JPH0797021A - 土砂等の搬送装置 - Google Patents
土砂等の搬送装置Info
- Publication number
- JPH0797021A JPH0797021A JP24261893A JP24261893A JPH0797021A JP H0797021 A JPH0797021 A JP H0797021A JP 24261893 A JP24261893 A JP 24261893A JP 24261893 A JP24261893 A JP 24261893A JP H0797021 A JPH0797021 A JP H0797021A
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- frame body
- belt conveyor
- belt
- disposed
- vertical
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設備の盛替え、解体撤去を大幅に簡素化し
て、施工の合理化、省力化を図ることができる。 【構成】 ベルトコンベア１をその端部１ａ，１ｂ相互
が上下に重合するように縦列させてなる土砂の搬送装置
において、ベルトコンベア１は台車５上の枠体６に端部
１ａ，１ｂを固定して突き合わせて上下の重合関係を保
つようにした。
て、施工の合理化、省力化を図ることができる。 【構成】 ベルトコンベア１をその端部１ａ，１ｂ相互
が上下に重合するように縦列させてなる土砂の搬送装置
において、ベルトコンベア１は台車５上の枠体６に端部
１ａ，１ｂを固定して突き合わせて上下の重合関係を保
つようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル内などで使用
する土砂等の搬送装置に関するものである。
する土砂等の搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】土砂等の搬送装置としてベルトコンベア
は、輸送が静かに行われることや、トラック等の車両に
よるときは道路が必要であるが、コンベアはこれが入る
だけのスペースですむので輸送経路が小さい断面積です
むことや、輸送中の塵埃公害を出さずにすむこと、人権
費が少なく能率が期待できることなどの利点がある。
は、輸送が静かに行われることや、トラック等の車両に
よるときは道路が必要であるが、コンベアはこれが入る
だけのスペースですむので輸送経路が小さい断面積です
むことや、輸送中の塵埃公害を出さずにすむこと、人権
費が少なく能率が期待できることなどの利点がある。
【０００３】そして、このベルトコンベアは複数台を連
結させることで、長い距離でも輸送が可能となるが、か
かるベルトコンベアの連結は図３に示すようにベルトコ
ンベア１をその端部１ａ，１ｂの相互が上下に重合する
ように縦列させることで行われる。
結させることで、長い距離でも輸送が可能となるが、か
かるベルトコンベアの連結は図３に示すようにベルトコ
ンベア１をその端部１ａ，１ｂの相互が上下に重合する
ように縦列させることで行われる。
【０００４】このベルトコンベア１の上下の重合関係を
維持するには、一方のベルトコンベア１の端を床面上に
配置した台２で支承して上昇するように全体を傾かせ、
これに続けるベルトコンベア１の端は、この台２で支承
された一方のベルトコンベア１の端の下に潜り込むよう
に位置付ける。
維持するには、一方のベルトコンベア１の端を床面上に
配置した台２で支承して上昇するように全体を傾かせ、
これに続けるベルトコンベア１の端は、この台２で支承
された一方のベルトコンベア１の端の下に潜り込むよう
に位置付ける。
【０００５】このようにしてベルトコンベア１では台２
で支承されない低い方の端から台２で支承される高い方
の端へと土砂等が搬送され、さらに端から落下して次の
ベルトコンベア１のベルト上に載り、同様に繰り替えさ
れて運ばれていく。
で支承されない低い方の端から台２で支承される高い方
の端へと土砂等が搬送され、さらに端から落下して次の
ベルトコンベア１のベルト上に載り、同様に繰り替えさ
れて運ばれていく。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところでトンネル工事
では切羽の掘削に伴って作業個所が進行するため、設備
の盛り替えが必要となる。前記ベルトコンベア１の場合
は切羽の進行にともなって逐一ベルトコンベア１を延伸
させ、作業個所の移動に対応していた。なお、台２はこ
れをベルトコンベア１と結合させた場合にはこの台２と
