JPH0796665B2 - 水性樹脂分散体 - Google Patents

水性樹脂分散体

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JPH0796665B2
JPH0796665B2 JP1158035A JP15803589A JPH0796665B2 JP H0796665 B2 JPH0796665 B2 JP H0796665B2 JP 1158035 A JP1158035 A JP 1158035A JP 15803589 A JP15803589 A JP 15803589A JP H0796665 B2 JPH0796665 B2 JP H0796665B2
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aqueous
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    • C09D4/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16
    • C09D4/06Organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond in combination with a macromolecular compound other than an unsaturated polymer of groups C09D159/00 - C09D187/00
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2351/00Characterised by the use of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水性塗料組成物、特に熱的安定性および塗膜の
外観が優れた水性塗料組成物に関する。
(従来の技術) 水性塗料組成物は大気汚染、火災等の防止および高価か
つ有害な有機溶剤の節約という点において、有用である
と考えられ、種々の研究がなされている。
水性塗料組成物には分散剤が一般に用いられるが、分散
剤として親水性部分と疎水性部分とを有するグラフトポ
リマーを用いるものもある。この種のグラフトポリマー
は分散能は高い。しかし分散される物が熱硬化性である
場合、分子量が低いものが多く、それらの分散系の熱的
安定性が比較的悪い。熱的安定性を上げるために分散さ
れる物のガラス転移温度を上げたり、分子量を上げたり
する方法があるが、分散の均一性あるいは製法上の問題
があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は熱的安定性に優れた水性樹脂分散体および水性
塗料組成物を提供する。
(課題を解決するための手段) 本発明者らはグラフトポリマーの主鎖および側鎖の特性
を特定し、かつ硬化剤とともに加熱することにより、上
記欠点が大きく改善されることを見出す本発明を成すに
至った。
すなわち、本発明はアクリルグラフトポリマーと硬化剤
とを含む水性樹脂分散体において、該アクリルグラフト
ポリマーが分子量5,000〜100,000を有し、しかも主鎖と
分子量1,000〜4,000の側鎖からなりその主鎖または側鎖
のいずれか一方が疎水性で他方が親水性であり、疎水性
部分の溶解度パラメーターが8.0〜11.5、親水性部分の
溶解度パラメーターが10.0〜13.0を有し、両者の溶解度
パラメーターの差の絶対値が1.0以上であり、かつ該ア
クリルグラフトポリマーを水媒体中に配合した場合に濃
度10〜70重量%および粘度50〜10,000cpsの範囲内で50
度(カオリン)以下の積分球濁度を有し、かつ該アクリ
ルグラフトポリマーを前記硬化剤と共に水性媒体中で攪
拌下に硬化温度にまで加熱することを特徴とする水性樹
脂分散体およびそれから得られる水性塗料組成物を提供
する。
本発明に用いるアクリルグラフトポリマーは疎水性部分
と親水性部分を有する。疎水性部分は比較的溶解度パラ
メーター(SP)値が小さく、親水性部分は比較的溶解度
パラメーター(SP)値が高い。この溶解度パラメーター
値の差の絶対値は1.0以上あることが必要である。このS
P値の差が水性分散体を形成した場合に、分散性を向上
させる。本発明においては疎水性部分のSP値が8.0〜11.
