JPH0797722A - ガラス被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法 - Google Patents

ガラス被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法

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JPH0797722A
JPH0797722A JP26300293A JP26300293A JPH0797722A JP H0797722 A JPH0797722 A JP H0797722A JP 26300293 A JP26300293 A JP 26300293A JP 26300293 A JP26300293 A JP 26300293A JP H0797722 A JPH0797722 A JP H0797722A
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JP
Japan
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glass
metal fiber
coated
coated metal
temperature
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JP26300293A
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English (en)
Inventor
Akira Kitamura
朗 北村
Mamoru Akeda
守 明田
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス被覆金属繊維の金属繊維に影響を与え
ることなく被覆ガラスのみを常に安定して除去すること
が可能なガラス被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法を提
供する。 【構成】 ガラス被覆金属繊維の芯材の径及び処理後の
外径を測定し、これに応じて溶解条件を変更しつつ溶解
液に浸漬して被覆ガラスを除去することにより、常にガ
ラスのみを所望の量だけ除去するような適正制御を行う
ことができ、ガラス被覆金属繊維の金属繊維に影響を与
えることなく被覆ガラスのみを常に安定して除去するこ
とが可能となる。ここで、溶解条件としての浸漬時間を
決めて溶解液のイオン濃度、温度を可変制御すれば、生
産速度を選択でき、生産管理が容易になる。また、イオ
ン濃度が変化したら浸漬時間及び/または温度を可変制
御することで、溶解液を効率的に使用でき、コストが低
廉化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス被覆金属繊維の製
造方法に関し、特にガラス被覆紡糸法により製造され、
金属からなる芯材の表面にガラス被覆を有するガラス被
覆金属繊維を溶解液に浸漬することにより不要な被覆ガ
ラスを溶解して除去する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば各種磁気センサなどに
用いられる感磁性ワイヤなどを製造するのに、中心から
溶融金属、外周から環状に溶融ガラスを、下方に引き延
ばしつつ垂下させて冷却するガラス被覆紡糸法がある。
この方法によれば、溶融金属を直接繊維状とすることが
でき、かつ比較的細い一様な径の繊維が得られる。
【0003】このガラス被覆紡糸法により製造された繊
維は、その外周にガラスの被覆を有することとなるが、
後工程として被覆ガラスを除去する必要がある。
【0004】例えば特開昭48−93729号公報に
は、外周にガラスの被覆を有する繊維を製造した後、ま
だ高温の繊維を急冷して被覆ガラスにひびを生じさせ、
圧搾ロールやブラッシングなどによりひびの入った被覆
ガラスを金属繊維から剥す方法が開示されているが、上
記圧搾ロールやブラッシングを用いると金属繊維の断面
が変形したり金属繊維の表面に疵が発生すると云う問題
があった。
【0005】そこで、ガラス被覆金属繊維を弗化水素水
溶液などの溶解液に浸漬することにより不要な被覆ガラ
スを溶解して除去する方法が提案されている。これによ
れば、化学反応を用いて被覆ガラスを除去することか
ら、金属繊維の断面が変形したり金属繊維の表面に疵が
発生する心配がなく、更に或る程度の被覆を残すことも
可能である。
【0006】しかしながら、実際には被覆ガラスの厚み
は製造時の条件などにより常に一定になっているとは限
らず、また溶解液のイオン濃度、温度及び浸漬時間等の
溶解条件により溶解の程度が異なることから、被覆ガラ
スの除去が不完全になったり、場合によっては芯材とし
ての金属をも溶解してしまうことが考えられ、一定量の
被覆ガラスのみを安定して除去することが困難であっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したよう
な従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主
な目的は、ガラス被覆金属繊維の金属繊維に影響を与え
ることなく被覆ガラスのみを常に安定して除去すること
が可能なガラス被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、中心から溶融金属、外周から環状に溶融ガラス
