JPH0796903B2 - トランスミッションのシフト制御組立体 - Google Patents
トランスミッションのシフト制御組立体Info
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- JPH0796903B2 JPH0796903B2 JP1113603A JP11360389A JPH0796903B2 JP H0796903 B2 JPH0796903 B2 JP H0796903B2 JP 1113603 A JP1113603 A JP 1113603A JP 11360389 A JP11360389 A JP 11360389A JP H0796903 B2 JPH0796903 B2 JP H0796903B2
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- F16H59/02—Selector apparatus
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60K20/02—Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles of initiating means
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- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はトランスミッションのシフト制御組立体に関
し、特に、手動トランスミッション制御機構に関する。
し、特に、手動トランスミッション制御機構に関する。
［従来の技術及び発明が解決すべき課題］ 運転手による制御部分とトランスミッションの手動弁と
の間の接続を行うためにケーブル部材を使用する（操
向）柱に装着したシフト制御機構においては、大別し
て、２種の基本的な配列がある。一方は同心シフト型配
列であり、他方は直線シフト型配列である。
の間の接続を行うためにケーブル部材を使用する（操
向）柱に装着したシフト制御機構においては、大別し
て、２種の基本的な配列がある。一方は同心シフト型配
列であり、他方は直線シフト型配列である。
同心シフト型配列においては、シフト機構は操向柱の軸
線又は操向柱に実質上平行な軸線のまわりで回転でき
る。同心シフト型配列におけるケーブルは一般に、操向
柱の下端の近傍でアームに接続され、そこからトランス
ミッションに至っている。同心シフト型配列のシフト制
御機構は一般に、シフトボール（鉢）と、長いシフト管
と、装着ブラケットと、装着ブラケット内で回転運動で
きるようにシフト管を支持する支持軸受とを必要とす
る。
線又は操向柱に実質上平行な軸線のまわりで回転でき
る。同心シフト型配列におけるケーブルは一般に、操向
柱の下端の近傍でアームに接続され、そこからトランス
ミッションに至っている。同心シフト型配列のシフト制
御機構は一般に、シフトボール（鉢）と、長いシフト管
と、装着ブラケットと、装着ブラケット内で回転運動で
きるようにシフト管を支持する支持軸受とを必要とす
る。
直線シフト型配列においては、ケーブルは一般に、操向
柱の長手軸線に平行に延び、実質上直線経路内でケーブ
ルを動かすように枢着された部材に接続してある。
柱の長手軸線に平行に延び、実質上直線経路内でケーブ
ルを動かすように枢着された部材に接続してある。
従来の操向柱に装着した直線シフト型配列のシフト制御
機構は、シフトレバーの回転運動をケーブルの直線運動
に変換するため球とカムとからなる構成を使用してい
る。このような構成の一例は米国特許第4,733,573号明
細書に開示されている。この直線シフト型配列のシフト
制御機構の場合は、手動シフトレバーは操向柱の長手軸
線のまわりで回転可能であることに留意されたい。直線
シフト型配列は同心シフト型配列において使用される長
いシフト管を使用しなくて済み、代りに、シフト制御機
構にラッシュ（lash）を導入できるカムドライバ機構を
使用するが、この機構は複雑な組立体を必要とする。
機構は、シフトレバーの回転運動をケーブルの直線運動
に変換するため球とカムとからなる構成を使用してい
る。このような構成の一例は米国特許第4,733,573号明
細書に開示されている。この直線シフト型配列のシフト
制御機構の場合は、手動シフトレバーは操向柱の長手軸
線のまわりで回転可能であることに留意されたい。直線