ともにベルトコンベア１を一台ずつ別個に移動させるこ
とになり、ベルトコンベア１と台２が分離したものであ
るときはこれらを別個に移動させることになる。
では切羽の掘削に伴って作業個所が進行するため、設備
の盛り替えが必要となる。前記ベルトコンベア１の場合
は切羽の進行にともなって逐一ベルトコンベア１を延伸
させ、作業個所の移動に対応していた。なお、台２はこ
れをベルトコンベア１と結合させた場合にはこの台２と
ともにベルトコンベア１を一台ずつ別個に移動させるこ
とになり、ベルトコンベア１と台２が分離したものであ
るときはこれらを別個に移動させることになる。
【０００７】また、作業完了後の設備撤去においてもベ
ルトコンベア１を一台ずつ解体した上、坑外へ搬出する
必要があった。
ルトコンベア１を一台ずつ解体した上、坑外へ搬出する
必要があった。
【０００８】このように従来のベルトコンベア１による
搬送装置では、作業個所の移動に伴う設備の盛替え、作
業完了後の設備解体撤去に非常に手間を要していた。
搬送装置では、作業個所の移動に伴う設備の盛替え、作
業完了後の設備解体撤去に非常に手間を要していた。
【０００９】本発明は前記従来例の不都合を解消し、設
備の盛替え、解体撤去を大幅に簡素化して、施工の合理
化、省力化を図ることができる土砂等の搬送装置を提供
することにある。
備の盛替え、解体撤去を大幅に簡素化して、施工の合理
化、省力化を図ることができる土砂等の搬送装置を提供
することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ベルトコンベアをその端部相互が上下に重合
するように縦列させてなる土砂等の搬送装置において、
ベルトコンベアは台車上の枠体に端部を固定して突き合
わせて上下の重合関係を保つようにしたことを要旨とす
るものである。
するため、ベルトコンベアをその端部相互が上下に重合
するように縦列させてなる土砂等の搬送装置において、
ベルトコンベアは台車上の枠体に端部を固定して突き合
わせて上下の重合関係を保つようにしたことを要旨とす
るものである。
【００１１】
【作用】本発明によれば、ベルトコンベアの相互の連結
を台車を介して行うものであり、この台車により相互に
連結したままで作業個所に移動に随行させることができ
る。
を台車を介して行うものであり、この台車により相互に
連結したままで作業個所に移動に随行させることができ
る。
【００１２】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図１は本発明の土砂等の搬送装置の１実施例
を示す要部の斜視図、図２はトンネルでの使用状態を示
す側面図である。
説明する。図１は本発明の土砂等の搬送装置の１実施例
を示す要部の斜視図、図２はトンネルでの使用状態を示
す側面図である。
【００１３】図中３は掘削積込機であるシャフローダ、
４はこれに続くトレーンローダであり、本発明の土砂等
の搬送装置もベルトコンベア１をその端部相互が上下に
重合するように縦列させてなるものである点は前記図３
に示す従来例と同じである。
４はこれに続くトレーンローダであり、本発明の土砂等
の搬送装置もベルトコンベア１をその端部相互が上下に
重合するように縦列させてなるものである点は前記図３
に示す従来例と同じである。
【００１４】このベルトコンベア１は台車５上に立ち上
げたピラミッド形の枠体６に端部１ａを固定する。図中
12はこのベルトコンベア１の枠を前記枠体６に固定する
クランプ金物である。
げたピラミッド形の枠体６に端部１ａを固定する。図中
12はこのベルトコンベア１の枠を前記枠体６に固定する
クランプ金物である。
【００１５】一方のベルトコンベア１を枠体６に固定し
たならば、これに連結するもう一方のベルトコンベア１
の端部１ｂも同じ枠体６で離間させて下方に固定し、こ
れら相互のベルトコンベア１は端部１ａ，１ｂを突き合
わせて上下の重合関係を保つようにした。
たならば、これに連結するもう一方のベルトコンベア１
の端部１ｂも同じ枠体６で離間させて下方に固定し、こ
れら相互のベルトコンベア１は端部１ａ，１ｂを突き合
わせて上下の重合関係を保つようにした。
【００１６】１個のベルトコンベア１について見れば、
片側の端は台車５上の枠体６の上部位置に固定され、他
の片側の端は台車５上の枠体６の下部に固定され、全体
が傾斜するように設置される。
片側の端は台車５上の枠体６の上部位置に固定され、他
の片側の端は台車５上の枠体６の下部に固定され、全体
が傾斜するように設置される。
【００１７】トンネルの一番奥側のベルトコンベア１は
