JPH0423453Y2 - - Google Patents
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- JPH0423453Y2 JPH0423453Y2 JP7960187U JP7960187U JPH0423453Y2 JP H0423453 Y2 JPH0423453 Y2 JP H0423453Y2 JP 7960187 U JP7960187 U JP 7960187U JP 7960187 U JP7960187 U JP 7960187U JP H0423453 Y2 JPH0423453 Y2 JP H0423453Y2
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- JP
- Japan
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- container
- rice cake
- mochi
- flange
- microwave oven
- Prior art date
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- Expired
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- Electric Ovens (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、電子レンジに入れて、餅等を調理す
る容器に関する。
る容器に関する。
(従来の技術)
従来、電子レンジで餅を調理するには平皿等の
深さのない容器に餅を載せて加熱するか、あるい
は深さのある容器を使用しても、その底部に餅を
置いて加熱するという方法が採られている。
深さのない容器に餅を載せて加熱するか、あるい
は深さのある容器を使用しても、その底部に餅を
置いて加熱するという方法が採られている。
(考案が解決しようとする問題点)
餅等を電子レンジで加熱すると、餅内の水分が
水蒸気化、あるいは餅内の空気が膨張して餅が膨
化する。
水蒸気化、あるいは餅内の空気が膨張して餅が膨
化する。
従来の深さのない容器などを使用して餅を加熱
すると、餅は上方に膨化し、表面が山形で、でこ
ぼこになるため、例えばトツピング材料を上部に
載せた餅を調理するとトツピング材料が餅の表面
から落ちてしまい、焼成された餅の出来映えが悪
いという問題が生ずる。
すると、餅は上方に膨化し、表面が山形で、でこ
ぼこになるため、例えばトツピング材料を上部に
載せた餅を調理するとトツピング材料が餅の表面
から落ちてしまい、焼成された餅の出来映えが悪
いという問題が生ずる。
また、従来の容器は剥離加工が施されておら
ず、加熱された餅が容器に付着し、食する時に剥
離が困難であるという問題があつた。
ず、加熱された餅が容器に付着し、食する時に剥
離が困難であるという問題があつた。
(問題を解決するための手段)
本考案は以上の問題を解決することを目的とす
るものであり、そのための技術手段は、マイクロ
波が透過する材質からなる、深さのある容器であ
つて、上方に形成されたフランジ部の上面には剥
離層を設けず、かつ該フランジ部から下方に延設
する容器内面には剥離層を設けたことを特徴とす
る電子レンジ用フランジ付容器である。
るものであり、そのための技術手段は、マイクロ
波が透過する材質からなる、深さのある容器であ
つて、上方に形成されたフランジ部の上面には剥
離層を設けず、かつ該フランジ部から下方に延設
する容器内面には剥離層を設けたことを特徴とす
る電子レンジ用フランジ付容器である。
(作用効果)
本考案容器を使用して電子レンジで餅等を調理
すると、餅は容器内に膨張するが、上方に膨張せ
ず、トツピング材料を載せたまま餅を焼成でき
る。
すると、餅は容器内に膨張するが、上方に膨張せ
ず、トツピング材料を載せたまま餅を焼成でき
る。
また、焼成された餅は、容器内面に貼り付くこ
とがなく、容易に剥離して食することができ、容
器ごと電子レンジにかけて食べることができるの
で簡便性が良い。
とがなく、容易に剥離して食することができ、容
器ごと電子レンジにかけて食べることができるの
で簡便性が良い。
(実施例)
以下、本考案にかかる電子レンジ用フランジ付
容器の実施例を、図面をもとに説明する。
容器の実施例を、図面をもとに説明する。
第1図に示すものは本考案にかかる容器Aであ
つて、上方にはフランジ部1が形成されている。
つて、上方にはフランジ部1が形成されている。
容器Aは、マイクロ波が通過する材質で形成さ
れており、例えばポリプロピレン、耐熱性ポリエ
チレンテレフタレート等の耐熱性プラスチツク
や、紙材質等からなるものである。
れており、例えばポリプロピレン、耐熱性ポリエ
チレンテレフタレート等の耐熱性プラスチツク
や、紙材質等からなるものである。
第2図に示すように、フランジ部1の下方に延
設する内側面2及び底面3には、それぞれ剥離層
4,5が設けられている。
設する内側面2及び底面3には、それぞれ剥離層
4,5が設けられている。
剥離層4,5は、例えば耐熱性の紙にシリコン
樹脂を塗布した剥離紙を内側面2及び底面3に貼
り付けて形成することができる。
樹脂を塗布した剥離紙を内側面2及び底面3に貼
り付けて形成することができる。
以上のように構成される容器Aのフランジ部1
には餅6が載せられ、この餅6の上にはシユレツ
ドチーズ、ピーマン、ソーセージ等のトツピング
材料7が載せられる。
には餅6が載せられ、この餅6の上にはシユレツ
ドチーズ、ピーマン、ソーセージ等のトツピング
材料7が載せられる。
このような餅6を収納した容器Aを電子レンジ
に入れて加熱すると、餅6は内部から加熱され軟
化し、表面からは水蒸気が噴出する。
に入れて加熱すると、餅6は内部から加熱され軟
化し、表面からは水蒸気が噴出する。
軟化した餅6の端部6′はフランジ部1に接着
し、容器内に水蒸気がこもり、餅6の下面が高温
となつて、第3図に示すように容器6内に向かつ
て膨張する。
し、容器内に水蒸気がこもり、餅6の下面が高温
となつて、第3図に示すように容器6内に向かつ
て膨張する。