シフト型配列は同心シフト型配列において使用される長
いシフト管を使用しなくて済み、代りに、シフト制御機
構にラッシュ（lash）を導入できるカムドライバ機構を
使用するが、この機構は複雑な組立体を必要とする。
運転手による制御部分とトランスミッションの手動弁と
の間に、ロッドリンクではなく、ケーブルを使用する必
要がある場合は、直線シフト型配列を使用する方が好ま
しい。一般論として、ケーブル機構は、組立時に、リン
ク機構よりも簡単に調整や整合を行うことができる。可
撓性ケーブル機構は必要ならその利用中にも調整が可能
であり、多くの場合、自動調整ができるように設計して
ある。
の間に、ロッドリンクではなく、ケーブルを使用する必
要がある場合は、直線シフト型配列を使用する方が好ま
しい。一般論として、ケーブル機構は、組立時に、リン
ク機構よりも簡単に調整や整合を行うことができる。可
撓性ケーブル機構は必要ならその利用中にも調整が可能
であり、多くの場合、自動調整ができるように設計して
ある。
［発明の目的］ 本発明の目的は、操向柱の長手軸線に平行でない軸線の
まわりで回転できるように傾斜可能な操向柱上の装着ブ
ラケットに装着されたケーブル駆動アームを有し、更
に、トランスミッションの複数の作動位置を確立するた
めデテントゲートと共働する部分をも有し、ケーブル駆
動アーム上の装着ブラケット内の回り継手に手動レバー
を装着して、この手動レバーを、所望のトランスミッシ
ョン作動状態を選択するため運転手がケーブル駆動アー
ムを動かせるように、デテントを解放すべく回り継手の
１つの軸線のまわりで枢動できかつ回り継手の別の軸線
のまわりで回転できるようにした、トランスミッション
のシフト制御組立体を提供することである。
まわりで回転できるように傾斜可能な操向柱上の装着ブ
ラケットに装着されたケーブル駆動アームを有し、更
に、トランスミッションの複数の作動位置を確立するた
めデテントゲートと共働する部分をも有し、ケーブル駆
動アーム上の装着ブラケット内の回り継手に手動レバー
を装着して、この手動レバーを、所望のトランスミッシ
ョン作動状態を選択するため運転手がケーブル駆動アー
ムを動かせるように、デテントを解放すべく回り継手の
１つの軸線のまわりで枢動できかつ回り継手の別の軸線
のまわりで回転できるようにした、トランスミッション
のシフト制御組立体を提供することである。
本発明の別の目的は、手動レバーが、トランスミッショ
ンの作動制御のためにケーブル駆動アームを位置決めす
べく、操向柱の長手軸線に平行でない軸線のまわりで回
転でき、デテント板が、手動レバーに固定した位置決め
アームに係合してこの位置決めアームと共働することに
より、トランスミッションの作動位置を確立し、手動レ
バーがケーブル駆動アームに関して枢着されていて、位
置決めアームとデテント板のと係合解除を許容し、この
係合解除時に手動レバーがを回転させてケーブルの直線
運動によりトランスミッションの新たな作動状態を選択
することができ、操向柱が回り継手の中心を通る軸線の
まわりで傾斜できるようになった、トランスミッション
のシフト制御組立体を提供することである。
ンの作動制御のためにケーブル駆動アームを位置決めす
べく、操向柱の長手軸線に平行でない軸線のまわりで回
転でき、デテント板が、手動レバーに固定した位置決め
アームに係合してこの位置決めアームと共働することに
より、トランスミッションの作動位置を確立し、手動レ
バーがケーブル駆動アームに関して枢着されていて、位
置決めアームとデテント板のと係合解除を許容し、この
係合解除時に手動レバーがを回転させてケーブルの直線
運動によりトランスミッションの新たな作動状態を選択
することができ、操向柱が回り継手の中心を通る軸線の
まわりで傾斜できるようになった、トランスミッション
のシフト制御組立体を提供することである。
［発明の構成並びに作用効果］ 本発明は、長手軸線（以下に述べる実施例においては、
参照番号12で示す）を有する操向柱（10）に固定した装
着ブラケット（14）と、トランスミッションシフトケー
ブル手段（同実施例においてはケーブル15、ケーブル取
付け部分16、直線的に運動できる部分17等により構成）
と、長手軸線（12）に対して傾斜した回転軸線（64）上
で装着ブラケット（14）に回転可能に装着されていて、
トランスミッションシフトケーブル手段に固定したケー
ブルコネクタ（32）を有するケーブル駆動アーム（30）
と、ドライバ延長部（48）と、このドライバ延長部（4