前記トレーンローダ４に連携させるもので、これから台
車５で相互に連結されたベルトコンベア１がトンネルの
長さ方向に縦列に並ぶ。
前記トレーンローダ４に連携させるもので、これから台
車５で相互に連結されたベルトコンベア１がトンネルの
長さ方向に縦列に並ぶ。
【００１８】地上への縦坑には垂直搬送コンベア７を設
置するが、この垂直搬送コンベア７とベルトコンベア１
との連携をなすため、掻き落とし板（トリッパ）８ａを
枠体８ｂの支柱８ｃ間に可動に設けた垂直可動式トリッ
パ装置８を前記垂直搬送コンベア７に近接するベルトコ
ンベア１の途中に配設した。図中９はこの枠体８ｂから
外側に向けて設けた滑り板による排土板である。また、
地上部での垂直搬送コンベア７の上端にはホッパー10を
取り付ける。
置するが、この垂直搬送コンベア７とベルトコンベア１
との連携をなすため、掻き落とし板（トリッパ）８ａを
枠体８ｂの支柱８ｃ間に可動に設けた垂直可動式トリッ
パ装置８を前記垂直搬送コンベア７に近接するベルトコ
ンベア１の途中に配設した。図中９はこの枠体８ｂから
外側に向けて設けた滑り板による排土板である。また、
地上部での垂直搬送コンベア７の上端にはホッパー10を
取り付ける。
【００１９】前記垂直可動式トリッパ装置８は掻き落と
し板８ａがベルトコンベア１のベルトの進行方向に対し
て斜めに配置され、支柱８ｃに沿って下降させてベルト
に極力近づけると、ベルトで運ばれる土砂は掻き落とし
板８ａにぶつかり、排土板９へと落下して、この排土板
９により垂直搬送コンベア７へと移される。
し板８ａがベルトコンベア１のベルトの進行方向に対し
て斜めに配置され、支柱８ｃに沿って下降させてベルト
に極力近づけると、ベルトで運ばれる土砂は掻き落とし
板８ａにぶつかり、排土板９へと落下して、この排土板
９により垂直搬送コンベア７へと移される。
【００２０】このようにしてシャフローダ３で掘削され
た土砂は、トレーンローダ４を介してベルトコンベア１
に積み込まれ、縦列するベルトコンベア１で次々に搬送
され、縦坑のあるところで垂直可動式トリッパ装置８で
垂直搬送コンベア７へと移送され、この垂直搬送コンベ
ア７で上昇して地上に出てホッパー10でダンプトラック
11に積み込まれる。
た土砂は、トレーンローダ４を介してベルトコンベア１
に積み込まれ、縦列するベルトコンベア１で次々に搬送
され、縦坑のあるところで垂直可動式トリッパ装置８で
垂直搬送コンベア７へと移送され、この垂直搬送コンベ
ア７で上昇して地上に出てホッパー10でダンプトラック
11に積み込まれる。
【００２１】そして掘削の進行にともなって切羽が移動
すると、シャフローダ３とトレーンローダ４を切羽側に
移動する。
すると、シャフローダ３とトレーンローダ４を切羽側に
移動する。
【００２２】次いで、台車５で連結したベルトコンベア
１をこの台車５ごと前記トレーンローダ４に続いて移動
する。
１をこの台車５ごと前記トレーンローダ４に続いて移動
する。
【００２３】その後、垂直可動式トリッパ装置８の掻き
落とし板８ａの位置を再度ベルトコンベア１の最適高さ
にセットする。
落とし板８ａの位置を再度ベルトコンベア１の最適高さ
にセットする。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように本発明の土砂等の搬送
装置は、ベルトコンベアをその端部相互が上下に重合す
るように縦列させてなる土砂の搬送装置において、設備
の盛替え、解体撤去を大幅に簡素化して、施工の合理
化、省力化を図ることができるものである。
装置は、ベルトコンベアをその端部相互が上下に重合す
るように縦列させてなる土砂の搬送装置において、設備
の盛替え、解体撤去を大幅に簡素化して、施工の合理
化、省力化を図ることができるものである。
【図１】本発明の土砂等の搬送装置の１実施例を示す要
部の斜視図である。
部の斜視図である。
【図２】本発明の土砂等の搬送装置のトンネルでの使用
状態を示す側面図である。
状態を示す側面図である。
【図３】従来例を示す側面図である。
１…ベルトコンベア １ａ，１ｂ…端部 ２…台 ３…シャフローダ ４…トレーンローダ ５…台車 ６…枠体 ７…垂直搬送コン
ベア ８…垂直可動式トリッパ装置 ８ａ…掻き落とし
板 ８ｂ…枠体 ８ｃ…支柱 ９…排土板 10…ホッパー 11…ダンプトラック 12…クランプ金物
ベア ８…垂直可動式トリッパ装置 ８ａ…掻き落とし
板 ８ｂ…枠体 ８ｃ…支柱 ９…排土板 10…ホッパー 11…ダンプトラック 12…クランプ金物
Claims (1)
- 【請求項１】 ベルトコンベアをその端部相互が上下に
