JPH0797937A - V型内燃機関のスロットル弁装置 - Google Patents
V型内燃機関のスロットル弁装置Info
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- JPH0797937A JPH0797937A JP5242318A JP24231893A JPH0797937A JP H0797937 A JPH0797937 A JP H0797937A JP 5242318 A JP5242318 A JP 5242318A JP 24231893 A JP24231893 A JP 24231893A JP H0797937 A JPH0797937 A JP H0797937A
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- motor
- shaft
- throttle valve
- chamber
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- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/02—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D11/00—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
- F02D11/06—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
- F02D11/10—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
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- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/02—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
- F02D2009/0201—Arrangements; Control features; Details thereof
- F02D2009/0267—Arrangements; Control features; Details thereof for simultaneous action of a governor and an accelerator lever on the throttle
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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- F02D11/06—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
- F02D11/10—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
- F02D2011/101—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
- F02D2011/103—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being alternatively mechanically linked to the pedal or moved by an electric actuator
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】V型内燃機関のバンク間に、スロットルチャン
バを効率良く配置する。 【構成】スロットル軸12の一方端にアクセルドラム14を
配設する一方、他方端にギヤボックス15とDCモータ16
とからなるスロットルアクチュエータ機構17を配設す
る。ここで、前記DCモータ16は、その駆動軸19がスロ
ットル軸12と平行に対向するように、スロットルチャン
バ5の下方に配置される。そして、前記スロットルチャ
ンバ5は、シリンダ列方向に略沿ってV型内燃機関のバ
ンク間に配設される。
バを効率良く配置する。 【構成】スロットル軸12の一方端にアクセルドラム14を
配設する一方、他方端にギヤボックス15とDCモータ16
とからなるスロットルアクチュエータ機構17を配設す
る。ここで、前記DCモータ16は、その駆動軸19がスロ
ットル軸12と平行に対向するように、スロットルチャン
バ5の下方に配置される。そして、前記スロットルチャ