なお、容器A内の内圧が高くなるのを防ぐため
に、容器Aには空気孔8……が適宜穿設されてい
る。
に、容器Aには空気孔8……が適宜穿設されてい
る。
さらに加熱し、餅6全体が軟化すると、重さで
餅6は下方に下がるが、フランジ部1には剥離層
が設けられていないので、餅6の端部6′が固定
され、容器内に滑り落ちることがなく、また餅6
の上に載せられたトツピング材料7もこぼれ落ち
ずに、トツピング材料7を載せたまま、餅6が焼
成されることになる。
餅6は下方に下がるが、フランジ部1には剥離層
が設けられていないので、餅6の端部6′が固定
され、容器内に滑り落ちることがなく、また餅6
の上に載せられたトツピング材料7もこぼれ落ち
ずに、トツピング材料7を載せたまま、餅6が焼
成されることになる。
次に、第4図に示すように、蓋Bを被せて、蓋
付容器A′として使用する場合について説明する。
付容器A′として使用する場合について説明する。
蓋Bの裏面9に剥離層10が設けられており、
膨化した餅6が蓋Bに接触しても貼り付くことが
ないようになつている。
膨化した餅6が蓋Bに接触しても貼り付くことが
ないようになつている。
11……は加熱によつて内圧が高くなるのを防
止するための空気孔である。
止するための空気孔である。
以上のような蓋Bを被せた蓋付容器A′を使用
して電子レンジが加熱すると、餅6は上方にも膨
化しようとするが、蓋Bによつて膨化が規制さ
れ、蓋Bを使用しないときと同様に餅6が調理さ
れることになる。
して電子レンジが加熱すると、餅6は上方にも膨
化しようとするが、蓋Bによつて膨化が規制さ
れ、蓋Bを使用しないときと同様に餅6が調理さ
れることになる。
なお、本考案にかかる容器Aの深さは餅6の厚
さの5倍乃至6倍程度のものとすれば、膨張した
餅が容器Aの内面にあまり接触しなくなるし、あ
るいは餅6の膨張する形状に対応させて内側面2
に傾斜を持たせ、全体的に浅い容器とすることも
できる。
さの5倍乃至6倍程度のものとすれば、膨張した
餅が容器Aの内面にあまり接触しなくなるし、あ
るいは餅6の膨張する形状に対応させて内側面2
に傾斜を持たせ、全体的に浅い容器とすることも
できる。
また、容器Aが比較的浅いようなものである場
合は、膨張した餅6が容器Aの内面に接触するこ
ともあるが、内側面2及び底面3には、剥離層
4,5が設けてあるので、餅6が貼り付くことが
ない。
合は、膨張した餅6が容器Aの内面に接触するこ
ともあるが、内側面2及び底面3には、剥離層
4,5が設けてあるので、餅6が貼り付くことが
ない。
また、実施例において、容器Aの形状を円形の
ものとしたが、本考案容器は、これに限定される
ものではなく、例えば四角形等の多角形状等であ
つても良い。
ものとしたが、本考案容器は、これに限定される
ものではなく、例えば四角形等の多角形状等であ
つても良い。
以上、何れにしても、本考案容器によれば、軟
化した餅が容器に貼り付かず、食するときに餅を
容易に取り出すことができ、また、容器ごと電子
レンジにかけて食べることができるので簡便性が
良く、トツピング材料もこぼれ落ちることがない
という特徴がある。
化した餅が容器に貼り付かず、食するときに餅を
容易に取り出すことができ、また、容器ごと電子
レンジにかけて食べることができるので簡便性が
良く、トツピング材料もこぼれ落ちることがない
という特徴がある。
第1図は本考案にかかる容器の全体図、第2図
は同容器の一部断面図、第3図は同容器の使用状
態図、第4図は同容器に蓋を被せた状態図をそれ
ぞれ表す。 A……容器、B……蓋、1……フランジ部、2
……内側面、3……底面、4,5,10……剥離
層、6……餅、7……トツピング材料、8,11
……空気孔、9……裏面。
は同容器の一部断面図、第3図は同容器の使用状
態図、第4図は同容器に蓋を被せた状態図をそれ
ぞれ表す。 A……容器、B……蓋、1……フランジ部、2
……内側面、3……底面、4,5,10……剥離
層、6……餅、7……トツピング材料、8,11
……空気孔、9……裏面。
Claims (1)
- マイクロ波が透過する材質からなる、深さのあ
る容器であつて、上方に形成されたフランジ部の
上面には剥離層を設けず、かつ該フランジ部から
下方に延設する容器内面には剥離層を設けたこと
を特徴とする電子レンジ用フランジ付容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7960187U JPH0423453Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7960187U JPH0423453Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63189119U JPS63189119U (ja) | 1988-12-05 |
JPH0423453Y2 true JPH0423453Y2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=30929614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7960187U Expired JPH0423453Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423453Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014068666A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Toppan Printing Co Ltd | 電子レンジ用発熱シートと電子レンジ用発熱シート付き紙容器 |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP7960187U patent/JPH0423453Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63189119U (ja) | 1988-12-05 |
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