を下方に引き延ばしつつ垂下させて冷却することによ
り、金属からなる芯材の表面にガラス被覆を有するガラ
ス被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法であって、溶解液
に浸漬することにより不要な被覆ガラスを溶解して除去
する過程を有し、前記被覆ガラスの溶解過程の前に前記
ガラス被覆金属繊維の芯材の径を測定し、かつ前記溶解
過程の後に前記金属繊維の外径を測定し、前記芯材の径
と前記金属繊維の外径とを比較して前記浸漬する際の条
件を変更することにより被覆ガラス除去量を制御するこ
とを特徴とするガラス被覆金属繊維の被覆ガラス除去方
法を提供することにより達成される。
【0009】
【作用】このように、ガラス被覆金属繊維の芯材径及び
処理後の外径を測定し、これに応じて溶解条件を変更す
ることにより、常にガラスのみを除去するような適正制
御を行うことができる。ここで、溶解条件として溶解液
のイオン濃度、温度及び浸漬時間が挙げられる。図3は
溶解液のイオン濃度と温度と浸漬時間との関係を示すグ
ラフである。まず、イオン濃度が高くなると単位時間当
たりのイオン濃度の上昇率が低下することから、被覆ガ
ラスの除去速度が低下する。また、溶解液の温度が高い
程、活性が高くなり被覆ガラスの除去速度が速くなる。
更に浸漬時間が長い程、被覆ガラスの除去量が多くな
る。但し、イオン濃度が高くなり、飽和イオン濃度に近
くなると、長く浸漬してもあまり被覆ガラスを除去でき
なくなることは云うまでもない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0011】図1は、本発明が適用されたガラス被覆金
属繊維用の被覆ガラス除去装置の構成を示す。金属繊維
供給装置1から供給されたガラス被覆金属繊維Fは、該
金属繊維Fの芯材の径を測定するための芯材径測定セン
サ2を介して被覆ガラス除去ゾーン3に供給され、その
後段の外径測定センサ4、水洗ゾーン5及びエア乾燥ゾ
ーン6を介して金属繊維巻取装置7に巻取られるように
なっている。ここで、金属繊維Fはその径が数μm〜数
十μmであり、数μm〜数十μmの厚みのパイレックス
ガラス、バイコールガラス或いは石英ガラス等からなる
ガラスが被覆している。
【0012】被覆ガラス除去ゾーン3には、金属繊維か
ら被覆ガラスを溶解して除去するための溶解液が受容さ
れた溶解槽11が設けられている。この溶解槽11に
は、タンク12が電磁弁13を介して接続され、このタ
ンク12に受容された溶解液としての弗化水素などの酸
或いは水酸化ナトリウムなどのアルカリの高濃度溶液が
所望に応じて供給されるようになっている。また、溶解
槽11には温度調節装置14が接続され、溶解槽11内
の溶液を所望の温度に制御し得るようになっている。
尚、溶解槽11には撹拌装置16が設けられ、槽内を常
に均一の温度及び濃度にし得るようになっている。
【0013】一方、溶解槽11には温度センサ17及び
イオン濃度センサ18も設けられ、これらセンサ17、
18は制御装置20に接続されている。この制御装置2
0には、ガラス被覆金属繊維Fの溶解槽11への浸漬時
間、即ちガラス被覆金属繊維Fの速度を検出するべく金
属繊維巻取装置7に付設された回転速度センサ21も接
続されている。更に、上記した電磁弁13、金属繊維供
給装置1、芯材径測定センサ2、外径測定センサ4、金
属繊維巻取装置7及び温度調節装置14も制御装置20
に接続され、芯材径測定センサ2、外径測定センサ4、
温度センサ17、イオン濃度センサ18及び回転速度セ
ンサ21からの各検出結果に基づき電磁弁13を開閉し
て溶解槽11内の溶液のイオン濃度を制御し、温度調節
装置14を制御して溶解槽11内の溶液の温度を制御
し、更に金属繊維供給装置1及び金属繊維巻取装置7を
制御して金属繊維Fの溶解槽11への浸漬時間を制御す
るようになっている。
【0014】以下に、ガラス被覆金属繊維の被覆ガラス
の除去手順について説明する。まず、金属繊維供給装置
1から金属繊維Fを供給して芯材径測定センサ2により
その芯材の径を連続的に検出し、被覆ガラス除去ゾーン
3を通過させて実際に被覆ガラスが溶解、除去する。そ
の後、外径測定センサ4によりその外径を連続的に検出
し、水洗ゾーン5にて水洗し、乾燥ゾーン6にて乾燥し
て金属繊維巻取装置7に巻取る。ここで、本実施例で
は、ガラス被覆金属繊維Fの溶解槽11への浸漬時間、
即ちガラス被覆金属繊維Fの供給(巻取)速度Vを一定
(V0)として金属繊維Fの芯材の径及び処理後の外径
に応じてイオン濃度C及び温度Tを可変制御する。
【0015】次に、図2のフローチャートを参照して上
記処理のうち、ガラス被覆金属繊維Fの速度Vを一定
(V0)として金属繊維Fの外径に応じてイオン濃度C
及び温度Tを可変制御する手順を説明する。
【0016】まず、初期設定としてステップ1にて溶解
槽11内の溶液のイオン濃度をC0、温度をT0、速度を
0として設定し、更に処理前にガラス被覆金属繊維F
の芯材の径D0を測定し、ステップ2にて回転速度セン
サ21にて速度Vを検出し、該ステップ2〜ステップ6
にてV=V0となるように速度調節した後、ステップ7
に進む。
【0017】次に、ステップ7では芯材径測定センサ2
及び外径測定センサ4により被覆ガラス除去前の金属繊
維Fの芯材の径D0と除去後の金属繊維Fの外径D1とを
検出し、該ステップ7〜ステップ11にて特に被覆ガラ
ス除去後の金属繊維Fの外径D1が芯材径、即ち目標と