重合するように縦列させてなる土砂等の搬送装置におい
て、ベルトコンベアは台車上の枠体に端部を固定して突
き合わせて上下の重合関係を保つようにしたことを特徴
とする土砂等の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24261893A JP2700755B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 土砂等の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24261893A JP2700755B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 土砂等の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0797021A true JPH0797021A (ja) | 1995-04-11 |
| JP2700755B2 JP2700755B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17091741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24261893A Expired - Lifetime JP2700755B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 土砂等の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2700755B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101006073B1 (ko) * | 2010-08-31 | 2011-01-04 | (주)하이텍산업개발 | 화력발전소의 벨트 트리퍼 장치 |
| CN103896009A (zh) * | 2014-03-07 | 2014-07-02 | 浙江瀚镪自动化设备股份有限公司 | 一种斜坡和水平连体的皮带输送机 |
| CN104310043A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-01-28 | 黄山富田精工制造有限公司 | 一种卫生用品片材的转向装置 |
| JP2016023494A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 大成建設株式会社 | ベルトコンベヤ用排土装置 |
| CN107963437A (zh) * | 2017-11-20 | 2018-04-27 | 重庆庆研机电设备有限公司 | 一种高空传送带系统 |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP24261893A patent/JP2700755B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101006073B1 (ko) * | 2010-08-31 | 2011-01-04 | (주)하이텍산업개발 | 화력발전소의 벨트 트리퍼 장치 |
| CN103896009A (zh) * | 2014-03-07 | 2014-07-02 | 浙江瀚镪自动化设备股份有限公司 | 一种斜坡和水平连体的皮带输送机 |
| CN103896009B (zh) * | 2014-03-07 | 2016-07-06 | 浙江瀚镪自动化设备股份有限公司 | 一种斜坡和水平连体的皮带输送机 |
| JP2016023494A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 大成建設株式会社 | ベルトコンベヤ用排土装置 |
| CN104310043A (zh) * | 2014-10-24 | 2015-01-28 | 黄山富田精工制造有限公司 | 一种卫生用品片材的转向装置 |
| CN107963437A (zh) * | 2017-11-20 | 2018-04-27 | 重庆庆研机电设备有限公司 | 一种高空传送带系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2700755B2 (ja) | 1998-01-21 |
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