JPH02501193A - バッターベースのベーカリー製品の製造方法および容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 バッターベースのベーカリ−製品の製造方法および容器技術分野 本発明は電子レンジ内でプラウニーのようなバッターベースのベーカリ−製品を 製造する方法およびトレイまたはパンのような容器に関する。

背景技術 アメリカ人の好みに合った無数のベーカリ−製品の中では、一般的にプラウニー が知られている。感覚刺激的に、理想的なプラウニーは、歯ごたえがあり、しっ とりした木目、滑らかで均一な表面外観を有し、堅い個所、未調理のバッターお よびへこんだ表面がない。

主婦にとっては、入手できる多くの「プラウニー・ドライミックス」が存在する 。これらは、例えば油、水、および卵と混合してバッター（ｂａｔｔｅｒ）を形 成し、パン（ｐａｎ）の上に該バッターを拡げ、ガスまたは電気オーブンで焼き 、ついで長方形に切るとプラウニーとして知られたおいしいスナックケーキとな る。

電子レンジの出現、増大する人気およびその使用とともに、特に電子レンジ内で の加熱、調理用に設計されたケーキミックスを含むブリパックされた食料品の有 用性および多様性が増大してきた。多くの食品は電子レンジ内で加熱して満足な 調理品を製造するのに十分役立つが、すべての食品には当てはまらない。その点 に関して問題がある食品として、バッターベースのベーカリ−製品、特にプラウ ニーとして知られるものが挙げられる。

従来、電子レンジ内で一皿のプラウニーのバ・ツタ−を加熱することにより所望 の味覚および見ばえを有するプラウニーを製造する試みはうまくいかず、得られ たベーカリ−製品はしばしば焦げた斑点を有し、かみにくい、どろどろした未調 理の部分および表面のへこみ（ｃｒａｔｅｒｉｎｇ）またはピッティング（ｐｉ ｔｔｉｎｇ）を有し、これらすべては製品の味覚的魅力およびアセティツク（ａ ｓｔｈｅｔ　ｉｃ）に悪影響を与える。

電子レンジ内でバッターを加熱することによる満足いくプラウニーの製造に関し ては、捕らえどころのない目標が残された。

発明の開示 本発明の主な目的は、電子レンジ内でバ・ンターのパンを加熱することにより、 プラウニーおよび同様のベーカリ−製品を製造するための新規でかつ独特の方法 および容器を提供することである。

本発明の他の目的は、トレイまたはパン内のプラウニーケーキ・バッターを電子 レンジ内でマイクロ波エネルギーに当てることにより、実質的に焦げた端部、未 調理のどろどろした内側部分、非偏平な表面、へこみ、およびピッティングのな いプラウニーを製造することである。

本発明のさらに他の目的は、プラウニーケーキ・バッターのような１回分のケー キ・バッターを収容するトレイまたはパンとして用いるための独特の容器を提供 することであり、該容器およびバッターは電子レンジ内でマイクロ波エネルギー 当てられる。

さらに他の目的は、電子レンジ内で焼かれたプラウニーケーキの柔らかい不完全 に焼かれた内側部分を最小にするが減少させる手段を提供することである。

以下、図面および本発明を実施するための最良の方法の簡単な説明により、本発 明のこれらおよび他の目的が明らかとなる。

図面の簡単な説明 第１図は本発明で使用するために設計されたパンの一具体例の垂直断面図である 。

第２図は本発明で使用するための異なった形態のパンおよびそれとともに使用す る異なったセパレータ手段の垂直断面図である。

第３図は第１図および第２図の平面図である。

茜更９処栗 本発明は電子レンジ内で独特のパンまたはトレイのプラウニーケーキ・バッター を加熱することにより、バッターベースのべ一カー製品、特にプラウニーを製造 する独特の方法および容器を提供する。

本発明によりプラウニーを製造するには、まず商業的に入手可能なプラウニー・ ドライミックスからバッターを形成し、得られたバッターを特別に設計された寸 法を有するマイクロ波透過性のパンに所定の深さまで注入する。それと一体化し たエクステンダー（ｅｘｔｅｎｄｅｒ）または脚を有し、該パンと該レンジの底 部の間に自由なまたは開放された空間を設けるパンを、２．−４５ギガヘルツで 操作する従来のレンジのような電子レンジ内に配置し、パンの内容物を焼（のに 十分な時間、例えば、ｒｈｉｇｈＪのパワー設定も用いて約４分間、バッターに マイクロ波エネルギーを透過させる。一体化したエクステンダーを有するパンの 代わりに、該パンは全体に偏平底であってもよいが、このような場合、パンの底 とレンジの底、すなわちレンジの仮底の間にマイクロ波透過性のスペーサーを挿 入することが望ましい。

該パンはポリプロピレン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポ リアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリ塩化ビニルを含むポリオレフィンま たはこれらの混合物のようなマイクロ波透過性のポリマー材料から形成される。