8）に固定され、運転手が操作する手動レバー（54）
と、を備えたトランスミッションのシフト制御組立体で
あって、ドライバ延長部（48）が、回転軸線（64）に対
して実質的に直角に交わる枢動軸線（45）上でケーブル
駆動アーム（30）にこのドライバ延長部（48）を枢着す
るためのピン（42）と、このピン（42）から延びた位置
決めアーム（46）とを有し、更に、位置決めアーム（4
6）の枢動運動の範囲を制限するため、この位置決めア
ームに衝合して装着ブラケット（14）上に配置されてい
て、トランスミッションにおける複数の作動位置を確立
するためのデテントゲート（20）を有するデテントゲー
ト手段（デテント板18、デテントゲート20、スロット2
2、24等により構成）と、位置決めアーム（46）を該デ
テントゲート（20）内へ押圧するバネ（56）とを備え、
手動レバー（54）の操作により、前記ピン（42）上でド
ライバ延長部（48）を枢動させかつ回転軸線（64）のま
わりで該ドライバ延長部（48）及びケーブル駆動アーム
（30）を回転させて、デテントゲート（20）により確立
された作動位置においてトランスミッションを制御すべ
くトランスミッションシフトケーブル手段を選択的に位
置決めするようにしてあり、ドライバ延長部（48）が回
り継手（44）を有し、ピン（42）が枢動軸線（45）上で
ケーブル駆動アーム（30）に該回り継手（44）を枢着
し、位置決めアーム（46）が該回り継手（44）と共に該
枢動軸線（45）のまわりで枢動し、手動レバー（54）
が、ピン（42）上で回り継手（44）を枢動させるべく、
該回り継手（44）に固定されていることを特徴とするト
ランスミッションのシフト制御組立体を提供する。この
シフト制御組立体では、手動レバーの回転軸線を操向柱
の長手軸線からずらせることにより、よりコンパクトで
簡単な構造のものとすることができる。
参照番号12で示す）を有する操向柱（10）に固定した装
着ブラケット（14）と、トランスミッションシフトケー
ブル手段（同実施例においてはケーブル15、ケーブル取
付け部分16、直線的に運動できる部分17等により構成）
と、長手軸線（12）に対して傾斜した回転軸線（64）上
で装着ブラケット（14）に回転可能に装着されていて、
トランスミッションシフトケーブル手段に固定したケー
ブルコネクタ（32）を有するケーブル駆動アーム（30）
と、ドライバ延長部（48）と、このドライバ延長部（4
8）に固定され、運転手が操作する手動レバー（54）
と、を備えたトランスミッションのシフト制御組立体で
あって、ドライバ延長部（48）が、回転軸線（64）に対
して実質的に直角に交わる枢動軸線（45）上でケーブル
駆動アーム（30）にこのドライバ延長部（48）を枢着す
るためのピン（42）と、このピン（42）から延びた位置
決めアーム（46）とを有し、更に、位置決めアーム（4
6）の枢動運動の範囲を制限するため、この位置決めア
ームに衝合して装着ブラケット（14）上に配置されてい
て、トランスミッションにおける複数の作動位置を確立
するためのデテントゲート（20）を有するデテントゲー
ト手段（デテント板18、デテントゲート20、スロット2
2、24等により構成）と、位置決めアーム（46）を該デ
テントゲート（20）内へ押圧するバネ（56）とを備え、
手動レバー（54）の操作により、前記ピン（42）上でド
ライバ延長部（48）を枢動させかつ回転軸線（64）のま
わりで該ドライバ延長部（48）及びケーブル駆動アーム
（30）を回転させて、デテントゲート（20）により確立
された作動位置においてトランスミッションを制御すべ
くトランスミッションシフトケーブル手段を選択的に位
置決めするようにしてあり、ドライバ延長部（48）が回
り継手（44）を有し、ピン（42）が枢動軸線（45）上で
ケーブル駆動アーム（30）に該回り継手（44）を枢着
し、位置決めアーム（46）が該回り継手（44）と共に該
枢動軸線（45）のまわりで枢動し、手動レバー（54）
が、ピン（42）上で回り継手（44）を枢動させるべく、
該回り継手（44）に固定されていることを特徴とするト
ランスミッションのシフト制御組立体を提供する。この
シフト制御組立体では、手動レバーの回転軸線を操向柱
の長手軸線からずらせることにより、よりコンパクトで
簡単な構造のものとすることができる。
更に、本発明に係るシフト制御組立体では、回転軸線
（64）と枢動軸線（45）との交点を通る傾斜軸線（13）
