JPH079754A - 金属缶の印刷方法 - Google Patents

金属缶の印刷方法

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JPH079754A
JPH079754A JP15894793A JP15894793A JPH079754A JP H079754 A JPH079754 A JP H079754A JP 15894793 A JP15894793 A JP 15894793A JP 15894793 A JP15894793 A JP 15894793A JP H079754 A JPH079754 A JP H079754A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レトルト処理などの殺菌処理に対する耐性が
優れた被覆缶を与える印刷方法を提供すること。 【構成】 金属缶に、金属用印刷インキを印刷後、カチ
オン型水性樹脂を主たる成分とする水性オーバーコート
ワニスを塗工し、焼付処理することを特徴とする金属缶
の印刷方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属缶の印刷方法に関
する。さらに詳しくは、レトルト処理などの食品殺菌工
程に耐えうる優れた被覆缶を与える印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】清涼飲料や食品を詰めるための飲料缶お
よび食缶の外面には、内容物表示のための印刷が施さ
れ、その上には、缶材の腐食を防止し、美的商品価値を
高め、かつレトルト処理などに耐えうるように塗膜が形
成されている。
【0003】従来、このような金属缶の印刷において
は、金属缶の外面に、アルキッド樹脂、ポリエステル樹
脂などのバインダー樹脂、アミノ樹脂などの硬化剤、鉱
物油やセロソルブ系溶剤からなる油性の金属用印刷イン
キを印刷し、さらにアクリル/アミノ系樹脂、ポリエス
テル/アミノ系樹脂などの有機溶剤型オーバープリント
ワニスを塗工し、ガスオーブンなどで焼付処理する方法
が行われていた。
【0004】しかし、近年、大気汚染の問題、印刷作業
環境における衛生面あるいは安全性の面から、金属印刷
の分野においても、オーバープリントワニスは溶剤型か
ら水性型に移行する動きが顕著になり、アクリル系、ポ
リエステル系、アルキッド系などの水性樹脂を主成分と
し、さらに架橋剤であるアミノ樹脂が混合されたものが
使用されいる。
【0005】しかし、オーバープリントワニスは金属用
印刷インキが未乾燥のうちに塗工されるため、水性のワ
ニスでは油性のインキの上ではじかれて被覆が困難とな
るなどの問題があった。
【0006】そこで、特公昭54−22331号公報、
特開昭62−295974号公報などでは、金属用印刷
インキ中に親水性溶剤を含有させ、水性オーバープリン
トワニス適性を付与する技術が開示されている。
【0007】また、特開平4−323277号公報、特
開平4−323278号公報には、ビスフェノールA骨
格を有するジグリシジル化合物とカルボキシル基との反
応生成物を含有する水性オーバープリントワニスが、特
開平4−236279号公報には、アクリル変性リン酸
化エポキシ樹脂を含有する水性オーバープリントワニス
が、特開平4−39369号公報には、分子内に1級ア
ルコールを有するエポキシ樹脂を含有する水性オーバー
プリントワニスが提案されている。
【0008】しかしながら、上記のような水性オーバー
プリントワニス対応のインキを用いたり、上記のような
水性オーバープリントワニスを使用しても、レトルトな
どの殺菌処理を行うと、耐水性、密着性、加工性などが
低下するものであり、未だ不充分なものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の課題を解決するためになされたものであり、
レトルトなどの殺菌処理に対する耐性および加工性、密
着性を有する金属缶の印刷方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく研究を重ねた結果、金属缶の外面に、金属
用印刷インキを印刷し、カチオン型水性樹脂をバインダ
ーとする水性オーバープリントワニスを塗工し、焼付処
理することにより、上記の課題を解決できることを見出
し、本発明を完成するに至ったものである。
【0011】すなわち、本発明は、金属缶に、金属用印
刷インキを印刷後、カチオン型水性樹脂を主たる成分と
する水性オーバーコートワニスを塗工し、焼付処理する
ことを特徴とする金属缶の印刷方法に関する。
【0012】本発明はさらに、前記カチオン型水性樹脂
が、エポキシ樹脂にアミン化合物を、アミン価10〜1
00となる範囲で反応せしめ、さらに酸で中和してえら
れるカチオン型水性樹脂であることを特徴とする金属缶
の印刷方法に関する。
【0013】
【作用および実施例】本発明の金属缶の印刷方法におい
