JPH0723251Y2 - 電子レンジ用発熱シート - Google Patents
電子レンジ用発熱シートInfo
- Publication number
- JPH0723251Y2 JPH0723251Y2 JP1988013053U JP1305388U JPH0723251Y2 JP H0723251 Y2 JPH0723251 Y2 JP H0723251Y2 JP 1988013053 U JP1988013053 U JP 1988013053U JP 1305388 U JP1305388 U JP 1305388U JP H0723251 Y2 JPH0723251 Y2 JP H0723251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- generating sheet
- paper
- food
- microwave oven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
- Cookers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は電子レンジで食品を調理する際に使用される電
子レンジ用発熱シート係り、特に発熱シート内に印刷層
を介在した電子レンジ用発熱シートに関するものであ
る。
子レンジ用発熱シート係り、特に発熱シート内に印刷層
を介在した電子レンジ用発熱シートに関するものであ
る。
〈従来の技術〉 近年になって、食品の調理に電子レンジが多用されるよ
うになって来たが、電子レンジで食品を調理した場合
に、特にパンケーキ等の菓子、パン、ピザ等の表面に商
品価値を高めることが出来る焦げ目を、自発的に付ける
ことが困難である問題があった。
うになって来たが、電子レンジで食品を調理した場合
に、特にパンケーキ等の菓子、パン、ピザ等の表面に商
品価値を高めることが出来る焦げ目を、自発的に付ける
ことが困難である問題があった。
従って、最近になってこの欠点を改善する為に導電層を
有する発熱シートが開発され、この発熱シートを調理す
る食品の全面に被覆して調理する方法も考えられて来
た。
有する発熱シートが開発され、この発熱シートを調理す
る食品の全面に被覆して調理する方法も考えられて来
た。
〈考案が解決しようとする課題〉 然るに、従来の前述の発熱シートを用いた場合には調理
する食品全体に被覆しなければならないので、多量の発
熱シートを必要とすると共にその手間が大変であり、更
に希望する側或いは部分のみに特定の模様状に形成され
た焦げ目を付ける等の調整が出来ない等の問題があっ
た。
する食品全体に被覆しなければならないので、多量の発
熱シートを必要とすると共にその手間が大変であり、更
に希望する側或いは部分のみに特定の模様状に形成され
た焦げ目を付ける等の調整が出来ない等の問題があっ
た。
又、この問題を改善する為に発熱シートの一部に導電層
をスポット的に設ける手段も考えられたが導電層は一般
的に蒸着によってシートに設けられるので、シートに所
望の形状にスポット的に設けることが困難であり、更に
仮にスポット的に設けた発熱シートを構成しても、その
導電層と食品の位置とを合致させながら食品を調理する
ことが困難である等の問題もあった。
をスポット的に設ける手段も考えられたが導電層は一般
的に蒸着によってシートに設けられるので、シートに所
望の形状にスポット的に設けることが困難であり、更に
仮にスポット的に設けた発熱シートを構成しても、その
導電層と食品の位置とを合致させながら食品を調理する
ことが困難である等の問題もあった。
本考案は従来のこれ等の問題点に鑑み開発された全く新
規な技術に関するものであり、特に発熱シートの間に印
刷層を介在させ、これによって調理する食品に模様状の
焦げ目を付けることが出来るようにした全く新しい技術
を提供するものである。
規な技術に関するものであり、特に発熱シートの間に印
刷層を介在させ、これによって調理する食品に模様状の
焦げ目を付けることが出来るようにした全く新しい技術
を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係る電子レンジ用発熱シートは、前述の従来の
問題点を根本的に改善した技術であって、その要旨は、
耐熱透明プラスチックフィルム２と紙４との間に導電層
３を介在させ、かつ該紙４の裏面に接着剤５及び剥離紙
６を順に積層した発熱シート１に於いて、前記耐熱透明
プラスチックフィルム２と紙４との間に印刷層16を介在
せしめて構成したことを特徴とした電子レンジ用発熱シ
ートである。
問題点を根本的に改善した技術であって、その要旨は、
耐熱透明プラスチックフィルム２と紙４との間に導電層
３を介在させ、かつ該紙４の裏面に接着剤５及び剥離紙
６を順に積層した発熱シート１に於いて、前記耐熱透明
プラスチックフィルム２と紙４との間に印刷層16を介在
せしめて構成したことを特徴とした電子レンジ用発熱シ
ートである。
〈作用〉 本考案に係る発熱シートは上述の如く、耐熱プラスチッ
クフィルムと紙との間に導電層を介在せしめて相互に積
層してなる積層シートの、前記紙の裏面に接着剤及び剥
離紙を順に積層して構成し、更にこの発熱シートに印刷
層を介在したので、剥離紙を引き剥がすことによって、
接着剤の作用で予め食品や或いは食品を調理する容器の
任意の位置に貼着して使用することが出来る。また、こ
の発熱シートを予め印刷層の図形に沿って所定の寸法、
形状に切断しておくことによって、食品の希望する位置
に希望する寸法、形状等の模様を持った焦げ目を簡単か
つ正確に形成することが出来る。
クフィルムと紙との間に導電層を介在せしめて相互に積
層してなる積層シートの、前記紙の裏面に接着剤及び剥
離紙を順に積層して構成し、更にこの発熱シートに印刷
層を介在したので、剥離紙を引き剥がすことによって、
接着剤の作用で予め食品や或いは食品を調理する容器の
任意の位置に貼着して使用することが出来る。また、こ
の発熱シートを予め印刷層の図形に沿って所定の寸法、
形状に切断しておくことによって、食品の希望する位置
に希望する寸法、形状等の模様を持った焦げ目を簡単か
つ正確に形成することが出来る。
〈実施例〉 図により本考案に係る発熱シートの一実施例を具体的に
説明すると、第１図乃至第３図に於いて、１は本考案に