好ましくは、用いる材料は良好な離型性を有し、低コストで、１３０℃を越える 温度に耐え得るべきである。該パンは熱成形のような任意の方法により作製され 、成形され、大きなコーナー半径を有し、角ばったコーナーを持たない長方形ま たは楕円形状である。該パンの壁は一般に厚さが約０゜０６０インチ未満であり 、好ましくは約０．０２〜０．０３インチである。

パンの実質的な臨界寸法は適用するマイクロ波照射の波長λにより表すことがで きる。かくして、パンの深さくインチ）は、好ましくはＮλ／４（式中、Ｎは１ 〜１５の奇数）となるべきである。該パンの幅は、好ましくはＮλ／４（式中、 Ｎは２〜１２の偶数）となるべきである。該パンの長さは、好ましくはＮλ／４ （式中、Ｎは１〜１５の奇数）となるべきである。

さらに詳しく説明すると、パン１０の１つの寸法、すなわち、高さくｈ）、幅（ λ）または長さく１２）がＮλ／４（Ｎは１〜１５の奇数）であると、他の寸法 の１つはＮλ／４（Ｎは２〜１２の偶数）、残りの寸法はＮλ／４（Ｎは１〜１ ５の奇数または２〜１２の偶数）である。

標準の家庭用レンジの操作周波数は２．４５ギガヘルツであるので、その波長は ４．８インチであり、１／４Ｘ波長は１．２インチである。以上をインチで表し た一連の寸法に換算すると、便利なノくンのサイズは、本発明によれば以下の寸 法を有する：深さ約１．２インチ、幅約４インチ以下、長さ約６インチ以下。

米国ミネソタ州、ミネアポリス（Ｍｉｎｎｅａｐｏｌｉｓ　Ｍｉｎｎｅｓｏｔａ ）にあるジェネラル社（Ｇｅｎｅｒａｌ　Ｉｎｃ、）により製造されたファ・ク ジ・プラウニーミックス（Ｆｕｄｇｅ　Ｂｒｏｗｎｉｅ　Ｍｉｘ）のような商業 的に入手可能なドライミックスから形成されたバッターとともに前記寸法の７　 ＸＨンを用いると、該パン内のバッターの深さは、好ましくは約０．６０インチ 未鴻、厚さは約１．２インチを超えない。

熱スペーサーを用いてパンの底をレンジの底からはなす場合、該スペーサーは厚 さが約０．０１〜約０．５０インチとなるべきである。

レンジ内でその上にパンを置くことができるスペーサーは発泡ポリエチレン、発 泡ポリ塩化ビニル、発泡ポリプロピレン、発泡ポリカーボネート、段ボール、エ ンボスポリマーフィルム、ポリマーフィラメントネット等のようなマイクロ波透 過性材料から形成され、１３０°Ｃ以上の温度で物理的一体化を維持できるべき である。この点について、一般に壱きパ・Ｉドとして利用され、厚さが１／８イ ンチであり、ナイロン糸またはフィラメントから作製されたタイプのマット首尾 よく用いることができた。スペーサーの他の寸法は、好ましくはパンの長さおよ び幅が同じである。

パンをレンジ内に入れる前に、板紙のようなマイクロ波透過性材料からなる剥離 剤を被覆した穴あき蓋を、バッターのパンの頂部に置き、焼いている間にガスを 放出することにより得られるケーキ表面のピッティングの発生をさろに少なくす る。典型的な剥離剤は、植物油、シリコンまたはフルオロ化合物である。

本発明を実施するための最良方法 図面を参照すると同じ番号は同じ部分を示し、第１図は本発明を実施するのに用 いるパンの具体例の一形態を示す。該パン１０は、楕円または長方形に近い形状 のポリプロピレン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化 ビニル、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミドを含むポリオレフィンまたはこ れらの混合物のようなマイクロ波透過性ポリマー材料から形成されるため、とか って、かどばったコーナーはない。その数が３つ以上のエクステングーまたは１ １１１１１は、同じ材料からなるパン１０と一体成形されるか、または該パンに 適当に接合され、パン１０の底の下で約０６０１〜約０．５０インチで拡がる長 さを有し、２．４５ギガヘルツで操作する従来の電子レンジ（図示せず）の上げ 底上に置いて用いられる。

第２図に示すように、前記発泡プラスチ・ツク等のマイクロ波透過性材料から形 成され、パン１０の底と電子レンジ（図示せず）の上げ底に約０．１０〜０．５ ０インチの間隔を設けるスペーサー１２を該パンに適当に接合してもよい。もち ろん、必ずしも該スペーサー１２をパン１０に接合する必要はないが、レンジ内 で、その上に／ｆン１０が載る分離ユニットでもよい。

パン１０は基本的にとがったコーナーがあってはならず、第３図に示すように楕 円形状であるか略長方形であり、全寸法は変化してもよい。しかしながら、相対 寸法は、実質的に前述のようにｔ４ン１０内にあるプラウニーミックスのバッタ ーを加熱する場合に電子レンジ内でパン１０および内容物に適用されたマイクロ 波照射の波長に関する寸法である。