ては、水性オーバープリントワニスとしてカチオン型水
性樹脂、好ましくはエポキシ樹脂にアミン化合物を、ア
ミン価10〜100となる範囲で反応せしめ、さらに酸
で中和してえられるカチオン型水性樹脂をバインダーと
するものを使用することにより、レトルトなどの殺菌処
理後も耐水性、密着性、加工性などの低下のないレトル
トなどの殺菌処理に対する優れた耐性を有する塗膜がえ
られる。
【0014】以下本発明について、詳細に説明する。
【0015】まず、本発明で使用する金属缶としては、
スチール缶、ブリキ缶、ジルコン処理またはクロム処理
されたアルミニウム缶などが使用できる。
【0016】つぎに、本発明で使用する金属用印刷イン
キは、バインダー樹脂、溶剤、着色剤から主として構成
されるものである。
【0017】本発明で使用する金属用印刷インキのバイ
ンダー樹脂としては、従来より金属用印刷インキのバイ
ンダー樹脂として使用されているいずれのものも使用で
きる。
【0018】具体的には、長油長アルキッド樹脂、短油
長アルキッド樹脂、オイルフリーアルキッド樹脂、各種
変性ポリエステル樹脂、エポキシ変性ポリエステル樹
脂、エポキシエステル樹脂などの樹脂が使用でき、その
他必要に応じ、ビニル変性アルキッド樹脂、ロジン、ま
たは脂肪酸変性フェノール樹脂もしくはマレイン酸樹脂
などが併用できる。
【0019】なかでも、水酸基価50〜500、重量平
均分子量3000〜30000の範囲にあるバインダー
樹脂が好ましく使用できる。
【0020】ここで、バインダー樹脂の水酸基価が50
より小さいばあいは、充分な水性オーバープリントワニ
ス適性を持たせることが困難になる傾向となり、一方水
酸基価が500より大きいばあいは、金属用印刷インキ
の硬度が低くなる傾向になる。
【0021】また、バインダー樹脂の重量平均分子量が
3000より小さいばあいは、印刷時のミスチングが起
こりやすくなり、一方重量平均分子量が30000より
大きいばあいは、樹脂のゲル化が起こり樹脂の合成が困
難になる傾向となる。
【0022】さらに、バインダー樹脂の酸価としては、
100以下のものが好ましい。酸価が100をこえるも
のは合成が困難になる傾向にある。
【0023】また、本発明の金属用印刷インキに使用で
きる溶剤としては、従来より金属用印刷インキの溶剤と
して使用されているいずれのものも使用できる。
【0024】具体的には、鉱物油、植物油、アルキルベ
ンゼンなどの炭素水素溶剤、多価アルコールおよび/ま
たはその誘導体、カルボン酸のエステル化物、オキシ酸
のエステル化物、エーテルエステル化物などが例示でき
る。
【0025】ここで、本発明で使用する溶剤の沸点は、
好ましくは200〜400℃、より好ましくは250〜
350℃の範囲である。溶剤の沸点が200℃未満で
は、金属用印刷インキの機上安定性が低下し、一方沸点
が400℃を超えると、乾燥性が悪くなり、えられたイ
ンキの塗膜物性が低下するなどの問題を有する。
【0026】また、前記溶剤の使用量は、金属用印刷イ
ンキ中、5〜50重量%である。
【0027】前記溶剤のなかでも、下記(a)〜(c)
の化合物が、水性オーバープリントワニス適性を付与す
る観点から、好ましく使用される。
【0028】(a)多価アルコール、多価アルコールの
エチレンオキサイドおよび/またはプロピレンオキサイ
ド付加物、またはそれらのエーテル化物、エステル化物
もしくはエーテルエステル化物 具体的には、1,5−ペンタンジオール、2,4−ヘプ
タンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオー
ル、エチレングリコールモノラウリレート、プロピレン
グリコールモノアセテート、エチレングリコールモノイ
ソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル、トリエチレングリコール、トリプロピレングリ
コ−ル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノオクチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノラウリレート、ジプロピレングリ
コールモノモノブチラート、テトラエチレングリコール
ジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジブチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルア
セテート、グリセリントリアセテート、2,2,4−ト
リメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレー
ト、テトラエチレングリコールモノブチルエーテルアセ
テートなどが例示できる。さらにビスフェノールA、ビ
スフェノールFなどの多価フェノール類(本発明におい
ては多価フェノール類も多価アルコールに含める)、グ