係る電子レンジ用発熱シートであって、耐熱透明プラス
チックフィルム２と紙４との間に導電層３を介在せしめ
ると共に、前記紙４の裏面に接着剤５及び剥離紙６が順
に積層されて構成されている。
説明すると、第１図乃至第３図に於いて、１は本考案に
係る電子レンジ用発熱シートであって、耐熱透明プラス
チックフィルム２と紙４との間に導電層３を介在せしめ
ると共に、前記紙４の裏面に接着剤５及び剥離紙６が順
に積層されて構成されている。
本実施例に係る発熱シート１は、予め食品を調理する容
器７の底面の形状に合致する如く、全体が円板状に打ち
抜き形成されている。
器７の底面の形状に合致する如く、全体が円板状に打ち
抜き形成されている。
本考案に係る発熱シートの使用に当たっては、第３図乃
至第６図に示す如く、前述の如き形状と構造を有する発
熱シート１から剥離紙６を剥離して除去し、露出した接
着剤５を利用して発熱シート１を容器７の底面に貼着
し、次に容器７の蓋８で食品材料９を溶かして液体状に
した後で、この食品材料９を容器７に注入充填し、これ
を電子レンジ10で調理することによって、発熱シート１
の導電層３を電子レンジのマイクロ波で発熱せしめ、発
熱シート１を高温度に加熱せしめて、この発熱シート１
に接する調理中の食品材料９に焦げ目12を付けることが
出来る。特に第６図に示す皿11上に載置された調理加工
食品9aのような食品9aの上表面のみに焦げ目12を付ける
ことが出来る。
至第６図に示す如く、前述の如き形状と構造を有する発
熱シート１から剥離紙６を剥離して除去し、露出した接
着剤５を利用して発熱シート１を容器７の底面に貼着
し、次に容器７の蓋８で食品材料９を溶かして液体状に
した後で、この食品材料９を容器７に注入充填し、これ
を電子レンジ10で調理することによって、発熱シート１
の導電層３を電子レンジのマイクロ波で発熱せしめ、発
熱シート１を高温度に加熱せしめて、この発熱シート１
に接する調理中の食品材料９に焦げ目12を付けることが
出来る。特に第６図に示す皿11上に載置された調理加工
食品9aのような食品9aの上表面のみに焦げ目12を付ける
ことが出来る。
本考案に係る発熱シート１は、第７図に示す如く、容器
７の底面に予め貼着しておき、その上に袋に密封された
食品材料９、シロップ13、調味料14等を夫々収納し、容
器７に蓋８を被蓋し、更にこれ等を第８図に示す如き紙
箱15等で体裁良く包装して販売することが出来る。
７の底面に予め貼着しておき、その上に袋に密封された
食品材料９、シロップ13、調味料14等を夫々収納し、容
器７に蓋８を被蓋し、更にこれ等を第８図に示す如き紙
箱15等で体裁良く包装して販売することが出来る。
更に、本考案に係る発熱シート１は、第９図乃至第11図
に示す如く、耐熱透明プラスチックフィルム２と紙４と
の間に予め所定の形状を有する図形（図に於いては犬の
図形）を持った印刷層16が介在されている。従って、使
用時に、この印刷層16の図形（犬の図形）の外周に沿っ
て発熱シート１を切り取り、これを容器７の底面に貼着
しておくことによって、調理した食品9aの表面に所定の
図形を持った焦げ目12を自動的に形成することが出来
る。
に示す如く、耐熱透明プラスチックフィルム２と紙４と
の間に予め所定の形状を有する図形（図に於いては犬の
図形）を持った印刷層16が介在されている。従って、使
用時に、この印刷層16の図形（犬の図形）の外周に沿っ
て発熱シート１を切り取り、これを容器７の底面に貼着
しておくことによって、調理した食品9aの表面に所定の
図形を持った焦げ目12を自動的に形成することが出来
る。
尚、上記各実施例に於いて、発熱シート１の食品と接す
る耐熱透明プラスチックフィルム２側に、シリコン樹脂
をコーティングすることにより食品からの剥離性を向上
させることも可能である。
る耐熱透明プラスチックフィルム２側に、シリコン樹脂
をコーティングすることにより食品からの剥離性を向上
させることも可能である。
〈考案の効果〉 本考案に係る発熱シートは上述の如く、裏面に接着剤と
剥離紙とを順に積層したので、この接着剤を使用するこ
とによって、任意の位置にこれを貼着して使用すること
が出来る。更に、発熱シート内に印刷層を設けたので、
使用時には印刷模様に合致した形状に発熱シートを切り
抜いて使用し、食品表面に印刷層に対応した所定の図形
の焦げ目を付けることが出来る等の特徴を有するもので
ある。
剥離紙とを順に積層したので、この接着剤を使用するこ
とによって、任意の位置にこれを貼着して使用すること
が出来る。更に、発熱シート内に印刷層を設けたので、
使用時には印刷模様に合致した形状に発熱シートを切り
抜いて使用し、食品表面に印刷層に対応した所定の図形
の焦げ目を付けることが出来る等の特徴を有するもので
ある。
第１図は本考案の発熱シートの断面拡大説明図、第２図
はその斜視図、第３図乃至第８図は使用説明図、第９図
乃至第11図は他例の説明図である。 １は発熱シート、２は耐熱透明プラスチックフィルム、
３は導電層、４は紙、５は接着剤、６は剥離紙、７は容
器、９は食品材料、9aは加工した食品、12は焦げ目、16
は印刷層である。
はその斜視図、第３図乃至第８図は使用説明図、第９図
乃至第11図は他例の説明図である。 １は発熱シート、２は耐熱透明プラスチックフィルム、
３は導電層、４は紙、５は接着剤、６は剥離紙、７は容
器、９は食品材料、9aは加工した食品、12は焦げ目、16
は印刷層である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｄ 81/34 Ｕ Ｆ２４Ｃ 7/02 Ｇ
Claims (1)
- 【請求項１】耐熱透明プラスチックフィルム２と紙４と
の間に導電層３を介在させ、かつ該紙４の裏面に接着剤
５及び剥離紙６を順に積層した発熱シート１に於いて、
前記耐熱透明プラスチックフィルム２と紙４との間に印
刷層16を介在せしめて構成したことを特徴とした電子レ