ンバ5は、シリンダ列方向に略沿ってV型内燃機関のバ
ンク間に配設される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はV型内燃機関のスロット
ル弁装置に関し、詳しくは、アクセル操作に連動させて
スロットル弁を開閉させる機構と共に、前記アクセルペ
ダルの動きとは独立してモータによってスロットル弁開
度を制御する機構が備えられるスロットル弁装置に関す
る。
ル弁装置に関し、詳しくは、アクセル操作に連動させて
スロットル弁を開閉させる機構と共に、前記アクセルペ
ダルの動きとは独立してモータによってスロットル弁開
度を制御する機構が備えられるスロットル弁装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかるスロットル弁装置としては、従
来、例えば特開平3−50341号公報に開示されるよ
うなものがある。前記特開平3−50341号公報に開
示されるスロットル弁装置においては、図5に示される
ように、スロットル軸51の一方端にアクセルワイヤー52
の端部が係止されるアクセルドラム53を配置する一方、
前記スロットル軸51の他端には、歯車装置54を設けると
共に、該歯車装置54の反スロットル弁側にステップモー
タ55を設け、該ステップモータ55の回転駆動力が前記歯
車装置54を介してスロットル軸51に伝達されるようにし
てある。
来、例えば特開平3−50341号公報に開示されるよ
うなものがある。前記特開平3−50341号公報に開
示されるスロットル弁装置においては、図5に示される
ように、スロットル軸51の一方端にアクセルワイヤー52
の端部が係止されるアクセルドラム53を配置する一方、
前記スロットル軸51の他端には、歯車装置54を設けると
共に、該歯車装置54の反スロットル弁側にステップモー
タ55を設け、該ステップモータ55の回転駆動力が前記歯
車装置54を介してスロットル軸51に伝達されるようにし
てある。
【0003】かかる構成により、アクセル操作に連動さ
せてスロットル弁を開閉させる一方、前記モータ駆動に
よってアクセル操作とは独立してスロットル弁を開閉駆
動できるようにして、例えば車輪のスリップ率を適正に
すべくスロットル弁の開度を電子制御(所謂トラクショ
ンコントロール)できるようにしている。
せてスロットル弁を開閉させる一方、前記モータ駆動に
よってアクセル操作とは独立してスロットル弁を開閉駆
動できるようにして、例えば車輪のスリップ率を適正に
すべくスロットル弁の開度を電子制御(所謂トラクショ
ンコントロール)できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、V型内燃機
関において、スロットルチャンバをシリンダ列方向に略
沿ってバンク間に配設する場合であって、上記のように
アクセル連動機構と共にモータによる独立した開閉駆動
を行なう機構をスロットル弁装置に備える場合には、上
記従来装置のように、モータ本体がスロットル軸の外側
にに突出する構成であると、モータ駆動機構を備えない
スロットル弁装置に比べてスロットルチャンバにおける
スロットル軸方向の幅が広くなるため、シリンダヘッ
ド,ロッカーカバー等との干渉が生じ、スロットルチャ
ンバの位置を移動させる必要が生じる場合があった。
関において、スロットルチャンバをシリンダ列方向に略
沿ってバンク間に配設する場合であって、上記のように
アクセル連動機構と共にモータによる独立した開閉駆動
を行なう機構をスロットル弁装置に備える場合には、上
記従来装置のように、モータ本体がスロットル軸の外側
にに突出する構成であると、モータ駆動機構を備えない
スロットル弁装置に比べてスロットルチャンバにおける
スロットル軸方向の幅が広くなるため、シリンダヘッ
ド,ロッカーカバー等との干渉が生じ、スロットルチャ
ンバの位置を移動させる必要が生じる場合があった。
【0005】ここで、スロットルチャンバの上方への移
動は、フード位置に規制されることになる。一般にフー
ド高は、車両前方に向かうに従って低くなるため、スロ
ットルチャンバをバンク間に配設する場合でV型機関を
縦置きする車両においては、バンク間の車両後方側にス
ロットルチャンバを配設することで、スロットルチャン
バ位置の許容高さを拡大できるものの、上記のようにモ
ータ配置によって幅が広がると、より高い位置への移動
が要求されることになり、モータ駆動機構を備えないス
ロットル弁装置を採用する機関に比べてフード位置を押
し上げることになってしまう。
動は、フード位置に規制されることになる。一般にフー
ド高は、車両前方に向かうに従って低くなるため、スロ
ットルチャンバをバンク間に配設する場合でV型機関を