リセリン、ポリグリセリンなどの3価以上の多価アルコ
ール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、
3−メチル−1,5−ペンタンジオールなどのアルキレ
ングリコールなどのエチレンオキサイド付加物、プロピ
レンオキサイド付加物、エチレンオキサイドプロピレン
オキサイド付加物、およびそれらのエーテル化物、エス
テル化物、エーテルエステル化物などが例示できる。
【0029】(b)多価カルボン酸のエステル化物 具体的には、コハク酸ジエチル、イタコン酸ジエチル、
セバチン酸ジメチル、セバチン酸ジブチル、セバチン酸
ジオクチル、グルタル酸ジエチル、マレイン酸ジメチ
ル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジイソプロピル、
マレイン酸ジブチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジブ
チル、マレイン酸ジ−(2−エチルヘキシル)、フマル
酸ジイソブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ−(2−エチルヘキ
シル)、アジピン酸ジメチル、アジピン酸ジブチル、ア
ジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、エチル
フタリルエチルグリコレ−ト、アジピン酸ブチルベンジ
ル、アゼライン酸ジオクチルなどが例示できる。
【0030】(c)オキシカルボン酸のエステル化物ま
たはエーテルエステル化物 具体的には、アセチルクエン酸トリブチル、アセチルク
エン酸トリエチルなどが例示できる。
【0031】また、上記(a)〜(c)の化合物以外
に、以下に列記する化合物(d)〜(g)なども有効に
使用することができる。
【0032】(d)炭素数1〜6のアルキル基を置換基
とする、ナフタレンのモノまたはジアルキル置換体 具体的には、ナフタレンのメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルなどのモノ
およびジアルキル置換体が例示できる。
【0033】(e)一般式(1)で示されるビスフェニ
ルアルカン、または炭素数1〜6のアルキル基を置換基
とする該ビスフェニルアルカンのモノもしくはジアルキ
ル置換体
【0034】
【化1】
【0035】(式中、R1 、R2 はそれぞれ独立して水
素原子または炭素数1〜6のアルキル基を表す) 具体的には、ビスフェニルメタン、ビスフェニルエタ
ン、ビスフェニルブタン、ビスフェニルプロパンなどの
ビスフェニルアルカン、ならびにこれらビスフェニルア
ルカンのメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、ペンチル、ヘキシルなどのモノおよびジアルキル
置換体が例示できる。
【0036】(f)式(2)で示されるジフェニルエー
テル、または炭素数1〜6のアルキル基を置換基とする
該ジフェニルエーテルのモノもしくはジアルキル置換体
【0037】
【化2】
【0038】具体的には、ジフェニルエーテル、ならび
にジフェニルエーテルのメチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルなどのモノお
よびジアルキル置換体が例示できる。
【0039】(g)ビフェニルのシクロヘキシル置換体 本発明においては、上記(a)〜(g)から選ばれる少
なくとも1種の化合物を金属用印刷インキ中に溶剤とし
て、3〜50重量、好ましくは5〜50重量含有するこ
とが好ましい。前記化合物の使用量が3重量%未満で
は、水性オーバープリントワニス適性がえられず、50
重量%を超えると、ミスチングが増加するなどの問題が
生じる。
【0040】また、本発明の金属用印刷インキに使用で
きる着色剤としては、通常の無機、有機の顔料または染
料が使用できる。特に、食缶殺菌処理の熱処理工程(レ
トルト工程)が要求されるばあいは、レトルト対応の堅
牢度の高い顔料を使用することが好ましい。
【0041】また、本発明の金属用印刷インキに必要に
応じ使用できる添加剤としては、メラミン樹脂、ベンゾ
グアナミン樹脂などのアミノ樹脂などの架橋剤などが使
用できる。
【0042】以上の各種材料から本発明の金属用印刷イ
ンキを製造するには、バインダー樹脂10〜60重量
%、顔料5〜60重量%、溶剤5〜50重量%、架橋剤
0〜30重量%の割合で混合し、常法により製造するこ
とができる。
【0043】つぎに、本発明で使用するカチオン型水性
オーバープリントワニスについて説明する。
【0044】本発明で使用するカチオン型水性オーバー
プリントワニスは、エポキシ樹脂をアミン化合物と反応
せしめ、さらに酸で中和してえられるカチオン型水性樹
脂、架橋剤、溶剤および水から主として構成されるもの
である。
【0045】カチオン型水性樹脂に用いるエポキシ樹脂
としては、エポキシ当量150〜5000、好ましくは