5であり、親水性部分のSP値が10.0〜13.0である。本発
明によれば上記親水性部分と疎水性部分はグラフトポリ
マーの主鎖または側鎖の何れであってもよい。すなわち
親水性部分が主鎖であれば、側鎖は疎水性部分であり、
逆に疎水性部分が主鎖であれば親水性部分は側鎖とな
る。
本発明のアクリルグラフトポリマーは当業者に周知の方
法により得られる。例えば酸官能性アクリル重合体にグ
リシジル基含有不飽和単量体を付加して、二重結合を持
つアクリルオリゴマーを合成し、このものとα,β−エ
チレン性不飽和単量体を重合する方法がある。ここで酸
官能性アクリルへの酸基の導入方法は通常(メタ)アク
リル酸を単量体として用いることにより導入される。ま
た、チオグリコール酸等の連鎖移動剤の共存下でラジカ
ル重合を起こす方法、または酸末端の重合開始剤を使用
してアクリル重合体を合成する方法等がある。
共重合体の合成に用いるモノマーは上記酸基含有単量体
以外としては (a)アクリル酸又はメタクリル酸のエステル:例え
ば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸ラウリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタ
クリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、アクリル酸
メトキシブチル、メタクリル酸メトキシブチル、アクリ
ル酸メトキシエチル、メタクリル酸メトキシエチル、ア
クリル酸エトキシブチル、メタクリル酸メトキシブチ
ル;アクリル酸またはメタクリル酸のアルケニルエステ
ル、例えばアリルアクリレート、アリルメタクリレート
等;アクリル酸またはメタクリル酸のC1〜C6のヒドロキ
シアルキルエステル、例えばヒドロキシエチルアクリレ
ート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト等;アクリル酸又はメタクリル酸のモノ−またはジ−
アルキルアミノ、アルキルエステル、例えばジエチルア
ミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルメタク
リレート、メチルアミノエチルアクリレート、メチルア
ミノエチルメタクリレート等;アクリル酸又はメタクリ
ル酸のアルケニルオキシアルキルエステル、例えばアリ
ルオキシエチルアクリレート、アリルオキシメタクリレ
ート等、 (b)アクリル酸又はメタクリル酸のアミド:N−メチロ
ールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ド、N−アルコキシメチロールアクリルアミド又はN−
アルコキシメチロールメタクリルアミド(例えばN−イ
ソブトキシメチロールアクリルアミド、N−イソブトキ
シメチロールメタクリルアミドなど)、 (c)ビニル芳香族化合物:例えば、スチレン、0ε−
メチルスチレン、ビニルトルエン、γ−クロルスチレ
ン、ビニルピリジン、 (d)ポリオレフィン系化合物:例えば、ブタジエン、
イソプレン、クロロプレン、 (e)その他:アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、メチルイソプロペニルケトン、などが挙げられる。
グリシジル単量体の例としてはグリシジルメタクリレー
ト、グリシジルアクリレート等が挙げられる。
このようにして得られた二重結合を持つアクリルオリゴ
マーとα,β−エチレン性不飽和単量体の混合物と共重
合することにより本発明のアクリルグラフトポリマーを
得る。α,β−エチレン性不飽和単量体の例としては上
記共重合に用いられる単量体が用いられる。この単量体
の選択により疎水性部分あるいは親水性部分が形成され
る。
本発明のグラフトポリマーの側鎖は数平均分子量で1,00
0〜4,000、グラフトポリマー全体としては数平均分子量
で5,000〜100,000、好ましくは5,000〜50,000の分子量
を有する。測定方法はスチレン標準でG.P.C(ゲルパー
ミエーションクロマトグラフィー)等、常法で求められ
る。
本明細書中に用いるSP値はK.W.SUH、J.M.CORBETT;Journ
al of Applied Polymer Science、12、2359(−68)の
式; (ml:低SP溶剤、mh:高SP溶剤、δ:溶解度パラメータ
ー、V:濁度における分子容)によって求めることができ
る。
本発明のグラフトポリマーは必要に応じカルボキシル基
の如き酸性基を塩基性物質により少なくとも一部中和す
ることにより水に分散して用いられる。塩基性物質の例
としてはモノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチ
ルアミン、モノエチルアミン、トリエチルアミン、モノ
イソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミン、モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノール
アミン、ジメチルエタノールアミン、モルホリン、メチ
ルモルホリン、ピペラジン、アンモニア、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が挙げられ
る。
本発明によれば、グラフトポリマーの水分散液が濃度10
〜70重量%および粘度50〜10,000cpsの範囲内で50度
(カオリン)以下の積分球濁度を有する。水分球濁度は
JISK 0101−1979としての方法により測定し、「度(カ
オリン)」を単位として表わす。
本発明に用いる硬化剤は樹脂分散体中に存在する樹脂成
分グラフトポリマー、水不溶性樹脂、水性樹脂の少なく
とも1部分と反応性のものである。従って、樹脂分散体
がグラフトポリマーと硬化剤の2成分系であれば、硬化
剤は該グラフトポリマーと反応性のものである。また、
樹脂分散体がグラフトポリマーおよび後述する水不溶性
樹脂と硬化剤との組み合わせである場合、この硬化剤は
水不溶性樹脂と反応性のものを用いてもよい。硬化剤の
具体例としては例えば、いずれかの樹脂成分中にヒドロ
キシル基があればメラミン樹脂またはブロック化イソシ
アネート樹脂が好適であり、アミノ基の場合硬化剤とし
てエポキシ樹脂を用いてもよい。好ましくはメラミン樹
脂であり、より好ましくは分子量5,000以下で−NCH2OH
基をトリアジン核1当量当たり0.4当量有するメラミン
樹脂である。ブロック化イソシアネート樹脂はイソシア
ナト基を有する樹脂をオキシム類、アルコール類、等で
ブロックした分子量5,000以下のものである。エポキシ
樹脂の例としては1分子当たりエポキシ基を少なくとも
1個有し、分子量50,000以下のものである。
本発明の水性分散体は上記硬化剤とグラフトポリマーを
水性媒体中で攪拌下に硬化温度にまで加熱することによ
り得られる。水性媒体は基本的には水を用いるが、他の
媒体(例えば、多価アルコールまたはその誘導体、アミ
ン化合物)を少量配合してもよい。硬化温度は使用する
グラフトポリマーと硬化剤の組み合わせで決定される
が、水性媒体中であるため室温から約100℃の範囲内で
ある。本発明では硬化温度またはそれ以上に加熱するこ
とが必要である。硬化温度より低い温度での混合および
分散、いわゆるホットブレンドは優れた熱的安定性が得
られず、分離沈降がおこり、再分散が難しくなる。硬化
時間は反応速度等により大きく変化し得るが、通常30分
〜24時間である。反応速度が速すぎる場合、高粘度化す
るので若干温度を下げるか、系をより希釈することによ
り調整する。硬化剤の使用量は樹脂/硬化剤の比が95/5
〜50/50である。この硬化反応により硬化がおこり、系
内にゲル化した粒子状物が生成するものと思われる。ゲ
ル化した粒子状物は一般的にはゲル分率として測定する
が、本発明の分散体の場合、測定できない場合もある。
尚、ゲル分率は試料を凍結乾燥したものを約0.5gソクス
レー抽出器に入れ3時間アセトンで抽出した、不溶分の
比率である。通常ゲル分率は90%以下が好適である。
本発明の水性樹脂分散体は水性樹脂あるいは水不溶性樹
脂と組み合わせて水性塗料組成物を形成する。
水性樹脂は通常のいかなるものを用いてもよいが、好ま
しくは上記グラフトポリマーの親水部の溶解度パラメー
ターと差の絶対値が2.0以下の溶解度パラメーターを有
するものである。この値が2.0以上になると塗膜とした
ときに濁りが生じ、高光沢、高い透明性の塗膜が得られ
にくい。この水性樹脂は好ましくは1重量%水溶液の表
面張力が51dyne/cm以下であることと、塗料製造に用い
られる通常の固形分5gの水性ワニスを100mlビーカーに
秤取し、脱イオン水で希釈していき、ビーカー越しに1
号活字が読みなくなるときの水希釈倍率で表わした水ト
レランスが4以上であることが好ましい。水トランスが
4未満の場合には水溶性樹脂を加えたとき組成物の粘度
が増大する傾向を有し、分散安定性が損なわれる。ま
た、表面張力が51dyne/cmを越える場合にも同じく粘度
増加や分散安定性の低下をもたらし、共に望ましくな
い。この目的で用いられる水性樹脂はアルキド系、ポリ
エステル系、アクリル系、ウレタン系、アミノプラスト
系、マレイン化油系など任意のものが用いられる。
水性樹脂/グラフトポリマーの比率は特に限定的ではな
いが、被膜にした場合に透明性または光沢を必要とする
場合にはこの比に留意する必要がある。混合は通常室温
〜95℃でミキサーで混合される。
水不溶性樹脂は公知のいかなるものを用いてもよい。特
に、溶解度パラメーターが上記グラフトポリマーの疎水
性の溶解度パラメーターとの差の絶対値が2.0以下を有
し、酸価20以下を有するものが好ましい。溶解度パラメ