縦置きする車両においては、バンク間の車両後方側にス
ロットルチャンバを配設することで、スロットルチャン
バ位置の許容高さを拡大できるものの、上記のようにモ
ータ配置によって幅が広がると、より高い位置への移動
が要求されることになり、モータ駆動機構を備えないス
ロットル弁装置を採用する機関に比べてフード位置を押
し上げることになってしまう。
【0006】また、シリンダヘッド,ロッカーカバー等
との干渉を回避するために、少なくともモータをバンク
で挟まれる空間から逃がすように、スロットルチャンバ
の位置をバンク間の端方向に移動させることが想定され
るが、この場合には、機関のシリンダ列方向の長さを長
くすることになってしまい、これによってエンジンルー
ムの拡大等が必要になってしまう。
との干渉を回避するために、少なくともモータをバンク
で挟まれる空間から逃がすように、スロットルチャンバ
の位置をバンク間の端方向に移動させることが想定され
るが、この場合には、機関のシリンダ列方向の長さを長
くすることになってしまい、これによってエンジンルー
ムの拡大等が必要になってしまう。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、アクセル連動機構とモータ駆動機構とを備えるス
ロットル弁装置のスロットル軸方向の幅を減少させるこ
とで、Vバンク間に対するスロットルチャンバのシリン
ダ列方向に略沿った配設を、フード高やエンジンルーム
の拡大を必要とすることなく行なえるようにすることを
目的とする。
あり、アクセル連動機構とモータ駆動機構とを備えるス
ロットル弁装置のスロットル軸方向の幅を減少させるこ
とで、Vバンク間に対するスロットルチャンバのシリン
ダ列方向に略沿った配設を、フード高やエンジンルーム
の拡大を必要とすることなく行なえるようにすることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明では、ス
ロットルチャンバがシリンダ列方向に略沿ってバンク間
に配設されるV型内燃機関のスロットル弁装置であっ
て、アクセル操作をアクセルドラムを介してスロットル
軸に伝達させてスロットル弁を開閉させると共に、前記
アクセル操作とは独立にモータによってスロットル弁を
開閉駆動する構成のV型内燃機関のスロットル弁装置に
おいて、前記スロットルチャンバのスロットル軸の一方
端に前記アクセルドラムを配置する一方、前記スロット
ル軸の他端に駆動装置を介してモータの駆動軸を前記ス
ロットル軸と偏位して連結させると共に、前記モータ
を、前記駆動軸を前記スロットル軸と平行に対向させ
て、前記スロットルチャンバの下方のバンク間に配置さ
せるようにした。
ロットルチャンバがシリンダ列方向に略沿ってバンク間
に配設されるV型内燃機関のスロットル弁装置であっ
て、アクセル操作をアクセルドラムを介してスロットル
軸に伝達させてスロットル弁を開閉させると共に、前記
アクセル操作とは独立にモータによってスロットル弁を
開閉駆動する構成のV型内燃機関のスロットル弁装置に
おいて、前記スロットルチャンバのスロットル軸の一方
端に前記アクセルドラムを配置する一方、前記スロット
ル軸の他端に駆動装置を介してモータの駆動軸を前記ス
ロットル軸と偏位して連結させると共に、前記モータ
を、前記駆動軸を前記スロットル軸と平行に対向させ
て、前記スロットルチャンバの下方のバンク間に配置さ
せるようにした。
【0009】
【作用】かかる構成によると、モータの駆動軸がスロッ
トル軸と駆動装置を介して偏位し、かつ、平行に対向す
るようにモータが配置されるから、スロットル弁装置の
スロットル軸方向幅がモータ配置によって拡大すること
が抑制され、以て、シリンダヘッド,ロッカーカバーと
の干渉を回避し得る。また、モータをスロットルチャン
バの下方に配置することで、スロットルチャンバ部の全
高が拡大することを回避でき、フードの押し上げを防止
できる。
トル軸と駆動装置を介して偏位し、かつ、平行に対向す
るようにモータが配置されるから、スロットル弁装置の
スロットル軸方向幅がモータ配置によって拡大すること
が抑制され、以て、シリンダヘッド,ロッカーカバーと
の干渉を回避し得る。また、モータをスロットルチャン
バの下方に配置することで、スロットルチャンバ部の全
高が拡大することを回避でき、フードの押し上げを防止
できる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は本
実施例にかかるV型内燃機関の車両のエンジンルーム内
における配置を示す上面図であり、図の右側が車両の前
方になっている。この図1に示すように、本実施例にか
かるV型内燃機関1は、車両の前後方向をシリンダ列方