のまわりで操向柱（10）を傾斜可能にすることにより、
操向柱を傾斜させたときに、手動レバーの位置は変わら
ず、従って、その覆いに設けられる当該手動レバーを通
すための開口を小さなものとすることができ、当該操向
柱の外観を改善することができ、また、傾斜機構の有無
に拘わらず同じ構造の覆いを用いることができる。
（64）と枢動軸線（45）との交点を通る傾斜軸線（13）
のまわりで操向柱（10）を傾斜可能にすることにより、
操向柱を傾斜させたときに、手動レバーの位置は変わら
ず、従って、その覆いに設けられる当該手動レバーを通
すための開口を小さなものとすることができ、当該操向
柱の外観を改善することができ、また、傾斜機構の有無
に拘わらず同じ構造の覆いを用いることができる。
［実施例］ 図面、特に第1-5図を参照すると、操向柱10は長手軸線1
2と傾斜軸線13とを有する。操向柱10は普通のチルト機
構即ち傾斜機構（図示せず）を有する。装着ブラケット
14は操向柱10に固定してあり、装着ブラケットに一体的
に形成するか又は装着ブラケットに固定したケーブル取
付け部分16及びデテント板18が設けてある。トランスミ
ッションのシフトケーブル手段は、トランスミッション
（図示せず）に接続したケーブル15と、ケーブルを配置
する前述のケーブル取付け部分16と、ケーブル取付け部
分に関して直線的に運動できる部分17とで構成されてい
る。デテント板18は、一連の段部22及びスロット24（第
１図）を備えたデテントゲート20を有する。これらの段
部又はスロット22、24は、駐車「Ｐ」、後進「Ｒ」、ニ
ュートラル「Ｎ」、ドライブ「Ｄ」、低速「Ｌ」の如き
トランスミッションの作動状態のための位置決めストッ
プを提供するように設計してある。これらの作動状態を
決める作動位置は第２図に示す。
2と傾斜軸線13とを有する。操向柱10は普通のチルト機
構即ち傾斜機構（図示せず）を有する。装着ブラケット
14は操向柱10に固定してあり、装着ブラケットに一体的
に形成するか又は装着ブラケットに固定したケーブル取
付け部分16及びデテント板18が設けてある。トランスミ
ッションのシフトケーブル手段は、トランスミッション
（図示せず）に接続したケーブル15と、ケーブルを配置
する前述のケーブル取付け部分16と、ケーブル取付け部
分に関して直線的に運動できる部分17とで構成されてい
る。デテント板18は、一連の段部22及びスロット24（第
１図）を備えたデテントゲート20を有する。これらの段
部又はスロット22、24は、駐車「Ｐ」、後進「Ｒ」、ニ
ュートラル「Ｎ」、ドライブ「Ｄ」、低速「Ｌ」の如き
トランスミッションの作動状態のための位置決めストッ
プを提供するように設計してある。これらの作動状態を
決める作動位置は第２図に示す。
装着ブラケット14は開口26を備え、この開口内に本体28
を回転可能に配置し、ケーブル駆動アーム30をこの本体
に固定する。ケーブル駆動アーム30はトランスミッショ
ンシフトケーブル手段の（可動）部分17を接続したケー
ブルコネクタ32を有する。このようなケーブル取付け構
造は既知である。本体28及びケーブル駆動アーム30は軸
受部材34に支持され、係止リング36により開口26内に位
置決めされる。本体28は一対の開口38を備え、これらの
開口内に装着ピン42が固定してある。装着ピン42は枢動
軸線45上でボールジョイント即ち回り継手44を枢動可能
に支持する。回り継手44には位置決めアーム46及びドラ
イバ延長部48が一体的に形成してある。
を回転可能に配置し、ケーブル駆動アーム30をこの本体
に固定する。ケーブル駆動アーム30はトランスミッショ
ンシフトケーブル手段の（可動）部分17を接続したケー
ブルコネクタ32を有する。このようなケーブル取付け構
造は既知である。本体28及びケーブル駆動アーム30は軸
受部材34に支持され、係止リング36により開口26内に位
置決めされる。本体28は一対の開口38を備え、これらの
開口内に装着ピン42が固定してある。装着ピン42は枢動
軸線45上でボールジョイント即ち回り継手44を枢動可能
に支持する。回り継手44には位置決めアーム46及びドラ
イバ延長部48が一体的に形成してある。
位置決めアーム46は本体28に設けたスロット50を貫通
し、その末端部52はデテントゲート20内に位置していて
デテントゲートの段部及びスロット22、24と共働し、ト
ランスミッションの位置決めストップ機構を提供する。
戻りバネ56が位置決めアーム46をデテントゲート20の段