ーターの値の差が2.0以上となる場合には、濁りが生じ
る。ここで水不溶性ポリマーはグラフトポリマーの熱溶
融粘度などに低下させる役目を持ち、数平均分子量で3,
000〜10,000が好適である。このポリマーは酸価20以下
を有し、酸価20を越えると塗料安定性の面で欠点を有す
る。この水不溶性樹脂はグラフトポリマー100重量部に
対し水不溶性樹脂は5〜100重量部、好ましくは5〜50
重量部分散することが好ましい。水不溶性ポリマーが10
0重量部を越えると、分散安定性が悪くなり、塗料中で
の沈降もしくは塗膜の外観不良がおこる。この水不溶性
樹脂を配合するのは上記水性樹脂の場合と同様に行なわ
れる。
得られた夫々の水性塗料組成物はアミノ樹脂を配合し
て、熱硬化性水性塗料組成物としてもよい。アミノ樹脂
としてはアルコキシ化メラミンホルムアルデヒド樹脂
(メラミンとホルムアルデヒドまたはパラホルムアルデ
ヒドとの縮合物のアルコキシ化物であり、例えばメトキ
シ化メチロールメラミン、イソブトキシ化メチロールメ
ラミン、n−ブトキシ化メチロールメラミン)等が挙げ
られ、これらの少なくとも1種を使用し得る。
本発明の水性塗料組成物は必要に応じ、各種溶剤、着色
顔料、染料、体質顔料等を配合してもよい。また、金属
粉末を分散して使用することも可能である。その他、消
泡剤、レベリング剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の塗
料用の添加剤を添加してもよい。
(発明の効果) 本発明の水性樹脂分散体およびそれから得られる塗料組
成物は熱的安定性が高く、塗装作業性も良くなる。本発
明の水性塗料組成物は電着塗料として用いてよい。
(実施例) 本発明を実施例により更に詳細に説明する。本発明はこ
れら実施例に限定されない。
製造例1 グラフトポリマー(1)の調製 攪拌機、温度調節機、冷却管を備えた1の反応容器に
キシレン400重量部を仕込み、攪拌下120℃に昇温した。
スチレン73.6重量部、メタクリル酸メチル151.6重量
部、エチルヘキシルアクリレート100.8重量部、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート74.4重量部、カヤエステ
ルO(化薬ヌーリー社製、重合開始剤)40重量部、メタ
クリル酸17.2重量部を3時間で滴下重合を実施した。そ
の後2時間攪拌を継続した。次にこの樹脂溶液にヒドロ
キノン0.1重量部、グリシジルメタクリレート17.0重量
部を仕込み、140℃で3時間攪拌を続けた。得られた樹
脂は酸価3.0、数平均分子量2500、Sp値10.3で不揮発分5
0%の疎水性のオリゴマーであった。
次に上記反応容器と同様の容器にブチルジグリコール45
重量部を仕込み、攪拌下120℃に昇温した。上記疎水性
オリゴマー溶液400重量部、スチレン31.6重量部、メチ
ルメタクリレート61.2重量部、エチルアクリレート56重
量部、ヒドロキシエチルアクリレート33.1重量部、メタ
クリル酸18.4重量部およびカヤエステルO14重量部の混
合液を3時間で滴下し重合を実施した。その後攪拌を継
続した。次いで減圧蒸留によりキシレンを除去した。得
られたものは数平均分子量8000、酸価33、ヒドロキシル
価76、疎水性部分/親水性部分=50/50、親水性部分のS
p値11.9を有するグラフトポリマーであった。不揮発分
は87%であった。このグラフトポリマーをジメチルエタ
ノールアミンで100%中和して水希釈して、27%不揮発
分に調整したとき粘度が500cpsで濁度3度(カオリン)
の透明な水溶液であった。
製造例2 グラフトポリマー(2)の調製 製造例1と同様にキシレン400重量部を仕込み攪拌下120
℃に昇温した。エチルヘキシルメタクリレート121.6重
量部、ラウリルメタクリレート110.0重量部、t−ブチ
ルメタクリレート94.0重量部、2ヒドロキシエチルメタ
クリレート74.4重量部、メタクリル酸17.2重量部、カヤ
エステルO40重量部を3時間滴下重合させた。2時間攪
拌を継続後、この樹脂溶液にヒドロキノン0.1重量部、
グリシジルメタクリレート17.0重量部を仕込み、140℃
で3時間攪拌を続けた。得られるものは酸価2.5、数平
均分子量2,600、Sp値9.5で不揮発分50%の疎水性オリゴ
マーであった。
次に上記反応容器と同様の容器にブチルジグリコール45
重量部を仕込み、攪拌下120℃に昇温した。上記疎水性
オリゴマー溶液400重量部、スチレン52.6重量部、メチ
ルメタクリレート63.8重量部、エチルヘキシルアクリレ
ート35.0重量部、ヒドロキシエチルアクリレート30.2重
量部、メタクリル酸18.4重量部、カヤエステルO14重量
部の混合液を3時間で滴下し重合させた。2時間攪拌を
継続後、減圧蒸留によりキシレンを除去した。得られた
