JP2000129716A - 山留切梁工法を採る開削工事における掘削土砂の運搬方法及び装置 - Google Patents
山留切梁工法を採る開削工事における掘削土砂の運搬方法及び装置Info
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- JP2000129716A JP2000129716A JP10308693A JP30869398A JP2000129716A JP 2000129716 A JP2000129716 A JP 2000129716A JP 10308693 A JP10308693 A JP 10308693A JP 30869398 A JP30869398 A JP 30869398A JP 2000129716 A JP2000129716 A JP 2000129716A
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Abstract
な空間でも、能率良く、且つ、安全に揚土ポイントまで
掘削土砂を運搬することのできる掘削土砂の運搬方法及
び装置を提供する。 【解決手段】 山留切梁工法を採る開削工事における掘
削土砂の運搬に際して、可撓性部材からなるベルト本体
(2)の両側縁部にワイヤロープ(4)を取付けたフレ
ームレスタイプのコンベヤ(1)を用い、該コンベヤ
(1)を、切梁Hの数スパン毎に、ベルト支持構造物
(5)により切梁に吊り下げ支持し、積込み装置により
前記コンベヤ(1)まで運搬した土砂を該コンベヤ
(1)により積出し場まで水平運搬する。
Description
る開削工事における掘削土砂の運搬方法及び装置に関す
る。
地上部の任意の場所から掘削土砂を揚土できない場合、
揚土ポイントまで掘削土砂を運搬する必要がある。
小型バックホーによるリレーや、小型ブルドーザーでの
押土、クローラーダンプ、ポータブルコンベヤ等による
運搬等、大変面倒で、かつ山留鋼材等との接触による挟
まれ事故の危険性が大きい作業を必要としている。
ベルトコンベヤを用いようとすると、山留鋼材との干渉
が著しく、狭隘な空間での段取り替えが不可能なため、
採用は困難であった。
留切梁工法を採る開削工事において、狭隘な空間でも、
能率良く、且つ、安全に揚土ポイントまで掘削土砂を運
搬することのできる掘削土砂の運搬方法及び装置を提供
することを目的とするものである。
度の増大に伴い容易に段取り替えを行え得る掘削土砂の
運搬方法及び装置を提供することも目的とするものであ
る。
である、可撓性部材からなるベルト本体の両側縁部にワ
イヤロープを取付けたフレームレスタイプのコンベヤ
は、フレームタイプのベルトコンベヤに比べ、自在性が
高いことに着目してなされたもので、該コンベヤを、切
梁の数スパン毎に、ベルト支持構造物により切梁に吊り
下げ支持して、山留切梁工法を採る細長い開削工事にお
ける掘削土砂の運搬を行う。
タイプのコンベヤのベルトを支持するキャリアローラか
らなるものとするのが好適である。
置はフレームタイプのベルトコンベヤとし、該コンベヤ
は、掘削レベルに応じて、フレームレスタイプのコンベ
ヤの積込みホッパーの位置を支点とし旋回するものとす
る。
ルトコンベヤによりフレームレスタイプのコンベヤの積
込みホッパーまで運搬した掘削土砂を、該コンベヤによ
り積出し場まで水平運搬する。その際、フレームレスタ
イプのコンベヤのベルトは、切梁の数スパン毎に、ベル
ト支持構造物により支持されて走行する。
ベルトコンベヤを、掘削レベルに応じて、フレームレス
タイプのコンベヤの積込みホッパーの位置を支点として
旋回し、積込み装置により掘削土砂を積込みホッパーに
運搬する。この積込み装置は掘削場所が順次前進するに
応じ容易に移設できる。
の進行に合せ、腹起こし鋼材、切梁は順次深さ方向に増
設されて行くが、本発明におけるフレームレスタイプコ
ンベヤは、次の段の切梁を架設する直前に現在取付けら
れている切梁から簡便に取り外され、次の段の切梁架設
後、直ちに簡便に次段の切梁に取付けられる。以下、切
梁の架設に応じ順次深いレベルに移設する。
下げ構造が着脱自在に工夫されているだけでなく、切梁
数スパル毎に吊り下げ支持されているだけであり、下段
切梁への移設が簡便に行える。
るフレームレスタイプのコンベヤを示し、該コンベヤ1
は、本出願人の出願に係る特開平9ー40133号公報