400〜3000、重量平均分子量300〜2000
0、好ましくは800〜10000のものが使用でき
る。
【0046】具体的には、ビスフェノールAジグリシジ
ルエーテル、ビスフェノールFジグリシジルエーテルな
どのビスフェノール型エポキシ樹脂、グリシジルエーテ
ル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹
脂、ポリグリコールエーテル型エポキシ樹脂、多価カル
ボン酸型エステル型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキ
シ樹脂、分子内にエポキシ基を含有するアクリル樹脂ま
たはポリエステル樹脂などが例示できる。
【0047】これらエポキシ樹脂のうち好ましいもの
は、ビスフェノールA型ジグリシジルエーテル、ビスフ
ェノールF型ジグリシジルエーテルなどのビスフェノー
ル型エポキシ樹脂である。
【0048】ここで、エポキシ当量が150より小さく
なるか、あるいは重量平均分子量が300より小さくな
ると、えられたカチオン型水性オーバープリントワニス
の焼付時間が長くかかるようになり、エポキシ当量が5
000より大きくなるか、あるいは重量平均分子量が2
0000より大きくなると、水溶化が困難となる。
【0049】また、エポキシ樹脂と反応させるアミン化
合物としては、メチルアミン、エチルアミン、プロピル
アミン、ベンジルアミン、モノエタノールアミン、プロ
パノールアミンなどの1級モノアミン、ジエチルアミ
ン、ジプロピルアミン、N−メチルベンジルアミン、N
−メチルエタノールアミン、ジエタノールアミンなどの
2級モノアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリア
ミン、ヒドロキシエチルアミノエチルアミンなどのポリ
アミンなどのアミン化合物が使用できる。
【0050】これらアミン化合物のうち好ましいもの
は、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンなどの
アルカノールアミンである。
【0051】また、アミン化合物の添加量は、エポキシ
樹脂とアミン化合物を反応せしめてえられる樹脂のアミ
ン価が10〜100、好ましくは12〜70となる範囲
である。アミン価が10未満であると、水溶化が困難に
なり、アミン価が100を超えると焼付処理した塗膜が
黄変する。
【0052】さらに中和のために用いる酸としては、特
に制限はないが、焼付温度で揮発するタイプとして、ギ
酸、酢酸、乳酸、プロピオン酸などの有機酸、ホウ酸、
炭酸、塩酸などの無機酸、または焼付後塗膜系内に反応
によりとり込まれれるタイプとしてジメチロールプロピ
オン酸、モノエポキシ樹脂にジカルボン酸を反応させた
化合物などのオキシモノカルボン酸化合物がより好適に
使用できる。
【0053】なお、エポキシ樹脂をアミン化合物と反応
させた後、未反応のエポキシ基が残存するばあいは、え
られるカチオン型水性オーバープリントワニスの保存安
定性が悪くなる。そこで、貯蔵安定性が要求されるばあ
いは、残存するエポキシ基とプロピオン酸、酪酸などの
有機酸などとを反応させ、エポキシ基を消失させて使用
することが好ましい。
【0054】以上の材料を使用してカチオン型水性樹脂
を製造する方法としては、たとえば有機溶剤中でエポキ
シ樹脂とアミン化合物を反応させ、さらに酸で中和する
方法が利用できる。その後、水を加えるか、あるいは必
要に応じ、水蒸気蒸留などによって有機溶剤を留去する
ことによって、水性樹脂ワニスとして使用される。
【0055】また、架橋剤としては、水系で使用できる
メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂などの
アミノ樹脂、イソシアネートなどが使用できる。
【0056】これら架橋剤のうち好ましいものは、メラ
ミン樹脂またはベンゾグアナミン樹脂で、具体的には、
アルキルエーテル化メラミン樹脂、アルキルエーテル化
ベンゾグアナミン樹脂、イミノ型アルキルエーテル化ベ
ンゾグアナミン樹脂などをあげることができる。
【0057】また、架橋剤の好ましい使用割合は、樹脂
固形分として、カチオン型水性樹脂50〜80重量%に
対して、架橋剤20〜50重量%である。
【0058】また、水性オーバープリントワニスに添加
できる溶剤としては、イソプロピルアルコール、イソブ
チルアルコール、n−ブチルアルコールなどのアルコー
ル系溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテルなどのセロソルブ系溶剤などが使用で
きる。
【0059】また、添加剤としては、従来公知の消泡
剤、滑剤、レベリング剤などが適宜使用できる。
【0060】最後に、金属印刷インキおよび水性オーバ
ープリントワニスの塗工方法、焼付処理方法について説
明する。
【0061】まず、塗工方法としては、本発明の金属用