向とする所謂縦置きに搭載され、機関1の前方(車両の
前側であり、以下同様とする)に設けられた外気導入ダ
クト2を介して導入された外気は、エアクリーナ3,吸
気ダクト4を介して機関1の後方に導かれる。
実施例にかかるV型内燃機関の車両のエンジンルーム内
における配置を示す上面図であり、図の右側が車両の前
方になっている。この図1に示すように、本実施例にか
かるV型内燃機関1は、車両の前後方向をシリンダ列方
向とする所謂縦置きに搭載され、機関1の前方(車両の
前側であり、以下同様とする)に設けられた外気導入ダ
クト2を介して導入された外気は、エアクリーナ3,吸
気ダクト4を介して機関1の後方に導かれる。
【0011】そして、バンク1a,1b間の後方側にシ
リンダ列方向に略沿って配設されたスロットルチャンバ
5に対して、前記吸気ダクト4を介して導かれた外気が
車両の後方側から導入され、該スロットルチャンバ5を
通過した外気は、吸気コレクタ6及び吸気マニホールド
7を介して各バンク1a,1bの各気筒にそれぞれ吸引
される。
リンダ列方向に略沿って配設されたスロットルチャンバ
5に対して、前記吸気ダクト4を介して導かれた外気が
車両の後方側から導入され、該スロットルチャンバ5を
通過した外気は、吸気コレクタ6及び吸気マニホールド
7を介して各バンク1a,1bの各気筒にそれぞれ吸引
される。
【0012】図1において、8はクーリングファン、9
はダッシュパネルである。尚、スロットルチャンバ5を
バンク間の後方側に設けるのは、フード高がなるべく高
い位置にスロットルチャンバ5を設けるようにし、更
に、スロットルチャンバ上流側の吸気通路長をできる限
り長くして共鳴過給のピークを低回転側にシフトさせる
ためである。
はダッシュパネルである。尚、スロットルチャンバ5を
バンク間の後方側に設けるのは、フード高がなるべく高
い位置にスロットルチャンバ5を設けるようにし、更
に、スロットルチャンバ上流側の吸気通路長をできる限
り長くして共鳴過給のピークを低回転側にシフトさせる
ためである。
【0013】図2は、前記吸気ダクト4を外した状態
で、スロットルチャンバ5を機関(車両)の後方側から
見た図である。この図2に示すように、前記スロットル
チャンバ5は、それぞれにバタフライ式のスロットル弁
(図示省略)が介装されたチャンバ部が水平方向に並設
された2連式スロットルチャンバであり、外気は図2で
手前側からスロットルチャンバ5に導入され紙面を貫通
する方向に進んで吸気コレクタ6内に導入された後、該
吸気コレクタ6の下面に接続された吸気マニホールド7
を介して各気筒に吸引される。
で、スロットルチャンバ5を機関(車両)の後方側から
見た図である。この図2に示すように、前記スロットル
チャンバ5は、それぞれにバタフライ式のスロットル弁
(図示省略)が介装されたチャンバ部が水平方向に並設
された2連式スロットルチャンバであり、外気は図2で
手前側からスロットルチャンバ5に導入され紙面を貫通
する方向に進んで吸気コレクタ6内に導入された後、該
吸気コレクタ6の下面に接続された吸気マニホールド7
を介して各気筒に吸引される。
【0014】ここで、前記スロットルチャンバ5に介装
されるバタフライ式のスロットル弁は、アクセル操作に
連動して開閉すると共に、該アクセル操作とは独立にモ
ータ(DCモータ)によって開閉駆動されるようになっ
ており、これにより、例えば車輪のスリップ率を適正に
保つトラクションコントロールを前記モータの電子制御
を介して実現できるようになっている。
されるバタフライ式のスロットル弁は、アクセル操作に
連動して開閉すると共に、該アクセル操作とは独立にモ
ータ(DCモータ)によって開閉駆動されるようになっ
ており、これにより、例えば車輪のスリップ率を適正に
保つトラクションコントロールを前記モータの電子制御
を介して実現できるようになっている。
【0015】次に、前記スロットル弁の開閉機構につい
て図3及び図4を参照しつつ説明する。図3及び図4に
示すように、バタフライ式スロットル弁11が支持される
スロットル軸12の一方端には、図示しないアクセルペダ
ルの操作に連動してスロットル弁11を開閉させるための
アクセルドラム機構13が配設される。前記アクセルドラ
ム機構13は、アクセルペダルに一端が接続されたアクセ
ルワイヤーが係止されるアクセルドラム(スロットルド
ラム)14が、アクセルワイヤーの引っ張り力によってロ
ストモーションスプリングによる閉弁方向の付勢力に抗
して開方向に回動することで、スロットル弁11を開閉さ
せる公知の機構である。
て図3及び図4を参照しつつ説明する。図3及び図4に
示すように、バタフライ式スロットル弁11が支持される
スロットル軸12の一方端には、図示しないアクセルペダ