に見られるように、金網、布、剛性ゴム等の可撓性部材
から成るベルト本体2の両側縁部に吊り具3を介してワ
イヤロープ4を取付けたものである。
は、適宜の間隔で設置した支柱12に設けた上下ローラ
13、14で挟持され、駆動部(図示せず)であるヘッ
ド部とベルト本体を反転させるテール部(図示せず)間
を走行する。
い開削工事における掘削土砂の運搬に、前記のフレーム
レスタイプのコンベヤ1を使用した例を示し、所定の間
隔を隔てて並行に、連続して打設された山留鋼材Y(そ
の一方のみが示されている)間に、所定の間隔を隔て、
腹起こし鋼材Kを介してH型鋼からなる山留切梁Hが設
けられている。図2に示すように順次下方の切梁H1〜
H4を設置できる。
は、3スパン毎に前記のフレームレスタイプのコンベヤ
1がベルト支持構造物5により吊り下げ支持されてい
て、駆動部であるヘッド部6とベルトを反転させるテー
ル部7間を走行する。
5の中央部に示すように、ベルト本体2が半円弧状を呈
し、ベルト支持構造物5の所では、皿状となっている。
し、切梁Hに着脱自在に取付られる吊り金具8及びその
吊り金具8に設けられた複数のキャリヤローラ9からな
るものであり、図示の例では、3個のキャリヤローラ9
を並列したものがコンベヤ1の走行方向に4列設けられ
ている。
ト2は、キャリヤローラ9により支持され、支持構造物
5、5の中間部における半円弧状から皿状となる。
従来型のフレームタイプのベルトコンベヤ11からな
り、そのコンベヤ11を掘削レベルに応じて、フレーム
レスタイプのコンベヤ1の積込みホッパー10の位置を
支点Sとし旋回し、直交又は傾交する形で配置する。ま
た、掘削場所の前進に応じ、順次移動する。このベルト
コンベヤ11のブームは地盤上のフィダー部等で支持さ
れており、フレームレスコンベヤ1の高さに合せてブー
ム高さを調整するのがよい。なお図8のホッパー10A
は鉛直輸送装置への受入れホッパーを示している。
に、切梁Hの増設するに合わせて、吊り金具8を切梁H
から外し、フレームレスタイプのコンベヤ1を順次深い
レベルに移設する。
である。 (1) 積込ホッパーまでのわずかな土砂移動だけです
み、積出し場までの横方向への土砂移動はフレームレス
タイプのコンベヤで運搬できるため、狭隘な空間での重
機の移動作業が極めて少なくなり、安全性、経済性で有
利である。 (2) 積込ホッパーまでの積込み装置(ベルトコンベ
ヤ)は掘削場所の進展に合わせて簡単に移設できるる。 (3) フレームレスタイプのコンベヤはフレームタイ
プのベルトコンベヤに比べて、切梁に抱かせたベルト支
持部にのみ構造物があり、その他一般部はベルト本体の
みで、自在性が高く、掘削レベルの変更に応じた鉛直方
向の移設が簡便にできる。即ち、3スパン程度毎にベル
ト支持構造物があるだけであり、その構造物の着脱のみ
で移設でこる。 (4) 一般に必要な土砂運搬量に対して、ベルト幅5
00mm程度のフレームレスタイプのコンベヤで運搬可
能である。また、ベルト本体は切梁に吊り下げた形式で
あり、コンベヤの空間占有領域もわずかである。
削土砂の運搬に供されるコンベヤの全体側面図。
削土砂の運搬に供されるコンベヤを掘削レベルの変更に
応じて鉛直方向の移設する態様を示す正面図。
削土砂の運搬に供されるコンベヤの部分側面図。
掘削土砂の運搬に供されるコンベヤの部分平面図。
支持構造物の所をそして中間は図4の中間部をそれぞれ
示している。
Claims (5)
- 【請求項1】 山留切梁工法を採る開削工事における掘
削土砂の運搬方法において、可撓性部材からなるベルト
本体の両側縁部にワイヤロープを取付けたフレームレス
タイプのコンベヤを用い、該コンベヤを、切梁の数スパ
ン毎に、ベルト支持構造物により切梁に吊り下げ支持
し、積込み装置により前記コンベヤの積込みホッパーま
で運搬した土砂を該コンベヤにより揚土積出し場まで水
平運搬することを特徴とする山留切梁工法を採開削工事
における掘削土砂の運搬方法。 - 【請求項2】 積込み装置としてフレームタイプのベル
トコンベヤを用い、該コンベヤを掘削レベルに応じて、
フレームレスタイプのコンベヤの積込み位置を支点とし
旋回し、掘削土砂を積込み位置まで運搬することを特徴
とする請求項1に記載の山留切梁工法を採る開削工事に
おける掘削土砂の運搬方法。 - 【請求項3】 山留切梁工法を採る開削工事における掘