印刷インキを金属缶上に、塗布量(固形分換算)が10
〜20mg/100cm2 になるように、ドライオフセ
ット印刷機またはオフセット印刷機などで印刷し、イン
キがウエット状態にある間に、カチオン型水性オーバー
プリントワニスを塗布量(固形分換算)が10〜100
mg/100cm2 になるようにコーターなどでオーバ
ーコーティングする方法が利用される。
【0062】また、焼付処理方法としては、焼付温度1
30〜280℃に応じて、処理時間を適宜設定して焼き
付けする方法が利用できる。焼付温度が130℃未満で
あると、焼付時間が長くなるか、または焼付不良となり
やすい。一方280℃を超えるとワキが発生しやすくな
る。
【0063】以下、実験例に基づき、本発明をさらに具
体的に説明するが、これに限定されるものでない。
【0064】[金属用印刷インキバインダー樹脂合成
例]撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラス
コに、ラウリルアルコール400部(重量部、以下同
様)、無水トリメリット酸393部を仕込み、窒素雰囲
気中で反応温度180℃で約1時間エステル化反応を行
った。ついで、ネオペンチルグリコール206部、トリ
メチロールプロパン74部を添加し、反応温度220℃
で酸価10以下になるまで反応を行い、酸価7、重量平
均分子量20000、水酸基価100のポリエステル樹
脂をえた。
【0065】[金属用印刷インキ製造例]前記でえられ
たポリエステル樹脂を用い、表1に従って、ビヒクルN
o.1〜9を調製した。つぎに各ビヒクルの30部と酸
化チタン50部を常法により練肉分散せしめ、その後硬
化剤としてメチル化メラミン樹脂(サイメル303、三
井東圧化学(株)製)10部、溶剤として、表2を示す
溶剤を10部を添加して塑性粘度100〜200ポイズ
の金属用印刷インキNo.1〜9をえた。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】 [水性オーバープリントワニス用水性樹脂製造例] 製造例1 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート828(ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、エポキシ当量190、分子量380(重量平均分子
量、以下同様)、油化シェルエポキシ(株)製)250
g、エチレングリコールモノブチルエーテル326gを
仕込み、窒素雰囲気中で加熱溶解させた後、60℃でジ
エタノールアミン69.2gを加え、150℃まで加熱
し、2時間反応させた。その後70℃まで冷却し、ジメ
チロールプロピオン酸88.2gを加え、150℃まで
加熱し、3時間反応させた。さらに70℃まで冷却し、
乳酸59.2gを加えた。この混合物を40℃に冷却
し、蒸留水22gを加え、固形分50%(重量%、以下
同様)、アミン価92.0の水性樹脂1をえた。
【0069】製造例2 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート1001(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量475、分子量950、油化シェル
エポキシ(株)製)250g、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル243gを仕込み、窒素雰囲気中で加熱
溶解させた後、60℃でジエタノールアミン54.1g
を加え、150℃まで加熱し、2時間反応させた。その
後70℃まで冷却し、乳酸46.3gを加えた。この混
合物を40℃に冷却し、蒸留水14gを加え、固形分5
0%、アミン価95.1の水性樹脂2をえた。
【0070】製造例3 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート1004(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量925、分子量1600、油化シェ
ルエポキシ(株)製)250g、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル222gを仕込み、窒素雰囲気中で加
熱溶解させた後、60℃でジエタノールアミン28.4
gを加え、150℃まで加熱し、2時間反応させた。そ
の後70℃まで冷却し、乳酸24.3gを加えた。この
混合物を40℃に冷却し、蒸留水32gを加え、固形分
50%、アミン価54.5の水性樹脂3をえた。
【0071】製造例4 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート1007(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量2000、分子量2900、油化シ
