JPH0437561Y2 - - Google Patents

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JPH0437561Y2
JPH0437561Y2 JP1987027678U JP2767887U JPH0437561Y2 JP H0437561 Y2 JPH0437561 Y2 JP H0437561Y2 JP 1987027678 U JP1987027678 U JP 1987027678U JP 2767887 U JP2767887 U JP 2767887U JP H0437561 Y2 JPH0437561 Y2 JP H0437561Y2
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package
bread
cakes
microwave
cake
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、パン・ケーキ用生地を収容し、マ
イクロ波を照射して加熱調理し、立体模様を形成
することを目的としたマイクロ波調理パン・ケー
キ用パツケージに関する。
(従来の技術) 従来、パツケージに調理食品を収容して電子レ
ンジで加熱調理する場合には、加熱中にパツケー
ジが安定した状態に維持される必要がある。この
ためパツケージの底面は、電子レンジの台の上面
に密着するように偏平に形成されている。
またこの他には、底上げしたパツケージや中央
部を上方に湾曲させると共に、安定性を確保する
ように底面周縁部を電子レンジの台に密着させた
パツケージが知られている。さらにパツケージと
電子レンジの台との間に割箸を置き、パツケージ
を台から浮かせる方法が知られており、この場合
には、パツケージの安全性を確保するようにパツ
ケージ底面の両側部に割箸を配置している。
また容器の底部外側に脚を設けたものも知られ
ている(特開昭53−112536号)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら従来知られていたパツケージで
は、前期のように底面に電子レンジの台に密着し
て当接したり、周縁部で中央部が塞がれるので、
電子レンジ内で照射されるマイクロ波の反射波が
パツケージ底面全面に到らない。このためパツケ
ージ底面に近接したパン・ケーキ用生地は十分に
加熱されず、かつ加熱が不均一になるおそれがあ
つた。またパツケージ底面に接する調理食品は加
熱が不十分であるため、パツケージからの離型性
が悪く、型くずれなどが生じる問題点がある。
また、パツケージを割箸により浮かせる方法に
よれば、若干の反射波がパツケージの底面に到る
ことも期待されるが、大部分は割箸で遮られ、前
記したように加熱不十分などの問題が同様に生じ
る。また割箸をパツケージ底面の両側部に配置し
ても安全性の確保は不十分であり、その作業も面
倒であるという問題点がある。
更に容器の底部外側へ脚を設けたものにあつて
は、脚対応部の加熱が不十分になり易い問題点が
あつた。
(課題を解決するための手段) 即ちこの考案のマイクロ波調理食品用パツケー
ジは、パン・ケーキを収容するパツケージ本体の
底面に、この本体を支承する突起が形成され、台
とパツケージ底面との間に間〓を設けたものであ
る。
ここでパン・ケーキとしては、スボンジケー
キ、パウンドケーキ、ホツトケーキ、蒸しパン、
スチームケーキ、ウエハース、くずもち、カステ
ラなどを例示され、また特に蒸し物である蒸しパ
ン(油脂含量が少ない。配合がリーン)、スチー
ムケーキ(油脂含量が多い。配合がリツチ)が好
適である。
また、パツケージの材質は特に限定しないが、
電子レンジ内での使用に耐え得るものであれば何
れも使用できる。
例えば、ナイロン、不飽和ポリエステル、ポリ
プロピレン、フッ素樹脂、ポリー4ーメチルペン
テン−1、ポリブチレンテレフタレート、ポリフ
エニレンサルフアイトなどの合成樹脂、紙、アル
ミ箔、さらに上記を複数ラミネートしたものを用
いることができる。
また、パン・ケーキに焦げ目を付けたいような
場合には、特公昭60−15548号に示されるように
パツケージの内面に40〜700〓厚のアルミニウム
もしくはアルミニウム合金をラミネートすればよ
く、このラミネート近傍のパン・ケーキに良好な
焦げ目ができ、焦げ目の必要なホットケーキやス
ポンジケーキも製造することができる。
即ちこの考案はパン・ケーキ用の生地を収容す
るパツケージ本体の底面に、この本体を支承する
複数の突起が湾曲面で形成されて立体模様が形成
され、かつ突起内面にも前記パン・ケーキ用生地
が収容されることを特徴とするマイクロ波調理パ
ン・ケーキ用パッケージである。
(作用) この考案によれば、パン・ケーキ生地を収容し
たパツケージは、底面に設けた突起により支承さ
れる。したがつて、パツケージの底面は電子レン
ジの台などとは密着当接せず、離隔した状態にあ
る。このため電子レンジ内のマイクロ波は、台な
どで反射されてパツケージの底面にも十分かつ均
等に照射され、パツケージ底面に近接したパン・
ケーキ生地が十分に加熱される。
尚、この突起はパツケージ底面に複数個設ける
ことにより、パツケージは安定した状態を保つこ
とができる。
(実施例) 以下にこの考案の一実施例を添付図面に基づき
説明する。
ホリプロピレン製のパン・ケーキ用パツケージ
本体1は、特定の動物(例えば「パンダ」)を型
どつた雌型に形成されており、この外面すなわち
底面1a側にはパツケージ本体1を支承する突起
2が雌型の形を利用して湾曲面により3箇所に設
けられている。
この実施例ではそれぞれの突起2は、雌型の形
を利用して構成したが、雌型の型とは関係なく底
面1aに付加するようにして設けたものであつて
もよい。
このように底面に突起を有するパツケージに収
容するように、以下の混合物を調整する。
小麦粉(日本製粉(株)製、商品名「ダイヤ」)42重
