JPH079776U - ケーキ等の包装容器 - Google Patents
ケーキ等の包装容器Info
- Publication number
- JPH079776U JPH079776U JP1934493U JP1934493U JPH079776U JP H079776 U JPH079776 U JP H079776U JP 1934493 U JP1934493 U JP 1934493U JP 1934493 U JP1934493 U JP 1934493U JP H079776 U JPH079776 U JP H079776U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cake
- microwave heating
- heating element
- packaging container
- element sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Package Specialized In Special Use (AREA)
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- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイクロ波加熱によりケーキを調理する包装
容器においてマイクロ波発熱体シートに付着することな
くケーキ表面に美しい焦げ目をつけることのできるケー
キ等の包装容器を得ることを目的とするものである。 【構成】 ケーキ生地とマイクロ波発熱体シートとの間
に適正な間隔を設けることによりマイクロ波発熱体シー
トに焦げ付かずに美しい焼き色が得られるケーキ等の包
装容器である。
容器においてマイクロ波発熱体シートに付着することな
くケーキ表面に美しい焦げ目をつけることのできるケー
キ等の包装容器を得ることを目的とするものである。 【構成】 ケーキ生地とマイクロ波発熱体シートとの間
に適正な間隔を設けることによりマイクロ波発熱体シー
トに焦げ付かずに美しい焼き色が得られるケーキ等の包
装容器である。
Description
【0001】
本案はマイクロ波加熱により焼き色のついたベークドケーキを得ることのでき るケーキ等の包装容器に関するものである。
【0002】
従来よりマイクロ波発熱体シートを設けた包装容器は実開昭63−54616 号公報や、実開昭63−79378号公報にみられるように数多く提案されてお り、マイクロ波加熱により食品の接触面に焦げ目をつけて調理することは公知で ある。
【0003】
しかしながらこのような包装容器を用いてケーキ生地を家庭用電子レンジ等に よりマイクロ波加熱調理するとマイクロ波発熱体シートにケーキ生地が直接焦げ つき、シート自体に付着し、ケーキがシートから剥がしずらく、無理に剥がすと 、ケーキの表面が剥がれてしまいケーキの表面に焦げ目が得られず又外観も美し くないといった欠点があった。 そこで本案はマイクロ波加熱によりケーキを調理する包装容器においてマイクロ 波発熱体シートに付着することなくケーキ表面に美しい焦げ目をつけることので きるケーキ等の包装容器を得ることを目的とするものである。
【0004】
本案は以上のような目的を達成するため次のようなケーキ等の包装容器を提供 するものである。 すなわち、ケーキ等の食品を収納する容器において、ケーキ原料生地の表面側に マイクロ波発熱物質からなるマイクロ波発熱体シートを設けるに当り、マイクロ 波発熱体シートをケーキ原料生地の表面より加熱によるケーキの膨張率と乾燥速 度を見込んだ一定の間隔を形成するように構成したことを特徴とするケーキ等の 包装容器である。
【0005】
マイクロ波加熱時にケーキが膨脹し、マイクロ波発熱体シートに接するまでに ケーキ表面が乾燥し、乾燥したケーキ表面がマイクロ波発熱体シートによって焦 げ目の付く状態になる。 又乾燥したケーキ表面であるために発熱体シートにケーキが付着することがなく 容易に剥がすことが可能である。
【0006】
以下図面に基ずいて説明する。 図1は本案の一部を切り欠いて示す斜面図である。 これは型に入ったケーキ生地を型と共に本案の包装容器に収納した状態を示す。 (1) は容器(3) の天面を示し、この裏側にアルミおよび酸化アルミを蒸着したプ ラスチックフィルムからなる発熱体シート(2) を貼り付けてある。(4) は紙製ま たは可食性のタルト等で作られたケーキ型であって合成樹脂製袋詰めケーキミッ クス(5) が収められている。ケーキを調理するには容器(3) からケーキ型(4) と 袋詰めケーキミックス(5) を取り出して開封し、ケーキ型(4) の中で水又は牛乳 を溶いてケーキ生地(6) として包装容器(3) に戻し、電子レンジにかける。その 際容器の口部は内容物の加熱調理を効率的に行うために再度閉めても構わない。 ケーキミックスの袋詰め量はケーキ生地(6) がケーキ型(4) の高さの8から9割 の高さになる量であり、ケーキ型(4) の高さは包装容器(3) の高さの6から7割 が望ましい。(図2参照)この状態でマイクロ波加熱を行うことによってケーキ 生地(6) は熱変成および表面乾燥しながら、膨脹し、ケーキの表面(7) がマイク ロ波発熱体シート(2) に接して、(図3参照)焦げつかずに、簡単に剥がれて美 しい焼き色が得られる。