ェルエポキシ(株)製)250g、エチレングリコール
モノブチルエーテル210gを仕込み、窒素雰囲気中で
加熱溶解させた後、60℃でジエタノールアミン13.
1gを加え、150℃まで加熱し、2時間反応させた。
その後70℃まで冷却し、乳酸11.3gを加えた。こ
の混合物を40℃に冷却し、蒸留水41gを加え、固形
分50%、アミン価26.7の水性樹脂4をえた。
【0072】製造例5 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート1009(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量2850、分子量3750、油化シ
ェルエポキシ(株)製)250g、エチレングリコール
モノブチルエーテル207gを仕込み、窒素雰囲気中で
加熱溶解させた後、60℃でジエタノールアミン9.2
gを加え、150℃まで加熱し、2時間反応させた。そ
の後44℃まで冷却し、乳酸7.9gを加えた。この混
合物を40℃に冷却し、蒸留水44gを加え、固形分5
0%、アミン価19.0の水性樹脂5をえた。
【0073】製造例6 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート1010(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量4000、分子量5500、油化シ
ェルエポキシ(株)製)250g、エチレングリコール
モノブチルエーテル205gを仕込み、窒素雰囲気中で
加熱溶解させた後、60℃でジエタノールアミン6.6
gを加え、150℃まで加熱し、2時間反応させた。そ
の後70℃まで冷却し、乳酸5.6gを加えた。この混
合物を40℃に冷却し、蒸留水46gを加え、固形分5
0%、アミン価13.7の水性樹脂6をえた。
【0074】製造例7 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート1007(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量2000、分子量2900、油化シ
ェルエポキシ(株)製)250g、エチレングリコール
モノブチルエーテル211gを仕込み、窒素雰囲気中で
加熱溶解させた後、60℃でジエタノールアミン6.6
gを加え、150℃まで加熱し、2時間反応させた。そ
の後70℃まで冷却し、ジメチロールプロピオン酸8.
4gを加え、150℃まで加熱し、3時間反応させた。
さらに70℃まで冷却し、乳酸5.6gを加えた。この
混合物を40℃に冷却し、蒸留水48gを加え、固形分
50%、アミン価13.4の水性樹脂7をえた。
【0075】製造例8 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート828(ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、エポキシ当量190、分子量380、油化シェルエ
ポキシ(株)製)3モルにアジピン酸2モルを反応させ
たエポキシ当量716のエポキシ樹脂250g、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル228gを仕込み、窒
素雰囲気中で加熱溶解させた後、60℃でジエタノール
アミン36.3gを加え、150℃まで加熱し、2時間
反応させた。その後70℃まで冷却し、乳酸31.4g
を加えた。この混合物を40℃に冷却し、蒸留水27g
を加え、固形分50%、アミン価68.3の水性樹脂8
をえた。
【0076】製造例9 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート828(ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、エポキシ当量190、分子量380、油化シェルエ
ポキシ(株)製)250g、エチレングリコールモノブ
チルエーテル192gを仕込み、窒素雰囲気中で加熱溶
解させた後、60℃でジエタノールアミン138.4g
を加え、150℃まで加熱し、2時間反応させた。その
後70℃まで冷却し、乳酸118.4gを加えた。この
混合物を40℃に冷却し、蒸留水78gを加え、固形分
50%、アミン価184.0の水性樹脂9をえた。
【0077】製造例10 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート1009(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量2850、分子量3750、油化シ
ェルエポキシ(株)製)250g、エチレングリコール
モノブチルエーテル209gを仕込み、窒素雰囲気中で
加熱溶解させた後、60℃でジエタノールアミン4.6
gを加え、150℃まで加熱し、2時間反応させた。そ
の後70℃まで冷却し、ジメチロールプロピオン酸5.