ポリマーは数平均分子量8,000、酸価30、OH価74、疎水
部/親水部=50/50。親水部のSp値11.4を有した。不揮
発分は86%であった。このグラフトポリマーをトリエチ
ルアミンで100%中和して水希釈して、24%不揮発分に
調整したとき粘度が500cpsで濁度8度(カオリン)の透
明な水溶液であった。
製造例3 グラフトポリマー(3)の製造 製造例1と同様にキシレン400重量部を仕込み攪拌下120
℃に昇温した。エチルヘキシルメタクリレート121.6重
量部、ラウリルメタクリレート110.0重量部、t−ブチ
ルメタクリレート94.0重量部、2ヒドロキシエチルメタ
クリレート74.4重量部、メタクリル酸17.2重量部、カヤ
エステルO40重量部を3時間滴下重合させた。2時間攪
拌を継続後、この樹脂溶液にヒドロキノン0.1重量部、
グリシジルメタクリレート17.0重量部を仕込み、140℃
で3時間攪拌を続けた。得られるものは酸価2.5、数平
均分子量2,600、Sp値9.5で不揮発分50%の疎水性オリゴ
マーであった。
次に上記反応容器と同様の容器にブチルジグリコール45
重量部を仕込み、攪拌下120℃に昇温した。上記疎水性
オリゴマー溶液400重量部、スチレン10.2重量部、メチ
ルメタクリレート38.6重量部、エチルアクリレート82.7
重量部、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート37.1重
量部、ジメチルアミノエチルメタアクリレート31.4重量
部およびカヤエステルO14重量部の混合液を3時間で滴
下し重合を実施した。その後撹拌を継続した。次いで減
圧蒸留によりキシレンを除去した。得られたものは数平
均分子量8,000、ヒドロキシル価74、アミン当量2000、
疎水性部分/親水性部分=50/50、親水性部分のSp値11.
4を有するグラフトポリマーであった。不揮発分は87%
であった。このグラフトポリマーを酢酸で30%中和して
水希釈し、23%不揮発分に調整したとき粘度が500cpsで
濁度3度(カオリン)の透明な水溶液であった。
製造例4 水不溶性ポリマー1の合成 製造例1と同様にキシレン400重量部を仕込み、攪拌下1
20℃に昇温した。スチレン20重量部、ラウリルメタクリ
レート2.6重量部、エチルヘキシルアクリレート58.1重
量部、2−ヒドロキシメタクリレート18.6重量部、メタ
クリル酸0.8重量部およびカヤエステルO10重量部を3時
間で滴下重合させた。減圧蒸留によりキシレンを一部除
去し、得られた樹脂は酸価5.0、Sp値9.5、OH価80の分子
量2,500、不揮発分75%のアクリル樹脂であった。
製造例5 水不溶性ポリマー2の合成 製造例1と同様にキシレン400重量部を仕込み、攪拌下1
20℃に昇温した。スチレン20重量部、メチルメタクリレ
ート35.2重量部、エチルヘキシルメタクリレート25重量
部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート18.6重量部、
メタクリル酸1.23重量部、カヤエステルO5重量部を3時
間で滴下重合した。減圧蒸留によりキシレンを一部除去
し、得られた樹脂は酸価8.0、Sp値10.4、OH価80の分子
量4,000、不揮発分60%のアクリル樹脂であった。
製造例6 水性樹脂の合成 製造例1と同様にジブチルジグリコール35重量部を仕込
み攪拌下120℃に昇温した。スチレン10重量部、メチル
メタクリレート40.6重量部、エチルヘキシルアクリレー
ト21.6重量部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート1
8.6重量部、メタクリル酸9.2重量部、カヤエステルO2.5
重量部を3時間で滴下重合させた。得られた樹脂は酸価
60、Sp値11.5、OH価80の分子量10,000を有するアクルリ
樹脂であった。
この樹脂ワニス135重量部とジメチルエタノールアミン
9.0重量部を混合し、50℃で脱イオン水213重量部を添加
して水溶性ワニスを調製した。
実施例1 製造例1で調製したグラフトポリマー(2)370重量部
を50℃に加温し、メラミン樹脂サイメル732(三井サイ
アナミド(株)製)35重量部を徐々に添加し、10分攪拌
した。その後脱イオン水40重量部添加し、90℃で3時間
加温攪拌を継続し、粒子径80nmの安定な水分散体が得ら
れた。尚、粒径は試料0.1kgを200倍に希釈して、レーザ
ー光散乱によって測定した。
この分散体を50℃で1ケ月保持したが、貯蔵安定性は良
好であった。
実施例2 製造例2で調製したグラフトポリマー(1)370重量部
を50℃に加温し、製造例4で調製した水不溶性ポリマー
(1)133重量部とサイメル732 70重量部の混合液を徐
々に添加し、30分攪拌をした。その後脱イオン水150当
量部添加し、90℃で10時間加温攪拌を継続し、粒子径0.