量部 グラニユー糖 35 〃 シヨートニング 8 〃 脱脂粉乳 2.8 〃 澱 粉 5 〃 膨 剤 2 〃 フレーバー 0.1 〃 天然色素 0.1 〃 この混合物100重量部に水80重量部を加えて攪
拌した後に、前記パツケージ内にこれを流し込
み、500Wの電子レンジ(図示しない)内に配置
して、約4分間強加熱で調理した。その後、この
パツケージを電子レンジから取り出して、皿の上
にパツケージごと上下逆向きとなるように置き、
重みにより内味3を取り出して蒸しパンを得た。
得られた蒸しパンは、パンダの立体模様を有し
ており、表面すなわちパツケージの底面に近接し
た部分は十分かつ均一に加熱されており、乾燥が
不十分で粘着した状態の未調理部分は全くみられ
なかつた。またパツケージからの脱離も円滑かつ
良好になされ、模様の欠如もみられなかつた。
尚、この実施例では、曲面状の底面に突起2が
形成されているものについて説明したが、第3図
に示されるように、平面状の底面1aに突起2が
形成されているものであつてもよく、また第4図
に示されるように、平面と曲面とが混合して形成
される底面1aに突起2が形成されているもので
あつてもよい。さらには、第5図に示されるよう
に、複数段の曲面で形成された底面1aに突起2
が形成されているものであつてもよい。
また、第6図に示されるように、パツケージ本
体の側面と、突起の側面とが面一となるように構
成したものであつてもよい。尚、第6図に示され
るパツケージの底面は、曲面のみで形成されてい
るものである。
以上のように、パツケージの底面の形状が限定
されるものでなく、底面に設けた突起でパツケー
ジ本体が支承されるものであれば、底面の形状は
自由に定めることができる。
またパツケージ自体も、特定の動物などを型ど
つたものであることが必須ではなく、単純な形態
のものであつてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、パ
ン・ケーキ生地を収容するパツケージ本体の底面
に、この本体を支承する複数の突起が設けられか
つ突起内へ生地が収容されているので、パツケー
ジの底面と、電子レンジの台などとの間に空隙が
形成され、マイクロ波の反射波を突起内にも及び
全体が均一に照射されて良好に加熱される。
したがつて加熱が均等になされて、パン・ケー
キの品質が向上し、また均等に焼成されるのでパ
ツケージから中身を取り出す際の脱離も良好にな
されるという効果がある。したがつてパツケージ
に、所望の立体模様となるべき形状を与えた場合
にも、パン・ケーキに良好に立体模様が転写さ
れ、型くずれがなく、立体模様を表現できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す底面図、第2
図は第1図における−線断面図、第3図〜第
6図は他の各実施例における断面図である。 1……パツケージ本体、1a……底面、2……
突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パン・ケーキ用の生地を収容するパツケージ本
    体の底面に、この本体を支承する複数の突起が湾
    曲面で形成されて立体模様が形成され、かつ突起
    内面にも前記パン・ケーキ用生地が収容されるこ
    とを特徴とするマイクロ波調理パン・ケーキ用パ
    ッケージ。
JP1987027678U 1987-02-26 1987-02-26 Expired JPH0437561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987027678U JPH0437561Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

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JP1987027678U JPH0437561Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

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JPS63134493U JPS63134493U (ja) 1988-09-02
JPH0437561Y2 true JPH0437561Y2 (ja) 1992-09-03

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ID=30829934

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2543422Y2 (ja) * 1993-04-08 1997-08-06 千葉真知子クッキングスタジオ 有限会社 電子レンジ用菓子焼成器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4820103U (ja) * 1971-07-16 1973-03-07
JPS53112536A (en) * 1977-03-11 1978-10-02 Nippon Electric Glass Co Means for applying scorched pattern in electronic range
US4416906A (en) * 1979-04-27 1983-11-22 Golden Valley Foods Inc. Microwave food heating container
JPS61162142A (ja) * 1985-01-11 1986-07-22 House Food Ind Co Ltd 容器付き食品素材

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JPS63134493U (ja) 1988-09-02

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