9gを加え、150℃まで加熱し、3時間反応させた。
さらに70℃まで冷却し、乳酸4.0gを加えた。この
混合物を40℃に冷却し、アミン価9.5の樹脂10を
えた。この樹脂に、蒸留水48gを加えたが、水溶化不
可能なため、以後の評価は行わなかった。
【0078】製造例11 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート1009(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量2850、分子量3750、油化シ
ェルエポキシ(株)製)2モルにアジピン酸1モルを反
応させたエポキシ当量5773のエポキシ樹脂250
g、エチレングリコールモノブチルエーテル203gを
仕込み、窒素雰囲気中で加熱溶解させた後、60℃でジ
エタノールアミン4.6gを加え、150℃まで加熱
し、2時間反応させた。その後70℃まで冷却し、乳酸
3.9gを加えた。この混合物を40℃に冷却し、アミ
ン価9.7の樹脂11をえた。この樹脂に、蒸留水48
gを加えたが、水溶化不可能なため、以後の評価は行わ
なかった。
【0079】製造例12 撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エピコート1007(ビスフェノールA型エポキシ
樹脂、エポキシ当量2000、分子量2900、油化シ
ェルエポキシ(株)製)250g、エチレングリコール
モノブチルエーテル210gを仕込み、窒素雰囲気中で
加熱溶解させた後、60℃でジエタノールアミン13.
1gを加え、150℃まで加熱し、2時間反応させた。
この混合物を40℃に冷却し、アミン価26.7の樹脂
12をえた。この樹脂に、蒸留水53gを加えたが、水
溶化不可能なため、以後の評価は行わなかった。
【0080】[水性オーバープリントワニス製造例1]
水性樹脂1〜9の120部、イミノ型メチルエーテル化
ベンゾグアナミン樹脂(商品名マイコート106、三井
サイアナミド(株)製)40部、水38部、エチレング
リコールモノブチルエーテル52部を混合し、それぞれ
水性オーバープリントワニス1〜9をえた。
【0081】[水性オーバープリントワニス製造例2]
撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた四つ口フラスコ
に、エチレングリコールモノブチルエーテル200部を
仕込み、75〜85℃に加熱した後、窒素ガスを導入し
ながら、アクリル酸12部、n−ブチルメタクリレート
38部、ブチルアクリレート60部、スチレン60部、
2−ヒドロキシエチルアクリレート30部、および反応
開始剤としてジターシャリーブチルパーオキサイド4部
を混合して、2時間かけて滴下した。さらに同温度に保
ちながら2時間ランダム共重合させ、酸価47、水酸基
価73、ガラス転移温度8℃、分子量7000のアクリ
ル樹脂をえた。この樹脂に当量のアンモニアを溶解させ
た水200部を加え、撹拌混合し、固形分33.3%の
水溶性アクリル樹脂をえた。
【0082】上記水溶性アクリル樹脂300部、メチル
エーテル化ベンゾグアナミン樹脂(商品名サイメル11
23、三井サイアナミド(株)製)66.8部、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル50.2部を混合し、
水性オーバープリントワニス10をえた。
【0083】実験例1〜18 表3に従い、金属用印刷インキを使用し、クロム処理を
施したアルミ2ピース缶にドライオフセット方式で約1
5mg/100cm2 の塗膜量(固形分換算)にて印刷
した。さらに印刷と同時に、インキが乾燥しないウエッ
ト状態で水性オーバープリントワニスをロールコーター
を用いて、固形分換算50mg/100cm2 の塗膜量
にて全面にオーバープリントし、その後温度200℃で
4分間焼付けを行い、塗膜性状、塗膜耐性を評価した。
その結果を表3および表4に示す。
【0084】(試験方法) (1)塗装性(水性オーバープリントワニス適性) 金属用印刷インキの塗膜上に塗布した水性オーバープリ