部及びスロット内へ押圧している。戻りバネ56はケーブ
ル駆動アーム30に固定してあり、装着ブラケット14に設
けたスロット58を貫通する。
し、その末端部52はデテントゲート20内に位置していて
デテントゲートの段部及びスロット22、24と共働し、ト
ランスミッションの位置決めストップ機構を提供する。
戻りバネ56が位置決めアーム46をデテントゲート20の段
部及びスロット内へ押圧している。戻りバネ56はケーブ
ル駆動アーム30に固定してあり、装着ブラケット14に設
けたスロット58を貫通する。
手動レバー54をネジ止め具によりドライバ延長部48に取
付ける（第３図）。手動レバー54、従ってこれに接続し
た回り継手44は60（第５図）にて示す角度範囲に亘って
枢動できる。手動レバー54を角度範囲60の一方の限界位
置へ動かしたとき、位置決めアーム46は第５図に一点鎖
線で示す位置46aへ動かされる。この位置において、位
置決めアーム46はデテントゲート20の段部及びスロット
22、24から離れる。ケーブル駆動アーム30は、操作柱10
の長手軸線12に対して平行でない回転軸線64（第１図）
のまわりで手動レバー54を回転させることにより、62
（第２図）にて示す角度範囲に亘って運動できる。
付ける（第３図）。手動レバー54、従ってこれに接続し
た回り継手44は60（第５図）にて示す角度範囲に亘って
枢動できる。手動レバー54を角度範囲60の一方の限界位
置へ動かしたとき、位置決めアーム46は第５図に一点鎖
線で示す位置46aへ動かされる。この位置において、位
置決めアーム46はデテントゲート20の段部及びスロット
22、24から離れる。ケーブル駆動アーム30は、操作柱10
の長手軸線12に対して平行でない回転軸線64（第１図）
のまわりで手動レバー54を回転させることにより、62
（第２図）にて示す角度範囲に亘って運動できる。
装着ピン42により本体28及び駆動アーム30を回り継手44
に固定してあるため、本体28及び装着ピン42も角度範囲
62と同じ角度範囲に亘って回転できる。ケーブル駆動ア
ーム30を回転運動させると、これに接続したケーブルは
実質上直線運動する。
に固定してあるため、本体28及び装着ピン42も角度範囲
62と同じ角度範囲に亘って回転できる。ケーブル駆動ア
ーム30を回転運動させると、これに接続したケーブルは
実質上直線運動する。
運転手が手動レバー54を回転させて所望のトランスミッ
ション作動状態を確立したとき、戻りバネ56は位置決め
アーム46及び手動レバー54を図に示すバネ設定位置へ戻
す。位置決めアーム46はデテントゲート20の段部及びス
ロット22、24の１つに係合し、角度範囲60に亘る手動レ
バー54の枢動がない限り、位置決めアーム46の引続きの
運動が阻止される。
ション作動状態を確立したとき、戻りバネ56は位置決め
アーム46及び手動レバー54を図に示すバネ設定位置へ戻
す。位置決めアーム46はデテントゲート20の段部及びス
ロット22、24の１つに係合し、角度範囲60に亘る手動レ
バー54の枢動がない限り、位置決めアーム46の引続きの
運動が阻止される。
軸線13、45、64は回り継手44の中心を実質上通る。従っ
て、操向柱10を傾斜軸線13のまわりで既知の方法により
傾斜させたとき、手動レバー54の位置は変らない。手動
レバー54は操向柱及び傾斜機構を包囲する覆い（図示せ
ず）を貫通しているので、手動レバーのために必要な開
口寸法は最小で済む。このため、操向柱10の外観が改善
され、傾斜機構の有無に拘らず同じ構造を採用できる。
て、操向柱10を傾斜軸線13のまわりで既知の方法により
傾斜させたとき、手動レバー54の位置は変らない。手動
レバー54は操向柱及び傾斜機構を包囲する覆い（図示せ
ず）を貫通しているので、手動レバーのために必要な開
口寸法は最小で済む。このため、操向柱10の外観が改善
され、傾斜機構の有無に拘らず同じ構造を採用できる。
第１図は本発明の一実施例に係るトランスミッションの
シフト制御機構の平面図、 第２図は第１図の2-2線における横断面図、 第３図は第２図の3-3線における横断面図、 第４図は第１図の4-4線における横断面図、 第５図は第２図の5-5線における横断面図である。 符号の説明 10:操向柱、12:長手軸線 13:傾斜軸線、14:装着ブラケット 15:ケーブル、16:ケーブル取付け部分 17:直線運動部分、18:デテント板 20:デテントゲート 22、24:段部及びスロット 30:ケーブル駆動アーム 32:ケーブルコネクタ、42:ピン 44:回り継手、45:枢動軸線 46:位置決めアーム 48:ドライバ延長部、54:手動レバー 56:バネ、64:回転軸線