削土砂の運搬装置において、可撓性部材からなるベルト
本体の両側縁部にワイヤロープを取付けたフレームレス
タイプのコンベヤを、切梁の数スパン毎に、ベルト支持
構造物により切梁に吊り下げ支持してなることを特徴と
する山留切梁工法を採る開削工事における掘削土砂の運
搬装置。 - 【請求項4】 ベルト支持構造物は、山留切梁に着脱自
在に取付けられる吊り金具及び該吊り金具に設けられた
キャリヤローラからなるものであることを特徴とする請
求項3に記載の山留切梁工法を採る開削工事における掘
削土砂の運搬装置。 - 【請求項5】 積込み装置は、フレームタイプのベルト
コンベヤであり、該コンベヤは、掘削レベルに応じて、
フレームレスタイプのコンベヤの積込み位置を支点とし
旋回するものであることを特徴とする請求項3及び4に
記載の山留切梁工法を採る開削工事における掘削土砂の
運搬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30869398A JP3969555B2 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 山留切梁工法を採る開削工事における掘削土砂の運搬方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30869398A JP3969555B2 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 山留切梁工法を採る開削工事における掘削土砂の運搬方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000129716A true JP2000129716A (ja) | 2000-05-09 |
JP3969555B2 JP3969555B2 (ja) | 2007-09-05 |
Family
ID=17984155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30869398A Expired - Fee Related JP3969555B2 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 山留切梁工法を採る開削工事における掘削土砂の運搬方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3969555B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106400813A (zh) * | 2016-10-28 | 2017-02-15 | 北京城建勘测设计研究院有限责任公司 | 一种基坑支护系统及其施工方法 |
CN109319522A (zh) * | 2018-08-31 | 2019-02-12 | 中国华冶科工集团有限公司 | 一种基坑土方运输装置 |
CN110485433A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-11-22 | 中铁二十一局集团第四工程有限公司 | 砂卵石地质深基坑桩式连续墙钢锚支护方法 |
-
1998
- 1998-10-29 JP JP30869398A patent/JP3969555B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106400813A (zh) * | 2016-10-28 | 2017-02-15 | 北京城建勘测设计研究院有限责任公司 | 一种基坑支护系统及其施工方法 |
CN109319522A (zh) * | 2018-08-31 | 2019-02-12 | 中国华冶科工集团有限公司 | 一种基坑土方运输装置 |
CN110485433A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-11-22 | 中铁二十一局集团第四工程有限公司 | 砂卵石地质深基坑桩式连续墙钢锚支护方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3969555B2 (ja) | 2007-09-05 |
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