ントワニスについて、はじき、もぐり込みの有無を目視
で調べ、問題のないものを2、はじき、もぐり込みの傾
向のあるものを1として評価した。
【0085】(2)外観 硬化塗膜について、黄変の有無を目視で調べ、問題のな
いものを3、少し黄変があるものを2、黄変があるもの
を1として評価した。
【0086】(3)硬度 硬化塗膜について、JIS−K5410に従って、鉛筆
硬度を評価した。
【0087】(4)温水中硬度 硬化塗膜を80℃の温水中に侵漬し、湯中でJIS−K
5410に従って、鉛筆硬度を評価した。
【0088】(5)密着性 硬化塗膜について、1cm四方の部分に1mmのマス目
をカッターナイフで100個作り、セロハンテープをそ
の部分に密着させてすばやく剥がし、剥離しなかったも
のを3、1/100〜50/100剥離したものを2、
51/100以上剥離するものを1として評価した。
【0089】(6)衝撃性 デュポン衝撃試験機を使用して、1/2インチの試料台
およびポンチをセットし、硬化塗膜面を上にして、試料
台とポンチの間にはさみ、荷重500gのおもりを20
cmから落下させ、硬化塗膜の変形部分の塗膜の剥離の
有無を、セロハンテープをその部分に密着させて剥が
し、剥離のないものを3、剥離傾向のあるものを2、剥
離するものを1として評価した。
【0090】(7)レトルト試験 硬化塗膜を蒸気暴露中で125℃、1時間処理した後、
上記(2)〜(6)と同等の試験を行った。
【0091】
【表3】
【0092】
【表4】
【0093】実験例1〜15の結果から、水性オーバー
プリントワニスのバインダーとしてエポキシ樹脂にアミ
ン化合物を、アミン価10〜100の範囲で反応せし
め、さらに酸で中和してえられるカチオン型水性樹脂を
用いることによってレトルト処理に対する耐性にすぐれ
た塗膜がえられることがわかる。
【0094】実験例17の結果から明らかなごとく、ア
ミン価が100より大きいと、レトルト処理に対する耐
性はよいが、塗膜に黄変が生じ、外観が劣る。
【0095】実験例18の結果から明らかなごとく、水
性オーバープリントワニスのバインダーとして水性アク
リル樹脂を使用すると、レトルト処理に対する耐性が劣
る。
【0096】また実験例16の結果から明らかなごと
く、金属用印刷インキの溶剤がアルキルベンゼンのばあ
いは、カチオン型水性樹脂をバインダーとする水性オー
バープリントワニスの塗装適性が劣る。
【0097】
【発明の効果】本発明の方法でえられた塗膜は、従来の
塗膜に比べ、飲料缶・食缶のレトルトなどの殺菌処理に
対する優れた耐性および加工性、密着性を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属缶に、金属用印刷インキを印刷後、
    カチオン型水性樹脂を主たる成分とする水性オーバーコ
    ートワニスを塗工し、焼付処理することを特徴とする金
    属缶の印刷方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカチオン型水性樹脂が、
    エポキシ樹脂にアミン化合物を、アミン価10〜100
    となる範囲で反応せしめ、さらに酸で中和してえられる
    カチオン型水性樹脂であることを特徴とする金属缶の印
    刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016083791A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 Dicグラフィックス株式会社 水性インキ組成物および水性ワニス組成物を用いた印刷方法及びその方法によって得られる印刷物
JP2020090575A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 三井化学株式会社 ポリオール樹脂、ポリオール樹脂の製造方法、塗料原料、および、塗料組成物の製造方法

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