シフト制御機構の平面図、 第２図は第１図の2-2線における横断面図、 第３図は第２図の3-3線における横断面図、 第４図は第１図の4-4線における横断面図、 第５図は第２図の5-5線における横断面図である。 符号の説明 10:操向柱、12:長手軸線 13:傾斜軸線、14:装着ブラケット 15:ケーブル、16:ケーブル取付け部分 17:直線運動部分、18:デテント板 20:デテントゲート 22、24:段部及びスロット 30:ケーブル駆動アーム 32:ケーブルコネクタ、42:ピン 44:回り継手、45:枢動軸線 46:位置決めアーム 48:ドライバ延長部、54:手動レバー 56:バネ、64:回転軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック・ポール・アーント アメリカ合衆国ミシガン州48603，サジノ ー，セミノール・レーン 1945 (56)参考文献 実開 昭63−16312（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−425（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】長手軸線12を有する操向柱10に装着したト
ランスミッションのシフト制御組立体であって、前記操
向柱10に固定した装着ブラケット14と、トランスミッシ
ョンシフトケーブル手段15、16、17と、前記長手軸線12
に対して傾斜した回転軸線64上で前記装着ブラケット14
に回転可能に装着されていて、前記トランスミッション
シフトケーブル手段に固定したケーブルコネクタ32を有
するケーブル駆動アーム30と、ドライバ延長部48と、こ
のドライバ延長部48に固定され、運転手が操作する手動
レバー54と、を備えた前記トランスミッションのシフト
制御組立体において、 前記ドライバ延長部48が、前記回転軸線64に対して実質
的に直角に交わる枢動軸線45上で前記ケーブル駆動アー
ム30にこのドライバ延長部48を枢着するためのピン42
と、このピン42から延びた位置決めアーム46とを有し、 前記シフト制御組立体が更に、前記位置決めアーム46の
枢動運動の範囲を制限するため、この位置決めアームに
衝合して前記装着ブラケット14上に配置されていて、ト
ランスミッションにおける複数の作動位置を確立するた
めのデテントゲート20を有するデテントゲート手段18、
20、22、24と、前記位置決めアーム46を該デテントゲー
ト20内へ押圧するバネ56とを備え、前記手動レバー54の
操作により、前記ピン42上で前記ドライバ延長部48を枢
動させかつ前記回転軸線64のまわりで該ドライバ延長部
48及び前記ケーブル駆動アーム30を回転させて、前記デ
テントゲート20により確立された作動位置においてトラ
ンスミッションを制御すべくトランスミッションシフト
ケーブル手段を選択的に位置決めするようにしてあり、 前記ドライバ延長部48が回り継手44を有し、前記ピン42
が前記枢動軸線45上で前記ケーブル駆動アーム30に該回
り継手44を枢着し、前記位置決めアーム46が該回り継手
44と共に該枢動軸線45のまわりで枢動し、前記手動レバ
ー54が、前記ピン42上で前記回り継手44を枢動させるべ
く、該回り継手44に固定されていることを特徴とする、
トランスミッションのシフト制御組立体。 - 【請求項２】前記回転軸線64と前記駆動軸線45との交点
を通る傾斜軸線13のまわりで前記操向柱10を傾斜可能に
した請求項１に記載のトランスミッションのシフト制御
組立体。
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1988
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- 1989-05-03 KR KR1019890005978A patent/KR920004478B1/ko active IP Right Grant
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| JPH0214929A (ja) | 1990-01-18 |
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