示す縦断側面
図。
【図3】ソケットとプラグの接続状態を示す縦断側面
図。
【図4】ソケットの一部切欠斜視図。
【図5】ソケットの一部省略一部縦断側面図。
【図6】図5のA−A線断面図。
【図7】係止部材を示す正面図。
【図8】ソケットの先端部付近を示す一部省略側面図。
【図9】図5のB−B線断面図。
【図10】押圧部材を示す正面図。
【図11】面部材を示す一部縦断側面図。
【図12】図5のC−C線断面図。
【図13】係止駒を示す正面図。
【図14】スリーブを示す一部縦断側面図。
【図15】図14の左側面図。
【図16】図14の右側面図。
【図17】スリーブの一部拡大断面図。
【図18】カバ−を示す一部縦断側面図。
【図19】図18の左側面図。
【符号の説明】
1………………………………………………………………
……………ソケット 2………………………………………………………………
……………貫通溝 5………………………………………………………………
……………係止部材 8………………………………………………………………
……………プラグ 9………………………………………………………………
……………係止溝 11……………………………………………………………
……………係止突起 14……………………………………………………………
……………押圧部材 17……………………………………………………………
……………段部 18……………………………………………………………
……………端面 19……………………………………………………………
……………面部材 20……………………………………………………………
……………端面 21……………………………………………………………
……………Oリング 22……………………………………………………………
……………装着溝 27……………………………………………………………
……………スリーブ 28……………………………………………………………
……………スプリング 33……………………………………………………………
……………弾性係止片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に形成した貫通溝に係止部材を求
    遠心方向に出没自在に嵌合したソケットの外周にはスプ
    リングにより接続方向に付勢され、前進して係止部材を
    求心方向に押圧し、後退して係止部材の押圧を解放する
    スリーブを摺動自在に配し、該スリーブには後退位置に
    てその先端が前記ソケットの外周適位置に形成した係止
    突起に係止しスリーブを後退位置に保持させる弾性係止
    片を設け、更に、前記ソケットには、プラグの挿入によ
    り遠心方向に押されて移動し、係止突起に係止している
    弾性係止片を押し上げ係止突起から離脱させる押圧部材
    を求遠心方向に出没自在に設けた管継手。
  2. 【請求項2】 ソケットの内周面に段部を形成するとと
    もに、該ソケット内に前記段部の端面と対向する端面を
    もつ環状の面部材を挿入して所定の位置で固定し、前記
    段部の端面と面部材の端面とで、ソケット内周面にソケ
    ットとプラグとの間をシールするOリングを装着する装
    着溝を形成した請求項1記載の管継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10185056A (ja) * 1996-12-26 1998-07-14 Nitto Kohki Co Ltd 管継手
CN102679074A (zh) * 2011-03-08 2012-09-19 As知识产权控股有限公司 快速连接接头

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JPH10185056A (ja) * 1996-12-26 1998-07-14 Nitto Kohki Co Ltd 管継手
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