ルの操作に連動してスロットル弁11を開閉させるための
アクセルドラム機構13が配設される。前記アクセルドラ
ム機構13は、アクセルペダルに一端が接続されたアクセ
ルワイヤーが係止されるアクセルドラム(スロットルド
ラム)14が、アクセルワイヤーの引っ張り力によってロ
ストモーションスプリングによる閉弁方向の付勢力に抗
して開方向に回動することで、スロットル弁11を開閉さ
せる公知の機構である。
【0016】尚、図3において、定速走行制御用のドラ
ムである。また、スロットル軸12の他方端には、駆動装
置としてのギヤボックス(歯車装置)15とDCモータ16
とからなるスロットルアクチュエータ機構17が配設され
ている。前記スロットルアクチュエータ機構17は、図4
に示すように、スロットル軸12の他方端に軸支されたギ
ヤ18と、DCモータ16の駆動軸19の先端に軸支されたギ
ヤ20とを、ギヤ21を介して連動させることで、スロット
ル開度をアクセル操作とは独立してDCモータ16の回転
で制御するものである。
ムである。また、スロットル軸12の他方端には、駆動装
置としてのギヤボックス(歯車装置)15とDCモータ16
とからなるスロットルアクチュエータ機構17が配設され
ている。前記スロットルアクチュエータ機構17は、図4
に示すように、スロットル軸12の他方端に軸支されたギ
ヤ18と、DCモータ16の駆動軸19の先端に軸支されたギ
ヤ20とを、ギヤ21を介して連動させることで、スロット
ル開度をアクセル操作とは独立してDCモータ16の回転
で制御するものである。
【0017】ここで、DCモータ16は、図2〜図4に示
すように、その駆動軸19がスロットル軸12と平行に対向
するように、スロットルチャンバ5下方の両バンク1
a,1bに挟まれる位置に設けられる。即ち、前記駆動
軸19はアクセルドラム機構13側からスロットル軸12の他
端側に向けてスロットル軸12と平行に延設され、その先
端部に軸支されたギヤ20を駆動軸19周りに回動させる。
前記ギヤ20の回動は、上方にオフセット配置されること
になる駆動軸19に平行なスロットル軸12に対して、駆動
軸19及びスロットル軸12に平行な軸周りに回動自在に支
持されたギヤ21を介して、スロットル軸12他端側のギヤ
18に伝達されるものであり、DCモータ16の駆動軸19と
スロットル軸12とはギヤ21を介してコ字状に偏位して配
列されることになる。
すように、その駆動軸19がスロットル軸12と平行に対向
するように、スロットルチャンバ5下方の両バンク1
a,1bに挟まれる位置に設けられる。即ち、前記駆動
軸19はアクセルドラム機構13側からスロットル軸12の他
端側に向けてスロットル軸12と平行に延設され、その先
端部に軸支されたギヤ20を駆動軸19周りに回動させる。
前記ギヤ20の回動は、上方にオフセット配置されること
になる駆動軸19に平行なスロットル軸12に対して、駆動
軸19及びスロットル軸12に平行な軸周りに回動自在に支
持されたギヤ21を介して、スロットル軸12他端側のギヤ
18に伝達されるものであり、DCモータ16の駆動軸19と
スロットル軸12とはギヤ21を介してコ字状に偏位して配
列されることになる。
【0018】上記のDCモータ16の配置であると、モー
タをギヤ21に対して反スロットル弁側に配設する場合に
比べて、スロットルチャンバ5におけるスロットル軸方
向の幅を抑制できる。前記スロットルチャンバ5は、前
述のように、V型内燃機関1のシリンダ列方向に略沿っ
て設けられるから、前記スロットル軸方向の幅は、各バ
ンクのシリンダヘッド,ロッカーカバーに干渉する方向
であるが、上記のように、DCモータ16を設けてもその
軸方向幅の増大を抑制できれば、スロットルアクチュエ
ータ機構17を備えない場合と略同等な高さ位置にスロッ
トルチャンバ5を配設でき、然も、DCモータ16をスロ
ットルチャンバ5の下方に配設してあるから、フード高
さを押し上げる必要も回避し得る。
タをギヤ21に対して反スロットル弁側に配設する場合に
比べて、スロットルチャンバ5におけるスロットル軸方
向の幅を抑制できる。前記スロットルチャンバ5は、前
述のように、V型内燃機関1のシリンダ列方向に略沿っ
て設けられるから、前記スロットル軸方向の幅は、各バ
ンクのシリンダヘッド,ロッカーカバーに干渉する方向
であるが、上記のように、DCモータ16を設けてもその
軸方向幅の増大を抑制できれば、スロットルアクチュエ
ータ機構17を備えない場合と略同等な高さ位置にスロッ
トルチャンバ5を配設でき、然も、DCモータ16をスロ
ットルチャンバ5の下方に配設してあるから、フード高
さを押し上げる必要も回避し得る。
【0019】また、上記のように、スロットルアクチュ