【0007】 本案の包装容器の材質はマイクロ波を通過するものであればどのようなもので もよく、内容物たる食品、流通条件等により適宜選定すればよい。 図4のものはケーキ型(4) の底面にケーキの膨脹率に合わせたスペーサー(8) を 入れた場合を示していて加熱の際これを取外して加熱し、容器天面との間に一定 の間隔を構成できるようにしたものである。 スペーサ(8)の厚さはケーキ原料生地との関係で適宜定める。何れにしても本案 はケーキ表面と接する発熱体シート、つまりは収納容器天面との間にケーキの膨 脹率と乾燥速度を考慮した間隔をあけることを特徴とするものである。そしてそ の間隔は袋詰めケーキミックスの量およびケーキ型のサイズと包装容器の高さを 考慮して決める。
【0008】
本案によればケーキ表面と発熱体シートとの間にケーキの膨脹率と乾燥速度を 考慮した一定の間隔があるのでマイクロ波加熱によりケーキ生地が膨脹し、マイ クロ波発熱体シートに接するまでケーキの表面が熱変成及び乾燥し、マイクロ波 発熱体シートに焦げつくことなく焼き色がつき容易に剥がすことが可能になる。
【図1】袋詰めケーキミックスとケーキ型が包装容器に
入った状態を示す切り欠いた斜視図である。
入った状態を示す切り欠いた斜視図である。
【図2】ケーキ型の中でケーキ生地を調整し、包装容器
に戻した状態を開口部より見た断面図である。
に戻した状態を開口部より見た断面図である。
【図3】マイクロ波加熱調理後の状態を開口部より見た
断面図である。
断面図である。
【図4】スペーサを入れた状態を示す容器の切り欠き斜
面図である。
面図である。
1 包装容器の天面 2 マイクロ波発熱体シート 3 包装容器 4 ケーキ型 5 合成樹脂製袋詰めケーキミックス 6 ケーキ生地 7 ケーキの表面 8 スペーサー
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーキ等の食品を収納する容器におい
て、ケーキ原料生地の表面側にマイクロ波発熱物質から
なるマイクロ波発熱体シートを設けるに当り、マイクロ
波発熱体シートをケーキ原料生地の表面より加熱による
ケーキの膨脹率と乾燥速度を見込んだ一定の間隔を形成
するように構成したことを特徴とするケーキ等の包装容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1934493U JPH079776U (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ケーキ等の包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1934493U JPH079776U (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ケーキ等の包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079776U true JPH079776U (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=11996787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1934493U Pending JPH079776U (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ケーキ等の包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079776U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102092901B1 (ko) * | 2019-07-01 | 2020-03-24 | 김동진 | 대량 생산 및 배송 판매를 위한 케이크 제조 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02215337A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-08-28 | Rjr Nabisco Inc | 電子レンジ(microwave ovens)でベーカリー製品を焙焼する方法 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP1934493U patent/JPH079776U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02215337A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-08-28 | Rjr Nabisco Inc | 電子レンジ(microwave ovens)でベーカリー製品を焙焼する方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102092901B1 (ko) * | 2019-07-01 | 2020-03-24 | 김동진 | 대량 생산 및 배송 판매를 위한 케이크 제조 방법 |
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JPS646061Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980421 |