2μの安定な水分散体(ゲル分率40%)が得られた。
この分散体に実施例1と同様に貯蔵安定性を試験した
が、結果は良好であった。
実施例3 製造例3で調製したグラフトポリマー(3)435重量部
を50℃に加温し、製造例5で調製した水不溶性ポリマー
(2)167重量部とサイメル325(三井サイナミド(株)
製)107重量部およびキャタリスト4040(三井東圧
(株)製)3重量部の混合液を徐々に添加し、30分撹拌
をした。その後脱イオン水240当量部添加し、90℃で6
時間加温攪拌を継続し、粒子径0.2μの安定な水分散体
(ゲル分率50%)が得られた。
この分散体に実施例1と同様に貯蔵安定性を試験した
が、結果は良好であった。
比較例1 製造例1で調製したグラフトポリマー(1)370重量部
を50℃に加温し、サイメル732 35重量部を徐々に添加
し、10分攪拌した。その後脱イオン水40重量部添加し、
粒子径90nmの水分散体が得られた。
この分散体を実施例1と同様に貯蔵安定性をしらべたと
ころ、1日で分離・沈降や粘度の変化がみられた。
比較例2 製造例1で調製したグラフトポリマー(1)370重量部
を50℃に加温し、製造例2で調製した水不溶性ポリマー
(1)133重量部とサイメル732 70重量部の混合液を徐
々に添加し、30分攪拌をした。その後脱イオン水150当
量部添加し、粒子径0.17μの水分散体が得られた。
この分散体を実施例1と同様に貯蔵安定性をしらべたと
ころ、1日で分離・沈降や粘度変化がみられた。
実施例4 実施例2で調製した水分散体100重量部と製造例6で調
製した水溶性ワニス175重量部と、サイメル303(三井サ
イアナミド(株)製)21重量部を攪拌混合し、水分散体
を得た。
この分散体を実施例と同様に貯蔵安定性をしらべたが、
良好であった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリルグラフトポリマーと硬化剤とを含
    む水性樹脂分散体において、該アクリルグラフトポリマ
    ーが分子量5,000〜100,000を有し、しかも主鎖と分子量
    1,000〜4,000の側鎖からなりその主鎖または側鎖のいず
    れか一方が疎水性で他方が親水性であり、疎水性部分の
    溶解度パラメーターが8.0〜11.5、親水性部分の溶解度
    パラメーターが10.0〜13.0を有し、両者の溶解度パラメ
    ーターの差の絶対値が1.0以上であり、かつ該アクリル
    グラフトポリマーを水媒体中に配合した場合に濃度10〜
    70重量%および粘度50〜10,000cpsの範囲内で50度(カ
    オリン)以下の積分球濁度を有し、かつ該アクリルグラ
    フトポリマーを前記硬化剤と共に水性媒体中で撹拌下に
    硬化温度にまで加熱することを特徴とする熱的に安定な
    水性樹脂分散体。
  2. 【請求項2】水不溶性樹脂を硬化剤と共に用いる請求項
    1記載の水性樹脂分散体。
  3. 【請求項3】更に水性樹脂を硬化剤と共に用いる請求項
    1または2記載の水性樹脂分散体。
  4. 【請求項4】請求項1〜3いずれかに記載の水性樹脂分
    散体およびアミノ樹脂を含有する熱硬化性水性塗料組成
    物。
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