する径D0と一致するか否かを比較し、D1=D0となる
ようにイオン濃度C及び温度Tを可変制御する。
【0018】このとき、図3のグラフに示すように、イ
オン濃度Cが高くなると単位時間当たりのイオン濃度の
上昇率が低下することから、被覆ガラスの除去速度が低
下する(例えば、時間t2=2t1のとき低温時の濃度変
化の線T1に於て2C1>C2、高温時の濃度変化の線T2
に於て2C3>C4)。また、溶解液の温度が高い程、活
性が高くなり被覆ガラスの除去速度が速くなる(例え
ば、高温時の濃度変化の線T2と低温時の濃度変化の線
1とを比較して、時間t1のときC1<C3、時間t2
ときC2<C4)。更に浸漬時間が長い程、被覆ガラスの
除去量が多くなる(例えば、C1<C2、C3<C4)。
【0019】尚、本実施例ではガラス被覆金属繊維の溶
解槽への浸漬時間、即ちのラインの速度を一定とし、そ
の管理を容易にしたが、場合によってはイオン濃度、温
度及び浸漬時間を全て可変制御したり、イオン濃度また
は温度のいずれかを一定にしても良い。また、本実施例
ではガラス被覆金属繊維を供給装置から1本づつ供給し
たが、複数本同時に供給しても良く、供給装置でなく繊
維の製造装置から直接供給しても良い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるガラス被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法によ
れば、ガラス被覆金属繊維の芯材径及び処理後の外径を
測定し、これに応じて溶解条件を変更することにより、
常にガラスのみを所望の量だけ除去するような適正制御
を行うことができ、ガラス被覆金属繊維の金属繊維に影
響を与えることなく被覆ガラスのみを常に安定して除去
することが可能となる。ここで、溶解条件としての浸漬
時間を決めて溶解液のイオン濃度、温度を可変制御すれ
ば、生産速度を選択でき、生産管理が容易になる。ま
た、イオン濃度が変化したら浸漬時間及び/または温度
を可変制御することで、溶解液を効率的に使用でき、コ
ストが低廉化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたガラス被覆金属繊維用の被
覆ガラス除去装置の構成図である。
【図2】図1の装置にて被覆ガラスを除去する際の制御
手順を説明するフローチャートである。
【図3】溶解液のイオン濃度と温度と浸漬時間との関係
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 金属繊維供給装置 2 芯材径測定センサ 3 被覆ガラス除去ゾーン 4 外径測定センサ 5 水洗ゾーン 6 乾燥ゾーン 7 金属繊維巻取装置 11 溶解槽 12 タンク 13 電磁弁 14 温度調節装置 16 撹拌装置 17 温度センサ 18 イオン濃度センサ 20 制御装置 21 回転速度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心から溶融金属、外周から環状に溶
    融ガラスを下方に引き延ばしつつ垂下させて冷却するこ
    とにより、金属からなる芯材の表面にガラス被覆を有す
    るガラス被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法であって、 溶解液に浸漬することにより不要な被覆ガラスを溶解し
    て除去する過程を有し、 前記被覆ガラスの溶解過程の前に前記ガラス被覆金属繊
    維の芯材の径を測定し、かつ前記溶解過程の後に前記金
    属繊維の外径を測定し、 前記芯材の径と前記金属繊維の外径とを比較して前記浸
    漬する際の条件を変更することにより被覆ガラス除去量
    を制御することを特徴とするガラス被覆金属繊維の被覆
    ガラス除去方法。
  2. 【請求項2】 前記変更可能な条件が、前記溶解液の
    イオン濃度、温度及び浸漬時間のうちの1つ若しくは2
    つ以上を含むことを特徴とする請求項1に記載のガラス
    被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法。
  3. 【請求項3】 前記変更可能な条件が前記溶解液のイ
    オン濃度及び温度からなり、所定の浸漬時間で前記繊維
    の外径が一定となるように前記条件のうち少なくとも1
    つを変更することを特徴とする請求項2に記載のガラス
    被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法。
JP26300293A 1993-09-27 1993-09-27 ガラス被覆金属繊維の被覆ガラス除去方法 Pending JPH0797722A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2904624A1 (fr) * 2006-08-04 2008-02-08 Airbus France Sas Procede d'obtention d'un materiau composite et structure obtenue a partir dudit materiau

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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