エータ機構17を備えない場合に近い幅を実現できること
から、スロットルチャンバ5の高さ位置を変えずに、モ
ータ16とシリンダヘッド,ロッカーカバーとの干渉を回
避すべく、スロットルチャンバ位置をより後方のバンク
間からはみ出す位置に退かせる必要がなく、エンジンル
ームの拡大の必要性も回避できる。
エータ機構17を備えない場合に近い幅を実現できること
から、スロットルチャンバ5の高さ位置を変えずに、モ
ータ16とシリンダヘッド,ロッカーカバーとの干渉を回
避すべく、スロットルチャンバ位置をより後方のバンク
間からはみ出す位置に退かせる必要がなく、エンジンル
ームの拡大の必要性も回避できる。
【0020】尚、DCモータ16の回転駆動力をスロット
ル軸12に伝える機構や、アクセルドラム機構を、上記の
構成のものに限定するものではなく、リンク等の駆動機
構を用いても良いことは明らかである。また、上記実施
例では、車両に対して縦置きされるV型内燃機関につい
て述べたが、所謂横置きのV型機関に適用しても良い。
ル軸12に伝える機構や、アクセルドラム機構を、上記の
構成のものに限定するものではなく、リンク等の駆動機
構を用いても良いことは明らかである。また、上記実施
例では、車両に対して縦置きされるV型内燃機関につい
て述べたが、所謂横置きのV型機関に適用しても良い。
【0021】更に、スロットルチャンバ5は2連式のも
のに限定されないが、特にスロットル軸方向の幅が広く
なる傾向となる2連式のスロットルチャンバに適用する
ことで、効果が大きい。
のに限定されないが、特にスロットル軸方向の幅が広く
なる傾向となる2連式のスロットルチャンバに適用する
ことで、効果が大きい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スロットルチャンバがシリンダ列方向に略沿ってバンク
間に配設される一方、アクセル操作に連動させると共
に、アクセル操作とは独立にモータによって開閉駆動さ
れる構成のV型内燃機関のスロットル弁装置において、
前記モータを設けることによってスロットル軸方向の幅
が拡大したり、スロットルチャンバの全高が高くなるこ
とを回避でき、前記モータ設置によるスロットルチャン
バの位置変更の必要性を抑制し、以て、フードの押し上
げやエンジンルームの拡大を回避しつつ、モータ駆動機
構の設置が可能になるという効果がある。
スロットルチャンバがシリンダ列方向に略沿ってバンク
間に配設される一方、アクセル操作に連動させると共
に、アクセル操作とは独立にモータによって開閉駆動さ
れる構成のV型内燃機関のスロットル弁装置において、
前記モータを設けることによってスロットル軸方向の幅
が拡大したり、スロットルチャンバの全高が高くなるこ
とを回避でき、前記モータ設置によるスロットルチャン
バの位置変更の必要性を抑制し、以て、フードの押し上
げやエンジンルームの拡大を回避しつつ、モータ駆動機
構の設置が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるV型機関のエンジンルーム内で
の配置を示す上面図。
の配置を示す上面図。
【図2】同上実施例におけるスロットルチャンバとバン
クとの位置関係を示す側面図。
クとの位置関係を示す側面図。
【図3】同上実施例におけるスロットルチャンバの詳細
を示す正面図。
を示す正面図。
【図4】同上実施例におけるモータ駆動機構の詳細を示
す部分断面図。
す部分断面図。
【図5】従来のスロットル弁装置の一例を示す斜視図。
1 V型内燃機関 1a,1b バンク 5 スロットルチャンバ 11 スロットル弁 12 スロットル軸 13 アクセルドラム機構 14 アクセルドラム 15 ギヤボックス 16 DCモータ 17 スロットルアクチュエータ機構 19 駆動軸 18,20,21 ギヤ
Claims (1)
- 【請求項1】スロットルチャンバがシリンダ列方向に略
沿ってバンク間に配設されるV型内燃機関のスロットル
弁装置であって、アクセル操作をアクセルドラムを介し
てスロットル軸に伝達させてスロットル弁を開閉させる
と共に、前記アクセル操作とは独立にモータによってス
ロットル弁を開閉駆動する構成のV型内燃機関のスロッ
トル弁装置において、 前記スロットルチャンバのスロットル軸の一方端に前記
アクセルドラムを配置する一方、前記スロットル軸の他
端に駆動装置を介してモータの駆動軸を前記スロットル
軸と偏位して連結させると共に、前記モータを、前記駆
動軸を前記スロットル軸と平行に対向させて、前記スロ
ットルチャンバの下方のバンク間に配置したことを特徴
とするV型内燃機関のスロットル弁装置。
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