ンジ用発熱シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988013053U JPH0723251Y2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 電子レンジ用発熱シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988013053U JPH0723251Y2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 電子レンジ用発熱シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01119335U JPH01119335U (ja) | 1989-08-11 |
| JPH0723251Y2 true JPH0723251Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31223039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988013053U Expired - Lifetime JPH0723251Y2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 電子レンジ用発熱シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723251Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101395010B1 (ko) * | 2012-07-06 | 2014-05-14 | 최광용 | 전자레인지용 발열 식품포장재 및 그 제조방법 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2512980B2 (ja) * | 1988-02-06 | 1996-07-03 | 東洋製罐株式会社 | 電子レンジ調理用密封容器貼着用ラベル |
| JP2014068666A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Toppan Printing Co Ltd | 電子レンジ用発熱シートと電子レンジ用発熱シート付き紙容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6287068U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-06-03 |
-
1988
- 1988-02-04 JP JP1988013053U patent/JPH0723251Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101395010B1 (ko) * | 2012-07-06 | 2014-05-14 | 최광용 | 전자레인지용 발열 식품포장재 및 그 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01119335U (ja) | 1989-08-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5239153A (en) | Differential thermal heating in microwave oven packages | |
| US5338921A (en) | Method of distributing heat in food containers adapted for microwave cooking and novel container structure | |
| EP0824481B1 (en) | Tray for microwave cooking | |
| JP2602720B2 (ja) | マイクロ波相互作用加熱エレメント、マイクロ波相互作用ヒータ、およびマイクロ波加熱食品表面パターン生成方法 | |
| EP1841668B1 (en) | Package for browning and crisping dough-based foods in a microwave oven | |
| US5053594A (en) | Cook and serve food package for the storing and heating by microwave energy of a food item | |
| US5247149A (en) | Method and appliance for cooking a frozen pizza pie with microwave energy | |
| JPH02180173A (ja) | ガス透過式マイクロ波反応性包装紙 | |
| JPH1135078A (ja) | 電子レンジ用食品容器 | |
| EP1274632B1 (en) | Package for heating a food product | |
| US4763790A (en) | Heat treatable containers | |
| AU2001258525A1 (en) | Package for heating a food product | |
| JPH0723251Y2 (ja) | 電子レンジ用発熱シート | |
| EP0365247A2 (en) | Container and blank for, and method of, microwave heating | |
| JP2001019062A (ja) | 電子レンジ調理用包装シート | |
| WO2003035507A1 (en) | Enclosure for heatable food product | |
| WO1996004186A1 (en) | Ovenable food package | |
| JP2584910Y2 (ja) | 食品包装体 | |
| JPH061810Y2 (ja) | 積層材料 | |
| JPH0442116Y2 (ja) | ||
| CA2003974C (en) | Differential thermal heating in microwave oven packages | |
| JPH035581Y2 (ja) | ||
| JPH03921Y2 (ja) | ||
| KR200157063Y1 (ko) | 전자렌지용 조리용구 | |
| JPH0423453Y2 (ja) |