さらに説明すると、本発明によりプラウニーを製造する際、米国ミネソタ州、ミ ネアポリスにあるジェネラル社により製造されたフ１９．ジ・プラウニーミック ス２２５９を水６０９と混合することにより、すなわち水３．７５に対してミッ クス１の比率でバッターを調製した。該ドライミックスをボールに入れ、６０ｃ ｃの湯を添加した。フォークを用いて該ミックスを完全に湿らせ、１分間かき混 ぜ、ついで、厚さ０．０３０インチ、第３図の八で示す長さ６インチ、Ｂで示す 幅３．６インチおよび第１図に示す深さ１．２インチを有するポリエチレン類の 熱成形されたパン１０に注入した。パン１０内のバッター１３の厚さは０．６０ インチであった。パン１０およびその中に含まれるバッター１３を、レンジの上 げ底上に置いたパン１０のエクステングー１１とともに２．４５ギガヘルツで操 作する７５０Ｗノ電子レンジ内に置き、パワーを４分間ｒＨ４ｇｈＪに設定し、 ついでパンおよび内容物を該レンジから取り出した。冷却後に得られたケ−牛は 基本的に焦げた斑点、へこみまたはピッティングがな（、半液体状の「どろどろ の」生のバッターがなく均一に焼けており、それを長方形に切った。得られたプ ラウニーは歯ごたえのあり、しっとりしておいしかった。

好ましい具体例により本発明を説明したが、添付のクレームは本発明の精神を逸 脱することなくすべての具体例を包含することを意図するものである。したがっ て、本発明は特にプラウニーの製造に応用できるが、他のバッターベースのベー カリ−製品、例えば、冷凍バッターを含むマフイン・バッター、ケーキ・バッタ ーおよびクツキー・バッターからの製造にも役立つ。

ＦＩＧ、　Ｉ ＦＩＧ、　２ 国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．ａ）ケーキ・バックーの実質的にマイクロ波透過性のバンを＜２．４５ギガ ヘルツの操作周波数を有する電子レンジ内でマイクロ波エネルギーに当て、一方 、トレイの底をレンジの空所の内側底壁カらはなし； ｂ）該バンが少なくとも実質的にとがったコーナーを持たず、１つの寸法（イン チ）がＮλ／４（式中、Ｎは１〜１５の奇数）である場合、他の寸法の１つがＮ λ／４（式中、Ｎは２〜１２の偶数）、残りの寸法がＮλ／４（式中、Ｎは１〜 １５の奇数または２〜１２の偶数）であり、λが電子レンジのクライストロンか ら放射された波の波長であるような高さ（ｈ）、幅（Ｗ）および長さ（ｅ）を有 することを特徴とするバツターベースのベーカリー製品の製造方法。
2. ２．ａ）ケーキ・バツクーの実質的にマイクロ波透過性のパンを、２．４５ギガ ヘルツの操作周波数を有する電子レンジ内でマイクロ波エネルギーに当て、一方 、トレイの底をレンジの空所の内側底堅からはなし： ｂ）核バンが少なくとも実質的にとがったコーナーを持たず、Ｎλ／４インチ（ 式中、Ｎは奇数）の高さ、並びに各々がＮλ／４（式中、Ｎは偶数）以上の幅お よび長さを有し、λが電子レンジのクライストロンから放射された波の波長あこ とを特徴とするバツーべースのベーカリー製品の製造方法。
3. ３．トレイ内のバツターの深さが約０．５〜１．０インチである請求項１記載の 方法。
4. ４．該バンの底と該レンジの内側底壁間の間隔が約０．０１〜約０．５０インチ である請求項１記載の方法。
5. ５．該バンが約１．２インチの深さ、約３．６インチの幅および約６．０インチ の長さを有する請求項１記載の方法。
6. ６．実質的にとがった角を持たず、１つの寸法（インチ）がＮλ／４（気中、Ｎ は１〜１５φ奇数）である場合、他の寸法の１つがＮλ／４（式中、Ｎは２〜１ ２の偶数）、残りの寸法がＮλ／４（式中、Ｎは１〜１５の奇数または２〜１２ の偶数）であり、λが電子レンジのクライストロンから放射された波の波長であ るような高さ（ｈ）、幅（守）および長さ（ｅ）（インチ）を有するマイクロ波 透過性のバンまたはトレイからなることを特徴とする２．４５ギガヘルツの操作 周波数を有する電子レンジ内でバツターベースの製品を焼くのに使用する容器。
7. ７．実質的に角ばったコーナーを持たず、該レンジのマイクロ波照射の波長λに 関し、 ａ）Ｎλ／４（式中、Ｎは奇数）の深さ；ｂ）Ｎλ／４（式中、Ｎは好ましくは 偶数）の幅；およびｃ）Ｎλ／４（式中、Ｎは好ましくは奇数）の長さを有する マイクロ波透過性のバンまたはトレイからなることを特徴とする電子レンジ内で バツクーベースの製品を焼くのに使用する容器。
8. ８．実質的に角ばつたコーナーを持たず、約１．２インチの深さ、約３．６イン チの幅および約６．０インチの長さを有するマイクロ波透過性のバンまたはトレ イからなることを特徴とする２．４５ギガヘルツの操作周波数を有する電子レン ジ内でバッターベースの製品を焼くのに使用する容器。